税額計算コードは、オーダー・アイテムの税額計算を指示します。 ストアは普通、2 タイプの税を徴収します。それは、売上税または消費税と、配送税です。 税金コードはストアの税タイプごとに固有です。 1 つのオーダー・アイテムに対して、各税タイプの税額計算コードが 1 つだけ適用されます。
税額計算コードは、便宜上税金コード種別に分類されます。 税金コード体系は、いくつかの税金コード種別から構成されます。 通常、ストアは、1 つの税金コード体系を使用します。
TaxCategory オブジェクトは、ストアが徴収する必要がある各種の税 (国税、都道府県税、市町村税など) に対応します。 それぞれの TaxCategory オブジェクトごとの税が、順序属性の昇順で計算されます。
税の CalculationCode は、StoreEntity の各 TaxType 内で固有です。 各 TaxType の複数の税 CalculationCode を、1 つのオーダー・アイテムに適用することはできません。 通常は、売上税または消費税は正価に課され、配送税は配送料に課されます。 ただし、適切な CalculationScaleLookupMethod を使用すれば、売上税または消費税を、正価と配送料の合計に対して計算することも可能です。 これを行う場合、ゼロ配送税を計算するデフォルト配送税計算コードを設定するか、または、STENCALUSG データベース・テーブルから該当する行を除去して配送税 TaxType を完全に使用不可にする必要があります。
税金コードは、オンライン・カタログ・エントリーまたはカタログ・グループに付加できます。 カタログ・グループに付加すると、そのカタログ・グループ内のすべてのカタログ・エントリーに税金コードを直接付加したのと同じ効果があります。 ただし、1 つのエントリーに特定の TaxType オブジェクトの複数の税額計算コードが付加されている場合は、順序属性が最も高いコードだけが使用されます。
1 つの税額計算コードは、いくつかの CalculationRule を持つことができます。 それは、TaxCategory オブジェクト、TaxJurisdictionGroup オブジェクト、および FulfillmentCenter オブジェクトのそれぞれの組み合わせごとに 1 つで、TAXJCRULE データベース・テーブルで識別されます。 配送先住所が複数の TaxJurisdictionGroup と一致する場合、関連付けられた TAXJCRULE.PRECEDENCE 列の値が最も大きい CalculationRule オブジェクトが使用されます。
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