すべての接続の使用は、グローバル・トランザクションまたはローカル・トランザクション内包 (LTC) 境界のいずれかの有効範囲内で起きます。 トランザクション・タイプごとに、接続に関する要件が異なり、接続の設定に及ぼす影響も異なります。
接続は、グローバル・トランザクションの有効範囲内でのみ共用できます (その他の共用規則に従っていることが前提です)。ただし、LTC 有効範囲内での接続は、逐次的に再利用 できます。 取得/使用/クローズという接続パターンの後に (同じデータ・ソースまたは接続ファクトリーに対して) 別の取得/使用/クローズを行う場合は、同じ接続を再利用できます。 詳しくは、共用不可能接続および共用可能接続 のトピックを参照してください。
1 フェーズ・コミット・リソースでは、 1 フェーズ接続で実行される作業は他の接続と一緒にできず、 すべての接続で実行される作業は、必ずアトミックに完了または失敗します。 この製品では、 グローバル・トランザクションにおいて、複数の 1 フェーズ・コミット接続を使用できません。 さらに、 この製品は、1 つ以上の 2 フェーズ・コミット接続を行っているグローバル・トランザクションでは、 1 フェーズ・コミット接続を使用できません。 グローバル・トランザクション内では、 複数の 2 フェーズ・コミット接続のみ調整できます。
WebSphere Application Server は、最終参加者サポート を提供しています。 これにより、1 つ以上の 2 フェーズ・コミット・リソースを使用するグローバル・トランザクションに単一の 1 フェーズ・コミット・リソースが加えられるようになります。
WTRN0063E: 既存の 2 フェーズ可能リソースがあり、1 フェーズ可能リソースを取得しようとする不正な 試みが行われました。