このタスクを使用して、自動化ヒープ・ダンプ生成を使用可能にします。 この機能は、HP-UX および Solaris オペレーティング・システム上で実行中の WebSphere Application Server を含む Sun Java 仮想マシン (JVM) を使用しているときにはサポートされません。 Sun JVM 上でのヒープ・ダンプの取得について調べるか、または IBM サポートに連絡する必要があります。
自動ヒープ・ダンプ 生成サポートは、IBM Software Development Kit でのみ使用可能で、AIX、Linux、および Windows オペレーティング・システムにおけるメモリー・リークの問題を分析します。
ヒープ・ダンプを適宜手動で生成することは、困難な場合があります。 メモリー・リークが検出される場合に、メモリー・リーク問題を分析できるように、 一部の自動ヒープ・ダンプ生成サポートを使用することができます。この機能は、AIX、Linux、および Windows オペレーティング・システム上の IBM Software Development Kit でのみ使用可能です。
ほとんどのメモリー・リーク分析ツールは、2 つのヒープ・ダンプ上で何らかの形の異なる評価を行います。 疑わしいメモリー状態が検出された場合、適宜 2 つのヒープ・ダンプが自動的に生成されます。 一般的な概念では、問題が検出されたらすぐに初期ヒープ・ダンプを行います。 メモリー使用量をモニターし、多量のメモリーがリークしていると判断した場合は、別のヒープ・ダンプを行います。 こうすることにより、ヒープ・ダンプを比較して、リークの原因を突き止めることができます。
メモリー・リークが検出される場合に、メモリー・リーク問題を分析できるように、 一部の自動ヒープ・ダンプ生成サポートを使用することができます。
自動化されたヒープ・ダンプ生成サポートを使用可能にするには、管理コンソールで以下のステップを実行します。
重要: ディスク・スペースを保持するために、 WebSphere Application Server ホーム・ディレクトリー内に 10 を超えるヒープ・ダンプがすでに存在する場合、 パフォーマンスおよび診断アドバイザーはヒープ・ダンプを取りません。アプリケーション・サーバー上のヒープとワークロードのサイズによっては、ヒープ・ダンプを取ることはとても消費量のかかるものであり、また一時的にシステム・パフォーマンスに影響を与えることがあります。