chsess
既存の Replication Manager セッションの記述またはプール情報を変更するには、
chsess を使用します。
- セッション名は固有の名前にする必要があり、他の Replication Manager セッションと同じ名前を使用することはできません。
- コピー・タイプまたはグループ情報を変更するには、セッションを削除して新規セッションを作成する必要があります。
構文

>>-repcli-- --chsess-- --+--------------------------+-- -------->
'--desc--『new_description』-'
>--+---------------------------------------------------+-- ----->
'--poolcrit--sequence_name:filter_type=filter_value-'
>--+--------------------+-- --+--------+--session_name---------><
'--approve--+-man--+-' '--quiet-'
'-auto-'
パラメーター
- -desc 『new_description』
- セッションの新しいユーザー定義記述を指定するオプショナル・パラメーターです。この値に指定できる英数字の最大長は 250 です。
- -poolcrit sequence_name:filter_type=filter_value
- (オプション) シーケンス名とフィルター値に基づいて、ターゲットの Replication Manager プールを指定します。シーケンス
名とフィルター・タイプは、コロンで区切ってください。
- -approve man | auto
- 承認を手動または自動のどちらで行うかを指定するオプショナル・パラメーターです。ターゲット・ボリュームの自動選択を使用してそれ以降に作成されるすべてのコピー・セットを承認済みとしてマークするようセッションを設定するには、「auto」を指定します。承認ステップを別に実行する場合は、「man」を指定します。
- -quiet
- このコマンドに対する確認プロンプトの表示をオフにするオプショナル・パラメーターです。
- session_name
- 変更対象の既存セッションの名前を指定します。
説明
chsess を使用することにより、
既存の Replication Manager セッションの記述またはプール情報を変更することができます。
戻り値
- セッション session_name
- 正常に変更されました。
プールの変更は、将来のターゲット選択にのみ適用されます。
(-tgtpool を使用した場合にのみ戻されます。)
起こりうる障害
- 何も変更されない。
- セッション session_name が存在しない。
- セッション session_name がすでに存在している。
- プール pool_name がすでにセッション session_name に属している。
- プール pool_name は、現在、セッション session_name に属していない。
- プールがすべて同じ装置タイプになっていない。
例
呼び出し例:
repcli chsess -approve man mysession
結果出力:
Session mysession successfully modified.