WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
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タイマー・サービス・コマンド

EJB タイマーに関する情報は通常、タイマーを作成するアプリケーショ ンに固有で、タイマーは作成しているアプリケーションの外では可視ではあ りません。 したがって、エンタープライズ Bean を含み、EJB タイマー を作成するアプリケーションで、EJB タイマーの管理を行う必要があります。

ただし、アプリケーション開発中に以下のコマンドを使用することができます。 これらは、いくつかの基本 EJB タイマー管理機能を提供します。これらのコマンドは、 クライアントのみ のインストールでは使用可能ではありません。

findEJBTimers

このコマンドは、 指定されたフィルター基準に基づいて既存の EJB タイマーに関する情報を表示します。

このコマンドの構文は以下のとおりです。
findEJBTimers server filter [options]
   filter: -all | -timer | -app [-mod [-bean ]]
           -all           -timer timer id
           -app   application name
           -mod   module name
           -bean  bean name

  options: -host  host name
           -port  portnumber
           -conntype connector type
           -user  userid
           -password password
           -quiet
           -logfile filename
           -replacelog
           -trace
           -help

各部の意味は、次のとおりです。
server
EJB タイマーがあるサーバー処理の名前
-all
サーバー処理と関連するすべての EJB タイマーを検出
timer id
タイマーを一意的に識別する EJB タイマー ID
application name
アプリケーションに関連するすべての EJB タイマーを検出
module name
モジュールに関連するすべての EJB タイマーを検出
bean name
エンタープライズ Bean に関連するすべての EJB タイマー検出
ホスト名 (host name)
サーバー処理のホスト名
portnumber
サーバー処理のポート
connector type
接続のタイプ。例えば、SOAP、RMI、または NONE。
userid
サーバー処理に接続する際に使用するユーザー
password
サーバー処理に接続する際に使用するパスワード
quiet
出力を使用不可に設定
logfile
ファイルに出力を指示
replacelog
コマンドを実行する前に既存のログをクリア
trace
トレースを使用可能に設定
help
コマンド固有のヘルプを提供
注: 指定するサーバーが、複数のサーバーによって 共有されるスケジューラー・インスタンスを 使用するように構成されている場合、任意のサーバー処理で作成される EJB タイマーが検出される場合があります。

findEJBTimers コマンドの例については、例: FindEJBTimers コマンド を参照してください。

cancelEJBTimers

このコマンドは、指定のフ ィルター基準に基づいて、パーシスタント・ストレージ EJB タイマーから取り消し、除去します。

このコマンドの構文は以下のとおりです。
cancelEJBTimers server filter [options]
   filter: -all | -timer | -app [-mod [-bean ]]
           -all           -timer timer id
           -app   application name
           -mod   module name
           -bean  bean name

  options: -host  host name
           -port  portnumber
           -conntype connector type
           -user  userid
           -password password
           -quiet
           -logfile filename
           -replacelog
           -trace
           -help

各部の意味は、次のとおりです。
server
EJB タイマーがあるサーバー処理の名前
-all
サーバー処理と関連するすべての EJB タイマーを検出
timer id
タイマーを一意的に識別する EJB タイマー ID
application name
アプリケーションに関連するすべての EJB タイマーを検出
module name
モジュールに関連するすべての EJB タイマーを検出
bean name
エンタープライズ Bean に関連するすべての EJB タイマー検出
ホスト名 (host name)
サーバー処理のホスト名
portnumber
サーバー処理のポート
connector type
接続のタイプ。例えば、SOAP、RMI、または NONE。
userid
サーバー処理に接続する際に使用するユーザー
password
サーバー処理に接続する際に使用するパスワード
quiet
出力を使用不可に設定
logfile
ファイルに出力を指示
replacelog
コマンドを実行する前に既存のログをクリア
trace
トレースを使用可能に設定
help
コマンド固有のヘルプを提供
注: 指定するサーバーが、複数のサーバーによって 共有されるスケジューラー・インスタンスを 使用するように構成されている場合、任意のサーバー処理で作成される EJB タイマーが取り消される場合があります。

cancelEJBTimers コマンドの例については、例: CancelEJBTimers コマンド を参照してください。




サブトピック
例: FindEJBTimers コマンド
例: CancelEJBTimers コマンド
関連タスク
タイマー・サービス用 Enterprise JavaBeans 2.1 の開発
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/rejb_timersercomm.html