Multiple Device Manager 構成タスクの実行 ポートの競合の回避 mdm ディスカバリーの開始

Multiple Device Manager (MDM) ストレージ・ユーザー名とパスワードを設定し、DB2 の構成を特定するには、「IBM Director タスク」ペインで「MDM の構成」を選択します。「MDM の構成」を選択すると、Tivoli Storage Area Network Manager も構成できます。

前提条件

「MDM の構成」ウィンドウを開いた際に Tivoli Storage Area Network Manager 用の構成フィールドを表示するには、ご使用のサーバーに Tivoli Storage Area Network Manager がインストールされている必要があります。

静的装置は MDM ではサポートされません。静的装置 とは、Common Information Model Object Manager (CIMOM) に静的に定義されているものの、実際の装置には接続されていない装置です。

装置当たり 1 つの CIMOM のみがサポートされます。

ステップ

MDM を構成するには、以下のステップを実行します。

  1. 「IBM Director グループ」ペインで、「ストレージ・デバイス」をクリックします。「IBM Director グループ・コンテンツ」ペインに、ストレージ・デバイスがリストされます。
  2. 「タスク」ペインで「Multiple Device Manager」をダブルクリックします。
    注:注: これらのタスクは、IBM Director にログオンした際に管理者レベルの権限を有しているユーザーが使用します。
  3. MDM の構成」アイコンをダブルクリックするか、または「タスク」アイコンを右マウス・ボタンでクリックし、「開く」を左マウス・ボタンでクリックします。「MDM の構成」ウィンドウが開きます。
  4. ユーザー名」フィールドに、MDM のユーザー名を入力します。ユーザー名は、オペレーティング・システムに登録されていて、DirAdmin グループのメンバーでなければなりません。

    このユーザー ID とパスワードは、MDM でディスカバリーおよび管理可能な各装置の ICAT (統合構成支援ツール) にも存在していなければならず、存在しない場合は作成する必要があります。例えば、ESS 用 CIM Agent のスタート・メニュー・フォルダーの「CIMOM ユーザーの構成」を使用し、adduser コマンドでユーザーを追加できます。

  5. パスワード」フィールドに、MDM のパスワードを入力します。

    ユーザー名と パスワードを構成すると、MDM 機能にアクセスできるようになります。

  6. 確認パスワード」フィールドに、もう一度そのパスワードを入力します。
  7. DB2 ポート (DB2 port)」フィールドに、DB2 ポートの情報を入力します。

    DB2 とパスワードを構成すると、MDM から DB2 に接続できるようになります。

    注:注: 「DB2 ホスト」フィールドは読み取り専用です。
    注:注: WebSphere Application サーバー がダウンしている場合は、DB2 の情報を入力または変更できないことがあります。
  8. それぞれのフィールドに、DB2 のユーザー名とパスワードを入力します。
  9. 確認パスワード」フィールドに、もう一度 DB2 のパスワードを入力します。
  10. 「Tivoli Storage Area Network Manager」セクションが表示されている場合は、Tivoli SAN Manager の ホスト名を「TSANM ホスト」フィールドに入力します。
    注:注: WebSphere Application サーバー がダウンしている場合は、Tivoli Storage Area Network Manager の 情報を入力または変更できないことがあります。
  11. それぞれのフィールドに、Tivoli SAN Manager のポートとパスワードを入力します。
  12. 確認パスワード」フィールドに、 もう一度 Tivoli SAN Manager のパスワードを入力します。
  13. OK」をクリックして、構成入力を保管します。このタスクをキャンセルする場合は「キャンセル」をクリックします。この場合、入力した内容は保管されません。
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