WebSphere Load Balancer for IPv4 and IPv6
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問題: dscontrol コマンドまたは lbadmin コマンドが失敗する

  1. dscontrol コマンドが「エラー: サーバーが応答していません」を戻しています。 あるいは lbadmin コマンドが「エラー: RMI サーバーにアクセスできません」を戻しています。 ユーザーのマシンに socks 化スタックがある場合に、これらのエラーが起こることがあります。この問題を訂正するには、socks.cnf ファイルを編集して、以下の行を書き込みます。
    EXCLUDE-MODULE java
    EXCLUDE-MODULE javaw
  2. Load Balancer インターフェース (コマンド行、グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI)、およびウィザード) の管理コンソールは、リモート・メソッド呼び出し (RMI) を使用して dsserver と通信します。デフォルトの通信では 3 つのポートを使用し、それぞれのポートが dsserver 開始スクリプトに設定されます。
    • 10099。dscontrol からのコマンド受信用
    • 10004。Metric Server へのメトリック照会送信用
    • 10199。RMI サーバー・ポート用

    これは、管理コンソールの 1 つがファイアウォールと同じマシンで、あるいはファイアウォール経由で実行されている場合、問題の原因となる可能性があります。 例えば、Load Balancer がファイアウォールと同じマシンで実行されていて、dscontrol コマンドが出されると、「エラー: サーバーが応答していません」などのエラーが出される場合があります。

    この問題を避けるには、dsserver スクリプト・ファイルを編集して、ファイアウォール (または他のアプリケーション) 用に RMI が使用するポートを設定します。 行 LB_RMISERVERPORT=10199 を LB_RMISERVERPORT= yourPort に変更します。ここで、yourPort は別のポートです。

    完了したら、dsserver を再始動し、ポート 10099、10004、10199、および 10100、あるいは管理コンソールの実行元のホスト・アドレス用に選択されてポートのトラフィックをオープンします。

  3. これらのエラーは、dsserver を開始していない場合にも起こります。
  4. マシン上に複数のアダプターがある場合、dsserver スクリプトに以下のような行を追加することによって、dsserver が使用するアダプターを指定する必要があります。java.rmi.server.hostname=<host_name or IPaddress>

    例: java -Djava.rmi.server.hostname="10.1.1.1"



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最終更新: 2008 年 7 月 31 日 3:18:06 PM EDT
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