WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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ifcli コマンド

ifcli コマンド行ツールは、サポートしている任意のオペレーティング・システム上で実行できます。 ifcli ツールは入力としてビルド定義 XML ファイルを受け入れ、Installation Factory 処理エンジンを呼び出します。処理エンジンは XML ファイルをインタープリットし、製品のソース・ファイルと保守パッケージを探し、カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) または統合インストール・パッケージ (IIP) を作成します。

ifcli ツールは、Installation Factory のコマンド行インターフェースツールまたはコマンド行呼び出しツールとも呼ばれます。

ifcli ツールの実行およびインストール・パッケージのインストールは、以下のアーキテクチャーでサポートされます。
HP PA-RISC
Installation Factory ifcli ツールは、PA-RISC プラットフォームの 32 ビット HP-UX 11iv2 カーネルで実行されます。

32 ビット WebSphere Application Server 製品用 CIP でも、PA-RISC ハードウェア・プラットフォーム上の 64 ビット HP-UX 11iv2 カーネルにインストールするための、64 ビット互換性サポートが提供されています。

HP Itanium
Installation Factory ifcli ツールは、Itanium プラットフォームの 64 ビット HP-UX 11iv2 カーネルで実行されます。
IBM PowerPC32
Installation Factory ifcli ツールは、32 ビット AIX 5L 5.1 システム、AIX 5L 5.2 システム、AIX 5L 5.3 システム、および Linux システム上で実行します。

32 ビット WebSphere Application Server 製品用 CIP でも、64 ビット pSeries ハードウェア・プラットフォーム上で稼動する 64 ビット AIX または Linux カーネルにインストールするための、64 ビット互換性サポートが提供されています。

IBM p5 および pSeries Power4
Installation Factory ifcli ツールは、AIX System p5 および pSeries Power4 - 64 bit または 64 ビット Linux カーネルで実行されます。
Intel IA32
Installation Factory ifcli ツールは、32 ビット Linux カーネルまたは 32 ビット Windows カーネルを実行する 32 ビット Intel および AMD ハードウェア・プラットフォーム上で実行します。

32 ビット WebSphere Application Server 製品用 CIP では、32 ビット Intel および AMD プラットフォーム上の Windows 2000 Advanced Server SP4、Windows 2000 Server SP4、Windows 2000 Professional SP4 (開発専用)、Windows Server 2003 Datacenter、Windows Server 2003 Enterprise、Windows Server 2003 Standard、Windows XP Professional SP1a (開発専用)、および 32 ビット Intel および AMD プラットフォーム上の Windows Vista がサポートされています。

IBM S/390
Installation Factory ifcli ツールは、32 ビット Linux カーネルを実行する 32 ビット・メインフレーム・ハードウェア・プラットフォーム上で実行します。

32 ビット WebSphere Application Server 製品用 CIP でも、zSeries プラットフォーム上の 64 ビット Linux カーネルにインストールするための、64 ビット互換性サポートが提供されています。

IBM System z9 および zSeries
Installation Factory ifcli ツールは、Linux z9 および 64 ビットの zSeries で実行されます。
Opteron/EM64T
Installation Factory ifcli ツールは、64 ビット Linux カーネル、Windows 2003 x64 版または 64 ビット Solaris 10 オペレーティング・システム・カーネルを実行する Opteron または EM64T ハードウェア・プラットフォームで実行されます。
Sun SPARC
Installation Factory ifcli ツールは、SPARC および UltraSPARC 60 プラットフォームの 32 ビット Solaris 9 および Solaris 10 オペレーティング・システム・カーネル上で実行します。

Installation Factory ifcli ツールは、SPARC プラットフォーム上の 64 ビット Solaris 10 オペレーティング・ システム・カーネルでも実行されます。

32 ビット WebSphere Application Server 製品用 CIP でも、64 ビット Solaris 9 および Solaris 10 カーネルにインストールするための、64 ビット互換性 サポートが提供されています。

コマンド・ファイルのロケーション

コマンド・ファイルは、Installation Factory をアンパックしたディレクトリーの /bin ディレクトリーにあります。コマンド・ファイルは、次の名前のスクリプトです。
  • ifcli

ロギング

ifcli コマンドは、インストール画像が正常に作成されたかどうかを示す構成ログ・ファイルを作成します。 正常に作成されていない場合は、トレース・ファイルを調べて問題点を判別します。

以下のファイルがインストール・パッケージ作成データを記録します。

トレースおよびロギング出力とレベルは、logLevel および traceLevel パラメーターで説明されているように構成可能です。

パラメーター

サポートされている引数は以下のとおりです。
-buildDef build_definition_file
ビルド定義ウィザードが作成するビルド定義ファイルを識別します。
-help
使用情報を表示します。
-logFile fully_qualified_log_file_path_name
ログ・ファイルを識別します。デフォルト値は current_working_directory/logs/log.txt です。
-logLevel log_level
ロギングのレベルを設定します。デフォルト値は INFO です。有効な値は以下のとおりです。
  • ALL
  • CONFIG
  • INFO
  • WARNING
  • SEVERE
  • OFF (ロギングをオフにする)
-silent
処理エンジンをサイレント・モードで実行し、結果をコンソールに表示しないことを指定します。
-traceFile fully_qualified_trace_file_path_name
トレース・ファイルを識別します。デフォルト値は current_working_directory/logs/trace.xml です。
-traceLevel trace level
トレースのレベルを設定します。デフォルト値は OFF です。有効な値は以下のとおりです。
  • ALL
  • FINE
  • FINER
  • FINEST
  • OFF (ロギングをオフにする)

インストール・パッケージを使用して製品をインストールする

WebSphere Application Server 製品の Installation Factory インストーラー・プログラムを使用して、WebSphere Application Server 製品のインストール・パッケージをインストールします。 サポートされている各製品には、独自のインストーラー・プログラムがあります。 詳しくは、install コマンド を参照してください。




参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.iseries.doc/info/iseriesexp/ae/rxml_ifcli.html