以下の手順を実行すると、Performance Manager をインストールできます。
前提条件Performance Manager のインストールは、Performance Manager をインストールしようとするシステムに ローカル管理者としてログオンしたユーザー名 (例えば、Administrator ユーザー) が行う必要があります。 インストールを正常に完了するためには、そのユーザー名が、ユーザー権限 と 呼ばれる、以下のシステム特権を備えている必要があります。
![]() | 注: インストール・プログラムは、ユーザーの特権を検査し、 ステップ 13 でそれらの特権を設定するようユーザーに要求します。 |
これらのユーザー権限は、ローカル・セキュリティー・ポリシーによって管理されており、 最初から管理者にデフォルトとして設定されているわけではありません。 これらは、ローカル管理者としてログオンしたときに有効になっていない場合もあります。 Performance Manager のインストール・プログラムは、 ログオンしたユーザー名について必要なユーザー権限を検出できなかった場合、 オプションとしてそれらのユーザー権限を設定することができます。 プログラムは、ローカル・セキュリティー・ポリシー設定を設定して、これらのユーザー権限を割り当てることができます。
別の方法として、インストールを実行する前にユーザー権限を手動で設定することもできます。 これらの特権を手動で設定するには、以下のステップに従ってください。
Windows プラットフォーム : Windows プラットフォーム の場合、この SSH クライアントは PuTTY によってサポートする必要があります。PuTTY がシステムに まだインストールされていない場合は、 Performance Manager の CD に インストール・ソフトウェアが収録されています。 インストール・プログラムは、<CD root>SSHClient\PuTTY ディレクトリーにあります。PuTTY を インストールするウィザードは、putty-0.53b-installer.exe ファイルを使用して開始します。PuTTY インストール・ウィザードを 実行する場合には、すべてのデフォルト設定を受け入れます。
PuTTY の鍵については、Performance Manager をカスタマイズして SAN ボリューム・ コントローラーのクラスター・データ収集タスクを実行する方法を説明しているセクションを参照してください。
<WAS_dest-path>\bin\stopServer.bat server1 -username <username> -password <password>それぞれ次のようになります。
<WAS_dest-path> は、IBM WebSphere Application サーバー V5.1 が インストールされている宛先パスです。
<username> は、 グローバル・セキュリティーが使用可能になっている場合の、Operator 役割または Administrator 役割を持つ コンソール・ユーザーの名前です。
<password> は、入力したユーザーのパスワードです。
![]() | 注: WebSphere Application サーバー が、Multiple Device Manager のインストールの一部として
インストールされている場合:
|
以上のステップを完了すると、スタート・トレイ (画面の右下コーナー) にある「IBM Director」アイコンが赤色のダイヤモンドに変わり、 サーバーが停止されたことを示します。
自動実行モードがシステムに設定されていれば、Performance Manager インストール・プログラムが 15 - 30 秒以内に開始されます。
LaunchPad ウィンドウが開いていない場合、またはシステムで自動実行を設定していない場合は、コマンド・プロンプトを使用して CD の W2K ディレクトリーに移動し、次のように入力します。
LaunchPad
![]() | 注: 「LaunchPad」ウィンドウは、インストール・ウィザードの背後で開かれたままであるため、 インストール作業中に製品情報にアクセスすることができます。 「LaunchPad」を閉じる場合は、「終了」をクリックします。 |
+-----------------------------------------------------------------------+ |InstallShield ウィザードを初期化しています。... | |Java (tm) 仮想マシンを検索しています。............................... .| |...................................................... | +-----------------------------------------------------------------------+
「使用条件の条項に同意します」を選択してから、 「次へ」をクリックして使用条件を受け入れます。
受け入れない場合は、「使用条件の条項に同意しません」を選択し (デフォルト設定)、「キャンセル」をクリックしてインストールを終了します。
![]() | 注: Multiple Device Manager Director 拡張ファイルは、指定した宛先ディレクトリーの下にはインストールされません。 これらのファイルは、IBM Director のインストール場所の下に自動的にインストールされます。 |
製品を再インストールする場合、このウィンドウはスキップされます。
このオプションを選択すると、IBM Director サーバー 4.12 以降がインストールされているシステムに、Performance Manager のサーバーとクライアントの両方の拡張機能、および IBM Multiple Device Manager サーバー がインストールされ、以下のすべての製品機能が含まれるようになります。
「Performance Manager サーバー」 (上記のすべての製品機能) を選択した場合には、「フィーチャーの選択」ウィンドウはスキップされます。
![]() | 注: IBM Director コンソール のみがインストールされているシステムに Performance Manager サーバー をインストールすることを選択すると、エラー・メッセージが表示され、インストール・プログラムは停止します。 |
このオプションを選択すると、IBM Director コンソール 4.12 以降、および IBM Multiple Device Manager コンソール の一部がインストールされているシステムに、クライアント製品機能をインストールすることができます。 クライアント製品機能の選択については、次のウィンドウで説明します。
![]() | 注: IBM Director サーバー と IBM Multiple Device Manager サーバー がインストールされているシステムで「Performance Manager クライアント」を選択すると、エラー・メッセージが表示され、インストール・プログラムは停止します。 |
オプションを選択してから「次へ」をクリックして、インストールを続行します。 インストール・プログラムを終了したい場合は、「キャンセル」をクリックします。
![]() | 注: 次の場合には、このウィンドウは表示されません。
|
以前に Performance Manager クライアント 機能 (例えば Director Console Extension) を インストールしてある場合は、インストール済みの現行システムに追加機能を追加したり、 選択した機能を再インストールしたりすることができます。 すでにインストール済みのこれらの機能には、『(インストール済み)』 というマーク が付けられます (この例の場合には、「Director Console Extension (インストール済み)」)。
![]() | 注: Performance Manager クライアント とそのすべてのクライアントがすでにインストールされている システムに Performance Manager クライアント を再インストールする場合には、このウィンドウはスキップされます。 |
必要な機能を選択した後、プログラムのインストールを継続するには「次へ」をクリックし、 インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックします。
「キャンセル」をクリックして Performance Manager インストール・プログラムを終了します。
特権を手動で設定する場合は、「いいえ」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。 特権を手動で設定する方法については、ステップ 1 を参照してください。 設定した特権を有効にするには、いったんログオフしてから再度ログオンします。
インストール・プログラムによってユーザー権限を更新するのであれば、 「はい」をクリックします。 このアクションが完了すると、特権を有効にするためにログオフしてから再びログオンするように通知する、 新しいポップアップ・ウィンドウが開きます。 ログオンし直した場合は、インストールを 1 番最初のステップ (ステップ 2) から再開する必要があります。
「次へ」をクリックしてインストールを続行 するか、「戻る」をクリックして以前に選択した内 容を見直すか、あるいは「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。
前に生成された秘密鍵ファイルの名前を入力するか、 「参照」ボタンを使用してそのファイル名を選択するかしてから、 「次へ」ボタンをクリックしてインストールを続行する必要があります。 プログラムは、鍵のタイプが正しいかどうかを検査します。
SSH Client を使用せず、SSH2 RSA 秘密鍵が必要ない場合は、「このステップをスキップ」チェック・ボックスを選択してこのステップをスキップすることができます。 Performance Manager をインストールした後で SSH Client を使用することにした場合は、pmgrkey サブディレクトリー内の PuTTY ユーティリティーがインストールされているロケーションに、秘密鍵ファイル icat.ppk を手動で生成する必要があります。 次に例を示します:
<PuTTY_home>\pmgrkey\icat.ppk
<PuTTY_home> は、システム内の、PuTTY ユーティリティーがインストールされているロケーションです。
「キャンセル」をクリックしてインストール・プロセスを終了することも、 「戻る」をクリックして前のウィンドウに戻ることもできます。
![]() | 注: 次の画面は、拡張インストール・パスを選択した場合にのみ表示されます。 |
「次へ」をクリックしてインストールを続行します。 「戻る」をクリックすると、以前に選択した内容を見直すことができます。 インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックしてください。
![]() | 注: データベース名は、Performance Manager に対して固有でなければなりません。Performance Manager データベースを他のアプリケーションと共用することはできません。 |
![]() | 注: 入力したデータベース名が、指定したものと同じパス/ドライブ上に同じ別名ですでに存在している場合は、警告メッセージが表示されます。既存のデータベースを使用する場合は、「使用する (Use)」を選択します。 既存のデータベースをドロップした後、指定したパス/ドライブ上に同じ名前と別名で 新しいデータベースを作成しなおす場合は、「ドロップしてから作成 (Drop then create)」を選択します。データベース名またはパス/ドライブを変更す る場合は、「キャンセル」を選択します。 |
データベース・テーブルも作成する場合は、 「データベース・テーブルの作成」チェック・ボックスを選択します。
すべてのフィールドに入力したら、 「次へ」をクリックしてインストールを続行します。 「戻る」をクリックすると、以前に選択した内容を見直すことができます。 インストール・プログラムを終了するには「キャンセル」をクリックしてください。
選択したデータベース内に別のテーブルを作成する場合は、「テーブル (存在する場合) を削除して新しいテーブルを作成する」チェック・ボックスにチェックマークを付けます。
すべてのフィールドに入力したら、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。「戻る」をクリックして以前に選択した内容を見直したり、 「キャンセル」をクリックしてインストール・プログラムを終了したりできます。
「インストール」をクリックすると、インストールが続行されます。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。 「戻る」をクリックすると、以前に選択した内容を見直すことができます。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、 ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ 「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、 以前のウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
詳しくは、ログ・ファイルを参照してください。 最も多い失敗の原因は、既存のデータベースの名前を指定してしまうことです。 このような場合は、「戻る」をクリックし、別のデータベース名を選択して作成するか、既存のデータベースを選択します。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。
進行状況表示バーにより、データベース・オブジェクトの作成状況が示されます。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、 ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ 「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、 以前のウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
このインストール段階は通常、マシンの構成に応じて最大 5 分かかります。 インストール・ウィザードを終了するには、「キャンセル」をクリックします。
![]() | 注: 「キャンセル」をクリックすると、 ウィンドウが開き、インストール・ウィザードのキャンセルを確認するメッセージ 「現在の操作をキャンセルしますか? はい いいえ」が表示されます。 「はい」をクリックしてキャンセルを確定した場合、 以前のウィンドウで入力または選択した情報は保存されません。 最初のステップからインストールを再び開始する必要があります。 |
「終了」をクリックしてインストール・ウィザードを終了します。
![]() | 注: 通常、Performance Manager のインストール中またはインストール後に、システムを再始動する必要はありません。 ただし、インストール・ウィザードが再始動を必要とする場合があります。 必要に応じてシステムを再始動してください。 |
以下のステップに従って、必要な各サービス (インストール時に選択した機能に応じて異なります) を選択し、 開始してください。
以上のステップを完了すると、開始トレイ (画面の右下隅) にある「IBM Director」アイコンが緑色の円に変わり、サーバーが開始したことを示します。
IBM Director に正常にログインし、「Multiple Device Manager」タスクを 展開して「Manage Performance」のタスクが見付かった場合 には、IBM Performance Manager は正しくインストールされています。
MDM のユーザー名とパスワードの制限に関するトピックおよび Multiple Device Manager の構成に関するトピックにある手順を使用して、Performance Manager のインストール後の作業を続行できます。
インストール後の作業は、 「LaunchPad」ウィンドウの「 インストール後の作業」をクリックして 表示することもできます。
Replication Manager のインストールは、Performance Manager が正常にインストールされた後でのみ行うことができます。
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