WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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要求メトリックからのパフォーマンス・データの取得

このトピックでは、要求メトリックを使用可能にする方法について説明します。

このタスクについて

要求メトリックは、個々のトランザクションのトラッキングを可能にするツールであり 、WebSphere Application Server の各主要コンポーネントにおける処理時間を記録します。
以下の場所から要求メトリックを使用可能にすることができます。
  • 管理コンソール。管理コンソールで要求メトリックを使用可能にするには、 以下の『このタスクのステップ』セクションの説明を参照してください。
  • コマンド行。外部ツールを介して要求メトリックを使用可能に するために、Java Management Extensions (JMX) インターフェースが公開されています。公開されたインターフェースの詳細については、 要求メトリック API 文書を参照してください。

管理コンソールで要求メトリックを使用可能にするには、以下のステップを実行します。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールのナビゲーション・ツリーで、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」とクリックします。
  3. Prepare servers for request metrics collection」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。「Prepare servers for request metrics collection」チェック・ボックスが選択されていない場合は、 チェック・ボックスを選択して変更を保管し、サーバーを再始動する必要があります。
  4. Components to be instrumented」の下の「すべて」、 「なし」、または「カスタム」を選択して、要求メトリック・コンポーネントを指定します。 「カスタム」を選択した場合は、使用可能にするコンポーネントを選択してください。
  5. 要求メトリックによって計測されるコンポーネントを指定します。
  6. 収集するデータの量を指定します
  7. ロギングを使用可能および使用不可にします
  8. アプリケーション応答測定 (ARM) エージェントを使用可能にします。
  9. 使用する ARM タイプを指定します。
  10. ARM トランザクション・ファクトリー・インプリメンテーション・クラスの名前を指定します。
  11. 特定の要求タイプのパフォーマンスを分離します
    1. 要求メトリック・フィルターを追加 および除去します
  12. 適用」または「OK」をクリックします。
  13. 保管」をクリックします。

結果

要求メトリックが使用可能になります。

次の作業

Web サーバーでのロギングに時間がかかる場合、要求メトリック構成での変更を Web サーバー・プラグインに確実に認識させるには、Web サーバー・プラグイン構成ファイルの再生成 のステップに従ってください。



サブトピック
要求メトリック
アプリケーション応答測定
特定の要求タイプのパフォーマンスの分離
収集するデータ量の指定
Web サーバー・プラグイン構成ファイルの再生成
ロギングの使用可能化および使用不能化
ARM で使用するためのサーバーの準備
関連タスク
アプリケーション・フローのモニター
要求メトリックを使用する理由
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
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