メッセージ・システム構成サービスにおけるエラー処理

JavaServer Pages (JSP) の処理中にエラーが起こると、JavaServer Pages (JSP) の結果には、 ランタイムによって生成された広範な情報が入るのが普通です。 これが JavaServer Pages (JSP) 障害で所要の結果でないと、動作を予測可能にする可能性がある方法は 2 つあります。

最初の方法としては、JavaServer Pages (JSP) で、予期しないエラー (未キャッチの例外など) が検出されると実行すれる、エラー・ページを指定できます。 この方法を使用するには、以下の行をメイン・ページに含めることが必要です:

<%@ page errorPage="YourError.jsp" %>

また、以下の行を YourError.jsp に含めることも必要です:

<%@ page isErrorPage="true" %>

注: エラーのイベントでは、メッセージ構成の結果が YourError.jsp の結果になります。 詳細については、JSP 1.0 仕様を参照してください。

2 番目の方法としては、エラー・メッセージがアウトバウンド・メッセージとして処理されるようにする代りに、 例外として処理される出力を生成するエラー JavaServer Pages (JSP) を使用できます。 これを行うには、 エラーを処理する方式として ComposerError.jsp を使用してください。 これは上述と同じ方法で行われますが、 YourError.jsp の先頭は ComposerError.jsp の最初の 2 行で始める必要があります。 これによって、構成ランタイムは、エラーが起こったことを検出し、例外を発生できます。 ComposerError.jsp は、以下のディレクトリーにあります。
drive:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps\WC_Enterprise_App_<instance_name>.ear\wcstores.war
drive:\WebSphere\AppServer\installedApps\WC_Enterprise_App_<instance_name>.ear\wcstores.war
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/WC_Enterprise_App_<instance_name>.ear/wcstores.war
/opt/WebSphere/AppServer/installedApps/WC_Enterprise_App_<instance_name>.ear/wcstores.war
/QIBM/Userdata/WebASAdv4/<WAS_instance_name>/installedApps/WC_Enterprise_App_<instance_name>.ear/wcstores.war

ComposerError.jsp の最初の 2 行は、次のとおりです。

ERROR
<%@ page isErrorPage="true" %>


このファイルを使用するために、errorPage="ComposerError.jsp" を設定することによってエラー・ページであることを指示できます。 追加情報が必要な場合には、このファイルを別のファイル名 (YourError.jsp など) にコピーして、 追加エラー情報を新規ファイル中のこれら 2 行の後に入れられます。 その後で、メイン JSP ページ内に errorPage="YourError.jsp" を設定することになります。 これらの 2 行の後に指定されているすべての追加出力が、構成サービスによってスローされる例外のテキストの一部になります。

関連概念

関連参照

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