WebSphere Extended Deployment Operations Optimization 環境内の報告書を使用して、ジョブ・スケジューラーおよびエンドポイントの統計を表示することができます。
始める前に
報告書は、ランタイム・データを表示した図表です。
図表にデータを表示するには、ご使用の環境を構成する必要があるとともに、サーバー、クラスター、アプリケーションなどが実行されている必要があります。
プロシージャー
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管理コンソールで「報告書」タブを開き、「ランタイム操作」>「報告書」と進みます。
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新しい図表を追加します。
「新規図表タブを開く」をクリックします。新規タブが開き、空白の図表が表示されます。
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「有効範囲の変更」をクリックして、図表化されるデータの派生元の有効範囲を指定します。
- オブジェクト・タイプの選択: ノード、動的クラスター、クラスター、またはアプリケーション・サーバー
- スケジューラーまたはエンドポイントのオブジェクト・インスタンスを選択します。
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「現行の有効範囲をデータ・セットとして使用する」用のデータ・セット・タイプを選択します。
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選択したデータ・セットからメトリックを選択して、図表に追加します。
表 1. スケジューラー
メトリック |
説明 |
ジョブ・キュー |
スケジューラーにおいてキューに入れられたジョブの数 |
ジョブ・ディスパッチ |
スケジューラーにおいてディスパッチされたジョブの数 |
ジョブ・エラー |
ジョブに対して発生したディスパッチ・エラーの数 |
ジョブ・キュー時間 |
ジョブがキューに入れられていた平均時間 (ミリ秒) |
ジョブ・ディスパッチ時間 |
ジョブがディスパッチされていた平均時間 (ミリ秒) |
ジョブ・ディスパッチ・エラー時間 |
ディスパッチ・エラーが発生したときに、ジョブがディスパッチされていた平均時間 (ミリ秒) |
表 2. エンドポイント
メトリック |
説明 |
ジョブ要求 |
実行環境 (エンドポイント・アプリケーション) に到着して処理されるジョブの数。 |
ジョブ完了 |
実行環境で実行が完了したジョブの数。 |
ジョブ実行時間 |
ジョブが実行されていた平均時間 (ミリ秒) |