Windows サービスとして実行するアダプターの登録

InterChange Server を統合ブローカーとして使用しているかどうかに関わらず、Windows 環境があれば、 Windows サービスとして実行されるようにアダプターを登録することができます。以下のセクションでは、その方法を説明します。

InterChange Server をブローカーとして使用する Windows サービスの登録

アダプターのインストール時に、ブローカー名の画面で「Windows サービスを作成する (IBM WebSphere InterChange Server)」チェック・ボックスにチェック・マークを付けます。するとインストーラーは、以下のタスクを実行して、アダプターを Windows サービスとして登録します。

するとインストーラーは、<install_location>¥bin¥cwservice.exe を呼び出して、アダプターを Windows サービスとして登録します。インストーラーはサービスを開始しないため、注意してください。アダプターを構成した後は、以下の手続きを実行してサービスを開始することができます。

  1. 「スタート」>「設定」>「コントロール パネル」>「管理ツール」>「サービス」を選択します。
  2. スクロールして、CWConnector WBI<adaptername>Adapter を選択します。
  3. ツールバーの矢印をクリックして、アダプター・サービスを始動します。

ICS 以外のブローカーを使用する Windows サービスの登録

アダプターを、InterChange Server 以外の統合ブローカーを使用する Windows サービスとして登録するには、以下の操作を実行します。

  1. Adapter Framework 2.6 をインストールします。
  2. Adapter Framework フィックスパック 2.6.0.3 を適用します。
  3. アダプターをインストールします。
  4. 次のファイルを探し出します。
    <installation_location>¥connectors¥<adapter_name>¥reg_<adaptername>.bat
  5. 管理者としてログインし、コマンド行から以下のようにしてこのバッチ・ファイルを起動します。
    reg_<adaptername>.bat <path to config file> <optional dependent service>

ここで <path_to_config_file> は、アダプター構成ファイルへの完全修飾パス、<optional_dependent_service> は、アダプター・サービスが必要とする従属サービスです。複数の従属サービスをコンマで区切ります。国際化メッセージによって、このユーティリティーへの無効な入力パラメーターに関連するエラーが表示されます。アダプターのインストールが正常に行われると、インストーラーはディレクトリー <install_location>¥connectors¥<adaptername> にユーティリティー reg_<adaptername>.bat を置きます。

インストーラーは、bat ファイル内の以下のフィールドを置き換えます。

アダプターが Windows サービスとして実行されていることを確認するには、以下のタスクを実行します。

  1. 「スタート」>「設定」>「コントロール パネル」>「管理ツール」>「サービス」を選択します。
  2. CWConnector WBI<adaptername>Adapter にスクロールします。
  3. サービスが開始していない場合、サービスを選択し、ツールバーの矢印をクリックして、アダプター・サービスを始動します。

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