パフォーマンス・データ収集タスクを作成したなら、スケジュールに入れて、直ちに実行したり、後で指定日時に実行したりすることができます。IBM Director は、タスクを実行する日時をユーザーが設定するためのスケジューラー・インターフェースを備えています。
ユーザーは、各パフォーマンス・データ収集タスクに固有の名前を割り当てます。この固有の名前は、タスクの保管時にスケジューラーにリストされます。タスクは、似たタイプの装置群と関連付けられます。タスクには、そのタスクに関連付けられている各装置におけるパフォーマンス・データのサンプリング頻度とサンプリング期間が設定されます。
スケジュールに入れられたパフォーマンス・データ収集タスクは、ジョブと呼ばれます。ジョブ は、実行されるタスク (サンプリング頻度や期間など) と、そのジョブが実行される指定日時で構成されます。ジョブには、ジョブを実行するターゲット・システムまたは装置も含まれます。ジョブは、毎週土曜日の午前 2 時 (Every Saturday at 2:00 am) や毎月 15 日 (Every month on the 15th) のように、所定の間隔で自動的に反復するようスケジュールできます。また、今後 6 週間、毎週土曜日の午前 2 時 (Every Saturday at 2:00 a.m. for the next 6 weeks) のように、特定の回数だけ反復するよう定義することもできます。スケジュールを割り当てずに、好きなときに手動でジョブを実行することもできます。
IBM Director は、スケジューラーに指定された日時にパフォーマンス・データ収集タスクをアクティブにします。
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