NewFashion 配送データベース資産

NewFashion 配送データベース資産は、以下の XML ファイルに保管されます。

NewFashion 配送データベース資産は以下のセクションに分かれています。

取扱範囲

shipping.xml ファイルは、配送の取扱範囲を示します。 取扱範囲は JURST テーブルで定義されており、JURSTGROUP はその取扱範囲をグループおよびサブクラスへ割り当てます。 また、JURSTPREL はその取扱範囲と取扱範囲グループを同じサブクラスへ割り当てます。

配送モード

配送モードは、運送会社とその配送サービスの組み合わせです。 たとえば、「XYZ Carrier、翌日配送」で 1 つの配送モードということになります。 配送モードについての情報は、SHIPMODE テーブルに保管されます。

計算コード  

計算コードは、割引、配送料、消費税、および配送税を計算するために使用されます。 shipping.xml ファイルには、配送のためのすべての計算コードが示されています。 CALCODE テーブルは、配送の計算コードをセットアップします。 displaylevel フィールドには、計算対象を示す数が示されます。 

0 =オーダー・アイテム
1 = オーダー
2 = 商品
3 = アイテム
4 = 契約

計算ルール

各計算コードには、計算がどのように実行されるかを定義する計算ルールのセットがあります。 たとえば、商品を 1 つの地域に配送しようとする場合には、計算に一定のルールを適用できます。また商品を別の地域に配送しようとする場合には、計算に別のルールを適用できます。 The CALRULE テーブルは、配送のための計算ルールを保管します。flag フィールドでは、特定 CalculationCode の CalculationCodeQualifyMethod を呼び出すかどうかを指定します。   

0 = このメソッドは呼び出されません。

1 = このメソッドは呼び出されます。

計算スケール

計算スケールは、計算に適用される範囲のセットです。 たとえば、配送料金の場合、それぞれが料金に対応する重量範囲のセットがある場合があります。 (配送料金として、重量が 0 kg から 5 kg の商品は 1,000 円、5 kg から 10 kg のものは 1,500 円など。) CALSCALE テーブルは、配送のためのスケール・コードを、オーダーごとに 1 つ、 そしてアイテムごとに 1 つ保管します。  

注: CALSCALE テーブルは、通貨を対応する範囲に適用する場合に、 その通貨のスケール・コードを保管します。

計算範囲

スケール・コードの範囲は、CALRANGE テーブルに保管されます。 calmethod_id_10 はオーダー配送ごとに使用され、 calmethod_id_11 はアイテム配送ごとに使用されます。

計算ルックアップ

計算ルックアップ値は、計算スケールに関連した値です。 計算ルックアップ値は、配送料金として、重量が 0 kg から 5 kg の商品で 1,000 円、  5 kg から 10 kg のもので 1,500 円の場合に、それぞれ、1,000 円と 1,500 円になります。 指定した CALRANGE ID の通貨ごとに、1 つのルックアップ値があります。 CARLOOKUP テーブルは、ルックアップ ID と値を定義します。

計算組み合わせ

計算ルールとスケール範囲は、以下のコードに示されているように、 組み合わされて CRULESCALE テーブルに保管されます。 計算メソッドおよびルールは組み合わされて STENCALUSG テーブルに保管されます。 計算についてのストアのデフォルトも、このテーブルに保管されます。 usageflag フィールドは OrderPrepare コマンドがどのように計算を使用するかを制御します。

1 = 使用 - この CalculationUsage を使用する。

2 = チェック - この計算でオーダー・アイテムの値を生成しない場合、ECApplicationException を送出します。

配送実行

配送実行資産は、配送取扱範囲グループを計算ルールに、  または配送センターをストアの shipmode に関連付けます。 配送実行情報は、SHPJCRULE および SHPARRANGE テーブルに保管され、 shipfulfill.xml の中で以下のように記されます。

関連概念

関連参照

関連タスク

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