WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

シスプレックスの準備

このタスクについて

WebSphere Application Server for z/OS は、多数の z/OS シスプレックス・サービスを使用します。 そのため、WebSphere Application Server for z/OS を実行するために使用される各ターゲット・システムは、モノプレックス (単一システム・シスプレックス) か シスプレックスのメンバーのいずれかでなければなりません。詳しくは、「z/OS MVS シスプレックスのセットアップ 」(SA22-7625) を参照してください。

チャネル間 (CTC) 通信を使用するか、またはカップリング・ファシリティーを通じて シスプレックスのシステムを接続します。カップリング・ファシリティーとは、シスプレックス・メンバー間でデータを 共用するために使用される特別な論理区画です。DASD 上の結合データ・セットは、シスプレックス調整にも使用されます。

WebSphere Application Server for z/OS は、システム・ロガーを使用して、 エラーをログに記録したり、情報をトレースしたり、XA トランザクション・ログを提供したりします。 システム・ロガーとは、アプリケーションがシスプレックス内でデータをログに記録できるようにする MVS のコンポーネントです。 システム・ロガーは、ログ・ストリームを作成および管理します。ログ・ストリームは、最初にカップリング・ファシリティー またはローカル・メモリー内のバッファーに書き込まれ、次に、アクセス期 間を長くするために、DASD 上のログ・データ・セットに転送されます。カップリング・ファシリティーではなく、ローカル・バッファーに 書き込まれるログ・ストリームは、DASD 専用ログ・ストリームと呼ばれます。

次のステップに従い、 シスプレックス用のシステムを準備します。

プロシージャー

  1. z/OS ターゲット・システムが既にシスプレックスとして構成されているかどうかを判別します。
    1. その場合は、次のステップへ進みます。
    2. そうでない場合は、「z/OS MVS シスプレックスのセットアップ」(SA88-8591-01) の説明に従い、モノプレックスとして構成します。 後で使用するために、 シスプレックス名を記録します。
  2. システム・ロガーがご使用のシステム上で既に使用されているかどうかを判別します。
    1. その場合は、次のステップへ進みます。
    2. そうでない場合は、「z/OS MVS シスプレックスのセットアップ 」 (SA88-8591) のセクション『Preparing to Use System Logger Application』の説明に従います。
  3. WebSphere Application Server for z/OS のログ・ストリームが、 カップリング・ファシリティーまたはローカル・メモリー内のバッファーになければならないことを決定します。 ログ・データ・セットに使用する SMS データ・クラス、SMS ストレージ・クラスおよびデータ・セット名の プレフィックスを記録します。WebSphere Application Server for z/OS のログ・ストリームがカップリング・ファシリティーに ある場合、使用する構造名を選択します。



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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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