拡張検索フィーチャーの拡張版は、より広範囲な検索機能を顧客に提供します。 拡張検索フィーチャーにより、ショッパーはより柔軟に検索条件を表現することができ、 その帰結として、返される結果を一層意のままに制御することができるようになります。 拡張検索フィーチャーでは、複数の入力フィールドに記入できますが、このことは顧客がより複雑な検索条件を作成することができることを意味し、 さらにこれらの条件の処理方法は演算子のタイプ (たとえば <、>、= など) を変更することで柔軟に制御することができます。
検索式を指定するために多くのページ資産が使用可能であれば、検索を制御するために明示的な制約を設けるようお勧めします。 これらの制約は、式から検索制約を作成する方法を示す標識の形を取ります。 ブール式は、以下の 3 つのオプションを持つ点で、単純ワード検索とは異なります。
これらの検索オプションの定義は、ブール検索サポートに関するセクションで説明されています。 ブール・サポートがあるのは、 カタログ検索 bean コマンドに関するセクションで、このフィーチャーを持つものとしてリストされている検索属性だけです。 アルゴリズムについては、ブール式サポートに関するセクションを参照してください。
さらに顧客は、カラーやサイズなどのリッチ属性を基にして検索を行うこともできます。 ショッパーの側から見れば、リッチ属性の検索式の指定は、水平スキーマの属性と変わりません。
垂直スキーマの検索は WebSphere Commerce スキーマ独特のもので、属性はテーブル内の列ではなく値として定義されます。 これらのタイプの属性は、一般にリッチ属性として言及されます。 これらリッチ属性を使用して検索を実行するには、基本検索エンジン内に、より複雑なクエリーを作成する必要があります。 これらのクエリーは、パフォーマンスに大きく影響する可能性があります。
これらのタイプの属性の検索条件に、ブール・サポートはありません。 サポートされている演算子タイプは、ストリングまたは数値 (場合に応じる) に使用可能な演算子タイプと同じです。 指定されない場合、このタイプに対するデフォルト演算子は、「equal」(完全一致) になります。
リッチ属性は、WCS のインストール後に発生したデータがデータベースに移植されるまでは認知されません。 この時には、カタログ検索 bean をカスタマイズして、これらの属性を有効検索条件として公開する必要があります。
両方の拡張検索技法がサポートされていますが、ブール式はリッチ属性の検索には使用できません。
検索オプションのバラエティーが広く、複数のフィールドの指定が可能な関係で、 拡張検索インターフェースは通常、ストア内の別個のページで提供されます。 単純検索の結果ページには、拡張検索ページへのリンクが置かれていることがよくあり、 顧客は、受け取った結果を絞り込んだり、結果が返されなかった場合に検索を拡張するよう促されます。
拡張カタログ検索の 1 つのインプリメンテーション方法の例については、 サンプル・ストアに含まれている検索ページを参照してください。
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