WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


ODR パーシスタント要求のチューニング

連続する要求で新規接続のセットアップと旧接続の停止に要する時間を必要最小限に抑えるために、ODR パフォーマンスのパーシスタント接続設定を調整します。このチューニングは、主に ODR とアプリケーション・サーバーの間の接続に関連して行われます。

始める前に

JVM ヒープ設定を変更します。オンデマンド・ルーターの JVM ヒープ・サイズの変更 を参照してください。

このタスクについて

アプリケーション・サーバーの最大パーシスタント要求数の調整により、ODR は、アプリケーション・サーバーとの接続を可能な限り再利用できます。これを行うには、トランスポート・チェーンの ODR 設定を調整します。連続する要求中に接続を停止して再作成するという操作を回避するために、これを十分な値に設定する必要があります。そこで値は、少なくとも連続する要求中の要求数に設定してください。この連続する要求は、長い思考時間がある、関連データを持つ単一ページとするか、短時間継続する一連のページおよび関連データとすることができます。値をこれより高く設定しても、アイドル接続を閉じるためのパーシスタント・タイムアウトが適切に設定されている場合は、パフォーマンスに悪影響を与えることはありません。

以下の手順では、接続ごとのアプリケーション・サーバーの最大のパーシスタント要求数を調整する方法を示します。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「オンデマンド・ルーター」「odr_name」>「ポート」>「詳細」とクリックします。 表示するトランスポート・チェーンを持つポートで「関連トランスポートの表示」をクリックします。
  2. 「PROXY_HTTP_ADDRESS」 を選択します。
  3. 「PROXY_HTTP_ADDRESS」をクリックします。
  4. 「HTTP インバウンド・チャネル」をクリックします。
  5. 必ず「ユーザー・パーシスタント (キープアライブ) 接続」にチェックマークを入れてください。
  6. 「接続あたりの最大のパーシスタント要求数」-1 に設定します。 この値をごく高い無制限 (-1) に設定すると、最良のパフォーマンスが得られます。



関連タスク
ODR の作成と構成
ODR 最大接続数のチューニング
オンデマンド・ルーターの JVM ヒープ・サイズの変更
オンデマンド・ルーター (ODR) のチューニング
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: 2009/09/17 16時30分32秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.ops.doc/info/odoe_task/todralive.html