MDM は、データのストレージ・ユニットの管理に Device Manager を使用します。ストレージ・ユニットは、 ボリュームや論理装置番号 (LUN) などのデータ・ストレージ・コンテナーです。ストレージ・デバイスは、 LUN をストレージ・ユニットに割り当てます。LUN は、論理ボリュームの固有のアドレスまたは識別子になります。
Device Manager は、管理対象オブジェクトとストレージ・ユニットの間の相互接続を提供します。例えば、Device Manager は仮想 LUN と SAN ボリューム・コントローラー 内の管理対象 LUN の間を関連付けます。Device Manager は、各装置が使用中のストレージ・ユニットを検査し、worldwide node name と突き合わせることによって、ストレージ・デバイスを表す管理対象オブジェクトとストレージ・ユニットとの間のアソシエーションを作成します。
![]() | 注:
記憶容量を報告するとき、MDM は次のような IEEE 標準の定義に従います。
FAStT Storage Manager および SAN ボリューム・コントローラー管理コンソールはどちらも、次のような等価値を使用して報告します。
したがって、SAN ボリューム・コントローラー管理コンソールが仮想ディスクの容量を 1 GB と報告する場合、MDM では 1.0737 GB と 報告されます。どちらの場合も、仮想ディスクの容量は 1,073,741,824 バイトですが、「ギガバイト」単位のサイズの扱いが 異なります。 |
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