WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipse バージョン 8.5.5 の既知の問題と制限事項

WebSphere® Application Server Developer Tools for Eclipse バージョン 8.5.5 における既知の問題と制限事項を確認します。

目次

既知の問題とその対処法

コンポーネント 問題記述および対処法
JPA ツール
「JPA マネージャー Bean ウィザード」または「エンティティーの構成ウィザード」から非 JPA プロジェクトのエンティティーを作成する際の NPE

JPA ファセットがインストールされていないプロジェクトの「JPA マネージャー Bean ウィザード」または「エンティティーの構成ウィザード」からユーザーがエンティティーを作成しようとした時に、NULL ポインター例外がスローされます。

この問題に対処するには、次のようにします。
  1. プロジェクトの「プロパティー」を開きます。
  2. 「プロジェクト・ファセット」に進みます。
  3. 「JPA」ファセットにチェック・マークを付けます。
  4. OK」をクリックします。
Liberty ツール

WebSphere Application Server Liberty Profile にデプロイされた、EJB モジュールを含むエンタープライズ・アプリケーションをワークベンチから開始するには、 サーバー・エディターで「ワークスペースから直接アプリケーションを実行する (Run applications directly from workspace)」公開オプションを有効にする必要がある。 そうしないと、アプリケーションを開始できません。

Maven ツール
ターゲット・ランタイム・サーバー依存関係を POM に追加することができず、警告が出される。

妥当性検査によって、プロジェクトのチェックの構成と、ターゲット・ランタイム・サーバー依存関係に関連付けられる POM ファイルの内容が検証されます。 しかし、現在、POM でターゲット・ランタイム・サーバー依存関係を宣言することができません。

この問題に対処するには、次のようにします。

プロジェクトのプロパティーからターゲット・ランタイムを除去することでプロジェクトに対する警告を停止することができます。

モバイル・ブラウザー・シミュレーター

モバイル・ブラウザー・シミュレーターが、デフォルトとして iPhone 4 で開く。このデバイスの Android デバイスへの変更は無効になります。

この問題に対処するには、次のようにします。

iPhone モードではプレビューのみを、実際のデバイスではテストのみを行うことができます。

OSGi ツール

Maven サポートを使用して構成されている OSGi バンドルで、maven-bundle-plugin の pom.xml ファイルの instructions セクションからヘッダー・エレメントを除去した後、そのヘッダーは、ファイルの再生成後もマニフェスト内に引き続き存在する。

この問題に対処するには、次のようにします。

不要なヘッダーをマニフェストから手動で除去します。

OSGi ツール

Maven サポートを使用して構成されている OSGi バンドルでブループリント・ファイルを作成する際、ウィザードが Bundle-Blueprint ヘッダーを pom.xml ファイルに追加しない。この不備は、ブループリント・ファイルが標準外の場所 (OSGI-INF/blueprint/ 以外の場所) で作成された場合のみ問題となります。

この問題に対処するには、次のようにします。

Maven サポートを使用して構成されている OSGi バンドルでブループリント・ファイルを作成する際、デフォルトの場所を受け入れます。

リッチ・ページ・エディター リッチ・ページ・エディターは Ubuntu Linux でサポートされていますが、以下の考慮事項があります。
Web サービス

テスト・クライアント JSP を使用すると、「非同期呼び出しを使用可能にする」 を選択してサービスを呼び出した場合、エラー・メッセージ「応答クラスが定義されていません。(The Response Class is not defined.)」が表示される。

この問題に対処するには、次のようにします。

サービスを同期的にテストします。

Web サービス

Liberty が UDDI への公開をサポートしない。 しかし、Web サービス・ウィザードには「Web サービスの公開」が選択されたままです。

この問題に対処するには、次のようにします。

「Web サービスの公開のチェック (Publish the Web service check)」の選択をクリアします。また、「Web サービスの公開」ページも引き続き表示されます。このページのすべてのチェック・ボックスをクリアしてください。

Web サービス

Liberty がシン・クライアントをサポートしない。 しかし、Web サービス・ウィザードは、Liberty 上に JAX-WS Web サービス・クライアントを生成する有効な選択肢として Java™ プロジェクトをフィルタリングして除去しません。

この問題に対処するには、次のようにします。

異なるプロジェクト・タイプ (例えば Web プロジェクトなど) を使用します。

Web サービス Liberty プロファイルをターゲットとし、Web サービス・ウィザードを使用してボトムアップ JAX-WS Web サービスを生成する場合、NULL ポインター例外が発生する。

既知の制限事項

コンポーネント 制限事項
一般
一部の旧 Linux プラットフォームで、製品の開始に失敗する可能性がある。

一部の旧 Linux プラットフォーム (例えば、RHEL 4、または SLES 10.4 など) では、製品が正しく開始しない可能性があります。ワークスペース・ロケーションを選択した直後に、製品が失敗し、一般エラー・メッセージが示されます。 Java コア・ファイルを検査する場合は、モジュール /lib/libc.so.6 で一般的な保護違反を確認してください。

例えば:
NULL           ------------------------------------------------------------------------
0SECTION       TITLE subcomponent dump routine
NULL           ===============================
1TISIGINFO     Dump Event "gpf" (00002000) received 
1TIDATETIME    Date:                 2012/11/16 at 15:14:57
1TIFILENAME    Javacore filename:    /root/javacore.20121116.151456.12391.0002.txt
1TIREQFLAGS    Request Flags: 0x81 (exclusive+preempt)
1TIPREPSTATE   Prep State: 0x0
1TIPREPINFO    Exclusive VM access not taken: data may not be consistent across javacore sections
NULL           ------------------------------------------------------------------------
0SECTION       GPINFO subcomponent dump routine
NULL           ================================
2XHOSLEVEL     OS Level         : Linux 2.6.16.60-0.85.1-bigsmp
2XHCPUS        Processors -
3XHCPUARCH       Architecture   : x86
3XHNUMCPUS       How Many       : 2
3XHNUMASUP       NUMA is either not supported or has been disabled by user
NULL           
1XHEXCPCODE    J9Generic_Signal_Number: 00000004
1XHEXCPCODE    Signal_Number: 0000000B
1XHEXCPCODE    Error_Value: 00000000
1XHEXCPCODE    Signal_Code: 00000001
1XHEXCPCODE    Handler1: B758949B
1XHEXCPCODE    Handler2: B755E915
1XHEXCPCODE    InaccessibleAddress: 00000000
NULL           
1XHEXCPMODULE  Module: /lib/libc.so.6 
1XHEXCPMODULE  Module_base_address: B7634000
1XHEXCPMODULE  Symbol: memmove
1XHEXCPMODULE  Symbol_address: B769F470

以下のようにして問題に対処します。

  1. workspace/.metadata/.plugins/org.eclipse.core.runtime/.settings/org.eclipse.e4.ui.css.swt.theme.prefs ファイルを編集 (または作成) します。
  2. 次の行を追加して、classic テーマを有効にする設定を追加します。
     eclipse.preferences.version=1
    themeid=org.eclipse.e4.ui.css.theme.e4_classic
Web サービス

汎用サービス・クライアント (GSC) が OS X でサポートされない。WSE またはサンプル JSP を使用して Web サービスをテストしてください。

Web サービス Liberty が UDDI への公開をサポートしない。
Web サービス Liberty がシン・クライアントをサポートしない。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:12

ファイル名: r_wdt_problems_limitations.html