WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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stopNode コマンド

stopNode コマンドは、ネットワーク・デプロイメントのノード・エージェント・プロセス の構成ファイルを読み取り、Java Management Extensions (JMX) コマンドを送信して、 ノード・エージェントにシャットダウンするように指示します。

デフォルトでは、stopNode コマンドは ノード・エージェントがシャットダウンを完了するまで待機してから制御をコマンド行に戻します。 即時に戻す -nowait オプションや、stopNode コマンドの動作を制御する その他のオプションもあります。 このコマンドを実行する状況について詳しくは、コマンド・ツールの使用の項を参照してください。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] Windows プラットフォームを使用していて、ノード・エージェントを Windows サービスとして実行している場合は、 stopNode コマンドは、関連した Windows サービスを開始し、 ノード・エージェントの開始も行います。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [z/OS] stopserver -servers コマンドを使用してノード・エージェントを停止する前にサーバーを停止した場合、startserver コマンドを発行してもサーバーは再始動しません。

[i5/OS] stopServer コマンドは、サーバーのシャットダウンが完了したときに制御を戻しますが、OS/400 プロセスが終了する前に戻ることも可能です。 Java 仮想マシンがメモリー・プールに戻さなければならないメモリーの量によって異なりますが、処理が終了するには数秒から数分かかります。 処理が終わるまで、サーバーを再開しないでください。 処理が完全に終わったかどうかを判別するためには、WRKACTJOB SBS(subsystem) CL コマンドを使用してください。 デフォルトでは、サブシステムは QWAS61 です。

構文

コマンド構文は次のようになります。
stopNode [options]

パラメーター

stopNode コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-nowait
stopNode コマンドに対して、ノード・エージェント・プロセスが正常に シャットダウンするまで待たないように指示します。
-quiet
stopNode コマンドが通常モードで印刷する進行情報を抑止します。
-logfile <fileName>
トレース情報を書き込むログ・ファイルのロケーションを指定します。デフォルトでは、ログ・ファイルは stopServer.log という名前で、停止されるノードのプロファイルの logs ディレクトリーに作成されます。
-profileName [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [i5/OS]
マルチプロファイル・システムで、アプリケーション・サーバー・プロセスのプロファイルを定義します。 -profileName オプションは、単一プロファイル環境で実行する場合は必要ありません。 このオプションのデフォルトは、 デフォルト・プロファイルです。
-replacelog
現行ログに追加する代わりに、ログ・ファイルを置き換えます。
-trace
デバッグのために、ファイルにトレース情報を生成します。トレース出力は、profile_root/logs ディレクトリーにある was_jobname-jobuser-jobnum.log ファイルに書き込まれます。
-timeout <seconds>
タイムアウトが発生しエラーが戻されるまでの、エージェントのシャットダウンの待ち時間を指定します。
-statusport <portNumber>
サーバー状況のコールバック用のポート番号を管理者が設定できるように指定します。
-stopservers [-saveNodeState]
ノード・エージェントを停止する前に、ノード上のすべてのアプリケーション・サーバーを停止します。

-saveNodeState オプションを使用してサーバー再始動状態を保管し、startNode コマンドを使用して前の状態に基づいたアプリケーション・サーバーの始動を可能にします。

-conntype <type>
デプロイメント・マネージャーへの接続に使用する Java Management Extensions (JMX) コネクター・タイプを指定します。 有効なタイプは、SOAP またはリモート・メソッド呼び出し (RMI) です。
-port <portNumber>
明示的に使用するノード・エージェント JMX ポートを指定します。 これにより、情報を得るために構成ファイルを読み取らなくても済みます。
-username <name>
ノード・エージェントでセキュリティーが使用可能な場合、認証するユーザー名を指定します。 -user オプションと同様の働きをします。
-user <name>
ノード・エージェントでセキュリティーが使用可能な場合、認証するユーザー名を指定します。 -username オプションと同様の働きをします。
-password <password>
ノード・エージェントで セキュリティーが使用可能な場合、認証のためのパスワードを指定します。
注: 機密保護機能のある環境で実行中にユーザー ID とパスワードをまだ提供していない場合は、 次のエラー・メッセージが表示されます。
ADMN0022E: Access denied for the stop operation on Server MBean due 
to insufficient or empty credentials.
この問題を回避するには、ユーザー ID とパスワードの情報を指定してください。
-help
使用法ステートメントを印刷します。
注: stopNode コマンドの使用法ステートメントのヘルプを要求すると、 stopServer コマンドについての説明が表示されます。 この使用法ステートメント用に表示されるオプションは、 すべて stopNode コマンドに適用されます。
-?
使用法ステートメントを印刷します。
注: stopNode コマンドの使用法ステートメントのヘルプを要求すると、 stopServer コマンドについての説明が表示されます。 この使用法ステートメント用に表示されるオプションは、 すべて stopNode コマンドに適用されます。

使用シナリオ

以下は、正しい構文の例です。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [z/OS]
stopNode

stopNode -nowait

stopNode -trace (produces the stopnode.log file)
[i5/OS]
stopNode

stopNode -profileName mynode 

stopNode -nowait

stopNode -trace (profile_root/logs ディレクトリーにトレース・ファイルを作成します。)



関連タスク
コマンド行ツールの使用
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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