ストア・アーカイブの発行
「ストア・アーカイブの発行」ページを使用して、ストア・アーカイブを WebSphere Commerce サーバーに発行します。
すなわち、稼働ストアを作成します。
- ストア・ディレクトリー
- ストア・ディレクトリー名は、Web 資産が発行されるサーバーのディレクトリーを定義するものです。
ストア・アーカイブが発行されるとき、デフォルトではここで定義されたストア・ディレクトリーに発行されます。
以下は、その例です。
drive:\WebSphere\AppServer\installedApps\
WC_Enterprise_App_demo.ear\wcstores.war\storedir
drive:\Program
Files\WebSphere\AppServer\
installedApps\WC_Enterprise_App_demo.ear\wcstores.war\storedir
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/
WC_Enterprise_App_demo.ear/wcstores.war/storedir
/opt/WebSphere/AppServer/installedApps/
WC_Enterprise_App_demo.ear/wcstores.war/storedir
/QIBM/UserData/WebASAdv4/WASinstancename/installedApps/
WC_Enterprise_App_instancename.ear/wcstores.war/storedir
ここで、storedir がそのディレクトリーです。
ストア・ディレクトリーが現在別のストアで使用されていない限り、
「ストア・ディレクトリー」フィールドは読み取り専用です。
新規ディレクトリーの入力要求のメッセージが表示されたら、
サーバーにあるストアのディレクトリーを入力してください。
このフィールドは、英数字で 50 個の単一バイト文字まで受け入れます。
このフィールドは、英数字で 255 文字まで受け入れます。
「ストア・ディレクトリー」フィールドに受け入れられるのは ASCII 文字 (英字のみ) だけです。
ストア・ディレクトリーに使用可能な文字は、A-Z、a-z、0-9、\、/、$ です。
先頭文字は数字にはできません。
- ストア・データベース資産の発行
- ストア・データベース資産の発行を選択して、
発行時にストア・アーカイブに組み込まれているデータベース情報 (商品データ情報を除く) で、
WebSphere Commerce データベースを更新します。
- 商品データの組み込み
- 商品データの組み込みを選択して、
発行時にストア・アーカイブに組み込まれているオンライン・カタログ情報で、
WebSphere Commerce データベースを更新します。
- 変更個所の表示
- 変更箇所の表示を選択して、発行されるストアがすでにデータベース内に存在している場合、
カタログ資産が複数のストアに共用されている場合にチェックします。
それにより、発行をキャンセルするか、継続するかの選択ができます。
- ストア・ファイル資産の発行
- ストア・ファイル資産の発行を選択して、
ストアのファイル資産 (HTML、JSP、イメージなど) を WebSphere Commerce サーバーに発行します。
ストア・ファイル資産は、Web アプリケーションの文書ルートに向けて発行されます。
- Web application document root (Web アプリケーションの文書ルート)
- Web アプリケーション文書ルートは、アプリケーションの非-Java リソースのパスです
(たとえば、HTML、JSP ファイル、GIF)。 Web アプリケーションの文書ルートを入力するか、
デフォルトを受け入れます。
このフィールドは、英数字で 255 個の単一バイト文字まで受け入れます。
このフィールドは、英数字で 50 文字まで受け入れます。
Web アプリケーションの文書ルート・フィールドは、
1 バイト文字換算で 255 文字までを限度とし、ASCII 文字 (英語の英字のみ) だけが指定可能です。
以下の文字は無効です: * ? " < > : または |。
重要: 発行先の Web アプリケーションの文書ルートは、
WebSphere Commerce Application Server 内のストア Web アプリケーションの Web アプリケーションの文書ルートと一致していることが必要です。
Web アプリケーションの文書ルートをここで変更した場合には、
WebSphere Commerce Application Server の中でも変更する必要があります。
Web アプリケーションの Web パスも、新しい Web アプリケーション文書ルートと一致するように変更してください。
- ストア・リソース・バンドルの発行
- ストア・リソース・バンドルの発行を選択して、
ストア・アーカイブ内のテキストのコンテンツを WebSphere Commerce サーバーに発行します。
- アプリケーション・プロパティー・パス
- (必須) アプリケーション・プロパティー・パスは classpath の一部です。
アプリケーション・プロパティー・パスを入力するか、デフォルトを指定します。
このフィールドは、英数字で 255 個の単一バイト文字まで受け入れます。
このフィールドは、英数字で 255 文字まで受け入れます。
「アプリケーション・プロパティー・パス」フィールドは ASCII 文字 (英字のみ) に制限されています。
以下の文字は無効です: * ? " < > : または |。
- 重要: アプリケーションのプロパティー・パスをここで変更した場合には、
そのアプリケーションのプロパティー・パスを WebSphere Commerce Application Server のクラスパスに追加する必要があります。
OK をクリックして、ストア・アーカイブを WebSphere Commerce サーバーに発行します。