オンデマンド・ルーターが適切なアプリケーション・エディションに要求を送付できるよう、アプリケーション・エディションをアクティブ化した後にルーティング・ルールを更新します。
このタスクについて
ルーティング・ポリシーは、アプリケーションの構成メタデータの一部として保管されています。ルーティング・ポリシーにより、一連の基準に基づいて特定のアプリケーション要求をあるエディションや別のエディションに送信するよう、オンデマンド・ルーター (ODR) に指示するルールを表現できます。さまざまな基準を使用して、特定のアプリケーション・エディションに送信する要求を指定できます。
このプロセスを使用すると、特定のユーザーがあるエディションに要求を送信したり、他のユーザーが別のエディションに要求を送信したりできます。
問題の回避:
アプリケーションに、マルチクラスター・ルーティング・ポリシーが定義された既存のアプリケーション・エディションがあって、
新しいエディションをインストールする場合には、
その特定エディションに新しいマルチクラスター・ルーティング・ポリシーを作成する必要があります。
管理用タスクを使用して、新しいエディションのマルチクラスター・ルーティング・ポリシーを追加します。
詳しくは、
ODR ルーティング・ポリシー・ルールの管理用タスク
を参照してください。
gotcha
プロシージャー
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そのアプリケーションのルーティング・ポリシーにナビゲートします。
「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「 application_name」とクリックするか、または「アプリケーション」>「すべてのアプリケーション」>「 application_name」とクリックします。「Routing policies」タブをクリックします。
例えば、my_application アプリケーションを選択します。
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「Work classes for HTTP requests」を展開します。
ルーティング・ルールを指定していないため、すべての要求はこのページに表示されたエディションにルーティングされます。
例えば、すべての要求はアプリケーションのエディション my_application-edition2.0 にルーティングされます。
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「Rule builder」をクリックします。
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ルールのリストから、ルールを選択します。
例えば、「クライアント・ホスト (clienthost)」を選択し、「追加」をクリックします。
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ルールの基準を選択します。
例えば、等価 (=) 演算子を選択し、ご使用のクライアント・ホスト名の値を入力します。
「OK」をクリックします。
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「OK」をもう一度クリックします。
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「Work classes for HTTP requests」を展開します。
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新規ルールに関連付けるアクションを設定します。
例えば、ホストからの要求をエディション my_application-edition1.0 にルーティングします。対応するアクションを「Then」リストから選択し、「適用」をクリックしてルールを保存します。
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「Routing policies」タブで「適用」をクリックします。
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構成リポジトリーへの変更を保存し、ノードを同期します。
次に実行する作業
同じアプリケーションの複数のエディションにルーティングする場合、新規のアプリケーション・エディションに移行する前に、その新規エディションを検証できます。
エディションの妥当性検査
を参照してください。