これらのリリース情報には、IBM(R) WebSphere(R) Business Integration Adapter for Siebel eBusiness Applications バージョン 4.6.0 のリリース情報が含まれています。 このリリース情報は以下のセクションから構成されています。
本リリースの新機能 | インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成 |
製品修正履歴 | WebSphere Business Integration Adapters の API とランタイム |
製品の互換性 | 既知の問題と予備手段 |
ハードウェア要件およびソフトウェア要件 | 資料の更新 |
注: これらのリリース情報の発行後に、この製品に関する重要な情報が Technical Support Flashes に掲載される場合があります。WebSphere Business Integration サポート Web サイト http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiserver/support をご覧ください。該当する製品をクリックしてください。フラッシュが提供されている場合は、「セルフ・ヘルプ (Self help)」> 「問題の解決 (Solve a problem)」>「フラッシュ (警告) (Flashes (Alerts))」をクリックすると、表示することができます。
このリリースで追加された新機能および改善された機能は、以下のとおりです。
アダプターおよび新機能の詳細については、「Adapter for Siebel eBusiness Applications ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
リリース 4.5.0 から 4.6.0 までの間に、ユーザーから報告された事例に基づいて、以下の問題が修正されています。
トラッキング 番号 |
説明 |
37580 | Siebel Adapter では、ビジネス・サービスの処理時に SiebelMessage 属性が予期されます。フィックスを使用すると、要求に単純属性のみが含まれて SiebelMessage コンテナー属性が含まれていない場合にもアダプターはビジネス・オブジェクトを処理できます。 |
37505 | Siebel ODA が Siebel 6.2 ビジネス・サービスからビジネス・オブジェクトを生成しません。 |
7.0.5 より前のバージョンの Siebel は JDK 1.4.2 ではサポートされていません。7.0.5 より前のサポートされるバージョンの Siebel でアダプターを使用する際は、アダプター・ランタイムのバージョン 2.4.0 を使用してください。現行バージョンのアダプターをアダプター・ランタイムのバージョン 2.4.0 で実行するには、2.4.0 のアダプター・ランタイムをインストールして、WBIA.jar ファイルのバージョン 1.6.0 以上を入手してください。
Siebel EAI ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) は、WebSphere Business Integration Adapter for Siebel eBusiness Applications の一部として提供された独立した接続コンポーネントです。このコンポーネントはこのリリース以降では提供およびサポートされません。
ハードウェア要件およびソフトウェア要件は、製品資料に記載されています。これらの資料へのリンクについては、『インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成』を参照してください。
ソフトウェアを CD からインストールするか、または Passport Advantage からダウンロードしてローカル・ディレクトリーからインストールするかにかかわらず、使用する統合ブローカーに応じた以下の該当するガイドを参照してください。
これらの資料には、汎用マイグレーション、アップグレード、および構成情報も記載されています。
このアダプターに固有のハードウェア要件とソフトウェア要件および構成情報については、「Adapter for Siebel eBusiness Applications ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
SiebelODA 始動スクリプトで英語以外のエンコード方式を使用する場合、次の行をコメント化してください。
${CWJAVA} ${JVM_FLAGS} ${ORB_DEP}
この行は、以下の次に続きます。
#REM Start the Object Discovery Agent (for English language on all UNIX Platforms supported)
#For languages other than English on AIX and HP-UX platforms
#${CWJAVA} -Djava.ext.dirs=${JRE_EXT_DIRS} -Duser.home=${CROSSWORLDS}
#For languages other than English on Solaris Platform
#${CWJAVA} -Djava.ext.dirs=${JRE_EXT_DIRS} -Duser.home=${CROSSWORLDS}
#For languages other than English on AIX and HP-UX platforms
#${CWJAVA} -Djava.ext.dirs=${JRE_EXT_DIRS} -Duser.home=${CROSSWORLDS}
WebSphere Business Integration Adapters ランタイムのバージョン 1.8.0 以降でアダプターを稼働させていることを確認してください。
WebSphere Business Integration Adapters API の .jar ファイルおよび 関連スクリプト (Windows(R) プラットフォームでは CWConnEnv.bat および CWODAEnv.bat、UNIX プラットフォームでは CWConnEnv.sh および CWODAEnv.sh) は、WebSphere Business Integration Adapters API によってインストールされます。アダプターをインストールする前に、WebSphere Business Integration Adapters ランタイムがインストールされていることを確認してください。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新の API をダウンロードする必要があります。このセクションでは、API バージョンを確認し、最新バージョンをダウンロードし、 アダプターが InterChange Server および Adapter Development Kit (ADK) のさまざまなバージョンで稼働できるようにするための説明をします。
ランタイムのバージョンを確認するには、マニフェスト・ファイル (ProductDir\lib\WBIA.jar) を見つけて適切な Java JAR エディターで開きます。以下の行を探してください。
Implementation-Title: "CWConnectorAPI"
Implementation-Version: 1.8.0
Implementation-Version の行は、API のインストール済みバージョンを示します。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新のランタイムをダウンロードする必要があります。
ランタイムの最新バージョンをダウンロードするには、次のようにします。
ランタイムをダウンロードしてインストールすると、以下のファイルが格納されています。
lib\WBIA.jar
bin\CWConnEnv.bat (Windows)
bin/CWConnEnv.sh (UNIX)
bin\CWODAEnv.bat (Windows)
bin/CWODAEnv.sh (UNIX)
connectors\messages\CwConnectorAgentMessages.txt
トラッキング 番号 |
説明 |
23418 | SiebelODA を HP-UX 日本語版で使用する場合は、HP-UX マシンへログオンし、日本語フォルダーを作成するときに、エンコード ja_jp.SJIS を設定する必要があります。 このフォルダーは、FileLocation プロパティーの値の一部として指定されます。SiebelODA の「Convert」オプションにより使用されるビジネス・オブジェクト・ファイルは、このフォルダーにコピーされます。 |
36706 | アダプターは Siebel ASI の統合オブジェクトの処理に BSTYPE=ASI アプリケーション固有情報タグを使用する必要があります。SiebASI=true が想定されていますが、これは使用すべきではありません。 |
CD の場合も電子的配布による場合も、製品資料は製品パッケージの一部として組み込まれていません。この製品の資料は以下の Information Center にあります。
http://www.ibm.com/websphere/integration/wicserver/infocenter
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbicollaborations/infocenter (コラボレーションの場合)
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiadapters/infocenter
製品資料を入手するには、Web サイトにアクセスし、ご使用のリリースの最新の資料一式をダウンロードしてください。Information Center ページに記載されている説明に従って、インストールを完了してください。