WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


ミドルウェア・サーバー管理の管理用タスク

Jython および Jacl スクリプト言語を使用することで、wsadmin ツールを使用してミドルウェア・サーバーを管理できます。MiddlewareServerManagement グループでコマンドおよびパラメーターを使用します。

getMiddlewareServerType

getMiddlewareServerType コマンドは、ミドルウェア・サーバー・タイプをリストします。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーター

-serverName
タイプを表示するサーバーの名前を指定します。(ストリング、必須)
-nodeName
サーバーを実行するノードを指定します。(ストリング、必須)

戻り値

このコマンドは、 指定したタイプのミドルウェア・サーバーのリストを戻します。

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

listForeignServerTypes

listForeignServerTypes コマンドは、サポートされるすべてのミドルウェア・サーバーのタイプをリストします。WebSphere® Virtual Enterprise に関連するミドルウェア・サーバーは含みません。

ターゲット・オブジェクト

戻り値

コマンドは、 ミドルウェア・サーバーのタイプのリストを戻します。例:
PHP_SERVER
WASCE_SERVER
CUSTOMHTTP_SERVER
APACHE_SERVER
TOMCAT_SERVER
WEBLOGIC_SERVER
JBOSS_SERVER
WASAPP_SERVER

バッチ・モードの使用例

listMiddlewareServers

listMiddlewareServers コマンドは、ミドルウェア・サーバーと、サーバーの構成ファイルのパスをリストします。ノードまたはミドルウェア・サーバー・タイプ・パラメーターを渡さなかった場合は、すべてのサーバーが表示されます。

ターゲット・オブジェクト

なし。

オプション・パラメーター

-middlewareServerType
リストするミドルウェア・サーバーのタイプを指定します。ミドルウェア・サーバーのタイプには、 TOMCAT_SERVERPHP_SERVERWEBLOGIC_SERVERJBOSS_SERVERWASCE_SERVERAPACHE_SERVER、および CUSTOMHTTP_SERVER があります。(ストリング・オプション)
-nodeName
サーバーをリストするノードを指定します。(ストリング、オプション)

戻り値

コマンドは、 指定したタイプのミドルウェア・サーバーのリストを戻します。 例えば、次のように出力されます。
nodeagent(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade01b08/servers/nodeagent|server.xml)
WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_2(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade01b08/servers/WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_2|server.xml)
WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_1(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade01b08/servers/WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_1|server.xml)
WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_4(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade01b08/servers/WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_4|server.xml)
frucg(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade01b08/servers/frucg|server.xml)
WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DD_1(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade01b08/servers/WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DD_1|server.xml)
dmgr(cells/xdblade02b07/nodes/xdblade02b07/servers/dmgr|server.xml)
middlewareagent(cells/xdblade02b07/nodes/thebe14/servers/middlewareagent|server.xml)
tttomcat_server(cells/xdblade02b07/nodes/thebe14/servers/tttomcat_server|server.xml)

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

listMiddlewareServerTypes

listMiddlewareServerTypes コマンドは、すべてのサーバー・タイプをリストします。

ターゲット・オブジェクト

戻り値

コマンドは、 すべてのサーバー・タイプのリストを戻します。例:
APPLICATION_SERVER
PHP_SERVER
WASCE_SERVER
CUSTOMHTTP_SERVER
APACHE_SERVER
TOMCAT_SERVER
WEBLOGIC_SERVER
ONDEMAND_ROUTER
PROXY_SERVER
WEB_SERVER
JBOSS_SERVER
WASAPP_SERVER
GENERIC_SERVER

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

listWASServerTypes

listWASServerTypes コマンドは、WebSphere Application Server に関連したサーバー・タイプのみをリストします。

ターゲット・オブジェクト

戻り値

コマンドは、 サーバー・タイプのリストを戻します。例:
APPLICATION_SERVER
ONDEMAND_ROUTER
PROXY_SERVER
WEB_SERVER
GENERIC_SERVER

バッチ・モードの使用例

modifyForeignServerProperty

modifyForeignServerProperty コマンドは、ミドルウェア・サーバーのプロパティーを変更します。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーター

-serverName
サーバーの名前を指定します。(ストリング、必須)
-nodeName
ノードの名前を指定します。(ストリング、必須)
-propKey
server.xml ファイルに関連付けられたプロパティー・キーを指定します。 (ストリング、必須)
-propValue
server.xml ファイルに設定するプロパティー値を指定します。 (ストリング、必須)

戻り値

コマンドの戻り値

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

showMiddlewareServerInfo

showMiddlewareServerInfo コマンドは、ミドルウェア・サーバーのプロパティーのリストを表示します。

戻り値

コマンドの戻り値

必須パラメーター

server_name(path_to_configuration_file|configuration_file_name)
このパラメーターにより、情報を表示するサーバーを決定します。例えば、このパラメーターに次の値を使用できます。
odr2(cells/SVT61/nodes/oberon04/servers/odr2|server.xml)
path_to_configuration_file 変数の値および configuration_file_name の値は、listMiddlewareServers コマンドを実行して判別することができます。 このコマンドの出力をパラメーター値として使用できます。

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

サンプル出力

{cell SVT61}
{serverMiddlewareType ONDEMAND_ROUTER}
{com.ibm.websphere.baseProductVersion 6.1.0.11}
{node oberon04}
{server odr2}

startMiddlewareServer

startMiddlewareServer コマンドは、指定されたミドルウェア・サーバーを開始します。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーター

-serverName
始動するサーバーの名前を指定します。 (ストリング、必須)
-nodeName
開始するサーバーを実行するノードを指定します。(ストリング、必須)

戻り値

コマンドの戻り値

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

stopMiddlewareServer

stopMiddlewareServer コマンドは、指定されたミドルウェア・サーバーを停止します。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーター

-serverName
停止するミドルウェア・サーバーの名前を指定します。(ストリング、必須)
-nodeName
停止するサーバーを実行しているノードを指定します。(ストリング、必須)

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

executeMiddlewareServerOperation

executeMiddlewareServerOperation コマンドは、指定されたサーバーに既存サーバーの操作を実行します。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーター

-serverName
サーバーの操作を実行するサーバーの名前を指定します。(ストリング、必須)
-nodeName
指定したサーバーを実行するノードの名前を指定します。(ストリング、必須)
-operation
サーバーで実行するサーバーの操作の名前を指定します。(ストリング、必須)

戻り値

コマンドは、 サーバーの操作の状況メッセージを戻します。例:
CWMWS0420I: Start completed for middleware server "WASCE_2.0.0.0_xdblade01b08_DS_4" on node "xdblade01b08"

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分25秒EDT
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