Tivoli Access Manager プラグインの使用

Caching Proxy プラグインは、Tivoli Access Manager (以前は Tivoli Policy Director) とともに提供され、Caching Proxy が Access Manager を認証および許可に使用できるようにします。このプラグインによって、Web アクセス制御に Access Manager を使用する企業は、プロキシー・サーバー 用に個別の許可スキーマをセットアップする重複した作業を必要とせずに、Edge テクノロジーを追加できます。

Tivoli Access Manager についての追加情報は、製品 Web サイト http://www.ibm.com/software/tivoli/products/ をご覧ください。ソフトウェアおよびハードウェア要件と Access Manager プラグインのインストールについては、Tivoli Access Manager とともに提供される文書を参照してください。

注:
Tivoli Access Manager プラグインは、Red Hat Linux ではサポートされていません。Linux プラットフォームに関する現在のサポート情報については、Tivoli にご連絡ください。

構成

Caching Proxy 用のセットアップ・スクリプトは、Access Manager プラグインとともに提供されます。

構成スクリプトを使用する前にとるステップ

スクリプトを実行する前に、以下を実行してください。

構成スクリプトの使用

セットアップ・スクリプトは wslconfig.sh という名前で、/opt/pdweb-lite/bin/ ディレクトリーで提供されています。プロンプトに応じて、Access Manager 管理者 ID および LDAP 管理者名を入力してください。

構成スクリプトでは、以下のステップが自動的に実行されます。

Caching Proxy および Access Manager プラグインの始動

プロキシー・サーバー および Access Manager プラグインを構成した後に、ibmproxy start ではなく wslstartwte コマンドを使用して プロキシー・サーバー を始動します。 wslstartwte コマンドは、Access Manager プラグインが初期化のために必要とする環境変数を自動的にロードします。 プロキシー・サーバー の始動時に wslstartwte を使用しない場合は、 Access Manager プラグインに関するエラー・メッセージが表示されます。プラグインが使用されているときには、対応する停止コマンド ibmproxy stop がまだ有効です。