テキスト検索照会の追加

DB2 Text Extender には、SQL 照会にテキスト検索副照会を組み込むことができる SQL 機能があります。 これらの機能は、UDF (User-Defined Functions) といいます。 以下は、DB2 Text Extender の UDF を使用して、Commerce データベースを照会する SQL 文の例です。
    SELECT CATENTRY_ID, SHORTDESCRIPTION
    FROM CATENTDESC
    WHERE DB2TX.CONTAINS (DESCHANDLE, '("boots" IN SAME PARAGRAPH AS
    "hiking" AND SYNONYM FORM OF "footwear")')=1
ここで、DB2TX.CONTAINS は いくつかの DB2 Text Extender 機能の 1 つであり、DESCHANDLE は、検索されるテキスト・データを含む列の列ハンドル名です。 これは、DB2 Text Extender に対して、列が最初に使用可能になった時に指定された、列ハンドル名です。

残りのステートメントでは、1 パラグラフに出現する、「ブーツ」、「ハイキング」、および「履物」、あるいは、それらの同義語のいずれかを検索します。

前の例のバリエーションは、以下のようになります。
    SELECT CATENTRY_ID, SHORTDESCRIPTION
    FROM CATENTDESC
    WHERE DB2TX.CONTAINS (DESCHANDLE, '("boots" & "hiking" | "equipment"
    & "skiing")')=1
このバリエーションでは、評価の順は左から右になります。 論理 AND 演算子 (&) による結合は、論理 OR (|) 演算子より強くなります。
    SELECT CATENTRY_ID, SHORTDESCRIPTION
    FROM CATENTDESC
    WHERE DB2TX.CONTAINS (DESCHANDLE, '("hiking", "skiing",
    "sports")')=1
このバリエーションでは、複数の項が検索引き数に指定されています。 項は、コンマ (,) を使用して、結合されています。

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