ReturnProcess コマンド

このコマンドは、返品アイテムの状況をロールアップすることにより、返品商品取引許可 (RMA) の承認状況を判別します。 RMA が承認された場合、コマンドは URL の値で指定された URL にリダイレクトします。 RMA が承認されない場合、このコマンドは URL2 の値にリダイレクトします。 RMA が有効納期切れの場合、このコマンドは RMAExpiryURL の値にリダイレクトします。

このコマンドは、RMA が準備された後に (ReturnPrepare コマンドを実行することにより) 実行してください。 このコマンドは、 RMA を「終了する」ためのものと考えられます。

パラメーター値

http://host_name/path/
(必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
forUser
このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。 このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
forUserId
forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
langId
セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。 ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
storeId
(必須) ストアの参照番号。
RMAId
(必須) 処理する RMA ID。
URL
(必須) RMA が承認された場合のリダイレクト先 URL。
URL2
RMA が承認されない場合のリダイレクト先 URL。 指定しない場合、URL パラメーターに指定した値が使用されます。
refundPolicyId
リファンド支払いメソッドに使用するポリシーの ID。 契約に含まれるリファンド支払いポリシーが 1 つだけの場合、このパラメーターはオプションです。 それが複数の場合、このコマンドを最初に呼び出すときに値を指定しなければなりません。
RMAExpiryURL
RMA が有効納期切れの場合のリダイレクト先 URL。 この URL が指定されていて、RMGOODFOR が超過した場合、ReturnPrepareCmd コマンドが呼び出されてこの URL へのリダイレクトが行われます。 この URL が指定されていない場合、 RMA の RMGOODFOR 時間フレームが有効納期切れになったために ReturnPrepareCmd が呼び出される場合であっても、 ReturnProcessCmd コマンドは完了します。

例 1
以下のコマンドは、2 つのリダイレクト先 URL を使用してオーダーを処理します。
    http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/ReturnProcess?RMAId=1&storeId=1
    &URL=ReturnDisplay&URL2=ReturnListDisplay

動作

例外条件

以下の条件では、コマンドの実行が失敗します。

関連概念

関連参照

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