WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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複数行スキーマへの切り替え

複数行スキーマ構成では、データ量を無制限に保管することができ、制約となるのはアプリケーションのデータベース容量のみです。 アプリケーションは、レコード全体の代わりに個々のフィールドを読み取ることができるので、 不要な Java オブジェクト直列化を回避することでパフォーマンスの向上に役立ちます。 セッション管理機能を構成して、セッション・オブジェクトの各属性をデータベースのそれぞれの専用の行に保管するには、複数行スキーマ構成を使用します。

このタスクについて

デフォルトでは、単一セッションは、 セッションの保持に使用されるデータベース表内の単一行にマップされます。 こうしたセットアップにすると、 WebSphere Application Server がアクセス可能な、ユーザー定義アプリケーション固有データの量に厳しい制限が課せられます。

プロシージャー

  1. セッション管理機能のプロパティーを変更して、 単一行スキーマから複数行スキーマに切り替えます。
  2. 手動で表を除去します。

    [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [i5/OS] 表を除去するには、次のようにします。

    1. セッション管理が使用しているデータ・ソース構成を判別します。
    2. データ・ソース構成で、データベース名をルックアップします。
    3. データベース機能を使用して、該当のデータベースに接続します。
    4. SESSIONS 表を除去します。
  3. [z/OS] データベース表を再作成するか、 この製品が HttpSession オブジェクトを保持するために使用しているデータベース表内のすべての行を削除します。

    DB2 データベース表の除去方法の説明については、「DB2 UDB for OS/390 and z/OS V7 Administration Guide」を参照してください。

    セッション・パーシスタンス用の DB2 表の作成では、新規の DB2 データベース表の作成方法について説明しています。




関連タスク
セッション管理の調整
データベース・セッション・パーシスタンスの構成
関連資料
複数行スキーマに関する考慮事項
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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