オペレーティング・システムのパラメーターは、
組み込まれている WebSphere® Application Server 環境
のパフォーマンスを最適化するように、IBM® WebSphere Application Server Hypervisor
Edition 仮想イメージで自動的にチューニングされます。
仮想イメージに組み込まれている Novell SLES 11 オペレーティング・システムは、
パフォーマンスが向上するようにチューニングされています。以下の設定および変数は、
イメージ内に自動的に設定されています。
- timeout_timewait パラメーター
- Linux ファイル記述子 (ulimit)
- Linux ファイル記述子は、
サポートされるオープン・ファイルの数を指定します。ほとんどのアプリケーションについては、通常はデフォルト設定のままで十分です。
このパラメーターの設定値が低すぎると、ファイル・オープン・エラー、メモリー割り振り失敗、
または接続確立エラーが表示される場合があります。各種シェルの構文については、
ulimit コマンドに関する UNIX の参照ページ
で確認してください。
Korn シェル (ksh) で ulimit コマンドを 8192 に設定するには、
ulimit -n 8192 コマンドを実行します。システム・リソースのすべての制限について
現行値を表示するには、ulimit -a コマンドを使用します。
- 推奨値: 8192 ファイル
- 接続バックログ
- TCP_KEEPALIVE_INTERVAL パラメーター
- TCP_KEEPALIVE_PROBES パラメーター