WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


healthpolicy.py スクリプト

healthpolicy.py スクリプトを使用すれば、ヘルス・ポリシーからメンバーを作成、除去、および追加することができます。

目的

healthpolicy.py スクリプトを使用して、以下のことができます。
非推奨フィーチャー: このスクリプトは、バージョン 6.0 のリリースで有効でした。新しくなったヘルス・ポリシー機能を構成するには、ヘルス・ポリシー管理用タスク を使用してください。depfeat

ロケーション

healthpolicy.py スクリプトは、install_root¥bin ディレクトリーにあります。

使用法

healthpolicy.py スクリプトを実行するには、 次のコマンドを実行します。
./wsadmin.sh -lang jython -f healthpolicy.py <operation> [options]

<operation> [options] 変数は、 タスクに合わせて適切なオペレーションとオプションに置き換えてください。

ヘルス・ポリシーを変更するには、コンフィギュレーター または管理者の管理のロールが必要です。

オペレーション

以下のオペレーションは、 healthpolicy.py スクリプトと併用できます。
  • createHealthPolicy: メンバーなしの新規ヘルス・ポリシーを作成します。addMember オペレーションを使用すれば、後でメンバーを追加できます。
    表 1. createHealthPolicy オプション
    オプション 説明
    --hpname セル内で固有の名前をヘルス・ポリシーに指定します。
    --hcond 以下のヘルス状態のタイプの 1 つを表す整数を指定します。
    • 0 = 経過時間
    • 1 = 作業
    • 2 = 過大な応答時間
    • 3 = 過大なメモリー
    • 4 = メモリー・リーク
    • 5 = 滞留要求
    • 6 = ストーム・ドレーン
    --hrs
    リアクションを表す整数を指定します (タイプに依存)。 複数のリアクションをコンマで分離します。
    • 0 = 再始動 [デフォルト]
    • 1 = スレッド・ダンプ
    • 2 = ヒープ・ダンプ
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    --hpd ヘルス・ポリシーのオプション説明を指定します。
    表 2. 状態固有のオプション
    オプション 説明
    経過時間の状態パラメーター
    --tt 最大経過時間の値を指定します。
    --tunits
    以下の時間単位の 1 つを表す整数を指定します。
    • 0 = ミリ秒
    • 1 = 秒
    • 2 = 分
    • 3 = 時
    • 4 = 日
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    作業の状態パラメーター
    --reqs 作業ポリシーの要求の数を指定します。
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    応答時間の状態パラメーター
    --tt 最大応答時間を指定します。
    --tunits
    以下の時間単位の 1 つを表す整数を指定します。
    • 0 = ミリ秒
    • 1 = 秒
    • 2 = 分
    • 3 = 時
    • 4 = 日
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    メモリーの状態パラメーター
    --perc 過大なメモリー・ポリシーに対するヒープ・サイズの百分率を指定します。
    --tt メモリー・ポリシーに対するしきい値を超える時間を指定します。
    --tunits
    以下の時間単位の 1 つを表す整数を指定します。
    • 0 = ミリ秒
    • 1 = 秒
    • 2 = 分
    • 3 = 時
    • 4 = 日
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    メモリー・リークの状態パラメーター
    --level リーク検出のレベルを表す整数
    • 0 = 積極的
    • 1 = 標準 [デフォルト]
    • 2 = 保守的
    --hrs リアクションを表す整数を指定します (タイプに依存)。 複数のリアクションをコンマで分離します。
    • 0 = 再始動 [デフォルト]
    • 2 = ヒープ・ダンプ
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    滞留要求の状態パラメーター
    --perc 滞留要求ポリシーに対するタイムアウト百分率
    --hrs リアクションを表す整数を指定します (タイプに依存)。 複数のリアクションをコンマで分離します。
    • 0 = 再始動 [デフォルト]
    • 1 = スレッド・ダンプ
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
    ストーム・ドレーンの状態パラメーター
    --level ストーム・ドレーン検出のレベルを表す整数
    • 1 = 標準 [デフォルト]
    • 2 = 保守的
    --hrmode
    リアクション・モードを表す整数を指定します。
    • 2 = 監視 [デフォルト]
    • 3 = 自動
  • removeHealthPolicy: 既存のヘルス・ポリシーを削除し、次のオプションを取り入れます。
    表 3. removeHealthPolicy オプション
    オプション 説明
    --hpname 除去するヘルス・ポリシーの固有の名前を指定します。
  • addMember: 既存のヘルス・ポリシーに新規メンバーを追加し、次のオプションを取り入れます。
    表 4. addMember オプション
    オプション 説明
    --hpname 既存のヘルス・ポリシーにセル内で固有な名前を指定します。
    --mname 作成するメンバーの名前を指定します。
    --mtype メンバーの以下のタイプの 1 つを指定します。
    • 1 = アプリケーション・サーバー
    • 2 = クラスター
    • 3 = 動的クラスター
    • 4 = セル
  • removeMember: 既存のヘルス・ポリシーからメンバーを除去し、次のオプションを取り入れます。
    表 5. removeMember オプション
    オプション 説明
    --hpname 既存のヘルス・ポリシーにセル内で固有な名前を指定します。 このヘルス・ポリシーには除去するメンバーが含まれている必要があります。
    --mname 除去するメンバーの名前を指定します。

以下の例は、 スクリプトを使用してヘルス・ポリシーを管理するガイドとして使用してください。

ヘルス・ポリシーの作成

ヘルス・ポリシーの削除

./wsadmin.sh -lang jython -f healthpolicy.py removeHealthPolicy --hpname Daily

ヘルス・ポリシーへのメンバーの追加

./wsadmin.sh -lang jython -f healthpolicy.py addMember --hpname Daily --mtype 3 --mname TestClusterA

ヘルス・ポリシーからのメンバーの削除

./wsadmin.sh -lang jython -f healthpolicy.py removeMember --hpname Daily --mname TestClusterA




関連概念
ヘルス管理
関連タスク
ヘルス・ポリシーの作成
関連資料
管理のロールと特権
ヘルス・ポリシー管理用タスク
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分25秒EDT
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