要求をプロキシー・サーバーにリダイレクトする再書き込みルールを構成できます。このプロキシー・サーバーが、要求をターゲット・サーバーにルーティングします。プロキシー・サーバーは、アプリケーション・サーバーまたは Web サーバーによって処理される HTTP 要求を中継する働きをします。
このタスクについて
一般的にプロキシー・サーバーは、アクティブになっているターゲット・サーバーを認識し、そのターゲットにすべての管理通信をルーティングします。ただし場合によっては、ターゲット・サーバーは、要求をインターセプトするプロキシー・サーバーなしで要求を受信する場合があります。再書き込みルールでは、URL を変更して、要求を直接にターゲット・サーバーに送る代わりに、その要求をプロキシー・サーバーに送ります。
プロシージャー
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管理コンソールで、「サーバー」>「オンデマンド・ルーター」>「odr_name」>「オンデマンド・ルーターのプロパティー」>「再書き込みルール」>「新規」をクリックします。
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元の URL パターンを「元の URL パターン」フィールドに入力します。
このパターンには、ワイルドカード記号 * を含めることができます。
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URL の変更を「リダイレクト先の URL パターン」フィールドに入力します。
このパターンには、ワイルドカード記号 * を含めることができます。
例えば、
http://internalserver/secure/page.html という元のロケーション・ヘッダーを持つリダイレクトされた応答を受信します。この場合、以下のパターンでルールを構成します。
- http://internalserver/* を「元の URL パターン」に
- http://publicserver/* を「リダイレクト先の URL パターン」に
結果として、ルールでロケーション・ヘッダーが http://publicserver/secure/page.html として再書き込みされます。