- インストール検査
- このオプションは、インストール検査テストを開始します。このテストは、そのスタートアップの間、デプロイメント・マネージャーまたはスタンドアロン・アプリケーション・サーバーを始動しモニターすることから構成されています。
デプロイメント・マネージャーまたはスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成後、初めてファースト・ステップ・コンソールを使用した場合は、「インストール検査」をクリックして、インストールが問題なく行われたことを確認します。検査プロセスによりデプロイメント・マネージャーまたはアプリケーション・サーバーが始動されます。
IVT の実行中は「デプロイメント・マネージャーの始動」オプションまたは「アプリケーション・サーバーを始動する」オプションは使用できません。
IVT は、デプロイメント・マネージャーまたはアプリケーション・サーバーに関して以下の有益な情報を提供します。
- サーバー・プロセスの名前: dmgr または server1
- プロファイルの名前
- ファイル・パスであるプロファイル・パス、およびプロファイルの名前
- プロファイルのタイプ: dmgr またはデフォルト
- ノード名
- 現行のエンコード
- 管理コンソールのポート番号 (デフォルトは 9060)
- SystemOut.log ファイルのロケーションおよびファイル内にリストされたエラーの数を含むさまざまな通知メッセージ
- 完了メッセージ
- デプロイメント・マネージャーを始動します。
- このオプションは、デプロイメント・マネージャーを実行しているとき、「デプロイメント・マネージャーの停止」に切り替えます。
このオプションは、ファースト・ステップ・コンソールがデプロイメント・マネージャー・プロファイルにある場合に表示されます。
「デプロイメント・マネージャーの始動」オプションを選択すると、出力画面に状況メッセージが表示されます。
成功メッセージは、
デプロイメント・マネージャーが e-ビジネス用に開いていることを通知します。次に、メニュー項目が「デプロイメント・マネージャーの停止」に変わります。
「デプロイメント・マネージャーの始動」オプションを選択した場合、「インストール検査」オプションが、デプロイメント・マネージャーの実行中は使用不可になります。
- サーバーの始動
- このオプションは、アプリケーション・サーバーを実行しているとき、「サーバーの停止」に切り替えます。
このオプションは、ファースト・ステップ・コンソールがスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルにある場合に表示されます。
「サーバーの始動」オプションを選択すると、出力画面に状況メッセージが表示されます。
成功メッセージは、
サーバーが e-ビジネス用に開いていることを通知します。次に、メニュー項目が「サーバーの停止」に切り替わり、「管理コンソール」オプションおよび「サンプル・ギャラリー」オプションがどちらも使用可能になります。
「サーバーの始動」オプションを選択した場合、「インストール検査」オプションが、アプリケーション・サーバーの実行中は使用不可になります。
- 管理コンソール
- このオプションは、アプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャーが実行されるまで使用不可です。
管理コンソールは、サポートされている Web ブラウザーの 1 つで実行される構成エディターです。
管理コンソールを使用することによって、スタンドアロン・アプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャー用の XML 構成ファイルで作業することが可能になります。
管理コンソールを起動するには、「管理コンソール」をクリックするか、ブラウザーで http://localhost:9060/ibm/console
を指定します。
アドレスがロードされない場合は、ローカル・ホストのホスト名を置換します。
9060 がロードされない場合は、インストールを検査して管理コンソールのポート番号を確認します。
管理コンソールでログイン名を求めるプロンプトが出ます。
このプロンプトはセキュリティー
のために出されるのではなく、セッション中に行った構成変更を識別するための
タグにすぎません。管理セキュリティーが有効な場合は、セキュア・サインオンも使用可能です。
インフォメーション・センターのインストール手順では、インストール中にセキュリティーを使用可能にする場合に管理ユーザー ID およびパスワードを書き留めるよう、注意を促しています。
ID とパスワードがないと、管理コンソールまたはスクリプトを使用できません。
- プロファイル管理ツール
- このオプションは、プロファイル管理ツールを開始します。PMT は、スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイル、デプロイメント・マネージャー・プロファイルまたはカスタム・プロファイルを作成します。
各プロファイルには独自の管理インターフェースがあります。
カスタム・プロファイルは例外です。カスタム・プロファイルは、デプロイメント・マネージャー・セルに統合してカスタマイズできる、空のノードです。
デフォルトのサーバー・プロセスやアプリケーションは、カスタム・プロファイル用には作成されません。
各プロファイルには、独自のファースト・ステップ・コンソールもあります。
コマンドのロケーションは、このトピックで後述するように、プロファイル内です。
Microsoft® Windows Vista™ オペレーティング・システム上でプロファイル管理ツールを実行する際の注意事項:
- WebSphere Application Server
バージョン 6.1 をお使いの Microsoft Windows Vista オペレーティング・システムにインストールしたら、プロファイル管理ツールを使用してプロファイルの作成を試行する前に、バージョン 6.1.0.9 以降を含むサービス・パックをインストールする必要があります。
- Microsoft Windows Vista オペレーティング・システム上でバージョン 6.1.0.9 以降を実行している場合は、高い管理者特権を使ってプロファイル管理ツールにログオンする必要があります。
管理者特権を使用してツールを起動するには、以下のアクションを実行します。
- 以下のいずれかのアクションを実行します。
- プロファイル管理ツールのショートカットを右クリックします。
- Windows エクスプローラーで、app_server_root/bin/ProfileManagement ディレクトリーにある pmt.bat ファイルを右クリックします。
- 「管理者として実行 (Run As Administrator)」をクリックします。
- サンプル・ギャラリー
- このオプションは、サンプル・ギャラリーを開始します。
このオプションは、アプリケーション・サーバーが始動するまで使用不可になっています。
オプションは、インストール中にサンプルがインストールされると表示されます。
サンプル・ギャラリーを起動するには、「サンプル・ギャラリー」をクリックするか、ブラウザーで http://localhost:9080/WSsamples を指定します。Web アドレスは大/小文字の区別を行います。
アドレスがロードされない場合は、独自のホスト名およびデフォルトのホスト・ポート番号を置換します。
管理コンソールを開き、をクリックして、ポート番号を確認します。デフォルトの 9080 の代わりに、WC_defaulthost ポート番号の値または WC_defaulthost_secure 値を使用します。
製品の初期インストール時にサンプルをインストールしない場合、オプションはファースト・ステップ・コンソール上に表示されません。
インクリメンタル・インストールを実行して、サンプル機能を追加することができます。
サンプルの追加後、オプションはファースト・ステップ・コンソール上に表示されます。
- WebSphere Application Server のインフォメーション・センター
- このオプションを使うと、オンライン・インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp) にアクセスすることができます。
- マイグレーション・ウィザード
- このオプションはマイグレーション・ウィザードを起動します。このウィザードは、マイグレーション・ツールへのグラフィカル・インターフェースです。
マイグレーション・ツールについては、WASPreUpgrade コマンド
およびWASPostUpgrade コマンド
を参照してください。
マイグレーション・ウィザードについての詳細は、マイグレーション・ウィザードを使用して製品構成をマイグレーションする
を参照してください。
- 終了
- このオプションは、ファースト・ステップ・コンソールを閉じます。