アンインストーラー・プログラムの実行後に、ログ・ファイルとレジストリー項目を手動で除去して、製品が元のディレクトリーに再インストールされないようにします。 再インストールする計画がない場合は、手動でアンインストールしないでください。
アンインストーラー・プログラムは、uninstall コマンドで -OPT removeProfilesOnUninstall="true" パラメーターが 使用されている場合を除いて、すべてのプロファイル (各プロファイル内の構成データ、アプリケーション、およびその他のユーザー・データをすべて含む) を残します。 プロファイルやデータを削除するパラメーターを組み込んでいないが削除したい場合は、手動で削除する必要があります。
構成ファイルの管理の説明については、コマンド行ツールの使用 を参照してください。 別のロケーションに保管されていないすべてのアプリケーションをバックアップします。
以前のインストールのファイルが残っているときに製品を新規ディレクトリーに再インストールすると、 共存シナリオを作成することができます。 ただし、すべてのファイルおよびレジストリー項目を削除すると、WebSphere Application Server 製品を 完全に除去することができます。 システムをクリーンにすることにより、共存なしで、元のディレクトリーに製品を再インストールすることができます。
デフォルトのディレクトリーを、以下の計画表に示します。
ID | ディレクトリー | 実際のロケーション |
---|---|---|
app_server_root | /QIBM/ProdData/WebSphere/AppServer/V61/Express | |
profile_root | /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V61/Express/profiles/profile_name | |
plugins_root | /QIBM/ProdData/WebSphere/Plugins/V61/webserver |
以下の手順を実行して、クリーンなシステムを作成します。
この手順を行うと、システムがクリーンになります。 これにより、同じディレクトリーに再インストールすることができます。 クリーンなシステムには、以前削除したインストールの痕跡は残っていません。
タスクの概説: インストール へ進み、新規インストールの計画を開始します。