以下の手順を使用すれば、Multiple Device Manager (MDM) の Device Manager コンポーネント および IBM Director サーバー や IBM Director コンソール に対する拡張機能を、Linux オペレーティング・システムに インストールできます。 また、次のような追加製品がシステムにまだインストールされていない場合は、以下の手順を使用してこれらもインストールできます。
mkdir /cdrom
mount -o ro /dev/cdrom /cdrom
cd /cdrom/LINUX
インストール・プログラム (インストーラー) では、コンポーネントに対するデフォルトの インストール場所 (/opt/IBM/mdm/dm) が提供されています。インストーラーの参照機能を使用して、 この場所をオーバーライドできます。「次へ」をクリックすると、 インストーラーは、ユーザーが指定した場所で使用可能なスペースを分析します。十分なスペースがない場合は、 インストール処理の次のステップに進むことはできません。
useradd <username>
<username> は、MDM のスーパーユーザーとして選択した名前です。passwd <username>
<username> は、MDM のスーパーユーザーとして選択した名前です。twgstop
<WAS_dest-path>/bin/stopServer.sh server1 -username <username> -password <password>それぞれ次のようになります。
<WAS_dest-path> は、WebSphere Application サーバー V5 がインストールされた宛先パスです。
<username> は、WebSphere Application サーバー 認証ユーザーの名前です。
<password> は、WebSphere Application サーバー 認証ユーザーのパスワードです。
![]() | 注: WebSphere Application サーバー が、Multiple Device Manager のインストールの一部としてインストールされている場合:
|
<HTTPServer_dest-path>/bin/adminctl stop
それぞれ次のようになります。
<HTTPServer_dest-path> は、IBM HTTP Server 1.3.28 がインストールされている宛先パスです。
<HTTPServer_dest-path>/bin/apachectl stop
それぞれ次のようになります。
<HTTPServer_dest-path> は、IBM HTTP Server 1.3.28 がインストールされている宛先パスです。
![]() | 注: インストール処理の間に、変則的な方法で プログラムを中断しないでください (Ctrl+C キー・シーケンスの使用、アプリケーション・ウィンドウのクローズ、 電源のシャットダウンなど)。 アプリケーション・ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックする以外の方法で中断すると、 システムに対して予測不能な影響が発生する可能性があります。 |
MDM をインストールするには、以下のステップを実行します。
./launchpad_linuxこのコマンドを実行すると開始する Multiple Device Manager LaunchPad は、インストール・セットアップ・プログラムを起動する小さなグラフィック・プログラムです。
インストール・プログラムは、15 秒から 30 秒以内に開始します。
![]() | 注: 「LaunchPad」ウィンドウは、インストール・ウィザードの背後で開かれたままであるため、 インストール作業中に製品情報にアクセスすることができます。 「LaunchPad」を閉じる場合は、「終了」をクリックします。 |
Initializing InstallShield Wizard... Preparing Java (tm) Virtual Machine ............................. . ......................................................
条件に合意する場合は、「使用条件の条項に同意します」を選択し、「次へ」をクリックして使用条件を受け入れます。
受け入れない場合は、「使用条件の条項に同意しません」が選択された状態のまま (デフォルト)、「キャンセル」をクリックしてインストールを終了します。
![]() | 注: Multiple Device Manager Director 拡張ファイルは、指定した宛先ディレクトリーの下にはインストールされません。 これらのファイルは、IBM Director のインストール場所の下に自動的にインストールされます。 |
このオプションを選択すると、IBM Director サーバー 4.12 以降がインストールされているシステムに、 以下のすべての製品機能を含むサーバーとコンソールの両方の拡張機能がインストールされます。
このオプションを 選択すると、IBM Director コンソール 4.12 以降がインストールされているシステムに、MDM コンソール拡張機能、および Eclipse を 使用してインプリメントされる Console Help System のみがインストールされます。
![]() | 注: 特定のタイプの製品 (Multiple Device Manager コンソール など) を再インストールする場合は、 このウィンドウはスキップされ、以前と同じタイプの製品が再インストールされます (この例では Multiple Device Manager コンソール )。 |
必要な製品でインストールされていないものがある場合は、 不足している製品が「前提条件の製品のチェック」ウィンドウに 表示されます (ステップ 12 を参照)。
インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックしてください。
「次へ」をクリックしてインストールを続行 するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内 容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
ユーザー名が存在していない場合は、エラー・メッセージが表示されます。存在している場合は、インストーラーはそのユーザー名を diradmin グループ (IBM Director の管理グループ) に追加します。
すべてのフィールドに入力したら、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。 あるいは、「戻る」をクリックすると以前に選択した内容を見直すことができ、「キャンセル」をクリックするとインストール・プログラムを終了することができます。
![]() | 注: このユーザー名とパスワードは、DB2 サーバーに対して割り当てたものとまったく同じです。 |
「次へ」をクリックしてインストールを続行 するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内 容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は論理名です。したがって、デフォルトはシステムのホスト名ですが、実際にはホスト名である必要はありません。
ホスト名は、システムの Domain Name System (DNS) 名または IP アドレスです。
「次へ」をクリックしてインストールを続行するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
それ以外の場合は、「IBM WAS ポート」ウィンドウが開きます 。このウィンドウでは、WebSphere Application サーバー 5.1 が使用するポートが表示されます。表示されたデフォルト・ポートを受け入れることも、すでにシステムで使用しているポートと競合しないようにこれらを変更することもできます。
システムで使用中のポートを確認するには、次のコマンドを入力します。
netstat -a
/etc/services ファイルを確認してください。
「次へ」をクリックしてインストールを続行するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
以前に生成されている、あるいは MDM のインストールの中または後で生成する必要のある、2 つのサーバー・キー・ファイルの完全修飾パスと名前を入力する必要があります。インストール後の処理で使用するので、パスと名前を記録しておきます。
「SSL 構成」ウィンドウでは、次のいずれかのオプションを選択します。
すべてのフィールドを指定したら、「次へ」をクリックしてインストールを続行するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内容を見直すか、または「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
「IBM Multiple Device Manager サーバー」を選択した場合は、「データベースの選択」ウィンドウが開きます 。
「次へ」をクリックしてインストールを続行するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
![]() | 注: データベース名は、Device Manager に対して固有でなければなりません。Device Manager データベースを他のアプリケーションと共用することはできません。 |
すべてのフィールドに入力したら、 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。 あるいは、「戻る」をクリックすると以前に選択した内容を見直すことができ、「キャンセル」をクリックするとインストール・プログラムを終了することができます。
「IBM Multiple Device Manager サーバー」を選択した場合は、「既存データベースの選択」ウィンドウが開きます 。使用可能なデータベースのリストからデータベースを選択する必要があります。
すべてのフィールドに入力したら、 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。 あるいは、「戻る」をクリックすると以前に選択した内容を見直すことができ、「キャンセル」をクリックするとインストール・プログラムを終了することができます。
「インストール」をクリックすると、インストールが開始されます。 あるいは、「戻る」をクリックすると以前に選択した内容を見直すことができ、「キャンセル」をクリックするとインストール・プログラムを終了することができます。
進行状況表示バーにより、データベースの作成状況が示されます。「キャンセル」をクリックするとインストール・ウィザードを終了できます。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ (「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」など) が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、これまでのウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
進行状況表示バーにより、データベース・オブジェクトの作成状況が示されます。 「キャンセル」をクリックするとインストール・ウィザードを終了できます。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ (「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」など) が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、これまでのウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
マシンの構成によりますが、通常、インストールに要する時間は 20 ~ 25 分です。 「キャンセル」をクリックするとインストール・ウィザードを終了できます。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ (「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」など) が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、これまでのウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
マシンの構成によりますが、通常、インストールに要する時間は 5 分以下です。 「キャンセル」をクリックするとインストール・ウィザードを終了できます。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ (「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」など) が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、これまでのウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
xxx/logs/dmlog.txt
それぞれ次のようになります。
xxx は、Multiple Device Manager の Device Manager コンポーネントがインストールされている宛先ディレクトリーです。dmlog.txt ファイルには、インストール・アクションのトレースが記録されています。
「終了」をクリックしてインストール・ウィザードを終了します。
mqm:x:503:mqm,root mqbrkrs:x:504:mqm,root diradmin:x:506:root,<username> dirsuper:x:507:<username><username> は、先に作成した MDM スーパーユーザーです。
twgstart
<WAS_dest-path>/bin/startServer.sh server1
それぞれ次のようになります。
<WAS_dest-path> は、WebSphere Application サーバー がインストールされている宛先パスです。 WebSphere Application サーバー が MDM によってインストールされた場合、デフォルトの宛先パスは次のようになります。
/opt/IBM/mdm/Websphere/AppServer
<httpServer_dest-path>/bin/apachectl start
それぞれ次のようになります。
<httpServer_dest-path> は、IBM HTTP Server がインストールされている宛先パスです。IBM HTTP Server が MDM によってインストールされた場合、デフォルトの宛先パスは次のようになります。
/opt/IBM/mdm/IBMHTTPServer
<httpServer_dest-path>/bin/adminctl start
それぞれ次のようになります。
<httpServer_dest-path> は、IBM HTTP Server がインストールされている宛先パスです。IBM HTTP Server が MDM によってインストールされた場合、デフォルトの宛先パスは次のようになります。
/opt/IBM/mdm/IBMHTTPServer
twgcon
正常にログオンでき、Multiple Device Manager のタスクが表示される場合は、MDM は正しくインストールされています。
『構成』のセクションにある手順を実行して、MDM のインストール後の作業を続行することができます。
「LaunchPad」ウィンドウの「インストール後の作業」をクリックしても、インストール後の作業を確認できます。
前提条件のインストールが完了したので、Performance Manager コンポーネントまたは Replication Manager コンポーネントをインストールできます。
![]() | 重要: Performance Manager と Replication Manager は個別に注文するので、ご使用のメディア・キットにどちらも含まれていない場合があります。ただし、少なくともどちらか一方を、Multiple Device Manager Base Code と共にインストールする必要があります。 |
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