SetCurrencyPreference コマンド
このコマンドを実行しているユーザーの通貨優先を設定します。
総称ユーザー (そのユーザーの情報が保管されていないユーザー) の場合には、その優先はそのセッション期間中のみ適用されます。
その他のすべてのユーザーの場合には、その通貨優先はユーザーのプロファイルと一緒に保管されます。

パラメーター値
- http://host_name/path/
- WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
- forUser
- このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。このパラメーターを指定できるのは、
顧客サービス担当者 (CSR) のセキュリティー役割 (または CSR の職務を含む役割) がある人だけです。
- forUserId
- forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
- langId
- セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。
ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
- URL
- コマンドが正常に完了した時に呼び出される URL
- currency
- この顧客の希望する通貨となる通貨の 3 文字の ISO コードです。
例
この例は、顧客の希望する通貨をカナダ・ドル (CAD) に変更します。
コマンドが正常に実行された場合には、FVTestSite.jsp が表示されます。
http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/SetCurrencyPreference?currency=CAD
&URL=FVTestSite.jsp
動作
- 総称ユーザーでないすべてのユーザーでは、通貨優先をそのユーザーのプロファイルに設定する。
総称ユーザーでないグループでは、登録済み人数、および特定のプロファイル情報が保管されている非登録人数の両方が組み込まれます。
- 保留オーダーがあった場合、このコマンドはそのオーダーの通貨をショッピング通貨に変更して、価格を再計算する。
-
SetCurrencyPrefCmd
タスク・コマンドを呼び出して、オーダー価格を変更する。
- ショッピング通貨
例外条件
保留オーダーの商品またはアイテムで価格を検索できない場合には、コマンドはECApplicationException 例外をスローして、RetrievePriceErrorView エラー表示コマンドを指定します。