WebSphere Commerce の支払いコンポーネント
WebSphere Commerce には、安全なオンライン決済をサポートするために以下のものが組み込まれています。
- IBM WebSphere Payment Manager。ただし以下のコンポーネントから成ります。
- 2 つの Payment Manager サーブレット。これらは Payment Manager へのインターフェースを提供し、さらに WebSphere Application Server と共に動作します。 これらのサーブレットは、システムにアクセスする管理者のアクセス役割に基づいて、アクセス制御を実行し、Web サーバーからの HTTP 要求を支払いエンジンに渡します。
- Payment Manager を通じて支払いを開始するためのキャッシャー・コンポーネント。
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Payment Manager カセットのサポート機能。
このカセットは、Payment Manager 2.2 マルチペイメント・フレームワーク・アーキテクチャーに準拠しています。
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支払いキャッシャー・プロファイル。支払い処理の要件に応じてカスタマイズできます。
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サンプル JavaServer Pages ファイルと DataBean。
オーダーの支払い状況を動的に表示します。
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HTTP が Payment Manager に対してトランザクションを要求、送信した時に、その着信トランザクションを受信する Web サーバー。
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必要なすべての支払い情報を保管するためのデータベース。
WebSphere Commerce データベースか、あるいは Payment Manager 専用のリモート・データベースになります。
- 複数のビジネス・ポリシー・コマンドを使って、
ストアのさまざまな顧客別にそれぞれ異なるビジネス・ポリシーを実施することができます。 WebSphere Commerce ストアは、次のような 2 種類のビジネス・ポリシー・コマンド・セットをサポートします。
- 貸付限度額を使用した支払い:
- DoCancelCLCmdImpl
- DoPaymentCLCmdImpl
- CheckPaymentAcceptCLCmdImpl
- DoDepositCLCmdImpl
- DoRefundCLCmdImpl.
- Payment Manager を使用した支払い:
- DoCancelPMCmdImpl
- DoPaymentPMCmdImpl
- CheckPaymentAcceptPMCmdImpl
- DoDepositPMCmdImpl
- DoRefundPMCmdImpl
- ビジネス・ポリシー・コマンドは、それぞれ次のようなインターフェースを実装します。
- DoCancelPolicyCmd
- DoPaymentPolicyCmd
- CheckPaymentAcceptPolicyCmd
- DoDepositPolicyCmd
- DoRefundPolicyCmd