WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows


インストール・シナリオ

WebSphere® Extended Deployment (3 つのすべての個別製品を含む) をさまざまな方法でインストールして、 アプリケーション・サーバー環境を拡張することができます。既存の環境、およびインストールしている製品に応じて、インストール・プロセスに含まれる特定のフィーチャーが、他のインストール・シナリオでは使用できない場合があります。

WebSphere Extended Deployment バージョン 6.1.1 には、以下の 3 つの製品が含まれます。

WebSphere Extended Deployment Compute Grid は、 WebSphere Application Server Network Deployment と、WebSphere Virtual Enterprise または WebSphere eXtreme Scale のいずれか、あるいはその両方の既存インストール済み環境が含まれる環境にインストールすることができます。 インストール・プロセスで、ウィザードは、現行プロセスの一部として、既存のインストール済み環境を検出して検査します。 結果として、ジョブ・スケジューラーがインストールされます。 WebSphere Application Server Network DeploymentVirtual Enterprise が環境に含まれる場合には、 Compute Grid集中インストール・マネージャー・リポジトリーに追加してから、 集中インストール・マネージャーを使用して、追加されたコンポーネントをリポジトリーからノードにインストールすることができます。

WebSphere Application Server Network Deployment が存在しない環境に Compute Grid をインストールする場合、 ウィザードには、集中インストール・マネージャー・リポジトリーに製品を追加するためのオプションがありません。 ただし、集中インストール・マネージャー・リポジトリー・ツールを使用することにより、後でこの製品を追加することは可能です。詳しくは、集中インストール・マネージャー・リポジトリー・ツールを使用した製品の追加 を参照してください。

また、Compute Grid を他のサーバー環境にインストールすると、 他のミドルウェア・サーバーが稼働しているノードにミドルウェア・エージェントがインストールされます。 ミドルウェア・エージェントは、製品が 実行されていないサーバーを管理するために使用されるサーバー・プロセスです。

WebSphere Application Server Network DeploymentVirtual Enterprise、 および Compute Grid の既存のインストール済み環境と eXtreme Scale を統合する場合、 eXtreme Scale のクライアントとサーバーの両方をインストールするか、あるいは、 クライアントのみをインストールすることができます。 詳しくは、WebSphere eXtreme Scale インフォメーション・センター を参照してください。




関連概念
WebSphere Extended Deployment Compute Gridトポロジー
関連情報
WebSphere eXtreme Scale インフォメーション・センター
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最終更新: 2009/09/17 16時37分02秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.gridmgr.doc/info/install/cinstallusecases.html