フェデレーテッド・リポジトリー構成でリポジトリーを管理するには、
このトピックに従います。
プロシージャー
- 管理コンソールで、「セキュリティー」>「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護」とクリックします。
- 「ユーザー・アカウント・リポジトリー」の下で、「使用可能なレルム定義」フィールドから
「統合リポジトリー」を選択し、「構成」をクリックします。
- 「関連項目」の下の「リポジトリーの管理」をクリックします。
システムで構成されているリポジトリーは、コレクション・パネルにリストされます。
このリストには、フェデレーテッド・リポジトリー機能を使用して構成されたリポジトリー、
およびトピックAdminTask オブジェクトの IdMgrRepositoryConfig コマンド・グループ
で説明された wsadmin コマンドを使用して作成されたリポジトリーが含まれます。
- オプション: 「追加」をクリックして、新規外部リポジトリーを構成します。 Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) リポジトリーの構成設定について詳しくは、
フェデレーテッド・リポジトリー構成における Lightweight Directory Access Protocol
の構成
を参照してください。
制約事項:
管理コンソールを使用してデータベース・リポジトリーを追加することはできません。
このリポジトリー構成は、wsadmin コマンドを使用することによってのみサポートされます。
- オプション: 前もって管理コンソールまたは wsadmin コマンドを使用することによって指定していたリポジトリーを、「削除」をクリックして削除します。
制約事項: コレクション・パネル
から、ファイル・ベースの組み込みリポジトリーを削除することはできません。
- オプション: いずれかの LDAP リポジトリー ID エントリーを選択し、
システムで構成済みの外部リポジトリーを表示または更新します。
LDAP 設定を構成するステップについて詳しくは、
フェデレーテッド・リポジトリー構成における Lightweight Directory Access Protocol
の構成
を参照してください。
制約事項: システム内で構成されるデータベース・リポジトリーは、コレクション・パネルにリストされますが、管理コンソールを使用してデータベース・リポジトリーを更新することはできません。
データベース・リポジトリーへの更新は、wsadmin コマンドを使用することによってのみサポートされます。
- 「OK」をクリックします。
結果
以上のステップを完了すると、マッピング・リポジトリー下のコレクション・パネル
には、ご使用のシステムで構成されたリポジトリーの現行リストが反映されます。
次の作業
- このコレクション・パネルにリストされた 1 つ以上の外部リポジトリーを
レルムに追加するには、フェデレーテッド・リポジトリー構成におけるレルムの管理
を参照してください。
- フェデレーテッド・リポジトリーの構成が完了したら、「セキュリティー」>「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護
」とクリックして、「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護
」パネルに戻ります。フェデレーテッド・リポジトリーが、
「Current realm definition」フィールドに示されていることを確認します。フェデレーテッド・リポジトリー
が示されていない場合は、「使用可能なレルム定義」フィールドから「統合リポジトリー」
を選択し、「現在値として設定」をクリックします。フェデレーテッド・リポジトリー構成を
検査するために、「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護」パネルで「適用」
をクリックします。フェデレーテッド・リポジトリーが「Current realm definition」フィールドに示されていない場合は、
ご使用のフェデレーテッド・リポジトリーは WebSphere Application Server によって使用されません。
- セキュリティーを使用可能にする場合は、レルムのセキュリティーの使用可能化
で指定されるように残りのステップを完了します。最終ステップとして、「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護
」パネルで「適用」をクリックして、このセットアップを検証します。
- このパネルの変更内容を有効にするには、
すべての製品サーバー (デプロイメント・マネージャー、ノード、およびアプリケーション・サーバー) を保管し、
停止してから再始動します。サーバーが問題なく始動したら、セットアップは正しく行われたことになります。
重要: フェデレーテッド・リポジトリー構成の一部であるファイル・ベース組み込みリポジトリーに対して行われたすべての変更に気をつけてください。
これらの変更は管理対象ノードに複製を作成し、ネットワーク・デプロイメント構成が同期化していることを確認してください。
この複製の実行に必要なステップについては、
ファイル・ベース組み込みリポジトリーへの変更の複製
を参照してください。