コマンド行の使用による WebSphere eXtreme Scale クライアント のインストール

コマンド行から Installation Manager を使用し、 WebSphere® eXtreme Scale クライアント 製品オファリングをインストールします。

始める前に

Installation Manager に必要な製品ファイルをインストールし、必要なリポジトリーにアクセス可能でなければなりません。詳しくは、IBM Installation Manager および WebSphere eXtreme Scale クライアント 製品オファリングのインストールを参照してください。

手順

  1. システムにログオンします。
  2. Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse/tools サブディレクトリーに移動します。
  3. 製品リポジトリーが使用可能であることを確認してください。
    [Windows]
    imcl.exe listAvailablePackages -repositories source_repository
    [Unix][Linux]
    ./imcl listAvailablePackages -repositories source_repository
    オファリングの 1 つ以上のレベルが表示されるはずです。
  4. imcl コマンドを使用して、この製品をインストールします。
    [Windows]
    imcl.exe install com.ibm.websphere.v85_offering_version,optional_feature_ID
      -repositories source_repository 
      -installationDirectory installation_directory 
      -sharedResourcesDirectory shared_directory
      -accessRights access_mode
      -preferences preference_key=value
      -properties property_key=value
      -keyring keyring_file -password password
      -acceptLicense
    [Unix][Linux]
    ./imcl install com.ibm.websphere.offering_version,optional_feature_ID
      -repositories source_repository 
      -installationDirectory installation_directory 
      -sharedResourcesDirectory shared_directory
      -accessRights access_mode
      -preferences preference_key=value
      -properties property_key=value
      -keyring keyring_file -password password
      -acceptLicense
    ヒント:
    • offering_ID は、WebSphere eXtreme Scale クライアント 製品のオファリング ID にリストされるオファリング ID です。
    • offering_version は、アンダースコアーを使用してオファリング ID にオプションで付加することができますが、これはインストール対象のオファリングの特定バージョンです (例: 8.5.0.20110503_0200)。
      • offering_version が指定されていない場合、オファリングの最新バージョンと、そのバージョンのすべてのインテリム・フィックスがインストールされます。
      • offering_version が指定されている場合、オファリングの指定バージョンがインストールされ、そのバージョンのインテリム・フィックスはインストールされません
      リポジトリーに対して次のコマンドを実行する際、オファリングのバージョンは、アンダースコアーを使用してオファリング ID の最後に付加されている場合があります:
      imcl listAvailablePackages -repositories source_repository
    • また、nonerecommended、または all-installFixes 引数と共に指定し、オファリングと一緒にインストールするインテリム・フィックスを示すこともできます。
      • オファリングのバージョンが指定されていない場合、-installFixes オプションはデフォルトで all になります。
      • オファリングのバージョンが指定されている場合、-installFixes オプションはデフォルトで none になります。
    • コンマで区切られたフィーチャーのリストを追加できます。 以下に例を示します。
      imcl -acceptLicense install com.ibm.websphere.WXS.v85,xs.console.feature,xs.samples.feature 
      • console すべての製品オファリングで使用可能です。 モニター・コンソールのインストールを選択することができます。 Web コンソールでは、現在と過去の統計をグラフにできます。このコンソールには、概要を表示するように事前構成されたグラフがいくつか用意されているほか、使用可能な統計からグラフを作成できるカスタム・レポート・ページもあります。WebSphere eXtreme Scale のモニター・コンソールのグラフ機能を使用して、環境内のデータ・グリッドの全体的なパフォーマンスを表示できます。
      • samples すべての製品オファリングで使用可能です。 サンプルのインストールを選択できます。
      注:
    • 以前に Installation Manager をインストールするモードを指定した場合、-accessRights パラメーターは必要ありません
    • 後で問題が生じた場合のために、Installation Manager はパッケージの以前のバージョンをロールバックの対象として保存することができます。Installation Manager が以前のバージョンにパッケージをロールバックする際は、現行バージョンのファイルはアンインストールされて、以前のバージョンが再インストールされます。 ロールバック用にファイルを保存しないことを選択する場合は、次の設定を指定することによりファイルが保存されないようにできます。
      -preference com.ibm.cic.common.core.preferences.preserveDownloadedArtifacts=False

      Installation Manager 設定の設定方法について詳しくは、IBM Installation Manager バージョン 1.5 インフォメーション・センターを参照してください。

      ヒント: ロールバック用にファイルを保存しないよう選択した場合でも、リポジトリーからロールバック用の製品ファイルにアクセスすることは可能です。
    • プログラムが重要なポストインストール指示を標準出力に書き込むことがあります。

    imcl コマンドを使用して製品をインストールする方法について詳しくは、IBM Installation Manager バージョン 1.5 インフォメーション・センターを参照してください。