IBM® WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンスをインストールおよび構成するには、特定のハードウェア、ソフトウェア、
ラック、およびツールの要件を満たす必要があります。
この前提条件一式を使用して、IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンス のインストール、構成、
および使用の計画を立てます。
必要なスキル
アプライアンスをセットアップおよび管理するには、ネットワーク管理のスキルが必要です。
必要な情報
DataPower XC10
アプライアンス の基本構成を定義するためには、
以下のデータを収集する必要があります。
- アプライアンス管理アクセス用のイーサネット・インターフェース (MGMT) の IP アドレスおよびサブネット・マスク。
- イーサネット・インターフェースのサブネットをサポートするデフォルト・ゲートウェイ (ルーター) の
IP アドレス。
- ドメイン・ネーム・システム (DNS) サーバーの IP アドレス。 フォワード・ルックアップとリバース・ルックアップの両方が可能となるように、DNS サーバーを構成してください。
- シリアル・インターフェースの通信パラメーター: 9600.8.n.1 (9600
ボー、8 データ・ビット、パリティーなし、1 ストップ・ビット)。
- メール・サーバー情報 (E メール通知のセットアップ用)。
- (オプション) アプライアンス・サービス・アクセス用のイーサネット・インターフェース (ETH0、ETH1、および ETH2) の IP アドレスおよびサブネット・マスク。
ラック要件
DataPower XC10
アプライアンスをインストールするには、以下の基準を満たす、最小で 25 インチ (63.5 cm) の
奥行きがある標準の 19 インチ (48.26 cm) ラックが必要です。
- 背面に取り付け用のカラムがある
- 正面取り付けと背面取り付けの両方がサポートされている
- 背面に取り付け用のカラムがある
- 正面取り付けと背面取り付けの両方がサポートされている
ラックの内部と周囲に以下の必要なスペースが確保されている状態にしてください。
- ラックの背後に 30 インチ (76.20 cm) 以上の空き領域がある
- アプライアンスの上下が 2 インチ (5.1 cm) 以上空いている
- イーサネット・ケーブルおよびシリアル・コンソール・ケーブル用に正面に十分な空きスペースがある
アプライアンスを取り付ける環境内の気温は、104°F (40°C) を超えてはいけません。
ツールおよびサプライ
DataPower XC10
アプライアンス をインストールするために、以下のサプライを揃えておいてください。
ユーザー・インターフェースの要件
Web ユーザー・インターフェースを使用するには、以下のブラウザーのいずれかが使用できます。
- Mozilla Firefox、バージョン 3.5.x 以降
- Mozilla Firefox、バージョン 3.6.x 以降
- Microsoft Internet
Explorer バージョン 7 または 8