パフォーマンスしきい値の使用可能化 パフォーマンスしきい値 パフォーマンスしきい値の使用不可化

このタスクは、ストレージ・デバイスのパフォーマンスしきい値のプロパティーを使用可能にする場合に実行します。

コンテキスト

選択した装置の「パフォーマンスしきい値」要約パネルで、次のしきい値を使用可能にできます。

注:注: ここにリストしたしきい値の中には、選択した装置で表示されないものもあります。 しきい値は、装置によって異なります。
ディスク使用状況
ビジー状態の時間の割合 (%)
順次 I/O の割合 (%)
順次 I/O の割合 (%)
不揮発性ストレージ
フル状態の時間の割合 (%)
平均キャッシュ保持時間 ESS (秒単位で測定) 状況 : 使用可能
秒単位で測定
I/O 速度
I/O 要求の総数
VDisk I/O 速度
それぞれの I/O グループごとの仮想ディスク I/O の総数
VDisk バイト/秒
それぞれの I/O グループごとの仮想ディスクのバイト/秒
MDisk I/O 速度
それぞれの管理対象ディスク・グループごとの、管理対象ディスク I/O の総数
MDisk バイト/秒
それぞれの管理対象ディスク・グループ別
データ・トランザクション数 (1 秒当たり)
サーバー・レベルの総データ・トランザクション速度
更新用データ・トランザクション数 (1 秒当たり)
システム・オブジェクトに対する更新のためのサーバー・レベルの総データ・トランザクション速度
ステップ

使用不可にされているしきい値を使用可能にするには、以下のステップを実行します (デフォルトは使用可能)。

  1. 「IBM Director タスク」ペインで、「Multiple Device Manager」をクリックします。Multiple Device Manager (MDM) タスクが表示されます。
    注:注: 「パフォーマンスしきい値」要約パネルは、IBM Director Scheduler にアクセスするか、「IBM Director タスク」ペインでパフォーマンス・データ収集タスクを選択することによっても表示できます。
  2. パフォーマンスの管理」をクリックします。パフォーマンス管理タスクが表示されます。
  3. IBM Director の「タスク」ペインから「グループ・コンテンツ」ペインに、「しきい値」アイコンをドラッグします。
  4. 「グループ・コンテンツ」ペインのストレージ・デバイスにアイコンをドロップします。「しきい値」パネルが開きます。

    「しきい値」要約パネルに、選択したストレージ・デバイスで使用可能なしきい値、しきい値の状況、しきい値に設定された値、警報、およびフィルターの情報がリストされます。それぞれの装置には、各しきい値ごとに 1 行ずつ、複数の行の項目があります。

  5. 「しきい値」テーブルで、使用不可のしきい値の中から使用可能にするものを選択します。
  6. 使用可能化」をクリックします。
    注:注: 一部の装置では、フィルターがしきい値に関連付けられています。 このようなケースでは、「このしきい値はフィルターと関連付けられています。フィルターを使用可能にしますか? (This threshold is associated with a filter. Do you want to enable the filter?)」のようなメッセージが表示されます。 「フィルターの使用可能化」をクリックするか、 「フィルターを使用可能にしない」をクリックします。 「フィルターの使用可能化」を選択した場合、しきい値とともにフィルターが使用可能になります。
  7. 使用可能にするしきい値ごとに、この手順を繰り返します。
結果

これで、選択したしきい値が使用可能になります。

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