以下の表 7 で、インストーラーが生成するエラー・メッセージについて説明しています。中央の欄に、メッセージの説明があります。最後の欄では、エラー・メッセージへの対処方法を示します。
メッセージ | 説明 | 可能な解決策 |
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BIA01001: インストールを中止しました。Product_name はこのオペレーティング・システムでサポートされていません。 | サポートされないプラットフォームにサイレント・インストールを実行しようとしました。このメッセージは、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サポートされるプラットフォームでインストーラーを実行します。 |
BIA01002: サポートされないプラットフォームに Product_name をインストールしようとしました。「WebSphere Business Integration Adapters のインストール」を参照してください。 | サポートされないプラットフォームへ対話式インストールを実行しようとしました。このメッセージは、インストーラー・パネルに表示されます。 | サポートされるプラットフォームでインストーラーを実行します。 |
BIA01003: インストールを中止しました。ユーザー名がローカルの「Administrators」グループに属していないか、ユーザー・ログインが 20 文字を超えています。 | このメッセージは、Windows マシン上のサイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールを実行する前に、管理者グループに属する、20 文字を超えないユーザー名を使用してログインしてください。 |
BIA01004: 次のいずれかの理由により、インストール・プログラムを続行できません。 1. ユーザー名がローカルの「Administrators」グループに属していません。 2. ユーザー・ログインが 20 文字を超えている。(IBM WebSphere MQ 5.3 と共に使用する場合は 20 文字の制限があります) 詳細については、「システム・インストール・ガイド (Windows 版)」を参照してください。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | 対話式インストールを実行する前に、管理者グループに属する、20 文字を超えないユーザー名を使用してログインしてください。 |
BIA01005: ディレクトリー・パスにはスペースを含めることができません。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます。 | ディレクトリー・パスからスペース文字を除去してください。 |
BIA01006: 選択されたディレクトリーには、互換性のあるバージョンの Adapter Framework が含まれていません。 | このメッセージは、アダプター/データ・ハンドラーの対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます。アダプターおよびデータ・ハンドラーは、Adapter Framework がインストールされたロケーションにインストールする必要があります。 | インストール済みの互換性のあるバージョンの Adapter Framework を指す完全修飾パスを入力してください。 |
BIA01007: インストールを中止しました。Product_name のインストールの前に、IBM WebSphere Business Integration Data Handler for XML をインストールする必要があります。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 XML データ・ハンドラーは、いくつかのアダプターで前提条件となっています。 | アダプターをインストールする前に、データ・ハンドラーをインストールしてください。 |
BIA01008: Product_name のインストールの前に、IBM WebSphere Business Integration Data Handler for XML をインストールする必要があります。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 XML データ・ハンドラーは、いくつかのアダプターで前提条件となっています。 | アダプターをインストールする前に、データ・ハンドラーをインストールしてください。 |
BIA01009: InterChange Server 名は 80 文字を超えることはできません。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます (ICS サーバー名パネル)。 | 80 文字よりも短い ICS 名を入力してください。 |
BIA01010: InterChange Server 名にスペースを入れることはできません。有効な InterChange Server 名を入力してください。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます (ICS サーバー名パネル)。 | スペース文字を含まない ICS 名を入力してください。 |
BIA01011: InterChange Server 名は数字で始まっていてはなりません。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます (ICS サーバー名パネル)。 | 英字で始まる ICS 名を使用してください。 |
BIA01012: InterChange Server 名は英字で始まっていなければなりません。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます (ICS サーバー名パネル)。 | 英字で始まる ICS 名を使用してください。 |
BIA01013: InterChange Server 名には、英字および数字のみが使用できます。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます (ICS サーバー名パネル)。 | 0 から 9 の数字および英字のみを含む ICS 名を使用してください。 |
BIA01014: Product_name は正常にインストールされました。戻りコード: installer_return_code | インストール・ログ・ファイルに書き込まれます。 | |
BIA01015: Product_name のインストールは失敗しました。戻りコード: installer_return_code | インストール・ログ・ファイルに書き込まれます。 | |
BIA01016: Product_name は正常にアンインストールされました。戻りコード: installer_return_code | インストール・ログ・ファイルに書き込まれます。 | |
BIA01017: Product_name のアンインストールが失敗しました。戻りコード: installer_return_code | インストール・ログ・ファイルに書き込まれます。 | |
BIA01018: このインストール・プログラムが正常に実行されるためには、Java ランタイム環境 1.4 以上が必要です。必要な JRE をインストールしてから、このインストール・プログラムを再度起動してください。 | このメッセージは、対話式インストール時にエラー・ダイアログに表示されます。 | Java 1.4 以上の JRE を使用してインストーラーを起動してください。例: <jre 1.4>/bin/java -jar setup.jar |
BIA01019: インストールを中止しました。このインストール・プログラムが正常に実行されるためには、Java ランタイム環境 1.4 以上が必要です。必要な JRE をインストールしてから、このインストール・プログラムを再度起動してください。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | Java 1.4 以上の JRE を使用してインストーラーを起動してください。例: <jre 1.4>/bin/java -jar setup.jar -options settings.txt -silent |
BIA01020: インストール・ロケーションに、Adapter Framework の互換バージョンがありません。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。アダプターおよびデータ・ハンドラーは、互換性のあるバージョンの Adapter Framework がインストールされたロケーションにインストールする必要があります。 | サイレント応答ファイルに、インストール済みの互換性のあるバージョンの Adapter Framework を指す完全修飾パスを入力してください。 |
BIA01021: インストール・ロケーションのパスにスペースを含めることはできません。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント応答ファイルのインストール・ロケーション・プロパティーからスペース文字を除去してください。 |
BIA01022: インストールを中止しました。ユーザー名がローカルの「Administrators」グループに属していません。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | インストールを実行する前に、Windows で管理グループに属するユーザー ID を使用してログインしてください。 |
BIA01023: ユーザー名がローカルの「Administrators」グループに属していないため、インストールを続行できません。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | インストールを実行する前に、Windows で管理グループに属するユーザー ID を使用してログインしてください。 |
BIA01024: インストールを中止しました。Product_name のインストールの前に、IBM WebSphere Business Integration Adapter for WebSphere MQ をインストールする必要があります。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | このインストーラーを実行する前に Adapter for WebSphere MQ をインストールしてください。 |
BIA01025: Product_name のインストールの前に、IBM WebSphere Business Integration Adapter for WebSphere MQ をインストールする必要があります。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | このインストーラーを実行する前に Adapter for WebSphere MQ をインストールしてください。 |
BIA01026: インストールするコンポーネントが選択されていませんでした。「戻る」ボタンをクリックして製品フィーチャー・パネルに戻るか、「キャンセル」をクリックしてこのインストールを終了してください。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | フィーチャー・パネルでインストールするコンポーネントを選択してください。 |
BIA01027: インストールを中止しました。インストールするコンポーネントが選択されていませんでした。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイルで、少なくとも 1 つの製品コンポーネントをアクティブに設定してください。 |
BIA01028: ご使用のシステムには IBM WebSphere Business Integration Adapter Framework 2.6.0 より前のバージョンがインストールされています。(A previous version to IBM WebSphere Business Integration Adapter Framework 2.6.0 is installed on your system.) バージョン 2.6.0 をインストールする前に、既存の Adapter Framework バージョンをアンインストールすることをお勧めします。 (It is recommended that you uninstall the existing Adapter Framework version before you install version 2.6.0.)前のバージョンをアンインストールするには、「キャンセル」をクリックしてインストールを終了してください。続行するには、「次へ」をクリックしてください。アダプターをこの新しいバージョンにマイグレーションする方法については、「Migrating Adapters to Adapter Framework, Version 2.6.0」ガイドを参照してください。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | |
BIA01029: ご使用のシステムには IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 がインストールされています。Product_name は別のシステムにインストールすることをお勧めします。 (It is recommended that you installProduct_name on a separate system.)「キャンセル」をクリックしてインストールを終了するか、「次へ」をクリックして継続してください。アダプターをこの新しいバージョンにマイグレーションする方法については、「Migrating Adapters to Adapter Framework, Version 2.6.0」ガイドを参照してください。 | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | |
BIA01030: Product_name は、ご使用のシステムにインストールされている IBM WebSphere InterChange Server のバージョンと互換性がありません。Product_name は、IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 以上と互換性があります。IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 を使用している場合、Product_name は別のシステムにインストールすることをお勧めします。(If using IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 then it is recommended that you installProduct_name on a separate system.) | このメッセージは、対話式インストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | |
BIA01031: インストールを中止しました。Product_name は、ご使用のシステムにインストールされている IBM WebSphere InterChange Server のバージョンと互換性がありません。Product_name は、IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 以上と互換性があります。IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 を使用している場合、Product_name は別のシステムにインストールすることをお勧めします。(If using IBM WebSphere InterChange Server 4.2.2 then it is recommended that you installProduct_name on a separate system.) | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | |
BIA01032: IBM WebSphere Business Integration Adapter Framework をアンインストールする前に、IBM WebSphere Business Integration Adapters、Development Kit および Data Handlers をアンインストールする必要があります。このアンインストール・プログラムを継続する前に、これらのコンポーネントがシステムから除去されていることを確認してください。 | このメッセージは、対話式アンインストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | アダプター・フレームワークをアンインストールする前に、他のすべてアダプター・コンポーネントをアンインストールしてください。 |
BIA01033: このロケーションには IBM WebSphere Business Integration Adapter Framework 2.6.0 より前のバージョンがインストールされています。別のインストール・ロケーションを選択する必要があります。 | このメッセージは、対話式アンインストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | アダプター・フレームワークのインストール・ロケーションを変更してください。 |
BIA01034: インストールを中止しました。このロケーションには IBM WebSphere Business Integration Adapter Framework 2.6.0 より前のバージョンがインストールされています。別のインストール・ロケーションを選択する必要があります。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイル内のアダプター・フレームワークのインストール・ロケーションを変更してください。 |
BIA01035: このロケーションには IBM WebSphere InterChange Server がインストールされています。別のインストール・ロケーションを選択する必要があります。 | このメッセージは、対話式アンインストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | アダプター・フレームワークのインストール・ロケーションを変更してください。 |
BIA01036: インストールを中止しました。このロケーションには IBM WebSphere InterChange Server がインストールされています。別のインストール・ロケーションを選択する必要があります。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイル内のアダプター・フレームワークのインストール・ロケーションを変更してください。 |
BIA01037: 入力されたディレクトリーは無効です。有効なディレクトリーを入力してください。 | このメッセージは、対話式アンインストール時にインストーラー・パネルに表示されます。 | 既存の有効なディレクトリー・パスを入力してください。 |
BIA01038: インストールを中止しました。サイレント・インストールの応答ファイル内の IBM WebSphere MQ 5.3 Java ライブラリー・パス・オプションが無効です。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイル内に、MQ 5.3 Java ライブラリー・オプションの既存の有効なディレクトリー・パスを入力してください。 |
BIA01039: インストールを中止しました。サイレント・インストールの応答ファイル内の IBM WebSphere Studio Workbench ロケーション・オプションが無効です。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイル内に、Workbench オプションの既存の有効なディレクトリー・パスを入力してください。 |
BIA01040: インストールを中止しました。サイレント・インストールの応答ファイル内の IBM WebSphere Application Server Application Client ロケーション・オプションが無効です。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイル内に、WAS クライアント・オプションの既存の有効なディレクトリー・パスを入力してください。 |
BIA01041: インストールを中止しました。サイレント・インストールの応答ファイル内の IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance Management Agent ロケーション・オプションが無効です。 | このメッセージは、サイレント・インストール時に、インストールの Error.log ファイルに書き込まれます。 | サイレント・インストールの応答ファイル内に、ITMTP エージェント・オプションの既存の有効なディレクトリー・パスを入力してください。 |
BIA01042: IBM WebSphere Adapter Framework 2.6.0 が、入力された場所にありません。Adapter Framework 2.6.0 をインストールしてからこの Adapter Framework 2.6.0.3 (フィックスパック 3) をインストールする必要があります。有効なディレクトリーを選択してください。 | Adapter Framework 2.6.0.3 は、Adapter Framework 2.6.0 (先にインストールする必要がある) と同じディレクトリーに適用する必要があります。 | Adapter Framework 2.6 がインストールされたディレクトリーにフィックスパックを適用するか、先に Adapter Framework 2.6 をインストールしてください。 |
BIA01045: このマシンには Adapter Framework 2.6 がインストールされています。Adapter Framework のこのバージョンのインストールを継続すると、Adapter Framework 2.6 は機能しなくなります。「はい (Yes)」をクリックしてインストールを継続します。 | 新規バージョンの Adapter Framework は、古いバージョンの一部のファイルを上書きします。 | 古いバージョンのファイルをバックアップすることをお勧めします。 |
BIA01046: 指定された構成ファイル・パスは無効です。使用法: reg_<adapter_name>.bat <absolute path to config file> <dependent services> | 指定した構成ファイルがファイル・システムに存在しません。 | 有効な構成ファイルを指定してください。 |
BIA01047: 使用法: reg_<adapter_name>.bat <path to config file> <optional dependent service> | .bat ファイル名の後に 1 つまたは 2 つのパラメーターを入力する必要があります。最初のパラメーターは構成ファイルであり、必須です。2 番目のオプションのパラメーターは、前提条件の Windows サービスです。 | 最初のパラメーターである構成ファイルの名前を指定してください。 |
BIA01048: ログイン名がローカルの「Administrators」グループに属していません。Windows サービス登録の権限がありません。 | Windows 管理者グループのメンバーとしてログインしなかったため、 Windows サービスを登録する権限を持っていません。 | 管理者としてログインしてください。 |
BIA01049: Windows サービスの登録が失敗しました。 | Windows サービスの登録が失敗しました。 | Adapter Framework フィックスパック 2.6.0.3 は正しく適用されていますか? Windows サービスはすでに登録されていますか? |
BIA01050: Windows サービスの登録は正常終了しました。 | Windows サービスは正常に登録されました。 | |
BIA01044:「Windows サービスを作成する (IBM WebSphere InterChange Server)」を選択した場合、この「IBM WebSphere InterChange Server 名」フィールドをブランクにすることはできません。異なるブローカーを使用していて、アダプターの Windows サービスを登録する場合、このインストール・パネルの注を参照してください。 | InterChange Server 用の Windows サービスを登録する場合、インストール時に InterChange Server 名を指定する必要があります。その他のブローカー用の Windows サービスを登録したい場合は、インストール後に登録することができます。 | InterChange Server 名を指定するか、またはチェック・ボックスを選択解除します。 |