Timed Operations
このフィーチャーにより、アプリケーション・サーバー内の特定の操作が予想よりも実行に時間がかかっている場合に警告をログに記録するサポートが有効になります。
このフィーチャーの使用可能化
Timed Operations フィーチャーを有効にするには、
server.xml ファイルの featureManager エレメント内に次のエレメント宣言を追加します。
<feature>timedOperations-1.0</feature>
Supported Java™ バージョン
- JavaSE-1.6
- JavaSE-1.7
- JavaSE-1.8
このフィーチャーに依存するフィーチャーの開発
Timed Operations フィーチャーに依存するフィーチャーを作成している場合は、新しいフィーチャーのためにフィーチャー・マニフェスト・ファイルの Subsystem-Content ヘッダーに次の項目を含めます。
com.ibm.websphere.appserver.timedOperations-1.0; type="osgi.subsystem.feature"
このフィーチャーが提供する SPI パッケージ
フィーチャーの構成エレメント
server.xml ファイルの次のエレメントを使用して、Timed Operations フィーチャーを構成することができます。
- timedOperation
- 時間指定操作は、アプリケーション・サーバー内の特定のアクションが想定よりも遅く動作している場合に、WebSphere Application Server 管理者がそれを調べるのに役立ちます。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 enableReport boolean true 最長の時間指定操作 10 件について、タイプ別にグループ化し、予想される所要時間によって各グループ内でソートした詳しいレポートを、定期的にログに生成できるようにします。 maxNumberTimedOperations int 10000 時間指定操作の総数がこの値に達すると、警告がログに記録されます。 reportFrequency 期間 (精度: 時間) 最長の時間指定操作 10 件について、タイプ別にグループ化し、実際の所要時間の平均によって各グループ内でソートした詳しいレポートを、ログに生成する頻度。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)) を付けて指定してください。 例えば、12 時間は 12h と指定します。