chnfs コマンド

目的

指定した数の biod デーモンと nfsd デーモンを起動するようにシステム構成を変更します。

構文

chnfs [ -n NumberOfNfsd ] [ -b NumberOfBiod ] [ -I | -B | -N ]

説明

chnfs コマンドは、指定した数の biod デーモンと nfsd デーモンを呼び出します。chnfs コマンドは SRC データベースのオブジェクトを変更してこれを行います。これらの変更は、指定したフラグによって実行回数が異なります。

フラグ

-B 現在システム上で実行しているデーモンを一時的に停止して、新しい数に更新するために SRC データベース・コードを変更し、指定したデーモンを再始動します。このフラグはデフォルトです。
-b NumberOfBiod システム上で実行する biod デーモンの数を指定します。
-I 指定された数のデーモンが次のシステム再始動時に実行されるように、SRC データベース内のオブジェクトを変更します。
-N 現在システム上で実行しているデーモンを一時的に停止して、指定した数のデーモンを再始動します。
-n NumberOfNfsd システム上で実行する nfsd デーモンの数を指定します。

nfsd デーモン数を 10、biod デーモン数を 4 に設定するには、以下のように入力します。

chnfs    -n    10    -b    4    -I

この変更は、次のシステム再始動時に有効になります。

関連情報

mknfs コマンド、rmnfs コマンド