Session Initiation Protocol (SIP) コンテナーを
即時にまたは次のサーバーの始動後にトレースすることができます。このトレースによって、SIP イベントのレコードがログ・ファイルに書き込まれます。
このタスクについて
以下のステップに従い、SIP コンテナーのトレースを開始します。
プロシージャー
- 管理コンソール
を開きます。
- 管理コンソールで、をクリックします。
- SIP コンテナーのサーバー名を選択します。
- 「一般プロパティー」セクションから、
「診断トレース・サービス」をクリックします。
- 「追加プロパティー」セクションの下の、
「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。
- 以下のオプションのいずれかを選択します。
オプション |
説明 |
「構成」 |
次のサーバー始動の後にトレースを開始するには
|
「ランタイム」 |
直ちにトレースを開始するには
|
- トレース仕様のコンテンツを以下のコードで置換します: com.ibm.ws.sip.*=all=enabled
注: SIP コンテナーの特定部分のみをモニターしたい場合、「com.ibm.ws.sip」セクションを展開し、トレースしたい個々の項目を選択します。
- 「Enable trace with following specification」 チェック・ボックスがチェックされていることを確認します。
- をクリックします。
次の作業
変更が有効になると (上記のステップ 6 を参照)、
WASProductDir/logs/serverName/trace.log に
SIP レベル・トレース・メッセージが表示されます。ここで、WASProductDir は
製品がインストールされているディレクトリーの完全修飾パス名で、serverName はトレースされる SIP コンテナーを実行しているアプリケーション・サーバーの特定のインスタンス名です。
これらのメッセージには、SIP 要求および応答の解析や SIP サーブレット呼び出し、およびアプリケーション・ロード・イベントが含まれています。