フェデレーテッド・リポジトリー構成でレルムを管理するには、
このトピックに従います。
始める前に
レルムは以下の ID で構成することができます。
- システムにビルドされるファイル・ベース・リポジトリー
- 1 つ以上の外部リポジトリー
- 組み込み、ファイル・ベース・リポジトリーおよび 1 つ以上の外部リポジトリーの両方
レルムを構成する前に、
フェデレーテッド・リポジトリーの制限
を参照してください。
プロシージャー
- 以下のいずれかのトピックを使用して、レルムを構成します。
レルムの構成を初めて行う場合も、既存のレルム構成を変更する場合もあります。
- フェデレーテッド・リポジトリー構成におけるサポートありのエンティティー・タイプの構成
で説明された
ステップに従って、サポートされたエンティティー・タイプを構成します。
「ユーザー」および「グループ」を持ったアカウントを管理する前に、
サポートされたエンティティー・タイプを構成しておく必要があります。デフォルトの親の
基本エントリーによって、指定されたタイプのエンティティーが、作成操作の際に配置される
リポジトリー・ロケーションが決まります。
- オプション: レルムにデータおよび属性を保管する機能を
拡張するには、次の 1 つ以上の作業を実行します。
- フェデレーテッド・リポジトリー構成におけるエントリー・マッピング・リポジトリーの構成
で
説明されたステップに従って、エントリー・マッピング・リポジトリーを構成します。
エントリー・マッピング・リポジトリーは、複数のリポジトリーのプロファイルを
管理するデータの格納に使用されます。
- フェデレーテッド・リポジトリー構成におけるプロパティー拡張リポジトリーの構成
で説明されたステップに従って、プロパティー拡張リポジトリーを構成します。
プロパティー拡張リポジトリーは、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバー
に保管できない属性の保管に使用されます。
- wsadmin コマンドを使用した、エントリー・マッピング・リポジトリー、プロパティー拡張機能リポジトリー、
またはカスタム・レジストリー・データベース・リポジトリーの設定
で説明されているように、wsadmin コマンドを使用して、データベース・リポジトリーをセットアップします。
- オプション: レルムにおける LDAP リポジトリーの機能を
拡張するには、次の 1 つ以上の上級者用作業を実行します。
- オプション: フェデレーテッド・リポジトリー構成におけるリポジトリーの管理
で説明されているステップに従って、
ご使用のシステムで構成されたリポジトリーを管理します。
- オプション: フェデレーテッド・リポジトリー構成における、外部リポジトリーの追加
で説明されているステップに従って、外部リポジトリーをレルムに追加します。
- オプション: フェデレーテッド・リポジトリー構成下でのリポジトリーのパスワードの変更
に説明されている次のステップにより、フェデレーテッド・リポジトリーの下に構成されているリポジトリーのパスワードを変更します。
次の作業
- フェデレーテッド・リポジトリーの構成が完了したら、「セキュリティー」>「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護
」とクリックして、「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護
」パネルに戻ります。フェデレーテッド・リポジトリーが、
「Current realm definition」フィールドに示されていることを確認します。フェデレーテッド・リポジトリー
が示されていない場合は、「使用可能なレルム定義」フィールドから「統合リポジトリー」
を選択し、「現在値として設定」をクリックします。フェデレーテッド・リポジトリー構成を
検査するために、「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護」パネルで「適用」
をクリックします。フェデレーテッド・リポジトリーが「Current realm definition」フィールドに示されていない場合は、
ご使用のフェデレーテッド・リポジトリーは WebSphere Application Server によって使用されません。
- セキュリティーを使用可能にする場合は、レルムのセキュリティーの使用可能化
で指定されるように
残りのステップを完了します。最終ステップとして、「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護
」パネルで「適用」をクリックして、このセットアップを検証します。
- このパネルの変更内容を有効にするには、
すべての製品サーバー (デプロイメント・マネージャー、ノード、およびアプリケーション・サーバー) を保管し、
停止してから再始動します。サーバーが問題なく始動したら、セットアップは正しく行われたことになります。