アプリケーション・コンポーネントが正しい時間帯を使用して いることを確認することができます。確認方法は、WebSphere Application Server がインストールされているオペレーティング・システム、および 場合によっては必要とされる目的によって異なります。
拡張各国語サポート (NLS) が i5/OS サーバーにインストールされて
いることを確認します。拡張 NLS サポートがまだインストールされていない
場合は、基本オペレーティング・システム (5769-SS1) のインストール時に
オプション 21 を選択してインストールします。
アプリケーション・サーバーを北アメリカの時間帯に 設定する場合は、技術情報 Changes to Daylight Saving Time will affect IBM WebSphere Application Server and its associated Operating Systems を参照して、 米国およびカナダが夏時間の開始日と停止日に行う変更をサポートするのに必要な サービス更新が適用されていることを確認してください。
この変数の設定は、一部のアプリケーションの時間帯設定には影響しません。
時間帯 ID には、一貫性のある結果を得るために、時間差と、ほとんどの場合、 夏時間調整の時間帯名とを含める必要があることを忘れないでください。 例えば、東部標準時、夏時間調整時間に EST5EDT を指定します。
時間帯の設定に東部アフリカ時間帯 (EAT) を指定する場合、
HP-UX オペレーティング・システムの Java 仮想マシン (JVM) はグリニッジ標準時 (GMT) を
使用します。
したがって、ログ・ファイルのタイム・スタンプは、EAT ではなく GMT をベースにしています。
この状態により、JVM が EAT を正しく処理するオペレーティング・システムで稼働しているサーバーと同期させようとした場合、サーバーの統合で問題が発生することもあります。
ある特定の機能の時間帯設定として東部アフリカ時間帯を使用する必要がある場合は、以下のプロシージャーの代わりに、-Duser.timezone=EAT パラメーターを該当の Java コマンドに追加します。例えば、アプリケーション・サーバーに、その時間帯設定として EAT を使用させる場合は、
-Duser.timezone=EAT パラメーターを startServer コマンドに追加します。
「user.timezone」Java 仮想マシン (JVM) カスタム・プロパティーを特定のアプリケーション・サーバーの構成設定に追加
するには、以下のようにします。
単一アプリケーション・サーバーの時間帯の設定を変更するには、
以下の手順を実行します。