コマンド行 Java クラスを使用して、外部プログラムで再利用するためにデータをログに記録するように、ランタイム・オペレーション報告書を構成することができます。
DataReaderWrapper クラスは、WebSphere_home¥appserver¥lib¥visualization.cacheservice.jar に配置されています。
コマンド行から DataReaderWrapper クラスを実行するには、 以下のコマンドを使用します。
Java DataReaderWrapper
次のパラメーターが使用できます。
ログのタイプ。log_type パラメーターのみを使用して、 指定したログのプロパティーのヘルプ・リストおよびその説明を検索できます。 これらのプロパティーは property_filter パラメーターに対して使用できます。
例: java DataReaderWrapper ServerStatsCache
ログ・ファイルのディレクトリー。
例: java DataReaderWrapper ServerStatsCache log
出力ファイルの名前を指定します。
例: java DataReaderWrapper ServerStatsCache log data.log
長い形式またはストリング形式でのログ間隔の開始時刻。
長い形式またはストリング形式でのログ間隔の終了時刻。
プロパティー値の組。
例: java DataReaderWrapper ServerStatsCache log data.log 1113189469300 1113189472500 name server1 node dabtcNode01
構文のヘルプを表示します。
例: java DataReaderWrapper ?
次の例では、DataReaderWrapper は、 server1 マシンおよび dabtcNode01 ノードで 1113189469300 時から 1113189472500 時にログ・ディレクトリーの ServerStatsCache ログ・ファイルを読み取ります。
java DataReaderWrapper ServerStatsCache log data.out 1113189469300 1113189472500 name server1 node dabtcNode01