WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


jobrecovery.bat|.sh スクリプト

jobrecovery スクリプトは、1 次サイトが失敗した場合に、2 次サイトが引き継げるようにすることができます。

目的

このスクリプトは、1 次サイトが失敗した場合に 2 次サイトがその責務を引き継げるようにする場合に使用します。このシナリオでは、 各サイトには個別の WebSphere セルがあり、そこでアクティブなジョブが 1 次サイトで実行されており、停止したジョブまたはジョブ・スケジューラーが 2 次サイトにあります。1 次および 2 次サイトの Compute Grid セルは、互いの複製である、すなわち、同じトポグラフィー、同じ名前になっている必要があります。これらは、データベースのレプリカではなく、同じデータベースを共有しています。

ロケーション

jobrecoveryscript は、install_root/bin ディレクトリーか、指定された LRS バックアップ・サーバーの install_root/profiles/{LRS_profiles}/bin ディレクトリーにあります。スクリプトが、install_root ディレクトリーから実行される場合、profileName オプションの指定が必須になります。そうでない場合は、このオプションは指定しないでください。username と password オプションは、LRS が稼働するサーバーでセキュリティーが有効になっている場合は必須です。このスクリプトは、1 次セルがシャットダウンされた場合は、バックアップ・セルで実行される必要があります。スクリプトの実行後、バックアップ・セルを始動することができます。

使用法

1 次サイトが失敗した場合、以下のステップを含む引き継ぎ手順に従うように指示されます。

  1. 1 次サイトのすべての Compute Grid サーバーが停止していることを確認します。
  2. 2 次サイトで jobrecovery スクリプトを実行します。
  3. 2 次サイトでジョブ・スケジューラーを開始します。
./jobRecovery.sh <server> [options]

オプション

-profileName <profile>
-username <authentication username>
-password <authentication password>

./jobRecovery.sh server1 -profileName AppSrv01 -username wsadmin -password wspassword



関連資料
システム・プログラミング・インターフェース (SPI) およびプロパティー
関連情報
Compute Grid 環境の構成
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時38分07秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.gridmgr.doc/info/reference/rcgpjmdisaster.html