WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

デフォルトでない OS/400 パスワード・エンコード・アルゴリズムの使用

以下のステップを使用して、 ご使用のエンコード・アルゴリズムを OS400 から XOR に変更します。

始める前に

WebSphere Application Server では、OS400 および XOR エンコード・アルゴリズムを サポートしています。 デフォルトのエンコード・アルゴリズムは XOR です。これらのアルゴリズムのより概念的な説明については、 パスワードのエンコードおよび暗号化 を参照してください。

このタスクについて

OS400 エンコード・アルゴリズムを使用する必要のあるインスタンスがある場合があります。 非デフォルトの OS/400 パスワード・エンコード・アルゴリズムの使用可能化 を参照してください。

OS400 エンコード・アルゴリズムを使用するが、 最初のステップで説明されているように os400.security.password.encoding.algorithm プロパティーの値を XOR に変更する場合は、 すべてのパスワードは OS400 アルゴリズムでエンコードされたままになります。 ただし、サーバーの再始動後に管理コンソールでパスワードを変更すると、 パスワードは XOR アルゴリズムを使用してエンコードされます。

以下のステップでは、ご使用のエンコード・アルゴリズムを OS400 から XOR に変更する 方法について説明します。

プロシージャー

  1. 妥当性検査リスト・オブジェクトを使用する各 WebSphere Application Server プロファイル用に、 os400.security.password.encoding.algorithm プロパティーを XOR に設定します。
  2. すべてのサーバーを停止します。
  3. 構成ファイルを編集して、すべてのエンコードされたパスワードを、 エンコードされていない値に変更します。
  4. プロパティー・ファイルを編集して、すべてのエンコードされたパスワードを、 平文の値に変更します。

結果

ご使用のエンコード・アルゴリズムが、OS400 から XOR に変更されます。

次の作業

これらの手順を完了した後は、パスワードをプロパティー・ファイル内でエンコードすることが できます。 詳しくは、プロパティー・ファイルでの手動によるパスワードのエンコード を参照してください。



関連概念
パスワードのエンコードおよび暗号化
関連タスク
プロパティー・ファイルでの手動によるパスワードのエンコード
損傷した妥当性検査リスト・オブジェクトの復元または置換
関連資料
パスワードのデコードに関するトラブルシューティングのヒント
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/tsec_switchalgor.html