このトピックでは、アセンブリー・ツールによる HTTP 基本認証の構成方法を説明します。
WebSphere Application Server で提供されているアセンブリー・ツールを使用して、HTTP 基本認証を構成できます。
この作業は、HTTP 基本認証を構成する 3 つの方法のうちの 1 つです。管理コンソール を使用するか、HTTP プロパティーをプログラマチックに変更することによっても、 HTTP 基本認証を構成することができます。
アセンブリー・ツールまたは管理コンソールを 使用して HTTP 基本認証を構成する場合は、Web サービス・セキュリティー・バインディング情報を変更します。Web サービス・アプリケーション を WebSphere Application Server にデプロイまたはインストールする前に、 アセンブリー・ツールを使用して HTTP 基本認証を構成できます。ここでは、 Web サービス・アプリケーションが WebSphere 製品にまだデプロイされていないものとします。
HTTP 基本認証 をプログラマチックに構成する場合、プロパティーは Stub または Call インスタンスで構成されます。プログラマチックに 設定した値は、バインディングで定義した値よりも優先されます。
ここで説明する HTTP 基本認証は WS-Security と直交しており、 WS-Security がサポートしている基本認証とは異なります。 WS-Security は基本認証トークンをサポートしますが、HTTP 基本認証はサポートしません。HTTP 基本認証を構成するには、 WebSphere Application Server のツールを使用してバインディング情報を変更します。