テンプレートは、ノードまたはリンク・コンテンツのストリング記述またはオブジェクト記述により、ノードまたはリンクのグラフィカル表現を定義します。この記述は、dojox.gfx シリアライゼーション仕様に基づいています (http://docs.dojocampus.org/dojox/gfx を参照)。
この機能はテンプレーティングと呼ばれています。
Dojo Diagrammer の用語では、テンプレートは、ノードまたはリンクのグラフィカル表現の記述です。
これは、JSON ストリングとして表現されますが、簡潔な JavaScript オブジェクトとすることもできます。
以下のテンプレートは、ノードを基本的な青い長方形形状として表示します。このテンプレートは、このグラフィック形状をサイズが 130x80 ピクセルで青色塗りつぶしの Rect GFX 形状 (「rect」type プロパティーで示されています) として定義しています。
1. { 2. shape: { 3. type:'rect', 4. width:130, 5. height:80 6. }, 7. fill: 'blue' 8.}
長方形形状の位置は指定されておらず、したがってデフォルト値 (0,0) に設定されます。
複数の形状を含むノードの場合、テンプレートは子形状を含むトップレベル配列を定義する必要があります。
以下のテンプレートは、テキスト形状を伴う長方形形状を表示します。
1.[ 2.{ 3. shape: { 4. x: 0, 5. y: 0, 6. width: 80, 7. height: 40, 8. r: 5, 9. type: 'rect' 10. }, 11. fill: 'blue', 12. stroke: { 13. 'color': 'black', 14. 'width': 2 15. } 16.}, 17.{ 18. shape: { 19. type: 'text', 20. text: 'Hello World!', 21. x: 40, 22. y: 24, 23. align: 'middle' 24. }, 25. fill: 'black', 26. font: { 27. type: 'font', 28. size: '10pt', 29. family: 'sans-serif' 30. } 31.} 32.]
最初の形状は、ライン 2 からライン 16 までで定義され、前の例と同じ長方形形状ですが、カスタム描線 (ライン 12) が追加されています。2 番目の形状は、ライン 17 からライン 31 までで定義され、「Hello World!」ラベルを表示するテキスト GFX 形状です。