checkprereqs コマンドは、前提条件バリデーター・ツールを実行します。
このツールは、WebSphere Application Server のインストールを検査し、適切な前提条件ソフトウェアと PTF がインストールされていることを確認し、製品が必要とする一定の構成設定になっていることを検証します。
このスクリプトを実行するには、
ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限がなければなりません。
構文
コマンド構文は次のようになります。
checkprereqs [-xmlinput xml_input_file] [-xmloutput xml_output_file]
[-output output_file] [-trace trace_file] [-help]
パラメーター
checkprereqs コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
- -xmlinput
- これはオプション・パラメーターです。値 xml_input_file には、スクリプトが使用する XML ファイルの完全修飾パスを指定します。
このパラメーターを指定しない場合、スクリプトは、ServiceTools.jar ファイルに含まれる CheckPrereqs.xml ファイルを使用します。
- -xmloutput
- これはオプション・パラメーターです。値 xml_output_file には、スクリプトが結果を書き込む XML ファイルの完全修飾パスを指定します。
このパラメーターを指定しない場合、スクリプトはモニターに出力を書き込みます。
- -output
- これはオプション・パラメーターです。値 output_file には、スクリプトが標準出力を書き込むファイルの完全修飾パスを指定します。
このパラメーターを指定しない場合、スクリプトは標準出力を生成しません。
- -trace
- これはオプション・パラメーターです。値 trace_file には、トレース情報を含むファイルの完全修飾パスを指定します。
このパラメーターを指定しない場合、スクリプトはトレース情報を生成しません。
- -verbose
- これはオプション・パラメーターです。このパラメーターを指定した場合、
スクリプトはすべての結果情報を表示します。
このパラメーターを指定しない場合、スクリプトは成功した結果の情報を表示しません。
- -help
- このオプション・パラメーターはスクリプトの使用法ステートメントを表示します。