WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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スケジューラー用データベースの作成

各スケジューラーには、パーシスタント情報を保管するためのデータベースが 必要です。スケジューラーは、このデータベースを使用してタスクを保管し、実行します。 データベースと場所の選択は、アプリケーション開発者とサーバー管理者によって決定される必要があります。

始める前に

スケジューラーのパフォーマンスは最終的には、データベースのパフォーマンスによって制限されます。 1 秒当たりのタスク数を増やす必要がある場合、より大きなシステムでスケジューラー・デーモンを実行したり、 タスクによって使用される Session Bean にクラスターを使用したり、複数のスケジューラーを使用してタスクを区分したりすることができます。 ただし、スケジューラーのデータベースが飽和状態になるため、 結局、より大きいデータベース・システムまたはより良く調整されたデータベース・システムが必要になります。 スケジューラーのトポロジーに関して詳しくは、技術文献 「WebSphere Enterprise Scheduler planning and administration guide」を参照してください。

各スケジューラー構成で独自のテーブル・プレフィックス値を指定すると、複数のスケジューラーで 1 つのデータベースを共有できます。 このように共用することで、スケジューラー・データベースの管理コストを削減することができます。

このタスクについて

以下のステップを実行して、スケジューラー・データベースを作成します。

プロシージャー

  1. データベースを作成します。 スケジューラー用のデータベースを作成したり、既存のデータベースがスケジューラーに適しているかどうかを判断するには、 トピックスケジューラー用データベースの作成を参照してください。
  2. スケジューラー・テーブルを作成します。 スケジューラー用のテーブルを作成するには、3 つの方法があります。
    1. 管理コンソールを使用してスケジューラー・テーブルを作成する 管理コンソールを使用すると、Web ブラウザーで データベース・テーブルを追加、削除、および検査できます。 これは開発者および単純なスケジューラー・トポロジーにとって、理想的な方法です。
    2. JMX またはスクリプトを使用してスケジューラー・テーブルを作成する

      JMX を使用すると、Java またはスクリプトでデータベース・テーブルを プログラマチックに追加、削除、および検査できます。これは単純なスケジューラーの接続形態にとって、スケジューラーの構成を自動化する際に理想的なメソッドです。

    3. DDL ファイルを使用してスケジューラー・テーブルを作成する 任意のテキスト・エディターを使用して手動で DDL ファイルを編集し、 テーブル名と、スケジューラーのリソースおよびデータ・ソースの間のマッピングが正確か検証します。



サブトピック
スケジューラー用データベースの作成
スケジューラー・テーブルの管理機能
スケジューラー用テーブルの定義
管理コンソールを使用したスケジューラー・テーブルの作成
スクリプトおよび Java Management Extensions を使用したスケジューラー・テーブルの作成
DDL ファイルを使用したスケジューラー・テーブルの作成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.iseries.doc/info/iseriesexp/scheduler/tasks/tsch_database.html