この項目では、カスタマイズ・ダイアログの「Allocate target data sets」オプション
について説明します。
始める前に
カスタマイズ・ダイアログを開始して、「Create a Network
Deployment cell」オプションを選択してください。
このタスクについて
カスタマイズ・ダイアログの各オプションは、カスタマイズ・ジョブおよび
ファイルを 1 対のカスタム・データ・セットに保管します。これらのデータ・セットは再利用
できますが、WebSphere Application Server for z/OS の構成ごとに別個のデータ・セットを
作成する方法が最も安全です。
ベスト・プラクティスは、カスタマイズ・データ・セット名
プレフィックス (「config_hlq」とも呼ばれます) を使用して、WebSphere Application Server for z/OS のバージョンおよびリリース、
実行するタスク、および構成するセル (さらに、場合によってはノード名) を表すことです。
例えば、セル名が AZCELL の
WebSphere Application Server for z/OS Network Deployment セルを構成するために、
次のデータ・セット名プレフィックスを使用することができます。
SYSPROG.WAS602.AZCELL.NDCONFIG
このタスクを完了してから、
カスタマイズ・ジョブおよびファイルを生成します。
プロシージャー
- メイン・ダイアログ・パネルで、「オプション」フィールドに適切な値を入力し、
「Allocate target data sets」を選択します。
- Enter キーを押します。 結果: 次のようなパネルが表示されます。
----------------- WebSphere Application Server for z/OS Customization ------------------
Option ===>
Allocate Target Data Sets
Specify a high level qualifier (HLQ) and press Enter to allocate the
data sets to contain the generated jobs and instructions. You can
specify multiple qualifiers (up to 39 characters).
High level qualifier: .CNTL
.DATA
The Dialog will display data set allocation panels. You can make
changes to the default allocations, however you should not change
the DCB characteristics of the data sets.
.CNTL - a PDS with fixed block 80-byte records to
contain customization jobs.
.DATA - a PDS with variable length data to contain
other data produced by the Customization Dialog.
- 選択した構成データ・セット名のプレフィックス値 (config_hlq) を入力します。
データ・セット config_hlq.CNTL および
config_hlq.DATA が存在しない場合は、データ・セット割り振り情報の入力を求めるプロンプトが出されます。
データ・セットが既に存在する場合は、
それらが再利用されることを知らせるメッセージが表示されます。
結果
データ・セット config_hlq.CNTL および config_hlq.DATA が割り振られ、
カスタマイズ・ジョブおよびファイルが保管されます。
これらのデータ・セット名も、
カスタマイズ変数と同様に保管されます。