開始角度
バルーン・レイアウトを回転する場合は、レイアウトの開始角度を変更できます。
これは、最初の子ノードがルートに配置される角度です。
すべてのサブツリーは、この開始角度分回転します。
角度間隔値 FAST_PROPORTIONAL は開始角度に対して安定せず、開始角度を変更すると、レイアウトが大幅に変わる可能性があります。その他の角度間隔値は安定的であり、レイアウト全体が回転されます。
開始角度は、0°から 360°までにする必要があります。
開始角度を変更するには、以下のようにします。
メソッド setBalloonStartAngle を使用します。
treeLayout.setBalloonStartAngle(90);
角度範囲
通常、子ノードは、親ノードのまわりにすべて配置され、親ノードを中心として 360°の角度範囲を占めます。
子ノードで使用可能な角度範囲を制限することができます。
以下の図では、子ノードの角度範囲は、左が 360°、中央が 270°、右が 180°です。
ルート、リーフのみのノード、およびツリーの内側のノードに、異なる角度範囲を指定できます。

バルーンの子の角度による効果 - 左: 360 度、中央: 270 度、右: 180 度
角度範囲を変更するには、以下のようにします。
例:
treeLayout.setBalloonRootChildrenAngle(270);
非接続ツリー
バルーン・レイアウト・モードによって、複数の非接続ツリーを一緒にレイアウトできます。
デフォルトでは、レイアウトの方向選択に従って連続して配置されます。
代わりに、汎用非接続グラフ間隔を選択できます。
詳しくは、接続コンポーネントのレイアウト (TL) を参照してください。さらに別の代替手段として、放射レイアウト・モードと同様に、非表示ルートを導入できます。
この場合、バルーンは、非表示のルートのまわりに配置されます。
非表示ルートをレイアウトに追加するには、以下のようにします。
メソッド setInvisibleRootUsed を使用します。
layout.setInvisibleRootUsed(true);