WebSphere® Virtual Enterprise は、ルール式で演算子をサポートしています。これらの演算子は、WHERE または HAVING 文節の内部に現れるので、構造化照会言語 (SQL) 用語では述部 とも呼ばれます。演算子は大/小文字を区別しません。
演算子 | 説明 |
---|---|
OR | 論理 OR 演算子。 |
AND | 論理 AND 演算子。 |
NOT | 否定演算子。 |
IN | 単一の式に複数の値を持つオペランドを表します。その意味は、演算子に対する SQL 標準の意味と整合します。
例えば、ポート値を 9080、9090、9091 などの値のいずれかまたはそのすべての可能性がある場合、以下の式フラグメントを使用します。
port IN (9080,9090,9091)
SQL では、括弧内の値の表し方は、ポートのデータ・タイプによって決まります。port が整数の場合、単一引用符がなくても値は構文的に正しくなります。port がストリングの場合、正しい式は、以下のようになります。
port IN ('9080','9090','9091') |
LIKE | ストリング・オペランド値のパターン・マッチングを表わします。値には、パターン・マッチングの始まりが予期される位置にワイルドカード文字 (%) が含まれている必要があります。 例えば、
host LIKE %blancaという式は、blanca という語および blanca で終わるすべての語に一致し、 host LIKE blanca%という式は、blanca という語および blanca で始まるすべての語に一致します。 host LIKE %blanca%という式は、blanca という語およびトークン blanca が埋め込まれたすべての語に一致します。 コード実装の観点からは、java.util.regex.Pattern クラスが使用されます。 |
= | 等価演算子は、大/小文字を区別した一致を表します。 |
> | より大演算子は、数値オペランドで使用されます。 |
>= | より大演算子または等価演算子は、数値オペランドで使用されます。 |
< | より小演算子は、数値オペランドで使用されます。 |
<= | より小演算子または等価演算子は、数値オペランドで使用されます。 |
< > | 非等価演算子。 |
BETWEEN | AND とともに使用して、最初の (低い) 値と最後の (高い) 値を含む、ある範囲の値を選択します。これら 2 つの値を一緒にして、数と日付の値に対して使用します。 |
IS NULL | オペランドに NULL 値が含まれているかどうかをテストします。 |
IS NOT NULL | オペランドに NULL 以外の値が含まれているかどうかをテストします。 |