キャッシュの保守

キャッシュの保守は、キャッシュからファイルを除去することと、CACHLOG データベース・テーブルからレコードを除去することによって行います。 キャッシュの保守が必要になる頻度は、ストア・ページおよびデータベースの更新頻度によって決まります。 頻繁にカタログを更新するストアの場合には、キャッシュ内のファイルをより頻繁に削除する必要があります。 多数のデータベース・レコードが同時に更新されるような場合には、キャッシュからファイルを除去することを、キャッシュ・クリーンアップ・ワーカーにまかせないで、手動を行いたいことがあります。 CacheDelete コマンドを使用してキャッシュからファイルを除去しようとしている場合には、「自動ページ無効」が使用可能になっていなければならないので注意してください。

データベースとして Oracle を使用する場合、以下の点に注意してください。

以下の条件では、キャッシュから、手動でアイテムを削除する必要があります。JSP テンプレート変更、レジストリー変更のアイテム。

JSP テンプレート
次のいずれかの方法を使用して、キャッシュからファイルを除去します。

レジストリー変更
レジストリーを最新表示し、不整合ページを削除するには、以下を行います。

  1. RefreshRegistry コマンドを使用する。
  2. 次のいずれかの方法を使用して、キャッシュからファイルを除去します。

バルク更新
データベース・トリガーが使用可能になっている時、ローダーを使ってデータベースを更新する場合には、以下の手順に従います。

  1. 構成マネージャーを使ってトリガーを使用不可にする。
  2. 更新を実行する。
  3. 構成マネージャーを使ってトリガーを使用可能にする。
  4. バルク更新後にクリーンアップするすべてのページ対して CacheDelete コマンドを実行する。

定期的に CACHLOG テーブルからキャッシング・レコードを削除する必要もあります。

関連概念 (1275 バイト)

関連タスク (1201 バイト)

関連参照 (1292 バイト)

IBM 著作権