Device Manager MDM のインフラストラクチャーと環境 mdm のアソシエーション

Device Manager には、Multiple Device Manager (MDM) の コンポーネントとしての役割、および IBM Director のインフラストラクチャーの一部としての役割という、二重の役割があります。Device Manager を使用することにより、単一装置構成、複数装置構成、および装置間構成の機能にアクセスできます。

Device Manager を使用して以下のタスクを実行できます。

Device Manager は次の主要機能を備えています。

SMI-S に基づくストレージ・サブシステムのディスカバリー

Device Manager は、Service Location Protocol (SLP) を使用して、SAN 上に存在するサポート可能な SMI-S ベースのストレージ・サブシステムをディスカバーします。Device Manager は、ディスカバーした装置を表すために、管理対象オブジェクト (MO) を作成します。IBM Director Console の「グループ・コンテンツ」ペインでは、管理対象オブジェクトは個別のアイコンとして表示されます。「グループ」ペインには、ディスカバーされたすべてのストレージ・デバイスを含むグループと、

インベントリーの収集

ディスカバーされたストレージ・デバイスの管理対象オブジェクトに関する追加情報は、IBM Director のインベントリー・データベースに保管されます。このインベントリー情報は、それぞれのストレージ・デバイスの管理対象オブジェクトごとに保持されます。

ヘルス・モニター

ストレージ・システムの管理対象オブジェクトに対して、ヘルス・モニター機能が提供されています。ヘルス・モニターは、該当する管理対象オブジェクト内でディスカバーされたストレージ・デバイスの、ハードウェア状況の変化を記録します。

アソシエーション機能

Device Manager は、ストレージ・デバイスを表す管理対象オブジェクト間のアソシエーション機能を提供しています。この機能により、相互接続関係を参照できます。

イベント管理

構成データベースには、RAID アレイ、構成されている論理装置番号 (LUN)、LUN マスキング、マッピング・データなど、サポートされるストレージ・デバイスについての、関連するすべての構成情報が保管されます。

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