コネクターには 2 つのタイプの構成プロパティーがあります。
これらのプロパティーによって、アダプターのフレームワークとエージェントの実行時の動作が決まります。
このセクションでは、 Connector Configurator の始動方法とすべてのプロパティーに共通する特性を説明します。 コネクター固有の構成プロパティーについては、該当するアダプターのユーザーズ・ガイドを参照してください。
Connector Configurator からコネクター・プロパティーを構成します。Connector Configurator には、System Manager からアクセスします。Connector Configurator の使用法の詳細については、本書の Connector Configurator に関するセクションを参照してください。
Connector Configurator と System Manager は、Windows システム上でのみ動作します。コネクターを UNIX システム上で稼動している場合でも、これらのツールがインストールされた Windows マシンが必要です。
UNIX 上で動作するコネクターのコネクター・プロパティーを 設定する場合は、Windows マシン上で System Manager を起動し、UNIX の統合ブローカーに接続してから、コネクター用の Connector Configurator を開く必要があります。
コネクターは、以下の順序に従ってプロパティーの値を決定します。
プロパティー・フィールドのデフォルトの長さは 255 文字です。 STRING プロパティー・タイプの長さには制限がありません。 INTEGER タイプの長さは、アダプターが稼働しているサーバーによって決まります。
コネクターは、始動時に構成値を取得します。実行時セッション中に 1 つ以上のコネクター・プロパティーの値を変更する場合は、プロパティーの更新メソッドによって、変更を有効にする方法が決定されます。
プロパティーの更新特性、つまり、コネクター・プロパティーへの変更が いつどのように有効になるかは、プロパティーの性質によって決まります。
標準コネクター・プロパティーには、以下の 4 種類の更新メソッドがあります。
特定のプロパティーの更新方法を確認するには、「Connector Configurator」ウィンドウ内の「更新メソッド」列を参照するか、表 9 の「更新メソッド」列を参照してください。
標準プロパティーが常駐できるロケーションは 3 つあります。 複数のロケーションに常駐できるプロパティーもあります。