XDUpgrade コマンドを使用して、既存のインストール済み環境を製品の新規インストール済み環境にマイグレーションします。
userid と password パラメーターは、コマンド行から製品をマイグレーションする場合には、必ず XDUpgrade コマンドで指定します。マイグレーション・ユーティリティーは
これらのパラメーターを検査しないため、ワークステーションでセキュリティーが使用可能になっているときに
管理者ユーザー ID およびパスワードが指定されない場合、マイグレーションは失敗します。
source キーワードは、マイグレーション元の
WebSphere® Application Server Network Deployment および
WebSphere Extended Deployment のインストール済み環境を示し、target キーワードはマイグレーション先の
WebSphere Application Server Network Deployment および
WebSphere Extended Deployment のインストール済み環境を示します。マイグレーション・ソースは既存の製品インストール済み環境、または以前に作成した、製品のバックアップ構成であることが可能です。
重要: 以前に作成したバックアップは、WebSphere Extended Deployment 構成のみをマイグレーションする場合に必要ですが、WebSphere Application Server 構成をマイグレーションする場合には必要ありません。
各パラメーターは次のリストで説明されています。
- sourcewashome: これは、構成をマイグレーションする元の WebSphere Application Server Network Deployment および WebSphere Extended Deployment のインストール済み環境の install_root ディレクトリーを指定する必須パラメーターです。
- sourceProfilePath: これは、構成のマイグレーション元プロファイルの完全修飾パスを指定する必須パラメーターです。
- -targetProfilePath: これは、構成のマイグレーション先プロファイルの完全修飾パスを指定する必須パラメーターです。
- -userid: これは、password と共に常に指定しなければならない追加パラメーターです。
マイグレーション・ユーティリティーはこれらのパラメーターを検査しないため、ワークステーションでセキュリティーが使用可能になっているときにユーザー ID とパスワードを指定しなかった場合、マイグレーションは失敗します。
- -password: これは、userid と共に常に指定しなければならない追加パラメーターです。
マイグレーション・ユーティリティーはこれらのパラメーターを検査しないため、ワークステーションでセキュリティーが使用可能になっているときにユーザー ID とパスワードを指定しなかった場合、マイグレーションは失敗します。
- -traceLevel: これは診断メッセージを生成するためのトレース・レベルを指定するオプション・パラメーターです。
次のリストには有効なトレース・レベルが示されています。
- 0:off: ロギングなし
- 1:severe: 重大エラーのみをログに記録
- 2: warning: 重大エラーおよび警告をログに記録
- 3:info: 重大エラー、警告、および情報メッセージをログに記録
- 4:config: 重大エラー、警告、情報、および構成メッセージをログに記録
- 5:fine: 中レベル・ロギングをオンにする
- 6:finer: 高レベル・ロギングをオンにする
- 7:finest: 作成されるすべてのメッセージをログに記録 (デフォルト)
- -traceDir: これは XDUpgrade.log ファイルを含むディレクトリーを指定するオプション・パラメーターです。
デフォルト・ディレクトリーは install_root/logs/xd.migration です。
各パラメーターは次のリストで説明されています。
- -backUpsDirectory: これは、マイグレーション元の製品インストールのパスを指定する必須パラメーターです。
- -backupProfileName: これは、マイグレーション元のプロファイルのパス (プロファイル名が含まれています) を指定する必須パラメーターです。
- -targetProfilePath: これは、構成のマイグレーション先プロファイルの完全修飾パスを指定する必須パラメーターです。
- -userid: これは、password と共に常に指定しなければならない追加パラメーターです。
マイグレーション・ユーティリティーはこれらのパラメーターを検査しないため、ワークステーションでセキュリティーが使用可能になっているときにユーザー ID とパスワードを指定しなかった場合、マイグレーションは失敗します。
- -password: これは、userid と共に常に指定しなければならない追加パラメーターです。
マイグレーション・ユーティリティーはこれらのパラメーターを検査しないため、ワークステーションでセキュリティーが使用可能になっているときにユーザー ID とパスワードを指定しなかった場合、マイグレーションは失敗します。
- -traceLevel: これは診断メッセージを生成するためのトレース・レベルを指定するオプション・パラメーターです。
次のリストには有効なトレース・レベルが示されています。
- 0:off: ロギングなし
- 1:severe: 重大エラーのみをログに記録
- 2: warning: 重大エラーおよび警告をログに記録
- 3:info: 重大エラー、警告、および情報メッセージをログに記録
- 4:config: 重大エラー、警告、情報、および構成メッセージをログに記録
- 5:fine: 中レベル・ロギングをオンにする
- 6:finer: 高レベル・ロギングをオンにする
- 7:finest: 作成されるすべてのメッセージをログに記録 (デフォルト)
- -traceDir: これは XDUpgrade.log ファイルを含むディレクトリーを指定するオプション・パラメーターです。
デフォルト・ディレクトリーは install_root/logs/xd.migration です。