文書 - リリース情報

1.0 概要
2.0 既知の問題
   2.1 Struts 文書の更新
   2.2 Page Designer Classic および組み込みグラフィックス・ツールが Linux で使用できない
   2.3 Motif がユーザーのウィンドウ・ビュー・システムである場合のビューの移動
   2.4 Hospital シナリオでの手順の変更
   2.5 Web サービスを 4.0.x からインポートした後での WSDL エラー
   2.6 バージョン 5.0 ワークスペースで WebSphere Studio バージョン 5.1 を使用する
   2.7 「Embedded Messaging Client のみがインストール済み (Embedded Messaging Client only has been installed)」メッセージを無視する
   2.8 Update Manager を使用するときにデフォルトの選択を変更する
   2.9 Migration Guide の更新
   2.10 代替イメージ・テキストが文書に現れない
   2.11 Installation Guide の『Uninstalling Rational ClearCase LT』セクションを無視する
   2.12 インストール・プログラムを取り消すと、その取り消しが有効になるまで少し時間がかかることがある
   2.13 Linux、AIX、Solaris、および HP-UX でのアンインストール・コマンドが正しくない
   2.14 WebSphere Application Server - Express Installation Guide の更新
   2.15 install.html リンクの中断
   2.16 CD からのサイレント・インストールはサポートされない
   2.17 Installation Guide の更新 - インストールの変更
   2.18 AIX の Agent Controller ではセキュリティー機能は使用できない

1.0 概要

この README ファイルは、WebSphere Studio のオンライン資料に関するものです。

2.0 既知の問題

2.1 Struts 文書の更新

Getting Started Guide Struts のサンプル

「Loading the Struts Trade Sample」の「Getting Started Guide」では、「Trade Server という名前のサーバー・プロジェクトを作成しました。このプロジェクトは WebSphere バージョン 4.0 のテスト環境で動作し、TCP/IP ポート番号 8080 で listen します。」 という黒丸項目で「4.0」を「5.0」に、および「8080」を「7080」に変更してください

2.2 Page Designer Classic および組み込みグラフィックス・ツールが Linux で使用できない

Page Designer Classic (組み込みグラフィックス・ツールとともに)、WebArt Designer、および AnimatedGif Designer は、WebSphere Studio for Linux 5.0.x では使用できません。 したがって、ヘルプ・ファイルまたは F1 吹き出しヘルプでこれらのツールが不注意に参照されている場合は、それらの参照を無視する必要があります。

2.3 Motif がユーザーのウィンドウ・ビュー・システムである場合のビューの移動

Linux で WebSphere Studio を使用して作業している場合に、ウィンドウ・ビュー・システムが Motif であれば、ミドル・マウス・ボタンでビューを選択してそれをあちこち移動できるようにしなければなりません。 そうしないと、マウス・ボタンが 2 つある場合、ビューを移動したいときは、両方のボタンを押してそれを選択することになります。

2.4 Hospital シナリオでの手順の変更

患者または保険 Web サービスを作成すると、この Web サービスが WS-I に準拠していないことを伝える警告が表示されることがあります。 この警告は無視できます。

2.5 Web サービスを 4.0.x からインポートした後での WSDL エラー

(これはマイグレーション項目です。) Web サービス・ファイルを 4.0.x からインポートした場合は、次のエラー・メッセージが出ることがあります。

エラー 「結果」部分に、無効な値 'anyElement' がそのタイプとして定義されています。 型宣言は、スキーマに定義された有効な値を参照していなければなりません。

エラー 「戻り」部分に、無効な値 'findPatientResult' がそのエレメントとして定義されています。 エレメント宣言は、スキーマに定義された有効な値を参照していなければなりません。

エラー 「応答」部分に、無効な値 'findPatientResponse' がそのエレメントとして定義されています。 エレメント宣言は、スキーマに定義された有効な値を参照していなければなりません。 (Error The part 'result' has an invalid value 'anyElement' defined for its type. Type declarations must refer to valid values defined in a schema.

Error The part 'return' has an invalid value 'findPatientResult' defined for its element. Element declarations must refer to valid values defined in a schema.

Error The part 'response' has an invalid value 'findPatientResponse' defined for its element. Element declarations must refer to valid values defined in a schema.)

対応策:

  1. WSDL ファイルを削除します。
  2. Web Services ウィザードを再実行して Web サービスを再生成します。

2.6 バージョン 5.0 ワークスペースで WebSphere Studio バージョン 5.1 を使用する

既存の WebSphere Studio バージョン 5.0 ワークスペースを使用して WebSphere Studio バージョン 5.1 を初めて開始すると、ダイアログ・ボックスが表示されて、バージョン 5.0 からバージョン 5.1 へマイグレーションする 1 つの方法が示されます。 「OK」をクリックしてバージョン 5.0 ワークスペースからバージョン 5.1 へマイグレーションするか、または「取り消し (Cancel)」をクリックして WebSphere Studio の開始を停止します。

ワークスペースをバージョン 5.1 にマイグレーションすると、引き続きワークスペースをバージョン 5.0 で使用することができ、バージョン 5.1 の新規プロジェクト・フィーチャーのメタデータは無視され、バージョン 5.0 による読み取りが可能です。 バージョン 5.0 では、メタデータに影響を与えたり、バージョン 5.1 プロジェクトの新規プロジェクト・フィーチャーのメタデータを上書きしたりするような変更を、ワークスペースのプロジェクトに対して行うことはできません。

バージョン 5.1 の新規プロジェクト・フィーチャーについて詳しくは、WebSphere Studio Migration Guide を参照してください。

2.7 「Embedded Messaging Client のみがインストール済み (Embedded Messaging Client only has been installed)」メッセージを無視する

メッセージングおよびキューイング・サポートがインストールされていなくても、サーバーを開始したときに、「Embedded Messaging Client のみがインストール済み (Embedded Messaging Client only has been installed)」メッセージが出ることがあります。 このメッセージは、MQ Simulator for Java Developers の組み込みクライアント・コードを参照し、メッセージングおよびキューイング・サポート・コードは参照しません。 このメッセージは無視しても問題ありません。

2.8 Update Manager を使用するときにデフォルトの選択を変更する

Update Manager を使用してサービスを適用するときに、「オプション・フィーチャー (Optional Features)」ダイアログで、オプション・フィーチャーを更新したいかどうかを尋ねられることがあります。 デフォルトの選択を変更しない でください。 まだシステムにインストールされていないフィーチャーについてサービスを提供しようとすると、エラー・メッセージが出ます。

2.9 Migration Guide の更新

2.10 代替イメージ・テキストが文書に現れない

Linux で文書を表示しているときに、文書イメージの代替イメージ・テキストが現れません。

2.11 Installation Guide の『Uninstalling Rational ClearCase LT』セクションを無視する

この製品では Rational ClearCase LT が使用できないので、Installation Guide の『Uninstalling Rational ClearCase LT』セクションを無視しても問題はありません。

2.12 インストール・プログラムを取り消すと、その取り消しが有効になるまで少し時間がかかることがある

製品のインストール中に「取り消し (Cancel)」を押すと、取り消しが有効になるまで、インストール・プログラムはしばらく実行を続けることがあります。

2.13 Linux、AIX、Solaris、および HP-UX でのアンインストール・コマンドが正しくない

WebSphere Application Server - Express Installation Guide では、Linux、AIX、Solaris、および HP-UX でのアンインストール手順で ./uninstall.sh コマンドを使用するように記述されています。 このコマンドは実在しません。実行する正しいコマンドは ./uninstaller です。

2.14 WebSphere Application Server - Express Installation guide の更新

WebSphere Application Server - Express Installation Guide の更新点は、次のとおりです。

2.15 install.html リンクの中断

「Related Information」では、install.html リンクは中断されています。 しかし、このリンクは自分自身を参照するものなので不要です。

2.16 CD からのサイレント・インストールはサポートされない

WebSphere Application Server - Express は、CD からのサイレント・インストールをサポートしていません。

2.17 Installation Guide の更新 - インストールの変更

WebSphere Studio をインストールし、再度インストール・プログラムを始動して各種コンポーネントをインストール (または再インストール) し、インストールの取り消しを選択してから終了すると、次のエラーが発生します。

「インストール中にエラーが発生しました - ユーザーはインストールを取り消しました。」 ("Errors occured during the installation - User cancelled installation.")

製品をアンインストールしようとすると、次のエラーが出ます。

「適切な JVM が見つかりません。 オプション -is:javahome <JAVA HOME DIR> を使用してプログラムを再度実行してください。」 ("A suitable JVM could not be found. Please run the program again using the option -is:javahome <JAVA HOME DIR>.")

この問題に対処するには、インストール・プログラムを再度実行してから、製品をアンインストールしなければなりません。

2.18 AIX の Agent Controller ではセキュリティー機能は使用できない

Agent Controller を AIX にインストールした場合、Agent Controller のログイン・セキュリティー機能は使用できません。

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