Compute Grid を使用する際に、そのフィーチャーの機能性について疑問が生じることもあります。
それは可用性、機能、それに容量です。Virtual Enterprise とともに Compute Grid を使用している場合は、エンドポイント選択の際にエンドポイントでの既存のワークロードも考慮する必要があります。
はい、アクティブ - アクティブのジョブ・スケジューラー・インスタンスを複数使用できます。このため、ジョブおよびジョブ定義情報を持続させるために、ジョブ・スケジューラーにネットワーク・データベース (DB2 など) を提供する必要があります。
サーバーの同じセットで OLTP とバッチの間でワークロードのバランスを取りたい場合、Virtual Enterprise が必要になります。Virtual Enterprise のコンポーネントであるアプリケーション配置コントローラーが両方のタイプのワークロードをモニターして、適切なエンドポイントへのディスパッチの際にジョブ・スケジューラーを援助します。
Compute Grid が提供するジョブ・コンソールを使用して、Compute Grid ドメインでのすべてのジョブを単一の場所から実行依頼、モニター、および管理することが可能です。このジョブ管理コンソールは、ジョブ・スケジュール (ジョブを特定の時刻に一日一回実行したり、反復して実行するなど) の作成および管理もサポートします。
Tivoli ワークロード・スケジューラー (TWS) を Compute Grid とともに使用すると、TWS はメタ・スケジューラーとして動作し、Compute Grid のジョブ・スケジューラーはエレメント・スケジューラーとして動作します。それでも Compute Grid でそのジョブ・スケジューラーを使用して、ジョブをモニターして管理することができます。