キャッシャー・プロファイルは profile.dtd 文書タイプの定義をインプリメントする XML 文書です。 このプロファイルには、以下の基本構造が含まれている必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE Profile SYSTEM "profile.dtd">
<Profile useWallet="false" enableTrace="true">
<CollectPayment>
...
</CollectPayment>
<Command name="DEPOSIT">
...
</Command>
...
</Profile>
WebSphere Commerce では、 WebSphere Commerce が Payment Manager で使用するキャッシャー・プロファイルの中の Payment Manager 構成エレメントをサポートしていません。 Payment Manager への接続に必要な情報はすべて、構成マネージャーの Payment Manager ページを介して提供されます。
useWallet 属性が true に設定されている場合、 Cashier.collectPayment(...) メソッドが呼び出されるときに、キャッシャーが ReceivePayment API 要求を作成します。 この属性が false に設定されていると、この場合は AcceptPayment API 要求が構成されます。
WebSphere Commerce が提供するキャッシャー・プロファイルはすべて、 enableTrace 属性が true に設定されているので、キャッシャーは常に診断情報を記録します。 ただし、この情報の記録にキャッシャーで使用される実際の trace() メソッドは、 WebSphere Commerce トレース・クラス ECTrace であるために、 診断情報がログに書き込まれるかどうかは、WebSphere Commerce トレース設定によって制御されます。 Order コンポーネントのトレースを使用可能にすると、 キャッシャーと WebSphere Commerce 支払い機能の両方のトレースが使用可能となります。
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