WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインのアンインストール

アンインストーラー・プログラムを使用して、WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインをアンインストールすることができます。

始める前に

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] サポートされている Web サーバーまたはアプリケーション・サーバーをアンインストールしなくても、WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインを アンインストールすることができます。

[i5/OS] i5/OS では、WebSphere Application Server 製品をインストールしなければ、Web サーバー・プラグインをアンインストールすることはできません。 removeOs400WebServerDefinition コマンドを使用して、Web サーバー定義を削除します。 例えば、プロファイル myHttpProfile に関連した Web サーバー WEBSERVER1 の定義を削除するには、Qshell から次のコマンドを実行します。
app_server_root/bin/removeOs400WebserverDefinition
   -webserver.name WEBSERVER1
   -profileName myHttpProfile

IBM 鍵管理ウィザードを 使用して、Web サーバー・プラグイン・ホーム・ディレクトリーで SSL キー・ファイルを 作成した場合は、Web サーバー Plugins ディレクトリー以外のディレクトリーに、このファイルをバックアップします。アンインストール手順が 完了した後で、SSL キー・ファイルが必要ない場合は削除することができます。

このタスクについて

Web サーバー・プラグインをアンインストールするには、アンインストーラー・プログラムを実行します。 このプログラムにより、WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインのインストール・ルート・ディレクトリーが削除されると、 バイナリー・プラグインが除去されます。

プロシージャー

  1. Web サーバーを停止して、アンインストーラー・プログラムが Web サーバー構成を変更できるようにします。
  2. コマンド・ウィンドウをオープンします。
  3. [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] ディレクトリーを plugins_root/uninstall ディレクトリーに変更します。
  4. [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] uninstall コマンドを実行します。

    アンインストール・ウィザードでは、ウェルカム・パネルが表示されます。

    この手順の次のいくつかのステップは、対話式のウィザードの使用を説明します。 また、サイレント・パラメーターでアンインストール・コマンドを発行して、ウィザードをグラフィカル・ユーザー・インターフェースなしで使用することもできます。

    uninstall -silent
  5. [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] 「ようこそ」パネルで「次へ」をクリックします。

    アンインストーラー・ウィザードでは、 アンインストールされるものを確認するための確認パネルが表示されます。 パネルに表示される個々のフィーチャーは、別個の Web サーバー・インストールです。 個々の Web サーバー・インストールは、削除されるバイナリー・プラグイン・モジュールのいずれかを使用するよう構成されています。

  6. [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] 確認パネルで「次へ」をクリックし、プラグインのアンインストールを開始します。

    アンインストーラー・ウィザードでは、状況を知らせる要約パネルが表示されます。

  7. [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] 終了」をクリックして、アンインストーラー・ウィザードを閉じます。
    WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインをアンインストールすると、インストール・ルート・ディレクトリーから多数のファイルが 除去されますが、plugins_root/log/uninstall ディレクトリー内には以下のログが残されます。
    • ISMP アンインストール・ログ: log.txt
    • 構成アンインストール・ログ: masterConfigurationLog.txt
    • Web サーバー構成解除ログ:uninstallweb_server_namePlugin.log ( uninstallApachePlugin.log など)
  8. [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] IBM Global Services Kit (GSKit) をアンインストールします。

    GSKit を使用するために登録されている製品を説明するレジストリーがないため、プラグイン・インストール・ウィザードは GSKit 7 をアンインストールしません。 この重要な情報がない場合の GSKit 製品のアンインストールは、GSKit を 使用する他の製品に影響を及ぼす場合があります。

    ご使用のシステムで GSKit を使用しなくなったら、これをアンインストールすることができます。

    [Solaris] Solaris システムでは、GSKit 7 の他に GSKit 4 もアンインストールする必要があります。

    プラグイン・アンインストーラー・プログラムは、GSKit を登録解除します。レジストリー・キーは HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > IBM > GSK7 > REGAPPS > WASPlugins60_unique_key です。

    レジストリー・キー WASPlugins60_unique_key が、GSKit レジストリー項目で最後に残ったキーである場合、ウィザードは GSK7 製品もアンインストールします。 IBM HTTP Server などの別の製品が GSKit を使用するように登録されている場合、 ウィザードは GSKit をアンインストールしません。ウィザードは常に、WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインのレジストリー・キー WASPlugins60_unique_key を登録解除します。

    GSKit アンインストール・ログは plugins_root/log/uninstall/uninstallGSKit.log ファイルです。

    アップデート・インストーラーを使用して保守パッケージをインストールしたあとに発生する問題

    WebSphere Application Server プラグイン・リフレッシュ・パックを適用した場合に、プラグイン・インストーラーを実行すると、GSKit がアンインストールされないようにするレジストリー・キーが不適切に追加されます。

    GSKit の手動アンインストールについての詳細は、WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインの手動アンインストール を参照してください。

  9. [i5/OS] ディレクトリーを plugins_root/uninstall ディレクトリーに変更して、uninstall -silent コマンドを発行します。または、ディレクトリーを plugins_root/bin ディレクトリーに変更して、uninstall コマンドを発行します。
  10. [i5/OS] アンインストールが完了するまで待機します。
    WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインをアンインストールすると、インストール・ルート・ディレクトリーから多数のファイルが 除去されますが、plugins_root/log/uninstall ディレクトリー内には以下のログが残されます。
    • ISMP アンインストール・ログ: log.txt
    • 構成アンインストール・ログ: masterConfigurationLog.txt
    • Web サーバー構成解除ログ:uninstallweb_server_namePlugin.log ( uninstallApachePlugin.log など)
  11. システムの一時ディレクトリーからファイルを削除します。
    以下のファイルを削除します。
    • インストール一時ログ: temporaryPluginInstallLog.txt
    • アンインストール一時ログ: temporaryPluginUnInstallLog.txt
  12. スタンドアロン・アプリケーション・サーバーの Web サーバー定義を削除します。

    WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインのアンインストーラー・プログラムは、Web サーバー定義を削除しません。 ただし、管理コンソールを使用するか、以下の wsadmin コマンドを使用して、Web サーバー定義を削除することができます。

    $AdminTask deleteServer { -serverName webserver1 -nodeName WebserverHostName-node_node }
    $AdminTask removeUnmanagedNode { -nodeName WebserverHostName-node_node }
    $AdminConfig save

結果

plugins_root/uninstPlugin ディレクトリーから移動した後で、そのディレクトリーが除去されます。

plugins_root/logs ディレクトリーのみが残されます。 ログ・ディレクトリーには、インストール・プロセス・ログ、アンインストール・プロセス・ログ、および Web サーバー作成ログが含まれています。

重要: 存在する可能性があるその他のファイルは、IBM 鍵管理ウィザードを使用して作成することができる SSL キー・ファイルのみです。 必要な場合は、手動のアンインストール手順を使用する前に、これらのファイルを安全なロケーションに移動することができます。

次の作業

WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインを再インストールするには、インストール手順を再度起動します。

WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインをオリジナルのディレクトリーに再インストールするには、再インストールを行う前に、 プラグインの既存のインストール・ルート・ディレクトリーを削除します。

デフォルト・ロケーションは、ディレクトリー規則 に示されています。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] Web サーバー・プラグインの再インストールに関するインストール・シナリオについて詳しくは、Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。

[i5/OS] i5/OS での Web サーバー・プラグインのインストール で説明するインストール手順を使用します。

Web サーバー・プラグインの手動アンインストールについて詳しくは、WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインの手動アンインストール を参照してください。




サブトピック
WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインの手動アンインストール
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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