WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


報告書の作成と管理

報告書を使用することで、仮想環境のパフォーマンスを表示できます。 可用性、応答時間、トラフィック、スループットなどの統計を表示できます。

始める前に

このタスクについて

報告書は、ランタイム・データを表示した図表です。 このデータを使用して環境をモニターし、必要に応じて修正処置を行うことができます。

プロシージャー

  1. 報告書」タブを開きます。報告書」タブには、管理コンソールの複数の場所からアクセスできます。
    • 「ランタイム操作」 > 「報告書」
    • 「サーバー」 > 「 すべてのサーバー」 > server_name > 「報告書」
      制約事項: オンデマンド・ルーター (ODR) サーバーでは、「報告書」タブは使用できません。
    • 「サーバー」 > 「動的クラスター」 > dynamic_cluster_name > 「報告書」
    • 「サーバー」 > 「クラスター」 > cluster_name > 「報告書」
    • 「アプリケーション」 > 「すべてのアプリケーション」 > application_name > 「報告書」
    • 「動作ポリシー」 > 「サービス・ポリシー」 > service_policy_name > 「報告書」
    .
  2. 操作可能アラートに基づいて処置します。 操作可能アラートは、ご使用の環境内のリソース状況を表示します。 具体的なリソースの名前が強調表示されるため、構成パネルへの移動や、そのリソースの図表の表示を行って、修正処置を実行できます。
  3. 報告書および図表の設定を構成します。報告書設定」を展開します。 この設定はグローバルで、作成されるすべての新規図表に適用されます。 ただし、これらの設定は、既存の図表の設定は変更しません。 既存の図表の設定を変更するには、その図表で「設定」をクリックします。
  4. 新しい図表を追加します。新規図表タブを開く」をクリックします。 新規タブが開き、空白の図表が表示されます。「データの追加」をクリックして、モニターするデータ・セットおよびメトリックを指定します。 「ランタイム操作」>「報告書」パネルから「報告書」タブにアクセスした場合は、図表の有効範囲を指定できます。「スコープの変更...」をクリックします。
  5. 図表グループの作成、アクセス、および除去を行います。 図表グループはグローバルで、任意の「報告書」タブからアクセスできます。
    • 作成: タブ内にある特定の図表のセットを保存する場合は、「図表タブの現行グループ構成を図表グループとして保存」に名前を入力して、「保存」をクリックします。
    • アクセス: 後で任意の報告書パネルから図表グループにアクセスするには、「保存済み図表グループ」を表示し、その図表グループの名前をクリックします。

      管理コンソールで他のタスクを行う場合も引き続き図表をモニターできるように、図表を新しいウィンドウで開くこともできます。「新しいウィンドウに図表を表示」をクリックします。図表を新しいウィンドウから図表グループに戻す場合は、「図表を図表グループに表示」をクリックします。

    • 除去: 図表グループを除去するには、「保存済み図表グループ」から図表グループを選択し、「図表グループの除去」をクリックします。

次に実行する作業

操作可能アラートの読み込みに時間がかかる場合は、カスタム・プロパティーを構成して、キャッシュ初期化中のアラートの読み込み方法を変更することができます。

カスタム・プロパティーを構成して、表示されるデータ・セットの最大数を指定したり、どのようなセル情報が表示されるかを制限することができます。




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ランタイム・オペレーションの概要
タスク管理
関連タスク
動的操作のためのホスト環境の準備
操作のモニター
関連資料
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時34分39秒EDT
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