システム管理機能 (SMF) を使用して、IBM® HTTP Server の操作統計を記録します。
このタスクについて
適切なモジュールをロードし、適切なディレクティブを設定し、SMFPRMxx parmlib メンバーを更新した後に、IBM HTTP Server 用に SMF タイプ 103 サブタイプ 13 レコードの記録を使用可能にすることができます。
手順
- mod_mpmstats モジュールおよび mod_status モジュールがサーバーにロードされていることを確認します。
- ExtendedStatus ディレクティブを使用可能にします。
デフォルトでは、ExtendedStatus ディレクティブは on に設定されています。
- SMFReportInterval ディレクティブを、レポート間隔の秒数に設定します。
以下に例を示します。
SMFReportInterval 600
サーバーがアイドルではない場合、サーバーは間隔ごとにレコードを書き込みます。デフォルトは 0 です。ディレクティブの値が 0 の場合、SMF レコードは書き込まれません。
- SMFPRMxx parmlib メンバーを編集して、SMF タイプ 103 サブタイプ 13 レコードの記録を使用可能にします。
表 1. SMF レコードのバイト範囲およびその説明バイト |
説明 |
0-3 |
プロセス ID |
4-7 |
準備ができているスレッドの数 |
8-11 |
ビジー・スレッドの数 |
12-15 |
読み取りスレッドの数 |
16-19 |
書き込みスレッドの数 |
20-23 |
ロギング・スレッドの数 |
24-27 |
ドメイン・ネーム・サーバー・スレッドの数 |
28-31 |
クローズ・スレッドの数 |
32-35 |
キープアライブ・スレッドの数 |
36-43 |
転送キロバイト数 |
44-51 |
処理要求数 |
52-55 |
サーバー名の長さ |
56+サーバー名の長さ |
サーバー名 |