基本的なエレクトロニック・コマース Web サイトは、 企業消費者間ネットワークです。 一般的に、企業がインターネットに進出する最初のフェーズでは、Web 上にサイトを 作ることにのみに焦点が置かれます。 企業情報と商品カタログがデジタル・フォーマットに変換され、Web サイトで表示可能になります。 ショッピングは電子メール・アドレス、 電話番号、および FAX 番号の提供によって可能になり、 さらに、自動化されたフォームによっても可能になります。 しかし、本当のオンライン・ショッピングを行うことはできません。 注文の処理に人的な作業を必要とするため、 すべてのトランザクションに必ず待ち時間が伴います。
2 番目のフェーズでは、企業は直接オンライン購入用のセキュア・ショッピング・カートを実装することによって、 この待ち時間を取り除き、販売操作を能率的にします。 これらの販売トランザクションを完全なものにするには、 ウェアハウス・データベースとの同期化を図り、 バンキング・システムとの統合が非常に重要になります。 在庫のない商品は販売できず、 その品目について顧客の会計に課金することはできません。 同様に、有効な会計上のトランザクションが発生するまで、 在庫の商品を取り出して顧客に配送することはできません。
3 番目のフェーズでは、企業の Web サイトはさらに進化し、 顧客はクライアントへと発展し、各クライアントにはそれぞれ固有のコンテンツが 示される、動的なプレゼンテーション・サイトへと発展します。
次のシナリオには、Load Balancer および Caching Proxy の両方が含まれています。
重要: Caching Proxy は、すべての Edge Components インストールで利用可能です。ただし、以下の例外があります。