サーバー・アクティビティー・モニターの使用

Caching Proxy のサーバー活動モニターは、サーバーおよびネットワークのパフォーマンス統計、サーバーおよ びネットワークの状況、およびアクセス・ログ項目を表示します。このモニターはリモート側で使用することができ、プロキシー・サーバーを実行している同じマシン上になくてもかまいません。 サーバー活動はデフォルトで使用可能にされており、構成は必要ありません。

サーバー活動モニターを開くには、以下の 2 とおりあります。

構成クライアント内のその他のフォームとは異なり、このカテゴリーのフォームでは、サーバーの構成を設定するのではなく、サーバーの使用状況に関するデータが表示されます。これらの フォームでは、単一のコンソール・ウィンドウに表示できる情報よりも相当に多くの 情報が提供されます。

以降のセクションでは、「サーバー活動モニター」が提供する情報のタイプ、 およびその情報を使用してパフォーマンスを調整する方法を示しています。

以下の「サーバー活動モニター」ページを使用できます。

これらのページのそれぞれには「最新表示」ボタンがあり、これを使用すると、 情報を更新できます。

活動統計

表 4 は、「活動統計」ページの例です。

表 4. 活動統計
活動統計
接続 1 アクティブ、431 最大
応答時間 利用不能
スループット 0 接続/秒
今日処理した要求 0
処理した要求の総量 114
要求エラー 3

これらのサーバー活動統計を使用して、アクセス要求の数、応答時間、スループット、今日処理した要求数、処理済みの合計要求数、エラーなどによって、サーバーのトラフィックをモニターすることができます。 以下の構成変更によって、「活動」ページの統計が影響を受けます。

ネットワーク統計

表 5 は、「ネットワーク統計」ページの例です。

表 5. ネットワーク統計
ネットワーク統計
送信データ: 1KB/秒
着信データ: 1KB/秒
保存された帯域幅: 3KB (0KB/秒)
今日保存された帯域幅: 0KB (0KB/秒)

ネットワーク統計」フォームは、プロキシーが実行中のネットワークに関する情報 (送受信バイト数によるデータ速度を含む) を提供します。

アクセス統計

アクセス統計」ページには、アクセス・ログの中の 最新の 20 項目が表示されます。このページには、プロキシー・アクセス・ログ (黒のタイプ) およびキャッシュ・アクセス・ ログ (青のタイプ) の中の最新の項目が表示されます。 ログの対象となるものをカスタマイズすることによって、表示内容をカスタマイズできます。アクセス・ログ統計についての詳細は、アクセス・ログ・フィルターを参照してください。

プロキシー・アクセス統計

プロキシー・アクセス統計」フォームでは、どの URL が要求された か、URL がキャッシュから提供されたことなど、プロキシー活動に関する情報が提供 されます。 URL のあとには、クライアントに提供される戻りコードとバイト単位のファイル・サイズが 示されます。 以下の設定によって、プロキシー・アクセス統計を改善できます。

キャッシュ統計

キャッシュが使用可能な場合、「キャッシュ統計」ページには最新のキャッシュ ・アクセス情報が表示されます。 以下のようなキャッシュと索引に 関する情報が提供されます。

多くのキャッシュ構成オプションでキャッシュ統計結果が変更されます。(プロキシー・サーバー・キャッシングの構成を参照)

キャッシュ・リフレッシュ要約

キャッシュ・エージェントがキャッシュにファイルをプリロードするように構成されている場合には、「キャッシュ・リフレッシュ要約」ページにキャッシュ・エージェントの最後の実行に関する情報が表示されます。 情報を表示するには、キャッシュ・エージェントが少なくとも一度は実行されている必要があります。キャッシュ・エージェントのリフレッシュ方法を変更するには、以下の事項について検討してください。