Dojo Diagrammer コンポーネント・セットには、以下の主なクラスがあります。
- Diagram: Dojo Diagrammer コンポーネントに対する主要エントリー・ポイント。これは、HTML マークアップで作成された Dijit ウィジェットです。
- Graph: ノードおよびリンクのコンテナー。Diagram ウィジェットには、メイン・グラフを保持する最上位の Graph インスタンスが含まれます。また、Graph コンポーネントは、Subgraph オブジェクトにより入れ子グラフを表すために使用されます。
- GraphElement: グラフのあらゆる要素の基本クラス。このクラスは、要素の ID を生成し、要素接続の全リストを維持管理します。これらの接続は、dispose 関数の呼び出し時に切断されます。
- Node: グラフのノード。ノードは、リンクの接続先のアンカー・ポイントのリストを保持します。ノードのグラフィカル・コンテンツは、JSON (JavaScript Object Notation) テンプレートを指定することによってカスタマイズできます。
- Link: 2 つのノード (開始ノードと終了ノード) 間の接続線。リンクは、通常、終端に矢印のついた折れ線として表されますが、JSON テンプレートを使用してカスタマイズすることもできます。 リンク形状は、自動的に計算することができます。
- PortBase: リンクとノードの間の接続ポイント。次の 2 つの事前定義ポート・タイプがあります。BasicPort は、ノードのバウンディング・ボックス上の固定点にリンクを接続します。AutomaticPort は、ノードの最も近い辺の中間にリンクを接続します。
- Subgraph: 組み込みグラフを含む Node クラスのサブクラス。Subgraph オブジェクトによって、入れ子グラフ、すなわちグラフの内側にグラフがあるグラフを表すことができます。
- GraphLayout: グラフ・レイアウト・アルゴリズムの基本クラス。