ブートストラップ・ファイル
ブートストラップ・ファイルは XML ファイルです。 スキーマが作成された後、
インスタンスの作成中にブートストラップ・ファイルを使用して、
データベース・テーブルに情報を取り込みます。 データがロードされたら、
該当するデータベース・テーブルで事前にロードされた情報を見ることができます。 ブートストラップ・ファイルを使用して、
計算コードや価格設定ポリシーなどの、
特定のデータに関する情報を取り出すことができます。
WebSphere Commerce は、以下のブートストラップ・ファイルを使用します。
- defaultAccessControlPolicies_LOCALE.xml。アクセス制御言語に依存したファイル。
- defaultAccessControlPolicies.xml。アクセス制御言語に依存しないファイル。
- wcs.bootstrap.xml。言語に依存しないファイル。
- wcs.bootstrap_en_US.xml (または wcs.bootstrap_xx_XX.xml。
xx_XX は言語標識です)。言語に依存するファイル。
- wcs.boostrap_multi_en_US.xml(または wcs.bootstrap_multi_xx_XX.xml)。
マルチリンガル・ファイル。
wcs.bootstrap_adv.xml。
追加の URLREG エントリーを含むファイル。
- wcs.comment_multi_en_US.xml。
すべてのデータベース・テーブル列の説明を含むファイル。
- wcs.keys.xml。すべてのキー・テーブル・エントリーを含むファイル。
これらは、保管されている開始値、上限および下限値などの Keys Managers を介して保守されるキーです。
- wcs.staging.xml。 ステージング情報を含むファイル。
- wcs.staging.keys.xml。ステージング構成テーブルに関連するキーを含むファイル。
- wcs.site.xml。スキーマのバージョンを保管するファイル。
- wcs.userreg.xml。
組み込まれたスーパー管理者である wcsadmin についての基本情報が取り込まれるファイル。
いくつかのファイルを例として用いて、以下の図で、ブートストラップ・ファイルの対話方法を示しています。

注: ブートストラップ・ファイルには一切変更を加えないようお勧めします。 変更すると、インスタンスが正常に作成されない場合があり、
サポートに関して重大な問題が生じる可能性があります。
個々のブートストラップ・ファイルについて詳しくは、
関連参照のファイルを参照してください。

