lspair lspath

コピー・サービスのソースとターゲットのペアおよびそれらの状況をリストするには、lspair コマンドを使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする>>-repcli-- --lspair-- --+--seq-- --sequence_name---+-- -------->
                         '--cpset-- --source_vol_id-'

>--+----+-- --+---------------------+-- -- --------------------->
   +--s-+     '--state--+-defined-+-'
   '--l-'               '-active--'

>--+------------------+-- --+---------------+-- ---------------->
   '--shadow--+-yes-+-'     '--new--+-yes-+-'
              '-no--'               '-no--'

>--+---------------+-- --session_name--------------------------><
   '--err--+-yes-+-'
           '-no--'

パラメーター

-seq sequence_name
指定したシーケンス名のペアのみを表示します。-cpset と一緒に指定することはできません。
-cpset source_vol_id
ペアをリストするコピー・セットのソース・ボリューム ID を指定します。-seq と一緒に指定することはできません。
-s
ペアのみの情報を表示するオプショナル・パラメーターです。
-l
ペアを含むデフォルトの出力を表示するオプショナル・パラメーターです。
-state defined | active
defined (定義済み) または active (アクティブ) の状態を表示するオプショナル・パラメーターです。
-shadow yes | no
新しい状態のペアのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
-new yes | no
指定した新しい状態のペアのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
-err yes | no
エラー状態のペアのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
session_name
ペアを識別するセッション名です。

説明

lspair コマンドを使用して、コピー・サービスのソースとターゲットのペアおよびそれらの状況をリストすることができます。

戻り値

ペアごとに、以下の情報がリストされます。

列ラベル 詳細
SourceID ソース・ボリュームのボリューム ID です。短い出力で、ターゲット・ボリューム ID と共に表示されます。
TargetID ターゲット・ボリュームのボリューム ID です。短い出力で、ソース・ボリューム ID と共に表示されます。
State 「Defined」または「Active」
Recov このペアがリカバリー可能と考えられるかどうかを、「Yes」または「No」で示します。
Shadow このペアがシャドーイングと考えられるかどうかを、「Yes」または「No」で示します。
New このペアが新規ペアと考えられるかどうかを、「Yes」または「No」で示します。
Copyset ペアが関連付けられているコピー・セットのソース・ボリューム ID です。
Timestamp ボリュームが中断されたときの日付と時刻です。
Last result そのペアに対して発行された最後のメッセージです。メッセージが E または W で終わる場合、そのペアは例外ペアと見なされます。

起こりうる障害

呼び出し例:

repcli lspair -s

結果出力:

SourceID                      TargetID
=====================================================
ESS:2105.65312:VOL:2002      ESS:2105.65312:VOL:2103

関連トピック

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