WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows


セキュア・シェル公開鍵をインストールしてインストール・ターゲットにアクセス

セキュア・シェル (SSH) 公開鍵/秘密鍵をリモート・インストール・ターゲットにアクセスするための認証方式として使用するには、最初に公開/秘密鍵ペアのうち公開鍵をインストール・ターゲットにインストールする必要があります。 これで、対応する秘密鍵を使用して、 インストール・ターゲットに安全に接続することができます。

始める前に

[For Linux operating system] [For Unix operating system] このタスクを正常に完了するには、インストール・ターゲットに SSH をインストールし、使用可能にしておく必要があります。 最初に鍵のペアを作成し、公開鍵をすべてのインストール・ターゲットに インストールします。以下のコマンドを発行して、ワークステーションで SSH が有効となるようにします。
ps -e | grep sshd
さらに、 デプロイメント・マネージャー上における SSH 公開鍵ファイルの場所、 およびインストール・ターゲットの管理 ID とパスワードを把握しておく必要があります。後で同じインストール・ターゲットでソフトウェア・パッケージをインストールまたはアンインストールする場合、同じ管理 ID およびパスワードを使用します。

このタスクについて

集中インストール・マネージャーを使用して、 分散プラットフォームの製品パッケージおよび保守を管理コンソールから 直接インストールできます。AIX、 HP-UX、Solaris、および Linux オペレーティング・システムは通常、SSH プロトコルの使用をサポートします。ただし、Windows オペレーティング・システムでは、SSH プロトコルを使用するために、独立系ソフトウェア・ベンダーから入手したソフトウェアをインストールしなければならない場合があります。詳しくは、ターゲット Windows オペレーティング・システムで SSH を使用するためのルートとしての Cygwin の実行 を参照してください。

インストール・ターゲットとやり取りするために SSH 公開鍵/秘密鍵の認証方式を使用するには、まず SSH 公開鍵をインストールします。

プロシージャー

  1. 管理コンソールからウィザードにアクセスするには、「システム管理」 > 「集中インストール・マネージャー」 > 「インストール・ターゲット」をクリックします。
  2. テーブルから既存のインストール・ターゲットを 1 つ以上選択し、 「SSH 公開鍵のインストール」をクリックします。
  3. 適切なユーザー ID とパスワードの設定を入力し、「次へ」をクリックします。 同じユーザー ID とパスワードを指定してすべてのインストール・ターゲットにアクセスするように選択するか、インストール・ターゲットごとに個別のユーザー ID とパスワードを構成することができます。
  4. デプロイメント・マネージャー上における SSH 公開鍵ファイルの場所を指定し、 「次へ」をクリックします。
  5. 選択の要約を検討し、「終了」をクリックして インストール・プロセスを完了します。

結果

特定のインストール・ターゲットに SSH 公開鍵を正常にインストールしました。

次に実行する作業

同じ SSH 公開鍵を他のインストール・ターゲットにインストールできます。前のステップで指定したユーザー ID を使用して、フィックスパックおよび暫定修正をインストールすることもできます。管理コンソールで、「システム管理」 > 「集中インストール・マネージャー」 > 「使用可能なインストール」をクリックします。




関連タスク
Remote Execution and Access を使用したリモート・インストール・ターゲットへのアクセス
セキュア・シェル公開鍵のインストール・レコードの更新
ターゲット Windows オペレーティング・システムで SSH を使用するためのルートとしての Cygwin の実行
パッケージのインストール
関連資料
集中インストール・マネージャー管理用タスク
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時31分49秒EDT
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