Web エディターへのドロップダウン・メニューの追加

Web エディターのフォームにドロップダウン・メニュー形式の選択リストを追加することによって、 フォームへの入力を簡単にでき、一連の有効な選択肢からの選択をユーザーに行わせることができます。

選択リストを更新するには、管理者の権限で Web エディターを再始動できます。 また、dynamicSqlSelectionList というフォーム記述フィールド属性もあって、 これを管理者が "true" に設定することで、 毎回ドロップダウン・メニューが再ロードされるようにすることもできます。

選択リストのクエリーでは、結果セットが 1 つの列を戻す場合と 2 つの列を戻す場合があります。 結果が 2 つの列を戻す場合は、2 番目の列に実際の値が保管され、1 番目の列にはユーザー・ラベルが含まれます。

選択リストは、フィールド・タグの sqlSelectionList 属性で SQL クエリーを入力するか、 XML フォーム記述ファイルで列挙を作成することによって作成できます。 次の例は、この両方の例を示しています。

  <field name="MEMBER_ID"
      showInCreateMode="false"
      fieldDescription="Member Identifier"
    .
    .
  readOnly="false"
    sqlSelectionList="select orgentityname,orgentity.orgentity_id 
     from member,orgentity where member.type='O' 
     and member.member_id=orgentity.orgentity_id"
    .
    .
  fieldHelp=""
    .
    .
      </field>
        <field name="MARKFORDELETE"
          fieldDescription="Mark for Delete"
          type="NMTOKEN"
          sqlSelectionList=""
        >
        <datatype source="integer">
          <enumeration label="No" value="0"/>
          <enumeration label="Yes" value="1"/>
        </datatype>
      </field>
  >

WebSphere Commerce データベース・テーブルには、1 と 0 で true と false を表すフィールドがあります。 ユーザーにとってより直感的なフィールドを作成するには、これらのフィールドの列挙を設定できます。 Catalog Manager には、"NUMDESC." という列挙テーブルを作成する SQL スクリプトがあります。 このスクリプトの名前は "createEnum.sql." といいます。 管理者は、sqlSelectionList 属性を編集して、次の例に示されているような、 ENUMDESC テーブルを使用した選択リストを作成できます。

  fieldDescription="特別セール中"
  .
  .
  readOnly="false"
  sqlSelectionList="select description,value from
    enumdesc where columnname='ALL' and type='YESNO'"
  fieldHelp=""
  .
  .

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