lsvol mkgrp

ボリュームの情報と状況を表示するには、lsvol コマンドを使用します。この情報は、グループとプールに使用可能ななボリュームを選択したり、中断状態やエラー状態のボリュームを判別するのに役に立ちます。同じボリュームは、複数のグループあっても構いませんが、複数のプールにあってはなりません。

ESS の論理装置番号 (LUN) や仮想論理装置番号を作成するには、ICAT インターフェースを使用する必要があります。

構文

構文図を読む構文図をスキップする>>-repcli-- --lsvol-- --+----+-- --+-------------------+-- ----->
                        +--s-+     '--devtype----ess---'
                        '--l-'

>--+--------------+-- --+------------------------+-------------><
   '--dev--dev_id-'     '-volume_id--+---------+-'
                                     +-[. . .]-+
                                     '---------'

パラメーター

-s
ボリュームのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
-l
lsvol コマンドで有効なすべての出力を表示するオプショナル・パラメーターです。
-devtype ess
装置タイプによるフィルター操作を可能にするオプショナル・パラメーターです。Enterprise Storage Server (ESS) の場合は ess を指定し、。
-dev dev_ id
ニックネーム、またはモデルとシリアル番号と製造メーカーを表示するオプショナル・パラメーターです。
volume_id [...] | -
ボリュームのボリューム ID を指定します。このボリュームに関するボリューム・データがリストされます。同じボリュームが複数のグループに存在することはできますが、複数のプールに存在することはできません。 このパラメーターへの入力として入力ストリーム (STDIN) を使うように指定するには、代わりにダッシュ (-) を使用します。

説明

lsvol コマンドを使用して、グループやプールに使用可能なボリュームの選択、および中断状態またはエラー状態にあるボリュームの判別に役立つ、ボリューム情報と状況を表示することができます。

戻り値

ボリュームごとに、以下の情報がリストされます。

列ラベル 詳細
ID ボリューム ID
Dev ニックネームまたは model-serial-manufacturer です。
Dev Type ESS です。
LSS/IO Group ESS 装置タイプの場合は LSS ID が表示され、。
Vol Type CKD または FB です。
Size ボリュームのサイズです。
Unit 容量を指定する単位です。
Status ボリュームの状況です。

起こりうる障害

呼び出し例:

repcli lsvol -l -devtype ess

結果出力:

ID                       Dev       Dev Type  LSS/Node Pair  Vol Type   Size   Unit
================================================================================
ESS:2105.65312:VOL:202A 2105.65312 ESS       202A            FB        20000  GB

Volume Name
Device type
LSS
Location
Format-FB or CKD
Size
Timestamp

関連トピック

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