エディションの管理

「エディションの管理」ページには、アプリケーションの各エディションの詳細が表示されます。このページを使用すると、アクティブ化、妥当性検査、ロールアウト、および非アクティブ化などのライフ・サイクル全体にエディションを移動できます。

このページを表示するには、「アプリケーション」 > 「エディション・コントロール・センター」 > 「application_name」 をクリックします。

モニターまたはオペレーター・ロールを持つユーザーの場合、表示できるのはエディション・マネージャー情報のみです。コンフィギュレーターまたは管理者ロールを持つユーザーの場合は、アプリケーション・エディション・マネージャーのすべての構成特権があります。

エディション

エディションの名前を指定します。例えば、1.0

説明

提供するエディションの説明を指定します。

ターゲット

エディションのモジュールがマップされる先のデプロイメント・ターゲットを指定します。ターゲットは、このエディションがインストールされているサーバーまたはクラスターとすることができます。

状態

エディションの現在の状態: アクティブ、妥当性検査、または非アクティブ

アクション
アクティブ化
エディションの状態を非アクティブからアクティブに変更します。アクティブなエディションのみ開始できます。
妥当性検査
エディションの状態を非アクティブから妥当性検査に変更します。妥当性検査モードになると、エディションの現行のデプロイメント・ターゲットのクローンが作成され、妥当性検査のために複製されたデプロイメント・ターゲットでのエディションの開始が準備されます。妥当性検査モードのエディションがロールアウトされるとき、ロールアウトは元のデプロイメント・ターゲットで行われ、複製されたデプロイメント・ターゲットは削除されます。
ロールアウト
エディションの状態を非アクティブからアクティブに変更します。アトミックまたはグループ・ロールアウトのどちらかを使用できます。
  • グループ・ロールアウトにより、ターゲット・クラスターがロールアウトのグループに分割されます。 クラスターが大規模な場合は、グループ・ロールアウトが最も有効です。グループ・サイズは、サブオプションで指定できます。グループ・サイズによって、一度に処理するノード数を指定します。デフォルトは 1 です。
  • アトミック・ロールアウトでは、デプロイメント・ターゲット内の半数のサーバーが一度に置換されます。置換されたエディションは、非アクティブ状態にされます。置換はオンデマンド・ルーターと協調して行われ、エディション遷移中にアプリケーション要求が失われないようにします。このロールアウト計画により、サーバー・デプロイメント・ターゲットのサービスは 1 つとして失われることはありません。
非アクティブ化
エディションの状態をアクティブから非アクティブに変更します。非アクティブのエディションは開始できません。
妥当性検査の取り消し
エディションの妥当性検査モードを取り消します。エディション妥当性検査のテスト中に問題が見つかった場合、この機能を使用して、アプリケーションを非アクティブ状態に設定し、妥当性検査クリーンアップ処理を実行して、妥当性検査ターゲットを削除できます。元のデプロイメント・ターゲットが復元されます。



WebSphere Extended Deployment インフォメーション・センター (オンライン)

関連情報
エディション・コントロール・センター

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