WebSphere® Application Server Developer Tools を使用して Liberty フィーチャーを開発する場合、Liberty フィーチャーをパッケージ化する Liberty フィーチャー・プロジェクトを作成する必要があります。ワークベンチを使用して、Liberty プロファイルのランタイム環境に Liberty フィーチャーをインストールし、サーバー構成エディターを使用して、インストール済みフィーチャーを使用可能にできます。Liberty プロファイルに既にインストール済みのフィーチャーに対する変更は、ワークベンチの「フィーチャーの更新」メニュー・オプションを使用して、該当するすべてのランタイム環境にプッシュできます。
手順
Liberty フィーチャーを Liberty プロファイルにインストールするには、以下のステップを実行します。
- 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで、Liberty フィーチャー・プロジェクトを右クリックし、を選択します。
- 「フィーチャーのインストール」ウィザードの「ターゲット・ランタイム」で、フィーチャーをインストールする Liberty プロファイル・ランタイム環境を選択します。「終了」をクリックします。
ヒント: フィーチャーが Liberty プロファイルに既にインストールされている場合、Liberty プロファイル・エントリーは、ターゲット・ランタイムのリストに選択可能なオプションとして含まれなくなります。その代わりに、「フィーチャーの更新」メニュー・オプション (「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで Liberty フィーチャー・プロジェクトを右クリックすると表示されます) を使用して、Liberty プロファイルに既にインストールされているフィーチャーに対する変更を更新する必要があります。
- サーバー構成 (server.xml ファイル) に構成されているフィーチャーのリストにフィーチャー名を追加します。
- 「サーバー」ビューで、Liberty プロファイルを展開し、「サーバー構成 [server.xml]」を右クリックし、「開く」を選択します。
- 「サーバー構成」エディターで、「構成構造」の下の「サーバー構成」を展開し、「フィーチャー・マネージャー」を選択します。
- 「フィーチャー・マネージャー」の下で、「追加」ボタンを選択します。
- 「フィーチャーの追加」ウィザードで、接頭部 usr: の後に目的の Liberty フィーチャー・プロジェクトの名前が続くフィーチャー
(例えば、usr:MyLibertyFeatureProject) を検索して選択します。
「OK」をクリックします。
「サーバー構成」エディターの「ソース」タブで、server.xml ファイルには、featureManager ノードの下に新しく追加されたフィーチャーのエントリーが表示されます。<featureManager>
<feature>usr:MyLibertyFeatureProject</feature>
</featureManager>
タスクの結果
Liberty プロファイルに Liberty フィーチャーをインストールすると、
${wlp.user.dir}/extension ディレクトリー内で以下のファイル構造を確認できます。
/lib
/features
manifest files
.
.
.
OSGi bundle JAR files
.
.
.
次のタスク
Liberty プロファイル・ランタイム環境に既にインストールされているフィーチャーに対する変更を更新するには、
「フィーチャーの更新」メニュー・オプション (「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで Liberty フィーチャー・プロジェクトを右クリックすると表示されます) を使用します。
「進行情報」ウィンドウが開き、ワークベンチはこの更新アクションを実行するためにしばらく時間を割きます。