WebSphere® Extended Deployment (3 つのすべての個別製品を含む) をさまざまな方法でインストールして、 アプリケーション・サーバー環境を拡張することができます。既存の環境、およびインストールしている製品に応じて、インストール・プロセスに含まれる特定のフィーチャーが、他のインストール・シナリオでは使用できない場合があります。
WebSphere Extended Deployment Compute Grid は、 WebSphere Application Server Network Deployment と、WebSphere Virtual Enterprise または WebSphere eXtreme Scale のいずれか、あるいはその両方の既存インストール済み環境が含まれる環境にインストールすることができます。 インストール・プロセスで、ウィザードは、現行プロセスの一部として、既存のインストール済み環境を検出して検査します。 結果として、ジョブ・スケジューラーがインストールされます。 WebSphere Application Server Network Deployment と Virtual Enterprise が環境に含まれる場合には、 Compute Grid を集中インストール・マネージャー・リポジトリーに追加してから、 集中インストール・マネージャーを使用して、追加されたコンポーネントをリポジトリーからノードにインストールすることができます。
WebSphere Application Server Network Deployment が存在しない環境に Compute Grid をインストールする場合、 ウィザードには、集中インストール・マネージャー・リポジトリーに製品を追加するためのオプションがありません。 ただし、集中インストール・マネージャー・リポジトリー・ツールを使用することにより、後でこの製品を追加することは可能です。詳しくは、集中インストール・マネージャー・リポジトリー・ツールを使用した製品の追加 を参照してください。
また、Compute Grid を他のサーバー環境にインストールすると、 他のミドルウェア・サーバーが稼働しているノードにミドルウェア・エージェントがインストールされます。 ミドルウェア・エージェントは、製品が 実行されていないサーバーを管理するために使用されるサーバー・プロセスです。
WebSphere Application Server Network Deployment、Virtual Enterprise、 および Compute Grid の既存のインストール済み環境と eXtreme Scale を統合する場合、 eXtreme Scale のクライアントとサーバーの両方をインストールするか、あるいは、 クライアントのみをインストールすることができます。 詳しくは、WebSphere eXtreme Scale インフォメーション・センター を参照してください。