ユーザーの作成

ユーザー・インターフェースにログインするには、ユーザー名とパスワードが必要です。 ユーザーが WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンス にアクセスし、これを管理できるようにするには、以下の手順で新規アカウントを 作成します。

始める前に

以下の手順を実行するには、アプライアンス管理権限が割り当てられている必要があります。 Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) を使用してユーザーを認証する場合、 まず、登録されているユーザーが LDAP リポジトリーに存在していなければなりません。LDAP 構成の作成について詳しくは、『LDAP ディレクトリーを使用したユーザー認証のためのアプライアンスの構成』を参照してください。

このタスクについて

WebSphere DataPower XC10 アプライアンス ユーザー・インターフェースを使用してユーザーを作成するには、以下の手順に従ってください。

手順

  1. ユーザー」パネルにナビゲートします。
    • WebSphere DataPower XC10 アプライアンス ユーザー・インターフェース上部の メニュー・バーで、「集合」 > 「ユーザー」に ナビゲートします。
    • 「ホーム」パネルで、「ステップ 1: アプライアンスのセットアップ」セクションにある「ユーザーの作成」リンクをクリックします。
  2. 追加アイコン (追加アイコン) をクリックして、新規ユーザーの 追加を開始します。
  3. 「ユーザー名」フィールドに ID を入力します。 このフィールドの値は 64 文字まで指定可能です。 このフィールドをブランクにすることはできません。 すべての英数字と、特殊文字 !@#%^*&-+= を使用できます。 このフィールドは、ユーザーの作成後には変更できません。 LDAP 認証を使用する場合、 登録されているユーザーは LDAP リポジトリーに存在していなければなりません。
  4. オプション: 「フルネーム」フィールドにユーザーの名前を入力します。 このフィールドは、ユーザー・インターフェースでの表示用に使用されます。 このフィールドに値を入力しなければ、ユーザー名が表示されます。 ユーザーを作成した後は、そのユーザーのみがこのフィールドを編集できます。 ユーザーが作成された後、管理者はこのフィールドの値を変更できません。
  5. 「パスワード」フィールドにユーザーのパスワードを入力します。 パスワードは、「ユーザー名」フィールドに使用できる文字と同じ文字を 使用できます。Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) が使用可能であれば、 ユーザーの作成時に「パスワード」フィールドは空のままにすることができ、 パスワードは自動的に生成されます。LDAP 認証が使用可能になっている場合は、LDAP レジストリーのパスワードが認証に使用されるため、「パスワード」フィールドは表示されません。「パスワードの確認」フィールドに、上と同じユーザーのパスワードを再入力します。
  6. 「E メール・アドレス」フィールドにユーザーの有効な E メール・アドレスを入力します。 このフィールドには、ユーザーがパスワードを忘れた場合の新規パスワードの供給や、その他の通知の配信に使用される E メール・アドレスを指定します。Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバーを 使用するときに E メール・アドレスが必要です。詳しくは、IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンス の E メール送達の管理を参照してください。
  7. OK」をクリックします。

タスクの結果

これで、ユーザー・インターフェースへのログオンに使用できる新規ユーザー・アカウントができました。

次のタスク

ユーザーの作成当初は、デフォルトの権限のみが割り当てられています。 新規ユーザーに追加のアクセス権を与える場合は、ユーザーへのアクセス権の追加について 『ユーザーの管理』を参照してください。 新規ユーザーをユーザー・グループに追加する方法については、『ユーザー・グループの管理』を参照してください。