WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

Enterprise Identity Mapping

Enterprise Identity Mapping (EIM) for iSeries は、 IBM インフラストラクチャーの OS/400 実装です。 これを使用すると、管理者とアプリケーション開発者は、 企業全体で複数のユーザー・レジストリーを管理する問題を解決することができます。

ほとんどのネットワーク企業は、ユーザー・レジストリーが複数存在するという問題に直面しています。 この場合、企業内の各個人やエンティティーが、レジストリーごとにユーザー ID を持たなければならなくなります。複数のユーザー・レジストリーが必要であることから、 直ちに管理上の大問題に発展し、ユーザー、管理者、およびアプリケーション開発者に影響が及ぶことになります。 EIM を使用することで、企業内で複数のユーザー・レジストリーとユーザー ID の管理が容易になり、 安価な解決策となります。

EIM は、個人またはエンティティーを、企業全体でさまざまなレジストリーにある該当するユーザー ID にマップし、関連付けるためのメカニズムです。 EIM は、これらの ID マッピング関係を作成し、 管理するためのアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を提供し、 アプリケーションがこの情報を照会するために使用する API を提供します。 さらに、OS/400 は EIM と Kerberos の機能を使用して、シングル・サインオン環境を提供します。

iSeries のグラフィカル・ユーザー・インターフェースである iSeries Navigator は、 EIM を構成して管理するためのウィザードを提供します。 さらに、管理者は、iSeries Navigator を使用して、ユーザー・プロファイルの EIM 関係を管理できます。

Enterprise Identity Mapping について詳しくは、『Enterprise Identity Mapping concepts』を参照してください。




関連概念
シングル・サインオン
関連タスク
Enterprise Identity Mapping の構成
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.iseries.doc/info/iseriesexp/ae/csec_eimiseries.html