mkgrp mksess

ターゲット・コピー関係として使用できるボリュームの Replication Manager グループを作成するには、mkgrp コマンドを使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする>>-repcli-- --mkgrp-- ---vol--volume-- [...]-- ----------------->

>--+----------------------+-- --group_name---------------------><
   '--desc--『description』-'

パラメーター

-vol volume [...]
セッションに対するグループ・メンバーシップに含めるボリュームを指定します。すべてのボリュームが同じ装置タイプでなければなりません。同じボリュームを複数のグループに含めることができます。

有効なボリュームの値として、以下のタイプがあります。

  • 装置タイプ
  • コンポーネント・タイプ
  • 装置 ID
  • サブシステム ID
  • 論理サブシステム ID
  • ボリューム ID

指定するパラメーター値: パラメーターの指定方法:
複数のボリューム値を指定する場合。
ESS:ELEMENTTYPE.SSID:VOL:LSSVOLNUM
1 つのボリュームを指定するには:
-vol ESS:2105.65312:VOL:202A
論理サブシステムを指定し、指定した論理サブシステム内のすべてのボリュームを含めるには:

ESS を選択できます。

注:注: 同じボリュームを複数のグループに含めることができます。
-vol ESS:2105.65312:VOL:20
異なる ESS に存在する複数のボリュームを指定するには:
-vol ESS:2105.65312:VOL:202A,2C,2F
グループ・メンバーシップに対する一定範囲のボリュームを指定するには、コンマではなくハイフンでボリューム間を区切ります。
-vol ESS:2105.65312:VOL:202A-2F
同じ論理サブシステムにある単一のボリュームと一定範囲のボリュームを指定するには、次のようにコンマとハイフンを使い分けることができます。
-vol ESS:2105.65312:VOL:202A,2C,2E-30
-desc 『description』
Replication Manager のグループについてのユーザー定義の説明を指定するオプショナル・パラメーターです。この値に指定できる英数字の最大長は 250 です。
group_name
ボリュームに対してユーザー定義のグループ名を割り当てます。グループ名は固有でなければならず、別の既存の Replication Manager グループと同じであってはなりません。この値に指定できる英数字の最大長は 250 です。

説明

mkgrp コマンドを使用して、ターゲット・コピー関係として使用できるボリュームの Replication Manager グループを作成できます。

戻り値

戻り値
グループ group_name が正常に作成されました。

起こりうる障害

呼び出し例

repcli mkgrp -vol ESS:2105.65312:VOL:202A,2C,2E-30  group1

結果出力

Group group1 successfully created. 

関連トピック

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