IBM HTTP Server の WLM ディレクティブ

wlmSubSysType、wlmCollectionName、および wlmTranClass の各ディレクティブを使用して、ワークロード管理 (WLM) の HTTP 要求を分類します。

wlmSubSysType ディレクティブ

wlmSubSysType ディレクティブは、WLM で定義されたサブシステム・タイプを示します。

ディレクティブは、httpd.conf ファイルに 1 回のみ指定できます。
トラブルの回避 トラブルの回避: ディレクティブを複数回指定すると、proc.errors ファイルでメッセージを受け取ります。 サーバーは始動できません。gotcha
ディレクティブの項目 説明
構文 wlmSubSysType wlm_subsystem

CB 値は WLM で定義されていて、WebSphere® Application Server 用に予約されているため、wlm_subsystem に値 CB を使用できます。

有効範囲 有効範囲はグローバルのみです。このディレクティブは他のディレクティブ内に存在させることはできません。
デフォルト なし

wlmCollectionName ディレクティブ

wlmCollectionName ディレクティブは、WLM ISPF パネルの名前見出しの修飾子部分で定義された集合名を示します。

このディレクティブは、WLM の HTTP 要求の分類のために、httpd.conf ファイルで少なくとも 1 回定義する必要があります。

ディレクティブの項目 説明
構文 wlmCollectionName collection_name

オプションとして、値を NA に設定して WLM モジュールが別プログラムの作成時に WLM 集合名を設定しないようにすることができます。

有効範囲 このディレクティブは、VirtualHost、Directory、および Location の各ディレクティブ内に存在させることができます。このディレクティブは、ディレクティブの外側に存在させることもできます。
デフォルト なし

wlmTranClass ディレクティブ

wlmTranClass ディレクティブは、WLM ISPF パネルの名前見出しの修飾子部分で定義されたトランザクション・クラスを示します。

このディレクティブは、WLM の HTTP 要求の分類のために、httpd.conf ファイルで少なくとも 1 回定義する必要があります。

ディレクティブの項目 説明
構文 wlmTranClass transaction_class
有効範囲 このディレクティブは、VirtualHost、Directory、および Location の各ディレクティブ内に存在させることができます。このディレクティブは、ディレクティブの外側に存在させることもできます。
デフォルト なし
参照トピック    

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最終更新: October 08, 2014 06:19 PM EDT
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ファイル名: rihs_wlmdirs.html