[8.5.5.2 以降]

オプションの IBM SDK を備えたランタイム環境の作成

バージョン 8.5 以降の WebSphere® Application Server をインストールする場合、デフォルトで、特定のバージョンの IBM® SDK, Java™ Technology Edition が一緒にインストールされます。 WebSphere Application Server をインストールした後に、オプションで、アプリケーション・サーバーがサポートする他のバージョンの IBM SDK を含むランタイム環境を作成することもできます。

始める前に

このタスクについて

WebSphere Application Server バージョン 8.5 は、IBM SDK バージョン 7.0 および IBM SDK バージョン 7.1 をサポートします。これらの IBM SDK はオプションです。WebSphere Application Server バージョン 8.5 をインストールした後で、そこにどちらの IBM SDK でもインストールすることができます。以前のバージョンの WebSphere Application Server (例えばバージョン 7.0 およびバージョン 8.0) は、オプションの IBM SDK をサポートしません。これらの以前のバージョンから WebSphere Application Server バージョン 8.5 に移行する場合、IBM SDK のバージョン 6 で既存のアプリケーションを引き続き実行することができます。ただし、代わりに IBM SDK のバージョン 7.0 またはバージョン 7.1 で、それらのアプリケーションを実行することもできます。

次の表に、特定のバージョンの WebSphere Application Server に適用される IBM SDK のバージョンをまとめています。この表では、アプリケーション・サーバー・ランタイム環境を作成するためにオプションで使用できる IBM SDK のバージョンについてもまとめられています。
表 1. WebSphere Application のバージョンおよび対応する IBM SDK のバージョン
WebSphere Application Server のバージョン サポートされる IBM SDK のバージョン アプリケーション・サーバー・ランタイム環境を作成するためにオプションで使用できる IBM SDK
7.0 6.0 なし
8.0 6.0 なし
8.5 6.0, 7.0, 7.1 7.0 および 7.1
以下の手順例では、IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 7.1 を備えた WebSphere Application Server バージョン 8.5 ランタイム環境を作成する方法を示します。

手順

  1. ワークベンチで、「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「サーバー」 > 「ランタイム環境」を選択します。
  2. 「追加」をクリックします。
  3. 「WebSphere Application Server v8.5」を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. インストール・ディレクトリーを指定します。

    「ランタイム環境用の JRE:」リストが自動的に表示されます。リストには、デフォルトの IBM SDK (バージョン 6) を含む IBM SDK が記載されています。

  5. バージョン 7.1 を選択して、「終了」をクリックします。

タスクの結果

JRE 1.7.1 をターゲットとするアプリケーション・サーバーが用意されました。
トピックのタイプを示すアイコン タスクのトピック
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:12

ファイル名: t_install_wdt_sdk.html