システム制御を構成する最良の方法として、この情報を参照してください。
- WebSphere Application Server for z/OS エラー・ログとして、z/OS システム・ロガーのログ・ストリームを使用することができます。WebSphere 変数
ras_log_logstreamName
は、エラー・ログに使用したいログ・ストリームを識別します。この変数にはデフォルトの設定値はありません。
ただし、ログ・ストリームを使用しない場合、通常エラー・ログに表示
されるメッセージは、サーバーのジョブ・ログに送信されます。
- トレース出力を SYSPRINT またはバッファーに送信することができます。WebSphere 変数
ras_trace_outputLocation
により、トレース出力のロケーションが制御されます。この変数のデフォルト値は、クライアント・アプリケーションの場合は SYSPRINT、他のプロセスの場合はすべてバッファーになります。クライアント・アプリケーション以外の処理について、
デフォルト値をバッファーから SYSPRINT に変更できますが、バッファーを使用した方がパフォーマンスは向上します。
- Resource Measurement Facility (RMF) を使用することにより、発生する可能性のある問題を示す状況情報を表示することができます。WebSphere Application Server for z/OS では、Workload Manager (WLM) サービスを使用して、トランザクションの開始から終わりまでの応答時間、実行遅延時間を報告します。これらの情報をもとに、タイムアウト値またはチューニング制御の変更が必要かどうかを判別できます。