WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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WebSphere Application Server アクティベーション・スペックのオプションのバインディング・プロパティー

WebSphere Application Server 上に デプロイするアクティベーション・スペック用に指定できる、バインディング・プロパティー。

J2C 認証エイリアス
アクティベーション・スペックのカスタム・プロパティーとして、ユーザー名とパスワー ドの値を使用する場合、セキュリティー上の理由からそれらの値を平文で公 開したくはない場合があります。 WebSphere のセキュリティーを使うとそのような場合に認証エイリアスを安全に定義することができます。 アクティベーション・スペックの構成では、管理オブジェクトとしても、アプリケーション・デプロイメント中であっても、 ユーザー名とパスワードを出す代わりに認証エイリアスを使用することができます。

認証エイリアス・フィールドを設定する場合、ユーザー名とパスワ ードのカスタム・プロパティー・フィールドを設定すべきではありません。 また、アプリケーションのデプロイメントの一部として設定された認証 エイリアスのプロパティーは、アクティベーション・スペック管理オブジェクト上に設定された プロパティーに優先します。

トランザクションのリカバリー・ログの場合も、認証エイリアスの みが暗号化されない形でファイルに書き込まれます。 こうしたセキュリティー・サービスは、本当のユーザー名とパスワードを守るために使用されます。

アプリケーションの起動中は、アクティベーション・スペックがエンドポイント活動化 の一部として初期化されている場合、サーバーは認証エイリアスを使用して本当のユーザー名とパスワードをセキュリティーから検索し、それをアクティベーション・スペックのインスタンス上に設定します。

宛先 JNDI 名
JMS をサポートしているリソース・アダプターの場合、リソース・ア ダプターが JMS 宛先からメッセージを保守できるように、 javax.jms.Destinations をアクティベーション・スペックと関連付ける必要があります。 この場合、管理者は J2C 管理オブジェクトを構成しま すが、これは javax.jms.Destination インターフェースを実行し、それを JNDI に結合します。

J2C 管理オブジェクトを構成して、 setDestination(javax.jms.Destination) メソッドを実行する ActivationSpec クラスを使用します。 この場合、宛先 JNDI 名を指定することができます (つまり、 javax.jms.Destination を実行する J2C 管理オブジェクト用の JNDI 名 )。

アプリケーション・デプロイメントの一部として設定された宛先 JNDI 名は、アクティベーション・スペック管理オブジェクト上に設定されたプロパティーに優先 します。

アプリケーションの起動中は、エンドポイントの活動化の一部とし てアクティベーション・スペックが初期化されている場合に、サーバーは宛先 JNDI 名を使用し て宛先の管理オブジェクトを検索し、それからそれをアクティベーション・スペック・ インスタンス上に設定します。




関連概念
J2C アクティベーション・スペックの構成および使用
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
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