Request Timing

処理時間のかかっている要求またはハングした要求について、警告および診断情報を提供します。

このフィーチャーの使用可能化

Request Timing フィーチャーを有効にするには、 server.xml ファイルの featureManager エレメント内に次のエレメント宣言を追加します。
<feature>requestTiming-1.0</feature>

Supported Java™ バージョン

  • JavaSE-1.6
  • JavaSE-1.7
  • JavaSE-1.8

このフィーチャーに依存するフィーチャーの開発

Request Timing フィーチャーに依存するフィーチャーを作成している場合は、新しいフィーチャーのためにフィーチャー・マニフェスト・ファイルの Subsystem-Content ヘッダーに次の項目を含めます。
com.ibm.websphere.appserver.requestTiming-1.0; type="osgi.subsystem.feature"

フィーチャーの構成エレメント

server.xml ファイルの次のエレメントを使用して、Request Timing フィーチャーを構成することができます。

requestTiming
処理時間のかかっている要求またはハングした要求について、警告および診断情報を提供します。
属性名 データ型 デフォルト値 説明
hungRequestThreshold 期間 (精度: ミリ秒) 10m 要求がハングしたと判断されることになる要求実行の所要時間. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
includeContextInfo boolean true コンテキスト情報の詳細をログ出力に組み込むかどうかを指示します。
sampleRate int

最小: 1

1 処理時間のかかっている要求をトラッキングするためにサンプリングを行うレート。 n 件ごとに 1 件の要求をサンプリングするには、sampleRate を n に設定します。 すべての要求をサンプリングするには、sampleRate を 1 に設定します。
slowRequestThreshold 期間 (精度: ミリ秒) 10s 要求が遅いと判断されることになる要求実行の所要時間. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2015 年 6 月 17日
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=phil&product=was-libcore-mp&topic=rwlp_feature_requestTiming-1.0
ファイル名: rwlp_feature_requestTiming-1.0.html