WebSphere Extended Deployment Version 6.1 では、ルール・ベースのサービス・ポリシー方式、 新しい完了時間サービス・ポリシー目標タイプ、および同じ WebSphere アプリケーション・サーバーでのグリッド・ジョブと OLTP ワークロードの混合機能を提供することによって、Compute Grid の サービス・ポリシーおよびワークロード管理を向上させています。Compute Grid と Operations Optimization の 2 つ のコンポーネントを一緒にデプロイすると、Operations Optimization コンポーネントの機能が Compute Grid 環境の管理に適用されます。 サービス・ポリシーを定義するには、Operations Optimization コンポーネントを インストールしておく必要があります。動的な操作については、Operations Optimization インフォメーション・センターを 参照してください。
サービス・ポリシーの定義については、WebSphere Extended Deployment Operations Optimization インフォメーション・センターを 参照してください。
WebSphere Extended Deployment Compute Grid のサービス・ポリシー種別は、 ジョブ・スケジューラーに定義されたルールのセットによって制御されます。これらのルールは、 ブール式で構成することができ、次のオペランド・タイプを含むことができます。
上記の各オペランドについて詳しくは、Compute Grid におけるジョブ種別 を参照してください。
WebSphere Extended Deployment V6.1 では、以下の 2 つのデフォルトの種別ルールが提供されています。
デフォルト・ルールは両方とも、編集および削除可能です。ルールの順序は変更可能であり、ユーザー定義の種別を追加できます。 ジョブ・スケジューラーにより、種別ルールのリストが順番に評価され、最初に一致したルールで指定されたトランザクション・クラスが割り当てられます。 WebSphere Extended Deployment バージョン 6.1 では、 セルごとに 1 つの種別ルールのみ設定することができます。 デフォルトの構成可能なトランザクション・クラス (デフォルトでは DEFAULT_TC が指定されます) は、 このセットに関連付けられています。ジョブに一致する種別ルールがない場合、 デフォルト・トランザクション・クラスがそのジョブに適用されます。ルールの作成時にドロップダウン・リストからトランザクション・クラスを選択するグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) は、Operations Optimization パッケージがある状態でのみサポートされます。 Compute Grid のみの環境では、トランザクション・クラス名を指定するテキスト・フィールドがあります。