始める前に
データ・グリッドを作成し、アプリケーションで
データ・グリッドを使用するように構成したら、
統計が使用可能になるまで少し時間を置きます。
例えば、動的キャッシュ
データ・グリッド (data grid)を使用する場合、
動的キャッシュを実行する
WebSphere Application Server がアプライアンス上の動的キャッシュ
データ・グリッド (data grid) に接続するまで、統計は使用できません。集合を使用している場合は、
統計が使用可能になる前に、集合の初期設定が完了していなければなりません。一般的には、統計における変化を見るために、主要な構成変更の後で
1 分ほど待ちます。
このタスクについて
グラフの性質日、週、および月の一連のデータは、長期間保持されます。しかし、
「最終時刻」の一連のデータは、メモリー内にのみ保管されます。最終時刻データは、
次の場所に保管されます。
- データ・グリッドのメモリー内
- コンソール・キャッシュのメモリー内
これらのメモリー内のどちらかの場所でのみ統計データの部分が逸失した場合、
そのデータはまだ使用可能です。しかし、両方の場所でデータが逸失した場合は、
グラフの中にデータは表示されません。
メモリー内のデータ損失の条件:- データ・グリッドが移動された場合、統計が集計されていないときに期間が発生します。
- アプライアンスが再始動したとき、データ・グリッドとコンソール・キャッシュの両方のメモリー・データが消去されます。
- コンソール・キャッシュのメモリーがいっぱいになると、
最長未使用時間データはコンソール・キャッシュから除去されます。コンソール・キャッシュは、2048 の統計項目を保持します。
- コンソールが 30 分間非アクティブの場合、コンソール・プロセスが再始動し、メモリーは消去されます。
統計の収集では、
最終時刻の一連のデータの再集計を続行します。
ヒント: グラフ内の任意のデータ・ポイントに関するより具体的な情報を表示するには、
そのデータ・ポイントの上にマウス・ポインターを移動させてください。