startServer コマンドは、指定されたアプリケーション・サーバーの構成ファイルを読み取り、そのサーバーを始動します。
Windows プラットフォームを使用していて、アプリケーション・サーバーを Windows サービスとして実行している場合は、
startServer コマンドは、関連した Windows サービスを開始し、
アプリケーション・サーバーの開始も行います。
startServer コマンドはサーバー処理を起動しますが、MBean メソッドを呼び出さないため、このコマンドでユーザー名およびパスワードを使用する必要はありません。
このコマンドをどこで実行するかについて詳しくは、コマンド行ツールの使用の項目を参照してください。
startServer <server> [options]ここで、server は、開始するアプリケーション・サーバーの名前になります。
この引数は必須です。
この引数はオプションです。
この引数が指定されていない場合は、プロファイル名に基づいてサーバーが割り当てられます。
プロファイル名 default を使用すると、<server> 引数は server1 に設定されます。
プロファイル名が default ではない場合、<server> 引数はそのプロファイル名に設定されます。
startServer コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
サーバーに障害が起こり、リカバリー・プロセス中に新しいトランザクションを受け入れたくない場合は、このオプションを使ってください。
ENV パラメーターに REC=N エレメントが含まれている場合、サーバーを再始動するときに -recovery を指定すると、設定が自動的に REC=Y に変更されます。
製品の以前のバージョンからマイグレーションを行わなかった場合、REC=N エレメントは ENV パラメーターに自動的に組み込まれます。
更新された PROC ステートメントは、以下の例のようになります。
//BBO6ACR PROC ENV=,PARMS=' ',REC=N,Z=BBO6ACRZI
startServer server1 startServer server1 -script (produces the start_server1.sh or .bat files) startServer server1 -trace (produces the startserver.log file)
startServer server1 startServer server1 -script (produces the start_server1.sh file) startServer server1 -trace (produces the startserver.log file)
startServer server1 (デフォルト・プロファイルのために server1 サーバーを開始します) startServer server1 -trace (デフォルト・プロファイルのために server1 サーバーを開始し、profile_root/logs ディレクトリーにトレース・ファイルを作成します) startServer -profileName mytest (プロファイル mytest のもとで構成されたサーバー mytest を開始します)