Windows への Performance Manager のインストール Microsoft Windows オペレーティング・システムでのインストール Windows への Replication Manager のインストール

以下の手順を実行すると、Performance Manager をインストールできます。

前提条件
  1. ローカル管理者としてシステムにログオンします。
  2. そのユーザー名が必要なユーザー権限を備えていることを確認します。

    Performance Manager のインストールは、Performance Manager をインストールしようとするシステムに ローカル管理者としてログオンしたユーザー名 (例えば、Administrator ユーザー) が行う必要があります。 インストールを正常に完了するためには、そのユーザー名が、ユーザー権限 と 呼ばれる、以下のシステム特権を備えている必要があります。

    • オペレーティング・システムの一部として機能
    • トークン・オブジェクトの作成
    • 割り当て量の増加
    • プロセス・レベル・トークンの置き換え
    • プログラムのデバッグ
    注:注: インストール・プログラムは、ユーザーの特権を検査し、 ステップ 13 でそれらの特権を設定するようユーザーに要求します。

    これらのユーザー権限は、ローカル・セキュリティー・ポリシーによって管理されており、 最初から管理者にデフォルトとして設定されているわけではありません。 これらは、ローカル管理者としてログオンしたときに有効になっていない場合もあります。 Performance Manager のインストール・プログラムは、 ログオンしたユーザー名について必要なユーザー権限を検出できなかった場合、 オプションとしてそれらのユーザー権限を設定することができます。 プログラムは、ローカル・セキュリティー・ポリシー設定を設定して、これらのユーザー権限を割り当てることができます。

    別の方法として、インストールを実行する前にユーザー権限を手動で設定することもできます。 これらの特権を手動で設定するには、以下のステップに従ってください。

    1. スタート」-->「設定」-->「コントロール パネル」とクリックします。
    2. 管理ツール」をダブルクリックします。
    3. ローカル セキュリティ ポリシー」をダブルクリックします。 「ローカル セキュリティ ポリシーの設定」ウィンドウが開きます。
    4. ローカル ポリシー」を展開します。
    5. ユーザー権利の割り当て」をクリックして、システムで有効なポリシーを確認します。 追加したいそれぞれのポリシーごとに、以下のステップを実行してください。
      1. チェックするポリシーを強調表示します。
      2. ポリシーをダブルクリックし、「ローカル セキュリティ ポリシーの設定」ウィンドウの 「適用先」列からユーザーの名前を探して、ポリシー設定を確認します。 「ローカル ポリシーの設定」と「有効なポリシーの設定」 の両方のチェック・ボックスが選択されていることを確認します。
      3. ポリシーに関するリストにそのユーザー名が存在しない場合、そのユーザーのためのポリシーを追加する必要があります。 以下のステップを実行して、リストにユーザー名を追加します。
        1. ローカル セキュリティ ポリシーの設定」ウィンドウで「追加」をクリックします。 「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウが開きます。
        2. 「名前」列にあるユーザーまたはグループを強調表示します。
        3. 追加」をクリックすると、下側ウィンドウにその名前が置かれます。
        4. OK」をクリックすると、ユーザーまたはグループにポリシーが追加されます。
  3. これらのユーザー権限を (インストール・プログラムまたは手動により) 設定した後で、 システムをログオフし、再度ログオンして、ユーザー権限を有効にします。
  4. SSH クライアントは、SAN ボリューム・コントローラー・クラスターの SSH サーバー・ソフトウェアに 接続するために使用されます。 このソフトウェアは、SAN ボリューム・コントローラーの管理ノードにプリインストールされています。

    Windows プラットフォーム : Windows プラットフォーム の場合、この SSH クライアントは PuTTY によってサポートする必要があります。PuTTY がシステムに まだインストールされていない場合は、 Performance Manager の CD に インストール・ソフトウェアが収録されています。 インストール・プログラムは、<CD root>SSHClient\PuTTY ディレクトリーにあります。PuTTY を インストールするウィザードは、putty-0.53b-installer.exe ファイルを使用して開始します。PuTTY インストール・ウィザードを 実行する場合には、すべてのデフォルト設定を受け入れます。

    PuTTY の鍵については、Performance Manager をカスタマイズして SAN ボリューム・ コントローラーのクラスター・データ収集タスクを実行する方法を説明しているセクションを参照してください。

  5. IBM WebSphere Application サーバー がシステムに存在している場合は、 停止する必要があります。WebSphere Application サーバー のグローバル・セキュリティーが使用不可になっている場合は、 「スタート」->「プログラム」->「IBM WebSphere」->「Application Server V5.1」->「サーバーの 停止」をクリックします。それ以外の場合は、別のコマンド・プロンプト・ウィンドウから 次のコマンドを入力して、WebSphere Application サーバー を停止します。
    <WAS_dest-path>\bin\stopServer.bat server1 -username <username>
    -password <password>
    それぞれ次のようになります。

    <WAS_dest-path> は、IBM WebSphere Application サーバー V5.1 が インストールされている宛先パスです。

    <username> は、 グローバル・セキュリティーが使用可能になっている場合の、Operator 役割または Administrator 役割を持つ コンソール・ユーザーの名前です。

    <password> は、入力したユーザーのパスワードです。

    注:注: WebSphere Application サーバー が、Multiple Device Manager のインストールの一部として インストールされている場合:
    • Multiple Device Manager のスーパーユーザー ID あるいは Operator 役割または Administrator 役割を持つ コンソール・ユーザーを使用して、WebSphere Application サーバー を停止できます。
    • <WAS_dest-path> は、<dest-path>\WebSphere\AppServer です。

      <dest-path> は、Multiple Device Manager のインストール場所です。

  6. 次に、IBM Director のサービスを停止する必要があります。 以下のように、「管理ツール」の「サービス」パネルでそれぞれを選択して、 「操作」メニューで「停止」を選択してください。
    1. スタート」->「設定」をクリックし、「コントロール パネル」アイコンをクリックします。
    2. 「コントロール パネル」ウィンドウで、「管理ツール」アイコンをダブルクリックします。
    3. 「管理ツール」ウィンドウで、「サービス」アイコンをダブルクリックします。
    4. 「サービス」ウィンドウで、「IBM Director サーバー」アイコンを探してシングルクリックします。
    5. 操作」メニューで「停止」オプションを選択します。
    6. 「サービス」ウィンドウで、「IBM Director Support Program」アイコンをシングルクリックします。
    7. 操作」メニューで「停止」オプションを選択します。
    8. 「サービス」ウィンドウで、「IBM HTTP Administration 1.3.28」サービスをシングルクリックします。
    9. 操作」メニューで「停止」オプションを選択します。
    10. 「サービス」ウィンドウで、「IBM HTTP Server 1.3.28」サービスをシングルクリックします。
    11. 操作」メニューで「停止」オプションを選択します。
    12. 「サービス」ウィンドウを閉じます。
    13. 「管理ツール」ウィンドウを閉じます。

    以上のステップを完了すると、スタート・トレイ (画面の右下コーナー) にある「IBM Director」アイコンが赤色のダイヤモンドに変わり、 サーバーが停止されたことを示します。

ステップ
  1. Performance Manager の CD をディスク・ドライブに挿入します。

    自動実行モードがシステムに設定されていれば、Performance Manager インストール・プログラムが 15 - 30 秒以内に開始されます。

    LaunchPad ウィンドウが開いていない場合、またはシステムで自動実行を設定していない場合は、コマンド・プロンプトを使用して CD の W2K ディレクトリーに移動し、次のように入力します。

    LaunchPad
    
  2. 「LaunchPad」ウィンドウが開き、次のオプションが表示されます。
    Performance Manager の概要
    Performance Manager についての情報を提供します。
    Readme ファイル
    このインストール・ガイドに間に合わなかった最新の製品情報を提供します。
    インストール・ガイド
    Performance Manager のインストール方法についての説明が記載されています (本文書のソフトコピー)。
    使用許諾契約書
    Performance Manager のライセンスについての情報を提供します。
    IBM Performance Manager Web サイト
    製品 Web サイトからの情報を提供します。
    インストール・ウィザード
    Performance Manager インストール・プログラムを開始します。
    インストール後の作業
    ユーザーおよび装置の通信の構成についての情報を提供します。
    終了
    Performance Manager LaunchPad プログラムを終了します。
  3. 「LaunchPad」ウィンドウで「Readme」をクリックするか、 Performance Manager CD の doc または W2K ディレクトリーにある README.txt ファイルをクリックします。 このガイドの情報に取って代わるような情報があるかどうかチェックしてください。
  4. 「LaunchPad」ウィンドウで「インストール」ウィザードを クリックして、Performance Manager のインストールを開始します。
    注:注: 「LaunchPad」ウィンドウは、インストール・ウィザードの背後で開かれたままであるため、 インストール作業中に製品情報にアクセスすることができます。 「LaunchPad」を閉じる場合は、「終了」をクリックします。
  5. ソフトウェアがシステムにロードされるまで、わずかに時間の遅れがあります。 ソフトウェアがロードされると、DOS プロンプトのウィンドウに以下のメッセージが表示されます。
    +-----------------------------------------------------------------------+
    |InstallShield ウィザードを初期化しています。...                        |
    |Java (tm) 仮想マシンを検索しています。............................... .|
    |......................................................                 |
    +-----------------------------------------------------------------------+
  6. 「ようこそ」ウィンドウが開き、インストールの前に読んでおく必要のある資料が提示されます 「次へ」をクリックして続行するか、 「キャンセル」をクリックしてインストールを終了します。
  7. 「使用許諾契約書」ウィンドウが開いたら、使用許諾契約書の情報を読みます。

    使用条件の条項に同意します」を選択してから、 「次へ」をクリックして使用条件を受け入れます。

    受け入れない場合は、「使用条件の条項に同意しません」を選択し (デフォルト設定)、「キャンセル」をクリックしてインストールを終了します。

  8. 「宛先ディレクトリー」ウィンドウで、次のいずれかのオプションを選択します。
    1. 次へ」をクリックしてデフォルトのディレクトリーを受け入れます。
    2. 参照」をクリックし、別のインストール用ディレクトリーを選択してから「次へ」 をクリックしてインストール・プロセスを続行します。
    3. キャンセル」をクリックしてインストール・プロセスを終了します。
    注:注: Multiple Device Manager Director 拡張ファイルは、指定した宛先ディレクトリーの下にはインストールされません。 これらのファイルは、IBM Director のインストール場所の下に自動的にインストールされます。

    製品を再インストールする場合、このウィンドウはスキップされます。

  9. 「製品タイプの選択」ウィンドウで、次のいずれかのインストール・タイプを選択します。
    • Performance Manager サーバー

      このオプションを選択すると、IBM Director サーバー 4.12 以降がインストールされているシステムに、Performance Manager のサーバーとクライアントの両方の拡張機能、および IBM Multiple Device Manager サーバー がインストールされ、以下のすべての製品機能が含まれるようになります。

      Performance Manager Application
      Performance Manager WebSphere Application サーバー のアプリケーションがインストールされます。
      Director Server Extensions
      IBM Director サーバー 4.12 以降用の Performance Manager 拡張機能がインストールされます。
      Director Console Extensions
      IBM Director コンソール 4.12 以降用の Performance Manager 拡張機能がインストールされます。
      Command Line Client
      Performance Manager Command Line Client がインストールされます。

      「Performance Manager サーバー」 (上記のすべての製品機能) を選択した場合には、「フィーチャーの選択」ウィンドウはスキップされます。

      注:注: IBM Director コンソール のみがインストールされているシステムに Performance Manager サーバー をインストールすることを選択すると、エラー・メッセージが表示され、インストール・プログラムは停止します。
    • Performance Manager クライアント

      このオプションを選択すると、IBM Director コンソール 4.12 以降、および IBM Multiple Device Manager コンソール の一部がインストールされているシステムに、クライアント製品機能をインストールすることができます。 クライアント製品機能の選択については、次のウィンドウで説明します。

      注:注: IBM Director サーバー と IBM Multiple Device Manager サーバー がインストールされているシステムで「Performance Manager クライアント」を選択すると、エラー・メッセージが表示され、インストール・プログラムは停止します。

    オプションを選択してから「次へ」をクリックして、インストールを続行します。 インストール・プログラムを終了したい場合は、「キャンセル」をクリックします。

    注:注: 次の場合には、このウィンドウは表示されません。
    1. Performance Manager サーバー がインストールされているシステムに Performance Manager サーバー を再インストールする場合。
    2. Performance Manager Director Console Extension と Performance Manager Command Line Client の 2 つのクライアントのうち一方または両方がインストールされているシステムに、Performance Manager クライアント を再インストールする場合。
  10. 前のウィンドウで Performance Manager クライアント のインストールを選択した場合、 または 1 つのクライアントがインストールされているシステムに Performance Manager クライアント を 再インストールする場合は、次の機能のうちから 1 つ以上を選択することができます。
    Director Console Extensions
    IBM Director コンソール 4.12 以降と IBM Multiple Device Manager コンソール の両方がインストールされている システムに Performance Manager コンソール の拡張機能 (または Performance Manager コンソール) を インストールする場合には、この機能を選択する必要があります。
    Command Line Client
    Performance Manager Command Line Client (Performance Manager CLI クライアント) を インストールする場合には、この機能を選択する必要があります。

    以前に Performance Manager クライアント 機能 (例えば Director Console Extension) を インストールしてある場合は、インストール済みの現行システムに追加機能を追加したり、 選択した機能を再インストールしたりすることができます。 すでにインストール済みのこれらの機能には、『(インストール済み)』 というマーク が付けられます (この例の場合には、「Director Console Extension (インストール済み)」)。

    注:注: Performance Manager クライアント とそのすべてのクライアントがすでにインストールされている システムに Performance Manager クライアント を再インストールする場合には、このウィンドウはスキップされます。

    必要な機能を選択した後、プログラムのインストールを継続するには「次へ」をクリックし、 インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックします。

  11. インストール・プログラムは、 以下に示す前提条件の製品および製品バージョンがシステムにインストールされているかどうか検査します。
    1. Performance Manager サーバー の場合:
      • IBM DB2 8.1 (以降)
      • IBM Director サーバー 4.12 (またはそれ以降)
      • IBM WebSphere Application サーバー V5.1
      • IBM Multiple Device Manager サーバー
      • Secure Shell (SSH) Client
    2. Performance Manager クライアント の場合:
      • IBM Director コンソール 4.12 以降 (Performance Manager コンソール・クライアントの場合のみ)
      • IBM Multiple Device Manager コンソール (Performance Manager コンソール・クライアントの場合のみ)
  12. 「前提条件の製品のチェック」ウィンドウで、前提条件の製品のチェック中にプログラムによって検出された問題が表示されます。 前提条件の製品がインストールされていない場合、 あるいは誤ったバージョンがインストールされている場合、 インストール・プログラムを続行することはできず、問題を訂正する必要があります。

    キャンセル」をクリックして Performance Manager インストール・プログラムを終了します。

  13. Windows にログオンしたユーザーが インストールの実行に必要なすべての特権 (ユーザー権限) を所有していないことを インストール・プログラムが検出した場合、 それらの特権を設定するように求めるメッセージ・ウィンドウが開きます。

    特権を手動で設定する場合は、「いいえ」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。 特権を手動で設定する方法については、ステップ 1 を参照してください。 設定した特権を有効にするには、いったんログオフしてから再度ログオンします。

    インストール・プログラムによってユーザー権限を更新するのであれば、 「はい」をクリックします。 このアクションが完了すると、特権を有効にするためにログオフしてから再びログオンするように通知する、 新しいポップアップ・ウィンドウが開きます。 ログオンし直した場合は、インストールを 1 番最初のステップ (ステップ 2) から再開する必要があります。

  14. 標準インストールと拡張インストールのどちらかを選択して実行できます。

    次へ」をクリックしてインストールを続行 するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内 容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。

  15. Performance Manager サーバー のインストールを選択した場合には、「PuTTY の構成」ウィンドウが開きます。 Performance Manager のインストール時に SAN ボリューム・コントローラーを管理したい場合は、 このウィンドウに、PuTTYgen ユーティリティーによる秘密鍵ファイルの生成に関する情報が含まれます。

    前に生成された秘密鍵ファイルの名前を入力するか、 「参照」ボタンを使用してそのファイル名を選択するかしてから、 「次へ」ボタンをクリックしてインストールを続行する必要があります。 プログラムは、鍵のタイプが正しいかどうかを検査します。

    SSH Client を使用せず、SSH2 RSA 秘密鍵が必要ない場合は、「このステップをスキップ」チェック・ボックスを選択してこのステップをスキップすることができます。 Performance Manager をインストールした後で SSH Client を使用することにした場合は、pmgrkey サブディレクトリー内の PuTTY ユーティリティーがインストールされているロケーションに、秘密鍵ファイル icat.ppk を手動で生成する必要があります。 次に例を示します:

    <PuTTY_home>\pmgrkey\icat.ppk
    

    <PuTTY_home> は、システム内の、PuTTY ユーティリティーがインストールされているロケーションです。

    キャンセル」をクリックしてインストール・プロセスを終了することも、 「戻る」をクリックして前のウィンドウに戻ることもできます。

  16. 注:注: 次の画面は、拡張インストール・パスを選択した場合にのみ表示されます。
    Performance Manager サーバー を選択した場合は、「データベースの選択」ウィンドウで、Performance Manager サーバー 専用にするデータベースのタイプを、次の中から選択する必要があります。
    • 新規 Performance Manager ローカル・データベースを作成 (Create a new Performance Manager local database)
    • 既存 Performance Manager データベースを使用 (Use existing Performance Manager database)

    次へ」をクリックしてインストールを続行します。 「戻る」をクリックすると、以前に選択した内容を見直すことができます。 インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックしてください。

  17. 標準インストール・パスを選択した場合、または拡張パスで新規ローカル・データベースの作成を選択した場合は、「ローカル・データベースの作成」ウィンドウの以下のフィールドに、新しいデータベースのパラメーターを入力します。
    • データベース名
      注:注: データベース名は、Performance Manager に対して固有でなければなりません。Performance Manager データベースを他のアプリケーションと共用することはできません。
    • データベースのドライブ
      注:注: 入力したデータベース名が、指定したものと同じパス/ドライブ上に同じ別名ですでに存在している場合は、警告メッセージが表示されます。既存のデータベースを使用する場合は、「使用する (Use)」を選択します。 既存のデータベースをドロップした後、指定したパス/ドライブ上に同じ名前と別名で 新しいデータベースを作成しなおす場合は、「ドロップしてから作成 (Drop then create)」を選択します。データベース名またはパス/ドライブを変更す る場合は、「キャンセル」を選択します。

    データベース・テーブルも作成する場合は、 「データベース・テーブルの作成」チェック・ボックスを選択します。

    すべてのフィールドに入力したら、 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。 「戻る」をクリックすると、以前に選択した内容を見直すことができます。 インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックしてください。

  18. 拡張インストール・パスで既存データベースの使用を選択した場合は、「既存データベースの選択」ウィンドウが表示されます。既存のデータベースのリストからデータベースを選択します。

    選択したデータベース内に別のテーブルを作成する場合は、「テーブル (存在する場合) を削除して新しいテーブルを作成する」チェック・ボックスにチェックマークを付けます。

    すべてのフィールドに入力したら、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。「戻る」をクリックして以前に選択した内容を見直したり、 「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了したりできます。

  19. この時点で、カスタマイズのすべての質問に回答しており、検証ステップが正常に完了します。 「プレビュー」ウィンドウで、これまでのパネルで選択したすべての選択項目の要約が表示されます。

    インストール」をクリックすると、インストールが続行されます。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。 「戻る」をクリックすると、以前に選択した内容を見直すことができます。

  20. インストール・プログラムは、次のように、Performance Manager の選択された機能のインストールを開始します。
    • 新しいデータベースの作成を選択した場合は、「データベースの作成状況」ウィンドウが開き、データベース作成の状況を示す進行状況表示バーが表示されます。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。
      注:注:キャンセル」をクリックすると、 ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ 「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、 以前のウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。
    • 新しいデータベースの作成を選択し、作成が失敗した場合は、「データベース作成のエラー」ウィンドウが開き、データベース作成中のエラーの原因が示されます。

      詳しくは、ログ・ファイルを参照してください。 最も多い失敗の原因は、既存のデータベースの名前を指定してしまうことです。 このような場合は、「戻る」をクリックし、別のデータベース名を選択して作成するか、既存のデータベースを選択します。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。

    • 新しいデータベースの作成を選択し、「データベース・テーブルの作成」チェック・ボックスを選択した場合、または既存のデータベースを選択して、 「テーブル (存在する場合) を削除して新しいテーブルを作成する」チェック・ボックスを選択した場合は、「データベース・オブジェクトの作成が進行中」ウィンドウが開きます。

      進行状況表示バーにより、データベース・オブジェクトの作成状況が示されます。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。

      注:注:キャンセル」をクリックすると、 ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ 「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、 以前のウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。
    • 「インストールの進行中」ウィンドウが開き、インストールがどの程度完了しているかを示します。

      このインストール段階は通常、マシンの構成に応じて最大 5 分かかります。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。

      注:注:キャンセル」をクリックすると、 ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ 「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、 以前のウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。
  21. 「終了」ウィンドウが開きます。先に進む前に、ログ・ファイルを調べてエラー・メッセージの有無を確認できます。 ログ・ファイルは xxx\logs\pmlog.txt ファイルにあります。xxx は、Performance Manager がインストールされている宛先ディレクトリーです。 pmlog.txt ファイルには、インストール作業のトレースが記録されています。

    終了」をクリックしてインストール・ウィザードを終了します。

    注:注: 通常、Performance Manager のインストール中またはインストール後に、システムを再始動する必要はありません。 ただし、インストール・ウィザードが再始動を必要とする場合があります。 必要に応じてシステムを再始動してください。
  22. まだの場合は、「LaunchPad」ウィンドウの「終了」をクリックして LaunchPad プログラムを終了します。
後処理要件
  1. IBM Director Support Program サービスを手動で開始するには、 以下のステップを実行します。
    1. スタート」->「設定」をクリックし、「コントロール パネル」アイコンをダブルクリックします。
    2. 「コントロール パネル」で、「 管理ツール」アイコンをダブルクリックします。
    3. 「管理ツール」で、「サービス」アイコンをダブルクリックします。

      以下のステップに従って、必要な各サービス (インストール時に選択した機能に応じて異なります) を選択し、 開始してください。

    4. 「サービス」ウィンドウで、「IBM Director Support Program」アイコンをシングルクリックし、「操作」メニューで「開始」オプションを選択します。
    5. 「サービス」ウィンドウで、「IBM Director サーバー」アイコンをシングルクリックし、「操作」メニューで「開始」オプションを選択します。

      以上のステップを完了すると、開始トレイ (画面の右下隅) にある「IBM Director」アイコンが緑色の円に変わり、サーバーが開始したことを示します。

    6. スタート」->「プログラム」->「IBM WebSphere」->「Application Server V5.1」->「サーバーの開始」を選択して、WebSphere を開始します。
    7. IBM Director サーバーを停止して再始動する必要があります。
  2. Director Console を開始してログインし、正常にインストールされていることを確認します。
    1. スタート」->「プログラム」->「IBM Director」->「IBM Director コンソール」をクリックします。
    2. IBM Director サーバー にログインします。 IBM Director コンソール を介して IBM Director サーバー にログインすると、IBM Director コンソール が動作しているワークステーションではなく、IBM Director サーバー のコンポーネントがインストールされているオペレーティング・システムのセキュリティー・サブシステムに対して、ユーザー ID とパスワードが検証されます。 ユーザー ID とパスワードは、IBM Director サーバー が実行されているオペレーティング・システムで有効でなければならず、 またユーザーは IBM Director 管理者として認可されていなければなりません。
      IBM Director サーバー
      ログイン先の IBM Director サーバーを示します。
      ユーザー ID
      コンソールを開いた人物のユーザー ID を示します。
      パスワード
      入力したユーザー ID に対応するパスワードを指定します。
    3. IBM Director にログインした後で、 「タスク」 ペインから「Multiple Device Manager」を探します。 「Multiple Device Manager」タスクを展開し、 「Manage Performance」タスクを探します。
結果

IBM Director に正常にログインし、「Multiple Device Manager」タスクを 展開して「Manage Performance」のタスクが見付かった場合 には、IBM Performance Manager は正しくインストールされています。

MDM のユーザー名とパスワードの制限に関するトピックおよび Multiple Device Manager の構成に関するトピックにある手順を使用して、Performance Manager のインストール後の作業を続行できます。

インストール後の作業は、 「LaunchPad」ウィンドウの「 インストール後の作業」をクリックして 表示することもできます。

Replication Manager のインストールは、Performance Manager が正常にインストールされた後でのみ行うことができます。

関連トピック Microsoft Windows オペレーティング・システムでのインストール Windows への Replication Manager のインストール

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