この管理コンソール・タスクを使用して、アプリケーションまたはそのサービス、エンドポイント、および操作に関するポリシー・セットを管理します。
始める前に
このタスクを完了する前に、
IBM WebSphere Application Server バージョン 6.1 Feature Pack for Web Services をインストールし、
Java API for XML Web Services (JAX-WS) アプリケーションをデプロイする必要があります。
このタスクについて
すべての必要な成果物を含む Web サービスを開発し、
Web サービス・アプリケーションをアプリケーション・サーバー・インスタンスにデプロイしました。
これで、ポリシー・セットを添付したり切り離したりして、
関連バインディングを管理できるようになりました。ポリシー・セット情報は、添付ポリシー・セット欄に表示されます。
ポリシー・セットが直接添付される場合、ポリシー・セット名
(例えば、RAMP default) が表示されます。
ポリシー・セットが添付されず、上位レベルでポリシー・セットが添付されている場合、
inherited がポリシー・セット名に追加されます。例えば、RAMP default (inherited) のようになります。直接にも上位レベルにも、ポリシー・セットが
添付されていない場合は、なし と表示されます。
リソースに
添付されるそれぞれのポリシー・セットには、ポリシーが割り当てられています。バインディング情報は、バインディング欄に表示されます。
リソースにポリシー・セットが直接添付されている場合、
バインディング名 (例えば MyBindings1) か、
Default が表示されます。
リソースがポリシー・セットを継承する場合、そのリソースは、そのポリシー・セットに
関連付けられているバインディングをも継承します。バインディング名には inherited が付加され、
例えば MyBindings1(inherited) あるいは Default(inherited) のようになります。
リソースに、直接添付されたバインディングや継承されたバインディングがない場合は、
Not applicable と表示されます。
プロシージャー
- 管理コンソールを開きます。
- ナビゲーション・ペインで、「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「Service_provider_application_instance」>「サービス・プロバイダーのポリシー・セットおよびバインディング」をクリックします。
- 「アプリケーション/サービス/エンドポイント/操作 (Application/Service/Endpoint/Operation)」列の隣にあるチェック・ボックスを選択します。
- アプリケーション、サービス、エンドポイント、または操作にポリシー・セットを
添付する場合は「添付 (Attach)」をクリックします。
- [オプション] 「切り離し」をクリックして、アプリケーション、サービス・プロバイダー、エンドポイント、または操作に対する添付済みポリシー・セットのリストからポリシー・セットを切り離します。
- 「バインディングの割り当て」をクリックして、デフォルト、既存、または新規のバインディング情報をポリシー・セットに割り当てます。
結果
このタスクを終了すると、ポリシー・セットが添付されるか切り離されるかして、
バインディングがサービス成果物に割り当てられます。
例
サービス・プロバイダーのアプリケーション・インスタンス app1 を構成した後、
例えば、WSSecurity default ポリシーをサービス成果物に添付させたい場合などには、
初めに、app1 アプリケーションを、
「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」> 「Service_Provider_application_instance」>「サービス・プロバイダーのポリシー・セットおよびバインディング」コレクションから見つけます。「app1」サービス・プロバイダー・アプリケーションをクリックします。
「アプリケーション/サービス/エンドポイント/操作 (Application/Service/Endpoint/Operation)」列の隣にあるチェック・ボックスを選択します。「添付 (Attach)」をクリックします。
リストから「WSSecurity default」ポリシーを選択します。
「保管」をクリックして、変更内容をマスター構成に保管します。
次の作業
管理コンソールを使用して、セル・レベルのサービス・プロバイダーを表示することができます。