DiagramEditor ウィジェットにより、グラフのエンティティー内のテキスト・フィールドを編集できます。編集するには、テンプレートで
attachPoints
に editable
属性で指定されている必要があります。
attachPoint
が編集可能とマークされている場合は、その編集可能コンポーネントの外形が点線で描かれ、それをダブルクリックすれば編集することができます。
編集可能コンポーネントの領域をダブルクリックすると、エディターが開き、関連値を変更することができます。Enter キーを押してその新規の値を受け入れるか、エディターを終了して操作を取り消します。
DiagramEditor
ウィジェットの非テキスト・フィールドに対して代替エディターを登録することができます。使用可能なエディターは、DojoTextBox
を使用し、ID textbox の下に登録されます。
editable 属性は、各フィールドに関連付けられたエディターを指定します。editable 属性は、インライン・エディターの始動に使用される情報を保持する複合属性です。すなわち、
set/get
: エンティティー上の値にアクセスするために使用される setter および getter の名前。これは、ノード、サブグラフ、またはリンクのメソッドでなければなりません。id
: set/get の代替で、関連プロパティーの小文字名を提供します (set:/get: 属性がこの名前に自動的に設定されます)。editor
: このフィールドで使用されるエディターの ID。options
: 登録済みエディターに特定のパラメーターを渡すために使用される複合属性。baseRegion
: 編集可能領域が小さくてクリックできない場合の、編集可能領域のオプションの基本バウンディング・ボックス。regionStyle
: 編集可能領域をマーキングするアウトライン (デフォルトのドット・アウトラインをオーバーライドします) に適用されるオプションのスタイル。border
: 編集可能領域をフィールドの現在のバウンディング・ボックスより大きくするマージンの幅を表す整数。
以下に示すのは、デフォルトのノード・テンプレートからの例です。
... editable: { id:'label', editor:'textbox', border:2, regionStyle:{selectedStyle:{stroke:{color:'white',style:'ShortDot'}}}, baseRegion:{x:20,width:40,y:11,height:15} } ...