配送情報は、ストア・レベルまたはストア・グループ・レベルで定義できます。 配送とは、ストアが顧客へのオーダーの配達を扱う方法のことです。 多くの場合、 商品は配送センター (ストアの商品の保管に責任のある別個の代理店) から配送されます。 WebSphere Commerce ストアがオーダーを配送するには、 データベースで以下のものが定義されている必要があります。
配送モード: 運送会社 (配送センターから顧客への配送サービスを提供する会社) とその運送会社が提供する配送サービスの組み合わせ。 たとえば、ABC 運輸、翌日配送サービスや、 ABC 運輸、速達は、配送モードの一例です。
配送調整: ストアと配送センターの間の調整。 配送センターは指定された配送モードを使用して特定のストアに商品を配送するように指定します。 特定の条件を配送調整に指定することができます。 たとえば、商品は指定された取扱範囲のアドレスにのみ配送することもできます。
配送料: 顧客にオーダーを配達するための料金。 配送料の計算方法は様々です。 以下は、配送料の計算方法の一般的な例です。
配送料に影響を与える他の変数は、 配送モード、商品の配送先、および商品を配送する配送センターなどです。 配送料を結合することもできます。 たとえば、複数のタイプのオーダー・アイテムを持つオーダーの場合、 あるアイテムに対しては重量別の課金、 別のアイテムに対しては数量別の課金を採用することができます。
OrderItem オブジェクトが配送料の CalculationCode オブジェクトと関連付けられると、SHPJCRULE データベース・テーブルの情報により、OrderItem オブジェクトの配送先住所、配送モード、および実行センターに基づいて配送料を計算するのに、どの CalculationRule オブジェクトが使用されるのかが決まります。
配送取扱範囲と配送取扱範囲グループは、配送料の計算をサポートします。 ストア開発者およびストア管理者は以下を行うことができます。
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