リソース・バンドルを作成するには、いくつかの方法があります。 最も簡単かつ優れた方法は、PropertiesResourceBundle リソース・バンドルをサポートするプロパティー・ファイルを作成することです。 このサンプルでは、そのようなプロパティー・ファイルの作成方法を示します。
このタスクおよびそのサブタスクに記載の JRas フレームワークは、推奨されません。 しかし、Java ロギングを使用して、同様の結果を得ることができます。
このサンプルには、4 つのローカライズ可能なメッセージがあります。 プロパティー・ファイルが作成され、そのファイル内にキーと値のペアが挿入されます。 通常のプロパティー・ファイルの規則はすべて、このファイルに適用されます。 さらに、作成者は、Java MessageFormat クラスの値に関するその他の制約事項に注意する必要があります。 例えば、アポストロフィはエスケープする必要があり、これを使用すると、問題が発生します。 移植できない文字は使用しないようにしてください。 WebSphere Application Server は、{1, date} や {0,number, integer} などの、MessageFormat クラスがサポートする拡張フォーマット規則の使用をサポートしていません。
このリソース・バンドルを使用するアプリケーションの 基本ディレクトリーが baseDir で、このディレクトリーはクラスパスにあるとします。 プロパティー・ファイルは、クラスパスには存在しないサブディレクトリー baseDir (baseDir/subDir1/subDir2/resources) に保管されるとします。 メッセージ・ファイルが解決できるようにするためには、subDir1.subDir2.resources.DefaultMessage の名前を使用して PropertyResourceBundle リソース・バンドルを識別し、メッセージ・ロガーへ渡します。
このサンプルでは、 プロパティー・ファイルは DefaultMessages.properties という名前になります。
# Contents of the DefaultMessages.properties file MSG_KEY_00=A message with no substitution parameters. MSG_KEY_01=A message with one substitution parameter: parm1={0} MSG_KEY_02=A message with two substitution parameters: parm1={0}, parm2 = {1} MSG_KEY_03=A message with three substitution parameters: parm1={0}, parm2 = {1}, parm3={2}
DefaultMessages.properties ファイルを作成したら、 このファイルをローカライズ・バージョンが生成される変換センターへ送信できます。