Liberty Kernel
The kernel
このフィーチャーが提供する IBM API パッケージ
このフィーチャーが提供する SPI パッケージ
- com.ibm.websphere.crypto
- com.ibm.websphere.ras
- com.ibm.websphere.ras
- com.ibm.websphere.ras.annotation
- com.ibm.websphere.ras.annotation
- com.ibm.ws.ffdc
- com.ibm.ws.ffdc
- com.ibm.wsspi.config
- com.ibm.wsspi.kernel.filemonitor
- com.ibm.wsspi.kernel.service.location
- com.ibm.wsspi.kernel.service.utils
- com.ibm.wsspi.logging
- com.ibm.wsspi.logging
- com.ibm.wsspi.threading
- org.eclipse.equinox.log
- org.eclipse.osgi.framework.console
- org.eclipse.osgi.framework.eventmgr
- org.eclipse.osgi.framework.log
- org.eclipse.osgi.service.datalocation
- org.eclipse.osgi.service.debug
- org.eclipse.osgi.service.environment
- org.eclipse.osgi.service.localization
- org.eclipse.osgi.service.resolver
- org.eclipse.osgi.service.runnable
- org.eclipse.osgi.service.security
- org.eclipse.osgi.service.urlconversion
- org.eclipse.osgi.signedcontent
- org.eclipse.osgi.storagemanager
- org.eclipse.osgi.util
- org.osgi.service.cm
- org.osgi.service.component
- org.osgi.service.coordinator
- org.osgi.service.event
- org.osgi.service.log
- org.osgi.service.metatype
フィーチャーの構成エレメント
server.xml ファイルの次のエレメントを使用して、Liberty Kernel フィーチャーを構成することができます。
- config
- サーバーによる構成情報の処理方法を定義します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 monitorInterval 期間 (精度: ミリ秒) 500ms サーバーが構成更新をチェックする頻度。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。 onError - IGNORE
- FAIL
- WARN
WARN 構成エラーの発生後に行われる処置。 - IGNORE
- サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
- FAIL
- サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
- WARN
- サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
updateTrigger - mbean
- polled
- disabled
polled 構成更新のメソッドまたはトリガー。 - mbean
- サーバーは、統合開発環境や管理アプリケーションなどの外部プログラムで呼び出された MBean によって求められた場合のみ、構成を更新します。
- polled
- サーバーは、すべての構成ファイルでの変更をポーリング間隔でスキャンし、検出された変更のあるランタイム構成を更新します。
- disabled
- すべての更新モニターを無効にします。 構成変更は、サーバーの実行中は適用されません。
- executor
- Liberty カーネルのデフォルト executor の設定を定義します。デフォルト executor は常に 1 つのみ存在し、これは Liberty ランタイムのみが使用するためのものであり、アプリケーションから直接アクセス可能ではないことに注意してください。executor を構成して利用する必要があるアプリケーションは、代わりに Managed Executor を使用する必要があります。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 coreThreads int -1 executor に関連付けるスレッドの定常状態の数またはコア数。 executor に関連付けられるスレッドの数は、急速にこの数まで増えます。 この値がゼロより小さい場合は、デフォルト値が使用されます。 このデフォルト値は、システムのハードウェア・スレッドの数に基づいて計算されます。 keepAlive 期間 (精度: ミリ秒) 60s アイドル・スレッドをプール内に保持しておく時間。この時間を過ぎるとスレッドは終了します。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。 maxThreads int -1 executor に関連付けることができるスレッドの最大数。 この値をゼロより大きくする場合は、coreThreads の値以上にする必要があります。 maxThreads の値がゼロ以下の場合、スレッドの最大数は無制限になります。executor に関連付けられるスレッドの実際の数は Liberty カーネルによって動的に決定されることに注意してください。したがって、最大スレッド数を無制限にしても、ランタイムがアクティブに大量のスレッドを作成することにはならず、定義された上限がない状態で Liberty カーネルが executor と関連付けるスレッドの数を決定するだけです。 name string Default Executor Liberty カーネルのデフォルト executor の名前。 rejectedWorkPolicy - CALLER_RUNS
- ABORT
ABORT executor が作業を実行段階にすることができない場合に採用するポリシー。 - CALLER_RUNS
- 呼び出し元のスレッドで即時に作業を実行する。
- ABORT
- 例外を出す。
stealPolicy - STRICT
- NEVER
- LOCAL
LOCAL 採用する作業スチーリング・ポリシー。 このポリシーのオプションによって、作業をキューに入れる方法やキューに入れられた作業をスレッドが取得する方法が決まります。 - STRICT
- 作業を生成するすべてのスレッドがローカル・ワーク・パイルを所有します。 executor に関連付けられたスレッドは、ローカル・ワーク・パイルが空になると他のスレッドの作業を引き受けます。
- NEVER
- グローバル作業キューを使用して、executor に関連付けられているスレッドに作業をフィードします。 スチーリングは発生しません。
- LOCAL
- executor に関連付けられていないスレッドによって生成される作業にグローバル作業キューを使用します。 executor に関連付けられたスレッドによって生成される作業はローカル・ワーク・パイル内に入れられます。 このワーク・パイルは、別のスレッドがスチールしないかぎり生成したスレッドが所有します。 executor に関連付けられたスレッドは、ローカル・ワーク・パイルが空で、かつグローバル作業キューに作業がない場合、他のスレッドに関連付けられている作業を引き受けます。
- featureManager
- サーバーによるフィーチャーのロード方法を定義します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 onError - IGNORE
- FAIL
- WARN
WARN フィーチャーのロードに失敗した後に実行されるアクション。 - IGNORE
- サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
- FAIL
- サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
- WARN
- サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
- fileset
- ベース・ディレクトリーから開始し、パターン・セットと一致するファイル・セットを指定します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 caseSensitive boolean true 検索で大/小文字を区別するかどうかを指示するブール値 (デフォルト: true)。 dir ディレクトリーのパス ${server.config.dir} ファイルを検索するベース・ディレクトリー。 excludes string 検索結果から除外するファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト。デフォルトでは、除外されるファイルがありません。 id string 固有の構成 ID。 includes string * 検索結果に組み込むファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト (デフォルト: *)。 scanInterval 期間 (精度: ミリ秒) 0 long と時間単位のサフィックス (h - 時間、m - 分、s - 秒、ms - ミリ秒 (例: 2ms、5s)) で表した、ファイル・セットの変更をチェックするスキャン間隔。 デフォルトでは使用不可です (scanInterval=0)。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。 - include
- サーバーの構成の中に含める構成リソースを指定します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 location ファイル、ディレクトリー、または URL。 リソース・ロケーションを指定します。これには、リモート・リソースのファイル・パスまたは URI を指定できます。 onConflict - IGNORE
- REPLACE
- MERGE
MERGE 競合が検出された際にエレメントをマージするのに使用する動作を指定します。 - IGNORE
- 含まれるファイル内の競合するエレメントは無視されます。
- REPLACE
- エレメントが競合するとき、その競合するエレメントが、含まれるファイル内のエレメントによって置き換えられます。
- MERGE
- 競合しているエレメントがマージされます。
optional boolean インクルードされたリソースが見つからない場合、スキップすることを許可します。 - installUtility
- フィーチャー、フィックス、サンプルなどの Liberty 資産を管理するためのコマンド・ツールを提供します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 someProperty string String value サンプル・プロパティーの説明 - logging
- ログ・メッセージとトレース・メッセージの収集と出力を制御します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 consoleLogLevel - ERROR
- WARNING
- AUDIT
- OFF
- INFO
AUDIT システム・ストリームに書き込まれるメッセージをフィルターに掛けるために使用されるロギング・レベルです。 デフォルト値は audit です。 - ERROR
- エラー・メッセージはシステム・エラー・ストリームに書き込まれます。
- WARNING
- システム出力ストリームには、警告メッセージが書き込まれます。 エラー・メッセージはシステム・エラー・ストリームに書き込まれます。
- AUDIT
- システム出力ストリームには、監査および警告の各メッセージが書き込まれます。 エラー・メッセージはシステム・エラー・ストリームに書き込まれます。
- OFF
- サーバー出力はシステム・ストリームに書き込まれません。 JVM 出力のみシステム・ストリームに書き込まれます。
- INFO
- システム出力ストリームには通知、監査、および警告の各メッセージが書き込まれます。 エラー・メッセージはシステム・エラー・ストリームに書き込まれます。
copySystemStreams boolean true true の場合、System.out はシステム出力ストリームに書き込まれ、System.err はシステム・エラー・ストリームに書き込まれます。 false の場合、System.out および System.err は、messages.log または trace.log などの構成されているログに書き込まれ、システム・ストリームには書き込まれません。 デフォルト値は true です。 hideMessage string console.log ファイルおよび message.log ファイルには非表示となるように構成するメッセージの、コンマ区切りのリスト。非表示となるように構成したメッセージは、trace.log ファイルにリダイレクトされます。 logDirectory ディレクトリーのパス ${server.output.dir}/logs ログ・ファイルのディレクトリーのロケーション。 デフォルト値は ${server.output.dir}/logs です。 maxFileSize int 最小: 0
20 ログ・ファイルの最大サイズ (MB)。これを超えると繰り越されます。値 0 は無制限を表します。 maxFiles int 最小: 0
2 保持されるログ・ファイルの最大数。これを超えると、一番古いファイルが除去されます。値 0 は無制限を表します。 messageFileName string messages.log メッセージ出力が書き込まれるファイルの名前。これは、構成されたログ・ディレクトリーに対して相対的なものです。 デフォルト値は messages.log です。 suppressSensitiveTrace boolean false サーバー・トレースは、ネットワーク接続を介して受け取ったバイトなどの型のないデータをトレースするときに、機密データを公開する可能性があります。「true」に設定すると、ログ・ファイルおよびトレース・ファイルの中で、機密の可能性のある情報は公開されなくなります。デフォルト値は偽です。 traceFileName string trace.log トレース出力が書き込まれるファイルの名前。これは、構成されたログ・ディレクトリーに対して相対的なものです。 デフォルト値は trace.log です。 traceFormat - ENHANCED
- BASIC
- ADVANCED
ENHANCED この形式は、トレース・ログに使用されます。 - ENHANCED
- 拡張基本トレース形式を使用します。
- BASIC
- 基本トレース形式を使用します。
- ADVANCED
- 拡張トレース形式を使用します。
traceSpecification string *=info トレース仕様の文法に従い、各種トレース・コンポーネントの初期状態を指定するトレース仕様。 空の値も指定可能で、「すべてのトレースを使用不可にする」として処理されます。 指定されていないコンポーネントは、デフォルト状態の *=info に初期設定されます。 - variable
- 変数の名前と値を指定することにより、新しい変数を宣言します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 name string 変数の名前です。 value string 変数に割り当てる値。 - zosLogging
- z/OS にログオンするための構成プロパティー。
属性名 データ型 デフォルト値 説明 enableLogToMVS boolean false MVS コンソールへの USS 開始サーバー・メッセージのルーティングを使用可能にします。