連邦情報処理標準 (FIPS) を有効にした WebSphere Application Server の構成

連邦情報処理標準 (FIPS) を有効にした WebSphere® Application Server に接続するようにワークベンチをセットアップすることができます。

始める前に

このタスクについて

ワークベンチを FIPS が有効な WebSphere Application Server に接続する方法は、以下のとおりです。

手順

  1. FIPS を有効にする正しいサーバー構成になっているか検証します。
    1. WebSphere Application Server の管理コンソールで、「連邦情報処理標準 (FIPS) の使用 (Use the Federal Information Processing Standard (FIPS))」オプションを 選択するなど、サーバー上で FIPS オプションを有効にするだけでなく、 サーバー上で sas.client.props および soap.client.props が正しく構成されているか検証します。
      重要: sas.client.props および soap.client.props ファイルの構成変更は、 サーバー・レベルではなく、プロファイル・レベルで行う必要があります。y:/profiles/profile_name/properties ディレクトリーのプロファイル・レベルにある、sas.client.props および soap.client.props ファイルを変更します。 y:/properties ディレクトリーのサーバー・レベルにある soap.client.props ファイルは 変更しないでください。ここで、y は WebSphere Application Server のインストール・ディレクトリーです。
      構成について詳しくは、「前提条件」セクションにある「連邦情報処理標準 (FIPS) Java セキュア・ソケット拡張機能ファイルの構成」トピックのリンクを参照してください。
      ヒント: メッセージ「FIPS が有効になりました」が SystemOut.log ファイルに表示されている場合 (このファイルは y:/profiles/profile_name/logs/server_name ディレクトリーに あります。ここで、y は WebSphere Application Server の インストール・ディレクトリーです)、FIPS がサーバー上で正常に有効になっています。
  2. リモート・サーバーに接続する場合、 以下の 2 つの場所にある sas.client.props ファイル、soap.client.props ファイル、 および java.security ファイルに対して同じ変更を行ったことを検証します。
    • 前提条件」セクションおよび前のステップで指示されているサーバー・ファイル。
    • ワークベンチ・ファイル: sas.client.props および soap.client ファイルは、x:/runtimes/base_v<y>_stub/profiles/profile_name/properties ディレクトリーにあります。java.security ファイルは、x:/runtimes/base_v<y>_stub/java/jre/lib/security ディレクトリーにあります。ここで、x は、この製品のインストール・ディレクトリーです。<y> は、WebSphere Application Server のバージョン・レベルです。
  3. 製品のワークベンチを開きます。
  4. WebSphere Application Server を開始します
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: tfipsv6.html