WebSphere Application Server Edge Components の紹介

WebSphere® は、 企業間 e-commerce 用アプリケーションなどの次世代 e-business アプリケーションの、 企業による開発、配置、および統合を可能にするインターネット・インフラストラクチャー・ソフトウェアです。WebSphere ミドルウェアは、単純な Web 公開から企業規模のトランザクション処理までのビジネス・アプリケーションをサポートします。

WebSphere Application Server は、WebSphere プラットフォームの基盤として、ユーザーによるビジネス・アプリケーションの設計、実装、配置、および管理を可能にする包括的なミドルウェアのセットを提供します。 これらのアプリケーションは、単純な Web サイト・ストアフロントから 組織のコンピューター・インフラストラクチャーの完全な改訂などのより複雑なタスクにまで及びます。

パーソナライゼーションなどのプロセッサー集中機能は、 すべての e-business の競争力を高めます。 ただし、これらの機能を中央サーバーに常に任せていると、 インターネットへの重要な機能の拡張が妨げられる可能性があります。 したがって、新しい Web アプリケーションを常に追加して、 企業のインターネット・インフラストラクチャーの範囲を広げて性能を高める必要があります。 また、e-business にとって、 信頼性とセキュリティーは極めて重要です。 サービスがごく短い間中断するだけで、 ビジネス機会の損失を招く場合があります。

Edge Components (旧 Edge Server) は、WebSphere Application Server オファリングの一部になりました。 Edge Components を WebSphere Application Server と共に使用すると、Web サーバーへのクライアント・アクセスを制御して、インターネットまたは企業のイントラネットを介して Web ベース・コンテンツにアクセスするユーザーに、企業がより良いサービスを提供できるようになります。 Edge Components を使用すると、Web サーバーの輻輳 (ふくそう) を削減し、コンテンツの可用性を高め、Web サーバーのパフォーマンスを向上させることができます。 Edge Components は、その名前が示すとおり、通常、企業のイントラネットとインターネットの境界に (ネットワーク構成上) 近い位置にあるマシンで実行されます。

WebSphere Application Server には、Caching Proxy および Load Balancer Edge components が含まれています。