これらのリリース情報には、IBM(R) WebSphere(R) Business Integration Adapter for PeopleSoft バージョン 3.1.0 のリリース情報が含まれています。PeopleSoft 8 アダプターは、(この系列での) PeopleTools バージョン 8.14 以降および 8.40 から 8.45 をサポートしています。このリリース情報は以下のセクションから構成されています。
本リリースの新機能 | WebSphere Business Integration Adapters の API とランタイム |
製品の互換性 | 制限事項 |
ハードウェア要件およびソフトウェア要件 | 既知の問題と予備手段 |
インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成 | 資料の更新 |
注: これらのリリース情報の発行後に、この製品に関する重要な情報が Technical Support Flashes に掲載される場合があります。WebSphere Business Integration サポート Web サイト http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiserver/support をご覧ください。該当する製品をクリックしてください。フラッシュが提供されている場合は、「セルフ・ヘルプ (Self help)」> 「問題の解決 (Solve a problem)」>「フラッシュ (警告) (Flashes (Alerts))」をクリックすると、表示することができます。
このリリースには、以下の新機能および改善された機能が含まれています。
このバージョンのアダプターは、両方向 (bi-di) 言語をサポートします。
アダプターおよび新機能の詳細については、「Adapter for PeopleSoft ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
アダプターを PeopleTools の 8.40 以下のサポートされるバージョン (PeopleSoft 7.x アプリケーションを除く) とともに使用する場合は、バージョン 2.4.0 のアダプター・ランタイムを使用してください。 現行バージョンのアダプターをアダプター・ランタイムのバージョン 2.4.0 で実行するには、2.4.0 のアダプター・ランタイムをインストールして、WBIA.jar ファイルのバージョン 1.6.0 以上を入手してください。
ハードウェア要件およびソフトウェア要件は、製品資料に記載されています。これらの資料へのリンクについては、『インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成』を参照してください。
ソフトウェアを CD からインストールするか、または Passport Advantage からダウンロードしてローカル・ディレクトリーからインストールするかにかかわらず、以下の該当するガイドを参照してください。
これらの資料には、汎用マイグレーション、アップグレード、および構成情報も記載されています。
このアダプターに固有のハードウェア要件とソフトウェア要件および構成情報については、「Adapter for PeopleSoft ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
WebSphere Business Integration Adapters ランタイムのバージョン 1.8.0 以降でアダプターを稼働させていることを確認してください。
WebSphere Business Integration Adapters API の .jar ファイルおよび関連スクリプト (Windows プラットフォーム では CWConnEnv.bat および CWODAEnv.bat、UNIX プラットフォームでは CWConnEnv.sh および CWODAEnv.sh) は、WebSphere Business Integration Adapters API によってインストールされます。アダプターをインストールする前に、WebSphere Business Integration Adapters ランタイムがインストールされていることを確認してください。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新の API をダウンロードする必要があります。このセクションでは、API バージョンを確認し、最新バージョンをダウンロードし、 アダプターが InterChange Server および ADK のさまざまなバージョンで稼働できるようにするための説明をします。
ランタイムのバージョンを確認するには、マニフェスト・ファイル (ProductDir\lib\WBIA.jar) を見つけて適切な Java JAR エディターで開きます。以下の行を探してください。
Implementation-Title: "CWConnectorAPI"
Implementation-Version: 1.8.0
Implementation-Version の行は、API のインストール済みバージョンを示します。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新のランタイムをダウンロードする必要があります。
ランタイムの最新バージョンをダウンロードするには、次のようにします。
ランタイムをダウンロードしてインストールすると、以下のファイルが格納されています。
lib\WBIA.jar
bin\CWConnEnv.bat (Windows)
bin/CWConnEnv.sh (UNIX)
bin\CWODAEnv.bat (Windows)
bin/CWODAEnv.sh (UNIX)
connectors\messages\CwConnectorAgentMessages.txt
イベントのポーリングには制限事項があります。イベント処理コンポーネントの場合、アダプターはイベントを作成順にポーリングしません。これは、PeopleSoft アプリケーションではレコードを作成された順序に基づいて検索するのではなく、GetKey 属性に基づいてレコードを戻すという問題が原因で発生します。
ReconnectSessionOnGetFail を true (または True) に設定すると、セッション・インスタンスが正しく解放されない場合があります。
このリリースでは、以下の問題が検出されています。
トラッキング 番号 |
説明 |
59327 | ReconnectSessionOnGetFail を「True」に設定しても、セッションが再接続されません。この問題を回避するには、プロパティー値を「true」(小文字) に設定してください。このプロパティーの値では大/小文字が区別されます。 |
CD の場合も電子的配布による場合も、製品資料は製品パッケージの一部として組み込まれていません。この製品の資料は以下の Information Center にあります。
http://www.ibm.com/websphere/integration/wicserver/infocenter
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbicollaborations/infocenter (コラボレーションの場合)
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiadapters/infocenter
製品資料を入手するには、Web サイトにアクセスし、ご使用のリリースの最新の資料一式をダウンロードしてください。Information Center ページに記載されている説明に従って、インストールを完了してください。