WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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暗号化済みのパーツの設定

このページを使用して、暗号化済みのパーツのエレメントを定義します。暗号化済みのパーツは、 メッセージ機密性を保護するために使用されます。この場合、暗号化済みのパーツはポリシー・セット・プロセスの一部として定義されています。

この管理コンソール・ページを表示するには、以下のアクションを実行してください。
  1. 「サービス」>「ポリシー・セット (Policy sets)」>「アプリケーション・ポリシー・セット (Application policy sets)」>「ポリシー・セット名 (policy_set_name) とクリックします。
  2. 「ポリシー」テーブルで WS-Security ポリシーをクリックします。
  3. メイン・ポリシー (Main policy)」リンクまたは「ブートストラップ・ポリシー (Bootstrap policy)」リンクをクリックします。
  4. 「要求ポリシー (Request Policies)」セクションの 「要求メッセージ・パーツ保護 (Request message part protection)」リンク、 または「応答ポリシー (Response Policies)」セクションの 「応答メッセージ・パーツ保護 (Response message part protection)」リンクを クリックします。
  5. 「機密性保護 (Confidentiality protection)」セクションで、以下のいずれかをクリックします。
    • 追加」をクリックして、新規の暗号化パーツを追加します。
    • 既存の暗号化パーツを選択して、「編集」をクリックします。
暗号化を行うパーツ名 (Name of part to be encrypted)

暗号化を行うために選択した 1 つ以上のメッセージ・パーツの セットの名前を指定します。ユーザーが選択する名前はラベルとして扱われ、 この WS-Security ポリシーの応答メッセージ・パーツ保護または要求メッセージ・ パーツ保護のコレクション内で固有でなければなりません。

パーツのエレメント (Elements in part)

暗号化パーツに組み込まれたメッセージ・エレメントのリストを 指定します。「パーツのエレメント (Elements in part)」フィールドには、メッセージの保全性を 提供するためにこの暗号化パーツに組み込まれているメッセージ・エレメントのリストが含まれます。「指定したエレメントの追加 (Add Specified Elements)」ボタンと 「追加するエレメントの指定 (Specify Elements to Add)」セクションの情報、 または「選択したエレメントの除去 (Remove Selected Elements)」ボタンを使用して、 暗号済みパーツに組み込まれたエレメントをリスト内で変更できます。

指定したエレメントの追加 (Add specified elements)

これによってメッセージ・エレメントを定義し、この暗号化パーツ内の エレメントのリストに追加することができます。

この暗号化パーツにメッセージ・エレメントを追加するには、まず 「追加するエレメントの指定 (Specify elements to add)」セクションで下記のいずれかを指定してから、 「指定したエレメントの追加 (Add Specified Elements)」ボタンをクリックします。
  • メッセージ本文の保護 (Protect message body)
  • XPath 式
  • QName (SOAP ヘッダー・エレメントの場合のみ)
選択したエレメントの除去 (Remove selected elements)

これによって、この暗号化パーツ内のエレメントのリストから、 選択したメッセージ・エレメントを除去できます。この暗号化パーツからメッセージ・エレメントを 除去するには、まずパーツ・リストの「エレメント」から除去するエレメントをクリックしてから、 「選択したエレメントの除去 (Remove Selected Elements)」ボタンをクリックします。

メッセージ本文の保護 (Protect message body)

メッセージ本文がこのパーツで保護されるかどうかを指定します。このパーツでメッセージ本文を 保護するには、「メッセージ本文の保護 (Protect message body)」ボタンをクリックします。

XPath 式

特定のエレメントがこのパーツに組み込まれることを指定するためのメソッドとして、 表示された XPath 式が使用されるかどうかを指定します。「XPath 式 」ラジオ・ボタンをクリックし、暗号化を行うメッセージ・パーツを表す式を 入力フィールドに入力します。

QName (SOAP ヘッダー・エレメントのみ)

SOAP ヘッダー・エレメントに署名するには、「QName」ラジオ・ボタンを選択し、 暗号化を行う SOAP ヘッダー・エレメントのネーム・スペースと、オプションでローカル名を 入力します。ローカル名が省略される場合、 指定されたネーム・スペースを持つすべての SOAP ヘッダー・エレメントが暗号化されます。 「QName」選択メソッドを使用するには、SOAP ヘッダー・エレメントが SOAP ヘッダーの直接の子である必要があるということに注意してください。「QName」を使用して、 SOAP ヘッダー内の他のエレメントのサブエレメントであるヘッダー・エレメントを選択することはできません。 この場合、これらのヘッダー・エレメントを選択するには、 「XPath 式」を使用する必要があります。




関連タスク
WS-Security ポリシーの構成
管理コンソールを使用したポリシー・セットの管理
関連資料
アプリケーション・ポリシー・セットのコレクション
アプリケーション・ポリシー・セットの設定
署名パーツの設定
メイン・ポリシーおよびブートストラップ・ポリシーの設定
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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