Create_WCS_ExpectedInventoryRecord メッセージは、 WebSphere Commerce データベースに予定在庫レコードを作成するための情報を含むインバウンド・メッセージです。 配送センター・アプリケーションがこの要求を生成し、 WebSphere Commerce インバウンド・メッセージ・キューへ送信します。 このメッセージはそこで WebSphere Commerce システムが受信します。 WebSphere Commerce がこのメッセージを処理した後、 ExpectedInventoryRecordCreate コマンドが呼び出されます。 このコマンドによって RA テーブルにレコードが作成され、 また、メッセージの中の RADETAIL コンポーネントごとに RADETAIL レコードが 1 つ作成されます。
注: インバウンド・メッセージに有効な StoreID または 有効な ExpectedDate がない場合、 エラー・メッセージの生成に GenericApplicationError ビュー名が使用され、 ExpectedInventoryRecordCreate コマンドは呼び出されません。 応答メッセージは、GenericApplicationErrorXML.jsp により生成されます。
Create_WCS_ExpectedInventoryRecord メッセージは XML メッセージ形式を使用し、 Create_WCS_ExpectedInventoryRecord_10.dtd に続きます。
以下の表は、Create_WCS_ExpectedInventoryRecord メッセージ形式の説明です。 データベース列の説明については、それと関連したテーブルへのリンクに従ってください。 特に注釈がない限り、すべてのフィールドはオプションです。 タイプ INT、BIGINT、および DOUBLE のデータベース・フィールド用の XML メッセージ中のタグ値の長さは、 それぞれ CHAR (10)、CHAR(19)、および CHAR(16) とする必要があります。
フィールド名 | Comment | テーブル名 | 列名 | 注 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | BackendRaID | N/A | N/A | 応答メッセージで使用して元の要求と関連付けることができる | |
2 | StoreID | 必須 | RA | STORE_ID | N/A |
3 | VendorID | 必須 | RA | VENDOR_ID | N/A |
4 | OrderDate | 必須 | RA | ORDERDATE | N/A |
5 | ExternalID | RA | EXTERNALID | N/A | |
6 | FulfillmentCenterID | 必須 | RADETAIL | FFMCENTER_ID | N/A |
7 | ItemOwnerID | 必須 | ITEMSPC | MEMBER_ID | N/A |
8 | ProductSKU | 必須 | ITEMSPC | PARTNUMBER | ProductSKU は ItemOwnerID とともに使用してアイテムの仕様を識別する |
9 | ExpectedDate | 必須 | RADETAIL | EXPECTEDDATE | ISO 8601 日付形式 |
10 | QuantityOrdered | 必須 | RADETAIL | QTYORDERED | N/A |
11 | Comment | RADETAIL | RADETAILCOMMENT | N/A | |
12 | BackendRaDetailID | N/A | N/A | 応答メッセージで使用して元の要求と関連付けることができる。 |
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