PayResetPM コマンド

処理のために Payment Manager に送信されたオーダーの支払いをリセットします。 送信に失敗したオーダーだけがその支払いをこのコマンドでリセットすることができます。 正常に行われた場合には、このコマンドは WebSphere Commerce オーダーを "保留" 状態に戻すので、 そのオーダーは処理のために再送信することができます。

パラメーター値

http://host name/path/
WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名。
storeId
このコマンドに関連付けられたストアの参照番号
orderId
その支払いがリセットされたオーダーのオーダー参照番号
URL
このコマンドが正常に完了した時に呼び出される URL

SET の Payment Manager キャッシャー・プロファイルを使用している時には、 &fail=1 および &cancel=1 パラメーターは、 デフォルト・サンプル JavaServer Pagesファイル (PayStatusPM.jsp) で使用されます。 このパラメーターは、SET ウォレットの FailureURL および CancelURL をリダイレクトする先の PayFailureView および PayCancelView の両方で使用されます。 この JSP ファイルは、設定されたパラメーターによって異なったメッセージを顧客に表示します。

PayResetPM コマンドが使用可能な例は、サンプル JavaServer Pages ファイル PayStatusPM.jsp で調べることができます。 このファイルは以下の にあります。
drive:\WebSphere\CommerceServer\samples\web\payment\
drive:\Program Files\WebSphere\CommerceServer\samples\web\payment\
/usr/WebSphere/CommerceServer/samples/web/payment/
/opt/WebSphere/CommerceServer/samples/web/payment/
/QIBM/ProdData/WebCommerce/samples/web/payment/


このサンプル JSP ファイルでは、オーダーの支払い状況が PAYMENTSTATE_DECLINED または PAYMENTSTATE_VOID の場合に、 顧客がオーダーをリセットできるボタンが表示されます。 リダイレクト URL パラメーターは OrderDisplay コマンドに設定されるので、PayResetPM コマンドが完了すると、 その顧客所有の保留オーダーのリストが表示されます。

http://host name/webapp/wcs/stores/PayResetPM ?storeId=2066&orderId=123&URL=OrderDisplay%3Fstatus=P

動作

例外条件

オーダーが正しい状態でない場合には、このコマンドは "PayResetErrorView" を指定して ECApplicationException をスローする。 例外条件については、PayResetErrorView のエラー・コードを参照してください。

関連参照

IBM 著作権