ステップ 2: メンバーシップ・メソッドの選択

メンバーシップ・メソッドで、動的クラスターにクラスター・インスタンスを追加する方法を定義します。メンバーシップ・ポリシーを作成して、特定のノードにクラスター・インスタンスを自動的に配置したり、動的クラスターにクラスター・インスタンスを手動で追加したりできます。

アプリケーション・サーバー、WebSphere Application Server Community Edition サーバー、および PHP サーバーのメンバーシップ・メソッドを定義できます。 他のすべてのサーバー・タイプは、手動でメンバーシップが定義されます。

この管理コンソール・ページにアクセスするには、「サーバー」>「動的クラスター」>「新規作成」をクリックします。

ルールによるクラスター・メンバーの自動定義

このメンバーシップ・メソッドで、動的クラスターに結合するサーバーを定義するポリシーを作成します。アプリケーション・サーバー、WebSphere Application Server Community Edition サーバー、および PHP サーバーなどの、完全なライフ・サイクル管理機能のあるサーバーのポリシーを定義できます。 PHP 動的クラスターを作成する場合は、このオプションを使用する必要があります。

動的クラスター名
アプリケーション・サーバーから構成される動的クラスターを作成する場合は、動的クラスターの名前を指定します。動的クラスターの名前はセル内のすべてのクラスターで固有でなければなりません。

名前フィールドには、 # \ / , : ; " * ? < > | = + & % ' は使用できません。 名前はピリオド (.) で始めることも、 スペースで始めることもできません。スペースでエラーは発生しませんが、先行および後続のスペースは自動的に削除されます。

ローカル使用可能を優先
ノード有効範囲ルーティングの最適化を使用可能または無効にするには、「ローカル使用可能を優先」を選択します。 デフォルトは使用可能です。つまり、可能であれば Enterprise JavaBeans (EJB) 要求はクライアント・ノードにルーティングされます。このフィーチャーを有効化すると、クライアントの要求がローカルのエンタープライズ Bean に送信されるため、パフォーマンスが向上します。
このクラスターの複製ドメインを作成する
動的クラスター用に複製ドメインを作成することを指定します。 複製ドメインの名前は、このドメインを使用する動的クラスターの名前に設定されます。複製ドメインは、クラスター内のアプリケーション・サーバー間に、セッション・マネージャー、動的キャッシュ、またはステートフル・セッション Bean のデータ、オブジェクト、またはイベントを転送する場合に使用します。
クラスター・メンバーの手動定義

このメンバーシップ・メソッドで、動的クラスターに結合するサーバーを手動で定義します。このオプションは、支援ライフ・サイクル管理機能のあるサーバーには自動的に使用されます。また、既存の静的クラスターから動的クラスターへの変換にこのオプションを使用することもできます。




WebSphere Extended Deployment インフォメーション・センター (オンライン)

関連情報
ステップ 1: 動的クラスター・サーバー・タイプの選択
ステップ 3: 動的クラスター・メンバーの定義
ステップ 4: サーバー・テンプレートの選択
ステップ 5: 動的クラスターのプロパティーの構成
動的クラスターのコレクション
動的クラスターの設定

dc_wiz_2