WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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Apache HTTP Server V2.0 の構成

このトピックでは、Apache HTTP Server バージョン 2.0 の構成設定を変更する方法について説明します。

始める前に

重要: (Apache で稼働する) IBM HTTP Server を i5/OS で実行中の場合、以下で概要を説明している 手動の構成ステップを使用することができます。ただし、IBM Web Administration for i5/OS GUI を使用することをお勧めします。詳しくは、HTTP サーバー・インスタンスの作成および構成 を参照してください。

Apache HTTP Server v2.0 は、(Apache で稼働する) IBM HTTP Server とは 異なります。Apache HTTP Server は、i5/OS ではサポートされません。 (Apache で稼働する) IBM HTTP Server の構成について詳しくは 、IBM HTTP Server (Apache 2.0 で稼働) の構成 を 参照してください。

iSeries 以外のシステムに WebSphere Application Server 対応の Web サーバー・プラグインを インストールする際には、プラグイン・インストール・ウィザードで Web サーバーを構成します。

i5/OS での Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。

このトピックでは、Apache HTTP Server バージョン 2.0 Web サーバーの構成方法について説明します。 Web サーバー構成ファイルの編集 のその他の手順では、サポートされている他の Web サーバーの構成について説明します。

このタスクについて

ご使用のオペレーティング・システムで Apache 2.0 を構成するステップを実行します。

例およびメッセージは、わかりやすくするために 複数行で表示されています。Web サーバー構成ファイル内の各ディレクティブは 1 行です。

ローカル・ファイル・パスは、Web サーバーと同じマシン 上にあるアプリケーション・サーバー上の plugin-cfg.xml ファイルへのファイル・パスです。 リモート・ファイル・パスは、アプリケーション・サーバーがリモート・ マシン上にある場合の plugin-cfg.xml ファイルへの ファイル・パスです。 プラグイン・インストール・ウィザードは、インストール中にダミーの plugin-cfg.xml ファイルをインストールしますが、 このファイルはアプリケーション・サーバー・マシンの実ファイルから定期的な 伝搬を必要とします。

以下のアプリケーション・サーバー・ローカル・ファイル・パスの node_name は、 スタンドアロン Application Server では web_server_name_node になります。

以下のステップの Web サーバー定義の名前は webserver1 です。

プロシージャー

httpd.conf ファイル 内のエントリーを構成します。 httpd.conf ファイルを構成するために、IBM Web Administration for i5/OS GUI を使用することをお勧めします。
ファイル構成の モデルとして、LoadModule および WebSpherePluginConfig ディレクティブに関する以下の例を使用します。
LoadModule was_ap20_module /QSYS.LIB/QWAS6.LIB/QSVTAP20.SRVPGM
ローカル 分散の例 (Network Deployment のみ - Web サーバーは管理対象ノードで 構成されます):
WebSpherePluginConfig /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V6/
   ND/profiles/profile1/config/cells/my_cell/nodes/
   my_managednode/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
ローカル・スタンドアロンの例:
WebSpherePluginConfig /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V6/
   ND/profiles/profile1/config/cells/my_cell/nodes/
   webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
リモートの例:
WebSpherePluginConfig /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V6/
   ND/profiles/httpprofile1/config/webserver1/plugin-cfg.xml

結果

この手順によって、Apache 2.0 Web サーバーが再構成されます。

次の作業

IBM HTTP Server 1.3.2x のディレクティブ LoadModule ibm_app_server_http_module が IBM HTTP Server 2.0 の httpd.conf ファイル内にある場合は、IBM HTTP Server を始動できません。バージョン 2 サーバーを始動するには、ディレクティブをコメント化または削除する必要があります。

プラグインが、 バックエンド WebSphere Application Server への暗号化接続を サポートするように構成されている場合、mod_was_ap20_http プラグイン・モジュールには、GSKIT Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化ライブラリーが必要です。

プラグイン・インストール・ウィザードは、GSKIT SSL 暗号化ライブラリーがインストールされていない場合、 必要なレベルでこのライブラリーをインストールします。 このプラグインを新規マシンに手動でコピーする場合、 暗号化されているバックエンド接続に必要な GSKIT ライブラリーがないことがあります。

Web サーバーの構成後、この Web サーバーにアプリケーションをインストールすることができます。 詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。




関連タスク
IBM HTTP Server バージョン 6.x の構成
IBM HTTP Server (Apache 2.0 で稼働) の構成
Web サーバー構成ファイルの編集
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/tins_manualWebApache20.html