これらのリリース情報には、IBM(R) WebSphere(R) Business Integration Adapter for WebSphere MQ Workflow バージョン 2.7.0 のリリース情報が含まれています。 このリリース情報は以下のセクションから構成されています。
本リリースの新機能 | インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成 |
製品修正履歴 | WebSphere Business Integration Adapters の API とランタイム |
製品の互換性 | 制限事項 |
ハードウェア要件およびソフトウェア要件 | 資料の更新 |
注: これらのリリース情報の発行後に、この製品に関する重要な情報が Technical Support Flashes に掲載される場合があります。WebSphere Business Integration サポート Web サイト http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiserver/support をご覧ください。該当する製品をクリックしてください。フラッシュが提供されている場合は、「セルフ・ヘルプ (Self help)」> 「問題の解決 (Solve a problem)」>「フラッシュ (警告) (Flashes (Alerts))」をクリックすると、表示することができます。
このセクションでは、このリリースで追加された機能および改善された機能について説明します。
このリリースでは、コネクター固有プロパティーにある MQ キュー、AuditQueue が導入されました。このキューの目的は、InterChange Server から送信された同期要求と非同期要求の両方について、メタオブジェクト ProcessTemplateConfig に提供された誤った情報を管理することです。これはメタオブジェクト属性 Timeout=-1 に固有の機能です。応答は、応答先キューではなく AuditQueue に送信されます。
アダプターは以下のプラットフォームで実行できるようになりました。
アダプターおよび新機能の詳細については、「Adapter for WebSphere MQ Workflow ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
リリース 2.6.0 から 2.7.0 までの間に、ユーザーから報告された事例に基づいて、以下の問題が修正されています。
トラッキング 番号 |
説明 |
33961 | デフォルト属性値 Response Timeout= -1(default) の場合、サービス呼び出し要求に対する応答が生成されません。管理上の目的から、エラーを追跡するために応答が生成される必要があります。 |
58403 | アダプターが応答ビジネス・オブジェクトをワークフロー・メッセージに変換するときに、要求が同期であるか非同期であるかによって変換方法が異なります。この問題はパッチ 2.6.1.0 で修正されました。 |
このリリースの Adapter は Solaris 7 ではサポートされません。
ハードウェア要件およびソフトウェア要件は、製品資料に記載されています。これらの資料へのリンクについては、『インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成』を参照してください。
ソフトウェアを CD からインストールするか、または Passport Advantage からダウンロードしてローカル・ディレクトリーからインストールするかにかかわらず、以下の該当するガイドを参照してください。
これらの資料には、汎用マイグレーション、アップグレード、および構成情報も記載されています。
このアダプターに固有のハードウェア要件とソフトウェア要件および構成情報については、「Adapter for WebSphere MQ Workflow ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
ご使用の統合ブローカーが InterChange Server である場合は、以下の点に注意してください。
WebSphere Business Integration Adapters ランタイムのバージョン 1.8.0 以降でアダプターを稼働させていることを確認してください。
WebSphere Business Integration Adapters API の .jar ファイルおよび関連スクリプト (Windows(R) プラットフォームでは CWConnEnv.bat および CWODAEnv.bat、UNIX プラットフォームでは CWConnEnv.sh および CWODAEnv.sh) は、WebSphere Business Integration Adapters API によってインストールされます。アダプターをインストールする前に、WebSphere Business Integration Adapters ランタイムがインストールされていることを確認してください。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新の API をダウンロードする必要があります。このセクションでは、現行バージョンを確認し、最新バージョンをダウンロードし、 アダプターが InterChange Server および Adapter Development Kit (ADK) のさまざまなバージョンで稼働できるようにするための説明をします。
ランタイムのバージョンを確認するには、マニフェスト・ファイル (ProductDir\lib\WBIA.jar) を見つけて適切な Java JAR エディターで開きます。以下の行を探してください。
Implementation-Title: "CWConnectorAPI"
Implementation-Version: 1.8.0
Implementation-Version の行は、インストール済みバージョンを示します。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新のランタイムをダウンロードする必要があります。
ランタイムの最新バージョンをダウンロードするには、次のようにします。
ランタイムをダウンロードしてインストールすると、以下のファイルが格納されています。
lib\WBIA.jar
bin\CWConnEnv.bat (Windows)
bin/CWConnEnv.sh (UNIX)
bin\CWODAEnv.bat (Windows)
bin/CWODAEnv.sh (UNIX)
connectors\messages\CwConnectorAgentMessages.txt
このアダプターは Websphere MQ Workflow API バージョン 3.2.2 に基づいており、Workflow API バージョン 3.3 以上の新機能はサポートしていません。アダプターは Websphere MQ Workflow 3.5 をサポートしますが、 Java(TM) Corba API のアプリケーション・サポートは非推奨となりました。
CD の場合も電子的配布による場合も、製品資料は製品パッケージの一部として組み込まれていません。この製品の資料は以下の Information Center にあります。
http://www.ibm.com/websphere/integration/wicserver/infocenter
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbicollaborations/infocenter (コラボレーションの場合)
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiadapters/infocenter
製品資料を入手するには、Web サイトにアクセスし、ご使用のリリースの最新の資料一式をダウンロードしてください。Information Center ページに記載されている説明に従って、インストールを完了してください。