動的クラスター

このページを使用して、既存の動的クラスターの構成を表示します。 この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「動的クラスター」 > dynamic_cluster_name をクリックします。

動的クラスターの表示可能な属性としては、以下のようなものがあります。
名前 名前フィールドは必須フィールドで、このパネルから編集できません。 動的クラスターの名前はセル内で固有でなければなりません。
ノード・グループ この属性は、動的クラスターの新規作成時に定義された、 関係付けられているノード・グループを参照します。 ノード・グループと動的クラスターは緊密に関係しています。 ノード・グループは、共通プロパティーを共用する、 ユーザー定義のノードの集合です。 動的クラスターは、メンバーのサーバー・インスタンスがノード・グループ内のノードに存在し、 アプリケーション・デプロイメントのターゲットである、ノード・グループ内のサーバーのクラスターです。
実行中のインスタンス数 このフィールドは、各動的クラスターの実行中のインスタンス数に基づいて自動的に生成されます。 たとえば、動的クラスターに 3 つのアプリケーションがデプロイされていて、動的クラスターの 4 つのメンバーそれぞれで 2 つのインスタンスが実行されているとします。 この例では、8 が表示されます。
動作モード このフィールドには、自動、監視、または手動の 3 つの値のいずれかに設定でき、動的クラスターが動作するモードを示します。 自動モードはオンデマンド・モードと同等です。 このモードでは、ダイナミック・オペレーション環境が配置とプロビジョニングを処理できます。 監視モードは、ダイナミック・オペレーションによる管理とシステム管理の組み合わせです。 WebSphere Extended Deployment 環境は、管理者に推奨事項を示します。 管理者はそれを実装することも無視することもできます。 手動モードは、ダイナミック・オペレーション環境からの相互作用がないことを示します。 動作モードは、「サーバー」>「動的クラスター」をクリックして、管理コンソールから変更できます。
クラスター・インスタンスの最小数 各エントリーは、動的クラスターに対する最小実行インスタンスの設定数を含む必要があります。 最小値が大きすぎる場合、パフォーマンスの低下が発生することがあります。 アクティビティーがない場合にインスタンスを停止するには、「アクティビティーのない期間に開始したインスタンスをすべて停止する」を選択して、「インスタンスを停止するまでに待機する時間」に入力します (単位は分)。これは、デフォルト・オプションです。 常に 1 つのクラスター・インスタンスが開始しているようにする場合は、「常に 1 つのインスタンスを開始済みにしておく」を選択します。常に複数のクラスター・インスタンスが開始しているようにする場合は、「常に複数インスタンスを開始済みにしておく」を選択して、常に開始済みにしておく「インスタンスの数」を入力します。
インスタンスの最大数 クラスター・インスタンスの数を制限する場合は、「開始できるインスタンス・インスタンスの数を制限する」を選択して、最大の「インスタンスの数」を入力します。クラスター・インスタンスの数を制限しない場合は、「開始できるインスタンス・インスタンスの数を制限しない」を選択します。
ノード上のインスタンスの垂直スタッキング アプリケーション間のボトルネック条件を改善するために垂直スタッキングを使用可能にするには、「同一ノードで複数のノードが開始状態であることを許可する」を選択して、「インスタンスの数」を入力します。インスタンスの数は、ノードのすべての能力を使用する必要があるクラスターのアプリケーション・サーバーの数です。 また、垂直スタッキングに選択した数は、自動的に作成されるサーバーの数です。