オーダーの合計価格の変更
合計価格を調整して、オーダーの配達遅れによる顧客への補償を行ったり、配送料を変更したりするなど、
合計価格を変更するには、以下のようにします。
- WebSphere Commerce アクセラレーターをオープンする。 ユーザーの役割によって、1 つ以上のメニューが表示されます。
「操作」メニューから、「オーダーの検索」をクリックする。
「セールス」メニューから、「オーダーの検索」をクリックする。
検索ダイアログがオープンされます。
- 以下のオーダー情報の少なくとも 1 つを提供して、作業するオーダーを検索する。
- 「オーダー番号」フィールドにオーダー番号を入力する。
これはオーダーを一意的に識別するものにしてください。
- 「顧客ログオン ID」 フィールドには、顧客の固有なストア・ログオン ID を入力する。
特定の顧客の「オーダー履歴」リストから「オーダーの検索」をクリックしてこの検索ダイアログが立ち上げられた場合は、
顧客ログオン ID にはそのストアに対する顧客のログオン ID がすでに入力された状態になっています。
- 「オーダーの状況」ドロップダウン・リストから、
新規オーダーや保留オーダーなどのオーダーの状況を選択する。
「アカウント名」ドロップダウン・リストから、顧客のアカウント名を選択する。 通常これは、顧客に関連する組織の名前ですが、その組織は、
そのストアで顧客がショッピングするときの条件を明記した契約をストアとの間で締結しています。 たとえば IBM という組織が、ABC オフィス・サプライ・ストアと契約を結ぶ場合などです。
- 検索をクリックする。
システムはファジー検索を行い、検索基準に一致するオーダーのリストを表示します。
- 扱いたいオーダーのとなりにあるチェック・ボックスを選択して「オーダーの変更」ノートブックをオープンし、
「変更」をクリックする。
- ノートブックをオープンすると、「商品」ページが表示される。 左側のナビゲーション・フレームから、「価格調整」をクリックする。 「価格調整」ページが表示され、オーダーの要約が提供されます。
- 1 項目または複数項目の価格調整は、以下のように行います。
- 全般的な価格調整を入れる場合は、「値引き額」フィールドに新規金額を入力する。 この価格調整は、オーダーに対する税額および配送料の適用前に計算されますが、割引 (たとえば販売促進) がある場合は割引の適用後に計算されます。
- システム計算による配送料を変更する場合は、「配送料」フィールドに新たな金額を入力する。
これは、オーダーの配送料金の適用を見送りたい場合に行うことができます。
- クーポンを適用するには、「クーポン」フィールドにクーポンを一意的に識別する ID を入力する。
クーポンの値が、割引、税額、および配送料が適用される前にオーダーの合計価格から差し引かれます。
- 「再計算」をクリックして、オーダーに対する価格調整を組み込む。 新たな合計価格が、顧客の希望する通貨で「オーダー合計価格」フィールドに表示されます。 登録時に顧客が優先通貨を指定しなかった場合、この価格はストアのデフォルト通貨を使用して表示されます。
- オーダー合計価格を調整せずに、元の金額に戻したい場合は、「取り消し」をクリックする。
- 価格調整を保管しノートブックをクローズするには、「OK」 をクリックする。