CommandProperty オブジェクトは、コントローラー・コマンドを代表するものです。 オブジェクトには、 実行されるコマンド名、コマンドを実行するときのコマンド・プロパティー、 およびコマンドのパラメーターが含まれます。 メッセージ・マッパーの目的は、インバウンド要求メッセージを、 アダプターによって実行されるコントローラー・コマンドに変換することです。 WebSphere Commerce のすべてのコンポーネントは、 メッセージ・マッパーを使用してデータを拡張 TypedProperty オブジェクトにマップすることができますが、 メッセージ・マッパーの主な目的は、 XML オブジェクトを、コントローラー・コマンドを表す共通 Java オブジェクトに変換することです。
CommandProperty データ・タイプは、以下の 3 つの部分で構成されます。
commandName: ストリング形式の、実行されるコマンド名。
requestProperties: TypedProperty オブジェクト形式の、コマンドを実行するときのコマンド・プロパティー。
executionProperties: TypedProperty オブジェクト形式の、コマンドを実行するための制御データ。
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