WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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動的キャッシュ・サービスの使用可能化

動的キャッシュ・サービスを使用可能にし、サーブレット、Web サービス、および WebSphere Application Server コマンドの出力をメモリーにキャッシュすることによってアプリケーション・パフォーマンスを向上させます。

始める前に

アプリケーションのキャッシュ・ポリシーを作成します。キャッシュ・ポリシーは、キャッシュする応答およびキャッシュに保持する必要のある応答の時間に関するルールを定義します。 詳しくは、cachespec.xml ファイルによるキャッシュ可能オブジェクトの構成 を参照してください。

このタスクについて

デフォルトでは、動的キャッシュ・サービスは使用可能となっています。 ただし、管理コンソールでサービスを使用可能にすることも使用不可にすることもできます。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. 管理コンソールで、 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「コンテナー・サービス」> 「動的キャッシュ・サービス」をクリックします。
  3. サーバー始動時にサービスを使用可能にする」を選択します。
  4. 適用」または「OK」をクリックします。
  5. WebSphere Application Server を再始動します。 WebSphere Application Server を再始動する前に、サーブレット・キャッシ ングを使用可能にすることもできます。詳しくは、サーブレット・キャッシングの構成 を参照してください。

結果

動的キャッシュ・サービスは、 キャッシュ・ポリシーが構成されている要求のコンテンツをキャッシュに入れます。

次の作業

動的キャッシュ・ディスク・オフロードを使用可能にしたい場合があります。 このオプションは、将来のアクセスの可能性のために、メモリーからディスクへ、有効期限が切れたキャッシュ・エントリーを移動します。 詳しくは、動的キャッシュ・ディスク・オフロードの構成 を参照してください。



サブトピック
動的キャッシュ・サービスの設定
サーブレット・キャッシングの構成
ポートレット・フラグメントのキャッシュの構成
wsadmin ツールを使用した ポートレット・フラグメント・キャッシングの構成
Struts アプリケーションおよび Tiles アプリケーションのキャッシングの構成
動的キャッシュ・ディスク・オフロードの構成
Edge Side Include のキャッシングの構成
外部キャッシュ・グループの構成
関連タスク
サーブレット・キャッシングの構成
タスクの概説: 動的キャッシュ・サービスの使用によるパフォーマンスの向上
動的キャッシュ用の DistributedMap および DistributedObjectCache インターフェースの使用
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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