インストールが完了した後、
管理コンソールを使用して、サーバーまたはサーバントのログ・ストリーム名を変更するか、
新規ログ・ストリーム名を作成します。
注:
- サーバーのエラー・ログ・ストリーム設定は
WebSphere® Application Server for z/OS® の一般設定をオーバーライドし、
サーバント設定はサーバー設定をオーバーライドします。
このようにして、一般エラー・ロギングをセットアップできますが、
サーバーまたはサーバントを対象とする直接エラー・ロギングは、
特定のログ・ストリームに対してセットアップすることになります。
- 管理コンソールを使用して新規ログ・ストリーム名を作成する場合は、
新規ログ・ストリームを z/OS 上で構成する必要があり、
カップリング・ファシリティーを使用する場合は、
対応する新規カップリング・ファシリティーのログ・ストリームを定義する必要があります。
- 既存のログ・ストリームを変更した場合、
または新規ログ・ストリームを作成した場合は、
WebSphere
Application Server for z/OS
z/OS の再始動が必要になる場合があります。
管理コンソールを使用してログ・ストリームの名前を変更した場合は、
たいていの場合、変更を有効にするために WebSphere Application Server for z/OS の再始動が必要になります。
変更が自動的に有効になる唯一の場合は、サーバーに対するログ・ストリーム名が、
サーバーを再始動させる原因となるほかの変更とともに変更された場合です。
z/OS クライアントの実行中に生じる WebSphere Application Server for z/OS メッセージをエラー・ログ・ストリームに記録する場合は、
その環境ファイル内に client_ras_logstreamname WebSphere 変数をコーディングしてから、
そのクライアントを初期化します。
client_ras_logstreamname および関連する変数 ras_log_logstreamName についての詳細は、
管理コンソールまたはインフォメーション・センターの WebSphere 変数を参照してください。
RACF
® サンプル BBOWBRAC および BBODBRAC は、
UPDATE 権限をランタイム制御に与え、サーバント・ユーザー ID を、
作成したログ・ストリーム (ログ・ストリーム名を指定する必要があります) に与えます。
インストールおよびカスタマイズを行った後、
ログ・ストリームへのアクセス権を付与する場合は、次のようにします。
- ログ・ストリームに書き込む個々のサーバー ID ごとに (またはエラー・ログ・ストリームへの書き込みをクライアントに許可する場合は、クライアント ID ごとに)、
ログ・ストリームへの UPDATE アクセスを割り当てます。
- エラー・ログ・ストリームを参照する個々のユーザーごとに、
READ アクセス権を割り当てます。
BBOWBRAC または BBODBRAC でサンプル RACF コマンドを実行します。