ユーザーの作成後に追加の権限が必要になった場合、ユーザー設定を手動で変更する必要があります。
また、この手順は、情報が変わった場合に、ユーザーを変更するためにも使用できます。
始める前に
以下の手順を実行するには、アプライアンス管理権限が割り当てられている必要があります。
このタスクについて
ユーザーを作成した時点では、デフォルト権限のみが割り当てられています。
ユーザー・アカウントに追加の権限が必要である場合は、最初のユーザー作成後に、これらの権限を手動で
追加する必要があります。
ユーザー・アカウントが自己登録機能を使用して作成された場合は、ユーザー情報のサブセットのみが使用可能になります。
残りの情報は、アプライアンス管理権限が割り当てられているユーザーが追加する必要があります。
WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンス ユーザー・インターフェースを使用してユーザーを変更するには、以下の手順に従ってください。
手順
- 「ユーザー」パネルにナビゲートします。
- WebSphere DataPower XC10 アプライアンス ユーザー・インターフェース上部の
メニュー・バーで、に
ナビゲートします。
- 「ホーム」パネルで、「ステップ 1: アプライアンスのセットアップ」セクションにある「ユーザーの作成」リンクをクリックします。
- 変更するユーザーの「ユーザー名」をクリックします。 ユーザーの作成後は、表示名およびユーザー名を変更できません。
- ユーザーのパスワードおよび E メール・アドレスを編集することができます。
パスワードを変更するには、フィールドの [編集] をクリックします。 新規パスワードを入力し、パスワードを変更します。
- ユーザー・アクティビティーを表示します。 以下のユーザーの活動状況をユーザー・アカウント画面に表示できます。
- このユーザーの権限を変更します。 ユーザーに割り当てられるアクセス・レベルを制御するために、権限を選択またはクリアできます。 ユーザーがグループ (Everyone グループは含めません) のメンバーの場合は、ユーザー権限は変更できません。 ユーザーがグループのメンバーの場合、そのグループで定義された権限をユーザーは持ちます。 ユーザーが複数グループのメンバーの場合、それらのグループで定義された権限の合計をユーザーは持ちます。 グループに定義されている権限を変更すると、その変更は、そのグループのすべてのメンバーに伝搬します。 ユーザーごとに選択可能な権限は、以下のとおりです。
- アプライアンス管理
- アプライアンス・モニター
- データ・グリッドの作成
これらの権限設定について詳しくは、『ユーザー・アクセス権』を参照してください。
タスクの結果
ユーザー・アカウントは正常に変更されています。
次のタスク
ユーザーの変更後、このユーザーをユーザー・グループに追加できます。
ユーザー・グループの作成方法、およびユーザーをユーザー・グループに追加する方法に
ついては、『
ユーザー・グループの作成』および『
ユーザー・グループの管理』を参照してください。
Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーを認証用に使用して、
セキュリティーのレイヤーをアプライアンスに追加できます。
LDAP サーバーによるアプライアンスの保護について詳しくは、『
IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンスのユーザー・インターフェース・セキュリティーの構成』を参照してください。