サーバーは、アプリケーションがテストまたは公開される場所を識別し、ローカル・サーバーまたは別のサーバー上にある WebSphere® Application Server などの特定のランタイム環境を指示する定義です。以下のトピックでは、WebSphere Application Server をセットアップする方法 (例えば、ポートまたはデータ・ソースのセットアップ) について説明します。
開発のために WebSphere Application Server の始動を最適化
WebSphere Application
Server の始動時間を短縮するのに役立つオプションが 2 つあります。「生成されたスクリプトで
サーバーを始動」と「可能であれば Java 仮想マシン設定で -Xquickstart を
実行する (Run -Xquickstart in the JVM settings if applicable)」です。これらのオプションは、ワークベンチのチェック・ボックス・オプションとして選択可能です。
WebSphere Application Server の HTTP 設定を変更する
Hypertext Transfer Protocol (HTTP) は、Web 上でハイパーテキストおよび XML 文書を転送および表示するために使用されるインターネット・プロトコルの 1 つです。Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS) は、
HTTP に追加された、暗号化と認証のレイヤーであり、
Web サーバーおよび Web ブラウザーが、インターネットを介してハイパーメディア文書を安全に転送および表示するために使用します。
WebSphere Application Server の公開設定
公開には、サーバーが検出して使用できるように、ファイル (アプリケーション、リソース・ファイル、
およびデプロイメント記述子ファイル) を適切なロケーションにコピーする作業が含まれます。アプリケーションを
サーバー上で公開することも、アプリケーションをサーバーのディレクトリーにコピーしないで開発環境内で
アプリケーションを実行することもできます。
保護された WebSphere Application Server に対する管理設定の指定
WebSphere Application Server ランタイム環境で
グローバル・セキュリティーが有効になっている場合は、
開発環境の管理設定をランタイム・サーバーに伝える必要があります。ワークベンチで、セキュリティーがランタイム環境で使用可能であることを指定して、保護されたサーバーに対するユーザー名とパスワードを指定する必要があります。さらに、この製品の開発ワークベンチとサーバーの間の信頼関係を確立する必要があります。
リモート WebSphere Application Server の始動
ワークベンチを使用して、Windows または Linux のオペレーティング・システムで稼働するリモート WebSphere Application Server を始動します。オペレーティング・システムまたはセキュア・シェル (SSH)の認証方式のいずれかを使用することを選択して、サーバーが稼働しているリモート・ホストにアクセスします。リモート・ホストへの
アクセスの認証の詳細をワークベンチに提供した後、
始動またはデバッグ・モードでリモート・サーバーを開始できます。