chprofile
ワークロード・プロファイルを変更するには、
chprofile コマンドを
使用します。このプロファイルを後で
mkrecom コマンドで使用すると、ESS ボリュームを
割り当てるためのパフォーマンス推奨が作成されます。
- パフォーマンス勧告を生成するためには、このコマンドと mkrecom コマンドを
使用する必要があります。
- すでに存在しているプロファイルと同じ名前でプロファイルを保存することはできません。
構文

>>-perfcli-- --chprofile-- -- --+--------------------------+---->
'--desc--『new description』-'
>-- --+--------------+-- --+------------------+-- -------------->
'-io--new_rate-' '-trans--new_rsize-'
>--+--------------------------+-- ------------------------------>
'--readcache--new_rpercent-'
>--+-----------------------------+-- --------------------------->
'--writedestage--new_rpercent-'
>--+---------------------+-- --+----------------------+-- ------>
'--read--new_rpercent-' '--write--new_rpercent-'
>--+------------------------+-- --+-------------------------+--->
'--seqread--new_rpercent-' '--seqwrite--new_rpercent-'
>-- ---starttime--starttime-- ---endtime--endtime-- ------------>
>---startdate--startdate-- ---enddate--enddate-- --------------->
>--original_profile_name---------------------------------------><
パラメーター
- -desc 『new description』
- プロファイルに関するユーザー定義の記述を新規の記述に変更するためのオプショナル・パラメーターです。
- -io new_rate
- すべての LUN での 1 秒当たりの平均 I/O を GB 単位で指定するためのオプショナル・パラメーターです。
- -trans new_size
- 平均転送サイズを KB 単位で指定するオプショナル・パラメーターです。
- -readcache new_percent
- ランダム読み取り操作の総数に対するランダム読み取りキャッシュ・ヒット数の比率を指定するオプショナル・パラメーターです。有効な範囲は 1 - 100 です。
- -writedestage new_percent
- ランダム書き込みデステージ操作の合計数に対するランダム書き込みデステージ操作数の比率を指定します。
有効な範囲は 1 - 100 です。
- -read new_percent
- I/O 操作の総数に対するランダム読み取り数の比率を指定するオプショナル・パラメーターです。
有効な範囲は 1 - 100 です。-read、-write、-seqread、および -seqwrite で指定する値は
合計で 100 を超えてはなりません。
- -write new_percent
- I/O 操作の総数に対するランダム書き込み数の比率を指定するオプショナル・パラメーターです。
有効な範囲は 1 - 100 です。-read、-write、-seqread、および -seqwrite で指定する値は
合計で 100 を超えてはなりません。
- -seqread new_percent
- I/O 操作の総数に対する順次読み取り数の比率を指定するオプショナル・パラメーターです。
有効な範囲は 1 - 100 です。-read、-write、-seqread、および -seqwrite で指定する値は
合計で 100 を超えてはなりません。
- -seqwrite new_percent
- I/O 操作の総数に対する順次書き込み数の比率を指定するオプショナル・パラメーターです。
有効な範囲は 1 - 100 です。-read、-write、-seqread、および -seqwrite で指定する値は
合計で 100 を超えてはなりません。
- -starttime starttime
- ピーク期間の開始時刻を HH:MM の形式で指定するオプショナル・パラメーターです。.
- -endtime endtime
- ピーク期間の終了時刻を HH:MM の形式で指定するオプショナル・パラメーターです。
- -startdate startdate
- プロファイルの開始日を yyyymmdd の形式で指定するオプショナル・パラメーターです。
- -enddate enddate
- プロファイルの終了日を yyyymmdd の形式で指定するオプショナル・パラメーターです。
- original_profile_name
- 変更対象のプロファイルを指定するためのオプショナル・パラメーターです。
説明
chprofile コマンドを使用すると、ワークロード・プロファイルを変更できます。後で、このワークロード・プロファイルを mkrecom コマンドで使用して、ESS ボリュームを割り当てるためのパフォーマンス推奨を作成できます。
戻り値
プロファイル profile_name が正常に変更されました。
起こりうる障害
- プロファイル profile_name がすでに存在している。
- プロファイル profile_name が存在しない。
- -read、-write、-segread、および -segwrite で指定した値の合計が 100% を超えることはできない。
- 定義済みのプロファイル {0} は変更できない。
例
呼び出し例:
perfcli> chprofile -read 20 -write 25 -seqread 25 -seqwrite 30 -startdate 20040402
-starttime 08:30 -enddate 20040403 -endtime 13:00 -timemode device myprofile
結果出力:
Profile myprofile successfully modified.