WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows


アプリケーション・エディション・マネージャーの状態

すべてのアプリケーションのランタイム状態は実行中または停止で、構成状態は「存在しない」または「存在する」です。WebSphere® Virtual Enterprise のアプリケーション・エディションには、WebSphere Application Server アプリケーションのこれらの状態以外にも、追加の構成済みの状態があります。 これらの追加の構成状態は、既存の状態のサブ状態として考慮してください。

アプリケーション・エディション・マネージャーのエディションは、複数の状態に遷移します。アプリケーションの実行中と停止間のランタイム状態遷移は、開始操作および停止操作によって発生します。アプリケーションの「存在しない」と「存在する」間の構成状態遷移は、アプリケーションをインストールまたはアンインストールすると発生します。アプリケーション・エディションの状態が遷移すると、インストール、妥当性検査、アクティブ化、ロールアウトの実行、非アクティブ化、アンインストールなどのさまざまなアクションが発生します。以下の表には、遷移とその結果のアクションをリストしてあります。

表 1. 状態遷移
元の状態 後の状態 遷移のアクション 注意
存在しない 活動停止 アプリケーション・エディションのインストール (なし)
活動停止 妥当性検査 妥当性検査1 妥当性検査のデプロイメント・ターゲットの作成
活動停止 アクティブ状態 ロールアウトのアクティブ化または実行1 ロールアウトを実行すると、以前のエディションが非アクティブ化されます。
妥当性検査 アクティブ状態 ロールアウトの実行1 妥当性検査のデプロイメント・ターゲットの削除
アクティブ状態 活動停止 非アクティブ化1 (なし)
アクティブ状態 存在しない アプリケーション・エディションのアンインストール (なし)

妥当性検査

活動停止

妥当性検査の取り消し

妥当性検査のデプロイメント・ターゲットの削除

活動停止 存在しない アプリケーション・エディションのアンインストール (なし)

1妥当性検査、アクティブ化、ロールアウトの実行、および非アクティブ化は、アプリケーション・エディション・マネージャーで導入された新規のアプリケーション・エディションの操作です。




関連概念
アプリケーション・エディション・マネージャーの稼働環境
アプリケーション・エディション・マネージャー
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時29分17秒EDT
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