高可用性環境で生成する Web サーバー・プラグイン構成を設定して、使用可能になっていない可能性のあるその他のプロセスに関係なく、その構成が常にセル内の 1 つのプロセスで生成されるようにすることができます。
高可用性環境を確立します。詳しくは、高可用性環境のセットアップを参照してください。
同じセル内にある構成コア・グループは、ワークロード管理 (WLM) 情報を共有する必要があります。詳しくは、同一セル内のコア・グループ間の通信の構成 を参照してください。
高可用性 plugin-cfg 生成サービスを使用しても、オンデマンド・ルーター (ODR) plugin-cfg 生成が使用可能になっていれば、これが自動的に使用不可になるわけではありません。この 2 つのサービスは独立したサービスです。両方のサービスを使用可能にすると、サービス余剰になりますので、高可用性 plugin-cfg 生成サービスを使用可能にする際には、ODR plugin-cfg 生成が構成されていた場合、これを使用不可にする必要があります。詳しくは、Web サーバー・プラグイン構成を動的に更新するためのオンデマンド・ルーターの構成 を参照してください。
プロパティー名 | プロパティー値 | 説明 |
---|---|---|
ODCPluginCfgOdrList_1 |
myCell:*.* |
セル「myCell」内のすべての ODR にルーティングするプラグインを生成します。 |
ODCPluginCfgOutputPath_1 |
/tmp/plugin-cfg1.xml |
生成されたプラグインをファイル「/tmp/plugin-cfg1.xml」に書き込みます。 |
ODCPluginCfgUpdateScript_1 |
/root/bin/pluginCfgUpdate1 |
「/tmp/plugin-cfg1.xml」が更新されるたびに実行されるスクリプトのパス。 |
ODCPluginCfgDisable_1 |
true |
/tmp/plugin-cfg1.xml の生成および /root/bin/pluginCfgUpdate1 の実行を使用可能/使用不可にします。このプロパティーが設定されていない場合のデフォルト値は、「true」です。 |
プロパティー名 | プロパティー値 | 説明 |
---|---|---|
ODCPluginCfgOdrClusterList_2 |
myCell:myOdrCluster |
「myCell」セルの「myOdrCluster」クラスター内のすべての ODR にルーティングするプラグインを生成します。 |
ODCPluginCfgOutputPath_2 |
/tmp/plugin-cfg2.xml |
生成されたプラグインをファイル「/tmp/plugin-cfg2.xml」に書き込みます。 |
ODCPluginCfgUpdateScript_2 |
/root/bin/pluginCfgUpdate2 |
「/tmp/plugin-cfg2.xml」が更新されるたびに実行されるスクリプトのパス。 |
ODCPluginCfgDisable_2 |
true |
/tmp/plugin-cfg2.xml の生成および /root/bin/pluginCfgUpdate2 の実行を使用可能/使用不可にします。このプロパティーが設定されていない場合のデフォルト値は、「true」です。 |
ODCPluginCfgODRIncludeStopped_2 |
true またはfalse |
停止された ODR の組み込みの許可を指定します。 |
plugin-cfg.xml ファイルの生成は、セル内のいずれのノードでも起こり得るので、以下のいずれかの方法で、生成サービスが実行されている特定のロケーションを判別できます。
wsadmin.sh -f checkODCPluginGenLocation.jacl