Distributed Map interface for Dynamic Caching
このフィーチャーは、DistributedMap API を介してアクセスできるローカル・キャッシュ・サービスを提供します。 デフォルト・キャッシュは、「services/cache/distributedmap」の JNDI でバインドされています。 キャッシュは、WebSphere eXtreme Scale などのネットワーク・キャッシュ・プロバイダーの追加によって分散させることができます。
このフィーチャーの使用可能化
<feature>distributedMap-1.0</feature>
Supported Java™ バージョン
- JavaSE-1.6
- JavaSE-1.7
- JavaSE-1.8
このフィーチャーに依存するフィーチャーの開発
com.ibm.websphere.appserver.distributedMap-1.0; type="osgi.subsystem.feature"
このフィーチャーが使用可能にするフィーチャー
このフィーチャーを使用可能にするフィーチャー
このフィーチャーが提供する IBM API パッケージ
フィーチャーの構成エレメント
server.xml ファイルの次のエレメントを使用して、Distributed Map interface for Dynamic Caching フィーチャーを構成することができます。
- classloading
- グローバル・クラス・ロード
属性名 データ型 デフォルト値 説明 useJarUrls boolean false アーカイブ内のファイルを参照するために jar: または wsjar: の URL を使用するかどうか - distributedMap
- ローカル・キャッシュの分散マップ構成
属性名 データ型 デフォルト値 説明 cacheProviderName string default 代替キャッシュ・プロバイダーの名前を指定します。 highThreshold int 最小: -1
最大: 100
-1 メモリー・キャッシュの排除ポリシーがいつ開始するかを指定します。 このしきい値は、メモリー・キャッシュ・サイズ (メガバイト (MB) 単位) のパーセンテージに換算して表します。 id string 固有の構成 ID。 jndiName string ${id} キャッシュ・インスタンスの JNDI 名。 libraryRef 最上位の library エレメント (ストリング) の参照。 共有ライブラリーへの参照を指定します。 lowThreshold int 最小: -1
最大: 100
-1 メモリー・キャッシュの排除ポリシーがいつ終了するかを指定します。 このしきい値は、メモリー・キャッシュ・サイズ (メガバイト (MB) 単位) のパーセンテージに換算して表します。 memorySizeInEntries int 最小: 0
2000 キャッシュが保持できるエントリーの最大数を定義する正の整数を指定します。 値は通常 1000 単位です。 最小値は 100 で、最大値は設定されていません。 デフォルト値は 2000 です。 memorySizeInMB int 最小: -1
-1 最大メモリー・キャッシュ・サイズの値をメガバイト (MB) 単位で指定します。 - distributedMap > cacheGroup
説明: IBM(R) WebSphere(R) Edge Server や IBM(R) HTTP Server などのサーバー上の WebSphere(R) Application Server によって制御される外部キャッシュのセットを指定します。必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 name string 外部キャッシュ・グループの固有の名前を指定します。 外部キャッシュ・グループ名は、サーブレットまたは Java(TM) Server Pages (JSP) cachespec.xml ファイルで定義される ExternalCache プロパティーと一致している必要があります。
- distributedMap > diskCache
説明: キャッシュがフルの場合にキャッシュ・エントリーをキャッシュから除去してディスクに保存することを指定するには、ディスク・オフロードを使用可能にします。 ロケーションは、ディスク・オフロード機能により使用される完全修飾ディレクトリー・ロケーションです。 「停止時のディスクへのフラッシュ」オプションは、サーバーが停止したとき、メモリー・キャッシュの内容がディスクに移動されることを指定します。必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 evictionPolicy - RANDOM
- SIZE
RANDOM ディスク・キャッシュがエントリーの除去に使用する、排除アルゴリズムとしきい値を指定します。ディスク・サイズが上限しきい値の限度に達すると、ディスク・キャッシュのガーベッジ・コレクターがウェイクアップして、ディスク上のランダムに選択されたエントリー (Random(ランダム)) または最大のエントリー (Size(サイズ)) を選出し、ディスク・サイズが下限しきい値の限度に達するまでそのエントリーを除去します。 - RANDOM
- ランダム
- SIZE
- サイズ
flushToDiskOnStopEnabled boolean false サーバーが停止した時に、メモリー内にキャッシュされているオブジェクトをディスクに保存するには、この値を TRUE に設定します。 この値は、「ディスク・オフロードを使用可能にする」が false に設定されている場合は無視されます。 highThreshold int 最小: 0
最大: 100
80 排除ポリシーがいつ開始されるのかを指定します。 location ディレクトリーのパス ディスク・オフロードに使用するディレクトリーを指定します。 lowThreshold int 最小: 0
最大: 100
70 排除ポリシーがいつ終了するのかを指定します。 sizeInEntries int 最小: 0
100000 最大ディスク・キャッシュ・サイズの値をエントリー数で指定します。 sizeInGB int 最小: 3
3 最大ディスク・キャッシュ・サイズの値をギガバイト (GB) 単位で指定します。
- distributedMap > library
説明: 共有ライブラリーへの参照を指定します。必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 apiTypeVisibility string spec,ibm-api,api このライブラリーのクラス・ローダーから参照可能になる API パッケージのタイプ。spec、ibm-api、api、third-party を任意に組み合わせたコンマ区切りリストで示されます。 description string 管理者用の共有ライブラリーの説明 filesetRef 最上位の fileset エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。 参照されるファイル・セットの ID name string 管理者用の共有ライブラリーの名前 - distributedMap > library > file
説明: 参照されるファイルの ID必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 id string 固有の構成 ID。 name ファイルのパス 完全修飾ファイル名
- distributedMap > library > fileset
説明: 参照されるファイル・セットの ID必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 caseSensitive boolean true 検索で大/小文字を区別するかどうかを指示するブール値 (デフォルト: true)。 dir ディレクトリーのパス ${server.config.dir} ファイルを検索するベース・ディレクトリー。 excludes string 検索結果から除外するファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト。デフォルトでは、除外されるファイルがありません。 id string 固有の構成 ID。 includes string * 検索結果に組み込むファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト (デフォルト: *)。 scanInterval 期間 (精度: ミリ秒) 0 long と時間単位のサフィックス (h - 時間、m - 分、s - 秒、ms - ミリ秒 (例: 2ms、5s)) で表した、ファイル・セットの変更をチェックするスキャン間隔。 デフォルトでは使用不可です (scanInterval=0)。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
- library
- 共有ライブラリー
属性名 データ型 デフォルト値 説明 apiTypeVisibility string spec,ibm-api,api このライブラリーのクラス・ローダーから参照可能になる API パッケージのタイプ。spec、ibm-api、api、third-party を任意に組み合わせたコンマ区切りリストで示されます。 description string 管理者用の共有ライブラリーの説明 filesetRef 最上位の fileset エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。 参照されるファイル・セットの ID id string 固有の構成 ID。 name string 管理者用の共有ライブラリーの名前 - library > file
説明: 参照されるファイルの ID必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 id string 固有の構成 ID。 name ファイルのパス 完全修飾ファイル名
- library > fileset
説明: 参照されるファイル・セットの ID必須: falseデータ型: 属性名 データ型 デフォルト値 説明 caseSensitive boolean true 検索で大/小文字を区別するかどうかを指示するブール値 (デフォルト: true)。 dir ディレクトリーのパス ${server.config.dir} ファイルを検索するベース・ディレクトリー。 excludes string 検索結果から除外するファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト。デフォルトでは、除外されるファイルがありません。 id string 固有の構成 ID。 includes string * 検索結果に組み込むファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト (デフォルト: *)。 scanInterval 期間 (精度: ミリ秒) 0 long と時間単位のサフィックス (h - 時間、m - 分、s - 秒、ms - ミリ秒 (例: 2ms、5s)) で表した、ファイル・セットの変更をチェックするスキャン間隔。 デフォルトでは使用不可です (scanInterval=0)。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。