WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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要求メトリック

このページを使用して以下のことを行います。要求メトリックを使用可能にする。要求メトリックに よって計測されるコンポーネントを選択する。トレース・レベルを設定する。標準ログを使用可能にする。アプリケーション 応答測定 (ARM) を使用可能にする。ARM エージェントのタイプを指定する。ARM トランザクション・ファクトリー・インプリメンテーション・クラス名を指定する。

この管理コンソール・ページを表示するには、「モニターおよびチューニング」>「Request metrics」とクリックします。

「構成」タブ

要求メトリック・コレクション用のサーバーの準備

要求メトリック機能をオンにします。

これを未チェックにすると、要求メトリック機能は使用不可になります。 要求メトリックを使用可能にするには、このボックスにチェック・マークを付けて変更を保管してから、 サーバーを再始動します。このボックスがチェックされている場合は、 サーバーは要求メトリックを使用可能にする準備ができており、ユーザーがサーバーを再始動する必要はありません。 「計測対象コンポーネント」の下でどのオプションが選択されているかによって、 要求メトリックの計測は、各コンポーネントで使用可能または使用不可にされます。
注: この選択処理は、WebSphere Application Server バージョン 6.0x の「要求メトリックを使用可能にする」チェック・ボックスと異なります。 この処理では、「すべて」、「なし」、または「カスタム」の選択オプションがあります。 「カスタム」を選択した場合は、使用可能にするコンポーネントを指定する必要があります。
計測対象コンポーネント

要求メトリックによって計測されるコンポーネントを選択します。

なし」を選択した場合は、要求メトリックの計測は使用可能になりません。 「すべて」を選択した場合は、 「カスタム」の下にリストされるすべてのコンポーネントで要求メトリックの計測が使用可能になります。 「カスタム」を選択した場合は、選択したコンポーネントで要求メトリックの計測が使用可能になります。

注: エッジ・トランザクション (アプリケーション・サーバーが最初に実行される親相関係数を持たないトランザクション) は、対応コンポーネントが計測に対して無効な場合でも、常時計測が行われます。
トレース・レベル

特定のトランザクションについて、どのくらいのトレース・データを累積するのかを指定します。 「トレース・レベル」と「計測対象コンポーネント」は、 連携して要求が計測されるかどうかを制御します。

以下の値のいずれかを含みます。
なし
計測なし
ホップ
プロセス境界のみ (Web コンテナーの入り口点および出口点など) の計測情報を生成します。
プロセス境界のみに関する計測情報 (例: ブラウザーまたは Web サーバーから受信したサーブレット要求やデータベースに送信される JDBC 要求) を生成します。
パフォーマンス・デバッグ
1 つの追加レベルの計測データを生成します。それに対して、デバッグは詳細な計測データを生成します。
ホップ・レベル、またはプロセス内サーブレットと Enterprise JavaBeans (EJB) 呼び出しの最初のレベル (例: インバウンド・サーブレットが特定のサーブレットに転送されたり、 インバウンド EJB が別の EJB を呼び出した場合) のデータを生成します。 ネーミングとサービス統合バス (SIB) などの他のプロセス内呼び出しは、 このレベルでは使用可能になりません。
デバッグ
すべてのプロセス内サーブレットおよび Enterprise JavaBeans (EJB) 呼び出しの応答時間を含む、詳細な 計測データを提供します。
すべてのプロセス内呼び出しの応答時間を含む、 詳細な計測データを提供します。
注: Servlet フィルターへの要求は、このレベルで計測されるのみです。
標準ログ

要求メトリック・ロギング機能を使用可能にします。

このチェック・ボックスを選択して、SystemOut.log ファイルへの要求メトリック・ログの生成を起動します。
注: 要求メトリック・ロギング機能を使用可能にするとプロセッサーの使用率が増加するため、 選択した要求のみが計測されるようにフィルターとともにこの機能を使用することをお勧めします。
アプリケーション応答測定 (ARM) エージェント

要求メトリックが、基礎をなす ARM エージェントを呼び出すことができるようにします。

ARM を使用可能にする前に、ARM プロバイダーの指示に従って、ARM エージェントをインストールし、適切なクラスパスとパスに構成する必要があります。

ARM エージェントの指定

使用したい ARM エージェントのタイプを指定します。

ARM 4.0 エージェントおよび Tivoli ARM 2.0 エージェントに対応しています。

ARM トランザクション・ファクトリー・インプリメンテーション・クラス名

ご使用のプロバイダーが提供しているパッケージの ARM トランザクション・ファクトリー・インプリメンテーション・クラス名を指定します。 このフィールドは ARM 4.0 エージェントを選択している場合には入力が必須ですが、 Tivoli ARM エージェントを選択している場合には必須ではありません。

このフィールドに、ARM ライブラリーにある ARM トランザクション・ファクトリー・インプリメンテーション・クラスの名前を入力します。 必ず ARM プロバイダーの指示に従い、また、インストール済み ARM エージェント用の ARM トランザクション・ファクトリー・クラスの名前を理解しておくようにしてください。

フィルター

フィルター操作が使用可能な場合、指定されたフィルターと一致する要求のみが、要求メトリック・データを生成します。ソース IP アドレス、URI 名、EJB メソッド名、JMS パラメーター、および WebServices パラメーターに関するフィルターが存在します。




関連タスク
要求メトリックからのパフォーマンス・データの取得
アプリケーション・フローのモニター
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/uprf_rrequestmetrics.html