新しい構成ファイルを作成
構成ファイルを新規に作成するには、構成ファイルの名前を指定し、統合ブローカーを選択する必要があります。
ファイルでの拡張検証用に、オペレーティング・システムも選択します。ツールバーには「ターゲット・システム」というドロップ・リストがあり、ここで、プロパティーの拡張検証用のターゲット・オペレーティング・システムを選択できます。選択可能なオプションは、「Windows」、「UNIX」、および「その他」 (Windows でも UNIX でもない場合)、および「なし (拡張検証なし)」(拡張検証をオフに切り替え) です。始動時のデフォルトは「Windows」です。
Connector Configurator を始動するには、以下のステップを実行します。
- 「System Manager」ウィンドウで、「ツール」メニューから「Connector Configurator」を選択します。Connector Configurator が開きます。
- スタンドアロン・モードで、Connector Configurator を起動します。
構成ファイルの拡張検証用のオペレーティング・システムを設定するには、以下のステップを実行します。
- メニュー・バーの「ターゲット・システム:」ドロップ・リストをプルダウンします。
- 使用中のオペレーティング・システムを選択します。
次に、「ファイル」>「新規」>「コネクター構成」を選択します。
「新規コネクター」ウィンドウで、新規コネクターの名前を入力します。
また、統合ブローカーも選択する必要があります。選択したブローカーによって、構成ファイルに記述されるプロパティーが決まります。ブローカーを選択するには、以下のステップを実行します。
- 「Integration Broker」フィールドで、ICS 接続、WebSphere Message Brokers 接続、WAS 接続のいずれかを選択します。
- この章で後述する説明に従って「新規コネクター」ウィンドウの残りのフィールドを完了します。
コネクター固有のテンプレートからの構成ファイルの作成
コネクター固有のテンプレートを作成すると、そのテンプレートを使用して
構成ファイルを作成できます。
- メニュー・バーの「ターゲット・システム:」ドロップ・リストを使用して、構成ファイルの拡張検証用のオペレーティング・システムを設定します (前述の『新規構成ファイルの作成』を参照してください)。
- 「ファイル」>「新規」>「コネクター構成」をクリックします。
- 以下のフィールドを含む「新規コネクター」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 名前
コネクターの名前を入力します。名前では大文字と小文字が区別されます。入力する名前は、システムにインストールされているコネクターのファイル名と一貫性をもつ一意の名前である必要があります。
重要:
Connector Configurator では、入力された名前のスペルはチェックされません。名前が正しいことを確認してください。
- システム接続
「ICS」、「WebSphere Message Brokers」、「WAS」のいずれかをクリックします。
- 「コネクター固有プロパティー・テンプレート (Connector-Specific Property Template)」を選択します。
ご使用のコネクター用に設計したテンプレートの名前を入力します。「テンプレート名」表示に、使用可能なテンプレートが表示されます。「テンプレート名」表示で名前を選択すると、「プロパティー・テンプレートのプレビュー」表示に、そのテンプレートで定義されているコネクター固有のプロパティーが表示されます。
使用するテンプレートを選択し、「OK」をクリックします。
- 構成しているコネクターの構成画面が表示されます。タイトル・バーに統合ブローカーとコネクターの名前が表示されます。ここですべてのフィールドに値を入力して定義を完了するか、ファイルを保管して後でフィールドに値を入力するかを選択できます。
- ファイルを保管するには、「ファイル」>「保管」>「ファイルに」をクリックするか、「ファイル」>「保管」>「プロジェクトに」をクリックします。プロジェクトに保管するには、System Manager が実行中である必要があります。
ファイルとして保管する場合は、「ファイル・コネクターを保管」ダイアログ・ボックスが表示されます。*.cfg をファイル・タイプとして選択し、「ファイル名」フィールド内に名前が正しいスペル (大文字と小文字の区別を含む) で表示されていることを確認してから、ファイルを保管するディレクトリーにナビゲートし、「保管」をクリックします。Connector Configurator のメッセージ・パネルの状況表示に、構成ファイルが正常に作成されたことが示されます。
重要:
ここで設定するディレクトリー・パスおよび名前は、コネクターの始動ファイルで指定するコネクター構成ファイルのパスおよび名前に一致している必要があります。
- この章で後述する手順に従って、「Connector Configurator」ウィンドウの各タブにあるフィールドに値を入力し、コネクター定義を完了します。
