Web アプリケーションのモニター
Liberty プロファイルでの Web アプリケーションのモニターには、サーブレット MXBean を使用できます。
Web アプリケーション内の各サーブレットのパフォーマンス・データを入手できます。 サーブレットごとに固有の MXBean があります。
各サーブレット MXBean を識別する ObjectName は、以下のとおりです。
WebSphere:type=ServletStats,name=<AppName>.<ServletName>
以下に例を示します。WebSphere:type=ServletStats,name=snoop.Alpine Snoop Servlet
WebSphere:type=ServletStats,name=MyApp.MyServlet
この MXBean は、各サーブレットの ServletStats の報告を担当します。
ServletStats MXBean の以下の重要なデータを入手できます。
- 要求カウント
- 応答時間
- サーブレット名
- アプリケーション名
- カウンター定義 (MXBean の属性)
- AppName: アプリケーションの名前。
- ServletName: サーブレットの名前。
- RequestCount: このサーブレットに対するヒット数。
- ResponseTime: 平均応答時間 (ナノ秒)。
- Description: カウンターの説明。
- RequestCountDetails: 最終タイム・スタンプなど、RequestCount の詳細。
- ResponseTimeDetails: 取得したスナップショットの数、最小値、最大値など、ResponseTime の詳細。
- 管理インターフェース
- Web アプリケーション・モニターの管理インターフェースは com.ibm.websphere.webcontainer.ServletStatsMXBean です。管理インターフェースを使用して、プロキシー・オブジェクトを取得できます。『MBean 属性および操作にアクセスする例』を参照してください。
- 管理インターフェースについて詳しくは、Liberty プロファイルの Java API 資料を参照してください。各 Liberty プロファイル API の Java API 文書は、インフォメーション・センターの プログラミング・インターフェース (API) のセクションに詳述されていて、${wlp.install.dir}/dev ディレクトリーのいずれかの javadoc サブディレクトリー内の個別 .zip ファイル内にもあります。