ゲージの作成 ゲージ ゲージの変更

このタスクは、パフォーマンス・データ収集タスクの ゲージの定義を作成する際に実行します。ゲージは、選択されたパフォーマンス・データと パフォーマンス例外を、グラフィックおよび表形式のレコードとして表示します。

前提条件

パフォーマンス・ゲージの定義を作成するには、その前に、ストレージ・デバイスに対して パフォーマンス・データ収集タスクを作成して実行する必要があります。

コンテキスト

ゲージの定義は、「ゲージの作成」パネルに必要事項を入力するか、または、既存のゲージの定義を変更して 新規の名前を指定し、新規の定義として保管することによって作成できます。

ステップ

パフォーマンス・データ収集タスクのゲージを作成するには、 以下のステップを実行します。

  1. 「IBM Director タスク」ペインで、「Multiple Device Manager」をクリックします。
  2. パフォーマンスの管理」をクリックします。
  3. 「Director タスク」ペインから「ゲージ」アイコンをドラッグし、「グループ・コンテンツ」ペインのストレージ・デバイスにドロップします。「ゲージ」パネルが開きます。
  4. 「ゲージ」パネルで、「作成」をクリックします。「ゲージの作成」パネルが開きます。
  5. 「ゲージの作成」パネルで、ゲージを定義するストレージ・デバイスを 「装置」リストから選択します。

    このリストには、パフォーマンス・データ収集タスクで使用している、 パフォーマンス・データが使用可能な、すべての装置が表示されます。

  6. タイプ」をクリックします。以下のいずれかのゲージ・タイプを選択します。
    パフォーマンス
    パフォーマンス・タイプのゲージは、サンプル・レベルのパフォーマンス・データを表示します。 装置のパフォーマンス・データをサンプリングする頻度は、パフォーマンス収集タスクを定義する際に指定したサンプリング頻度によって異なります。
    例外
    例外は、ストレージ・デバイスにより送信した値の収集時に得られた 測定値が、事前設定された値を超えた場合に発生します。選択したある期間内の各日について、Performance Manager は、選択した装置の警告例外と限界例外の総数を報告します。
  7. 選択した装置のコンポーネント (例えば、ボリュームや管理対象ディスク) に 対してゲージを定義する場合は、コンポーネント・レベルを選択します。 コンポーネント・レベルは、パネルの左側にある選択ツリーに表示されます。
    注:注: コンポーネント・レベルの選択ツリーは、例外ゲージには使用できません。
  8. ゲージの定義に組み込むメトリックを 1 つ以上選択します。選択したコンポーネント・ レベルで使用可能なメトリックのみが、「メトリック」フィールドに 表示されます。画面上で同じ y 軸の値を共用しているメトリックのみを 選択してください。

    メトリック・テーブルの「単位」列を見ると、どのメトリックが y 軸の単位を共有しているかを確認できます。単位が異なるメトリックを選択すると、ゲージに複数のメトリックを含めることができるのは、 メトリックの単位が同じ場合だけです、というエラー・メッセージが表示されます。

    注:注: メトリック・テーブルは、例外ゲージには使用できません。
  9. 「コンポーネント」テーブルで、装置を選択します。この装置は、 「装置」フィールド (ステップ 5) で選択したものと同じ装置でなければなりません。

    「コンポーネント」テーブルには、ステップ 7 で選択した コンポーネントの ID およびその他の関連情報が含まれています。

  10. 作成するゲージの名前を、「名前」フィールドに 入力します。
    注:注: ゲージの名前には、空白や特殊文字を使用することはできません。 また、長さは 100 文字以内とする必要があります。無効文字の使用を避けるために、 英数字の名前を割り当ててください。
  11. 作成するゲージの記述を、「記述」フィールドに 入力します。
  12. 以下のいずれかのオプションを 1 つ選択します。
    現行のパフォーマンス・データ
    このオプションを選択すると、ゲージには現行のパフォーマンス・データが表示され、 「日付」、「時刻」、および 「サンプル」の各フィールドがアクティブ状態になります。
    注:注: このオプションは、例外ゲージには使用できません。
    過去のパフォーマンス・データ
    このオプションを選択すると、「日付」フィールドと「時刻」フィールドがアクティブ状態になります。
    注:注: 例外ゲージでは、 「日付」フィールドのみがアクティブ状態になります。
  13. 日付」フィールドで、パフォーマンス・データを表示する期間の開始日と終了日を選択します。 「時刻」フィールドを使用して指定するデータ収集ウィンドウに対し、この範囲内の各日のデータが収集されます。
  14. 時刻」フィールドで、データ収集期間中の各曜日のパフォーマンス・データを表示する開始時刻と終了時刻を選択します。 「日付」フィールドで指定した期間内の各日について、この時刻範囲のデータが収集されます。
    注:注: このフィールドは、パフォーマンス・ゲージと例外ゲージの場合の両方で 非アクティブになります。
  15. サンプル」フィールドで、ゲージ画面に表示するサンプル・インターバル数を選択します。
  16. ゲージの表示」チェック・ボックスには、デフォルトでチェックマークが付けられています。 「ゲージの表示」は、「OK」をクリックすると表示されます。 表示を使用不可にするには、「ゲージの表示」チェック・ボックスをオフにします。
  17. OK」をクリックして、選択した内容を保管します。「ゲージの作成」 パネルがクローズし、「ゲージの定義」パネルに戻ります。

    代わりに 「キャンセル」をクリックすると、ゲージの定義がキャンセルされます。

結果

「ゲージ」テーブルが更新され、新たに定義されたゲージが組み込まれました。

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