WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


BEA WebLogic サーバーの構成

管理コンソールで BEA WebLogic サーバーのミドルウェア・サーバー表現を作成した後、 構成設定を BEA WebLogic インストール用に特別に定義するために、 これらの構成設定を更新する必要があります。

始める前に

BEA WebLogic サーバーで稼働しているノードを統合し、 管理コンソールでサーバーの表現を作成します。

このタスクについて

デフォルトのディレクトリー以外のロケーションに BEA WebLogic をインストールした場合は、インストール・ディレクトリーが正しくなるように WebSphere® 変数を更新します。 管理コンソールから、ご使用のサーバー上で操作を実行するには、 BEA WebLogic ミドルウェア・サーバー表現のサーバー操作を構成する必要があります。

プロシージャー

  1. WebSphere 変数を更新して、 BEA WebLogic サーバーが稼働しているノード上の設定と一致するようにします。 管理コンソールで、「環境」> 「WebSphere 変数」をクリックします。 次の変数を編集します。
    WEBLOGIC_ADMINHOST
    WebLogic 管理サーバーのホスト名を指定します。
    デフォルト値: localhost
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_ADMINPORT
    WebLogic 管理サーバーのポートを指定します。
    デフォルト値: 7001
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_ADMINPROTOCOL
    WebLogic 管理サーバーに接続する際に使用するプロトコルを指定します。
    デフォルト値:t3
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_ADMINURL
    WebLogic 管理サーバーの URL を指定します。この値は、その他の変数から作成されます。
    デフォルト値: ${WEBLOGIC_ADMINPROTOCOL}://${WEBLOGIC_ADMINHOST}:${WEBLOGIC_ADMINPORT}
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_SERVERROOT
    WEBLOGIC_DOMAINDIR 変数に別名を指定します。
    デフォルト値: ${WEBLOGIC_DOMAIN_DIR}
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_SERVERNAME
    WebLogic 管理環境でのサーバーの名前を指定します。
    デフォルト値: ${WAS_SERVER_NAME}
    有効範囲: server
    BEA_HOME
    ルート・インストール・ロケーションを指定します。
    [For Windows operating system] デフォルト値: c:¥bea
    [For Unix operating system] [For AIX operating system] [For HP-UX operating system] デフォルト値: /opt/bea
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_HOME
    WebLogic ルート・ディレクトリーを指定します。ルートはバージョン固有です。例えば、{$BEA_HOME}¥weblogic91
    デフォルト値:{$BEA_HOME}¥weblogic
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_DOMAINNAME
    WebLogic ドメインの名前を指定します。
    デフォルト値: myDomain
    有効範囲: cell
    WEBLOGIC_DOMAINDIR
    WebLogic ドメインへのパスを作成します。
    デフォルト値:${BEA_HOME}¥user_projects¥domains¥${WEBLOGIC_DOMAINNAME}
    有効範囲: cell

    構成内の他のノード上でホーム・ディレクトリーが異なる場合、 ノード有効範囲を選択し、特定のノード用に同じ名前で別の変数を作成します。

  2. ユーザー名とパスワードが含まれるように、BEA WebLogic サーバーのサーバー操作を更新します。
    1. 管理コンソールで、「サーバー」>「その他のミドルウェア・サーバー」 >「BEA WebLogic サーバー」>weblogic_server>「サーバー操作」をクリックします。
    2. サーバーの停止操作を編集して、このコマンドを実行するために使用するユーザー名と パスワードを含めます。
  3. オプション: サーバーの HTTP および HTTPS ポートを更新します。 デフォルトのポートは 7001 です。デフォルト以外の値を使用する場合、管理コンソールでポートを変更する必要があります。
    1. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「その他のミドルウェア・サーバー」 > 「BEA WebLogic サーバー」 > weblogic_serverをクリックします。
    2. 「HTTP コネクター」または「HTTPS コネクター」を編集します。「OK」をクリックし、変更を保存し、同期化してください。

次に実行する作業




関連概念
ミドルウェア・ノードおよびミドルウェア・サーバー
サポートされているミドルウェア・サーバー・タイプ
関連タスク
ミドルウェア・サーバー操作の構成
WebSphere 変数の構成
ミドルウェア・ノードのフェデレート
ミドルウェア・サーバーの構成への追加
ミドルウェア・サーバー・テンプレートの作成
外部ログ表示サービスの構成
動的クラスターの作成
関連資料
ミドルウェア・サーバー作成の管理用タスク
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時30分32秒EDT
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