WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


サポートされるハードウェア仮想化環境

WebSphere® Virtual Enterprise を仮想化ハードウェアにデプロイする場合、あらかじめ、使用しているハードウェア仮想化プラットフォームに関する制約を理解する必要があります。

要確認: このページには、さまざまなハードウェア仮想化プラットフォームのサポートに関する最新の情報をリストしています。
表 1. ハードウェア仮想化環境
仮想化プラットフォーム 制約事項 サポートされるプロセッサー共有モード

ESX バージョン 3.5

[Version 6.1.1 and later] VMware vSphere 4

ESX または VMware vSphere 4 に対しては、共有モードと専用モードがサポートされますが、 ESX または VMware vSphere 4 ハイパーバイザー、または WebSphere Virtual Enterprise が稼働しているハイパーバイザーの管理下にある vCenter と通信するように WebSphere Virtual Enterprise を構成する必要があります。
POWER5 および POWER6 (Micro-Partitioning) 上の AIX 5.3 および AIX 6.1

[Version 6.1.1 and later] 必要な構成ステップについては、POWER5 および POWER6 (Micro-Partitioning) 上での AIX 5.3 および AIX 6.1 の構成 を参照してください。

上限なし共有プロセッサー区画の場合、均等な区画の重みが推奨されます。ワークロード分散およびサーバー配置上の決定を下す際には、WebSphere Virtual Enterprise は、区画から物理マシンへのマッピングを行わず、区画の重みを使用しません。

[Version 6.1.1 and later] 上限付きまたは上限なしモードの AIX Micro-Partitioning ではすべての WebSphere Virtual Enterprise フィーチャーがサポートされます。

共有上限付き、共有上限なし、および専用のモードは、POWER5 と POWER6 の両方でサポートされます。 専用供与および複数共有プールは、POWER6 でのみサポートされます。

POWER (Micro-Partitioning) 上の Linux 専用モードについてはありません。 専用。
z/VM 上の Linux
  • ゲスト・オペレーティング・システムは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.0, 5.1, 5.2 または SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10 でなければなりません。
  • zSeries オペレーティング・システム・イメージ上の Linux の物理的な論理区画 (LPAR) へのマッピング: WebSphere Virtual Enterprise は、ゲスト・オペレーティング・システムとして Linux を稼働している複数の z/VM 仮想マシンに対してワークロードのバランスを取ることができます。しかし、z/VM イメージ上の仮想マシンをホストしている LPAR の認識はなく、したがって、LPAR レベルのワークロードに基づいてワークロード・バランシングの決定を行うことはできません。
  • サービス・ポリシーの目標: WebSphere Virtual Enterprise の管理下にないワークロードは、同じ z/VM イメージ上の他の仮想マシンで実行されている可能性があります。 このワークロードにより、サービス・ポリシーの目標に影響が出る可能性があります。
専用および共有。
Sun (Zones) 上の Solaris Operating Environment 10 専用モードについてはありません。 専用。
Virtual Partition (vPars) または Integrity VM を使用する HP に対する HP-UX 11i v3 現在は、サポートされていません。 なし。
Linux Xen [Version 6.1.1 and later]
  • SLES 11 以降を使用する必要があります。
  • 刻時を正しく設定するには、SUSE Linux Virtual Machines: Section 7.4.3 Virtual Machine Clock Settings の指針に従う必要があります。
  • 準仮想化モードは、完全仮想化モードに重ねて使用します。完全仮想化モードは、システムのパフォーマンスに重大な影響を及ぼすネットワーク・ボトルネックを導く可能性があります。このパフォーマンス上の問題は、特に大きなトポロジーの場合に考えられます。
Microsoft Hyper-V 現在は、サポートされていません。 なし。



関連概念
仮想化と WebSphere Virtual Enterprise
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分01秒EDT
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