Linux からの Performance Manager の除去 Linux に対する Performance Manager の手動除去 Linux からの Replication Manager の除去

以下の手順を実行すると、Linux システムから Performance Manager コンポーネントを除去できます。

前提条件
重要: 重要: Multiple Device Manager (MDM) を除去するには、先に Performance Manager コンポーネントを除去する必要があります。
ステップ

Performance Manager を除去するには、以下のステップを実行します。

  1. Performance Manager がインストールされているシステムに root としてログオンします。
  2. システムに以下の製品が存在する場合は、それを停止する必要があります。
    • IBM Director サーバー および IBM Director コンソール
    • IBM WebSphere Application サーバー
    • IBM HTTP Admin
    • IBM HTTP Server
    以下のように、適切な停止コマンドを入力します。
    1. IBM Director サーバー を停止するには、別のコマンド・ウィンドウで次のコマンドを入力します。
      twgstop
    2. IBM WebSphere Application サーバー バージョン 5 - server1 を停止するには、別のコマンド・ウィンドウで次のコマンドを入力します。
      <WAS_dest-path>/bin/stopServer.sh server1 -username 
        <username> -password <password>
      それぞれ次のようになります。

      <WAS_dest-path> は、IBM WebSphere Application サーバー バージョン 5 がインストールされている宛先パスです。

      <username> は、WebSphere Application サーバー 認証ユーザーの名前です。

      <password> は、WebSphere Application サーバー 認証ユーザーのパスワードです。

      注:注: WebSphere Application サーバー が、Multiple Device Manager のインストールの一部としてインストールされている場合:
      • Multiple Device Manager のスーパーユーザー ID あるいは Operator 役割または Administrator 役割を持つコンソール・ユーザーを使用して、WebSphere Application サーバー を停止できます。
      • <WAS_dest-path> は、<dest-path>/WebSphere/AppServer です。

        <dest-path> は、Multiple Device Manager のインストール場所です。

    3. IBM HTTP Administration 1.3.28 を停止するには、別のコマンド・ウィンドウで次のコマンドを入力します。
      <HTTPServer_dest-path>/bin/adminctl stop
      それぞれ次のようになります。

      <HTTPServer_dest-path> は、IBM HTTP Server 1.3.28 がインストールされている宛先パスです。

    4. IBM HTTP Server 1.3.28 を停止するには、別のコマンド・ウィンドウで次のコマンドを入力します。
      <HTTPServer_dest-path>/bin/apachectl stop
      それぞれ次のようになります。

      <HTTPServer_dest-path> は、IBM HTTP Server 1.3.28 がインストールされている宛先パスです。

  3. Performance Manager がインストールされているパスの _uninst サブディレクトリーからアンインストール・プログラム (uninstall) を実行するには、次のコマンドを入力します。
    <dest-path>/_uninst/uninstall
    それぞれ次のようになります。

    <dest-path> は、Performance Manager がインストールされているパスです。

    何らかの理由で、インストール時にアンインストール・プログラムが作成されていない場合は、次のコマンドを実行します。

    <dm_dest-path>/_jvm/jre/bin/java -jar <dest-path>/
      _uninst/uninstall.jar

    それぞれ次のようになります。

    <dm_dest-path> は、MDM がインストールされているパスです。

    <dest-path> は、Performance Manager がインストールされているパスです。

  4. 「Performance Manager アンインストーラーへようこそ」ウィンドウが開きます。継続するには「次へ」をクリックし、Performance Manager の除去を中止するには「キャンセル」をクリックします。
  5. Performance Manager のアンインストール・プログラムがチェックを行い、IBM Director サーバー (サーバーの場合のみ) または Console、WebSphere (サーバーの場合のみ)、または IBM HTTP のプロセスで実行中のものがあるかどうかを検出します。実行中のサービスがある場合は、サービスを手動で停止するよう注意するパネルが開きます。
  6. 「プレビュー」ウィンドウが開きます。アンインストール・プログラムでは、Performance Manager サーバー、コンソール、およびアンインストールされる機能のディスク・ロケーションの要約パネルが表示されます。継続するには「除去」をクリックし、Performance Manager サーバーおよびコンソールの除去を中止するには「キャンセル」をクリックします。あるいは、直前のウィンドウに戻るには「戻る」をクリックします。
  7. 「アンインストール中」ウィンドウが開きます。プログラムが Performance Manager サーバー お よび Performance Manager コンソール を除去するのを待ちます。
  8. アンインストール・プログラムの「終了」ウィンドウが開きます。このウィンドウは、除去プロセスの結果 (成功または失敗) を示します。 「終了」をクリックして、除去プロセスを完了し、ウィザードを終了します。
結果

アンインストール・プログラムの「終了」ウィンドウが開き、除去プロセスの結果が正常である場合には、Performance Manager サーバー および Console が Linux システムから除去されています。

不明の理由で除去処理が失敗した場合、Performance Manager のアンインストールで残っているものをシステムから除去する方法については、Linux に対する Performance Manager の手動除去を参照してください。

後処理要件

Performance Manager サーバー および Client の初期インストール後に Performance Manager ディレクトリーに追加されて変更されたファイルは、アンインストール・プログラムでは除去されません。別の場所に保存しておく必要のあるコンテンツがないかどうか、Performance Manager ディレクトリーをチェックしてください。その後、Performance Manager のディレクトリーを手動で除去します。

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