新規の WebSphere Application Server for z/OS 環境をインストールする前に、
命名規則を慎重に計画することが重要です。
セル、ノード、サーバー、およびクラスター数を増加させるときに、
命名規則はシステムで拡張が可能でなければなりません。
また、命名規則は、ご使用の環境でテスト、統合、
および実動段階などのインスタンスや Sysplex および LPAR 名にも適用できなくてはなりません。
WebSphere Application Server for z/OS のサーバーは IMS または CICS 領域に似ています。
- コントローラーおよびサーバントの手順が調整されています。
- サーバーの各インスタンスの環境変数が調整されています。
- 領域の WLM 分類を使用して領域内で処理を行い、
アプリケーション環境として定義されています。
- 内蔵タイプか、または他のサーバーに依存しています。
- UNIX 許可のみでなく、制御およびサーバー STC (ユーザー ID、リソース・プロファイル) の RACF 定義が必要です。
- ユーザーはサーバーにアクセスし、
サーバー内でさまざまなオブジェクトを使用できなければなりません。
WebSphere Application Server for z/OS 環境は、セキュリティー・プロファイル、
ワークロード分類構成体などを管理するためにインストールを必要とする多くのアドレス・スペースから成り立っています。
アプリケーション・サーバーを作成、管理、および認識するには、
サーバーおよびサーバー・インスタンスの名前を付けるためのテンプレートを作成すると便利です。
構成および命名規則の例
にテンプレートの例があります。
データ・セットの命名規則も慎重に計画する必要があります。
- メンテナンス処理に依存する、SMP/E ターゲット・データ・セット (
通常のデータ・セットおよび HFS、またそのマウント・ポイントも含む)
- カスタマイズ HFS およびそのマウント・ポイント
- カスタマイズ・データ・セットの HLQ (*.CNTL、*.DATA、および *.SAVDCFG)
- エラー・ログ・ストリーム名
- DB2 コレクションおよびパッケージ名