これらのリリース情報には、IBM(R) WebSphere(R) Business Integration Adapter for JText バージョン 5.6.0 のリリース情報が含まれています。 このリリース情報は以下のセクションから構成されています。
本リリースの新機能 | インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成 |
製品修正履歴 | WebSphere Business Integration Adapters の API とランタイム |
後方互換性 | 制限事項 |
製品の互換性 | 既知の問題と予備手段 |
ハードウェア要件およびソフトウェア要件 | 資料の更新 |
注: これらのリリース情報の発行後に、この製品に関する重要な情報が Technical Support Flashes に掲載される場合があります。WebSphere Business Integration サポート Web サイト http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiserver/support をご覧ください。 該当する製品をクリックしてください。フラッシュが提供されている場合は、「セルフ・ヘルプ (Self help)」> 「問題の解決 (Solve a problem)」>「フラッシュ (警告) (Flashes (Alerts))」をクリックすると、表示することができます。
このリリースで追加された新機能および改善された機能は、以下のとおりです。
アダプターは以下のプラットフォームで実行できるようになりました。
このバージョンのアダプターには、両方向 (bi-di) サポートが組み込まれています。
Adapter for JText および新機能の詳細については、「Adapter for JText ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
リリース 5.5.0 から 5.6.0 までの間に、ユーザーから報告された事例に基づいて、以下の問題が修正されています。
トラッキング 番号 |
説明 |
27291 | JText ログ・メッセージを Log Viewer で表示すると、メッセージ内の改行文字によって問題が発生します。 |
35432 | SortFilesOnTimestamp プロパティーを使用する場合に、大量の入力ファイルが存在すると、JText によるファイル処理に時間がかかります。 |
37132 | サービス呼び出しのリモートとして出力ディレクトリーが指定されており、プロパティーが FTPKeepConnectionOpen が「true」に設定されていると、例外が発生します。 |
46046 | イベント処理中またはサービス呼び出し中に 約 5 MB のラージ・ビジネス・オブジェクトが送信されると、OutOfMemory エラーが発生します。 |
46499 | JText が、Partitioned Data Set (PDS) システムにファイル・マスクと一致する複数のファイルをアーカイブしません。 |
46569 | FTPArchiveDir プロパティーと FTPRenameExt プロパティーを MVS 順次データ・セット (SDS) に指定すると、コネクターがファイルをアーカイブできません。 |
46570 | イベント処理中に同じ名前の入力ファイルが再度 MVS システムにポーリングされると、ファイルは正常にアーカイブされません。 |
このバージョンには、以前のバージョンの Adapter Development Kit (ADK) との後方互換性はありません。このバージョンが機能するためには ADK 4.2.2.2 パッチまたは現行バージョンの ADK が必要です。
このリリースの Adapter は Solaris 7 ではサポートされません。
ハードウェア要件およびソフトウェア要件は、製品資料に記載されています。これらの資料へのリンクについては、『インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成』を参照してください。
ソフトウェアを CD からインストールするか、または Passport Advantage からダウンロードしてローカル・ディレクトリーからインストールするかにかかわらず、使用する統合ブローカーの該当するガイドを参照してください。
これらの資料には、汎用マイグレーション、アップグレード、および構成情報も記載されています。
このアダプターに固有のハードウェア要件とソフトウェア要件および構成情報については、「Adapter for JText ユーザーズ・ガイド」を参照してください。
WebSphere Business Integration Adapters ランタイムのバージョン 1.8.0 以降でアダプターを稼働させていることを確認してください。
WebSphere Business Integration Adapters API の .jar ファイルおよび関連スクリプト (Windows(R) プラットフォームでは CWConnEnv.bat および CWODAEnv.bat、UNIX プラットフォームでは CWConnEnv.sh および CWODAEnv.sh) は、WebSphere Business Integration Adapters API によってインストールされます。アダプターをインストールする前に、WebSphere Business Integration Adapters ランタイムがインストールされていることを確認してください。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新の WebSphere Business Integration Adapters API をダウンロードする必要があります。このセクションでは、API バージョンを確認し、最新バージョンをダウンロードし、 アダプターが WebSphere InterChange Server および Adapter Development Kit (ADK) のさまざまなバージョン で稼働できるようにするための説明をします。
ランタイムのバージョンを確認するには、マニフェスト・ファイル (ProductDir\lib\WBIA.jar) を見つけて適切な Java JAR エディターで開きます。以下の行を探してください。
Implementation-Title: "CWConnectorAPI"
Implementation-Version: 1.8.0
Implementation-Version の行は、API のインストール済みバージョンを示します。バージョンが 1.8.0 以降でない場合、最新のランタイムをダウンロードする必要があります。
ランタイムの最新バージョンをダウンロードするには、次のようにします。
ランタイムをダウンロードしてインストールすると、以下のファイルが格納されています。
lib\WBIA.jar
bin\CWConnEnv.bat (Windows)
bin/CWConnEnv.sh (UNIX)
bin\CWODAEnv.bat (Windows)
bin/CWODAEnv.sh (UNIX)
connectors\messages\CwConnectorAgentMessages.txt
このリリースには、以下の制限事項があります。
このリリースでは、以下の問題が検出されています。
トラッキング 番号 |
説明 |
58964 | ファイル・パスにラテン文字以外の文字が含まれた FTP サーバーの場合、JText は以下のエンコード規則を使用します。
|
33378 | 大量の要求呼び出しが行われると、JText では n 回の呼び出しが行われたときは n-1 ファイルのみを書き込みます。 |
CD の場合も電子的配布による場合も、製品資料は製品パッケージの一部として組み込まれていません。この製品の資料は以下の Information Center にあります。
http://www.ibm.com/websphere/integration/wicserver/infocenter
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbicollaborations/infocenter (コラボレーションの場合)
http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiadapters/infocenter
製品資料を入手するには、Web サイトにアクセスし、ご使用のリリースの最新の資料一式をダウンロードしてください。Information Center ページに記載されている説明に従って、インストールを完了してください。