rmnfsexp コマンド

目的

NFS クライアントのディレクトリーをアンエクスポートします。

構文

rmnfsexp -d Directory [ -fExports_file] [ -I | -B | -N ]

説明

rmnfsexp は、NFS クライアントのエクスポート・リストからエントリーを除去します。rmnfsexp コマンドは、 exportfs コマンドを始動して、指定されたディレクトリーをアンエクスポートします。 /etc/exports ファイルにエントリーが存在する場合は、そのエントリーが除去されます。

フラグ

-d Directory アンエクスポートするディレクトリーを指定します。
-f Exports_File /etc/exports ファイル以外のエクスポート・ファイルを使用する場合は、そのファイルのフル・パス名を指定します。
-I このフラグは、exportfs コマンドを実行せずに、エクスポートからエントリーを除去するように、コマンドに指図します。
-B エクスポート・ファイルから指定されたディレクトリーのエントリーを除去し、exportfs コマンドを実行してエクスポートを除去します。
-N exportfs コマンドを呼び出して、即時にディレクトリーをアンエクスポートします。 エクスポート・ファイルは、このフラグでは変更されません。

  1. ディレクトリーを即時にアンエクスポートするには、次のように入力します。

    rmnfsexp -d /usr -N

    この例では、 /usr ディレクトリーが即時にアンエクスポートされます。

  2. 即時に、また、システムを再始動するたびにディレクトリーをアンエクスポートするには、次のように入力します。

    rmnfsexp -d /home/guest -B
  3. エクスポート・ファイルから即時にディレクトリーをアンエクスポートするには、次のように入力します。

    rmnfsexp -d /usr -f /etc/exports.other -N

関連情報

chnfsexp コマンド、exportfs コマンド、mknfsexp コマンド