GUI を使用した分散オペレーティング・システムからの Liberty フィックスパックのアンインストール

Installation Manager の GUI を使用して、WebSphere® Application Server Liberty Core を旧バージョンにロールバックできます。

始める前に

ロールバック処理中には、Installation Manager は、前のバージョンのパッケージのファイルにアクセスする必要があります。 デフォルトでは、これらのファイルは、パッケージのインストール時にコンピューターに保管されます。 デフォルトの設定値を変更した場合、または保存されたファイルを削除した場合、Installation Manager では、前のバージョンのインストールで使用したリポジトリーへのアクセスが必要となります。

重要: Installation Manager は、中間フィックス・パックをインストールしなくても、製品の任意のフィックスパック・レベルを直接インストールできます。実際には、Installation Manager は、デフォルトで最新レベルをインストールします。例えば、フィックスパック・レベルをスキップし、バージョン 8.5.5.1 からバージョン 8.5.5.5 に直接移行できます。 ただし、レベルをスキップした場合は、後でそれらのレベルにロールバックできないことに注意してください。 例えば、バージョン 8.5.5.5 を直接インストールした場合、バージョン 8.5.5.4 にロールバックすることはできません。バージョン 8.5.5.1 からバージョン 8.5.5.5 にスキップした場合は、バージョン 8.5.5.1 にのみロールバックできます。

手順

  1. 変更する WebSphere Application Server Liberty Core のインストール済み環境にあるすべてのサーバーを停止します。
  2. Installation Manager を開始します。
  3. 「ロールバック」をクリックします。
  4. ロールバックするパッケージ・グループを選択します。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. IBM® WebSphere Application Server Liberty Core でロールバック後のバージョンを選択します。
  7. 「次へ」をクリックします。
  8. 要約情報を検討して、「ロールバック」をクリックします。
    • 正常にロールバックされた場合は、プログラムにより、ロールバックが正常に行われたことを示すメッセージが表示されます。
    • ロールバックが正常に行われなかった場合は、「ログ・ファイルの表示」をクリックして、問題のトラブルシューティングを行います。
  9. 「終了」をクリックします。
  10. 「ファイル」>「終了」をクリックして、Installation Manager を閉じます。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2015 年 6 月 17日
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=phil&product=was-libcore-mp&topic=twlp_ins_rollback
ファイル名: twlp_ins_rollback.html