並行性、事前取り出し、および先読みを動的に制御するストラテジーを定義するための WebSphere 拡張機能である、
アプリケーション・プロファイルに関連する主要概念を説明します。
- アプリケーション・プロファイル
- アプリケーション・プロファイルを使用して、WebSphere Application Server ランタイム環境に対する特定の作業単位を識別することができます。ランタイムでは、
その作業単位の正確な要件に対するサポートを調整することができます。
- アプリケーション・プロファイル・タスク
- タスクとは、名前付きの作業単位のことです。 タスクとは、Entity Bean
のデータがバックエンド・システムからロードされる際に適用するアクセス・インテント・ポリシーをランタイム環境が判別するためのメカニズムです。
- アプリケーション・プロファイルの自動構成
- Application Server Toolkit (AST) には、アプリケーション・プロファイルの構成を支援する静的分析エンジンが含まれています。
このツールで、コンパイル済みクラス、および Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションのデプロイメント記述子を検査することにより、トランザクションのエントリー・ポイントを判別し、それぞれのトランザクションに参加する一連のエンティティーを計算し、識別された個々のトランザクションの処理中にそのエンティティーが読み取られたか、更新されたかを判別できます。