ストレージ・グループの複製 ストレージ・グループ・タスク

「Replication Manager グループ」パネルを使用すると、選択したソース・グループの複製を開始できます。複製を開始すると、「セッションの作成」ウィザードが開くので、複製ターゲットを選択して新しいセッションを作成できます。

前提条件

複製するグループは、あらかじめ作成して保管しておく必要があります。

ステップ

グループを複製するには、以下のステップを実行します。

  1. 「IBM Director タスク」ペインで、「Multiple Device Manager」をクリックします。
  2. 複製の管理」をクリックします。
  3. グループ」をダブルクリックします。「グループ」パネルが開きます。
  4. 「使用可能なグループ」テーブルで、複製するグループを選択します。
  5. 複製」をクリックします。「セッションの作成」ウィザードが開きます。
  6. 次へ」をクリックします。「コピー・タイプとソース・グループの選択」ページが開きます。
  7. コピー・タイプ」リストをクリックします。次のいずれかのコピー・タイプを選択します。
    • 時刻指定コピー
    • 連続同期リモート・コピー
  8. 使用可能なグループ」をクリックします。「使用可能なグループ」テーブルが開きます。
  9. 「使用可能なグループ」テーブルから、ボリュームのソース・グループを選択します。
  10. 次へ」をクリックします。「ターゲット・プールの選択」ページが開きます。
  11. 以下のステップを実行して、「シーケンス」テーブルの各シーケンスごとにターゲット・プールのロケーションを選択します。
    注:注: 「シーケンス」テーブルに表示されるシーケンス (ペアとして存在する 2 つのボリューム) の数は、前のページで選択したコピー・タイプにより異なります。
    1. 「ロケーション基準」列でロケーションを指定します。
      • プール ID の明示的なリストを指定できます。
      • ロケーションに対するフィルターを指定して、そのロケーションの属性を持つすべてのプールを選択できます。フィルターの最初または最後の文字に、ワイルドカードとしてアスタリスク (*) を使用できます。
    2. 適用」をクリックし、「ロケーション基準」列の情報を更新します。
    3. 「シーケンス」テーブルでシーケンス (行) を選択します。次の情報が表示されます。
      • 「ロケーション」ボックスには、「ロケーション基準」列に入力したフィルター (またはプール ID の明示的なリスト) を満たすすべてのロケーションが表示されます。
      • 「使用可能なプール」テーブルには、「ロケーション基準」フィールドのロケーション基準に関連するロケーションに属するすべてのプールが表示されます。
  12. 「ロケーション」ボックスにロケーションがない場合は、「使用可能なプール」リストで少なくとも 1 つのプールをターゲットとして選択します。
  13. 次へ」をクリックします。「セッションの保管」ページが開きます。
  14. 名前」フィールドにセッションの名前を入力します。名前は必須であり、250 文字以下でなければなりません。
  15. 説明」フィールドに、セッションの説明を入力します。説明はオプションであり、0 文字から 250 文字を入力することができます。
  16. 「承認」ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。
    「自動」 (デフォルト)
    プールに対するターゲット・ボリュームを Replication Manager に選択させることを示します。
    「手動」
    このプールのターゲット・ボリュームをユーザーが選択することを表します。(このオプションを選択した場合は、「プロパティー」をクリックし、「プロパティー」ノートブックを使用して、セッションの基準を完成させてください。)
  17. 自動承認を選択した場合には、これでセッションの基準は完成しました。「終了」をクリックします。
結果

新しいセッションが「セッション」テーブルにリストされます。

関連トピック ストレージ・グループ・タスク

(C) Copyright International Business Machines Corporation 2004