WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


Compute Grid におけるジョブ種別

種別のルールは、このセクションにリストされたオペランドから成るブール式で構成されています。

種別のルールは、gridclassrules.xml という名前の構成ファイルで WebSphere Application Server の構成ディレクトリーに保存されます。 WebSphere Extended Deployment V6.1 では、セルごとに 1 つの gridclassrules.xml があり、 各ルールはプライオリティー・エレメントに基づいて配列されます。

このフィーチャーのランタイムの実装では、一致するルールが検出されるまで、これらのルールを繰り返します。 一致するルールが検出されると、そのルールに対応するトランザクション・クラスがそのジョブに適用されます。

以下のオペランドにより、ジョブ種別のルールのブール式が構成されます。

<matchRules xmi:id="MatchRule_1159377240783" matchAction=SimpleCI_TC" matchExpression="apptype='j2ee'"
priority="1"/>
<matchRules xmi:id="MatchRule_1159377240783" matchAction="CompletionTime_TC"
matchExpression="appname='MandlebrotCI" priority="2"/>
<matchRules xmi:id="MatchRule_1159377240783" matchAction="${default_iiop_transaction_class}"
matchExpression="submitterid='admin'" priority="3"/>

デフォルトの種別ルールおよび優先順位

WebSphere Extended Deployment バージョン 6.1 では、次の 2 つのデフォルトの種別ルールが提供されています。

  1. タイプ Java 2 Platform Enterprise Edition (J2EE) の任意のジョブを、指定された J2EE アプリケーションの デフォルト IIOP 作業クラスで定義されたトランザクション・クラスに割り当てるルール。
  2. 任意のジョブをデフォルト・トランザクション・クラス DEFAULT_TC に割り当てるルール。

デフォルト・ルールは両方とも、編集および削除可能です。ルールの順序は変更可能であり、ユーザー定義の種別を追加できます。 ジョブ・スケジューラーにより、種別ルールのリストが順番に評価され、最初に一致したルールで指定されたトランザクション・クラスが割り当てられます。 WebSphere Extended Deployment Version 6.1 では、セルごとに 1 つの種別ルール・セットのみがサポートされています。 デフォルトの構成可能なトランザクション・クラス (デフォルトでは DEFAULT_TC が指定されます) は、 このセットに関連付けられています。ジョブに一致する種別ルールがない場合、 デフォルト・トランザクション・クラスがそのジョブに適用されます。ルールの作成時にリストからトランザクション・クラスを選択するグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) は、Operations Optimization パッケージがある状態でのみサポートされます。 Compute Grid のみの環境では、トランザクション・クラス名を指定するテキスト・フィールドがあります。




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最終更新: 2009/09/17 16時38分56秒EDT
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