DB2(R) Universal Database Workgroup Edition for Linux のインストール Linux オペレーティング・システムへのインストール Linux への IBM Director のインストール

以下の手順を実行すると、DB2 Universal Database (UDB) Workgroup Edition V8.1.2 (FixPak 2 を含む) をインストールできます。DB2 Universal Database Workgroup Edition V8.1 がシステムにすでにインストールされている場合は、DB2 V8.1.2 アップデート (FixPak 2) をインストールする必要があります。DB2 アップデートは、IBM からダウンロードして入手できます。DB2 アップデートを探してインストールする方法についての詳細は、このトピックの『後処理要件』の節を参照してください。

前提条件 ステップ

DB2 Universal Database (UDB) Workgroup Edition V8.1.2 をインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. まだ行っていない場合は、「DB2 Universal Database WorkGroup Server Edition Version 8.1.2 for Linux on Intel on 32-bit systems」というラベルの CD を CD-ROM ドライブに挿入し、「マウント手順」を使用してマウントします。
  2. 次のコマンドを入力して、CD-ROM をマウントしたディレクトリーに移動します。
    cd /cdrom
    /cdrom は、CD-ROM のマウント・ポイントです。
  3. ./db2setup コマンドを入力して、DB2 セットアップ・ウィザードを開始します。
  4. しばらくすると、IBM DB2 Setup Launchpad が開きます。
  5. 準備ができたら、「製品のインストール」をクリックしてインストールを開始します。
  6. DB2 UDB Workgroup Server Edition」を選択します。「次へ」をクリックします。
  7. インストール・ウィザードの紹介ページが開きます。「次へ」をクリックします。
  8. ライセンスを確認し、「同意する」をクリックして受け入れます。「次へ」をクリックします。
  9. 標準」をクリックして、インストール・タイプを選択します。 「機能の表示 (View Features)」をクリックすると、インストールされる機能を表示できます。ただし、機能を変更する必要がある場合は、カスタム・インストールを実行しなければなりません。準備ができたら、「次へ」をクリックします。
  10. 「DAS ユーザー (DAS user)」ページで、データベース管理サーバー (DAS) に対するユーザー情報を設定します。このユーザーが DAS を管理します。パスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
  11. 「インスタンス・セットアップ (Instance setup)」ページでは、「Create a DB2 インスタンスの作成 (Create a DB2 instance)」をクリックし、「次へ」をクリックします。
  12. 「DB2 セットアップ (DB2 Setup)」ウィザードは、グループ db2grp1 に新規ユーザー db2inst1 を作成します。「インスタンス所有者 (Instance owner)」ページでは、ユーザー名やグループ名を変更できます。または、「既存ユーザー (Existing user)」を選択することで、既存のユーザーを新しい DB2 V8 インスタンスに対して構成することもできます。デフォルトのホーム・ディレクトリーは /home です。インスタンスのホーム・ディレクトリーを、DB2 固有のディレクトリー (/db2home など) に変更します。

    新規ユーザー (New user)」を選択し、デフォルトを受け入れて、パスワードを入力します。「次へ」をクリックします。

  13. 分離ユーザー は、UDF やストアード・プロシージャーなどの分離されたユーザー定義機能を実行します。ここでも、ホーム・ディレクトリーの場所に注意してください。

    「分離ユーザー (Fenced user)」ページでは、「新規ユーザー (New user)」を選択し、デフォルトを受け入れて、パスワードを入力します。「次へ」をクリックします。

  14. DB2 ツール・カタログでは、タスク・センターまたはスケジューラーを使用できます。これにより、タスクのメタデータを保管するデータベースが、ローカル・マシン上に作成されます。スケジューラーは、このリポジトリーがないと動作しません。インストールの後で DB2 ツール・カタログを作成することもできますが、「DB2 セットアップ (DB2 Setup)」ウィザードに任せて作成する方がはるかに簡単です。

    「ツール・カタログ (Tools catalog)」ページでは、「ローカル・データベースを使用する (Use a local database)」を選択し、「次へ」をクリックします。

  15. ツール・カタログを保管するインスタンス、データベース、およびスキーマを指定します。デフォルトでは、新しく作成されたツール・カタログは、インスタンス所有者のホーム・ディレクトリーに格納されます。

    デフォルトを受け入れて、「次へ」をクリックします。

  16. 管理コンタクト・リストには管理者の連絡先情報が保管されており、このリストは、データベースに対する注意が必要なときに管理者に通知するために使用されます。新しいコンタクト・リストを作成してローカルに保管することも、リモート DB2 サーバー上に存在する既存のグローバル・コンタクト・リストを使用することもできます。通知の「使用可能化 (Enable)」を選択すると、システムは、使用可能な SMTP サーバーを検索し、E メールの通知にそれを使用するよう設定します。

    「コンタクト・リスト (Contact list)」ページでは、デフォルトの「ローカル - このシステムにコンタクト・リストを作成する (Local- Create a contact list on this system)」を受け入れて、「次へ」をクリックします。

  17. デフォルトで、ヘルス・モニターが DB2 インスタンス上で稼動します。DB2 のヘルス・モニターは、ヘルス・インディケーターのしきい値を測定値が超えると、指定されているメール・アドレスにリストされているユーザーに E メールで通知を送ります。「アドレスはポケットベル (Address is for a pager)」を選択すると、通知メッセージは連絡先のポケットベルに送信されます。

    デフォルトの「新規連絡先 (New contact)」を受け入れ、「次へ」をクリックします。

  18. 「インストールの要約 (Installation summary)」ページが開き、インストールと構成の設定の要約が表示されます。ウィンドウをスクロールして設定が正しいことを確認した後、「終了」をクリックします。
  19. 状況表示パネルが開き、DB2 のインストールの全体的な進行状況が表示されます。

    状況表示パネルには 2 つのノートブック・タブがあり、以下の情報が示されます。

    • DB2 インストールのインストール後のステップ
    • DB2 インストールのインストール状況報告

    終了」をクリックして状況表示パネルを閉じます。

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