OrderItemAdd コマンド

このコマンドは、アイテムまたは商品を配送されるアイテムのリストに追加します。 

osoiadd.gif (14233 バイト)

パラメーター値

http://host_name/path/
(必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
forUser
このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。 このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
forUserId
forUser と同様ですが、ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
langId
セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。 ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
URL
(必須) コマンドが正常に完了した時に呼び出される URL
storeId
(必須) ストア参照番号。モールからは購入できないので、これは必須です。
catEntryId_i
(必須) オーダーに入れるアイテムの参照番号
partNumber_i
これを指定すると、catEntryId パラメーターは無視されます。  partNumber および memberId パラメーターは、CATENTRY テーブル内の PARTNUMBER と MEMBER_ID を選択して catentry_id を指定するために使用され、 このコマンドは、その参照番号が catEntryId の値として指定されたのと同様に動作します。
memberId_i
オーダーを発行するカタログを所有しているメンバーの ID
attrName_i
アイテムに対して定義される特有の属性
attrValue_i
attrName 内の属性の値
quantity_i
(必須) オーダーに追加するアイテムの数量
UOM_i
quantity_i の計測単位。この値は、QTYUNIT テーブル内の基本キーの 1 つと一致しなければなりません。 指定されない場合、 CATENTSHIP テーブルのその OrderItem と同じ CATENTRY_ID の行の QUANTITYMEASURE 列の値が使用され、 quantity_i パラメーターの値は、CATENTSHIP テーブルの同じ行の NOMINALQUANTITY 列によって乗算されます。
addressId_i
商品およびアイテムが配送される宛先住所の参照番号。
shipModeId_i
商品またはアイテムに使用する配送モードの参照番号。
comment_i
作成または更新されたオーダー済みアイテムに組み込むコメント。
contractId_i
アイテムの追加先オーダーの契約 ID。各ストアにはデフォルト契約が 1 つありますが、別のものをセットアップすることもできます。
field1_i
ストア予約済みの整数値。
field2_i
ストア予約済みのテキスト値。 このパラメーターは 254 文字まで入力できます。
offerId_i
アイテムの追加先オーダーに対するオファーの ID。
orderId
アイテムの追加先オーダーの ID。
outOrderName
リダイレクト URL に追加する、作成または更新されたオーダーの参照番号の名前を指定します。コマンドを連鎖させるときは、このパラメーターと outOrderItemName を使用します。
outOrderItemName
リダイレクト URL に追加する、作成または更新されたオーダー・アイテムの参照番号の名前。
listId
「興味のあるアイテム」リスト ID。 このパラメーターを指定すると、OrderItemAdd コマンドは、リスト内のすべてのアイテムを含む新規オーダーを作成します。
orderDesc
このコマンドによって作成される新規オーダーのオーダー説明を指定します。
remerge (再マージ)
可能であれば同じ順序と同じ correlationGroup 属性で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。 OrderItems は、InventoryStatus が "NALC" であるか、1 つまたは複数の allocate (割り振り)、backorder (バック・オーダー)、 および reverse (取り消し) パラメーターによって指定されなければ、マージされません。
merge (マージ)
correlationGroup 属性には関係なく、可能であれば同じ順序で、他の OrderItems と共にマージする OrderItems のリスト。 OrderItems は、InventoryStatus が "NALC" であるか、1 つまたは複数の allocate (割り振り)、backorder (バック・オーダー)、 および reverse (取り消し) パラメーターによって指定されなければ、マージされません。
check (検査)
CheckInventory タスク・コマンドで検査する OrderItems のリスト。
allocate (割り振り)
AllocateExistingInventory タスク・コマンドによって既存の在庫から割り振られる OrderItems のリスト。
backorder (バック・オーダー)
AllocateExpectedInventory タスク・コマンドによってバック・オーダーする OrderItems のリスト。 allocate (割り振り) および backorder (バック・オーダー) パラメーターの両方で同じ OrderItem が指定される場合、 割り振ることが可能であるならバック・オーダーされません。
reverse (取り消し)
DeallocateExistingInventory または DeallocateExpectedInventory タスク・コマンドを必要に応じて呼び出すことにより、 割り振りを解除する (つまり、必要に応じて既存または将来の在庫から割り振り解除する) OrderItems のリスト。
configurationId_i
OrderItem が構成された動的キットを表す場合、これは構成 ID。

注: remerge (再マージ)、merge (マージ)、check (検査)、allocate (割り振り)、 backorder (バック・オーダー)、および reverse (取り消し) パラメーターは、ATP 在庫が使用可能な場合にのみ適用できます。 (STORE テーブルの ALLOCATIONGOODFOR 列を参照してください。) それらは AllocateInventory タスク・コマンドに渡される OrderItems のリストを表しています。 そのタスク・コマンドは、以下に指定されているように CheckInventoryAvailability、AllocateExistingInventory、 AllocateExpectedInventory、DeallocateExistingInventory、および DeallocateExpectedInventory タスク・コマンドを呼び出します。 さらに、これらのパラメーターはオーダー・サブシステム・コマンド のヘルプで詳述されている OrderItem 省略形を認めます。

以下は、デフォルトの ATP パラメーター値です:

例 1
以下の例は、参照番号 24 の商品の 3 単位を、住所参照番号 2 と対応している住所に配送することを指示して、 顧客の現行保留オーダー (カタログ・エントリー 24 を扱うストアのもとに作成されている現行保留オーダーのみ) に追加して、 OrderItemDisplay コマンドを呼び出します。
     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemAdd?addressId=2
     &URL=/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemDisplay&catEntryId=24&quantity=3

例 2
以下の例は、参照番号 2 のカタログ・エントリーの 10 単位を現在の顧客の新規オーダーに追加します。 パラメーター orderId がリダイレクト URLに追加されます。この値は作成済みオーダーの参照番号であり、 OrderItemDisplay コマンドが呼び出されます。
     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemAdd?catEntryId=2&quantity=10
     &orderId=**&outOrderName=orderId&URL=/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemDisplay

例 3
以下の例は、構成が以下の通りのバンドルを追加します:
アイテム 312200001
アイテム 312200301
商品 312200200、属性 312200201
     http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemAdd?catEntryId_1=312200001
     &quantity_1=1&shipModeId_1=1&catEntryId_2=312200301&quantity_2=1
     &shipModeId_2=1&catEntryId_3=312200200&attrName_3=312200201
     &attrValue_3=Value+2200200+1&quantity_3=1&shipModeId_3=1&URL=OrderItemDisplay

例 4
以下の例は、複数の属性を持つ 2 つの製品をショッピング・カートに追加します。 最初のカタログ・エントリーには 2 つの属性があり、2 番目のカタログ・エントリーには 3 つの属性があります。           http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/OrderItemAdd?catEntryId_1=111&attrName_1=1
&attrValue_1=a&attrName_1=2&attrValue_1=b&quantity_1=1&catEntryId_2=222&attrName_2=21
&attrValue_2=aa&attrName_2=22&attrValue_2=bb&attrName_2=33&attrValue_2=cc&quantity_2=1
&URL=OrderItemDisplay

動作

例外条件

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関連参照

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