カスタム・ヘルス条件副次式ビルダーは、ヘルス・ポリシーのカスタム・ヘルス条件を定義する場合に使用します。ビルド副次式ユーティリティーは、OR、NOT、および括弧によるグループ化を使用することで、副次式から複雑なルール条件を作成する際に使用します。変更を適用すると、副次式ビルダーはルールの妥当性を検査し、一致しない括弧やサポートされていない論理演算子があると警告を出します。
この管理コンソール・ページを表示するには、リアクション・プラン実行の条件」フィールドが表示されます。カスタム・ヘルス条件を作成するには、「副次式ビルダー」をクリックします。
をクリックします。カスタム・ヘルス条件を選択すると、「カスタム・ヘルス条件に入れるプロパティーを選択し、「副次式の生成」をクリックします。 副次式の値が表示されます。副次式をカスタム・ヘルス条件に付加するには、「付加」をクリックします。
カスタム・ヘルス条件で、この副次式を前の副次式に 追加するために使用する演算子を指定します。
「PMI メトリック: サーバー始動から」オペランドでは、サーバーが開始された時刻から報告された値の平均値を使用します。
「PMI メトリック: 最後に報告された間隔」オペランドでは、最後の間隔での報告された値の平均を使用します。間隔はヘルス・コントローラー・サイクルの 長さです。
両 PMI オペランドには、次の PMI モジュールがあります。
PMIMetric_FromServerStart$moduleName$metricName operator LongValueL ("L" 接尾部が付きます)
PMIMetric_FromServerStart$systemModule$cpuUtilization > 90L
PMIMetric_FromLastInterval$moduleName$metricName operator LongValueL ("L" 接尾部が付きます)
PMIMetric_FromLastInterval$webAppModule$responseTime > 200L
以下のサーバー・レベル・メトリックを使用できます。
ODRServerMetric_FromServerStart$metricName operator LongValueL ("L" 接尾部が付きます)
ODRServerMetric_FromServerStart$errors > 100L
ODRServerMetric_FromLastInterval$metricName operator LongValue ("L" 接尾部が付きます)
ODRServerMetric_FromLastInterval$serviced > 10000L
ODR が公開するセル・レベルのメトリックの サブセットを使用できます。これらのメトリックは、サーバー開始以降、累積となり、報告されます。次のメトリックのセットを使用できます。
ODRCellMetric_FromServerStart$metricName operator LongValue ("L" 接尾部が付きます)
ODRCellMetric_FromServerStart$arrivals > 10000L
ODRCellMetric_FromLastInterval$metricName operator LongValue ("L" 接尾部が付きます)
ODRCellMetric_FromLastInterval$timeouts > 100L
Managed Bean (Mbean) オペレーション・メトリックのオペランドには、オブジェクト名照会ストリングと MBean メソッド名を指定する必要があります。これらのメトリックは、WebSphere Application Server を実行しているサーバーでのみ使用できます。
オブジェクト名照会ストリングに入力する値には、process=<process_name> と node=<node_name> の両ストリングが指定されているか、または何も指定しないかのいずれかでなければなりません。process=<process_name> と node=<node_name> の両方を指定すると、下流工程は、サーバーおよびノード上の特定の MBean を感知する 1 個の MBeanSensor センサーを作成します。何も指定しないと、下流工程は、現行サーバーの名前をプロセス名として、現行ノードの名前をノード名として付加し、それによって、ヘルス・ポリシーが適用されるサーバーごとに 1 つの MBeanSensor センサーを作成します。process=<process_name> と node=<node_name> の 2 つのうち 1 つだけを指定した場合は、エラーになります。
MBeanOperationMetric_TypeLong$objectNameQueryString$methodName operator LongValueL (「L」接尾部が付きます)
MBeanOperationMetric_TypeLong$WebSphere¥:¥*¥,type¥=HealthConditionLanguageInitializer¥,node¥=hipods3¥,process¥=nodeagent$getNumberOfOperands > 10L
MBeanOperationMetric_TypeString$objectNameQueryString$methodName operator StringValue
MBeanOperationMetric_TypeString$WebSphere¥:¥*¥,type¥=HealthConditionLanguageInitializer¥,node¥=hipods3¥,process¥=nodeagent$getOperands = 't'
オブジェクト名照会ストリングに入力する値には、process=<process_name> と node=<node_name> の両ストリングが指定されているか、または何も指定しないかのいずれかでなければなりません。process=<process_name> と node=<node_name> の両方を指定すると、下流工程は、サーバーおよびノード上の特定の MBean を感知する 1 個の MBeanSensor センサーを作成します。何も指定しないと、下流工程は、現行サーバーの名前をプロセス名として、現行ノードの名前をノード名として付加し、それによって、ヘルス・ポリシーが適用されるサーバーごとに 1 つの MBeanSensor センサーを作成します。process=<process_name> と node=<node_name> の 2 つのうち 1 つだけを指定した場合は、エラーになります。
MBeanAttributeMetric_TypeLong$objectNameQueryString$attributeName operator LongValue
MBeanAttributeMetric_TypeLong$WebSphere¥:¥*¥,type¥=HealthConditionLanguageInitializer¥,node¥=hipods3¥,process¥=nodeagent$NumberOfOperands > 10L
MBeanAttributeMetric_TypeString$objectNameQueryString$attributeName operator StringValue
MBeanAttributeMetric_TypeString$WebSphere¥:¥*¥,type¥=HealthConditionLanguageInitializer¥,node¥=hipods3¥,process¥=nodeagent$OperatorList = 'test'
このオペランドを使用すると、このポリシーのターゲットであるサーバーで、どのような相対パス (URI) も ping することができます。戻り値はカスタム・ヘルス・ポリシーの条件式で使用されます。
このオペランドを使用して、 ヘルス・ポリシーのターゲットとしてオンデマンド・ルーター (ODR) を選択し、 ODR に適切なルーティング・ルールを設定することにより、どのような 汎用 URL も ping できます。
このオペランドを使用すると、WebSphere Application Server を実行しているメンバー、またはミドルウェア・エージェントによって他のミドルウェア・ソフトウェアを実行しているメンバーを選択できます。
URLReturnCodeMetric$portNumber$relativePath operator IntValue
URLReturnCodeMetric$9060$ibm¥/console¥/login¥.do = 200URL センサーは、Web サイトに 到達できない場合は 0 を戻します。
URLReturnCodeMetric$9060$ibm¥/console¥/login¥.do = 0
「副次式の生成」をクリックすると、このフィールドには、選択したオプションに基づいて生成済み副次式フラグメントが表示されます。副次式をカスタム・ヘルス条件に追加するには、「付加」をクリックします。