WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


同一セル内のコア・グループ間の通信の構成

セルは、ランタイム・コンポーネントのホストとして機能する 1 つ以上のプロセスから構成されます。各セルには 1 つ以上の名前付きコア・グループがある。 コア・グループは、直接の相互アクセスが可能で、ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) を使用して接続されるプロセスのグループです。同一セル内のコア・グループがワークロード管理 (WLM) 情報を共有する必要がある場合、これらのコア・グループを構成して通信する 必要があります。

始める前に

セルのコア・グループを作成します。サーバーおよびクラスターなど、コア・グループ内のすべてのプロセスを構成します。コア・グループ内に定義されたアプリケーション・サーバー、ノード・エージェント、オンデマンド・ルーターなど、WebSphere Application Server Network Deployment 関連プロセスの推奨される最大数は 40 です。

このタスクについて

次のシナリオで、セルの複数のコア・グループを構成できます。 WebSphere® Application Server Network Deployment を使用している場合、ブリッジ・インターフェースおよびコア・グループ・アクセス・ポイントを構成する必要があります。WebSphere Virtual Enterprise では、これらの必須エレメントが自動的に構成されるため、この構成は単純化されています。

プロシージャー

  1. ノード・エージェントおよびサーバーを各コア・グループに追加します。 高可用性を確実にするために、各ノード・グループに対して 少なくとも 2 つのノード・エージェントを構成しています。 プロセスの開始時に、コア・グループ・ブリッジが構成されていない場合、製品のすべてのプロセスが、構成済みの各コア・グループにコア・グループ・アクセス・ポイントを自動的に構成します。 この製品は、各コア・グループの各ノード・エージェントが コア・グループ・ブリッジであることを前提としています。各ノード・エージェントを コア・グループ・ブリッジとするように、構成が変更されます。この構成を完了するために、 プロセスの再始動が必要である可能性があります。
  2. ノード・エージェントを開始します。 コア・グループごとに複数のノード・エージェントが実行している場合、 コア・グループは通信可能です。

結果

同一セル内のコア・グループは通信可能で、WLM 情報を共有できます。



関連概念
要求フロー優先順位付けの概要
関連タスク
クロス・セル通信用に WebSphere Virtual Enterprise を構成
ODR の作成
新規コア・グループの作成
ノード・エージェントの管理
関連資料
coregroupsplit.py スクリプト
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時30分32秒EDT
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