WebSphere Commerce 管理者が Payment Manager にコマンドを送ると、Payment Manager は、 まずレルム別に WebSphere Commerce 管理者を認証し、次にアクセス制御機能を使って WebSphere Commerce 管理者を許可してから、最後にそのコマンドを処理します。
アクセス制御は、ユーザーが割り当てられている一連の役割によって定義されます。 WebSphere Commerce 管理者は、Payment Manager ユーザー・インターフェースまたは機能へのアクセス権を持つためには、Payment Manager で定義された 4 つのアクセス役割のいずれかに属していなければなりません。 その 4 つのアクセス役割は、次のとおりです。
単一レルムと単一ログオンを使用可能にした場合、 アクティブな WebSphere Commerce 管理者のログイン ID が Payment Manager ユーザー・インターフェースにリストされます。 Payment Manager 管理者役割を持つ WebSphere Commerce 管理者は、Payment Manager アクセス役割を、 このリストに表示されている任意の管理者に割り当てることができます。 また、Payment Manager で定義されたアクセス役割を持つ管理者が、 WebSphere Commerce アクセラレーターまたは WebSphere Commerce 管理コンソールにログインし終わると、 WebSphere Commerce 管理者は、再度ログオンしなくても、 用意されているボタンまたはメニュー項目から Payment Manager ユーザー・インターフェースを起動することができます。
デフォルトでは、WebSphere Commerce の ID、wcsadmin が、Payment Manager 管理者役割を割り当てられています。 アクセス役割の追加設定の詳細は、 IBM WebSphere Payment Manager for Multiplatforms 管理者ガイド バージョン 3.1 を参照してください。
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