ターゲット・ランタイム設定 では、プロジェクトを実行するアプリケーション・サーバーと そのバージョン・レベルを指定します (例えば、プロジェクトを WebSphere® Application Server V7.0 上で 実行することが目標である場合は、ターゲット・ランタイム設定を WebSphere Application Server V7.0 に 設定します)。プロジェクトのターゲット・ランタイム設定を指定するときに、サーバーへのクラスパスを定義することができます。Java™ EE プロジェクトを、あるワークスペースから別のワークスペースへマイグレーションする場合、サーバーは使用可能でなくなるため、そのプロジェクトに 新しいターゲット・ランタイムを設定することが必要になる可能性があります。例えば、 現行のワークベンチに WebSphere Application Server V8.0 があり、マイグレーションするプロジェクトが WebSphere Application Server V7.0 をターゲットとしている場合などです。
ターゲット・ランタイム環境 を WebSphere Application Server に設定したプロジェクトを別のワークスペース からマイグレーションする場合、「ワークスペースのマイグレーション」ウィザードによって、 ターゲット・ランタイム環境を、一致するバージョン・レベルかそれ以上のバージョン・レベル の WebSphere Application Server に アップデートするようプロンプトが出されることがあります。高位のバージョン・レベルの WebSphere Application Server が選択されている場合、プロジェクト・リソースの仕様レベルは、選択された高位のバージョン・レベルの WebSphere Application Server と互換性がある必要があります。 WebSphere Application Server とそれがサポートする仕様レベルについて詳しくは、WebSphere Application Server インフォメーション・センターにある「仕様および API 資料」というトピックを参照してください。