Ant タスク - server

server タスクを使用して、 Liberty プロファイル・サーバーの状況を管理することができます。

説明

server タスクでは、 Liberty プロファイル・サーバーの状況を管理する以下のオプションがサポートされます。

  • create。指定されたサーバー・インスタンスを作成します。
  • start。指定されたサーバー・インスタンスを開始します。 そのサーバー・インスタンスが存在しない場合、デフォルトでこのオプションにより作成されます。
  • stop。指定されたサーバーを停止します。
  • status。サーバーの状況を検査します。
  • package。指定されたサーバーとそのデプロイ済みアプリケーションをパッケージ化します。

属性

以下の表は、server タスクの属性について説明しています。

表 1. server タスクの属性.

1 列目には属性のリスト、2 列目には各属性の説明が示されています。3 列目には、当該属性が必須かどうかが示されています。

属性 説明 必須
installDir Liberty プロファイル・サーバーのロケーション。 はい
operation オプションとして使用できるサーバー操作: createstartstopstatus、 および package はい
serverName Liberty プロファイル・サーバー・インスタンスの名前。デフォルト値は defaultServer です。 いいえ
userDir ${wlp_user_dir} 変数の値。デフォルト値は ${installDir}/usr/servers/${serverName}です。 いいえ
outputDir ${wlp_output_dir} 変数の値。デフォルト値は ${installDir}/usr/servers/${serverName}です。 いいえ
clean clean オプションを使用してサーバーを作動させるかどうかを決定する属性。 いいえ
timeout サーバーが始動または停止するまでの待機時間。デフォルト値は 30 秒です。単位はミリ秒です。 いいえ
archive サーバーをパッケージ化する際の圧縮ファイルのロケーション。値はファイル名でなければならず、package オプションに対してのみ機能します。 いいえ
ref サーバー構成を再使用するための既存サーバー・タスク定義の参照。 他の必須属性が設定されている場合は、値をヌルにすることができます。 いいえ

次の例では、build.xml ファイルで server タスクを使用する方法を示しています。
<wlp:server id="wlp.ant.test" installDir="${wlp_install_dir}" operation="start" 
            serverName="${serverName}" userDir="${wlp_usr}" outputDir="${wlp_output}" />
<wlp:server ref="wlp.ant.test" operation="status"/>

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2015 年 6 月 17日
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=phil&product=was-libcore-mp&topic=rwlp_ant_server
ファイル名: rwlp_ant_server.html