ドライブの更新

ドライブを更新するには次のフィールドを完了してから完了をクリックし、このタスクを終了するには取消をクリックします。

装置名

ドライブに対応する装置の名前を入力してください。このパラメーターは必須です。

たとえば、/dev/rmt/c0t3d0BEST を指定します。

エレメント

SCSI ライブラリー内のドライブのエレメント・アドレスを入力します。このフィールドは、操作がライブラリー・マネージャーであるサーバーから実行されるときに SCSI ライブラリー内のドライブの場合だけ有効です。

エレメント・パラメーターでは、次のオプションが使用可能です。

サーバーは、ドライブの物理的なロケーションをドライブの SCSI アドレスに結び付けるためにエレメント・アドレスを必要とします。使用しているライブラリー構成のエレメント・アドレスを知るには、メーカーの情報を調べてください。

装置をオンライン

そのドライブが使用中であっても、ドライブのオンライン状態の値を選択します。このパラメーターはオプションです。

ONLINE=YES または ONLINE=NO と一緒に他の任意指定パラメーターを指定しないでください。これを行うと、ドライブの使用中は、ドライブが更新されなくなり、コマンドが正常に実行されなくなります。

使用可能なオプションは次の通りです。

Yes ドライブを使用できるようにすることを示します。
No ドライブがオンラインにならないことを示します。

ドライブが活動処理またはセッションに関係しているときにこのコマンドを出すことができますが、これは勧められません。 このコマンドにより、ドライブをオフラインにして、保守など他の活動に使用することができます。

ドライブを使用中にオフラインにすると、ドライブはオフラインとマークされます。 ただし、マウントされているボリュームはその現在の処理を完遂します。 このボリュームが指定されたトランザクション用ボリュームの系列の一部だった場合には、ドライブはそれ以上系列のマウントを完了できなくなります。 ほかに使用可能なドライブがなければ、活動処理は正常に実行されないことがあります。

たとえサーバーが停止され、再び立ち上げられても、更新済み状態が保持されます。 サーバーの立ち上げ時にドライブがオフラインにマークされていると、そのドライブは手動でオンラインにする必要があるということを通知する警告が出されます。 ライブラリー内のすべてのドライブがオフラインになるように更新されていると、ライブラリー・マウント・ポイントを必要とする処理は、それの取得を待たずに機能しなくなります。

クリーニング頻度

選択したドライブに設定したいクリーニングの頻度値を入力します。

使用可能な値は次の通りです。

None サーバーが装置クリーニングの必要性を追跡しないことを示します。一部のライブラリーは独自の自動クリーニングを備えています。
Asneeded ドライブのクリーニングが必要であることが示されたときに、クリーナー・カートリッジをチェックインして、ドライブのクリーニングが行なわれることを示します。
Gigabytes 1 〜 9999 の値をギガバイト単位で指定します。これは、ドライブのクリーニングが行なわれる前に処理されるデータの量を示します。ドライブのクリーニングは、クリーナー・カートリッジのチェックインによって行なわれます。ドライブのクリーニングは、ドライブがクリーニングの必要性を示したときにも行なわれます。