データベース・クリーンアップ・ユーティリティー・コマンド (Windows NT、Windows 2000、
AIX、および Solaris)
データベース・クリーンアップ・ユーティリティーは、データベースからオブジェクトを削除します。
データベース・クリーンアップ・ユーティリティーを実行するには、コマンド行から以下のように入力します。
コマンド全体を 1 行に入力してください。

注:
- 現在このユーティリティーを同じユーザー ID で実行している場合でも、
オプション・パラメーター、ログオン・ユーザー ID、およびパスワードをコマンドに組み込む必要があります。
Oracle 参照は Linux プラットフォームには適用されません。
パラメーター値
- object
- 古くなったレコードが削除されるオブジェクトの名前。 以下のオブジェクトの中から 1 つを指定します。
- アカウント・オブジェクトを削除するには、account と入力する。
- 住所オブジェクトを削除するには、address と入力する。
- 受け取り情報オブジェクトを削除するには、atp_inventory と入力する。
- 接続オブジェクトを削除するには、attachment と入力する。
- オークション・オブジェクトを削除するには、auction と入力する。
- オークション・ログ・オブジェクトを削除するには、auctionlog と入力する。
- 自動入札オブジェクトを削除するには、autobidlog と入力する。
- 商品情報オブジェクトを削除するには、baseitem と入力する。
- 入札ログ・オブジェクトを削除するには、bidlog と入力する。
- キャッシュされたオブジェクトを削除するには、cachlog と入力する。
- 計算コード・オブジェクトを削除するには、calculation_code と入力する。
- カタログ・エントリー・オブジェクトを削除するには、catentry と入力する。
- カタログ・グループ・オブジェクトを削除するには、catalog_group と入力する。
- 契約オブジェクトを削除するには、contract と入力する。
- キャンペーン・オブジェクトを削除するには、cpgnlog と入力する。
- キャンペーン統計オブジェクトを削除するには、cpgnstats と入力する。
- 在庫オブジェクトを削除するには、expected_inventory_records と入力する。
- 在庫詳細オブジェクトを削除するには、expected_inventory_records_details と入力する。
- サイト管理者と顧客の間のメッセージ・オブジェクトを削除するには、forummsg と入力する。
- 配送センター・オブジェクトを削除するには、fulfillment_center と入力する。
- インベントリー・オブジェクトを削除するには、inventory_adjustments と入力する。
- 在庫コード・オブジェクトを削除するには、inventory_adjustment_codes と入力する。
- 指定されたアイテム・オブジェクトを削除するには、itemspecification と入力する。
- オークション関連メッセージ・オブジェクトを削除するには、message と入力する。
- メッセージ・メンバー関係オブジェクトを削除するには、msgmemrel と入力する。
- オーダー・オブジェクトを削除するには、orders と入力する。
- 組織オブジェクトを削除するには、organization と入力する。
- 商品アドバイザーの統計オブジェクトを削除するには、pastats と入力する。
- 商品比較の統計オブジェクトを削除するには、pcstats と入力する。
- 商品探査の統計オブジェクトを削除するには、pestats と入力する。
- ポリシー・オブジェクトを削除するには、policy と入力する。
- 商品セット・オブジェクトを削除するには、product_sets と入力する。
- 見積要求オブジェクトを削除するには、rfq と入力する。
- 戻りアイテム・オブジェクトを削除するには、rma と入力する。
- rtnreason オブジェクトを削除するには、rtnreasons と入力する。
- セールス・アシスタントの統計オブジェクトを削除するには、sastats と入力する。
- ステージング済みオブジェクトを削除するには、staglog と入力する。
- ストア・オブジェクトを削除するには、store と入力する。
- ユーザー・オブジェクトを削除するには、user と入力する。
- ユーザー通信ログ・オブジェクトを削除するには、usrtraffic と入力する。
- 取引先オブジェクトを削除するには、vendor と入力する。
-
type
- 削除したいオブジェクトの名前です。
データベースのクリーニングにある、個々のコマンドを参照してください。
-
days
- (オプション) 削除するレコードの最小存在日数。
-
name
- (オプション) 削除するオブジェクトの ID。
member がtable パラメーターの値として指示され、organizationが type 値として指示された場合には、このパラメーターが必要です。
-
dbtype
- (オプション) データベース・タイプは DB2 または Oracle です。 デフォルトは DB2 です。
-
db
- データベースの名前です。
host:port:sid を使用する。
たとえば、myhost:1521:mydb。
-
dbuser
- (オプション) スキーマを作成した管理者またはデータベースのサイト管理者のログイン ID。
このパラメーターが指定されない場合には、ユーティリティーを呼び出しているユーザーの ID が使用されます。
-
dbpasswd
- (オプション) DB2 データベースの dbuser パラメーターによって指定されるログオン ID のパスワードです。
指定されない場合は、システムによりパスワードを入力するようプロンプトが出されます。
-
check_object_only
- (オプション) データベース・クリーンアップ・ユーティリティーは、
データベースのクリーンアップによって影響を受ける可能性のある子テーブルをすべてリストします。
yes を指定すると、制限が削除されます。
このユーティリティーは、
パラメーターを no (デフォルト) のままにしておいた場合は実行されません。
-
force
- (オプション) 強制オプションは、yes または no に指定することができます。
yes を指定した場合、ユーティリティーは子テーブルを削除し、次に親テーブルを削除します。
-
loglevel
- (オプション) データベースのクリーンアップ中に実行されるログのレベル。
値が指定されない場合には、デフォルトのログ・レベルは 0 です。
- ログ活動が記録されないことを指定する場合、0 と入力する。
これはデフォルトです。
- 指定されたテーブルにかぎり DELETE ステートメントを記録するように指定するには、1 と入力する。
- 指定されたテーブル、および子テーブルに DELETE ステートメントを記録するように指定するには、2 と入力する。
ログ・レベル 2 では、データベース・クリーンアップ・ユーティリティーでボトムアップ・メソッドを使用するように強制されます。
-
log
- (オプション) ユーティリティーが活動を記録するログ・ファイルのパスと名前。
このコマンドの発行者は指定されたパスに対して書き込み権限を持つこと、かつ、パスがすでに存在することが必要です。
このパラメーターが指定されない場合は、
dbclean_yyyy.mm.dd_hh.mm.ss.zzz.log というログ・ファイルが、
以下のログ・ディレクトリーに作成されます。
drive:\WebSphere\CommerceServer\logs
drive:\Program Files\WebSphere\CommerceServer\logs
/usr/WebSphere/AppServer/logs
/opt/WebSphere/AppServer/logs