Linux へのインストールの計画
Linux オペレーティング・システムへの Multiple Device Manager (MDM) のインストールを
計画するには、以下のタスクを実行します。
ステップ
MDM のインストールの計画フェーズで、以下のステップを実行します。
- オペレーティング・システムが Red Hat Enterprise Linux AS 2.1 Intel x86 であることを確認します。
- ハードウェアが以下の要件を満たしていることを検証します。
- 1 GHz 以上の Intel Pentium III
- 最低 1 GB の RAM、推奨は 2 GB
- ネットワーク接続のためのイーサネット・カードまたはトークンリング・カード
 | 注: MDM のインストールには、外部インターネット接続は必須ではありません。 |
- CD-ROM ドライブ
- (オプション) Tivoli Storage Area Network Manager をインストールする場合は、ファイバー・チャネル、ホスト・バス・アダプターを使用して、SAN ファブリックに接続する必要があります。
- 前提条件となるソフトウェアと今後のストレージ・データ用として、サーバーに 4 GB のフリー・ディスク・スペースがあることを検証します。
- MDM をインストールする前に 、以下のソフトウェアをインストールするようスケジュールします。
- CIM Agent
- Service Location Protocol (SLP)
-
システムの既存のソフトウェア (Tivoli NetView など) と WebSphere Application サーバー に割り当てるポートの間で、TCP/IP ポートが競合する可能性があります。WebSphere Application サーバー と NetView に
よる TCP/IP ポートの使用に関する詳細については、関連トピックにリストされている『TCP/IP ポートの考慮事項』を
参照してください。
MDM インストール・プログラムの 『標準』 パスでは、アクティブなポートが WebSphere Application サーバー の
デフォルト・ポートと競合していない限り、WebSphere Application サーバー のデフォルト・ポートの使用が想定されます。イン
ストール・プログラムは、ポートの競合を検出すると、ユーザーがデフォルト・ポートの設定を変更できるように、
「WebSphere Application サーバー ポート」パネルを表示します。
上記の準備の他に、以下の前提条件となるソフトウェアが必要です。これらの製品は、MDM の CD に収められています。
- IBM Director バージョン 4.1
- IBM
WebSphere バージョン 5.1
 | 注:
- Multiple Device Manager およびそれに関連するインストール・プログラムと除去プログラムが
必要に応じて WebSphere Application Server を開始および
停止できるよう、WebSphere Application Server の
このインストールは Multiple Device Manager での使用に予約されていなければなりません。
- Multiple Device Manager インストール・プログラムは、WebSphere Application サーバー 5.1 および
必要なコンポーネントを、システムに自動的にインストールします。MDM インストール・ウィザードを
使用しないで WebSphere Application サーバー 5.1 をインストールする場合は、コンポーネントを別に
インストールする必要があります。以下の WebSphere Application サーバー 5.1 コンポーネントが必要です。
- Admin Scripting
- IBM HTTP Server
- WebSphere Message Queuing
- WebSphere Message Queuing CSD 05
|
- IBM DB2 バージョン 8.1.2
 | 重要: Performance Manager と Replication Manager は個別に注文するので、ご使用のメディア・キットにどちらも含まれていない場合があります。ただし、少なくともどちらか一方を、Multiple Device Manager Base Code と共にインストールする必要があります。 |
関連トピック
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