dumpXdState.py スクリプトを使用すると、さまざまな WebSphere® Virtual Enterprise プロセスの現行状態をダンプすることができます。このスクリプトは、IBM® サポートから依頼された場合に、問題診断およびデバッグ目的に使用することができます。このスクリプトを使用すると、オンデマンド・ルーター (ODR)、デプロイメント・マネージャー、およびアプリケーション・サーバーのプロセスに関する詳細状態が表示されます。
dumpXdState.py スクリプトは、install_root¥bin ディレクトリーにあります。
wsadmin.sh -lang jython -f dumpXdState.py --auto > output_file_nameここで、output_file_name は、出力を保存するファイルの名前です。
Windows® オペレーティング・システムの場合は、wsadmin.bat を使用してください。
次の例では、WebSphere Virtual Enterprise プロセスを自動的に検出して、その状態情報を file1 に書き込みます。
wsadmin.sh -lang jython -f dumpXdState.py --auto > file1
dumpXdState.py スクリプトは、さまざまな WebSphere Virtual Enterprise プロセスについて、その Managed Bean (MBean) を呼び出すことにより、その状態をダンプします。ダンプされた情報は、コマンド行に指定された出力ファイル名に書き込まれます。このファイルを IBM サポートに提出して、問題の診断およびデバッグを依頼してください。