WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


コア・グループのカスタム・プロパティー

このカスタム・プロパティーを使用すると、各ノード・エージェントをコア・グループ・ブリッジとして自動的に構成する WebSphere® Virtual Enterprise のデフォルトの動作を使用不可にすることができます。

xd.coregroup.cgb.disable

デフォルト構成では、各ノード・エージェントは、複数コア・グループ・トポロジーのコア・グループ・ブリッジでもあります。このデフォルト構成では、新規コア・グループを作成すると、常にそのコア・グループは、セル内の他のコア・グループと自動的にブリッジされます。このカスタム・プロパティーを true に設定すると、この動作を使用不可にすることができます。 このプロパティーを true に設定すると、既存のコア・グループ・ブリッジ構成が維持されます。ノード・エージェントからコア・グループ・ブリッジを除去したい場合、管理コンソールで、構成変更を手動で行う必要があります。この動作を使用不可にすると、セルに追加される新規ノード・エージェントは、コア・グループ・ブリッジとなりません。さらにセルに追加したどのコア・グループも、他のコア・グループと自動的にブリッジされることはありません。

表 1. xd.coregroup.cgb.disable カスタム・プロパティー値
有効範囲 セル
有効な値

true: ノード・エージェントは、コア・グループ・ブリッジとして自動的に構成されることはありません。

false: ノード・エージェントは、コア・グループ・ブリッジとして自動的に構成されます。

coregroupsplit.py スクリプトは、このプロパティーを true に設定します。

デフォルト 未指定、動作は、このカスタム・プロパティーを false に設定した場合と同じになります。



関連概念
要求フロー優先順位付けの概要
関連タスク
セル・アフィニティーの使用可能化
ODR の構成
動的操作のためのホスト環境の準備
ODR の作成と構成
すべての HTTPS トラフィックに対する SSL オフロードの構成
関連資料
createodr.jacl スクリプト
coregroupsplit.py スクリプト カスタム・プロパティー
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分25秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.ops.doc/info/reference/rcoregroup.html