Tivoli Performance Viewer (TPV) により、管理者およびプログラマーは、 管理コンソール内で、WebSphere Application Server 全体の正常性をモニターすることができます。
Tivoli Performance Viewer には以下の 2 つのトポロジーがあります。
Tivoli Performance Viewer が単一サーバー環境で稼働している場合、データの収集および表示は同一の Java 仮想マシンで行われます。 データの収集および表示はアプリケーション・サーバーで行われるため、 TPV の設定によってパフォーマンスが影響されることがあります。 各種の TPV 設定およびそのパフォーマンスへの影響については、 Tivoli Performance Viewer を使用したデータの表示 で説明されています。
Tivoli Performance Viewer が Network Deployment 環境で使用されている場合、 データはそれぞれのノードで収集され、 ノード・エージェントのメモリーに保管されます。 データは、デプロイメント・マネージャーにより表示されます。 この方式により、モニター処理をノード間に分散することができます。 単一サーバー環境と同様に、パフォーマンスに影響する範囲は、 さまざまなユーザーおよびロギングの設定により直接左右されます。