このタスクについて
Tivoli Access Manager 用 Java Authorization Contract for Containers (JACC) プロバイダーが構成されると、
コンソール・ユーザーおよびコンソール・グループへの追加および変更は、
Tivoli Access Manager のオブジェクト・スペースに自動的には追加されません。コンソール・ユーザーや
コンソール・グループへの変更は
admin-authz.xml ファイルに保管されるため、
変更を有効にするには、このファイルをマイグレーションする必要があります。
Tivoli Access Manager 用 JACC プロバイダー
には、コンソール・ユーザーやコンソール・グループの変更を Tivoli Access Manager のオブジェクト・スペース
に組み込むためのマイグレーション・ユーティリティー
migrateEAR が含まれています。
注:
Tivoli Access Manager 用 JACC プロバイダー
を構成した後は、migrateEAR ユーティリティーを使用して、コンソール・ユーザー
やコンソール・グループに対する変更をマイグレーションします。Tivoli Access Manager 用 JACC プロバイダーを構成する前に行った、
コンソール・ユーザーおよびコンソール・グループに対する変更および追加については、このユーティリティーを
実行する必要はありません。admin-authz.xml および naming-authz.xml ファイルに対して行った変更は、
構成時に自動的にマイグレーションされるためです。さらに、標準 Java 2 Platform, Enterprise
Edition (J2EE) アプリケーション
をデプロイする前にマイグレーション・ツールを実行する必要もありません。J2EE アプリケーション・ポリシーのデプロイメントも自動的に実行されます。
例えば、admin-authz.xml ファイルをマイグレーションする場合は、以下のステップを実行します。