このタスクを使用して、バージョン 5 デフォルト・メッセージングへの接続を構成します。
このタスクは、v5 から v6 へのノードの手動によるマイグレーションを支援するために提供されます。
提供されたツールを使用して既存の v5 ノードを v6 へマイグレーションすると、このタスクで作成する jmsserver、
appserver および port は自動的に定義されます。
このタスクについて
バージョン 5 デフォルト・メッセージングの接続を構成するには、管理コンソールを使用して、以下のステップを完了します。
プロシージャー
- 名前 jmsserver でアプリケーション・サーバーを作成します (各ノード上でこれらのうち 1 つのみが存在可能です)。
ナビゲーション・ペインで、と展開します。
- 新規のサーバー上で、v6 サーバー・ホストに設定されたホスト、およびバスのメンバーであるサーバーの SIB_MQ_ENDPOINT_ADDRESS と同じに設定されたポートで、新規 JMSSERVER_QUEUED_ADDRESS ポートを定義します。
jmsserver と呼ばれる appserver は実際に開始する必要はありません。ポート・アドレスを検索するために使用するだけです。
- キュー接続ファクトリーおよびキューを、ノード・スコープまたはセル・スコープで定義します。
ナビゲーション・ペインで、と展開します。
- コンテンツ・ペインで、V5 デフォルトのメッセージング・プロバイダーの名前を
クリックします。
- V5 デフォルト・メッセージングの下で定義したキューと同じ名前で、バス上のキュー宛先を定義します。
- V5 デフォルト・メッセージングの下で定義したキューと同じ名前で、バス上の別名宛先を定義しますが、名前の先頭に WQ_ を追加します。
例えば、キューの名前が MyV5Queue であるとき、別名の名前は WQ_MyV5Queue となります。
- 正しい名前を使用して、キュー宛先で別名をポイントします。
マイグレーション・プロセスは、WQ_ prefix を持つキューをターゲットにします。実際のキューをポイントする別名を定義すると、マイグレーションの役に立ちます。
- バスのメッセージング・エンジンに上で WebSphere MQ クライアント・リンクを定義します。
WebSphere MQ チャネル名を WAS.JMS.SVRCONN のままにして、キュー・マネージャー名をノード名を含むように設定します。
例えば、ノード名が MyNode である場合に、キュー・マネージャー名を WAS_<MyNode>_jmsserver にします。
ここで、キュー・マネージャー名を同様に設定します。この例では WAS_MyNode_jmsserver です。
WebSphere MQ クライアント・リンクは、非アクティブの状況を表示しますが、これは正常です。
- 新規の JNDI 定義が正しくバインドするように、サーバーを再始動します。
v5 クライアントはこれで、初期コンテキストのプロバイダー URL コンポーネント内の v6 システムのホストおよびブートストラップ・アドレスを使用して、v6 へ接続できるようになっています。
また、クライアントはバス上の宛先へメッセージを送信することもできるようになりました。
- 「クライアント接続」ビューを開いて最新表示のアイコンをクリックすると、クライアントが接続している間は、接続システムのホスト名が表示されています。
ナビゲーション・ペインで、と展開します。
- 「OK」をクリックします。
-
マスター構成に対する変更をすべて保管します。
- 変更した構成を有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止してから再始動してください。