データ・ソースを定義し、保管した後、「テスト接続」ボタンをクリックすると、
データ・ソース定義のパラメーターが正しいかどうかを確認できます。
始める前に
このタスクについて
データ・ソース・コレクション・ページで複数のデータ・ソースを選択し、それらを 1 つのグループとしてテストできます。
「テスト接続」ボタン
を使用する前に、必ず以下の条件が満たされていることを確認してください。
プロシージャー
- WebSphere Application Server バージョン 4.0 タイプのデータ・ソースを使用して
接続をテストする場合は、ユーザー およびパスワード 情報が
設定されていることを確認してください。
- 変数を適切に指定します。
- WebSphere Application Server は、i5/OS プラットフォームで JDBC ドライバー・クラスパスの環境変数を自動的に設定します。
Application Server は、ご使用のドライバーに従い、
${OS400_NATIVE_JDBC_DRIVER_PATH}
または ${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH} のいずれかの変数を指定します。
管理コンソールで、ご使用のドライバーの絶対パス・ロケーションを環境変数の値として指定します (詳しくは、
JDBC プロバイダー設定
の項を参照)。
- jt400.jar ファイルの最新 JTOpen バージョンをダウンロードする場合は、
2 つの配置ストラテジーのいずれかを使用して環境変数の値を正しく維持します。
ファイルは、${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH} 変数に関して指定するディレクトリーと同じディレクトリーに置くことができます。
あるいはまた、異なるディレクトリーに jt400.jar ファイルを置き、
${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH} の値をこの異なるパスに変更することもできます。
-
WebSphere 変数を定義または編集した後で、アプリケーション・サーバーを再始動します。
- データ・ソースの認証別名を作成または編集した後で、アプリケーション・サーバーを再始動します。
- これで、データ・ソースへの接続をテストできるようになりました。管理コンソール内のデータ・ソース・プロパティー・ページで、
データ・ソースを選択して、「テスト接続」をクリックします。
テスト接続操作には、3 つの異なる出力が用意さ
れています。それぞれの出力は、「テス
ト接続」ボタンを押したページのメッセージ・パネル上で異なるメッセージを表示します。
- テストは正常に完了できる。これは、構成済みのデータ・
ソース・パラメーターを使用して、データベースとの接続が正常に取得された、という意味です。
「Test Connection for data source DataSourceName on
process ProcessName at node NodeName was successful」という結果メッセージが表示されます。
- テストは正常に完了したが、警告が出力される。これは、データベースとの接続は正常に完了したにもかかわらず、
警告が出力された、という意味です。
「Test Connection for data source DataSourceName on
process ProcessName at node NodeName was successful with warning(s)」という結果メッセージが表示されます。
詳細については、JVM のログを参照してください。
このメッセージの「
View the JVM Logs」というテキストは、プロセスの JVM Logs コンソール画面へのハイパーリンクになっています。
- テストが失敗する。構成済みパラメーターを使用したデータベースとの接続は取得されていません。
「Test Connection failed for
data source DataSourceName on process ProcessName at
node NodeName with the following exception: ExceptionText」という結果メッセージが表示されます。
詳細については、JVM のログを参照してください。
この場合も、「View the JVM Logs」は、
該当するログ画面へのハイパーリンクになっています。