このページを使用して、特定の EJB コンテナーの EJB タイマー・サービスを構成および管理します。
この管理コンソール・ページを表示するには、 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「servername」> 「EJB コンテナー設定」>「EJB タイマー・サービス設定」とクリックします。
このページに表示される 2 つのラジオ・ボタンは、互いに排他的 な選択肢を表します。
WebSphere Application Server では、EJB タイマー・サービスで使用する内部スケジューラー・インスタンスを提供しています。 内部スケジューラー・インスタンスは、基本的な EJB タイマー機能のために事前構成されていて、 EJB タイマー・サービス用の限定された構成設定を提供します。 タスクの管理に内部スケジューラー・インスタンスを使用する場合は、 このボタンをクリックしてください。 この場合、タスクはサーバー・プロセスに関連した Cloudscape データベースに固定されます。 これを選択すると、 「カスタム・スケジューラー・インスタンスを使用」オプションはロックアウトされます。
これがデフォルトの選択項目です。
カスタム・スケジューラー・インスタンスを定義すると、 EJB タイマー・サービスのより高度な構成を実行することができます。 スケジューラー構成では、内部 EJB タイマー・サービスの事前定義スケジューラー・インスタンス以外にも、 構成オプションを提供しています。 クラスター環境で実行する場合にカスタム・スケジューラー・インスタンスを定義して、 すべてのクラスター・メンバーを単一のスケジューラー・インスタンスで実行できるようにすることも可能です。 こうすると、1 つのクラスター・メンバー上で作成された EJB タイマーを、 他のクラスター・メンバー上で実行することができます。 カスタム・スケジューラー・インスタンスを提供すると、 EJB タイマーを、スケジュールされた他のタスクと同じデータベース内で保守することもできます。 これを選択すると、 「内部 EJB タイマー・サービスのスケジューラー・インスタンスを使用」オプションはロックアウトされます。
この EJB コンテナー用の永続的 EJB タイマーが保管されるデータ・ソースの、 Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。 ネーム・スペースで使用可能なデータ・ソースは、 EJB タイマーで使用できます。 複数の EJB コンテナーが、テーブルの接頭部を指定することで、異なるテーブルを使用しながら 1 つのデータ・ソースを共用できます。
データ型 | ストリング |
デフォルト | jdbc/DefaultEJBTimerDataSource |
EJB タイマー・サービスのテーブル名の前に付加されるストリング (TASK、TREG、LMGR および LMPR)。 これらのテーブルがまだ作成されていない場合は、サーバーの始動時に作成されます。 これらのテーブルを手動で作成する方法については、スケジューラー・サービスのヘルプを参照してください。 各インスタンスで異なる接頭部ストリングを指定した場合、 複数の独立した EJB タイマー・サービスが同じデータベースを共用できます。
データ型 | ストリング |
デフォルト | EJBTIMER_ |
EJB タイマー・サービス・デーモンがデータベースをポーリングする間隔。 各ポーリング・オペレーションは高価です。間隔が非常に小さく、 多くのタスクがスケジュールされている場合、 ポーリングは非常に多くのシステム・リソースを消費します。新規タイマーをこの間隔よりも早く期限切れになるように設定した場合、 このタイマーは、この間隔が経過するまで実行されないことがあります。 この値が大きすぎると、多くのタイマー・イベントがメモリーに読み込まれる可能性があります。 これは、次のポーリング間隔に発生するすべてのタイマー・イベントが、毎回読み込まれるためです。
データ型 | 整数 |
単位 | 秒 |
デフォルト | 300 |
範囲 | 3 -- 1800 |
並行した EJB タイマー・タスクを実行する場合に使用されるスレッド数。 タイマー・スレッド数をゼロに設定すると、EJB タイマー・サービスは使用不可になります。
データ型 | 整数 |
デフォルト | 1 |
範囲 | 0 -- 500 |
このフィールドは、「カスタム・スケジューラー・インスタンスを使用」が選択された場合にのみ使用されます。 ここでは、EJB タイマーの管理、継続に使用するカスタム・スケジューラー・インスタンスの JNDI 名を指定します。 内部 EJB タイマー・サービス・スケジューラー・インスタンスの構成情報は、 ここで指定したスケジューラー・インスタンスには適用されません。
データ型 | ストリング |