WebSphere Commerce スケジューラーと支払い
Payment Manager は、4 つの WebSphere Commerce スケジューラー・コマンドを実行します。
- スケジュールされた PaySynchronizePM コントローラー・コマンドは、
オーダー状態を Payment Manager の支払い状態と同期します。 このコマンドは、「I (在庫更新保留)」または「M (与信保留)」の状態にある WebSphere Commerce オーダーをチェックし、これらのオーダーの状況を Payment Manager 内で調べます。
Payment Manager レコードが、オーダーが受諾済みまたは承認済みであることを示している場合、
このコマンドによって、オーダーの状況は、完了を表す「C」に変更されます。
- スケジュールされた BalancePaymentCmdImpl コントローラー・コマンドは、
DepositCmd タスク・コマンドを呼び出して、配送されているオーダーの支払いを資金化します。 デフォルトの DoDepositCmdImpl クラスは、
適切な DoDepositPolicyCmd ビジネス・ポリシー・コマンドを呼び出して、この関数を実行します。
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スケジュールされた PayCleanupPMCmdImpl コントローラー・コマンドは、
ストアが構成された期間より長い期間、各金融機関で拒否された支払い与信要求について、WebSphere Commerce オーダーをキャンセルします。
このコマンドはストア・レベルで個々のストアごとにスケジュールする必要があります。
- スケジュールされた PaymentSummaryGenerate コントローラー・コマンドは、
顧客アカウントおよび支払いポリシーにより、ストアの支払い要約を生成します。 このコマンドでは、外部アカウンティング・システムへ送信する PaymentSummary XML ファイルも生成できます。
Payment Manager ユーザー・インターフェースによって、いつでもオーダー状態を検査できます。 支払い状態に関する詳細は、 IBM WebSphere Payment Manager for Multiplatforms プログラマーのガイドとリファレンス バージョン 3.1 を参照してください。


