lscpset
コピー・サービスのソースとターゲットのペア (コピー・セット) およびそれらの状況をリストするには、
lscpset コマンドを使用します。
- コピー・セット内のボリュームを表示するには、showcopyset コマンドを使用します。
- コピー・セット内のボリュームの状況を調べるには、lsvol コマンドを使用します。
構文

>>-repcli-- --lscpset-- --+----+-- --+---------------------+---->
+--s-+ '--src--source_vol_ID-'
'--l-'
>-- --+-----------------+-- --+------------------+-- ----------->
'--invalid--+-y-+-' '--approved--+-y-+-'
'-n-' '-n-'
>--+---------------------------+-------------------------------><
'-session_name--+-[. . .]-+-'
'---------'
パラメーター
- -s
- コピー・セット名のみを表示するオプショナル・パラメーターです。
- -l
- コピー・セット名と他の有効な出力を表示するオプショナル・パラメーターです。
- -src source_vol_ID
- 指定したソース・ボリュームのコピー・セットのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
- -invalid y | n
- 有効な状態のコピー・セットのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
- -approved y | n
- 承認済みの状態のコピー・セットのみを表示するオプショナル・パラメーターです。
- session_name [. . .] | -
- コピー・セットのリストが属するセッションの名前を指定します。
複数のセッション名を指定する場合は、名前をコンマで区切ります。このパラメーターへの入力として入力ストリーム (STDIN) を使うように指定するには、代わりにダッシュ (-) を使用します。
説明
lscpset コマンドを使用して、コピー・セットのソースとターゲットのペアおよびそれらの状況をリストすることができます。
戻り値
次のいずれかのタイプの情報が戻されます。
- 指定された基準に一致するコピー・セットがありません。
-
列ラベル |
詳細 |
Source Volume |
ソース・ボリュームの名前です。 |
Session |
セッションの名前です。 |
Vols (#) |
コピー・セットに関連付けられているボリュームの数です。 |
Invalid |
コピー・セットが有効かどうかを示します。 |
Approved |
コピー・セットが承認済みかどうかを Yes または no で
指定します。 |
Last message issued |
最後に出されたメッセージです。 |
起こりうる障害
- ソース・ボリューム ID source_vol_ID が存在しない。
- 指定された基準に一致するコピー・セットがない。
- セッション session_name が存在しない。
例
呼び出し例:
repcli lscpset -s session_name sessionx
結果出力:
Sessions matching the criteria specified were not found.
Source Volume
Session