WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


WSGrid コマンド行ユーティリティー

WSGrid ユーティリティーは、WebSphere Extended Deployment ジョブと外部ワークロード・スケジューラーの統合を促進するように設計されています。このユーティリティーは、 WebSphere Extended Deployment グリッド・ジョブをサブディスパッチする場合に使用します。

WSGrid ユーティリティーは、ジョブ・スケジューラーのメッセージ・ドリブン・インターフェース のクライアント・アプリケーションです。WSGrid ユーティリティーの使用により、Tivoli Workload Scheduler など 外部ワークロード・スケジューラーによる WebSphere バッチ・ジョブの制御が容易になります。WSGrid ユーティリティーは、大規模なタスク・コレオグラフィーの一環として、 外部ワークロード・スケジューラーによって呼び出されます。WSGrid ユーティリティーは、WebSphere バッチ・ジョブを 実行依頼し、そのジョブの完了を待ちます。WebSphere バッチ・ジョブのジョブ・ログは、WSGrid ユーティリティーが呼び出された 環境の標準出力ストリームに書き込まれます。

WSGrid では、WebSphere ジョブを指定する 3 とおりの方法をサポートしています。指定できる方法は、 次のとおりです。
  1. xJCL ファイル
  2. ジョブ・リポジトリー内の xJCL ファイルの名前
  3. WebSphere ジョブを記述する一連のシンプル・プロパティー

呼び出し

WSGrid ユーティリティーを呼び出すには、次の構文を使用します。

構文:
  • WSGrid{.bat|.sh}<job properties file> - ジョブ・プロパティー・ファイルとは、 WSGrid ジョブ・プロパティーを含むファイルを示す完全修飾パス名のことです。単独で指定する場合は、WSGrid 制御特性も含める必要があります。
  • WSGrid{.bat|.sh}<control properties file><job properties file> - 制御特性ファイルとは、 WSGrid 制御特性を含むファイルを示す完全修飾パス名のことです。
  • WSGrid{.bat|.sh}<control properties file><xJCL file> - xJCL ファイルとは、 xJCL ジョブ定義を含むファイルを示す完全修飾パス名のことです。



関連概念
Compute Grid 環境の構成
ジョブ・スケジューラーと外部スケジューラーとの統合
関連タスク
外部スケジューラー・インターフェースの設定
関連資料
概念のトピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時38分56秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.gridmgr.doc/info/scheduler/ccgwsgrid.html