featureManager コマンドを使用して、Liberty Repository のフィーチャーを Liberty プロファイル環境にインストールすることができます。
始める前に
featureManager コマンドを使用して Liberty Repository にアクセスする前に、WebSphere Application Server バージョン 8.5.5.2 以降用の Liberty プロファイルをインストールする必要があります。
このタスクについて
Liberty プロファイルをインストールした後は、
featureManager コマンドを実行して Liberty Repository のフィーチャーをインストールできます。
featureManager コマンドは、自動的にアセットの依存関係をインストールします。
より多くのアセット・タイプを管理し、
複数のリポジトリーからアセットをインストール、検出、またはダウンロードするには、
featureManager コマンドの代わりに installUtility コマンドを使用してください。
詳細については、『installUtility コマンドを使用したアセットのインストール』を参照してください。
手順

Liberty Repository 内のアセットを確認し、インストールする各アセットの feature_shortName を入手します。 アセットのダウンロードとインストールには、アセットの feature_shortName が必要です。
アセットは、featureManager コマンドを使用して検索および確認することも、WASdev.net のダウンロード・ページで見つけることもできます。- featureManager コマンド使用してアセットを確認し、アセット feature_shortName を入手するには、
featureManager find コマンドを使用します。
- WASdev Web サイトからアセットを確認してアセットの feature_shortName を入手するには、
インストールする各フィーチャーについて、WASdev Web サイトのアセット詳細ページを参照してください。 feature_shortName は、アセット詳細ページのインストール手順にあります。例えば、ポートレット・コンテナーの feature_shortName は portlet-2.0 です。
- インストールしたいフィーチャーごとに、WASdev Web サイトのアセット詳細ページから feature_shortName を入手します。 feature_shortName は、アセット詳細ページのインストール手順にあります。例えば、ポートレット・コンテナーの feature_shortName は portlet-2.0 です。
- featureManager コマンドを実行してアセットをインストールします。 以下のコマンドを実行します。
bin/featureManager install feature_shortName --when-file-exists=ignore
複数のフィーチャーをインストールするには、コンマを使用して各 feature_shortName を分離してください。例えば、次のように指定します。
bin/featureManager install feature_shortName1,feature_shortName2 --when-file-exists=ignore

フィーチャーをインストールせずに、ローカル・ディレクトリーにダウンロードする場合は、
--downloadOnly オプションを使用します。例えば、以下のようにします。
bin/featureManager install feature_shortName1,feature_shortName2 --downloadOnly=[all|required*|none]
このオプションは、「すべての依存フィーチャーをダウンロード」、「このランタイムに必要な依存フィーチャーをダウンロード」、「依存フィーチャーをダウンロードしない」のいずれかに構成できます。
デフォルトでは、必須の依存関係フィーチャーをダウンロードします。ローカルの宛先ディレクトリーを指定するには、--location=directoryPath オプションと共にこのオプションを使用します。

ローカルのソース・ディレクトリーからフィーチャーをインストールする場合は、
--location=directoryPath オプションを使用します。例えば、以下のようにします。
bin/featureManager install feature_shortName1,feature_shortName2 --location=directoryPath

Liberty Repository に接続しない場合は、--offlineOnly オプションを使用して、
ローカル・ディレクトリーからフィーチャーをインストールします。例えば、以下のようにします。
bin/featureManager install feature_shortName1,feature_shortName2 --offlineOnly --location=directoryPath
- どのアセットをインストールしたか確認したり、ヘルプを表示したりするには、featureManager コマンドを使用します。 詳細については、『featureManager コマンド』を参照してください。