Web 2.0 and Mobile Toolkit の概要

Web 2.0 and Mobile Toolkit は、オプションでインストール可能な、IBM® WebSphere® Application Server バージョン 8.5 用の製品であり、WebSphere Application Server 上で稼働する Web アプリケーションを使いやすくすることに的を絞った付加的な新規フィーチャーを提供するものです。 このツールキットにより、元々デスクトップ・ブラウザー用に開発された WebSphere Application Server アプリケーションを、スマートフォンやタブレットなどのモバイル・デバイスに適合させてデプロイすることができるようになりました。

Web 2.0 and Mobile Toolkit は、外部 Web サービス、内部 SOA サービス、および Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) オブジェクトを高度な対話式 Web アプリケーション・インターフェースと結合することで、サービス指向アーキテクチャー (SOA) を拡張します。 情報技術 (IT) のコストを削減し、市場に出すまでの時間を短縮するために、Web 2.0 and Mobile Toolkit では、WebSphere Application Server でサポートされる、最高クラスの Ajax 開発ツールキットを提供します。

Ajax は、追加のブラウザー・プラグインを必要とせずに、Web ベース・アプリケーションで高機能のユーザー・エクスペリエンスを作成するための公開された技法です。 Ajax インターフェースで、Web ベース・アプリケーションでのユーザーの対話を合理化することにより、お客様の満足度および業務別生産性の向上につながります。

Web 2.0 and Mobile Toolkit のハイライト:

Web 2.0 and Mobile Feature Pack for WebSphere Application Server は Web 2.0 and Mobile Toolkit と呼ばれるようになりました。 Web 2.0 and Mobile Toolkit には以下の変更点があることに注意してください。
Ajax によって、Web アプリケーションの対話モデルは、対話が途切れず使いやすくなり、デスクトップ・アプリケーションのように一層堅固になっています。 ご使用のアプリケーションに Ajax 機能をアプリケーションに追加することには、以下のような利点があります。

他のリッチ Web ユーザー・インターフェース手法とは異なり、Ajax アプリケーションは、標準のブラウザー機能を使用し、ブラウザー・プラグインを必要としません。

機能

サポートされるプラットフォーム:
統合開発環境 (IDE) の前提条件には、以下の製品のいずれかが含まれます。