Caching Proxy API の概要
この API は、Caching Proxy へのインターフェースであり、これを使用してプロキシー・サーバーの
基本機能を拡張することができます。拡張機能またはプラグインを作成し、次の例を含むカスタマイズされた処理を実行できます。
- 基本認証ルーチンを拡張するか、あるいはサイト特有のプロセスと置き換える。
- エラー処理ルーチンを追加して、問題を追跡したり、重大な状態に対して警報を出す。
- サーバー参照やユーザー・エージェント・コードなど、要求元クライアントから送られる情報を検出し追跡する。
Caching Proxy API には、以下の利点があります。
- 効率
- この API は、Caching Proxy が使用するスレッド化された処理システム用に特別に設計されています。
- 柔軟性
- この API には用途の広い豊富な関数が含まれています。
- この API はプラットフォームから独立し、言語的に中立です。これはすべての Caching Proxy プラットフォーム
で稼働し、それらのプラットフォームでサポートされるほとんどのプログラミング言語
でプラグイン・アプリケーションを書くことができます。
- 使いやすさ
- 単純データ型が値ではなく、参照によって渡されます (例えば long * や char * など)。
- 関数ごとにパラメーター数が固定されています。
- C 言語のバインディングが含まれています。
- プラグインは、割り振り済みメモリーに影響を与えません。プラグイン・アプリケーションは、
他の Caching Proxy プロセスとは無関係にメモリーの割り振りと解放を行います。