ReturnItemDelete コマンド
このコマンドは、返品商品取引許可 (RMA) からオーダー・アイテムを削除します。

パラメーター値
- http://host_name/path/
- (必須) WebSphere Commerce サーバーおよび構成パスの完全修飾名
- langId
- セッション期間中の優先言語を設定またはリセットします。
ストアでサポートされている言語は、STORELANG テーブルにあります。
- storeId
- (必須) ストアの参照番号。
- forUser
- このコマンドの実行対象のユーザーのログオン ID。
このパラメーターを指定できるのはオーダーを処理する権限がある人だけです。
- forUserId
- コマンドを実行するユーザーのログオン ID。
このパラメーターを指定できるのは、技術員のセキュリティー役割がある人だけです。
ユーザーは USERS テーブル中にある内部ユーザー ID によって識別されます。
- RMAItemId
- (必須) 削除される RMAItem ID。
- outRMAName
- リダイレクト先の URL に渡される、名前と値の対に使用される名前。
このパラメーターは、コマンドのチェーニングに役立ちます。
このパラメーターが指定されない場合、"RMAId" が使用されます。
- URL
- (必須) コマンドが正常に完了した時に呼び出される URL
例
以下の例では、RMA アイテム 25 および 26 を RMA から削除し、その RMA を表示します。
http://myhostname/webapp/wcs/stores/servlet/ReturnItemDelete?
&RMAId=25&RMAItemID=26&URL=ReturnDisplay&storeId=1
動作
- 異なる既存の RMA から各 RMA アイテムを削除できます。
- このコマンドが forUser または forUserId パラメーターのどちらかのために指定された値で実行される場合、
RMA は "EDT"、"APP"、または "PND" 状況になければならず、
それ以外の場合には RMA の状況は "PRC" であることが必要です。
- そのアイテムのどの部分も受け取っておらず、なおかつそのアイテムがまだ返金されていない場合、
RMA アイテムおよびそのコンポーネントは削除されます。
forUser または forUserId パラメーターのどちらかが指定されている場合、各 RMA の状況は "EDT" に設定されます。
それ以外の場合には "PRC" に設定されます。
- 正常終了する際、指定された URL にダイレクトするようにセットアップします。
- ExtendReturnItemDeleteCmdタスク・コマンドを呼び出します。
例外条件
以下の条件のもとでは、コマンドの実行が失敗します。
- RMA が正しい状態にない場合、
コマンドはメッセージ _ERR_RMA_IN_INVALID_STATE_FOR_COMMAND と共に ECApplicationException を生成します。
- RMA アイテムの少なくとも一部をすでに受け取った、または返金した場合、
コマンドはメッセージ _ERR_CANNOT_DELETE_RETURN_ITEM と共に ECApplicationException を生成します。