Windows からの Multiple Device Manager の除去
以下の手順を実行して、Windows システムから IBM TotalStorage Multiple Device Manager (MDM) を除去することができます。
 | 重要: MDM を除去するには、先に Performance Manager コンポーネントと Replication Manager コンポーネントを除去する必要があります。IBM WebSphere Application サーバー は、MDM を除去した後で手動で除去できます。 |
ステップ
MDM を除去するには、以下のステップを実行します。
- MDM がインストールされているシステムにログオンします。ローカルのシステム管理者であるユーザー名でログオンします。
- IBM Director のサービスが開始している場合は、以下の手順を実行して停止します。
- 「スタート」->「設定」を選択し、「コントロール パネル」アイコンをダブルクリックします。
- 「コントロール パネル」ウィンドウで、「管理ツール」アイコンをダブルクリックします。
- 「管理ツール」ウィンドウで、「サービス」アイコンをダブルクリックします。
- 「サービス」ウィンドウで、以下の各サービスの状況が「停止」と示されているかどうかを確認します。サービスが「停止」になっていない場合は、次のようにしてそのサービスを選択し、停止します。
- 「IBM Director サポート・プログラム」サービスをクリックし、次のいずれかを行います。
- 「操作」メニューで「停止」オプションを選択します。あるいは、
- サービス名を右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから「停止」をクリックします。
- 「IBM Director サーバー」サービスをクリックし、次のいずれかを行います。
- 「操作」メニューで「停止」オプションを選択します。あるいは、
- サービス名を右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから「停止」をクリックします。
- 「WebSphere 埋め込みメッセージングのパブリッシュとサブスクライブ」サービスをクリックし、次のいずれかを行います。
- 「操作」メニューで「停止」オプションを選択します。あるいは、
- サービス名を右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから「停止」をクリックします。
- 「IBM HTTP Administration 1.3.28」サービスをクリックし、次のいずれかを行います。
- 「操作」メニューで「停止」オプションを選択します。あるいは、
- サービス名を右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから「停止」をクリックします。
- 「IBM HTTP Server 1.3.28」をクリックし、次のいずれかを行います。
- 「操作」メニューで「停止」オプションを選択します。あるいは、
- サービス名を右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから「停止」をクリックします。
- 「サービス」ウィンドウを閉じます。
- 「管理ツール」ウィンドウを閉じます。
- IBM WebSphere Application サーバー がシステムに存在している場合は、停止する必要があります。WebSphere Application サーバー のグローバル・セキュリティーが使用不可になっている場合は、「スタート」->「プログラム」->「IBM WebSphere」->「Application Server V5.1」->「サーバーの停止」をクリックします。それ以外の場合は、別のコマンド・プロンプト・ウィンドウから次のコマンドを入力して、WebSphere Application サーバー を停止します。
<WAS_dest-path>/bin/stopServer.bat server1 -username <username>
-password <password>
それぞれ次のようになります。
<WAS_dest-path> は、IBM WebSphere Application サーバー V5.1 がインストールされている宛先パスです。
<username> は、グローバル・セキュリティーが使用可能になっている場合の、Operator 役割または Administrator 役割を持つコンソール・ユーザーの名前です。
<password> は、入力したユーザーのパスワードです。
 | 注: WebSphere Application サーバー が、Multiple Device Manager のインストールの一部としてインストールされている場合:
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- Windows の「プログラムの追加と削除」機能を使用して、MDM を除去します。
- Windows のメニュー・バーから、「スタート」->「設定」->「 コントロール パネル」をクリックします。
- 「プログラムの追加と削除」をダブルクリックします。
- 現在インストールされているプログラムのリストから、「IBM TotalStorage Multiple Device Manager」をクリックします。
- 「削除」をクリックして、製品を除去します。
- 「IBM Multiple Device Manager アンインストーラーへようこそ」ウィンドウが開きます。継続するには「次へ」をクリックし、MDM の除去を中止するには「キャンセル」をクリックします。
- 除去プログラムがチェックを行い、IBM Director または WebSphere のサービスで実行中のものがあるかどうかを検出します。実行中のサービスがある場合は、サービスを手動で停止するよう指示するパネルが開きます。
- 「プレビュー」ウィンドウが開きます。除去プログラムは、MDM のディスク・ロケーションと、除去されるフィーチャーの要約パネルを表示します。継続する場合は「削除」をクリックし、MDM の除去を中止する場合は「キャンセル」をクリックし、前のウィンドウに戻るには「戻る」をクリックします。
- 除去プログラムが、「サービス」ウィンドウまたは「コンピューターの管理」ウィンドウが開いていないかどうかを検出します。開いているウィンドウがある場合は、ウィンドウを手動で閉じるよう要求する注意ウィンドウが開きます。
- 「アンインストール中」ウィンドウが開きます。アンインストール・プログラムが MDM を除去するまで待ちます。
- アンインストーラー・プログラムの「終了」ウィンドウが開きます。このウィンドウは、除去プロセスの結果 (成功または失敗) を示します。
このウィンドウでは、MDM の除去を完了するために再始動が必要かどうかが示されます。「終了」をクリックして、除去プロセスを完了し、ウィザードを終了します。
- 「プログラムの追加と削除」ウィンドウを閉じます。
- 「終了」ウィンドウでシステムを再始動するよう指示された場合は、システムを再始動して、除去プロセスを完了します。
結果
アンインストーラー・プログラムの「終了」ウィンドウが開き、除去プロセスが正常に実行されていた場合には、MDM は Windows システムから除去されています。
後処理要件
WebSphere Application サーバー V5 が MDM インストール・プログラムでインストールされている場合、MDM 除去プログラムはこれを除去しません。WebSphere Application サーバー V5 を除去するには、WebSphere Application サーバー の除去プログラムを使用する必要があります。
Multiple Device Manager の初期インストール後に MDM ディレクトリーに追加された変更済みファイルは、除去プログラムでは除去されません。まだ WebSphere Application サーバー を除去していなくて、それが Multiple Device Manager ディレクトリーにインストールされている場合は、WebSphere Application サーバー を除去するまで、Multiple Device Manager ディレクトリーを除去しないでください。
WebSphere Application サーバー を除去した後、手動で Multiple Device Manager のディレクトリーを除去してください。ディレクトリーを除去する前に、別の場所に保存しておく必要のあるコンテンツがないかどうか、Multiple Device Manager ディレクトリーをチェックしてください。
関連トピック
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