WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


ミドルウェア記述子の管理用タスク

ミドルウェア記述子の管理用タスクは、ミドルウェア記述子およびバージョンのリスト、ミドルウェア記述子情報の表示または変更、およびミドルウェア記述子のディスカバリー間隔の変更に使用することができます。

環境内のミドルウェア記述子を管理するには、以下のコマンドを使用します。

listMiddlewareDescriptors

listMiddlewareDescriptors コマンドは、セル内にインストールされているミドルウェア記述子をリストします。

必須パラメーター

なし

戻り値

このコマンドは、 ミドルウェア記述子のリストを戻します。例:
jboss_server
application_server
phpRuntime
customhttp_server
wasceRuntime
apacheWebServerRuntime
apache_server
weblogic_server
tomcat_server

バッチ・モードの使用例

listMiddlewareDescriptorVersions

listMiddlewareDescriptorVersions コマンドは、ミドルウェア記述子に提供されている特定の情報がどのバージョンにあるかをリストします。

必須パラメーター
  • -name: ミドルウェア記述子の名前を指定します。(ストリング、必須)

戻り値

ミドルウェア記述子に提供された特定の情報があるバージョンのリスト。次に例を示します。
デフォルト

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

showMiddlewareDescriptorInformation

showMiddlewareDescriptorInformation コマンドは、指定されたミドルウェア記述子の内容を表示します。

必須パラメーター
  • -name: ミドルウェア記述子の名前を指定します。(ストリング、必須)

戻り値

コマンド出力の例は、以下のとおりです。
wasceRuntime:
        Discovery Interval: 4 min

        Version: default
                install.locations:win.install.loc="C:¥¥Program
Files¥¥IBM¥¥WebSphere¥¥AppServerCommunityEdition;C:¥¥Program Files
(x86)¥¥WebSphere¥¥AppServerCommunityEdition"
               
install.locations:unix.install.loc="/opt/IBM/WebSphere/AppServerCommunityEdition"
               
install.locations:foreign.discovery.class="com.ibm.ws.xd.agent.discovery.wasce.WASCEDiscoveryPlugin"
                timeOutGroup:startTimeOutValue="300000"
                timeOutGroup:stopTimeOutValue="300000"

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

modifyMiddlewareDescriptorProperty

modifyMiddlewareDescriptorProperty コマンドを使用すれば、ミドルウェア記述子プロパティーを編集できます。

必須パラメーター
  • -name: ミドルウェア記述子の名前を指定します。
  • -version: ミドルウェア記述子のバージョンを指定します。
  • -propName: ミドルウェア記述子のプロパティーを指定します。このプロパティー名は、ミドルウェア記述子に対して showMiddlewareDescriptorInformation コマンドを実行した時に表示されるあらゆるプロパティーが対象になります。
  • -propValue: ミドルウェア記述子プロパティーの値を指定します。

戻り値

なし。

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例

modifyMiddlewareDescriptorDiscoveryInterval

modifyMiddlewareDescriptorDiscoveryInterval コマンドを使用すれば、選択したミドルウェア記述子のディスカバリー間隔を変更できます。

必須パラメーター
  • -name: ミドルウェア記述子の名前を指定します。
  • -interval: ディスカバリー間隔を示す整数値を指定します。以下のいずれかの値を使用できます。
    • -1: 自動ディスカバリーを使用不可にします。
    • 0 : ミドルウェア・エージェントの開始時にミドルウェア・ディスカバリーを実行します。
    • 0 より大きい値: ミドルウェア・ディスカバリーをミドルウェア・エージェントの開始時およびその整数値の示す間隔で実行することを指定します。
  • -units: ディスカバリー間隔の単位を指定します。以下のいずれかの値を使用できます。
    • seconds
    • minutes
    • hours
    • days

戻り値

なし。

バッチ・モードの使用例

対話モードの使用例




関連タスク
ミドルウェア記述子の構成
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分25秒EDT
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