WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンス を使用して、アプライアンスで実行中のカタログ・サーバーとの接続を確立するためのカタログ・サービス・ドメインを定義します。この構成の作成は、動的キャッシュ・データ・グリッドの場合にのみ必要です。
始める前に
- カタログ・サービス・ドメインの作成は、動的キャッシュ・データ・グリッドの場合にのみ必要です。
単純なデータ・グリッドまたはセッション・データ・グリッドを使用する場合には、
カタログ・サービス・ドメインを構成する必要はありません。WebSphere Application Server に WebSphere eXtreme
Scale クライアントがインストールされている必要があります。
このタスクについて
カタログ・サービス・ドメインを作成することで、カタログ・サーバーの高可用性コレクションが定義されます。
カタログ・サービス・ドメインを構成することで、WebSphere DataPower XC10 アプライアンス で実行中のカタログ・サーバーへの接続を確立します。このカタログ・サービス・ドメインは、集合内のアプライアンスで実行されているカタログ・サーバーのグループを表します。
手順
- カタログ・サービス・ドメインを作成します。
- WebSphere Application Server 管理コンソールで、
をクリックします。
- カタログ・サービス・ドメインの名前、デフォルト値、JMX 認証資格情報を定義します。
- カタログ・サーバー・エンドポイントを追加します。
リモート・サーバーのグループを指定します。これらは、集合内のアプライアンスで実行されているカタログ・サーバーです。
集合内で実行されているカタログ・サーバーを表示するには、
をクリックします。
「カタログ・サーバー」フィールドに、集合内で実行されているカタログ・サーバーがリストされます。
IP アドレスまたは完全修飾ホスト名を使用して、エンドポイントを指定する必要があります。アプライアンスには次のポート値を使用します。
- クライアント・ポート: アプライアンス上で稼働するカタログ・サーバーへの接続には必須ではありません。
- リスナー・ポート: 2809
- カタログ・サービス・ドメイン内のカタログ・サーバーへの接続をテストします。
- WebSphere Application Server 管理コンソールで、
をクリックします。
- テストするカタログ・サービス・ドメインを選択して、「テスト接続」をクリックします。 このボタンをクリックすると、すべての定義されたカタログ・サービス・ドメイン・エンドポイントが 1 つずつ照会されます。
いずれかのエンドポイントが使用可能であれば、カタログ・サービス・ドメインへの接続が成功したことを示すメッセージが返されます。