WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

QWAS61 サブシステム始動時のアプリケーション・サーバーの自動始動の構成

WebSphere Application Server は、QWAS61 というそれ自身の サブシステム内で稼働します。QWAS61 は製品と共にインストールされます。 以下のステップを使用して、QWAS61 サブシステムの始動時に アプリケーション・サーバーが自動的に始動するように構成します。

プロシージャー

  1. ユーザー・プロファイルの権限を QWAS61/QWASJOBD ジョブ記述 および QWAS61/QWAS61 サブシステム記述に付与します。 各 プロファイルでは、以下のようにします。
    1. WebSphere Application Server プロファイルが使用する ジョブ記述の複写を作成します。 例えば、CL コマンド行で 以下のコマンドを発行します。
      CRTDUPOBJ OBJ(QWASJOBD) FROMLIB(QWAS61) OBJTYPE(*JOBD) TOLIB(mywasjobd) 
           NEWOBJ(myserv)
    2. CHGJOBD コマンドを使用して、新しく作成されたジョブ記述 を変更し、要求データまたはコマンド (RQSDTA) フィールドが新しいサーバー を始動するようにします。 例えば、デフォルト・プロファイルのアプリケーション・サーバー (server1) をサブシステムの始動時に始動するには、「RQSDTA」フィールドを 以下のように設定します。
      'QSYS/CALL PGM(product_library/QWASSTRSVR) PARM(''-profilePath'' 
             ''user_data_root/profiles/default'' 
             ''-server'' ''server1'')'
  2. 自動開始ジョブ・エントリーを QWAS61/QWAS61 サブシステム に追加します。 CL コマンド行から以下のコマンドを入力します。
    ADDAJE SBSD(QWAS61/QWAS61) JOB(myserv) JOBD(mywasjobd/myserv)
  3. オプション: QWAS61 サブシステムがシステムの始動時に 始動するようシステムを構成します。 自動始動を有効にする には、システム開始プログラムに以下の行を追加します。
    STRSBS QWAS61/QWAS61
    注:
    • システム始動プログラムは、QSTRUPPGM システム値によって定義されます。
    • TCP/IP は、WebSphere Application Server サブシステムの始動前に アクティブにしておく必要があります。始動プログラムまたは自動開始ジョブ の STRSBS QWAS61/QWAS61 コマンドの前に STRTCP コマンドが実行される ことを確認します。
    • QSTRUPPGM システム値について詳しくは 、「実行管理の手引き」(SD88-5009) を参照 してください。以下のサイトから入手できます。
      http://publib.boulder.ibm.com/cgi-bin/bookmgr/BOOKS/QB3ALG03/CCONTENTS



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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.iseries.doc/info/iseriesexp/ae/trun_ssenv_autostart.html