パフォーマンス・データのテーブルとゲージ
ゲージとは、Performance Manager がストレージ・デバイスから収集したパフォーマンス・データを、図形と表で表したものです。この情報は、パフォーマンス・テーブルおよび例外テーブルの両方に格納されます。
「IBM Director タスク」ペイン --> Multiple Device Manager --> パフォーマンスの管理 --> ゲージ
ゲージでは、以下の情報が表示されます。
- ゲージ情報
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- 名前
- 説明
- 装置 ID
- コンポーネント・レベル
- コンポーネント ID
- 選択したメトリックに適用されるしきい値
- 装置または装置コンポーネントの、最後のデータ収集時刻
- 実行可能なアクション
-
- 表示の日時の範囲の調整
- 表示されているコンポーネントのメトリック選択の調整
- ゲージ
- パフォーマンス・ゲージの場合は、選択された各メトリックはグラフに 1 行で表されます。デフォルトでは、すべてのメトリックの行が、グラフに含まれます。グラフの y 軸は、メトリックの値を示します。x 軸は、日付と時刻を示します。
例外ゲージの場合は、選択された装置の例外カウントが棒グラフで表示されます。このグラフには、ゲージ定義で選択された日ごとに 1 本の棒が表示されます。グラフの y 軸は、ゲージの作成時に指定した期間中に検出されたしきい値例外の数を示しています。x 軸は、ゲージの作成時に選択した日付を示しています。
- テーブル
- ほとんどのゲージの場合、テーブルにはグラフの作成に使用されたデータが含まれています。一般にこの情報には、日付、時刻、およびゲージの作成時に指定したメトリックが含まれています。例外テーブルは、使用可能になっているしきい値ごとに、警告しきい値と重大しきい値を超えた回数を示します。Performance Manager がしきい値をチェックしている場合は、しきい値情報が、ゲージ情報セクションとゲージ表示のグラフィックに組み込まれます。グラフには、警告しきい値と重大しきい値が水準点で示されます。実際のしきい値 (警告および重大) は、ゲージ情報セクションに表示されます。
例外ゲージに関する詳細情報を表示するには、テーブルで例外ゲージを選択し、「詳細」をクリックします。「例外詳細」パネルが表示されます。
このパネルには、以下の装置依存情報が表示されます。
- ゲージ名
- 例外ゲージを作成したときに割り当てた名前。
- 説明
- 入力した例外ゲージの記述。
- 時刻
- 表示されているデータのタイム・スタンプ。
- しきい値名
- しきい値の名前。「ディスク使用状況」など。
- レベル
- 警告またはエラー。
- 値
- 例外データ値。
- コンポーネント・タイプ
- このフィールドの情報は、装置によって異なります。
- 最後のデータ収集時刻
- 最後のデータ収集の時刻と日付。この情報は、Performance Manager によって提供されます。
フィールド
「パフォーマンス」テーブル |
日付 データ収集の日付を表示します。 |
時刻 データ収集の時刻を表示します。 |
メトリック名 ゲージの作成時に選択したメトリックの値 (0 からパフォーマンス・データによって登録された最大値まで) を表示します。メトリック列の数は、ゲージの作成時に選択したメトリックの数と同じです。 |
「例外」テーブル |
日付 データ収集の日付を表示します。 |
警告 超過のあったしきい値の名前 しきい値が警告値を超えた回数を表示します。「警告 超過のあったしきい値の名前 」列の数は、警告値を超えた使用可能なしきい値タイプの数によって異なります。 |
重大 超過のあったしきい値の名前 しきい値が重大値を超えた回数を表示します。「重大 超過のあったしきい値の名前」列の数は、重大値を超えた使用可能なしきい値タイプの数によって異なります。 |
関連トピック
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