EJB をサポートする OSGi プロジェクトに追加した EJB は、デフォルトでは、自動的に OSGi サービスとして公開されます。
OSGi サービスの公開は、OSGi マニフェスト内の Export-EJB ヘッダーによって制御されます。
このセクションでは、マニフェストを確認し、「EJB エクスポートの管理」ダイアログを使用することによって、EJBConverter が OSGi サービスとして公開されるようにします。
- マニフェストを開きます。 EJB プロジェクトで、Manifest:EJB をダブルクリックします。
マニフェストが開きます。
「MANIFEST.MF」タブをクリックすると、ファイルがテキスト形式で表示されます。Export-EJB ヘッダーがあり、その項目が EJBConverter EJB に対応するものであることに注目してください。
Export-EJB ヘッダーに手動で項目を追加することによって、EJB エクスポートを管理することが可能です。
EJB は、コンマ区切りのリストとして追加できます。
注: Export-EJB ヘッダーの特殊なケースである以下の 2 つに注意してください。
- NONE
- Export-EJB ヘッダーの項目として NONE を指定すると、どの EJB もサービスとして公開されなくなります。NONE を指定したにもかかわらずリストに EJB を追加すると、ツールによって警告が表示されます。
- BLANK
- マニフェストに Export-EJB ヘッダーはあっても項目がない場合、デフォルトの動作として、プロジェクト内のすべての EJB がサービスとして公開されます。
- 「EJB エクスポートの管理」ダイアログを開きます。 EJB プロジェクトを右クリックし、を選択します。
「EJB エクスポートの管理」ダイアログが開きます。
そのダイアログで、EJBConverter EJB の横のボックスが選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。
プロジェクト内でこのダイアログを使用することにより、サービスとして公開される EJB を追加したり削除したりすることができます。
このダイアログで選択する EJB を変更すると、マニフェスト内で Export-EJB ヘッダーの項目が変更されます。
注: プロジェクト内に新しい EJB を作成すると、それらは自動的に OSGi サービスとして公開されます。「EJB エクスポートの管理」ダイアログを使用することにより、公開しない EJB をクリアすることができます。