ショッピング・カートのチェックアウトの使用事例

顧客がショッピング・カートにリストされている商品の支払いを完了するとチェックアウトし、オーダーが送信されます。

実行者

顧客

メイン・フロー

顧客がチェックアウトをクリックして、使用事例を開始します。

システムは請求先住所ページを表示します。 顧客が住所録に少なくとも 1 つの住所を持っている場合、システムは、顧客に請求先住所として、 住所録から住所を選択するようプロンプトを出します。 顧客はアドレスを選択するか、「新規住所の作成」 をクリックします。 顧客が「新規住所の作成」をクリックすると、 住所の新規追加の使用事例を使用して新しい住所が追加されます。 そうすると、顧客は住所を 1 つ選択します。 システムは選択された住所をオーダーの請求先住所にセットアップします。 顧客が住所録に住所を持っていない場合、A2 Enter Billing Address (A2 請求先住所の入力) が実行されます。

システムは配送先住所ページを表示します。 住所録の住所のリストが表示されます。 顧客がリストで該当する配送先住所を見つけた場合には、その住所を選択します。 そうでない場合には、顧客が「新規住所の作成」をクリックして、 新規住所追加の使用事例を使用して新しい住所を追加します。 次に、システムは選択された住所をオーダーの配送先住所にセットアップします。

システムは配送先住所に応じた配送方法のリストを表示します。 以下の情報はそれぞれの配送方法ごとに表示されます。

顧客は配送方法を選択します。 システムは、オーダーの配送方法として選択された方法を設定します。

注: NewFashion ストアでは、配送先住所と配送方法は各オーダー・アイテムごとに指定されます。

For NewFashion のみ

NewFashion サンプル・ストアでは、システムは、オーダーに含まれる各アイテムの販売開始日だけでなく、 その販売開始日に基づくアイテム配送の選択項目をいくつか表示します。 オーダーのそれぞれの商品ごとに、システムは以下を表示します。

特定のアイテムに関して要求された数量の在庫がない場合、システムはオーダーを、 使用可能なオーダー・アイテムを含むオーダーと使用不可能な在庫部分を含むオーダーの、 2 つのオーダー・アイテムに分割します。 顧客は 3 つの配送設定のいずれかを選択します。

その後、顧客はオーダーの配送設定を選択します。 

注: すべてのアイテムが購入可能であれば、各アイテムの販売開始日は表示されません。

NewFashion 在庫サブシステムの詳細は、在庫サブシステムを参照してください。

InFashion、WebFashion、および NewFashion の場合

システムは、商品情報を表示するだけでなく、オーダー情報の詳細も表示します。 オーダーのそれぞれのアイテムごとに、システムは以下を表示します。

注: NewFashion ストアでは、オーダーの各アイテムごとに配送先住所と配送方法が表示されます。

システムは、ユーザーにクレジット・カード情報を入力するようプロンプトを出します。 以下の情報が必要になります。

顧客はクレジット・カード情報を入力し、「オーダー」をクリックします。 システムは支払い情報 (E1) を保存し、オーダーに関する以下の情報を含めた確認ページを表示します。

顧客は後で参照できるようにこのページを印刷します。

代替フロー

A1: 請求先住所の追加
顧客に新しい住所を追加するようプロンプトが出されます。 顧客は 新規住所追加の使用事例 を使用してアドレスを入力します。 システムは新しい住所をオーダーの請求先住所にセットアップします。 使用事例は続きます。

例外フロー

E1: 無効なクレジット・カード番号
システムはクレジット・カード番号の妥当性を検査します。 検査に失敗すると、システムは以下の情報を示したエラー・メッセージを表示します。
無効なクレジット・カード番号
さらに、顧客に情報を再入力するようプロンプトを出します。 使用事例は続きます。
E2: クレジット・カードの有効納期切れ
クレジット・カードの有効期限日付が現在日付より古い場合、システムはエラー・メッセージを表示します。 そしてその使用事例を最初から再開します。

注: アイテムが購入できない場合、「オーダー可能商品一覧」ページが表示されます。

関連概念

 

関連参照

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