統合インストール・パッケージ (IIP) は、IBM Installation Factory for WebSphere Application Server で作成されるインストール・パッケージの集合で、1 つ以上の一般出荷可能なインストール・パッケージ、1 つ以上のカスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP)、その他のユーザー指定ファイル、およびその他のユーザー指定ファイルやディレクトリーなどを含みます。 IIP は複合インストーラーであり、複数の製品のインストーラーをまとめて 1 つのパッケージに統合しています。 IIP はこれらのコントリビューションをあらかじめ定義された順序および調整された方法で次々に起動することで、 エンドツーエンド・インストールを完了します。
このトピックと関連トピックを読み、IIP の作成およびインストールを準備してください。 インストール・ツールの使用を開始する前に、IIP インストール・オプションについて充分理解してください。 始めに、Supported hardware and software Web サイトでハードウェアおよびソフトウェア要件を参照してください。
i5/OS ユーザーは、Windows プラットフォームに IBM Installation Factory をインストールし、実行する必要があります。
Installation Factory は i5/OS プラットフォームでは実行されません。
ディスク・スペースまたは一時スペースが余計に必要になった、 システム上に前提条件パッケージがない、などの問題が発生した場合は、 インストールをキャンセルして、必要な変更を行ってから、 インストールを再開してください。
このトピックでは、IIP の作成とインストールについて概説します。 始めに、Installation Factory をダウンロードし、製品を使用するためにシステム環境をセットアップします。 詳しくは、Installation Factory 入門 を参照してください。
次の手順は、IIP の作成とインストールを開始する方法について説明します。
この手順に従うことで、IIP を使用して IBM WebSphere Application Server 製品スタックをインストールすることが できます。 例えば、アプリケーション・サーバーとフィーチャー・パックのインストーラーを 1 つのパッケージにまとめた IIP を作成できます。
アプリケーションのデプロイの開始について詳しくは、WebSphere Application Server のファースト・パス を参照してください。