IBM(R) Cross Platform Technologies for Windows(R) バージョン 2.0
インストールと構成に関する README


(c) Copyright IBM Corporation 1999, 2001. All rights reserved.

(c) Copyright Sun Microsystems, Inc.1997, 2001. 901 San Antonio Rd., Palo Alto, CA 94303 USA. All rights reserved.

: 著作権に関する完全な記述は、 本資料の「特記事項」に含まれています。


この README ファイルは、 IBM Cross Platform Technologies for Windows バージョン 2.0 パッケージのインストールと構成について説明しています。

ICAT を除く IBM Cross Platform Technologies for Windows の全パッケージが、 次のプロダクトでサポートされます。

上記以外に、 Java Authentication and Authorization Services (JAAS) パッケージを除くすべてのパッケージも、 Windows 95 および Windows 98 上でサポートされます。


目次

  • インストールの前に
  • 手動 (対話式) インストール
  • 分割されたパッケージのマージ
  • インストーラーの抽出
  • インストーラーを使用したパッケージのインストール
  • Developer Kit とランタイム環境の両方のインストール可能パッケージのインストール
  • Java(TM) プラグインのインストール
  • システム Java 仮想マシンとしてのランタイム環境のインストール
  • Java Communications API のインストール
  • ICAT のインストール
  • 自動インストール
  • WorkSpace On-Demand クライアントでの自動インストール
  • IBM Accessibility Bridge の自動インストール
  • アンインストール
  • Java Communications API のアンインストール
  • ICAT のアンインストール
  • インストールの後で
  • ドキュメント
  • IBM ビルド番号およびバージョン番号の確認
  • Java Accessibility サポートの使用禁止
  • just-in-time (JIT) コンパイラー
  • JIT の使用禁止
  • JIT の使用可能化
  • JIT が使用可能かどうかの判断
  • Javaアプリケーションの実行
  • 日本語ユーザーへの情報
  • 特記事項
  • 商標

  • インストールの前に

    IBM Cross Platform Technologies for Windows パッケージをインストールする場合、 あらかじめインストーラー・パッケージと、インストールしたい IBM Cross Platform Technologies for Windows パッケージをダウンロードしておく必要があります。

    任意選択で、サイズの大きいパッケージをいくつかの部分に分けてダウンロードすることもできます。 その場合、それらの部分を 1 つのファイルに戻すためのマージ・ユーティリティーもダウンロードしなければなりません。

    すべてのパッケージを必ず同じディレクトリーにダウンロードしてください。 (パッケージとそのファイル名については、「手動 (対話式) インストール」に説明があります。) パッケージを分割してダウンロードする場合は、必ずすべてのパッケージをダウンロードしてください。 ダウンロードしたファイルの名前は変更しないでください。

    インストールを始める前に、インストールに必要なディスクスペースが TEMP ディレクトリーにあることを確認してください。 TEMP ディレクトリーの場所は、コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力して確認することができます。 set TEMP

    インストールの際に TEMP ディレクトリーに必要な一時スペースの量については、以下のリストに示されています (一時スペースを必要とするパッケージだけがリストされています)。

    Developer Kit のインストール可能パッケージのみ 49 MB
    ランタイム環境のインストール可能パッケージのみ 22 MB
    Java Authentication and Authorization Services (JAAS) のインストール可能パッケージのみ 4 MB
    Java Developer Kit、ランタイム環境、および JAAS のインストール可能パッケージ 67 MB

    一時スペースが不足すると、インストール・プログラムはエラーを発生してインストールは終了します。 使用可能な一時スペースは十分あると思われるのに、 それでもこのメッセージが表示される場合、 インストールしようとしているパッケージをすべてダウンロードしたかどうかを調べてください。 それには、お手持ちのパッケージのファイル・サイズと、 ダウンロードしたパッケージがあった Web ページに示されているファイル・サイズを比較してください。


    手動 (対話式) インストール

    インストーラーでインストールできるパッケージおよび各ファイル名は以下のとおりです。

    上記の他に、インストーラーを必要としないインストール可能パッケージが 2 つあります。 パッケージとファイル名は次のとおりです。

    これらのパッケージは zip 形式のファイルで用意されています。 インストールの方法の詳細は、 「Java Communications API のインストール」「ICAT のインストール」を参照してください。

    他にも、 Java アプリケーションでの再配布用に zip ファイルで用意されているパッケージがあります。 それらは、次のパッケージです。


    分割されたパッケージのマージ

    パッケージを分割してダウンロードした場合、マージ・ユーティリティーを使ってそれらを 1 つに戻す必要があります。 すべてのパッケージを 1 つのファイルとしてダウンロードした場合は、この項は無視してください。

    分割されたパッケージをマージする方法:

    1. マージ・ユーティリティー・パッケージをダウンロードしたことを確認します (ファイル名は mergeutility.exe です)。
    2. mergeutility オブジェクトをダブルクリックします。
    3. または、マージ・ユーティリティーをダウンロードしたディレクトリーで、コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力します。

      mergeutility
      

      すると、マージ・ユーティリティーと必要なデータ・ファイルが取り出されます。

    4. merge オブジェクトをダブルクリックします。
    5. または、マージ・ユーティリティーをダウンロードしたディレクトリーで、コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力します。

          merge
      

      これで、複数のファイルに分割されていたパッケージが 1 つのファイルになります。

      注: パッケージの全ファイルがダウンロードされていない場合、 あるいはダウンロードしたファイルの名前を変更した場合、 マージ・ユーティリティーはエラー・メッセージを表示し、パッケージは再作成されません。

    パッケージを手動で再作成するには、コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力します。

    copy /b ibm-cpt-xx20.ex1 + ibm-cpt-xx20.ex2 + ibm-cpt-xx20.ex3 ... ibm-cpt-xx20.exe

    必ずすべてのファイル名を指定してください。 ダウンロードしたファイルの名前を変更した場合は、 その変更後のファイル名を指定してください。 連結後のファイル名はオリジナルのパッケージのファイル名になるよう注意してください。ファイル名が違っている場合、インストーラーがファイルを認識できません。


    インストーラーの抽出

    インストーラー・パッケージをダウンロードした後にインストーラーを抽出するには、ibm-cpt-in20 オブジェクトをダブルクリックしてください。

    または、パッケージをダウンロードしたディレクトリーで、コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力します。

        ibm-cpt-in20
    

    これで、インストーラーと必要なデータ・ファイルが抽出されます。

    パッケージをダウンロードしたディレクトリーにある readme.zip ファイルを unzip してください。


    インストーラーを使用したパッケージのインストール

    ダウンロードしたインストール可能パッケージをインストールする方法:

    1. インストーラー・パッケージを抽出し終わったら、 「インストール」 オブジェクトをダブルクリックします。
    2. または、パッケージをダウンロードしたディレクトリーで、コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力します。

      install
      
    3. インストール・ウィンドウに示される指示に従って、 ダウンロードしたパッケージをインストールしてください。

    Developer Kit とランタイム環境の両方のインストール可能パッケージのインストール

    Developer Kit のインストール可能パッケージをダウンロード した場合、インストール・パネルには以下の選択項目が 表示されます。

    「CPT Toolkit Program Files」を選択すると、 ランタイム環境コンポーネントもインストールされます。

    ランタイム環境のインストール可能パッケージをダウンロードした場合、 インストール・パネルには以下の選択項目が表示されます。

    ランタイム環境は、デフォルトでは必ず C:\Program Files\IBM\Java13\jre ディレクトリーにインストールされます。Developer Kit パッケージにもランタイム環境コンポーネントが入っているので、 「CPT Toolkit Program Files」「CPT Runtime Environment」の両方を選択した場合、 ランタイム環境は 1 つだけインストールされます。

    Developer Kit とは別個のランタイム環境をインストールするには、 インストール作業をもう一度行います。 その場合、「CPT Runtime Environment」コンポーネントだけを選択し、 Developer Kit をインストールしたディレクトリーとは別のディレクトリーを指定してください。

    Java プラグインのインストール

    Developer Kit のインストール時に、ランタイム環境パッケージを選択するか、 または「SDK Program Files」を選択すると、 デフォルトで Java プラグインがインストールされます。

    ランタイム環境パッケージをインストールする際に、 Java プラグインをインストールしたくない場合、次のようにします。

    1. 「コンポーネントの選択」パネルで、 「CPT Runtime Environment」をクリックします。
    2. 「変更」をクリックします。「サブコンポーネントの選択」パネルが表示されます。
    3. 「Java Plug-in」をクリックして選択解除します。
    4. 「次へ」をクリックします。

    Developer Kit パッケージをインストールする際に、 Java プラグインをインストールしたくない場合、次のようにします。

    1. 「コンポーネントの選択」パネルで、 「CPT Toolkit Program Files」をクリックします。
    2. 「変更」をクリックします。
    3. 「Java Plug-in」をクリックして選択解除します。

    注: Developer Kit とは別個のランタイム環境をインストールする (「Developer Kit とランタイム環境の両方のインストール」の説明どおりに) 際に、 Java プラグインをインストールしたくない場合、 「CPT Toolkit Program Files」「CPT Runtime Environment」の両方のコンポーネントで「Java プラグイン」を必ず選択解除してください。

    システム Java 仮想マシンとしてのランタイム環境のインストール

    ランタイム環境を (Developer Kit のインストール可能パッケージの一部としてか、 またはランタイム環境のインストール可能パッケージから) インストールする場合、 ランタイム環境をシステム Java 仮想マシン (JVM) としてインストールするかどうかを尋ねられます。 システム JVM としてインストールする場合、 インストール・プログラムは java.exe および javaw.exe を Windows ディレクトリー (Windows 95 および Windows 98 では \Windows、 Windows NT では \Winnt) にコピーします。 java.exe または javaw.exe がすでに Windows ディレクトリーに存在する場合、既存のバージョンを現行のバージョンで置き換えるかどうかを尋ねられます。 これらのファイルを Windows ディレクトリーにインストールすると、このランタイム環境がシステムのデフォルトの JVM になります。


    Java Communications API のインストール

    Java Communications API パッケージをインストールする場合、 事前にランタイム環境を、 Developer Kit パッケージの一部としてインストールするか、 またはランタイム環境パッケージからインストールしてください。

    Java Communications API をインストールする方法:

    1. Java Communications API の zip ファイル ibm-javacomm-win32-x86.zip を、 ランタイム環境がインストールされているディレクトリーに入れてください。 デフォルトのディレクトリーにインストールした場合、 C:\Program Files\IBM\Java13 ディレクトリーにインストールされます。
    2. ファイルを unzip します。 以下に示すファイルが抽出されます。

      たとえば、ランタイム環境のインストール時にインストール先をデフォルト・ディレクトリーに指定した場合、 comm.jar ファイルは C:\Program Files\IBM\Java13\jre\lib\ext ディレクトリーにインストールされます。

      ファイルを別のディレクトリーで unzip してもファイルは同じディレクトリー構造に展開されますが、 その場合、前述の C:\Program Files\IBM\Java13 の部分は、 unzip 先のディレクトリーに置き換えられます。


    ICAT のインストール

    ICAT をインストールする場合、事前に Developer Kit パッケージをインストールしておいてください。 ICAT は Windows ではサポートされません。

    ICAT をインストールする方法:

    1. ICAT の zip ファイルである ibm-icat-win32-x86.zip を、 Developer Kit パッケージがインストールされているディレクトリーに入れます。 Developer Kit のインストール時に、インストール先をデフォルトのディレクトリーに指定した場合、 ディレクトリーは、C:\Program Files\IBM\Java13.

    2. ファイルを unzip します。

    ICAT に関する詳細については、 ファイルを unzip してから、 Developer Kit パッケージがインストールされているディレクトリーの icatjava サブディレクトリーにある readme.txt ファイルを参照してください。 ICAT の使用法については、Web ブラウザーを使用して、Developer Kit パッケージがインストールされているディレクトリーの icatjava\help サブディレクトリーにある icatjava.htm ファイルを参照してください。


    自動インストール

    自動インストールを正しく完了するには、まず手動インストールを完了してから、 インストール中に選択する項目を記録する応答ファイル (setup.iss) を作成します。 作成した応答ファイルが正しく機能するためには、 その使用場所のコンピューターに適合していなければなりません。 必要があれば、 コンピューターの構成ごとに別々の応答ファイルを作成して、 パッケージのインストールに使用してください。

    インストールの実行中に応答ファイルを作成するには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

    install /r
    

    応答ファイル (setup.iss) は、使用しているプラットフォーム別に次のようなディレクトリーに作成されます。

    プラットフォーム ディレクトリー
    Windows 95 C:\Windows
    Windows 98 C:\Windows
    Windows NT C:\Winnt
    Windows 2000 C:\Winnt

    C: はブート・ドライブです。

    注: 対話式インストールでは、 以下に示すメッセージが表示される場合があります。

    他の Java ランタイム環境がシステム JVM として現在インストールされています。
    以前のシステムの JVM をこの Java ランタイム環境で上書きしますか ?

    このメッセージが表示された場合、「いいえ」を選択してインストールを終了してください。 そして Windows システム・ ディレクトリーに移動し、次の 2 つのファイルを削除します。

    これらのファイルを削除し終わったら、 この項の冒頭にあげたコマンドを使用して対話式インストールを再始動してください。

    自動インストールを実行するシステムで、setup.iss 応答 ファイルを C:\Windows または C:\Winnt ディレクトリー にコピーしてください。 該当するシステムのディレクトリーにこのファイルをコピーした後、 コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

        install /s /f1c:\Windows\setup.iss /f2c:\setup.log
    

    注意:

    1. 示されたコマンドで、 Windows 95 および Windows 98 システムの場合は C:\Windows ディレクトリーを、 Windows NT システムの場合は C:\Winnt ディレクトリーを、 Windows 2000 システムの場合は C:\Winnt ディレクトリーを指定してください。
    2. /f1 または /f2 の後ろにはスペースを入れません。
    3. /f1 フラグは、応答ファイルの名前と位置を指定します。 /f2 フラグはログ・ファイルの名前と位置を指定します。

    インストールが正常に完了すると、ログ・ファイルには ResultCode=0 が記録されます。


    WorkSpace On-Demand クライアントでの自動インストール

    WorkSpace On-Demand Windows クライアントで自動インストールを実行するには、以下のステップを実行してください。

    1. インストーラー・パッケージとランタイム環境パッケージをダウンロードしたことを確認します。ファイル名は以下のとおりです。

      インストーラー ibm-cpt-in20.exe
      ランタイム
      環境
      ibm-cpt-rn20.exe

      Developer Kit と JAAS パッケージもインストールしたい場合には、 それらがダウンロードされていることを確認してください。 ファイル名は以下のとおりです。

      Developer Kit ibm-cpt-tn20.exe
      JAAS ibm-jaas-win32-x86.exe
    2. Windows 95、Windows 98、または Windows NT が動作しているコンピューター上で、インストーラーを抽出します。 「インストーラーの抽出」にある手順に従ってください。
    3. 「自動インストール」にある手順に従って Windows システム上でインストールを一度実行し、 WorkSpace On-Demand クライアント用の setup.iss 応答ファイルを生成します。

      ランタイム環境をインストールする setup.iss ファイルのサンプルを以下に示します。

      [InstallShield Silent]
      Version=v5.00.000
      File=Response File
      [File Transfer]
      OverwriteReadOnly=NoToAll
      [DlgOrder]
      Dlg0=SdWelcome-0
      Count=6
      Dlg1=SdAskDestPath-0
      Dlg2=SdComponentDialog2-0
      Dlg3=AskYesNo-0
      Dlg4=SdStartCopy-0
      Dlg5=SdFinish-0
      [SdWelcome-0]
      Result=1
      [SdAskDestPath-0]
      szDir=C:\Program Files\IBM\Java13
      Result=1
      [SdComponentDialog2-0]
      CPT Runtime Environment-type=string
      CPT Runtime Environment-count=2
      CPT Runtime Environment-0=CPT Runtime Environment\CPT Runtime Environment
      CPT Runtime Environment-1=CPT Runtime Environment\Java Plug-in
      Component-type=string
      Component-count=1
      Component-0=CPT Runtime Environment
      Result=1
      [AskYesNo-0]
      Result=0
      [SdStartCopy-0]
      Result=1
      [Application]
      Name=IBM Cross Platform Technologies for Windows v 2.0
      Version=1.3
      Company=IBM
      Lang=0009
      [SdFinish-0]
      Result=1
      bOpt1=0
      bOpt2=0
      
    4. WorkSpace On-Demand サーバーで、RIPL ツリーの $IBMJVM ディレクトリーの内容を書き換えます。 $IBMJVM ディレクトリーの位置は以下のようになります。

    5. すでにダウンロード、抽出、または作成してある以下のファイルを、WorkSpace On-Demand サーバーにある Windows RIPL ツリーの $IBMJVM ディレクトリーにコピーします。 いくつかのファイルは以下のように名前を変更する必要があります。

      Developer Kit をインストールする場合は、以下のファイルをコピーして名前を変更してください。

      JAAS をインストールする場合は、以下のファイルをコピーして名前を変更してください。

    6. WorkSpace On-Demand サーバーで、RIPL ツリーの $IBMJVM サブディレクトリーにある setup.exe ファイルを削除します。
    7. WorkSpace On-Demand サーバーで、$IBMJVM サブディレクトリーにある IBMJVM.BAT ファイルを修正します。 新しい IBMJVM.BAT ファイルを以下のようにします
          c:
          cd \$IBMJVM
          start /wait c:\$ibmjvm\install /s /f1c:\$ibmjvm\setup.iss /f2c:\$ibmjvm\setup.log
          c:\$IBMJVM\dosexit
      
    8. WorkSpace On-Demand サーバーで、以下のコマンドを使用して既存の Windows クライアントをリセットします。
          netwin riplmach [client_name] /reset
      

      client_name は既存の Windows クライアントの名前です。

    9. Windows クライアントを再起動して再インストールします。

    IBM Accessibility Bridge の自動インストール

    IBM Accessibility Bridge には、 デフォルト JDK 1.3.0 インストール中に 適切なディレクトリーに保管されるファイルが 3 つあります。 これらのファイルと保管先ディレクトリーは次のとおりです。

    ファイル ディレクトリー
    JawBridge.jar jre\lib\ext
    JawBridge.dll jre\bin
    Accessibility.properties jre\lib

    IBM Accessibility Bridge は、 デフォルトでは使用不可になっています。 IBM Accessibility Bridge を使用可能にするには、 ファイル Accessibility.properties の以下の行の先頭のポンド記号を削除してください。

    #assistive_technologies=JawBridge
    


    アンインストール

    手動または自動のどちらでインストールした IBM Cross Platform Technologies for Windows でも、 アンインストールするには以下のようにします。

    1. Windows デスクトップの「マイ コンピュータ」をダブルクリックします。
    2. 「コントロール パネル」をダブルクリックします。
    3. 「アプリケーションの追加と削除」をダブルクリックします。
    4. 「IBM Cross Platform Technologies for Windows v 2.0」をクリックしてから、 「追加と削除」をクリックします。
    5. 「はい」をクリックします。
    6. すると、インストーラーでインストールした IBM Cross Platform Technologies for Windows パッケージがすべて削除されます。 Java Communications API と ICAT パッケージが削除されることはありません


    Java Communications API のアンインストール

    Java Communications API パッケージをアンインストールするには、ランタイム環境がインストールされているディレクトリーから以下のファイルを削除してください。

    デフォルトではランタイム環境は、C:\Program Files\IBM\Java13 ディレクトリーにインストールされます。


    ICAT のアンインストール

    ICAT をアンインストールするには、 icatjava サブディレクトリー内のファイルを削除してください。


    インストールの後で

    以下の項には、IBM Cross Platform Technologies for Windows の使用法に関する基本情報が記載されています。


    ドキュメント

    IBM Cross Platform Technologies for Windows に関する README ファイルおよびその他のドキュメントは、 Developer Kit とランタイム環境の片方または両方のインストール先のディレクトリーの docs サブディレクトリーにあります。 デフォルトのディレクトリーにインストールした場合、これらドキュメントは、C:\Program files\IBM\Java13\docs ディレクトリーにインストールされます。


    IBM ビルド番号およびバージョン番号の確認

    IBM ビルド番号およびバージョン番号を確認するには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

    java -version

    Java Accessibility サポートの使用禁止

    JAVA_ASSISTIVE 環境変数を使って、 Java Accessibility サポートを使用不可または使用可能にすることができます。 JVM が Java Accessibility サポートをロードしないようにするには、 JAVA_ASSISTIVE 環境変数を OFF に設定します。 ネットワーク・アクセスで JVM を実行している場合、 JVM がデフォルトで Java Accessibility サポートをロードする必要がないならば、 JAVA_ASSISTIVE 環境変数をオフにすることを推奨します。 JAVA_ASSISTIVE 環境変数をオフにすれば、 Java Assistive Technology をサポートしない Java アプリケーション を JVM がロードする際のパフォーマンスが改善されます。


    just-in-time (JIT) コンパイラー

    JIT コンパイラーは、Java アプリケーションやアプレットの実行中に頻繁に使用されるバイト・コード・シーケンス用のマシン・コードを動的に生成します。 JIT コンパイラーはデフォルトで使用可能になっています。


    JIT の使用禁止

    Java アプリケーション、アプレット、 またはコンパイラー自体のいずれに問題があるかを判別するために、 JIT を使用不可にすることができます。 JIT を使用不可にするには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

    set JAVA_COMPILER=none
    

    JIT の使用可能化

    JIT を使用可能にするには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

        set JAVA_COMPILER=jitc
    

    JIT が使用可能かどうかの判断

    JIT が使用可能かどうかを調べるには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

    java -version

    JIT が使用可能になっていれば、以下のメッセージを含むメッセージが表示されます。

        JIT enabled: jitc
    

    JIT が使用不可になっていれば、以下の入ったメッセージが表示されます。

        JIT disabled.
    

    Javaアプリケーションの実行

    Java アプリケーションを実行するには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

        java classname
    

    classname は、実行する Java クラス・ファイル (Java アプリケーション) の名前です。

    注: ランタイム環境をシステム JVM としてインストールしていない場合、 該当するディレクトリーが入るようにパスを設定する必要があります。 パスを更新するには、コマンド・プロンプトに以下のコマンドを入力してください。

        set path=javadir\bin;javadir\jre\bin
    

    javadir はランタイム環境がインストールされているディレクトリーです。 デフォルトでは、このディレクトリーは C:\Program Files\IBM\Java13.

    Java アプリケーションを開発する際に、 PATH および CLASSPATH の設定に関する詳細は、 IBM Cross Platform Technologies for Windows Developer Kit README を参照してください。 このファイルは、 Developer Kit パッケージがインストールされているディレクトリーの docs サブディレクトリーにあります。 そのファイル名は readme.devkit.ibm.html です。


    日本語ユーザーへの情報

    以下の情報は、日本語バージョンの IBM Cross Platform Technologies for Windows を使用する場合に役立ちます。


    特記事項

    (c) Copyright IBM Corporation 1999, 2001. All rights reserved. Translation: (C) Copyright IBM Japan 2001.

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    本書において、日本では発表されていない IBM 製品 (機械およびプログラム)、プログラミングまたはサービスについて言及または説明する場合があります。 しかし、このことは、弊社がこのような IBM 製品、プログラミングまたはサービスを、日本で発表する意図があることを必ずしも示すものではありません。 本書で IBM 製品 、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、 またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の 知的所有権を侵害することのない、機能的に同等な製品、プログラム、 またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 製以外の製品と組み合わせた場合、その操作の評価と検証については、お客様の責任で行っていただきます。

    IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権の許諾については、下記の宛先に、書面にてご照会ください。

    以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

    IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。 国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

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    本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、 有償の場合もあります。

    本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、 IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、 またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

    この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。 お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

    IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。また、 IBM 以外の製品に関するパフォーマンスの正確性、互換性、またはその他の要求は確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

    このエディションは IBM Cross Platform Technologies for Windows バージョン 2.0 および新しいエディションにおいて特に断りのない限り、 それ以降のすべてのリリースおよびモディフィケーション・レベルに適用されます。


    商標

    IBM は、IBM Corporation の米国およびその他の国における商標です。

    Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

    Microsoft、Windows、Windows NT、および Windows ロゴは Microsoft Corporation の商標です。

    他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。