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WADL2JAVA コマンド
wadl2java コマンド行ツールは、既存の Web アプリケーション記述言語 (WADL) ファイルを処理し、Java™ API for RESTful Web Services (JAX-RS) Web サービス・アプリケーションを開発するために必要な成果物を生成します。wadl2java コマンド行ツールでは、JAX-RS Web サービスを開発するためにトップダウンの方法がサポートされます。既存の WADL ファイルから開始する場合は、wadl2java コマンド行ツールを使用して、必要な JAX-RS 成果物を生成します。
Web アプリケーション記述言語 (WADL)
WADL は、RESTful Web アプリケーションのモデル化、記述、およびテストを容易にするように設計されているリソース中心の記述言語です。詳しくは、『Web Application Description Language』を参照してください。構文
コマンド構文は次のとおりです。
wadl2java --[options]
wadl2java -wadlns wadl-namespace -p package-name -sp [schema-namespace =]package-name -tMap schema-type=java-type * -repMap media-type=class-name * -resource resource-name -b binding-file-name * -catalog catalog-file-name -d output-directory -interface -impl -async methodNames * -generateEnums -inheritResourceParams -noTypes -noVoidForEmptyResponses -noAddressBinding -supportMultipleXmlReps -generateResponseIfHeadersSet -generateResponseForMethods methodNames * -async methodNames * -xjc xjc-argumentsv * -encoding encoding -h|-?|-help -version|-v -verbose|-V -quiet|-q|-Q wadl
パラメーター
wadl2java コマンドでは、以下の options の値が使用可能です。
- -wadlns wadl-namespace
- WADL 名前空間を指定します。
- -p package-name
- WADL リソース・エレメントを表す、生成されたコードで使用する Java パッケージ名を指定します。
- -sp [schema-namespace =]package-name
- WADL 文法エレメントを表す、生成されたコードで使用する Java パッケージ名を指定します。オプションとして、Java パッケージ名マッピングの名前空間を指定します。
- -tMap schema-type=java-type *
- WADL パラメーターまたは表現スキーマ・タイプとカスタム Java タイプ間のオプションのマッピングを指定します。
- -repMap media-type=class-name *
- wadl:element 属性が指定されていない WADL 表現と Java クラス間のオプションのマッピングを指定します。
- -resource resource-name
- id 属性が指定されていない WADL リソースを表す、生成されたコードで使用する単純なクラス名を指定します。
- -b binding-file-name *
- 外部 jaxb バインディング・ファイルを指定します。バインディング・ファイルごとに 1 つの -b フラグを使用します。
- -catalog catalog-file-name
- インポートした wadl またはスキーマをマップするカタログ・ファイルを指定します。
- -d output-directory
- コードが配置されるディレクトリーを指定します。
- -interface
- インターフェースを生成するように指定します。
- -impl
- ダミー・サービス実装を生成するように指定します。
- -async methodNames *
- 中断状態の非同期呼び出しをサポートするために必要なメソッドの名前または ID のコンマ区切りのリストを指定します。
- -generateEnums
- 複数のオプションを指定してパラメーターを表すために Enum クラスを生成できることを指定します。
- -inheritResourceParams
- 子リソースがリソース・レベル (パスまたはマトリックス) パラメーターを継承できることを指定します。
- -noTypes
- 型の生成をオフにします。
- -noVoidForEmptyResponses
- 応答表現がないメソッドに対して JAX-RS 応答戻り型を使用します。
- -noAddressBinding
- 生成プログラムが wsa:EndpointReferenceType または wsa:EndpointReference を javax.xml.ws.wsaddressing.W3CEndpointReference にマップするためにアドレス jaxb バインディング・ファイルを使用しないことがあることを指定します。
- -supportMultipleXmlReps
- メソッドに複数の要求 XML 表現が含まれている場合に、そのような表現ごとに個別のメソッドを生成するように指定します。サーバー・サイドの JAX-RS コードを生成する場合は、このオプションを有効にしないでください。javax.xml.transform が含まれている単一のメソッド。そのような場合、デフォルトでは、ソース入力パラメーターが生成されます。
- -generateResponseIfHeadersSet
- WADL 応答エレメントに「header」パラメーターがある場合、JAX-RS 応答戻り型を使用します。
- -generateResponseForMethods methodNames *
- JAXRS 応答戻り型を生成するために必要なメソッドの名前または ID のコンマ区切りのリストを指定します。
- -async methodNames *
- 中断状態の非同期呼び出しをサポートするために必要なメソッドの名前または ID のコンマ区切りのリストを指定します。
- -xjc xjc-argumentsv *
- JAXB データ・バインディングを使用した場合に XJC に直接渡す引数のコンマ区切りのリストを指定します。このオプションを指定すると、XJC は、コード生成を拡張する追加プラグインをロードします。例えば、生成されたすべての型に toString() メソッドを追加する toString(ts) プラグインをロードするには、引数 -xjc-Xts を使用します。使用可能な XJC プラグインのリストを取得するには、-xjc-X を使用します。
- -encoding encoding
- Java ソースを生成する際に使用する文字セット・エンコードを指定します。
- -h|-?|-help
- オプションの詳細情報を表示します。
- -version|-v
- ツールのバージョンを表示します。
- -verbose|-V
- 生成プログラムが冗長モードで実行されるように指定します。
- -quiet|-q|-Q
- -quiet|-q|-Q
- wadl
- wadl-url