WebSphere® Virtual Enterprise の管理コンソールでは、
管理対象の WebSphere Application Server Community Edition バージョン 2.0 アプリケーションをサーバーおよび動的クラスターのインストールできます。
始める前に
- 完全ライフサイクルの WebSphere Application
Server Community Edition サーバーまたは動的クラスターを作成することにより、WebSphere Application
Server Community Edition のデプロイメント・ターゲットを作成します。
デプロイメント・ターゲットを開始できることを確認します。詳しくは、完全ライフサイクル WebSphere Application Server Community Edition サーバーおよび動的クラスターの作成
を参照してください。
- デプロイする WebSphere Application Server Community Edition アプリケーションを準備します。
アプリケーションはアーカイブ・ファイルおよび外部デプロイメント・プランで構成され、その両方が WebSphere Application Server Community Edition サーバーにデプロイされます。
重要: 管理対象 WebSphere Application Server Community Edition アプリケーションでは、WebSphere Virtual Enterprise の管理コンソールのみですべてのデプロイメント操作を実行する必要があります。WebSphere Application Server Community Edition コンソールは、製品でサポートされていない機能に対してのみ使用してください。
このタスクについて
WebSphere Application Server Community Edition アプリケーションをデプロイすると、WebSphere Virtual Enterprise が Java Platform、Enterprise Edition 5 (Java EE 5) アプリケーションおよび PHP アプリケーションに対して提供するものと同じサービスの品質が実現されます。
プロシージャー
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WebSphere Application Server Community Edition アプリケーション・ウィザードを開きます。
管理コンソールで、
「アプリケーション」>「ミドルウェア・アプリケーションの新規インストール」をクリックします。アプリケーション・タイプには 「WebSphere Application Server Community
Edition」を選択し、「次へ」をクリックします。
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アプリケーションのアーカイブ・ファイルおよび外部デプロイメント・プランのローカルまたはリモートのロケーションを指定し、「次へ」をクリックします。
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アプリケーションの名前、エディション、およびエディションの説明を指定します。
他のタイプのアプリケーションも含め、Java EE 5 や管理対象外の Web アプリケーションなど、セル内にデプロイするすべてのアプリケーション全体でアプリケーション名は固有にする必要があります。
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デプロイメント・ターゲットを選択して、アプリケーションを実行するサーバーおよびクラスターを選択します。
デプロイメント・ターゲットのリストを、クラスターのみ、またはサーバーのみによって、
または名前を入力してフィルターに掛けることができます。「追加」または「除去」をクリックし、
アプリケーションを実行するサーバーおよびクラスターを指定します。
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Web モジュールの仮想ホストのロケーションを指定します。
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WebSphere Application Server Community
Edition アプリケーションの詳細を確認し、変更点を保存します。
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アプリケーションを開始します。
アプリケーションがデプロイされているミドルウェア・サーバーが開始すると、そのアプリケーションが開始済みであると管理コンソールに表示されます。
管理コンソールからミドルウェア・サーバーを開始するには、ミドルウェア・サーバー操作の構成
を参照してください。
重要: サーバーまたはミドルウェア・エージェントが停止する場合は、管理コンソールでアプリケーションがまだ始動済みかまたは部分的にデプロイされていると表示されている可能性があります。
結果
WebSphere Application
Server Community Edition アプリケーションは、定義したデプロイメント・ターゲットで実行されます。
次に実行する作業
アプリケーションのサービス・ポリシーおよびルーティング・ポリシーを定義します。すべてのアプリケーション・エディション・マネージャー機能が使用可能です。