この表は、Web サーバー (またはサーブレット) の自動化およびリカバリーのシナリオを示しています。
タスク | WebServer の自動化およびリカバリーのシナリオ |
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開始 | Web サーバーと WebSphere Application Server for z/OS との関係は、 WebSphere Application Server for z/OS 機能を使用するために作成されるクライアント・アプリケーション・プログラムをサーブレットとして作成できるという点に限られます。 これらのアプリケーションにより、開始の順序付けの検討が必要になります。WebSphere Application Server for z/OS オブジェクト・サーバーを立ち上げてから、 Web サーバーがホスティングするクライアント・アプリケーションを開始するのが妥当でしょう。 |
シャットダウン | 製品コードからの依存関係は存在しません。 ほとんどのアプリケーションの場合と同様、ターゲットとなる WebSphere Application Server for z/OS サーバーを停止する前に、クライアントを静止する必要があります。 入り口のポートを停止するには、Web サーバーをシャットダウンします。 |
障害が発生した場合の、 未完了または未確定のトランザクションの処理 | Web サーバーがステートレスであるため、未完了または未確定のトランザクションは存在しません。 |
Web サーバー が稼働しているかどうかを判別する方法 | アプリケーション・サーバーをモニターするには、 z/OS 表示コマンドおよびビューアー・ツール (SDDF) を使用します。 |
Web サーバーがダウンした場合に、 WebSphere Application Server for z/OS に与える影響 | WebSphere Application Server for z/OS で全機能のサーブレットを提供するには、IBM HTTP J2EE サーバーの Web サーバーが必要です。 つまり、Web サーバーがダウンすると、入り口ポート (サーブレット、SOAP など) を必要とするアプリケーションを実行することができません。 |
Web サーバーがダウンした場合の、 他のサブシステムに与える影響 | 他のサブシステムに情報を提供するのは HTTP だけなので、 Web サーバーがダウンしても影響は受けません。 |
詳細情報の参照先 | z/OS HTTP Server Planning, Installing, and Using |