WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
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視覚化データ・サービスの構成

視覚化データ・サービスは、他の図表プログラムで再利用するために、 ヒストリー・データをテキスト・ファイルに記録します。ヒストリー・データは、java.util.Date クラスの標準 long 値のタイム・スタンプとともにコンマ区切り値でログに記録されます。 視覚化データ・サービスを使用することで、ヒストリー・データのログへの記録、課金値の計算、またはキャパシティー・プランニングの実行を行うことができます。

始める前に

この機能を実装するには、デプロイメント・マネージャーを使用する必要があります。複数のコア・グループを使用している場合は、それらが正しくブリッジされていることを確認してください。

モニター またはオペレーター 管理ロールのいずれかを持つユーザーが表示できるのは、視覚化データ・サービス情報のみです。 コンフィギュレーター 管理ロールを持つ場合は、構成を変更することができます。 管理者 ロールを持つ場合は、視覚化データ・サービスのすべての特権を持ちます。

このタスクについて

重要: ロギングを有効にする前に、視覚化データ・サービスを構成する必要があります。ロギングを有効にした後で構成を変更する必要がある場合は、構成変更後にデプロイメント・マネージャーを再始動する必要があります。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「システム管理」>「可視化データ・サービス」とクリックします。
  2. タイム・スタンプ形式」フィールドに値を入力します。 タイム・スタンプ形式は、視覚化データのログを記録するときに使用される日時のパターンを指定します。タイム・スタンプをフォーマット設定するには、SimpleDateFormat Java クラスを使用します。例えば、12.06.2006 5:26:30:978 PM PDT というタイム・スタンプを出力するには、以下のタイム・スタンプ形式の値を使用します。
    MM.dd.yyyy hh:mm:ss:SSS aaa z
    IBM Tivoli Usage and Accounting Manager を使用している場合は、日付と時間を別のフィールドに分割する形式を使用します。
    'MM.dd.yyy, hh:mm:ss:SSS'
    'yyyy.MMMMM.dd, hh:mm:ss' 
    wsadmin ツールを使用するタイム・スタンプ形式を指定することもできます。
    wsadmin.sh -lang jython
    wsadmin>> vds = AdminConfig.getid("/Cell:OpsManTestCell/VisualizationDataService:/")
    wsadmin>> vdl = AdminConfig.showAttribute(vds,"visualizationDataLog")
    wsadmin>> AdminConfig.modify(vdl,[["timestampFormat","MM.dd.yyyy hh:mm:ss:SSS aaa z"]])
    wsadmin>> print AdminConfig.show(vdl)
    wsadmin>> AdminConfig.save()
  3. 最大ファイル・サイズ」フィールドに、ログの最大ファイル・サイズを表す整数を入力します。
  4. ヒストリー・ファイルの最大数」フィールドに、ヒストリー・キャッシュ・タイプごとに 生成されるログの最大数を表す整数を入力します。
  5. ファイル名」フィールドに、ログ・ファイルが生成されるパスを入力します。 ファイル名の値には、${LOG_ROOT}/visualization のように変数を使用することができます。
  6. Data log write interval」フィールドに、ログが生成される間隔 (分、秒、時、または日) として、1 から 365 までの整数を入力します。
  7. データ変換」アクション・リストから、「平均」または「スキップ」を選択して、間隔が最大値に達した際のデータの変換方法を指定します。 使用したいデータ・ポイントよりも多くのデータ・ポイントが提供される場合があります。 「平均」オプションは指定された間隔で既存のデータ・ポイントを平均化し、「スキップ」オプションはデータ・ポイントをスキップして、 特にその間隔でのみポイントを使用します。
  8. ログを有効にする」を選択して、ヒストリー・データのロギングを開始します。
  9. 視覚化データ・サービスを構成する前にロギングが有効にされた場合は、デプロイメント・マネージャーを再始動します。

結果

操作可能データが指定されたファイル名でエクスポートされます。

次に実行する作業

これで視覚化データ・サービスが構成されたので、 外部図表プログラムにデータをインポートできます。



関連タスク
操作のモニター
同一セル内のコア・グループ間の通信の構成
関連資料
ログ
管理のロールと特権
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時34分39秒EDT
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