報告書を使用することで、仮想環境のパフォーマンスを表示できます。
可用性、応答時間、トラフィック、スループットなどの統計を表示できます。
始める前に
- 図表にデータを表示するには、サーバー、クラスター、アプリケーションなどが実行されている必要があります。
デフォルトでは、ランタイム・オペレーション報告書には Scalable Vector Graphics (SVG) 図表が使用されます。Microsoft Internet Explorer には、デフォルトで SVG ビューアーはインストールされていません。SVG ビューアー・プラグインをインストールするか、JPEG イメージを表示するように報告書の設定を更新できます。報告書の設定を更新するには、
「ランタイム操作」>「報告書」>「報告書設定」をクリックします。
「デフォルトの図表フォーマット」フィールドを編集します。
このタスクについて
報告書は、ランタイム・データを表示した図表です。
このデータを使用して環境をモニターし、必要に応じて修正処置を行うことができます。
プロシージャー
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「報告書」タブを開きます。
「報告書」タブには、管理コンソールの複数の場所からアクセスできます。
制約事項: オンデマンド・ルーター (ODR) サーバーでは、「報告書」タブは使用できません。
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操作可能アラートに基づいて処置します。
操作可能アラートは、ご使用の環境内のリソース状況を表示します。
具体的なリソースの名前が強調表示されるため、構成パネルへの移動や、そのリソースの図表の表示を行って、修正処置を実行できます。
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報告書および図表の設定を構成します。
「報告書設定」を展開します。
この設定はグローバルで、作成されるすべての新規図表に適用されます。
ただし、これらの設定は、既存の図表の設定は変更しません。
既存の図表の設定を変更するには、その図表で「設定」をクリックします。
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新しい図表を追加します。
「新規図表タブを開く」をクリックします。
新規タブが開き、空白の図表が表示されます。「データの追加」をクリックして、モニターするデータ・セットおよびメトリックを指定します。
「ランタイム操作」>「報告書」パネルから「報告書」タブにアクセスした場合は、図表の有効範囲を指定できます。「スコープの変更...」をクリックします。
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図表グループの作成、アクセス、および除去を行います。
図表グループはグローバルで、任意の「報告書」タブからアクセスできます。
次に実行する作業
操作可能アラートの読み込みに時間がかかる場合は、カスタム・プロパティーを構成して、キャッシュ初期化中のアラートの読み込み方法を変更することができます。
カスタム・プロパティーを構成して、表示されるデータ・セットの最大数を指定したり、どのようなセル情報が表示されるかを制限することができます。