OSGi プロジェクトを Maven プロジェクトに変換して、OSGi アプリケーションに Maven サポートを追加することができます。変換されたプロジェクトは OSGi アプリケーションのままですが、バンドルの構成 (ID、バージョン、依存関係など) は pom.xml ファイルで定義されます。
手順
- OSGi アプリケーションを右クリックし、を選択します。
- 「新しい POM の作成」ダイアログ・ボックスに入力します。 「グループ ID」、「成果物 ID」、および「バージョン」を入力するか、またはデフォルトを受け入れます。
オプションで、「名前」と「説明」を入力します。「パッケージ化」については、デフォルト値を受け入れてください。
- 「終了」をクリックします。
タスクの結果
プロジェクトに対して以下の変更が行われます。
- プロジェクトで使用するプロジェクト・オブジェクト・モデル (POM) ファイル pom.xml が生成されます。
このファイルには、既存の manifest.mf ファイルにある、依存関係を含むすべての構成が含まれます。
- Maven プロジェクトによってこのファイルが生成されたことを示すため、既存の manifest.mf ファイルが更新されます。生成された manifest.mf ファイルは編集しないでください。
プロジェクトに追加する新しい依存関係は、
pom.xml に指定されます。
pom.xml ファイル内の変更内容は、
自動的に
manifest.mf ファイル内に生成されます。
次のタスク
プロジェクトに WebSphere® Application Server API が使用されている場合、それらの API は、依存関係として POM ファイルに手動で追加する必要があります。
- Maven リポジトリーにサーバー API をインストールします。説明については、
『Maven リポジトリーへのサーバー API のインストール』を参照してください。
ヒント: API のローカル・リポジトリーへのインストールが必要なのは 1 回のみです。
- API への依存関係を追加します。API を Maven リポジトリーへ追加した場合は、プロジェクトを右クリックし、を選択します。モジュールを選択します。
これで、「グループ ID」フィールドと「成果物 ID」フィールドが更新されます。「有効範囲」を provided に設定します。
「OK」をクリックします。
Maven バンドルの JAR ファイルからパッケージをエクスポートする方法について詳しくは、以下のサブトピックを参照してください。