Caching Proxy はキャッシング・プロキシー・サーバーであり、またコンテンツ・フィルターでもあります。プロキシー・サーバーとしてはゲートウェイの機能を持ち、複数のブラウザーの クライアントが要求するインターネット・データを検索します。 検索された Web 文書は保管またはキャッシュすることが可能で、 それらの文書に対する要求が出されるとローカル・キャッシュから処理されます。
プロキシーのキャッシング機能はカスタマイズすることができます。 たとえば、Caching Proxy には、最も頻繁にアクセスされているページでキャッシュを自動的にリフレッシュしたり、またヘッダー情報が毎回ページをフェッチをするように指定されていても、そのページをキャッシュできるようにするオプションがあります。またページの情報が 期限切れする時期、作成するキャッシュの大きさ、更新する時期なども 指定できます。Caching Proxy はまた、非常に大きいキャッシュ (20 G バイト以上、ハードウェアにより異なる) を処理する能力があります。
また、Caching Proxy ではブラウザー・レベルではなく (またはブラウザー・レベルにくわえて)、プロキシー・サーバーのレベルでコンテンツ・フィルターを設定することができます (ブラウザー・レベルでは、コンテンツのフィルターが煩雑になったりオーバーライドされる可能性があります)プロキシー構成で指定するパラメーターによっては、不適切な内容はクライアントのブラウザーで表示されません。