Web サービス作成のための EJB Bean への注釈付け

EJB Bean 内のタイプ、メソッド、フィールド、およびパラメーターに注釈を付けて、Web サービスを指定することができます。

始める前に

前提条件:

このタスクについて

注釈を使用して EJB Bean から Web サービスを作成するステップは以下のとおりです。
  1. @WebService 注釈、および実装に必要なその他の注釈を使用して、EJB Bean に注釈を付けます。
  2. Web サービス・ルーター・モジュールの作成で説明されているように、Web サービス用の JMS または HTTP ルーター・モジュールを作成します。ご使用の EJB アプリケーションを WAR モジュールにパッケージする場合、ルーター・モジュールを作成する必要はありません (WebSphere Application Server v8 の新機能)。
  3. サーバーに公開して注釈付き EJB Bean から Web サービスを作成する で説明されているように、サーバーへアプリケーションを公開します。
EJB Bean に注釈を付けるには、次の手順を実行します。

手順

  1. エンタープライズ・エクスプローラー・ビ ューで、Java™ Bean をダブルクリックして、ファイルを Java エディターで開きます。
  2. Web サービスを実装する Java クラスで、@WebService 注釈、および @Stateless、@Stateful、または @Singleton 注釈を指定します。また、必要であれば、注釈の属性も指定します。
    • 注釈の追加中に表示されるエラーのほとんどは 、推奨されるクイック・フィックスを使用して解決できます。クイック・フィックスを表示するには、エラー・マーカーをクリックします。
    • 注釈または属性を既存の注釈に追加するには、この情報を手動でクラスに追加するのではなく、「注釈 (Annotations)」ビューを使用します。このビューは、注釈を処理するときに基本的な検証とガイダンスを提供します。
  3. オプション: これらの注釈およびその他の注釈を使用して、さらに Web サービスをカスタマイズします。
    • Web サービスを実装する Java クラスで、その Web サービスのためにカスタマイズするメソッドごとに @WebMethod 注釈を指定します。この注釈を使用すると、特定のメソッドをサービスから除外することができます。デフォルトでは、Object クラスの下にある継承メソッドを含め、すべての public メソッドがサービスで公開されます。
    • Web サービスで公開されるメソッドで、@WebParam 注釈および @WebResult 注釈を使用して、パラメーターと結果からメッセージ・パーツおよび XML 要素へのマッピングをカスタマイズします。
    • 例外クラスで、@WebFault 注釈を指定してクラスを WSDL 障害にマップします。

タスクの結果

注釈が Bean に追加されると、「サービス」ビューの JAX-WS 見出しの下に Web サービスがリストされます。 このビューで Web サービスを右クリックして「Web サービス・エクスプローラー でのテスト」または「汎用サービス・クライアントでの テスト」を選択することによって、Web サービスをテストすることができます。このビューでは、デプロイメント記述子の生成、およびサービスに関連するポリシー・セットの管理も行うことができます。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: twsanbuejb.html