WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

接続ファクトリーの手動構成

以下のステップは、接続ファクトリーの手動構成に役立ちます。

始める前に

eim.jar ファイルおよび jt400.jar ファイルを構成します。

このタスクについて

eim.jar ファイルおよび jt400.jar ファイルを構成すると、 接続ファクトリーを手動で構成するか、または自動的に構成するかを選択することができます。 接続ファクトリーの自動構成を選択する場合、 詳しくは、接続ファクトリーの自動構成 を選択してください。以下のステップを実行して、Java 2 Connector (J2C) 認証データ、リソース・アダプター、および接続ファクトリーを手動で構成します。

プロシージャー

  1. Java 2 Connector (J2C) 認証データを構成します。
    1. WebSphere Application Server 管理コンソールで、「セキュリティー」>「セキュア管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャー」とクリックします。
    2. 「Java Authentication and Authorization Service」の下の 「J2C 認証データ」>「新規」をクリックします。
    3. 各必須フィールドに値を指定します。 ユーザー ID (cn=administrator など) およびパスワード の値は、接続ファクトリーにより使用され、Enterprise Identity Mapping (EIM) データを含む Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーにバインドされます。
    4. OK」をクリックします。
  2. リソース・アダプターを構成します。
    1. WebSphere Application Server 管理コンソールで、「リソース」>「リソース・アダプター」>「リソース・アダプター」をクリックします。
    2. リソース・アダプターをインストールするノードを選択します。
    3. 適用」をクリックします。
    4. Install RAR」をクリックします。
    5. ドライブを iSeries サーバーにマップしている場合は「Local path」を選択します。そうでない場合は、 「Server path」を選択します。
    6. パス名を指定するか、idTokenRA.JCA15.rar RAR ファイルのパス名をブラウズします。
    7. 次へ」をクリックします。
    8. 「名前」フィールドで、アダプターの名前を指定します。 例えば、identitytoken のように指定します。
    9. OK」をクリックします。
  3. 接続ファクトリーを構成します。
    1. 「リソース・アダプター」パネルで、新規に作成したリソース・アダプターの名前をクリックします。
    2. 「追加プロパティー」の下の「J2C connection factories」>「新規」をクリックします。
    3. 「名前」フィールドで、接続ファクトリーの名前を指定します。 例えば、idtokenconnection のように指定します。
    4. 「Java Naming and Directory Interface (JNDI) name」フィールドで、eis/IdentityToken を指定します。 この名前は、サンプル・アプリケーションのデプロイメント中に使用した JNDI 名と一致する必要があります。この名前は、参照バインディングに使用されます。
    5. 「コンポーネント管理認証別名」フィールドおよび「コンテナー管理認証別名」フィールドで、以前に作成した認証データを選択します。
    6. 「Mapping-configuration alias」フィールドで、DefaultPrincipalMapping を選択します。
    7. 適用」をクリックします。
    8. 「追加プロパティー」の下の「カスタム・プロパティー」をクリックします。 カスタム・プロパティーは接続ファクトリーにより使用され、EIM コントローラーと通信します。カスタム・プロパティーの記述を参照して、 プロパティーが必須か、または任意かを判別します。詳しくは、Enterprise Identity Mapping 識別トークン接続ファクトリーのパラメーター を参照してください。
      このプロパティー値を設定するには、 以下のステップを実行します。
      1. カスタム・プロパティーの名前をクリックします。
      2. 「値」フィールドにプロパティーの値を入力します。
      3. OK」をクリックします。
  4. 構成の変更を保管します。
    1. System administration」を展開して、「Save Changes to Master Repository」をクリックします。
    2. 保管」をクリックします。

結果

接続ファクトリーを手動で構成しました。

次の作業

構成の変更を保管すると、EIM サンプル・アプリケーションを WebSphere Application Server 環境にデプロイすることができます。サンプル・アプリケーション内で使用されているソース・コード・ファイルは、 独自のアプリケーションを作成するためのモデルとして使用することができます。詳しくは、Enterprise Identity Mapping サンプル・アプリケーションのデプロイ を参照してください。



関連タスク
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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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