Ajax アプリケーション内のリソースを素早くコンパイル、テスト、および実行するときには、Web プレビュー・サーバーを使用します。
例えば、Web プレビュー・サーバーで Dojo 対応 Web プロジェクトをテストできます。
このタスクについて
Web プレビュー・サーバーは、Ajax アプリケーションの開発およびテストに最適な軽量の Liberty ベースのサーバーです。
これはモジュールの公開およびサーバーの再始動を素早く実行します。
これはサーブレット、JSP ファイル、HTML、XML、JavaScript、CSS ファイル、JAX-RS などの基本的な Web 成果物をサポートします。 これには Ajax プロキシー要求の作成に使用できるプロキシー・モジュールが含まれています。
モジュールは、このサーバーでの開発段階および実行段階のどちらのときにも、外部プロジェクト参照を使用できます。
外部アプリケーション・サーバーで最終テストを行う前にエラーがないかチェックする便利な手段として、Web プレビュー・サーバーを使用することができます。
サーバーでは、インクリメンタル公開およびホット・デプロイメントがサポートされます。 アプリケーション・サーバーを停止して再始動することなく、既存の成果物を変更したり、稼働中のサーバーに新しい成果物を追加したりできます。参照プロジェクトで Java™ ソース・ファイルを変更する場合、サーバーは自動的に再起動し、変更がロードされます。
新規または既存のワークスペースを開くと、Web プレビュー・サーバーが自動的に作成されます。
Web プロジェクト内のリソースのプレビュー用に Web プレビュー・サーバーを作成するには、以下の手順を実行します。
手順
- 「サーバー」ビューで右クリックし、「新規」 > 「サーバー」を選択します。
- 「サーバー・タイプの選択」リストの下で、「IBM」フォルダーを展開して「Web プレビュー・サーバー」を選択します。
「次へ」をクリックします。
- 「追加および削除」ページの「選択可能なプロジェクト」リストの下で、Web プロジェクトを選択して「追加」をクリックします。
「終了」をクリックします。 Web プレビュー・サーバーが、「サーバー」ビューに作成されます。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、使用する Web プロジェクトにナビゲートしてから、テストするリソースを右クリックする。
- を選択する。
- 「サーバーで実行」ウィザードで、「既存のサーバーを選択」が選択されていることを確認します。
- 「使用するサーバーの選択」リストで、前のステップで作成した Web プレビュー・サーバーを選択します。
「次へ」をクリックします。
- 「追加および削除」ページが開きます。 テスト中の Web プロジェクトが「構成済み」リストの下にリストされていることを確認します。
「終了」をクリックします。
タスクの結果
内部 Web ブラウザーが開いて、Web コンテンツが表示されます。デフォルトでは、Web プレビュー・サーバーによってポート 8080 が使用されます。そのポートが既に使用されている場合、新しいポートが自動で割り当てられます。
Web プレビュー・サーバーの複数インスタンスを作成する場合、それぞれのサーバー・インスタンスは独自の Ajax プロキシーのコピーと固有のポート設定を持ちます。
テスト中の Web プロジェクトにあるリソースは、プロジェクトのコンテキスト・ルートであるディレクトリーの下に配置する必要があります。