以下の基本的なインストール・シナリオを検討し、 Feature Pack for Web Services を既存のアプリケーション・サーバー環境にインストールする方法を 決定します。このトピックでは、それぞれのシナリオをインストールする手順へのリンクを提供します。
Feature Pack for Web Services は、相互運用が可能で信頼性の高い Web サービス・アプリケーションを サポートする Web サービス標準のセットを導入します。
Feature Pack for Web Services で 提供される機能を使用するには、2 つのアクションを実行する必要があります。 最初に、既存の WebSphere Application Server バージョン 6.1 インストールに フィーチャー・パックをインストールする必要があります。次に、プロファイルを作成し、 フィーチャー・パック機能で使用可能に設定する必要があります。 スタンドアロン・デプロイメント・マネージャーおよびスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルは、 作成して、フィーチャー・パック機能に対応させることのできる唯一のプロファイルです。 既存のスタンドアロン Deployment Manager プロファイルは、 フィーチャー・パックを使用して後で拡張できますが、 これは作成後に拡張可能な唯一のプロファイル・タイプです。 詳しくは、グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの拡張 またはコマンド行を使用した Feature Pack for Web Services テンプレートによるプロファイルの拡張 を参照してください。
いくつかのシナリオは、実稼働環境においてより標準的です。 例えば、シナリオ 1 の環境では、機能が完全ですが、サポートするワークロードはシナリオ 2 よりも少量になります。 cluster は、アプリケーション・サーバーとノードで構成する場合があり、 サーバー間のワークロードの平衡化を担当します。 セルは、1 つのデプロイメント・マネージャー、および、 管理対象ノードである 1 つ以上のフェデレーテッド・アプリケーション・サーバーで構成されています。 アプリケーション・サーバー・トポロジーについて詳しくは、 Network Deployment 資料の『Network Deployment のインストール計画』を参照してください。
この手順に従うことによって、共通のフィーチャー・パック・インストール・シナリオを検討して、 インストールするトポロジーに合致する可能性があるものを見つけることができます。 各手順の概要は、トポロジーを構成するコンポーネントのインストール順序を示しています。