サーバーにダウンロード可能な CSV ファイルには、ヒストリカル・チャートを作成するために使用可能な統計やその他の情報が含まれています。
Java 仮想マシン (JVM) の統計ログ
- TimeStamp (列 1)
- Java 仮想マシン (JVM) に対して取られた統計スナップショットの日時を指定します。
- ServerName (列 2)
- JVM のサーバー名を指定します。
- Hostname (列 3)
- JVM のホスト名を指定します。
- DomainName (列 4)
- JVM が属しているカタログ・サービス・ドメインを指定します。
- FreeMemory (列 5)
- JVM で使用可能なバイト数を指定します。
- MaxMemory (列 6)
- JVM に割り振り可能な最大バイト数を指定します。
- TotalMemory (列 7)
- サーバー実行時における実メモリー使用量を表示します。
- AvailProcs (列 8)
- このカタログ・サービスおよびそのマップで使用可能なプロセッサーの数を表示します。
最高の安定度を実現するために、60% のプロセッサー負荷でサーバー、さらに 60% のヒープ負荷で JVM ヒープを稼働してください。スパイクでプロセッサー使用量を 80% から 90% の間に引き上げることができますが、通常はこのレベルより高いレベルでサーバーを稼働しないようにしてください。
マップの統計ログ
- TimeStamp (列 1)
- マップに対して取られた統計スナップショットの日時を指定します。
- MapName (列 2)
- マップの名前を指定します。
- PartitionId (列 3)
- 区画 ID を指定します。
- OgName (列 4)
- このマップが属しているデータ・グリッドの名前を指定します。
- MapSetName (列 5)
- このマップが属しているマップ・セットの名前を指定します。
- HitRate (列 6)
- 選択したマップのヒット・レート (ヒット率) を表示します。
高ヒット・レートが望ましい状態です。ヒット・レートは、永続ストアへのアクセスの回避にデータ・グリッドがどのくらい役立っているかを示します。
- Count (列 7)
- サーバーの始動以降に収集されたデータ・サンプルの数を示します。例えば、100 の値は、その項目がサーバーの始動以降収集された 100 番目のサンプル項目であることを示します。
- TotalGetCount (列 8)
- データを取得するためにマップが永続ストアにアクセスする必要があった回数の合計を表示します。
- TotalHitCount (列 9)
- 要求データがマップ内で検出され、永続ストアにアクセスする必要がなかった回数の合計を表示します。
- StartTime (列 10)
- 最後のリセット呼び出しからカウンターが開始する時刻を示します。
リセットは、サーバーが始動または再始動したときに行われます。
- LastCount (列 11)
- 最後のデータ・サンプルが取られてから経過した時間を示します。
- LastTotalGetCount (列 12)
- 現在のキャッシュからの取得操作の総数から、前の期間の取得操作の数を引いた数を示します。
- LastTotalHitCount (列 13)
- 現在のキャッシュからのヒット総数から、前の期間のヒット数を引いた数を示します。
- UsedBytes (列 14)
- このマップによるメモリー消費量を表示します。使用バイト統計は、単純なオブジェクトまたは COPY_TO_BYTES コピー・モードを使用している場合に限り正確です。
- MinUsedBytes (列 15)
- このカタログ・サービスおよびそのマップによるメモリー消費量の最低点を表示します。使用バイト統計は、単純なオブジェクトまたは COPY_TO_BYTES コピー・モードを使用している場合に限り正確です。
- MaxUsedBytes (列 16)
- このカタログ・サービスおよびそのマップによるメモリー消費量の最高点を表示します。使用バイト統計は、単純なオブジェクトまたは COPY_TO_BYTES コピー・モードを使用している場合に限り正確です。
- LastUsedBytes (列 17)
- 現在の UsedBytes 値から以前の統計収集期間の UsedBytes 値を引いた数を示します。
- SampleLen (列 18)
- データのサンプルが取られた期間の長さをミリ秒単位で示します。
ObjectGrid 統計ログ
- TimeStamp (列 1)
- データ・グリッドに対して取られた統計スナップショットの日時を指定します。
- OgName (列 2)
- データ・グリッドの名前を指定します。
- Count (列 3)
- サーバーの始動以降に収集されたデータ・サンプルの数を示します。例えば、100 の値は、その項目がサーバーの始動以降収集された 100 番目のサンプル項目であることを示します。
- PartitionId (列 4)
- 区画 ID を指定します。
- Hostname (列 5)
- ホスト名を指定します。
- DomainName (列 6)
- このデータ・グリッドが属しているカタログ・サービス・ドメインを指定します。
- MaxTime (列 7)
- このサーバーで最も時間がかかった トランザクションに費やした時間を表示します。
- MinTime (列 8)
- このサーバーで最も時間がかからなかった トランザクションに費やした時間を表示します。
- MeanTime (列 9)
- トランザクションにかかった平均時間を示します。
- TotalTime (列 10)
- このサーバーでトランザクションに費やした、このサーバーの初期設定時からの合計時間を表示します。
- AvgTransTime (列 11)
- このサーバーでトランザクションを完了するために必要な平均時間を表示します。
- AvgThroughPut (列 12)
- このサーバーの 1 秒当たりのトランザクションの平均数を表示します。
- SumOfSquares (列 13)
- トランザクション時間の二乗値の合計を示します。この値は、ある時点での平均からの偏差を測定します。
- SampleLen (列 14)
- データのサンプルが取られた期間の長さをミリ秒単位で示します。
- LastDataSample (列 15)
- 最後のサンプルが取られてから経過した時間を示します。
- LastTotalTime (列 16)
- 現在のデータ・サンプルの合計時間から前の合計時間を引いた値を示します。
- StartTime (列 17)
- データの最後のリセット以降に統計の収集が開始された時刻を示します。サーバーが再始動すると、データはリセットされます。