このチュートリアルでは、OSGi アプリケーションを作成し WebSphere® Application Server で実行する方法を示します。この OSGi アプリケーションは、1 つの OSGi Web バンドル
からなり、そこに含まれるサーブレットが、別のバンドル・プロジェクト内にあるサービスに
アクセスします。このチュートリアルは、OSGi アプリケーション開発ツールを使用するための概要です。
学習目標
このチュートリアルの学習目標は次のとおりです。
- OSGi バンドルおよび OSGi アプリケーションの作成方法。
- OSGi ブループリント構成ファイルの作成および構成方法。
- コンポーネント依存関係の構成方法。
- バンドル内での依存関係注入の追加方法。
- バンドル間での依存関係注入の追加方法。
- サーバーへの OSGi アプリケーションのデプロイ方法。
所要時間
このチュートリアルを終了するのには、約 90 分かかります。このチュートリアルに関連した他の概念も調べる場合には、完了するまでにさらに多くの時間がかかります。
前提条件
WebSphere Application
Server をインストールします。
ヒント: このチュートリアルは、
WebSphere Application
Server バージョン 7.0、8.0、8.5、および 8.5 Liberty Profile で実行できます。
WebSphere Application Server バージョン 7.0 のインストールについてさらに学習したい方に: このサンプルを WebSphere
Application Server バージョン 7.0 で実行するには、Feature Pack for OSGi Applications and Java™ Persistence
API 2.0 をインストールする必要があります。フィーチャー・パックをインストールするには、以下のようにします。
- IBM® Installation Manager を開きます。
- 「インストール」をクリックします。
「パッケージのインストール」ページが開きます。
- パッケージ・リストから「IBM WebSphere Application Server バージョン 7.0 テスト環境」を選択して、「次へ」をクリックします。
- ご使用条件を読みます。使用条件の条項に同意して、「次へ」をクリックします。
- Installation Manager の指示に従って、WebSphere Application
Server バージョン 7.0 をインストールします。
- 「フィーチャー」リストで、「IBM WebSphere Application Server Version 7.0 Feature Pack for OSGi Applications and Java Persistence API 2.0」の下の「OSGi アプリケーション」を必ず選択してください。