カスタマイズしたテーブルの追加

WebSphere Commerce は、ディレクトリー・サーバーを使用したユーザー・プロファイル・データおよび組織エンティティー・プロファイル・データの保管をサポートします。  プロファイル・データは、業界標準の LDAP オブジェクト・クラスおよび IBM ePerson オブジェクト・クラスを使用して、ディレクトリー・サーバーに保管されます。 このデータの一部は、また、ランタイムに使用するために WebSphere Commerce データベースに複製されます。 デフォルト・テーブル以外のテーブルについて ldapentry.xml ファイルに属性マッピングを指定するには、以下のことを実行してください。

  1. 「WebSphere Commerce Programmer's Guide」で説明されているように、WebSphere Commerce データベース・スキーマをカスタマイズし、対応するエンティティー bean およびアクセス bean を生成する。
  2. WebSphere Commerce で使用するように構成したディレクトリー・サーバーで、そのディレクトリー・サーバーに関する文書に従って、必要なすべての LDAP オブジェクト・クラスおよび属性を追加する。
  3. LDAP オブジェクト・クラスが ldapentry.xml 属性に指定されていることを確認する。 これにより、エントリーが WebSphere Commerce によってディレクトリー・サーバーの中に作成されたときに、このオブジェクト・クラスが確実に使用されることになります。
  4. ldapentry.xml ファイルを、新規属性に該当するマッピングを行うように変更する。

上記のタスクが完了したら、新規の EJB ファイルを再生成して追加し、 UserManagement bean および OrgEntity bean から拡張する必要もあります。

この ldapentry.xml ファイルには、WebSphere Commerce と LDAP の間の複製を指定する必要があります。

関連概念

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関連参照

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