検索エンジンのカスタマイズ

サイト要件がさまざまに異なっているために、検索では、 インストール時に提供されるカタログ検索フレームワーク内に存在しないデータベース・テーブル列を使用する必要があることに気付く場合があります。 カタログ検索フレームワーク検索エンジンは、クラスです。 これをカスタマイズするには、以下のようにします。

  1. 検索可能にする各属性およびテーブル用の検索メタデータを定義する。 これには、以下のことが必要です。
    1. 各検索可能テーブルには、TableInfo クラスのサブクラスである対応するクラスがなければならない。 このサブクラスでは、テーブル名を指定する必要があります。
    2. 各検索可能制約には、AttributeInfo クラスのサブクラスである対応するクラスがなければならない。 このサブクラスでは、テーブル情報、列名、および列の SQL データ・タイプを指定する必要があります。
  2. RuleQuery クラスのサブクラスを作成し、新規の各検索制約用の静的参照を定義する。
  3. findAttributeInfoName() メソッドを作成する。 super.findAttributeInfoName() メソッドを呼び出すように、このメソッドを変更する。 必要時応じて、各検索可能制約用の AttributeInfo メタデータ・クラスを作成するために、 ファクトリー・クラス作成論理をこのメソッドに追加する。
  4. すべての新規検索可能テーブル用の事前定義テーブル結合関係を追加して、 search.xml ファイルを変更する。 結合関係は、テーブルのすべての組み合わせに必要です。

カスタマイズを実行する方法の詳細については、 WebSphere Commerce Accelerator Customization Guide を参照してください。

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