WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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Lotus Domino の構成

このタスクでは、Lotus Domino の構成設定を変更する方法について説明します。

始める前に

iSeries 以外のシステムに WebSphere Application Server 対応の Web サーバー・プラグインを インストールする際には、プラグイン・インストール・ウィザードで Web サーバーを構成します。

Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。

このトピックでは、Lotus Domino バージョン 6 Web サーバーを 手動で構成する方法について説明します。

Web サーバー構成ファイルの編集 のその他の手順では、サポートされている他の Web サーバーの構成について説明します。

このタスクについて

以下の手順に従うと、Web サーバー・プラグインが Lotus Domino と連動可能になります。

プロシージャー

  1. Lotus Domino Server を始動します。
  2. Web ブラウザーからファイル names.nsf にアクセスします (例えば 、http://tarheels2.raleigh.ibm.com/names.nsf)。ブラウザーから、パスワードを求めるプロンプトが出されます。
  3. 管理者名とパスワードを入力します。
  4. ページ左側の「構成」をクリックします。
  5. ページ左側の「サーバー」をクリック します。
  6. ページ左側の「All Server Documents」をクリックします。
  7. WebSphere Application Server バージョン 6 を使用するサーバーをクリックします。
  8. 中央ウィンドウの左上で「Edit Server」をクリックします。
  9. ページ中央の「Internet Protocols」をクリックします。
  10. ページの中央右寄りにある DSAPI セクションで、Lotus Domino プラグインにパスを追加します。

    Lotus Domino Server アプリケーション・プログラミング・インターフェース (DSAPI) 用の フィルター・ファイルの仕様がすでに存在する場合は、 スペースを使用して、WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインを区切ります。

  11. 中央ウィンドウの左上で「Save and Close」をクリックします。
  12. plugin-cfg.xml 構成ファイルの ロケーションを定義します。

    このロケーションは、システムの構成によって変わります。 Web サーバーとアプリケーション・サーバーが別々のマシンにある場合は、 リモート・インストールです。

    2 つのサーバーが同じマシン上にある場合は、ローカル・インストールです。

    2 つのサーバーが同じマシン上にあり、 Application Server ノードまたはカスタム・ノードが統合されている場合は、ローカル分散インストールです。

    以下の例で、webserver1 は Web サーバー定義名です。

    [AIX] [HP-UX] [Linux] [Solaris]

    プラグイン構成ファイルへのパスの設定

    以下のパスのいずれかを使用して、WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE 環境変数にプラグイン構成ファイルのロケーションを設定します。

    インストール・タイプ 環境変数の設定に使用するコマンド
    リモート WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE=/opt/IBM/WebSphere/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml
    ローカル・スタンドアロン WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE=profile_root/config/cells/sa_cell/nodes/webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
    ローカル分散 WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE=profile_root/config/cells/dmgrcell/nodes/managednode/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
    インストール・プロセス中に、 プラグイン・インストール・ウィザードは、以下の 2 箇所に setupPluginCfg.sh ファイルを作成します。
    • plugins_root/bin ディレクトリー
    • lotus_root/notesdata ディレクトリー

    いずれかのロケーションからスクリプトを実行して、 WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE 環境変数を設定します。ただし、Web サーバーを再構成している場合は、 前出のテーブルのパスで環境変数の値を設定することによって、ユーザー自身でパスを設定することがあります。

    setupPluginCfg.sh スクリプトは、ファイル・ パス値を、ウィザードが元々構成していたファイル・パスに設定します。 Web サーバーを再構成して、元のファイル・パスを変更する場合は、 このスクリプトを使用しないでください。

    [Windows]

    プラグイン構成ファイルへのパスの設定

    ご使用の lotus_domino_root¥notes.ini ファイルに適切なステートメントを追加します。

    ファイル・パスにスペースがある場合を除き、以下の ファイル・パスを引用符で区切らないでください。区切った場合 、plugin-cfg.xml ファイルが正しくロードされない場合 があります。
    インストール・タイプ WebSpherePluginCfg 変数の設定に使用するコマンド
    リモート WebSpherePluginCfg=C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥config¥webserver1¥plugin-cfg.xml
    ローカル・スタンドアロン WebSpherePluginCfg=profile_root¥config¥cells¥sa_cell¥nodes¥webserver1_node¥servers¥webserver1¥plugin-cfg.xml
    ローカル分散 WebSpherePluginCfg=profile_root¥config¥cells¥dmgrcell¥nodes¥managednode¥servers¥webserver1¥plugin-cfg.xml
  13. Lotus Domino Server を再始動します。 サーバーが始動すると、次の例のような情報が表示されます。
    01/21/2005 01:21:51 PM  JVM: Java virtual machine initialized
    WebSphere Application Server DSAPI filter loaded
    01/21/2005 01:21:52 PM  HTTP Web Server started
    

結果

この手順によって、Lotus Domino バージョン 6.x が再構成されます。

次の作業

Web サーバーの構成後、この Web サーバーにアプリケーションをインストールすることができます。 詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。

WebSphere Application Server と連動する Lotus Domino の構成について詳しくは 、Lotus Support Services Web サイトを検索してください。キーワード検索フィールドに 検索語 WebSphere を入力してください。




サブトピック
Lotus Domino ファイルのロケーションおよびトラブルシューティングのヒント
関連タスク
Web サーバー構成ファイルの編集
関連情報
WebSphere プラグインを構成するには
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tins_manualWebDomino6.html