副次式ビルダー

このページを使用すると、定義されたルール/条件に基づいてジョブ区分を実行するために、スケジューラーによって使用されるルールを作成して、管理できます。

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オペランドの選択

次のリストに、オペランドの選択項目を示します。

  • ジョブ名 - ジョブに選択する名前。
  • 実行依頼者グループ
  • 実行依頼者 ID
  • ジョブ・クラス
  • アプリケーション・タイプ
  • アプリケーション名
  • プラットフォーム
  • 時間
演算子

選択したオペランドに応じて、さまざまな演算子が選択項目として提示されます。以下に、選択可能な演算子をリストします。

  • = 等価演算子は、大/小文字を区別した一致を表します。
  • <> より小演算子またはより大演算子は、数値に使用されます。
  • AND: xx AND yy では、 xx および yy の両方を含む一致を表します。
  • IN: 複数の値を持つオペランドを単一の式で表します。例えば、port というオペランドで、ポート値が 908090909091 などの任意またはすべての値を表す場合、式フラグメントは port IN (9080,9090, 9091) となります。 大括弧内の値の表現方法は、ポートのデータ・タイプにより異なります。ポートが整数の場合、正しい構文は引用符なしの値です。ポートがストリングの場合、正しい構文は port IN (‘9080’, ‘9090’, ‘9091’) です。
  • IS NULL: この演算子は、照会の妥当性検査で、要求されたパラメーターが存在しないことを示します。
  • IS NOT NULL: この演算子は、照会の妥当性検査で、要求されたパラメーターが存在することを示します。
  • LIKE: この演算子は、ストリング・オペランド値のパターン・マッチングを示します。値には、パターン・マッチングを開始する位置にワイルドカード文字の % 記号 (%) が含まれている必要があります。例えば、式 host LIKE %blanca は、ワード blanca または blanca で終わる他のすべてのワードと一致し、式 host LIKE blanca% は、ワード blanca または blanca で始まる他のすべてのワードと一致し、式 host LIKE %blanca% はワード blanca またはスペルに blanca があるすべてのワードと一致します。
  • CONTAIN(S): この演算子は、式で使用される submiter_group の値が submitter_group オペランドで戻される値の配列に存在する場合に戻される値を表わします。 例えば、submitter_group でグループ {sales, development, management} の配列が戻され、式で使用される値が development である場合、contains に true が戻されます。それ以外は false となります。
  • CONTAINMATCH (CONTAINSMATCH): CONTAINSMATCH は CONTAINS と同じですが、パターン・マッチングを使用できます。例えば、CONTAINMATCH 値に %ment を使用すると、developmentmanagement の両方がそのエレメントに ment のサブストリングを含んでいるので、一致となります。

選択する演算子に応じて、作成する副次式の値を入力します。

副次式ビルダー

指定したオペランド、演算子、および値の結果として副次式を生成します。

付加

副次式を新規ルールに追加します。




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関連情報
ジョブ・スケジューラーの種別ルール

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