プロファイルを作成するディレクトリーでは、最小限のスペースが使用可能である必要があります。
プロファイルを作成するだけの十分なスペースがない場合は、エラーが発生することがあります。 特定のプロファイルで必要な最小限のスペースに加えて、追加のスペースが 40 MB あることを確認してください。 40 MB のスペースは、ログ・ファイルと一時ファイルのために使用されます。
アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するディレクトリーには、 使用可能なファイル・システム・スペースが 200 MB 必要です。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するディレクトリーには、 使用可能なファイル・システム・スペースが 30 MB 必要です。
カスタム・プロファイルを作成するディレクトリーには、 使用可能なファイル・システム・スペースが 10 MB 必要です。
フェデレーテッド・アプリケーション・サーバー・プロファイルとデプロイメント・マネージャー・プロファイルを含むセル・プロファイルを作成するディレクトリーには、使用可能なファイル・システム・スペースが 230 MB 必要です。
プロファイル管理ツール および manageprofiles コマンドは、 プロファイルの作成を開始する直前に、 プロファイルの作成に必要なだけの ファイル・システム・スペースが 使用可能であるかどうかを、チェックします。 ただし、ファイル・システム・スペースの不足により、 プロファイル作成が失敗する可能性も、 わずかではありますが存在します。 このような失敗は、以下のような状態で発生する場合があります。
manageprofiles コマンドおよびプロファイル管理ツールは、 いずれも、 フェデレーテッド・アプリケーション・サーバー・プロファイルと デプロイメント・マネージャー・プロファイルの両方を含む、セル・プロファイルを作成できます。 ただし、プロファイル管理ツールと manageprofiles コマンドでは、セル・プロファイルの作成方法が異なります。 セル・プロファイルを作成するために必要となる、 使用可能なファイル・システム・スペースを理解する上で、 この違いは重要です。 プロファイル管理ツールを使用して、セル・プロファイルを 1 つのパスで作成できます。 この場合、セル・プロファイルを作成するのに、230 MB の ファイル・システム・スペースが必要になります。 ただし、manageprofiles コマンドを使用して、プロファイル管理ツールと同等のセル・プロファイルを作成するには、セル・デプロイメント・マネージャー・プロファイルおよびセル・ノード・プロファイルの 2 つの個別のプロファイルを作成する必要があります。 必要なファイル・システム・スペースは、セル・デプロイメント・マネージャー・プロファイルでは 30 MB、セル・ノード・プロファイルでは 200 MB になります。