配送センターへの返送の指定
商品が返品に追加されたら、システムは顧客がその商品を返送すべきかどうかを判別します。
その状況は、「はい」または「いいえ」の値で示されます。
この状況を変更するには、「はい」か「いいえ」の適切なほうを選択します。
商品が配送センターに返送されるべきかどうかは、多くの場合、以下のいずれかによって決まります。
- 商品の性質。
たとえば壊れたガラス製品は返送されるべきではありません。
この場合は配送センターへの返送の状況として「いいえ」を選択します。
- 商品の条件。
たとえば顧客の気が変わったためにガラス製品が返品される場合は、
配送センターへの返送の状況として「はい」を選択します。
しかしガラス製品が到着したときに壊れていたために顧客がその返品を望んでいる場合は、
そのガラス製品は他の顧客への販売目的で配送センターに返送されるべきではありません。
この場合は配送センターへの返送の状況として「いいえ」を選択します。
商品を配送センターへ返送する必要があるかどうかを指定する場合、以下のようにします。
- WebSphere Commerce アクセラレーターをオープンする。
ユーザー役割によって、1 つ以上のメニューが表示されます。
「操作」メニューから、「返品の検索」をクリックします。
「セールス」メニューから、「返品の検索」をクリックする。
検索ダイアログがオープンされます。
- 以下の返品情報のうち、少なくとも 1 つを入力して、処理をする返品を検索する。
- 「返品番号」フィールドには、返品を固有に識別する返品番号を入力する。
- 「オーダー番号」フィールドには、
オーダーを固有に識別し、返品される商品を示すオーダー番号を入力する。
- 「オリジネーター・ログオン ID」フィールドに、以下を入力する。
返品を開始した顧客のストア・ログオン ID。
特定の顧客の「Return History (返品履歴)」リストで「返品の検索」をクリックしてこの検索ダイアログを立ち上げた場合、
その顧客ログオン ID が、そのストアの顧客ログオン ID として表示されます。
返品を開始した人のログオン ID。 実装されているアクセス制御ポリシーによっては、
返品を変更したり返品の変更を要求する権限を他の人が持っていることもあります。
その人は返品のオリジネーターではありませんが、
ストアでの更新を要求するときにオリジネーター・ログオン ID を指定する必要がある場合があります。
たとえば、IBM の社員がオリジナルの返品を作成して、
その社員の監督者が返品を変更するためにストアに連絡するとします。
この返品を確認するために、ストアは、オリジネーターのログオン ID を要求する場合があります。
「契約名」
ドロップダウン・リストから、契約の名前を選択する。 契約は、ストアで買い物をする顧客に取引条件を明記します。
- 「返品の状況」ドロップダウン・リストから、保留やキャンセルなど、返品の状況を選択する。
- 「検索」をクリックする。システムが検索を実行した結果、その検索基準と一致する返品のリストが表示されます。
- 扱いたい返品の隣にあるチェック・ボックスを選択して
「Change Return (返品の変更)」ノートブックをオープンし、変更をクリックする。
- ノートブックをオープンすると、「商品」ページが表示される。 処理する商品の横のチェック・ボックスを選択します。
- 以下のようにして、商品を配送センターへ返送する必要があるかどうかを指定する。
注: システムが以前に、その商品は配送センターへ返送する必要がないと判別した場合で、
このことを変更する場合、顧客サービス・スーパーバイザーなどの権限を持つユーザーが、その返品を手動で承認する必要があります。
- 商品を別々に購入した場合 (つまり、キットの一部として購入しなかった場合)、
選択した商品を配送センターへ返送する必要があるかどうかを示すため、「配送センターに返送」欄から、
「はい」か「いいえ」を選択する。
- 商品をキットの一部として購入していた場合、以下のようにする。
- 処理する商品の横のチェック・ボックスを選択し、「キットの詳細」をクリックする。
「キットの詳細」ダイアログがオープンし、キット名、SKU、およびキット内の各商品についての情報が示されます。
- 「配送センターに返送」欄から、「はい」か「いいえ」を選択し、
選択した商品を配送センターへ返送する必要があるかどうかを示す。
- この返品に他の変更を加えるには、左側のリンクを使用して、それぞれの返品ページを切り替える。
変更を保管してノートブックをクローズするには、「OK」 をクリックします。