Multiple Device Manager for Linux の手動除去 Linux からの mdm の除去

Multiple Device Manager のアンインストール・プログラムが失敗した場合は、ここで示す手順を使用して除去処理を実行できます。この手順を使用すると、除去するインスタンスの以下のファイルとディレクトリーをクリーンアップできます。

前提条件
重要: 重要: この手順は、Multiple Device Manager アンインストール・プログラムを実行した で、アンインストール・プログラムが正常に完了しなかった場合にのみ、実行してください。それ以外の状況でこの手順を実行すると、必要なファイルが削除される場合があります。
ステップ

Multiple Device Manager のアンインストール・プログラムが失敗した場合、システムをクリーンアップするには以下のステップを実行してください。

  1. vpd.properties ファイルをクリーンアップします。
    • ルート・ホーム・ディレクトリー (/root/vpd.properties など) 内で vpd.properties ファイルを探します。
    • この vpd.properties ファイルのバックアップ・コピーを作成します。
    • テキスト・エディターを使用して vpd.properties ファイルを編集します。
    • ibmmdmdm で始まる行をすべて削除します。
      注:注: 他の製品項目は削除しないように注意してください。たとえば、IBM TotalStorage CIM Agent for ESS V1R2 製品のキーは、ibmcimagent というストリングで始まります。
    • 変更内容を保管します。
    • テキスト・エディターを閉じます。
  2. 別のコマンド・ウィンドウで次のコマンドを実行して、RPM データベースをクリーンアップします。
    rpm -e $(rpm -qa | grep ibmmdmdm)
  3. 残っているインストール・ファイルとディレクトリーを削除します。
    • ファイルまたは製品のインストール・ディレクトリー (/opt/IBM/mdm/dm など) で残しておきたいものがある場合は、別のディレクトリーにそのバックアップ・コピーを作成します。
    • Multiple Device Manager のインストール・ディレクトリー (/opt/IBM/mdm/dm ディレクトリーなど) を削除します。
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