パフォーマンス・モニターは、ローカルまたはリモートのマシンから、 WebSphere Commerce サーバーのパフォーマンスを計測するためのツールです。 パフォーマンス・モニターから集められた情報は、サイト管理者がパフォーマンス上の問題を検出し、パフォーマンスの傾向を分析するのに使用できます。
WebSphere Commerce Application サーバーは、URL、タスク、および JSP の統計を集めます。 データ・キーにはそれぞれ、次の情報を提供する、一連のカウンターが関連付けられています。
このデータはひとまとめにして、パフォーマンス・データとして参照されます。 パフォーマンス・データはマシン・ベースで集められます。 WebSphere Commerce サーバーの各実行インスタンスが、データを集めて保管します。 データは、標準偏差や合計時間などの、さまざまなセレクターによってソートされて、表示されます。
マルチプロセッサー環境の WebSphere Commerce のパフォーマンスを改善するには、 複製が使用されます。 パフォーマンス・モニターは、複製の構成をサポートします。 複製サポートが使用可能な場合、サーバーは直接メモリーに書き込むのではなく、データベースに書き込みます。 サーバーは互いに通信しないため、パフォーマンス・データは、一定の最新表示の間隔で、あるいは手動で最新表示して集められます。 単一サーバーでは、データはメモリーに書き込まれ、自動的に更新されます。 このため、パフォーマンス・データが単一サーバーから集められている場合は、最新表示の間隔を指定する必要はありません。
パフォーマンス・モニターの使用方法についての概要は以下のとおりです。
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