WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
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Web サーバー・プラグインの要求ルーティング・プロパティー

このページを使用して、Web サーバー・プラグインの要求ルーティング ・プロパティーを表示または変更します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「Web サーバー」 >「Web_server_name プラグイン・プロパティー」>「プラグイン server_cluster_name プロパティー」とクリックします。

ロード・バランシング・オプション

プラグインが、Web サーバーに関連するさまざまなアプリケーション・サーバーに要求を送信する際に 使用するロード・バランシング・オプションを指定します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの LoadBalanceWeight エレメントに対応します。

適切なロード・バランシング・オプションを選択します。
  • Round Robin
  • ランダム

Round Robin インプリメンテーションの出発点はランダムです。 最初のアプリケーション・サーバーはランダムに選出されます。 それ以降のアプリケーション・サーバーの選出には、Round Robin が使用されます。 このインプリメンテーションは、マルチプロセス・ベースの Web サーバーで、すべてのプロセスが 最初の要求を同じアプリケーション・サーバーに送信することによって始動しないようにします。

デフォルトのロード・バランシング・タイプは Round Robin です。

再試行間隔

アプリケーション・サーバーがマークされてからプラグインが 接続を再試行するまでに経過する時間の長さを秒で指定します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの ServerWaitforContinue エレメントに対応します。

データ型 整数
デフォルト 60 秒
要求コンテンツの最大サイズ

要求コンテンツのサイズに制限があるかどうかを選択します。 制限がある場合は、要求に含むことのできるデータの最大 KB 数もこのフィールドで指定します。制限が設定されている場合、 プラグインは、指定した制限を超えるデータを含む要求を受け取ると障害を起こします。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの PostSizeLimit エレメント に対応します。

要求コンテンツのサイズを制限するかどうかを選択します。
  • 無制限
  • 制限設定

制限設定」を選択した場合、制限サイズを指定してください。

データ型 整数

サイズをキロバイト (1024 バイト・ブロック) で指定します。

デフォルト -1 は、ポスト・サイズに制限がないことを示します。
HTTP 要求コンテンツを読み取る際の最大バッファー・サイズ

HTTP 要求のコンテンツを読み取る際に使用する最大バッファー・サイズを KB 単位で指定します。要求を最初に受信したアプリケーション・サーバーがその要求を処理できない場合、このバッファーに含まれるデータは別のアプリケーション・サーバーに送られ、要求の処理が試みられます。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの PostBufferSize エレメントに対応します。

制限設定」を選択する場合、制限サイズを指定します。

データ型 整数

サイズをキロバイト (1024 バイト・ブロック) で指定します。

デフォルト 64
特殊ヘッダーの除去

チェックされると、プラグインは着信要求からヘッダーを除去してから、 プラグインが要求をアプリケーション・サーバーへ転送する前に追加することになっているヘッダーを追加します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの RemoveSpecialHeaders エレメントに対応します。

プラグインは、アプリケーション・サーバーに転送される前に、 要求に特殊なヘッダーを追加します。 これらのヘッダーには、 アプリケーションが使用するのに必要な要求に関する情報が保管されています。 着信要求からヘッダーを除去しないと、機密漏れのおそれが生じます。

デフォルトでは、特殊ヘッダーは保存されません。チェック・ボックスをクリアして、特殊ヘッダーを保存します。

クローン・セパレーターの変更

このオプションが選択された場合は、プラグインはクローン・セパレーターとしてプラス文字 (+) を予期します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの ServerCloneID エレメント に対応します。

一部のパーベイシブ・デバイスでは、セッション類縁性に関連しているクローン ID を分離するために使用されるコロン文字 (:) を処理することができません。 このフィールドをチェックする場合、 アプリケーション・サーバーがプラス文字を持つクローン ID も分離するように、 関連アプリケーション・サーバーの構成も変更する必要があります。

デフォルトでは、このオプションは選択されています。 クローン ID の分離にコロン文字を使用するには、フィールドをクリアします。




関連タスク
Web サーバーとの通信
関連資料
オブジェクト名: 名前ストリングが含むことができないもの
Web サーバー・プラグインのプロパティー
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
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