候補ロケーションの選択 ボリューム・パフォーマンス・アドバイザーのタスク ワークロード推奨の承認

ボリューム・パフォーマンス・アドバイザーが新規ボリュームに対して考慮する候補ロケーションを選択するには、このタスクを実行します。

前提条件

このタスクは、「ボリューム・パフォーマンス・アドバイザー」ウィザードを使用して行う一連のタスクの 1 つです。このタスクを行う前に、「ワークロード・プロファイルの選択」ページでワークロード・プロファイルを選択しておく必要があります。

コンテキスト

「ワークロード・プロファイルの選択」ページで「次へ」をクリックすると、「ボリューム・パフォーマンス・アドバイザー」ウィザードの「候補ロケーションの選択 」ページが開きます。

ステップ

新規ボリュームに対する候補ロケーションを選択するには、以下のステップを実行します。

  1. 装置」リストから装置を選択します。

    パネルの左側に選択ツリーが開きます。選択ツリーには、選択した装置のコンポーネント (クラスター、装置アダプター、アレイ、ディスク・グループなど) が含まれています。コンポーネント・レベル名の後には、そのコンポーネント・レベルの容量とディスク使用状況に関する情報が表示されます (例: クラスター (19.9 GB、使用状況: 75%))。

  2. コンポーネントを選択します。

    そのコンポーネント・レベルに属するすべての使用可能なボリュームが、「候補」テーブルに表示されます。このテーブルでは、コンポーネント ID (ボリュームの場合はボリューム ID)、RAID レベル、容量 (GB 単位)、および使用状況 (赤は高、緑は低) に関する情報が提供されます。容量が大きくて使用率の低いロケーションを選択するのが最善です。

  3. 「候補」テーブルでボリュームのロケーションを選択します。
    1. 「候補」テーブルの使用可能なボリュームで考慮に含める ものを選択するには、「ロケーションを含める」をクリックします。
    2. 「候補」テーブルの使用可能なボリュームで考慮から除外する ものを選択するには、「ロケーションを除外する」をクリックします。
    3. テーブルのすべての候補を選択するには、「すべて選択」をクリックします。
  4. 「選択されている候補」テーブルにボリュームを追加するには「追加 」をクリックし、「選択されている候補」テーブルからボリュームを除去するには「除去」をクリックします。
  5. 次へ」をクリックして選択を確定します。「設定値の検査」ページが開きます。

    このパネルでは 2 つのテーブルが表示されます。最初のテーブルには、アドバイザーに対して考慮するよう指定した属性がリストされます。2 番目のテーブルには、「候補ロケーションの選択」ページで選択した考慮対象のボリューム・ロケーションがリストされます。

  6. 選択内容を確認し、「次へ」をクリックして確定します。
結果

「推奨の承認」ページが開きます。このページで、ボリューム・パフォーマンス・アドバイザーからの推奨を表示して選択できます。

関連トピック ボリューム・パフォーマンス・アドバイザーのタスク ワークロード推奨の承認

(C) Copyright International Business Machines Corporation 2004