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レッスン 1: Dojo 対応の Web プロジェクトを作成する

このレッスンでは、特定のプロジェクト・フィーチャーを使用可能にすることによって、Dojo アプリケーション開発に対して構成された、Web プロジェクトの作成方法を学習します。

この製品には、プロジェクト・セットアップ・ウィザードがあり、開発および実行時に、ユーザーのアプリケーションが Dojo にアクセスする方法をカスタマイズできます。 一番簡単な方法 (このチュートリアルでも使用) は、ユーザーのプロジェクト内に Dojo を保持し、それをプロジェクトの残りのリソースとともにデプロイすることです。 別の方法は、公開 Content Delivery Network (CDN)、Dojo コピーのあるリモート・サーバーを使用することです。 CDN の使用は、このチュートリアルでカバーされていませんが、簡単に使用できます。CDN について詳しくは、www.dojotoolkit.org/download/ を参照してください。

Dojo アプリケーション開発に対応するよう構成された Web プロジェクトを作成するには、次を実行します。
  1. メインメニューで、「ファイル」 > 「新規」 > 「Web プロジェクト」をクリックします。
  2. 「名前」フィールドに LoanPaymentCalculator と入力します。
  3. プロジェクト・テンプレートのリストから「Dojo Toolkit」をクリックして、Dojo Toolkit のプロジェクト・テンプレートを使用し、Web プロジェクトを作成します。
  4. プロジェクト作成時に「クライアント・サイドのみ」プログラミング・モデルを使用するには、「プログラミング・モデル」セクションで「クライアント・サイドのみ (HTML、JavaScript、...)」をクリックします。
  5. 「次へ」をクリックして、新規 Web プロジェクトを構成します。
  6. 利用可能な構成オプションのリストから、「Dojo Toolkit」をクリックして、「Dojo Toolkit」ページを開きます。 この製品に含まれる Dojo Toolkit には、基本の Dojo Toolkit に追加された IBM® 拡張機能があり、ATOM (ATOM Syndication Format) データ・アクセス用ライブラリー、アナログおよびバー・ゲージ、SOAP Web サービスの簡易型アクセスなどが含まれます。 デフォルトでは、IBM でサポートされる最新の Dojo Toolkit が Web プロジェクトにコピーされます。
  7. Web プロジェクトで Dojo Toolkit を使用する方法を決定するには、「これらのセットアップ・オプションを変更」をクリックして、「Dojo プロジェクト・セットアップのオプション」ウィザードを開きます。 ウィザードには、以下のオプションがあります。
    Dojo
セットアップ・オプション・ウィザード
    Dojo をこのプロジェクトにコピーします。Dojo はそこからデプロイされます。
    Dojo Toolkit は、Web プロジェクト内に含まれています。Dojo フォルダーの名前を指定して、ランタイム環境に含まれるデフォルトの Dojo 配布物を使用するか、ディスクから Dojo 配布物を使用するかどうかを指定します。
    Web プロジェクトに Dojo をコピーするオプション
    Dojo はワークスペース内のプロジェクトにあり、そこからデプロイされます。
    このページで、ワークスペースの別のプロジェクトにあるルート Dojo フォルダーまで参照できます。 Dojo のコピーがユーザーのプロジェクトにコピーされません。 現在配置されているプロジェクトからデプロイされます。
    別のプロジェクトにある Dojo を参照
    Dojo をリモート側でデプロイするか、Dojo は公開 CDN 上にある
    ユーザーのアプリケーションがリモートにホストされた公開 CDN (コンテンツ・デリバリー・ネットワーク) を使用する、または Dojo の既存のコピーがユーザーのネットワークですでにデプロイされている場合は、このオプションを使用します。
    • パブリック CDN: 一般に公開されているコンテンツ・デリバリー・ネットワークの URL を入力できます。コンテンツ・デリバリー・ネットワークは、オープン・ソース JavaScript ライブラリーに、地理的に分散されたホスティングを提供します。ブラウザーは、Web アプリケーションで URL を解決すると、最も近くにある使用可能なサーバーからファイルをダウンロードします。
    • リモート URI: Dojo のルート・フォルダーを参照するリモート・ロケーションの URI を入力できます。

    「対応する Dojo」セクションでは、ご使用のリモート Dojo Toolkit に最適の Dojo ソース・ディストリビューションを選択できます。 Dojo がユーザーのプロジェクトに含まれない場合、ツールは、コンテンツ・アシストと検証を実現するため、Dojo の対応するコピーを参照する必要があります。 本製品に付属のデフォルトの Dojo Toolkit を選択するか、ご使用のワークスペースまたはファイル・システムにある Dojo フォルダーを参照できます。このオプションでは、Dojo をユーザーのプロジェクトにもワークスペースにもコピーしません。

    リモート Dojo セットアップ
  8. 「Dojo をこのプロジェクトにコピーし、そのプロジェクトからデプロイする」をクリックして、このチュートリアル用の Web プロジェクト内に Dojo Toolkit を組み込みます。
  9. 「次へ」をクリックし、デフォルトを受け入れます。 「終了」をクリックします。
  10. 「終了」をクリックして、Web プロジェクトを選択します。
ユーザーのプロジェクトが作成され、「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューに表示されます。 WebContent フォルダーを展開して、Dojo リソースをすべて含む Dojo フォルダーを表示します。Web パースペクティブへの切り替えが求められる場合、「はい」をクリックします。

演習のチェックポイント

Dojo 対応 Web プロジェクトを作成しました。

以下について学習しました。
  • Dojo 対応の Web プロジェクトを作成する方法。
  • Dojo 対応の Web プロジェクトのセットアップ・オプションの変更方法。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: loan_lesson1.html