SingleSignonToken インターフェースのカスタム・インプリメンテーションを書き込みます。
SingleSignonToken インターフェースをインプリメントするさまざまな方法がたくさんあります。
ただし、SingleSignonToken インターフェースおよびトークン・インターフェースが必要とするメソッドは完全にインプリメントされていることを確認してください。
このインターフェースをインプリメントした後、app_server_root/classes ディレクトリーにこれを配置することができます。その代わりに、専用ディレクトリーにクラスを配置することもできます。ただし、
WebSphere Application Server クラス・ローダーがクラスを探し出し、適切な許可を与えられることを確認してください。
server.policy ファイルにこのクラスを含む Java アーカイブ (JAR) ファイルまたはディレクトリーを追加して、
サーバー・コードが必要とする許可を持つようにします。
このインターフェースをインプリメントした後、profile_root/classes ディレクトリーにこれを配置することができます。profile_root 変数は、
プロファイル作成で profilePath パラメーターに指定されたディレクトリーおよびプロファイルの名前です。クラスについて詳しくは、プロファイルでのカスタム・クラス用クラス・サブディレクトリーの作成
を参照してください。
ヒント: 伝搬フレームワークによって定義されるすべてのトークン・タイプは、同様なインターフェースを持ちます。
基本的に、トークン・タイプは、com.ibm.wsspi.security.token.Token インターフェースをインプリメントする
マーカー・インターフェースです。
このインターフェースはほとんどのメソッドを定義します。
複数のトークン・タイプをインプリメントする場合は、com.ibm.wsspi.security.token.Token インターフェースをインプリメントする抽象クラスを作成することを考慮してください。
すべてのトークン・インプリメンテーション (シングル・サインオン・トークンを含む) は、抽象クラスを拡張する可能性があり、その後作業のほとんどが完了します。
シングル・サインオン・トークンのインプリメンテーションについては、例: com.ibm.wsspi.security.token.SingleSignonToken インプリメンテーション
を参照してください。