Windows に対する Performance Manager の手動除去
Performance Manager のアンインストール・プログラムが失敗した場合は、ここで示す手順を使用して除去処理を実行できます。この手順を使用すると、除去するインスタンスの以下のファイルとディレクトリーをクリーンアップできます。
- vpd.properties ファイル
- システム・レジストリー
- インストール・ディレクトリー (C:\Program Files\IBM\mdm\pm など) に残っているファイルとディレクトリー
.
前提条件
 | 重要: この手順は、Performance Manager アンインストール・プログラムを実行した後 で、アンインストール・プログラムが正常に完了しなかった場合にのみ、実行してください。それ以外の状況でこの手順を実行すると、必要なファイルが削除される場合があります。 |
ステップ
Performance Manager のアンインストール・プログラムが失敗した場合、システムをクリーンアップするには以下のステップを実行してください。
- vpd.properties ファイルをクリーンアップします。
- %WINDIR% ディレクトリー (C:\WINNT\vpd.properties など) 内で vpd.properties ファイルを探します。
- この vpd.properties ファイルのバックアップ・コピーを作成します。
- テキスト・エディターを使用して vpd.properties ファイルを編集します。
- ibmmdmpm で始まる行をすべて削除します。
 | 注: 他の製品項目は削除しないように注意してください。たとえば、IBM TotalStorage CIM
Agent for ESS V1R2 製品のキーは、ibmcimagent というストリングで始まります。 |
- 変更内容を保管します。
- テキスト・エディターを閉じます。
- システム・レジストリーをクリーンアップします。
 | 注: regedit.exe エディターを使用してシステム・レジストリーを表示および編集するときは注意してください。
エディターでは編集エラーについて警告されず、レジストリーが壊れると、
Windows オペレーティング・システムを再インストールしなければならない
程度にまでシステムが破壊される場合があります。 |
- Windows リソース・キットの regback.exe プログラムを使用して、レジストリーをバックアップします。このステップは、不慣れなユーザーのための予防措置です。
- コマンド・プロンプト・ウィンドウで「regedit.exe」と入力し、Windows システム・レジストリーを開いて編集します。
- Performance Manager のレジストリー・キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\IBM が存在している場合は削除します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows \CurrentVersion\Uninstall\ibmmdmpm というレジストリー・キーが存在している場合は削除します。
- Windows システム・レジストリーを閉じます。
- 残っているインストール・ファイルとディレクトリーを削除します。
- ファイルまたは製品のインストール・ディレクトリー (C:\Program Files\IBM\mdm\pm など) で残しておきたいものがある場合は、別のディレクトリーにそのバックアップ・コピーを作成します。
- Multiple Device Manager のインストール・ディレクトリー (C:\Program Files\IBM\mdm\pm など) を削除します。
関連トピック
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