パン

Diagram ウィジェットにはビューポートが含まれます。ビューポートのコンテンツは、ビューポートそのものよりしばしば大きくなっています。 ダイアグラムには、現在表示されているナビゲート可能コンテンツの領域を表す 2 つのスクロール・バーがあります。ナビゲート可能コンテンツは、グラフが占める領域で、コンテンツ・エアーと呼ばれるオプションの周辺スペースがあります。
このコンテンツをナビゲートする場合、パンおよびズーム機能を使用することもできます。パンとは、ビューポートを移動して、コンテンツの他の領域を見えるようにすることで、これは通常、スクロール・バーを使用して行うことができます。
グラフをパンするには、次のようにします。
  • シフト・キーを押したまま保持し、ダイアグラムをクリックしてカーソルを移動します。スクロール・バーと共に、ビューポートのコンテンツが移動します。 マウス・ボタンを放すと、処理が終了します。
パン機能をアクティブにする (Alt、Ctrl および Shift との組み合わせ)には、次のようにします。
  • 以下のメソッドを使用します。
    assignInteractorInputs( "pan", spec )
    以下のコードでは、Ctrl と Shift キーが押された場合の左クリックのみに対するパン・アクションを構成します。
    dijit.byId("myDiagram").assignInteractorInputs("pan",{start:{button:0,ctrl:true,shift:true}});
    以下のコードでは、ユーザーが、グラフ形状でドラッグを開始した場合のパン・アクションを構成します。
    dijit.byId("myDiagram").setPanOnShapes(true);
    これは、デフォルトで使用可能になっていますが、形状のドラッグ・アクションがパン構成と衝突する可能性がある場合は、使用不可にできます。
パン機能を使用不可にするには、次のようにします。
  • pan 属性を false に設定するか、setPanEnabled メソッドを Diagram オブジェクトに対して使用します。