事前準備

CBR の構成を試みる前に、 パネル上の各項目の処理を終えたことを確認します。

以下の項目をチェックしてください。

  • CBR ワークステーション (フロントエンド・マシン) が、各サーバー・ワークステーション (バックエンド・マシン) に PING できることを確認します。
  • 各サーバー・ワークステーションが CBR ワークステーションに PING できることを確認します。
  • サーバーが操作可能であることを確認します。 各サーバーから直接ページを要求するには、Web ページを使用してください。
  • セットアップするサーバーのクラスターごとに、有効な IP アドレスを取得します。 この IP アドレスがクラスター・アドレスになります。 クライアントは、クラスター中のサーバーと接続する際にクラスター・アドレスを使用します。
    例: 名前 = www.intersplash.com IP = 9.67.67.104
  • Load Balancer 管理ガイド で、 ご使用のオペレーティング・システム用の指示を参照し、フロントエンド・マシンに CBR をインストールします。

キャッシング・プロキシーの使用法

CBR コンポーネントは IBM の Caching Proxy プロキシー・サーバーと共に作動して、 クライアントの URL 要求の内容に基づいてトラフィックのロード・バランシングを行います。 以下のステップに従って、キャッシング・プロキシーを構成して開始してください。 HTTP トラフィックのプロキシーとなる構成を正常に作成するには、その前に以下のステップを完了しなければなりません。

  • Caching Proxy (WebSphere Edge Server の一部) を、製品と共に提供されているオンラインの指示に従ってインストールします。
  • ご使用のオペレーティング・システムについて Load Balancer 管理ガイド で 指定されているとおりにキャッシング・プロキシーの構成ファイルを編集して、キャッシング・プロキシーを構成します。
  • ご使用のオペレーティング・システムに適した方法でキャッシング・プロキシーを開始します。