WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


チャージバック・アカウンティング・サポートに関するジョブ使用データ

WebSphere Extended Deployment 6.1.0.1 は、 すべてのオペレーティング・システムのグリッド・ジョブに対するチャージバック・アカウンティング情報を提供します。チャージバック・アカウンティングによって、 さまざまなユーザーおよびグループによって実行された作業のグリッド・ジョブ実行の計算コストを判別することができます。

ジョブ・スケジューラーは、管理コンソールから有効化されたときに、 チャージバック・アカウンティングの使用データを記録します。この機能は、 すべてのオペレーティング・システムで使用可能であり、 構成設定から有効と無効とを切り替えることができます。ジョブ使用情報は、デフォルトでは使用可能になっていません。

各ジョブのアカウント情報には、以下のものが含まれます。
ジョブ・スケジューラー JOBUSAGE テーブルの DDL ステートメントは、${install_root}/longRunning ディレクトリーの CreateLRSCHEDTables*.ddl ファイル で定義されています。サンプルのスキーマ定義は、以下のとおりです。
CREATE TABLE "LRSSCHEMA"."JOBUSAGE" (
"JOBID" VARCHAR(250) NOT NULL ,
"SUBMITTER" VARCHAR(256),
"CPUCONSUMEDSOFAR" BIGINT NOT NULL,
"JOBSTATE" VARCHAR(32) NOT NULL,
"SERVER" VARCHAR(250) NOT NULL,
"NODE" VARCHAR(250) NOT NULL,
"STARTTIME" VARCHAR(64) NOT NULL,
"LASTUPDATE" VARCHAR(64) NOT NULL,
"ACCNTING" CHAR(64) ) IN "USERSPACE1" ;
テーブル・データは、SQL 照会を使用してアクセスできます。例:
select * from LRSSCHEMA.JOBUSAGE where JOBID='PostingSampleEar:99'

スケジューラーのジョブ使用テーブル・データへのプログラマチックなアクセスでは、 コミットされていない読み取りの分離レベルを指定し、アクティブなジョブ実行またはアカウンティング・データの記録を妨げるようにする必要があります。STARTTIME および LASTUPDATE は、 System.currentTimeMillis() の戻り値を示しています。詳しくは、以下の ++ の記載を参照してください。




関連タスク
ジョブ使用情報の使用可能化
関連情報
Compute Grid 機能の z/OS オペレーティング・システムへの統合
複数のサーバント領域
z/OS でのワークロード管理およびサービス・ポリシー
ワーカー・スレッドの管理
z/OS オペレーティング・システムでのトランザクション・クラスの伝搬
概念のトピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: 2009/09/17 16時38分56秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.gridmgr.doc/info/scheduler/czosjobusage.html