カスタム・プロパティーを使用してミドルウェア・エージェントの構成を変更できます。これらの設定を使用して、 ミドルウェア・エージェントのタイムアウト値を構成できます。
これらのカスタム・プロパティーは、 各カスタム・プロパティーの説明に示されているレベルで設定可能です。カスタム・プロパティーを設定するには、 カスタム・プロパティーを設定するレベルに移動し、「カスタム・プロパティー」をクリックします。 次に、カスタム・プロパティーの名前および値を指定します。
ServerStartupTimeoutMillis カスタム・プロパティーは、 ミドルウェア・サーバーの始動中に、ミドルウェア・エージェントがタイムアウトになり、 サーバーの始動を停止するまでのミドルウェア・エージェントの待機時間を指定します。 タイムアウト値になる前にミドルウェア・サーバーが始動した場合、エージェントは待機を終了し、 始動処理を続行します。
ServerShutdownTimeoutMillis カスタム・プロパティーは、 サーバーが正常に停止したかどうかを判別するためにミドルウェア・エージェントによって使用される時間を指定します。
MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis カスタム・プロパティーは、 実行中のすべてのミドルウェア・サーバーのモニターを再度確立するために、 ミドルウェア・エージェントが構成済みサーバーをスキャンする時間間隔を指定します。値をゼロに設定した場合、 スキャンの繰り返しは無効になります。
ServerInitializedTimeoutMillis カスタム・プロパティーを使用して、 ミドルウェア・サーバーの初期化時間を構成します。ミドルウェア・サーバーは、始動後、 さらに初期化に時間を要します。ミドルウェア・サーバーが始動したことを伝えるミドルウェア・エージェント の報告が速すぎると、ミドルウェア・サーバーに送信される HTTP 要求が失敗する可能性があります。このカスタム・プロパティーを使用すると、 サーバーが始動済みであるというミドルウェア・エージェントの報告を一定期間遅らせることができます。