ReturnCreditAndCloseScan コマンド
返品商品取引許可 (RMA) のリファンドは 1 つの宛先にのみ送ることができます。
1 つのアカウントが返金されるか、または 1 つのオーダーが返金される、このどちらかが可能です。
このスケジューラー・コマンドは、リファンドを実行するよう設計されています。
このジョブはストアのコンテキスト内で実行されるため、基本製品で自動的にスケジュールされてはいないことに注意してください。
1 度ストアが作成されると、スケジュールされたジョブは管理コンソールを使用して作成できます。
次のテーブルは、このスケジューラー・コマンドに関連した環境変数を示したものです。
環境変数名 |
説明 |
storeID |
コマンド実行対象のストア。 |
動作
- ReturnCreditAndCloseScan は、クレジットに適格で、クローズ済みとしてマーク付けされる RMA を走査します。
'APP' 状況を伴う各 RMA に関して、すべての RMA アイテムが受け取られ、返金されたものが 1 つもない場合には、
CreditReturnItem タスク・コマンドが呼び出されます。
CreditReturnItemCmd
が例外を生じさせる場合には、メッセージ (_ERR_RMA_CREDIT_FAILED) がエラー・ログに書き込まれます。
CreditReturnItemCmd が正常に行われる場合には、RMA は 'CLO' (クローズ) 状況に移ります。
- CreditReturnItem は、リファンドの有無を検査します。
ある場合、承認ポリシー・コマンド ApproveRefundPolicy が、リファンドが許可されたかどうかを確かめるために実行されます。
このコマンドのデフォルト・インプリメンテーションは、常にリファンドを許可します。
1 度リファンドが許可されると、DoRefund タスク・コマンドが実行されます。
正常終了時には、すべての RMA アイテムはそれぞれの CREDITDATE セットを有しています。