複製セッションの作成
Replication Manager (RM) の
「セッションの作成」ウィザードを使用すると、ソースおよびターゲット・ボリューム、グループ、
およびプール間でのコピー関係の管理を行うセッションを作成することができます。
前提条件
コピー・セッションの作成時に、ボリュームのソース・グループまたはターゲット・プールが表示されない場合は、グループの作成タスクとプールの作成タスクを実行してください。これらのタスクへのリンクは、このトピックの最後にある「関連トピック」セクションにリストされています。
ステップ
複製セッションを定義するには、以下の手順に従ってください。
- 「IBM Director タスク」ペインで、「Multiple Device Manager」をクリックします。
- 「複製の管理」をクリックします。
- 「セッション」をダブルクリックします。「セッション」パネルが開きます。
- 「セッション・アクション」をクリックします。「セッション・アクション」リストが開きます。
- 「作成」をクリックします。
「セッションの作成」ウィザードが開きます。
- 「次へ」をクリックします。
「コピー・タイプとソース・グループの選択」ページが開きます。
- 「コピー・タイプ」をクリックします。「コピー・タイプ」リストが開きます。
- 「コピー・タイプ (Copy type)」リストから次のいずれかのコピー・タイプを選択します。
- 「使用可能なグループ」をクリックします。「使用可能なグループ」テーブルが開きます。
- 「使用可能なグループ」テーブルからボリュームのソース・グループを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
「ターゲット・プールの選択」ページが開きます。
- 「シーケンス」テーブルから、各シーケンスのターゲット・プール・ロケーションを選択します。
 | 注: 「シーケンス」テーブルに表示されるシーケンスの数は、
前のページで選択したコピー・タイプにより異なります。 |
- 「ロケーションの基準」フィールドで、次のようにロケーションを指定します。
- プール ID の明示的なリストを指定することができます。
- ロケーションに対するフィルターを指定して、そのロケーションの属性を持つすべてのプールを選択できます。
フィルターの最初または最後の文字に、ワイルドカードとしてアスタリスク (*) を使用できます。
- 「適用」をクリックし、「ロケーション基準」列の情報を更新します。
- 「シーケンス」をクリックします。「シーケンス」テーブルが開きます。
- 「シーケンス」テーブルでシーケンス (行) を選択します。
例えば、「sequenceA」などを選択します。(シーケンスでは、セッション内にペアとして存在する 2 つのボリュームが定義されます。)次の情報が表示されます。
- 「ロケーション」リストに、
「ロケーションの基準 」フィールドで指定したフィルター (つまり、
プール ID の明示的なリスト) を満たすすべてのロケーションが表示されます。
- 「使用可能なプール」テーブルに、
「ロケーションの基準」フィールドで指定した基準を満たすすべてのプールが表示されます。
- 「ロケーション」リストにロケーションがリストされない場合には、
「使用可能なプール」リストで少なくとも 1 つのプールをターゲットとして選択してください。
- 「次へ」をクリックします。
「セッションの保管」ページが開きます。
- 「名前」フィールドにセッションの名前を入力します。
名前は必須であり、250 文字以下でなければなりません。
- 「記述」フィールドに、セッションに関する記述を入力します。
説明はオプションであり、0 文字から 250 文字を入力することができます。
- 「承認」ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。
- 「自動」 (デフォルト)
- このプールのターゲット・ボリュームを Replication Manager に選択させることを表します。
- 「手動」
- このプールのターゲット・ボリュームをユーザーが選択することを表します。
(このオプションを選択した場合は、「プロパティー」をクリックし、
「プロパティー」ノートブックを使用して、セッションの基準を完成させてください。)
- 自動承認を選択した場合には、これでセッションの基準は完成しました。
「終了」をクリックします。
結果
新規セッションが「セッション」テーブルに表示されます。
関連トピック
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