Bean Validation 1.0

Bean Validation 1.0 仕様は、JavaBeans の妥当性検査を行うためのアノテーション・ベースのモデルを提供します。 これは、データがアプリケーションの中を通過するときにデータの整合性を表明および維持するために使用できます。

このフィーチャーの使用可能化

Bean Validation 1.0 フィーチャーを有効にするには、 server.xml ファイルの featureManager エレメント内に次のエレメント宣言を追加します。
<feature>beanValidation-1.0</feature>

Supported Java™ バージョン

  • JavaSE-1.6
  • JavaSE-1.7
  • JavaSE-1.8

このフィーチャーに依存するフィーチャーの開発

Bean Validation 1.0 フィーチャーに依存するフィーチャーを作成している場合は、新しいフィーチャーのためにフィーチャー・マニフェスト・ファイルの Subsystem-Content ヘッダーに次の項目を含めます。
com.ibm.websphere.appserver.beanValidation-1.0; type="osgi.subsystem.feature"

このフィーチャーを使用可能にするフィーチャー

このフィーチャーが提供する標準 API パッケージ

  • javax.validation
  • javax.validation.bootstrap
  • javax.validation.constraints
  • javax.validation.groups
  • javax.validation.metadata
  • javax.validation.spi

フィーチャーの構成エレメント

server.xml ファイルの次のエレメントを使用して、Bean Validation 1.0 フィーチャーを構成することができます。

classloading
グローバル・クラス・ロード
属性名 データ型 デフォルト値 説明
useJarUrls boolean false アーカイブ内のファイルを参照するために jar: または wsjar: の URL を使用するかどうか
library
共有ライブラリー
属性名 データ型 デフォルト値 説明
apiTypeVisibility string spec,ibm-api,api このライブラリーのクラス・ローダーから参照可能になる API パッケージのタイプ。spec、ibm-api、api、third-party を任意に組み合わせたコンマ区切りリストで示されます。
description string   管理者用の共有ライブラリーの説明
filesetRef 最上位の fileset エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。   参照されるファイル・セットの ID
id string   固有の構成 ID。
name string   管理者用の共有ライブラリーの名前
library > file
説明:参照されるファイルの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
name ファイルのパス   完全修飾ファイル名
library > fileset
説明:参照されるファイル・セットの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
caseSensitive boolean true 検索で大/小文字を区別するかどうかを指示するブール値 (デフォルト: true)。
dir ディレクトリーのパス ${server.config.dir} ファイルを検索するベース・ディレクトリー。
excludes string   検索結果から除外するファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト。デフォルトでは、除外されるファイルがありません。
id string   固有の構成 ID。
includes string * 検索結果に組み込むファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト (デフォルト: *)。
scanInterval 期間 (精度: ミリ秒) 0 long と時間単位のサフィックス (h - 時間、m - 分、s - 秒、ms - ミリ秒 (例: 2ms、5s)) で表した、ファイル・セットの変更をチェックするスキャン間隔。 デフォルトでは使用不可です (scanInterval=0)。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
library > folder
説明:参照されるフォルダーの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
dir ディレクトリーのパス   リソース・ファイルを見つけるためにライブラリー・クラスパスに含められるディレクトリーまたはフォルダー
id string   固有の構成 ID。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2015 年 6 月 17日
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=phil&product=was-libcore-mp&topic=rwlp_feature_beanValidation-1.0
ファイル名: rwlp_feature_beanValidation-1.0.html