i5/OS に Web サーバー・プラグインをインストールすると、WebSphere Application Server インストールに要求を送信できます。
アプリケーション・サーバーを、Web サーバーと同じ i5/OS サーバー上、または論理区画上で実行している場合は、 Web サーバー・プラグインをインストールする必要はありません。 Web サーバー・プラグインのコードと HTTP プロファイル・テンプレートは、WebSphere Application Server インストールに組み込まれています。
アプリケーション・サーバーを、Web サーバーとは異なる i5/OS システム上、または論理区画上で実行している場合は、 このトピックの各ステップを実行して、i5/OS Web サーバーに Web サーバー・プラグインをインストールします。
i5/OS 以外のプラットフォームで Web サーバーを実行している場合は、 使用しているプラットフォームを対象とした Web サーバー・プラグインのインストールに関する資料を参照してください。
このトピックでは、i5/OS 向けの Web サーバー・プラグインのインストールについて説明します。 WebSphere Application Server 製品は、 サポートされている Web サーバーごとに、固有のバイナリー・プラグイン・モジュールを提供します。WebSphere Application Server 製品が 作成および保守するプラグイン構成ファイルは、バイナリー・モジュールと相互作用することで、Web サーバーにアプリケーション・サーバー構成についての情報を提供します。Web サーバーは、この情報を使用してアプリケーション・サーバーとの通信方法を判別し、 アプリケーション・サーバー上の特定のアプリケーションを見つけます。
i5/OS 以外のプラットフォームの場合、プラグイン・インストール・ウィザードによって、プラグイン・モジュールをインストールし、 アプリケーション・サーバーとの通信用に Web サーバーを構成し、可能な場合はアプリケーション・サーバーに Web サーバー構成定義を 作成します。
i5/OS の場合、Web サーバー・プラグインをインストール しても、Web サーバーが構成されず、Web サーバー構成定義も作成されません。 i5/OS に Web サーバー・プラグインを インストールしたあとで、IBM Web Administration for i5/OS ウィザードを使用して、Web サーバー・インスタンスを構成します。
i5/OS システムへの Web サーバー・プラグインのインストールは、リモート・グラフィカル・インターフェースのインストール・ウィザードを使用するか、サイレント・モードで行います。
i5/OS システムに Web サーバー・プラグインをインストールします。 デフォルトのプロファイルが作成され、鍵、証明書、またはログ・ファイルを配置するロケーションとして機能します。 このプロファイルの名前は http で、パスは plugins_user_data_root /profiles/http です。
i5/OS に Web サーバー・プラグインをインストールした後で、IBM Web Administration
for i5/OS ウィザードを使用して、Web サーバー・インスタンスを構成します。
詳しくは、HTTP サーバー・インスタンスの構成
を参照してください。
IBM Web Administration for i5/OS ウィザードは、
その他のプラットフォームにおける Web サーバー・プラグイン・インストール
と、同様の機能を実行します。
追加の Web サーバー・インスタンスと併用する追加プロファイルを作成できます。