WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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デフォルト・データ・ソースを使用したデフォルト UDDI ノードのセットアップ

これは、あらかじめ設定されたプロパティー値および組み込み済みの Cloudscape データベースを使用して UDDI ノードを作成するタスクです。

このタスクについて

ノードの作成中または作成後に、ノード ID などの必須ノード・プロパティーを変更することはできません。 ノードは UDDI レジストリーの初期計算に基づいており、開発およびテスト目的のためのものです。必須ノード・プロパティーをユーザー側で選択する場合、カスタマイズ済み UDDI ノードのセットアップ で詳しく説明されるカスタマイズ・ノードのセットアップを行います。

UDDI データベースおよびデータ・ソースは、単一スクリプト (UDDI レジストリー・アプリケーションのデプロイにも使用) を実行することで自動作成されます。データ・ソースにさらに制御を持たせたい場合は、デフォルト UDDI ノードのセットアップ を参照してください。

プロシージャー

  1. app_server_root/bin ディレクトリーから wsadmin スクリプト uddiDeploy.jacl を実行して、UDDI ノードを作成します。 コマンドの構文は以下に表示されています。
    wsadmin [-conntype none] [-profileName profile_name] -wsadmin_classpath app_server_root/derby/lib 
                   -f uddiDeploy.jacl 
                   node_name 
                   server_name
                   default
    各部の意味は、次のとおりです。
    • '-profileName profile_name' はオプションで、UDDI アプリケーションがデプロイされているプロファイルの名前です。 プロファイルを指定しない場合は、デフォルト・プロファイルが使用されます。
    • 「-conntype none」はオプションで、アプリケーション・サーバーが 稼働していない場合にのみ必要です。
    • app_server_root は、WebSphere Application Server のインストール・ロケーションのディレクトリー名です。
    • node_name は、ターゲット・サーバーが稼働する WebSphere ノードの名前です。 入力するノード名には大/小文字の区別があることに注意してください。
    • server_name は、UDDI レジストリーをデプロイするターゲット・サーバーの名前 (server1 など) です。 入力するサーバー名は大/小文字の区別があることに注意してください。
    • 「default」によって、コマンドは Cloudscape データベースおよびデータ・ソース内のデフォルト・ポリシーを使用して UDDI ノードを作成します。 これは Cloudscape の場合のみの特殊なケースで、UDDI ノードを実行するために必要なすべてのものを作成します。
      Cloudscape データベースがすでに存在する場合、データベースを再作成するかどうかを確認されます。データベースを再作成する場合は、既存のデータベースは削除され、新規データベースが代わりに作成されます。データベースを再作成しない場合は、コマンドは終了し、新規データベースは作成されません。
      注: アプリケーション・サーバーがすでに既存の Cloudscape データベースとアクセスしている場合は、uddiDeploy.jacl スクリプトはデータベースを再作成できません。 uddiRemove.jacl スクリプトを使用して、UDDI レジストリー・ノードの除去 で説明されているようにデータベースを除去し、サーバーを再始動して再度 uddiDeploy.jacl スクリプトを実行します。
    例えば、サーバー「server1」に「MyNode」という名前の UDDI ノードを作成するには、以下を入力します (ここでは、server1 が始動していることを前提としています)。
    wsadmin -profileName myProfile -wsadmin_classpath /QIBM/ProdData/WebSphere/AppServer/V61/Base/derby/
    lib -f uddiDeploy.jacl MyNode server1 default
    サーバーが開始されていない場合、コマンドは次のようになります。
    wsadmin -conntype none -profileName myProfile -wsadmin_classpath /QIBM/ProdData/WebSphere/AppServer/
    V61/Base/derby/lib -f uddiDeploy.jacl MyNode server1 default

    (これらは、単一行に 1 つのコマンドとして入力する必要があることに注意してください)

  2. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」とクリックして、インストールされたアプリケーションを表示します。 その隣のチェック・ボックスを選択し、「始動」をクリックして、 UDDI レジストリー・アプリケーションを始動します。 あるいは、アプリケーション・サーバーがまだ実行されていない場合は、 アプリケーション・サーバーを始動します。 このアクションにより、UDDI レジストリー・アプリケーションが自動的に始動します。 これで、UDDI ノードはアクティブになります。
    注: UDDI アプリケーション、またはアプリケーション・サーバーを再始動すると、 UDDI ノードは、その前に非活動化していても、必ず再活動化します。
  3. 「UDDI」 > 「UDDI Nodes」 > 「UDDI_node_id」とクリックし、UDDI レジストリー・ノードのプロパティー・ページを表示します。 「生成される discoveryURLs の接頭部」を、構成に対する有効な URL に設定します。 このプロパティーは、UDDI バージョン 2 の HTTP GET サービスによって使用される生成済みディスカバリー URL に適用される URL 接頭部を指定します。

次の作業

UDDI ノードを正常にセットアップできたかを確認するには、 UDDI レジストリー・インストール検査プログラム (IVP) の使用 の指示に従ってください。



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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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