WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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PMI アーキテクチャー

Performance Monitoring Infrastructure (PMI) は、クライアント/サーバー・アーキテクチャーを使用しています。

サーバーは、WebSphere Application Server の各種コンポーネントからパフォーマンス・データを収集します。 クライアントは、1 つ以上のサーバーからパフォーマンス・データを検索し、そのデータを処理します。 WebSphere Application Server バージョン 6 は、 JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) Management Reference Implementation (JSR-77) をサポートしています。

WebSphere Application Server バージョン 6 以降では、 モニターまたは計測レベルに基づいて PMI カウンターを使用できます。 レベルは、「なし」、「基本」、「拡張」、「すべて」、および「カスタム」です。 これらのレベルは PMI モジュールの XML ファイルで指定されます。 特定のレベルでモジュールを使用可能にすると、その特定のレベルのすべ てのカウンターと、その特定のレベルの下のレベルからのカウンターが含ま れます。 このため、「拡張」レベルでモジュールを使用可能にすると、 そのレベルのカウンターすべてと「基本」レベルのカウンターのすべても使用可能になります。

JSR-077 は、StatisticProvider インターフェースの一部として、 J2EE コンポーネントの統計のセットを定義しています。 「基本」の PMI モニター・レベルには、JSR-077 指定の統計がすべて含まれています。 PMI は、デフォルトで「基本」レベルでのモニターに設定されています。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] 次の図に示すように、サーバーはメモリー内の PMI データを収集します。 このデータは、サーブレットの応答時間やデータ接続のプール使用量などのカウンターから構成されています。 次に、データ・ポイントが、Web クライアント、Java クライアント、 または Java Management Extensions (JMX) クライアントを使用して検索されます。 WebSphere Application Server には、Tivoli Performance Viewer (パフォーマンス・データの表示およびモニターを行う Java クライアント) が含まれています。 モニター・ツールについて詳しくは、 Tivoli Performance Viewer (TPV) を使用したパフォーマンスのモニター サード・パーティーのパフォーマンス・モニターと管理ソリューション 、 および独自のモニター・アプリケーションの開発 のトピックを参照してください。

図は、PMI アーキテクチャー全体を示しています。 右側にあるサーバーは、メモリー内の PMI データを更新および保持します。 左側には、パフォーマンス・データを検索する Web クライアント、 Java クライアント、および JMX クライアントが表示されています。




関連概念
カスタム PMI API
関連タスク
PMI データ収集の使用可能化
Tivoli Performance Viewer (TPV) を使用したパフォーマンスのモニター
独自のモニター・アプリケーションの開発
関連資料
サード・パーティーのパフォーマンス・モニターと管理ソリューション
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/cprf_pmi_arch.html