構成マネージャー - パスワード保護されたコマンド

注: パスワード保護されたコマンドによるセキュリティー機能を利用するためには、 ストアに PasswordReEnterErrorView ビューと PasswordReEnterFormView ビューを定義する必要があります。

構成マネージャーの「パスワード保護されたコマンド」ノードを使って、 パスワード保護されたコマンド機能を使用可能または使用不可にします。 この機能を使用可能にすると、WebSphere Commerce は、 WebSphere Commerce にログオンしている登録済み ユーザーに、 指定した WebSphere Commerce コマンドを実行する要求を継続する前に、 パスワードの入力を要求します。 

注意: パスワード保護コマンドを構成するとき、 コマンド選択リストに示されるコマンドのいくつかを汎用ユーザーまたはゲスト・ユーザーが実行できます。  そのようはコマンドを保護パスワードとして構成すると、 汎用ユーザーまたはゲスト・ユーザーが実行できるコマンドが限られてしまいます。 ですから、コマンドを保護パスワードとして構成するときは注意する必要があります。

この機能を使用可能にするには、次のようにします。

  1. 構成マネージャーを呼び出して、以下のようにインスタンスの「パスワード保護されたコマンド」ノードに進みます。
    WebSphere Commerce > host_name > インスタンス・リスト > instance_name > インスタンス・プロパティー > パスワード保護されたコマンド
  2. 「一般」タブで、次のようにします。 
    1. パスワード保護されたコマンド機能をアクティブにするには、 「使用可能」をクリックします。
    2. 「再試行」フィールドに、再試行の回数を入力します。 (デフォルトの再試行回数は 3 です。)  
  3. 「拡張」タブで、次のようにします。
    1. 保護したい WebSphere Commerce コマンドを、 「Password Protected Command List (パスワード保護されたコマンドのリスト)」ウィンドウにあるリストから選択して、 「追加」をクリックします。 選択したコマンドが、 「Current Password Protected List (現行のパスワード保護されたコマンドのリスト)」ウィンドウにリストされます。
    2. WebSphere Commerce コマンドのいずれかのパスワード保護を使用不可にする場合は、 「Current Password Protected Command list (現行のパスワード保護されたコマンドのリスト)」ウィンドウでそのコマンドを選択して、 「除去」をクリックします。
  4. 変更を構成マネージャーに適用するには、 「適用」をクリックします。
  5. インスタンスの構成の更新が正常に行われると、 正常な更新を示すメッセージが表示されます。
  6. WebSphere Application Server 管理コンソールから WebSphere Commerce インスタンスを停止してから、 再始動する。

注: WebSphere Commerce は、使用可能なコマンドのリストにある URLREG テーブルで、 「認証済み」として指定されているか、"https" フラグとともに設定されているコマンドのみ表示します。

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