コマンド行を使用してミドルウェア・ノードを WebSphere® Virtual Enterprise セルにフェデレートできます。
始める前に
- WebSphere Virtual Enterprise を使用するよう、WebSphere Application Server デプロイメント・マネージャー・プロファイルを拡張します。
ノードにミドルウェア・エージェントをインストールします。
問題の回避: 各ミドルウェア・ノードには、各エンドポイントと
WebSphere Application Server に関連する
リソースに対して同じネットワーク・ビューがなければなりません。ホスト・ファイル内の
WebSphere Application Server に関連するすべてのホスト・エントリーまたはホスト別名は、
ミドルウェア・エージェントを実行するノード上のホスト・ファイルを含む、
構成内のその他の各ミドルウェア・ノード上のホスト・ファイルに含まれていなければなりません。例えば、
nodeA ノードのホスト・ファイルで agentA と呼ばれる製品関連ホスト別名を
定義する場合、各ミドルウェア・ノード上のホスト・ファイルには、agentA ホスト別名のエントリーが
含まれていなければなりません。
gotcha
このタスクについて
ミドルウェア・エージェントのインストール時にミドルウェア・ノードがセルにフェデレーテッドされていない場合は、そのノードをフェデレートします。
このタスクは、コマンド行または管理コンソールを使用して実行できます。
プロシージャー
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コマンド行からノードをフェデレートするには、以下のようにします。
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ミドルウェア・ノードのコンピューターから addAgent.sh または addAgent.bat コマンドを実行して、ノードをフェデレートします。
コマンドの形式は以下のとおりです。
agent_install_root/bin/addAgent.sh(bat) -host deployment_manager_host -port
deployment_manager_console_port -user administrative_id
-password administrative_password
例: 以下の例では、コンピューター xdblade03b からノードをフェデレートします。
addAgent.sh -host xdblade03b -port 9060 -user admin -password admin
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エージェントを開始します。
ミドルウェア・ノードから以下のコマンドを実行します。
agent_install_root/bin/StartAgent.sh(bat)
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管理コンソールからエージェントを開始するには、以下のようにします。
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管理コンソールで、「システム管理」>「ミドルウェア・ノード」を選択します。
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「操作可能アクションの選択」メニューから、「エージェントの開始
」を選択します。
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「実行」をクリックします。
結果
ミドルウェア・ノードは、製品セルの非管理対象ノードとして表示されます。ノードの統合および追加で問題が発生したときは、
次のログ・ファイルを確認してください。
- install_root/logs/addAgent.log ファイル (addNode コマンド・エラーの場合)
- install_root/logs/middlewareagent/SystemOut.log ファイル
- install_root/logs/middlewareagent/SystemErr.log ファイル
次に実行する作業
ミドルウェア・サーバーおよび動的クラスターを構成します。