複製セッション Replication Manager

Replication Manager は、セッション の概念を サポートしており、ボリュームの複数のペアを整合した単位として扱います。Replication Manager のコピー・セッションを通して、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームのペア、ソース・ボリューム・グループ、およびターゲットのプールの間のコピー関係を作成し、管理することができます。

「Replication Manager セッション」パネルには、セッションとそれに関連付けられている状況が表示されます。状況は、ボリュームがソースであるか、ターゲットであるか、またはその両方であるかを示し、またそのボリュームのコピー・モードを示します。このパネルを使用すると、現行の複製セッションが正常に進行しているのか、それとも異常が生じているのかを判断することもできます。

複製セッションの作成時には、ソースとターゲットのボリューム・ペアまたはボリューム・グループを選択し、 それらの間に連続同期リモート・コピー (リモート・コピー) 関係または時刻指定コピー (PIT コピー) 関係を確立することが できます。「セッション」パネルには、以下のオプションが含まれています。

作成
「セッションの作成」ウィザードを起動します。このウィザードを使用すると、新しいセッションに対してコピー関係を作成することができます。新規セッションの作成時には、コピー・タイプ (リモート・コピーまたは PIT コピー)、ソース・ボリューム・グループ、およびターゲット・プールを選択します。
削除
既存のセッションを削除します。
開始
既存のセッションを開始します。
増分
既存のセッションに対してデータの別の PIT コピーを行います。これにより、前のコピーは失われます。
中断 (整合性あり)
既存のセッションを凍結します。エラーがなければ、整合したターゲット・コピーが生成されます。
中断 (即時)
既存のセッションを停止します。整合性は保証されません。
終了
既存のセッションを停止し、関係を撤回します。
状況
既存セッションの状況の一覧表示を提供します。
プロパティー
既存セッションの「セッション・プロパティー」パネルを表示します。
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