リポジトリー・チェックポイント

リポジトリー・チェックポイントとは、構成変更が行われる前のリポジトリーの保存されたイメージです。

この管理コンソール・ページを表示するには、「システム管理」>「拡張リポジトリー・サービス」>「リポジトリー・チェックポイント」をクリックします。このページで、チェックポイントを作成、削除、および復元することができます。

モニターまたはオペレーター・ロールを持つユーザーの場合、表示できるのはリポジトリー・チェックポイント情報のみです。コンフィギュレーターまたは管理者ロールを持つユーザーの場合は、リポジトリー・チェックポイントのすべての構成特権があります。

名前

チェックポイントの名前。自動チェックポイントには、Delta <sequence_number> 形式の計算された名前が付けられます。

文書

このチェックポイントに含まれる構成文書の数。

タイプ

チェックポイントのタイプを指定します。

フルデルタという 2 種類のチェックポイントを作成できます。
フル・チェックポイント
構成リポジトリー全体の完全なコピーです。フル・チェックポイントは、既知の作業構成のスナップショットを取って、ベースラインを確立する際に便利です。フル・チェックポイントは、「新規作成」をクリックして作成できます。
デルタ・チェックポイント
自動リポジトリー・チェックポイントを使用可能にすると、構成変更が行われるたびに、デルタ・チェックポイントがシステムによって自動的に作成されます。その名前が示すように、デルタ・チェックポイントは構成の完全コピーではなく、サブセットです。
シーケンス

このチェックポイントのシーケンス番号。これはシステムで生成される値です。デルタ・チェックポイントの復元は、逆のシーケンス番号順のみです。 シーケンス列の上または下矢印をクリックして、行を昇順または降順にソートします。

タイム・スタンプ

チェックポイントが行われた時刻。

説明

チェックポイントの説明。自動チェックポイントには、自動保存デルタ・イメージの説明があります。

アクション

新規作成 新規のフル・チェックポイントを作成します。これは長時間実行操作です。管理者ロールが必要です。チェックポイントが作成されている間、リポジトリーはロックされます。チェックポイントの作成中は、構成データには読み取りアクセスしかできません。この間に構成変更を行おうとすると失敗します。
削除 選択したチェックポイントを削除します。デルタ・チェックポイントの削除は、シーケンス番号の昇順のみです。
復元 選択したチェックポイントで構成を復元します。 デルタ・チェックポイントの復元は、シーケンス番号の降順のみです。



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関連情報
チェックポイント詳細ページ
拡張リポジトリー・サービス
新規リポジトリー・チェックポイント

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