これを選択すると、このポリシーで管理されるグループに対してクォーラム検査が使用可能になります。
クォーラムは、障害時にグループのメンバー間で共用される
リソースを保護するために使用することができるメカニズムです。
重要: クォーラムは拡張ハードウェア機能であるため、
この機能の使用方法に熟知していない限りは使用しないでください。
この機能は、正しく使用しないとデータ破壊を引き起こす場合があります。
ポリシーのクォーラム設定は、以下の項目が当てはまる場合にのみ効果があります。
- グループ・メンバーは、クラスター・メンバーでもあります。
- GroupName.WAS_CLUSTER=clustername は、このポリシーに一致する任意の HA グループのグループ名で、
プロパティーとして指定する必要があります。
使用可能になっている場合、このポリシーを使用する任意のグループは、メンバーの大半が稼働するまでクォーラムを確立しません。
例えば、このグループに n
メンバーがある場合、クォーラムを確立するためには (n/2) + 1 サーバーがオンラインである必要があります。
クォーラムが確立されるまでは、活動化されるグループ・メンバーはありません。
クォーラム・メカニズムは、障害によってグループが区画に分割される場合に、
アプリケーション・サーバーのシャットダウンを可能にするハードウェア制御機能と共に作動するように設計されています。