OrderItemDisplay コマンド

このコマンドは、保留状況になっているすべてのオーダー・アイテムをリストします。

osoidisp.gif (7879 バイト)

パラメーター値

http://host_name/path/
(必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
forUser
このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。 このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
forUserId
forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
langId
セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。 ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
storeId
リストするオーダーのストアの参照番号。 このパラメーターを省略すると、すべてのストアの顧客のオーダーがリストされます。
URL
コマンドが正常に完了した時に呼び出される URL
orderId
オーダーの参照番号、または特殊省略形の 1 つ (「.」、「*」、「.t」、「*t」) を使用して、ゼロ件以上のオーダーを指定します。 これらの省略形の説明に関しては、オーダーの省略形を参照してください。 storeId パラメーターが指定されていない場合は、現行の保留オーダーの評価が、モールの中の各ストアごとに 1 回行われます。 このパラメーターを省略すると、デフォルトは "*" です。
 
暗黙の orderId must は暗黙の storeId に属していなければなりません。 不一致であると、エラー (_ERR_INVALID_ORDER_REFNUM) が戻されます。 パラメーターを指定しないと、以下が指定されていたかのように、現行ストア内の全オーダーが表示されます。
    orderId=*&storeId=xxx
ここで、xxx は現在の暗黙 storeId です。
outOrderName
リダイレクト URL に追加される、名前と値の対の名前を指定します。 追加されたそれぞれの名前と値の対の値は、宛先オーダーの参照番号です。
addressId
表示するアイテムの住所の参照番号。
remerge (再マージ)
可能であれば同じ順序と同じ correlationGroup 属性で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。
merge (マージ)
correlationGroup 属性には関係なく、可能であれば同じ順序で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。
check (検査)
CheckInventory タスク・コマンドで検査する OrderItems のリスト。
allocate (割り振り)
既存の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
backorder (バック・オーダー)
将来の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
reverse (取り消し)
割り振りを解除する (つまり、必要に応じて既存または将来の在庫から割り振り解除する) OrderItems のリスト。

注: remerge (再マージ)、merge (マージ)、check (検査)、allocate (割り振り)、 backorder (バック・オーダー)、および reverse (取り消し) パラメーターは、ATP 在庫が使用可能な場合にのみ適用できます。 (STORE テーブルの ALLOCATIONGOODFOR 列を参照してください。) それらは AllocateInventory タスク・コマンドに渡される OrderItems のリストを表しています。 そのタスク・コマンドは、以下に指定されているように CheckInventoryAvailability、AllocateExistingInventory、 AllocateExpectedInventory、DeallocateExistingInventory、および DeallocateExpectedInventory タスク・コマンドを呼び出します。 さらに、これらのパラメーターはオーダー・サブシステム・コマンド のヘルプで詳述されている OrderItem 省略形を認めます。

以下は、デフォルトの ATP パラメーター値です:

例 1
以下の例は、住所参照番号 2 と対応しているすべての商品とアイテム、およびショッパーのすべての保留オーダーを表示します。 これらのオーダーの参照番号は、orderId パラメーターを使用して OrderItemDisplay コマンドに渡されます。
     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemDisplay?addressId=2

例 2
以下の例は、最初に、OrderItemAdd を使用してオーダーを追加してから、そのアイテムの配送詳細情報を表示します。
     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemAdd?catEntryId=322200305
     &quantity=1&URL=OrderItemDisplay&orderId=**

     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemDisplay?orderId=111

動作

例外条件
以下の条件のいずれかが真である場合には、このコマンドは ECApplicationException 例外をスローして、 RetrievePriceErrorView エラー表示コマンドを指定します。

関連概念

関連参照

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