repcli コマンドの概要 MDM コマンド -ver -verMDM 著作権情報

repcli の -overview オプションを指定すると、コマンド・モードに関する情報が表示され、コマンド・フォーマット要件がリストされ、その他のコマンド情報が提供されます。

コマンド・モード

Administrative CLI は、以下の 3 つのモードのうちのいずれかで操作することができます。

シングル・ショット・モード
単一のコマンドだけを実行する場合は、CLI プログラムとコマンドを指定して、シェル・プロンプトで実行します。例えば、次のようにします。
shell> repcli startsess -session_name session1  shell>
対話モード
複数のコマンドを実行する場合は、CLI プログラムと各コマンドを開始して、シェル・プロンプトで実行します。例えば、次のようにします。
shell> repcli chsess session1 -desc "new description" -approve man>
startsess -session_name session1  shell>
スクリプト・モード
ファイル内に定義したコマンド・セットを実行する場合は、CLI プログラムを開始し、コマンドを含むファイルを指定します。例えば、次のようにします。
shell> repcli -script ~/bin/containersetup
shell>
注:注: MDM CLI は、最初の桁にポンド記号 (#) が指定されたコメントをサポートしており、そのコメントをインタープリットします。
コマンド出力

setoutput コマンドを使用して指定されたフォーマット・オプションは、ファイル内のすべてのコマンドに適用されます。コマンドが正常に実行された場合は、その出力は標準出力に送られ、コマンドが失敗した場合は、その出力は標準エラー出力に送られます。ファイル内のいずれかのコマンドを実行している間にエラーが発生した場合は、 スクリプトは失敗した時点で終了し、システム・プロンプトに戻ります。

オブジェクト命名のガイドライン

有効なユーザー定義オブジェクトの名前に対する要件は、以下のとおりです。

ユーザー定義記述

有効なユーザー定義記述に対する要件は、以下のとおりです。

コマンド入力の変更

これらのコマンドは、コマンド入力を変更します。

標準形式のパラメーター

標準形式のパラメーターは、Administrative CLI におけるリスト (ls) コマンドの出力形式を設定します。これらのパラメーターは、リスト・コマンド構文または setoutput コマンドのいずれかで使用することができます。形式設定は、セッションの期間中、またはリスト・コマンド (ls で始まるコマンド) でこれらのコマンドを指定するか、setoutput コマンドを使用してパラメーターをリセットするまで有効です。

標準のリスト・パラメーター

標準のリスト・パラメーターは、Administrative CLI リスト・コマンドの出力を、デフォルト出力、長い出力、短い出力のいずれで表示するのかを指定します。リスト・コマンドで使用可能な標準パラメーター以外に、これらのパラメーターも指定することができます。リスト・パラメーターを指定しない場合は、すべてのオブジェクトと、例えば以下のような最も重要な列情報が、デフォルトのリストとして表示されます。

Name        User Role   Authorization
=====================================
JohnDoe     Admin       Current
MaryBlack   Backup      Not Current
JimSmith    Operator    Current
TomJones    Monitor     Not Current 
構文図の表記規則

構文図を読むには、ラインで示されるパスをたどっていきます。左から右に、そして上から下へと読みます。

構文図では、以下で説明しているように位置を使用して、キーワード、変数、およびオペランドの必須値、オプション値、およびデフォルト値を示します。

確認プロンプト

コマンドを実行することにより、リカバリー不能な操作、データの損失、メモリー・ドレーン、長時間のタスク、並行操作に対する影響などが発生する可能性がある場合、特定のアクションを継続するかどうかを尋ねる対話式確認プロンプトが表示されます (「xxx を実行しますか? Y/N」など)。すべての確認プロンプトは、入力として YES、yes、Y、y、または NO、no、N、n を受け入れます。

コマンドのユーザー・アシスタンス

help コマンドまたは command-help パラメーターを使用して、Administrative CLI で使用可能なコマンドのユーザー・アシスタンスを得ることができます。help コマンドを使用すると、使用可能なコマンドのリストが表示されます。

各コマンドでサポートされている command-help パラメーターを使用すると、指定したコマンドの詳細な説明を表示することができます。以下の help パラメーターがサポートされています。
-?
-h
-help

注:注: help パラメーターを使用した場合は、他のすべてのパラメーターは無視されます。

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