Java WebSocket 1.0

このフィーチャーは、Java API for WebSocket 1.0 仕様に書き込まれる WebSocket アプリケーションのサポートを使用可能にします。

このフィーチャーの使用可能化

Java WebSocket 1.0 フィーチャーを有効にするには、 server.xml ファイルの featureManager エレメント内に次のエレメント宣言を追加します。
<feature>websocket-1.0</feature>

Supported Java™ バージョン

  • JavaSE-1.7
  • JavaSE-1.8

このフィーチャーに依存するフィーチャーの開発

Java WebSocket 1.0 フィーチャーに依存するフィーチャーを作成している場合は、新しいフィーチャーのためにフィーチャー・マニフェスト・ファイルの Subsystem-Content ヘッダーに次の項目を含めます。
com.ibm.websphere.appserver.websocket-1.0; type="osgi.subsystem.feature"

このフィーチャーが使用可能にするフィーチャー

このフィーチャーを使用可能にするフィーチャー

    このフィーチャーが提供する標準 API パッケージ

    • javax.websocket
    • javax.websocket.server

    フィーチャーの構成エレメント

    server.xml ファイルの次のエレメントを使用して、Java WebSocket 1.0 フィーチャーを構成することができます。

    wsocOutbound
    WAS WebSocket 発信接続要求の構成プロパティーです。
    属性名 データ型 デフォルト値 説明
    httpOptionsRef 最上位の httpOptions エレメント (ストリング) の参照。 defaultHttpOptions WAS WebSocket アウトバウンドの HTTP プロトコル・オプション
    sslOptionsRef 最上位の sslOptions エレメント (ストリング) の参照。   WAS WebSocket アウトバウンドの SSL プロトコル・オプション
    tcpOptionsRef 最上位の tcpOptions エレメント (ストリング) の参照。 defaultTCPOptions WAS WebSocket アウトバウンドの TCP プロトコル・オプション
    wsocOutbound > httpOptions
    説明:WAS WebSocket アウトバウンドの HTTP プロトコル・オプション
    必須: false
    データ型:
    属性名 データ型 デフォルト値 説明
    keepAliveEnabled boolean true パーシスタント接続 (HTTP キープアライブ) を有効にします。 true の場合、複数の順次的な要求および応答によって再使用できるように、接続がキープアライブ状態になります。 false の場合、応答の送信後に接続がクローズされます。
    maxKeepAliveRequests int

    最小: -1

    100 パーシスタント接続が使用可能にされた場合に単一の HTTP 接続で許可されるパーシスタント要求の最大数。 値 -1 は無制限を意味します。
    persistTimeout 期間 (精度: 秒) 30s ソケットが要求間でアイドル状態を維持できる時間の長さ。 この設定は、パーシスタント接続が使用可能である場合にのみ適用されます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
    readTimeout 期間 (精度: 秒) 60s 最初の読み取りが発生した後、ソケットで読み取り要求が完了するのを待つ時間の長さ。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
    removeServerHeader boolean false HTTP ヘッダーからサーバー実装情報を削除し、デフォルトの Liberty プロファイル・ウェルカム・ページも使用不可にします。
    writeTimeout 期間 (精度: 秒) 60s 応答データの各部分が送信されるのをソケットで待つ時間の長さ。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
    wsocOutbound > sslOptions
    説明:WAS WebSocket アウトバウンドの SSL プロトコル・オプション
    必須: false
    データ型:
    属性名 データ型 デフォルト値 説明
    sessionTimeout 期間 (精度: 秒) 1d ソケットで読み取り要求または書き込み要求が完了するのを待機する時間です。 この値は、プロトコル固有のタイムアウトによってオーバーライドされます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
    sslRef string   デフォルト SSL 構成レパートリー。 デフォルト値は defaultSSLSettings です。
    suppressHandshakeErrors boolean false SSL ハンドシェーク・エラーのロギングを無効にします。 通常操作時に SSL ハンドシェーク・エラーが発生することがありますが、SSL の動作が予期しないものになっている場合は、こうしたメッセージが役立ちます。
    wsocOutbound > tcpOptions
    説明:WAS WebSocket アウトバウンドの TCP プロトコル・オプション
    必須: false
    データ型:
    属性名 データ型 デフォルト値 説明
    inactivityTimeout 期間 (精度: ミリ秒) 60s ソケットで読み取り要求または書き込み要求が完了するのを待機する時間です。 この値は、プロトコル固有のタイムアウトによってオーバーライドされます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
    soReuseAddr boolean true アクティブなリスナーのないポートへの即時再バインドを使用可能にします。

    トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック

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    タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2015 年 6 月 17日
    http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=phil&product=was-libcore-mp&topic=rwlp_feature_websocket-1.0
    ファイル名: rwlp_feature_websocket-1.0.html