startesscollection startsvccollection

startesscollection コマンドを使用して、Enterprise Storage Server (ESS) 用の Performance Manager サーバーで名前付きデータ収集タスクを開始することができます。

構文

構文図を読む構文図をスキップする>>-perfcli-- --startesscollection-- ---devid--device_id [...]--->

>-- ---devip--device_ip [...]-- -- ---freq--frequency-- -------->

>---length--hours-- --collection_name | -----------------------><

パラメーター

-devid device_id [...]
パフォーマンス・データ収集タスクに含める装置のニックネーム、または製造メーカー、モデル、 シリアル番号 (ESS2105-123123-IBM など) を指定します。複数の装置を指定するときは、 コンマで区切る必要があります。各コンマの前後には空白文字を入れないでください。 すべての装置が同じ装置タイプでなければなりません。
-devip device_ip [...]
パフォーマンス・データ収集タスクに含める装置 IP を指定します。複数の装置を指定するときは、 コンマで区切る必要があります。各コンマの前後には空白文字を入れないでください。 すべての装置が同じ装置タイプでなければなりません。
-freq frequency
パフォーマンス・データを収集する頻度を、5 分単位で指定します。ESS 装置の場合、オプションは 5、10、15、...、60 です。
-length hours
収集タスクを実行する長さを 1 時間単位で指定します。 有効な値は 1 時間から 720 時間です。
collection_name name
収集タスクの名前を指定します。このパラメーターへの入力として入力ストリーム (STDIN) を使うように指定するには、代わりにダッシュ (-) を使用します。64 文字以下でなければなりません。

説明

startesscollection コマンドを使用して、データを収集することができます。 ESS 用のデータ収集タスクを作成して名前を付けたら、次のいずれかの方法でそのデータ収集タスクを開始できます。

戻り値

success
収集 collection_name は正常に実行されました。

起こりうる障害

以下の例は 2 つの ESS 装置に対して収集を開始して、5 時間にわたり、10 分ごとに収集を実行します。

perfcli startcollection -devid 1234.12345,6789.67890 -devip 192.168.0.10,192,168.0.11
 -freq 10 -length 5 collection2

以下の例は、1 つの ESS 装置に対して収集を開始して、1 時間にわたり毎分、収集を実行します。

perfcli startcollection -devid 1234.12345 -devip 192.168.0.10
 -freq 1 -length 1 collection2

結果出力:

Performance task collection2 successfully started.

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