ロード・コマンド
このコマンドは、XML 入力ファイルをターゲット・データベースへロードします。


パラメーター値
- -dbname
- ターゲット・データベースの名前
- -dbuser
- データベースへ接続しているユーザーの名前
- -dbpwd
- データベースへ接続しているユーザーのパスワード
- -infile
- 入力 XML ファイルの名前
- -method
- データをデータベースへ挿入する際に使用するローダーのオペレーション・モード。 ロード・メソッドは、データベース・ベンダーの固有のローダーを使用します。 ロード・メソッドは、ローカル Oracle データベースとリモート Oracle データベースの両方に使用できます。
ただし、DB2 データベースの場合には、ローカルの場合にのみロード・メソッドを使用できます。 データをリモート DB2 データベースへロードするには、インポート・オプションを使用してください。 インポート・メソッドでは、
そのデータベース・ベンダーで使用可能であれば、インポートまたは更新オプションを使用します。 インポートまたは更新のオプションが使用できない場合には、
JDBC を使用している SQL ステートメントがそのデータベースを更新するために使用されます。 SQL インポート (sqlimport) メソッドは、ローカルおよびリモートの両方のデータベースで使用することができます。 delete メソッドは、データベースのデータを削除します。 商品アドバイザー検索スペース同期化を使用している場合は、
sqlimport または delete メソッドのどちらかを用いる必要があります。 デフォルトはインポートです。
- -noprimary
- 1 次キーが入力ファイルのレコードにない場合にローダーで取られるアクションです。 エラー・オプションは、1 次キーがないことをエラーとして報告し、終了することを示します。 skip オプションは、1 次キーをもたない入力ファイルのレコードをスキップします。 insert オプションは、
データの処理 (挿入または削除) を試みます。
デフォルトのアクションはエラーです。
- -commitcount
- SQL 更新メソッドの操作を使用する際に、
データベースのコミットを行なう前の処理したレコード数。 デフォルト値は 1 です。
- -maxerror
- ローダーが SQL 更新メソッドの操作で終了するまでに発生するエラー数。
- -customizer
- 使用するカスタマイザー・プロパティー・ファイルの名前。
MassLoadCustomizer.properties がデフォルトのファイルです。 カスタマイザー・プロパティー・ファイルは、以下の例のように指定できます。
-customizer d:\wcs\prop\ml.properties
このファイルが、クラスパスのシステム環境変数に指定されるディレクトリー内に存在する場合、
同じファイルを以下の例のように指定できます。
-customizer ml
- -schemaname
- ターゲット・データベース・スキーマの名前

パラメーター値
- DATABASE
- ターゲット・データベースの名前で、
リレーショナル・データベース・ディレクトリーに表示されます。
- SCHEMA
- ターゲット・データベース・スキーマの名前。これは、インスタンス名と同じです。
- INSTROOT
- WebSphere Commerce インスタンスのルートの絶対パス名。
たとえば、/QIBM/UserData/WebCommerce/instances/instance_name のようになります。
- PASSWD
- WebSphere Commerce インスタンスのパスワード。
- INFILE
- 入力 XML ファイルの名前
- METHOD
- データをデータベースへ挿入する際に使用するローダーのオペレーション・モード。 ロード・メソッド (*LOAD) は、データベース・ベンダーの固有のローダーを使用します。 ロード・メソッド (*LOAD) は、ローカル Oracle データベースとリモート Oracle データベースの両方に使用できます。
ただし、DB2 データベースの場合には、ローカルの場合にのみロード・メソッド (*LOAD) を使用できます。 データをリモート DB2 データベースへロードするには、インポート (*IMP) オプションを使用してください。 インポート (*IMP) メソッドでは、そのデータベース・ベンダーで使用可能であれば、
インポートまたは更新オプションを使用します。 インポートまたは更新のオプションが使用できない場合には、
JDBC を使用している SQL ステートメントがそのデータベースを更新するために使用されます。 SQL インポート (*SQL) メソッドは、ローカルおよびリモートの両方のデータベースで使用することができます。 削除 (*DLT) メソッドは、データベースのデータを削除します。 商品アドバイザー検索スペース同期機能を使用している場合は、
SQL インポート・メソッドまたは削除メソッドを使用しなければなりません。 デフォルトはインポートです。
- NOPRIMARY
- 1 次キーが入力ファイルのレコードにない場合にローダーで取られるアクションです。 エラー・オプション (*ERROR) は、1 次キーの欠落をエラーとして報告し、終了する必要があることを示しています。 skip オプション (*SKIP) は、1 次キーをもたない入力ファイルのレコードをスキップします。 insert オプション (*INSERT) はデータの処理 (挿入または削除) を試みます。
デフォルトのアクションはエラーです。
- COMMITNUM
- SQL 更新メソッドの操作を使用する際に、データベースのコミットを行なう前の処理したレコード数。 デフォルト値は 1 です。
- MAXERROR
- ローダーが SQL 更新メソッドの操作で終了するまでに発生するエラー数。
- CUSTOMIZER
- 使用するカスタマイザー・プロパティー・ファイルの名前。
デフォルトのファイルは ISeries_LODWCSDTA_Customizer.properties です。
カスタマイザー・プロパティー・ファイルは、以下の例のように指定できます。
CUSTOMIZER(/wcs/prop/ml.properties)
このファイルが、クラスパスのシステム環境変数に指定されるディレクトリー内に存在する場合、
同じファイルを以下の例のように指定できます。
CUSTOMIZER(ml)


