IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンス の E メール送達の管理

アプライアンスのメール送達機能は、ユーザー・パスワードのリセットに使用します。ユーザーが新規パスワードを要求すると、アプライアンスは新規パスワードを記述した E メールをユーザーに送信します。

始める前に

以下の手順を実行するには、アプライアンス管理権限が割り当てられている必要があります。

このタスクについて

Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバーを、WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンス で使用できるように構成する必要が あります。 メール送達機能は、ユーザーが自分のパスワードを忘れた場合に、新規パスワードを送信するために使用します。 ユーザーがパスワードを忘れた場合に、SMTP サーバーが構成されていないと、そのユーザーは 新規パスワードを受け取ることができません。

手順

  1. 設定」パネルにナビゲートします。
    • WebSphere DataPower XC10 アプライアンス ユーザー・インターフェース上部の メニュー・バーで、「アプライアンス」 > 「設定」に ナビゲートします。
    • 「ホーム」パネルで、「ステップ 1: アプライアンスのセットアップ」セクションにある「設定のカスタマイズ」リンクをクリックします。
  2. 「メール送達」を展開します。
  3. SMTP サーバーを追加します。 WebSphere DataPower XC10 アプライアンス で使用する SMTP サーバーの IP アドレスまたはホスト名を指定します。 このフィールドでホスト名が使用される場合、ホスト名は、アプライアンスに定義されている ドメイン・ネーム・システム (DNS) サーバーで解決可能でなければなりません。 DNS サーバーの追加について詳しくは、『ドメイン・ネーム・システム (DNS) サーバーの管理』を参照してください。
  4. 返信先アドレスを追加します。 このフィールドには、管理者の E メール・アドレスを使用してください。

タスクの結果

パスワード・リセットに使用する SMTP サーバーと返信先アドレスの指定は完了します。 「パスワードをお忘れですか?」リンクがアプライアンスのログイン画面に表示されるので、ユーザーはパスワードを再設定することができます。