アウトバウンド・メッセージ送信/受信の送信サービスを使用可能にする

WebSphere Commerce は、アウトバウンド・メッセージの送信/受信の送信サービスを通して、ほかのシステムと対話することができます。 これによって、WebSphere Commerce はほかのシステムにメッセージを送信したり、応答を待機したりすることができます。 送信/受信の動作は、メッセージ要求を受信したシステムからの返答を待機する点を除いて、SendImmediate メソッドに類似します。

要求メッセージの送信後、WebSphere Commerce はインバウンド・キューを listen し、 要求メッセージのメッセージ ID と等しい相関 ID 付きの返答メッセージがキューに置かれるまで待機します。

送信/受信に対しては、MQSeries アダプターに対して使用されるキューとは別のキューを使用してください。

WebSphere Commerce が送信/受信メッセージ・サービスを使用できるようにするには、以下のようにします。

  1. 送信/受信に使用される新しいメッセージに対して、MSGTYPES テーブルでメッセージ・タイプを作成する。
    VIEWNAME 列の値は VIEWNAME で、送信するメッセージを生成する場合に使用されます。
  2. sendReceiveImmediate 送信モード、およびステップ 1 で作成されたメッセージ・タイプ ID を使用するコマンドを作成する。 これは SendMsg インターフェースを呼び出すのに使用されます。
  3. アウトバウンド・メッセージを生成するには、VIEWREG テーブルにエントリーを生成し、ステップ 1 で作成された VIEWNAME を JSP ファイルに関連付ける。 エントリーには以下の値を使用してください。
    INTERFACENAME
    com.ibm.commerce.messaging.viewcommands.MessagingViewCommand
    CLASSNAME
    com.ibm.commerce.messaging.viewcommands.MessagingViewCommandImpl
    PROPERTIES
    docname=JSP filename
  4. JSP ファイルを作成し、アウトバウンド・キューに送信するメッセージを生成する。
  5. 管理コンソールを使用して、送信/受信に割り当てられているトランスポートがアクティブであることを確認する。
  6. 管理コンソールを使用して、ステップ 1 で作成した各メッセージ・タイプを定義する。モードフィールドに 0 を指定します。これは送信/受信通信モードを示します。

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