OSGi アプリケーション・プロジェクトの作成

OSGi アプリケーション・プロジェクトは、バンドルのセットをグループ化して一貫性のあるビジネス・ロジックを提供します。 アプリケーションは、Web 対応バンドルやパーシスタンス (JPA) 使用可能バンドルなど、さまざまなバンドル・タイプで構成できます。

始める前に

バンドル・プロジェクトを作成します
重要: OSGi アプリケーションに含まれるコンポジット・バンドルは、WebSphere® Application Server V8.0 以降でサポートされています。

このタスクについて

OSGi アプリケーションに含まれているバンドルは、アプリケーションにより分離されたサービスを提供します。サービスは、エクスポート用に構成されていない限り、アプリケーションの外部では表示されません。
  • サービスは、アプリケーションから別のアプリケーションへエクスポートできます。
  • サービスは、Web サービスとして公開するためにアプリケーションからエクスポートできます。
  • アプリケーションには、HTTP ワークロードを処理するための Web 対応バンドルを含めることができます。

サービスは、それらがアプリケーション外部からサービスをインポートするように構成されていない限り、アプリケーション外部のサービスを消費できません。インポートされたサービスは、その他のサービスまたはリモート・サービスのプロキシーになることができます。

手順

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「OSGi」 > 「OSGi アプリケーション・プロジェクト」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。新規 OSGi アプリケーション・バンドル・プロジェクト」ウィザードが開きます。
  2. 「プロジェクト名」フィールドで、アプリケーション・プロジェクトの名前を入力します。「次へ」をクリックします。
  3. ドロップダウン・リストから「ターゲット・ランタイム」を選択します。ターゲット・ランタイムを設定して、インストール済みのランタイム環境を定義します。ランタイムはビルド時にプロジェクトをコンパイルするために使用されます。「次へ」をクリックします。
  4. ウィザードの「OSGi アプリケーション」ページで、アプリケーション・プロジェクト別にグループ化するバンドルを選択します。「新規バンドル」をクリックして追加のバンドルを作成することもできます。 「終了」をクリックします。

タスクの結果

OSGi アプリケーション・プロジェクトがワークスペース内に作成されます。 アプリケーション・マニフェスト・ファイル META-INF/APPLICATION.MF には、OSGi フレームワークがバンドルのモジュラー・アスペクトを処理できるようにするためのメタデータが含まれています。アプリケーション・マニフェスト・ファイルについて詳しくは、アプリケーション・マニフェスト・ファイルを参照してください。

次のタスク

これでアプリケーション・プロジェクトの作成が完了したので、 EBA ファイルとしてのプロジェクトのエクスポート、サーバーへのアプリケーションの公開、および OSGi アプリケーションへのバンドルの追加または削除を行うことができます。

OSGi アプリケーション・プロジェクトの作成について詳しくは、以下のサブトピックを参照してください。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: tcrtappprj.html