FL のフィーチャーおよび制約

フィーチャー

多くの場合、循環がほとんどない小規模および中規模なグラフに対して、 リンク交差がまったくないかまたはほとんどなく、 リンクの長さが同じである描画を提供します。 アルゴリズムを使用できるノードの最大数はグラフのコネクティビティーによって異なり、予測は困難です。
オンデマンドで、アルゴリズムはノードのサイズ (幅および高さ) を考慮できます。 それ以外の場合、ノードはポイントとしてより効率的に考慮されます。
各リンクの長さを個別に指定できます。
アルゴリズムは、3 つのレイアウト・モード (インクリメンタル、非インクリメンタル、および高速マルチレベル) をオプションとして用意しています。 一般的に、非インクリメンタル・モードおよび高速マルチレベル・モードはより高速であり、大規模のグラフで推奨されます。 詳しくは、レイアウト・モード を参照してください。

制限

  • このアルゴリズムはすべてのグラフに対して適切なわけではありません。 特に、同じ長さのリンクを持つ平面の描画が存在しない可能性がある、複雑に接続された 環状グラフ の場合、 いい結果は得られません。
  • 適切な描画を取得するために必要な計算時間は、 グラフのサイズ (すなわち、ノードとリンクの数) が大きくなるにしたがって比較的急速に大きくなり、 大規模のグラフの場合はレイアウト・プロセスに時間がかかる場合があります。
  • ノードのオーバーラップを常に回避することはできません。 ただし、多くの場合、レイアウト・アルゴリズムは、オーバーラップするノードがない描画を作成します。