保守を適用する場合、システムはアップデート・インストーラーの現行リリースを検査します。
必要なリリースに満たない場合、Update Installer for WebSphere Software をアップグレードする必要があります。
始める前に
アップデート・インストーラー・ソフトウェアが必須リリース・レベルを満たさなかったために、
システムで保守を適用できない場合、
アップデート・インストーラー・インストールをアップグレードする必要があります。
予防のため、現在のアップデート・インストーラー・インストールをバックアップします。
アップグレード・ソフトウェアにある README ファイルで、同様の情報を参照できます。
このタスクについて
アップデート・インストーラーは、サイレント・モードまたは
グラフィカル・ユーザー・インターフェースのいずれかを使用してアップグレードできます。
アップデート・インストーラーは、Qshell コマンド行からアップグレードすることも、Windows ワークステーションからリモートにアップグレードすることもできます。
次の手順は、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用してアップデート・インストーラーをアップグレードする方法を説明します。
プロシージャー
- 公式の IBM サイト (http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24012718) から、現在のダウンロード・サイトにリンクしています。
- 更新対象のアップデート・インストーラー・ディレクトリーにアクセスしているプロセスが
ないことを確認します。
ホスト・サーバーのジョブが iSeries サーバーで開始されている
ことを検証します。 ホスト・サーバーのジョブによって、インストール・
コードが iSeries 上で実行されます。CL コマンド行に次のコマンドを入力します。
STRHOSTSVR SERVER(*ALL)
- 上記に示す Web サイトから、アップデート・インストーラーのインストール・ウィザードを
ダウンロードします。
これは Zip ファイルです。
- ファイルを一時的な ローカル・ディレクトリーまたは Windows ワークステーション に unzip します。
このプロセスにより、
一時ディレクトリーの直下に 2 つのディレクトリー (JDK ディレクトリー
および UpdateInstaller ディレクトリー) が作成されます。
- 現行作業ディレクトリーを一時的な UpdateInstaller ディレクトリーに変更します。
- インストールを開始します。
オプション: Windows を使用して
i5/OS にリモート・インストールする場合、WebSphere Application Server for i5/OS のインストール先の iSeries サーバーの名前
および対応する i5/OS ログイン情報を入力して、「OK」をクリックします。
- 下位レベルのアップデート・インストーラーがシステムにインストールされていることを
インストーラーが検出すると、そのアップデート・インストーラーを更新するか、別のロケーションにインストールするかを尋ねるパネルが表示されます。
混乱を避けるため、複数のバージョンをインストールするよりも、現行バージョンをアップグレードすることをお勧めします。
- 最後のパネルとして「要約」パネルが表示されます。このパネルは、完了したアップグレード・アクションに関する情報を報告します。
「終了」をクリックして、ウィザードを終了します。
結果
これで、アップデート・インストーラーがアップグレードされます。
インストール・ログは、
updi_root/logs/install ディレクトリーで確認できます。
次の作業
アップデート・インストーラーを起動し、必要な保守を適用してください。