advisor は、定期的に各サーバーとの TCP 接続をオープンして、サーバーに要求メッセージを送信します。メッセージの内容は、サーバーで実行されるプロトコルに固有のものです。例えば、HTTP advisor は HTTP "HEAD" 要求をサーバーに送信します。
advisor は、サーバーからの応答を listen します。advisor は、応答を受け取るとサーバーの評価を行います。 この「負荷」値を計算するために、ほとんどの advisor では、サーバーが応答するまでの時間を測定して、この値 (ミリ秒単位) を負荷として使用します。
次に advisor は、負荷値を manager 機能に報告します。 この値が、manager 報告書の "Port" 列に出力されます。manager は、その割合に応じて全送信元からの重み値を集計して、これらの重み値を executor 機能に設定します。executor は、これらの重みを使用して、新規の着信クライアント接続のロード・バランシングを行います。