Liberty プロファイルの管理
サーバー構成は、server.xml ファイル、bootstrap.properties ファイル、およびこの 2 つのメイン構成ファイルにインクルードされているその他のオプション・ファイルから成ります。 WebSphere® Application Server Developer Tools for Eclipse または テキスト・エディターを使用して、構成ファイルを編集できます。Liberty プロファイル用の管理コンソールはありませんが、 Admin Center を使用することによって、Liberty プロファイル・サーバーおよびアプリケーション、およびその他のリソースを、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターの Web ブラウザーから管理できます。
このタスクについて
Liberty プロファイルは、デフォルト適用外の値の指定により構成します。ランタイム環境は組み込まれた一連の構成デフォルト設定で動作するため、それらのデフォルト設定をオーバーライドする構成のみを指定すればすみます。これを行うには、server.xml ファイルか、または、実行時に server.xml に組み込まれる別の XML ファイルを編集します。
フィーチャーとは、特定のサーバーにロードされる、ランタイム環境の一部分を制御する機能単位です。 この基本的な仕組みにより、サーバーがコンポーザブルとなっています。サーバー構成に指定したフィーチャー・リストによって、 機能サーバーが提供されます。
- デフォルトでは、サーバーは、サーブレットおよび JSP アプリケーションをサポートするため、jsp-2.2 フィーチャー を含みます。フィーチャー・マネージャーは、必要なフィーチャーを追加するために使用できます。
- サーバー構成は、デフォルトを適用しない場合のみ行います。必要なフィーチャーを指定すると、それらのフィーチャーのデフォルト構成によって、 最も一般的な要件に対応するように設計された高機能の環境が提供されます。従って、デフォルト構成からの変更部分のみを指定すればすみます。
Liberty サーバーを集合に編成することで、同時に複数の Liberty サーバーを効率的かつ正確に管理することができます。集合については、 集合を使用した、Liberty プロファイル用のサーバー管理環境のセットアップを参照してください。