Service Location Protocol (SLP) の Service Agent (SA) は、1 つ以上の ネットワーク・サービスの代わりに動作して、これらサービスの可用性をブロードキャストする、SLP アーキテクチャーの コンポーネントです。
SA は、IP ユニキャストを使用して、外部サービス要求に応答し、登録されたサービスが使用可能であればこれについて要求された情報を提供します。
SA は、サービス自体と同じプロセス、または異なるプロセスで実行することができます。ただし、いずれの場合も SA は、サービスの登録および登録解除要求をサポートします。サービスは、始動時に SA に自らを登録し、シャットダウン時に登録を解除します。また、すべてのサービス登録は、登録をアクティブにする時間を指定する存続期間値と関連しています。
サービスは、その前の登録の有効期限が切れるまでに、定期的に登録を行う必要があります。これにより、期限が切れた登録エントリーが保持されることはありません。例えば、サービスが登録を解除せずに非アクティブになると、古い登録は、存続期間の有効期限が切れると自動的に除去されます。登録の最大存続期間は 65,535 秒 (約 18 時間) です。
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