商品アドバイザーの検索スペースを作成するとき、 表示価格 (LISTPRICE テーブルにある) か、 標準価格 (OFFER、 OFFERPRICE、 および TRADEPOSCN テーブルにある) のいずれかを使用することができます。 作成した検索スペースによって要件は異なり、また選択する価格によって示される性質は異なります。
分離検索スペースを使用している場合は、各カタログ・エントリーで価格が定義されていなければならず、 定義されていないとどのメタフォーでも価格は表示されません。
基本検索スペースを使用している場合は、 価格表示のためにカタログ・エントリーで価格が定義されている必要はありません。 価格比較メタフォーを使用しているとき、 価格が定義されていないカタログ・エントリーが表示される場合に価格行はブランク・スペースになります。 これにより、2 つ以上の商品を比較する場合に、 価格に関心がある顧客にとって比較の重要性は事実上低くなります。 商品探査メタフォーまたはセールス・アシスタンス・メタフォーのいずれかを使用している場合、 ショッパーが価格要件を送信すると、価格が定義されていないカタログ・エントリーは表示されません。 これらのメタフォーは事実上、値ではなく "price<" または "price>" を持つ検索スペースを参照するため、 価格 (price) を持たないカタログ・エントリーは表示されません。 価格のない商品は、価格が 0 または無限大であるかのようには振る舞いません。
商品アドバイザーは、以下の追加の制約事項に従うよう要求します。
検索スペースに価格を組み込むには、価格属性を追加して、 PAConfig ユーティリティーで作成される XML ファイルを介して使用される価格 (表示価格か標準価格のいずれか) を確認します。 <columnName> および <attrName> タグの値は、検索スペースに組み込む価格を識別します。 商品アドバイザーで使用される属性 (ATTRIBUTE または ATTRVALUE テーブルに由来しないもの) の場合と同じように、 <attrName> の値も変換すべきではありません。ただし、それは基本スキーマに由来する列名のはずです。 この情報は、以下の表に示されています。
検索スペース | 使用される価格 | <columnName> の値 | <attrName> の値 |
分離 | 表示価格 | PPPRC | LISTPRICE |
標準価格 | PPPRC | PRICE | |
基本 | 表示価格 | ListPrice | LISTPRICE |
標準価格 | ListPrice | PRICE |
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