ワークロード管理 advisor

WLM は、MVS メインフレームで実行されるコードです。WLM に 照会して、MVS マシンの負荷について尋ねることができます。ご使用の OS/390 システムで MVS 作業負荷管理が構成済みである場合、Dispatcher は、WLM から容量情報を受け取り、その情報をロード・バランシング処理で使用できます。

WLM advisor を使用して、Dispatcher は、定期的に Dispatcher ホスト・テーブルにある 各サーバーの WLM ポートを介して接続をオープンし、戻された容量を表す整数を受け取ります。これらの整数は その時点で使用可能な容量を表しますが、Dispatcher は各マシン の負荷を表す値を想定しているので、容量を表す整数は advisor によって反転され、負荷値に正規化されます (すなわち、 容量を表す整数が大きくて負荷値が小さいことは、サーバーの状態が良いことを 表します)。結果として得られる負荷は、manager 報告書の System 列に入ります。

WLM advisor と他の Dispatcher advisor の間には、重要な違いがいくつかあります。

Metric Server の制約事項: Metric Server エージェントのように、WLM エージェントは、個々のプロトコル特有のサーバー・デーモンではなく、サーバー・システム全体について報告します。Metric Server および WLM は、結果を manager 報告書の system 列に入れます。そのため、WLM advisor および Metric Server の両方を同時に実行することはできません。

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Last updated: May 28, 2013 08:30 AM EDT
File name: cprf_wlm.html