WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
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その他のセル内の ODC 準拠アプリケーション・サーバーへのルーティング要求

オンデマンド構成 (ODC) により、プロキシー・サーバーなどの WebSphere Application Server コンポーネントは、 WebSphere Application Server アプリケーション・デプロイメント、可用性、およびアクセシビリティ情報をビルドして、 プロキシー・サーバーでの追加構成なしで、これらのアプリケーションの要求を送付することができます。 プロキシー・サーバーをファイアウォールと共に分離する場合は、これらをアプリケーションとは別のセルに配置し、コア・グループ・ブリッジ・サービスを構成します。

このタスクについて

ODC は WebSphere Application Server の高可用性機能を使用して、 更新をパブリッシュおよびサブスクライブします。セル内のデプロイメント・マネージャーおよび ODC 機能を持つアプリケーション・サーバーは通常、プロキシー・サーバーなどの仲介プログラムによって サブスクライブされる更新をパブリッシュします。ODC は、WebSphere Extended Deployment V5.1、 WebSphere Application Server V6.0、 および WebSphere Application Server Network Deployment の V6.0 以上のバージョンでサポートされています。

別のセルでホストされているアプリケーションへ要求を送付できるように、プロキシー・サーバーを構成します。コア・グループ・ブリッジ・サービスには、プロキシー・サーバーのセルとターゲット・アプリケーションのセル間の通信機能があります。セルがコア・グループ・ブリッジにリンクされると、 プロキシー・サーバーは構成を追加せずにアプリケーションへ送付できるようになります。管理コンソールで、「サーバー」>「コア・グループ」>「コア・グループ・ブリッジ設定」とクリックすると、コア・グループ・ブリッジ設定を検索することができます。

クロスセル・ルーティングを構成するための基本ステップは、プロキシー・サーバーが属しているセル内、およびルーティングされているそれぞれの他のセル内に、コア・グループ・ブリッジを構成し、使用可能化することです。 コア・グループ・ブリッジは、同じアクセス・ポイント・グループ名で構成されている必要があります。

プロシージャー

  1. セルに、ブリッジ・インターフェース、ピア・アクセス・グループおよび ピア・ポートを作成します。 ピア・アクセス・ポイント・グループ名は、セルでは同じである必要があります。 CGB_ENABLE_602_FEATURES を使用する場合は、それが含まれるすべてのセルで使用可能にします。
  2. ブリッジ・インターフェースのすべてのプロセスを再始動します。

次の作業

セキュリティーが有効になっている場合、コア・グループ・ブリッジ・サービスのすべてのセルでセキュリティーを使用可能にする必要があります。



関連情報
異なるセル内のコア・グループ間でのコア・グループ・ブリッジの構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
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