このページを使用して、タイマー・マネージャーの設定を変更します。タイマー・マネージャーは、アプリケーションが将来のタイマー通知をスケジュール設定したり、Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) 環境内のアプリケーション指定リスナーに対するタイマー通知のコールバックを受信できるようにします。タイマー・マネージャーは、Java Naming and Directory Interface (JNDI) ネーム・スペースにバインドします。
タイマー・マネージャーには、JNDI 内にバインドされるスレッドのプールが含まれています。
この管理コンソール・ページを表示するには、「リソース」>「Asynchronous beans」>「タイマー・マネージャー」「timermanager_name」をクリックします。
サービス・クラスとまだ関連付けられていない非デーモン作業の WLM ワークロード分類に使用されるトランザクション・クラスを指定します。
データ型 | ストリング |
範囲 | 0 から 8 文字 |
このタイマー・マネージャーで使用可能にするサービスのリストを指定します。
非同期 Bean は、WebSphere 管理コンソールでタイマー・マネージャー・リソース上の 1 つ以上の J2EE サービス・コンテキストを使用可能にするか、TimerManagerInfo 構成オブジェクトの serviceNames 属性を設定することによって、J2EE コンテキスト情報を継承することができます。serviceNames 属性を指定する場合、使用可能な各サービスは、 セミコロンで区切る必要があります。例: security;UserWorkArea;com.ibm.ws.i18n。 J2EE サービス・コンテキストが使用可能である場合、コンテキストをスケジューリング・スレッドからターゲット・スレッドに 伝搬します。使用可能でない場合、ターゲット・スレッドは、 スケジューリング・スレッドのコンテキストを継承しないで、デフォルトのコンテキストが適用されます。 スレッド上に既に存在する、任意の関連 J2EE コンテキストは、 任意の新規 J2EE コンテキストが適用される前は、中断されています。
選択された各サービスのコンテキスト情報は、このタイマー・マネージャーを使用して作成される各タイマーに伝搬されます。 不要なサービスを選択すると、パフォーマンスに悪い影響を与える可能性があります。
作業域 | 管理コンソールまたは UserWorkArea サービス名を使用して、 作業域区画を使用可能にします。使用可能になっている場合、 スケジューリング・スレッド上に存在するすべての作業域区画の作業域コンテキストは、 ターゲット・スレッド上で使用可能です。このフィーチャーはオプションです。 |
セキュリティー | 管理コンソールまたは security サービス名を使用して、 Java Authentication and Authorization Service (JAAS) サブジェクトを使用可能にします。 このフィーチャーおよび 管理セキュリティー が使用可能になっている場合、 スケジューリング・スレッド上に存在する JAAS サブジェクトは、ターゲット・スレッドに適用されます。使用可能になっていない場合、 ターゲット・スレッドは、スレッド上で JAAS サブジェクトなしで匿名で実行されます。 このフィーチャーはオプションです。 |
国際化対応 | 管理コンソールまたは com.ibm.ws.i18n サービス名を使用して、 国際化対応コンテキスト情報を使用可能にします。国際化対応コンテキストおよび国際化対応サービスが使用可能になっている場合、 スケジューリング・スレッド上に存在する国際化対応コンテキストは、ターゲット・スレッド上で使用可能です。 このフィーチャーはオプションです。 |