OrderPrepare コマンド

このコマンドは、オーダーの価格、割引、配送料、および税を決定することにより、オーダーを準備します。 オーダー参照番号が指定されていないと、現在の全保留オーダーが、指定のストアの現在の顧客のために準備されます。

osoprea.gif (7075 バイト)

パラメーター値

http://host_name/path/
(必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
langId
セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。 ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
forUser
このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。 このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
forUserId
forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
URL
(必須) コマンドが正常に完了した時に呼び出される URL
storeId
オーダーが準備されるストアの参照番号。
orderId
準備されるオーダーの参照番号。 このパラメーターが省略された場合、このコマンドは、現行の保留オーダーをデフォルトとします。 詳しくは、オーダーの省略形を参照してください。
outOrderName
リダイレクト URL に追加される、名前と値の対の名前を指定します。 追加されるそれぞれの名前と値のペアの値は、準備済みオーダーの参照番号です。 名前が指定されていない場合、デフォルト名 orderId が使用されます。
remerge (再マージ)
可能であれば同じ順序と同じ correlationGroup 属性で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。 OrderItems は、InventoryStatus が "NALC" であるか、1 つまたは複数の allocate (割り振り)、backorder (バック・オーダー)、 および reverse (取り消し) パラメーターによって指定されなければ、マージされません。
merge (マージ)
correlationGroup 属性には関係なく、可能であれば同じ順序で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。
check (検査)
CheckInventory タスク・コマンドで検査する OrderItems のリスト。
allocate (割り振り)
既存の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
backorder
将来の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
reverse (取り消し)
割り振りを解除する (つまり、必要に応じて既存または将来の在庫から割り振り解除する) OrderItems のリスト。

注: remerge (再マージ)、merge (マージ)、check (検査)、allocate (割り振り)、 backorder (バック・オーダー)、および reverse (取り消し) パラメーターは、ATP 在庫が使用可能な場合にのみ適用できます。 (STORE テーブルの ALLOCATIONGOODFOR 列を参照してください。) それらは AllocateInventory タスク・コマンドに渡される OrderItems のリストを表しています。 そのタスク・コマンドは、以下に指定されているように CheckInventoryAvailability、AllocateExistingInventory、 AllocateExpectedInventory、DeallocateExistingInventory、および DeallocateExpectedInventory タスク・コマンドを呼び出します。 さらに、これらのパラメーターはオーダー・サブシステム・コマンド のヘルプで詳述されている OrderItem 省略形を認めます。

以下は、デフォルトの ATP パラメーター値です:


以下の例は、参照番号 1 のオーダーを準備し、OrderDisplay コマンドにリダイレクトしてこのオーダーを表示します。
     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderPrepare?orderId=1
     &URL=/webapp/commerce/OrderDisplay

動作

例外条件

関連概念

関連参照

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