「フィルター」ウィザードで、認証フィルター、暗号化フィルター、データ圧縮フィルターなどの各種 Java EE フィルター・タイプ用の Java™ フィルター・クラスを作成することができます。
手順
- 「フィルター」ウィザードを開く。
- Web パースペクティブを開き、「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューを表示する。
- Web プロジェクトを右クリックし、を選択します。
「フィルターの作成
」ウィザードが開きます。
- フィルター・クラスを指定する。
- 既存のクラスを使用するには、「既存のフィルター・クラスの使用」チェック・ボックスを選択してから、「参照」をクリックして目的のクラスを見つけます。
- 新規のフィルター・クラスを作成するには、以下の情報を指定します。
- フィルター・クラスが配置されているソース・フォルダー。
- そのクラスが属する Java パッケージ (これを指定しないと、
クラスはデフォルト・パッケージに追加されます)。
注: リスナーは、Java ソース・フォルダー内に置いてください。
- フィルターのクラス名。「名前」フィールドに
入力した名前が、フィルターの URL マッピングの作成に使用されます。
- フィルター・クラスのスーパークラス。
このウィザードで作成済みのフィルターは、
階層内に Object を持つ任意のクラスをそのスーパークラスとして持つことができます。「参照」をクリックして、選択可能なスーパークラスから選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- フィルターの説明を入力する。
オプションで、初期設定パラメーターまたは選択の URL マッピングを追加し、
さらに「次へ」を選択します。
- 修飾子を選択して、フィルター・クラスを
public (パブリック)、abstract (抽象)、または final (最終) のどれにするかを指定する。
(クラスを同時に abstract と final にすることはできません。)
- javax.servlet.Filter がデフォルトの「インターフェース」として提供されます。
フィルターを実装するクラスをサブクラス化する場合、または階層内にフィルターを持つインターフェースを実装する場合は、フィルター・インターフェースを実装する必要はありません。
また、実装するインターフェースを追加することもできます。「追加」をクリックして、「インターフェースの選択」ダイアログを開きます。このダイアログでは、追加しようとするインターフェースの名前を「インターフェースの選択」フィールドに入力する
たびに、「対応する型」リスト・ボックスにリストされた使用可能なインターフェースのリストが動的に更新されて、
そのパターンに一致するインターフェースだけが表示されます。
インターフェースを選択して「修飾子」を表示し
、「追加」をクリックします。
終了したら「OK」をクリックします。
選択した修飾子が「インターフェース」ダイアログに表示されます。
- 作成するメソッド・スタブを選択する。
「継承された抽象メソッド」オプションは、(抽象
クラスを作成することがない限り) 実装する必要のある継承された抽象メソッド用のスタブを追加します。init()、destroy()、および doFilter() の各メソッドはすべて javax.servlet.Filter インターフェースに定義されているため、
新規フィルター・クラスごとにこれらのメソッドのスタブが自動的に生成されます。
- 「終了」をクリックする。
タスクの結果
作成したフィルターは
「フィルター」アイコンの下に表示されます。