Multiple Device Manager ディスカバリー設定のセットアップ mdm 構成タスクの実行 SLP Directory Agent の構成

MDM を効果的に使用するには、「ディスカバリー設定」パネルで、ディスカバリーのインターバルを設定し、Service Location Protocol (SLP) Directory Agent を構成する必要があります。

Multiple Device Manager は、Service Location Protocol (SLP) ディスカバリーを使用します。そのためには、MDM がディスカバーするすべての CIMOM が、Service Location Protocol (SLP) を使用して登録されている必要があります。

SLP では、その SLP が属する IP サブネット内に登録されている CIMOM のみをディスカバリーすることができます。IP サブネット外の CIMOM については、SLP DA を使用し、slptool コマンドで CIMOM を登録する必要があります。CIM_InteropSchemaNamespace 属性と Namespace 属性を 必ず指定してください。

ステップ

ディスカバリーの設定を行うには、以下のステップを実行します。

  1. IBM Director のメニュー・バーの「オプション」をクリックします。
  2. ディスカバリー設定」をクリックします。

    ディスカバリー 設定」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、以下の MDM ディスカバリーの設定を 行うことができます。

    • SLP Directory Agent の構成
    • ディスカバリー・インターバル
  3. MDM SLP の構成」タブを選択します。
  4. SLP Directory Agent のホスト」 フィールドに、SLP サービスを実行するワークステーションのホスト名または IP アドレスのいずれかを 入力します。例えば、hostname または xxx.xxx.xxx.xxx と入力します。
  5. 追加」ボタンをクリックします。
    注:注: Directory Agent を 追加した後で、新たにホスト情報を入力して「追加」 ボタンをクリックすることによって、SLP Directory Agent をさらに追加することができます。
  6. 「ディスカバリー・インターバル」のフィールドでディスカバリーのインターバルを設定するには、以下の手順を実行します。
    1. 「自動ディスカバリーのインターバル」フィールドで、 自動ディスカバリーのインターバルの時間数を選択します。

      このフィールドでは、MDM でサポートしている ストレージ・デバイスの、自動ディスカバリーのインターバルを設定します。

    2. 存在を検査するインターバル」フィールドで、 存在を検査するインターバルの分数を選択します。(デフォルトは 15 分です。)

      このフィールドでは、MDM が管理対象オブジェクトの作動可能性をチェックする頻度を 設定します。

  7. OK」をクリックして、変更内容をコミットします。
関連トピック mdm 構成タスクの実行 SLP Directory Agent の構成

(C) Copyright International Business Machines Corporation 2004