WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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AdminTask オブジェクトの SSLConfigCommands コマンド・グループ

Jython または Jacl スクリプト言語を使用すると、wsadmin ツールでセキュリティーを構成することができます。SSLConfigCommands グループの コマンドおよびパラメーターは、Secure Sockets Layer (SSL) 構成およびプロパティーの 作成と管理に使用できます。

AdminTask オブジェクトの SSLConfigCommands コマンド・グループには、以下のコマンドが含まれます。

createSSLConfig

createSSLConfig は、 鍵ストアとトラストストアの設定に基づく SSL 構成を作成するコマンドです。SSL 構成設定を 使用すると、SSL 接続が可能になります。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-alias
別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-clientKeyAlias
クライアントの証明書別名。(ストリング、オプション)
-serverKeyAlias
サーバーの証明書別名。(ストリング、オプション)
-type
SSL 構成のタイプ。(ストリング、オプション)
-clientAuthentication
クライアント認証を要求するには、このパラメーターの値を true に設定します。 それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-securityLevel
使用する暗号グループ。有効な値は HIGHMEDIUMLOW、 および CUSTOM です。(ストリング、オプション)
-enabledCiphers
SSL ハンドシェーク時に使用する暗号のリスト。(ストリング、オプション)
-jsseProvider
JSSE プロバイダーのいずれか 1 つ。(ストリング、オプション)
-clientAuthenticationSupported
クライアント認証をサポートする場合は、このパラメーターの値を true に設定します。 それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-sslProtocol
SSL ハンドシェークのプロトコル・タイプ。有効な値は SSL_TLSSSLSSLv2SSLv3TLSTLSv1 です。(ストリング、オプション)
-trustManagerObjectName
コンマで区切ったトラスト・マネージャーのリスト。(ストリング、オプション)
-trustStoreNames
リモート接続からの信頼性を確認するために使用するトラスト情報を 保持する鍵ストア。(ストリング、必須)
-trustStoreScopeName
トラストストアの管理有効範囲名。(ストリング、オプション)
-keyStoreName
接続用の ID を提供する個人証明書を保持する 鍵ストア。(ストリング、必須)
-keyStoreScopeName
鍵ストアの管理有効範囲名。(ストリング、オプション)
-ssslKeyRingName
システム SSL (SSSL) の鍵リング名を指定します。このパラメーターの値は、 SSL 構成タイプが SSSL でない場合は機能しません。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

createSSLConfigProperty

createSSLConfigProperty は、 SSL 構成のプロパティーを作成するコマンドです。このコマンドは、SSL 構成オブジェクトの設定とは 異なる SSL 構成設定を設定する場合に使用します。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-sslConfigAliasName
SSL 構成の別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-propertyName
プロパティーの名前。 (ストリング、必須)
-propertyValue
プロパティーの値。(ストリング、必須)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

deleteSSLConfig

deleteSSLConfig は、 指定する SSL 構成オブジェクトを構成から削除するコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-alias
別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

getSSLConfig

getSSLConfig は、 SSL 構成に関する情報を取得して、設定を表示するコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-alias
別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

getSSLConfigProperties

getSSLConfigProperties は、 SSL 構成プロパティーに関する情報を取得するコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-alias
別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

listSSLCiphers

listSSLCiphers は、SSL 暗号をリストするコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-sslConfigAliasName
SSL 構成の別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-securityLevel
使用する暗号グループ。有効な値は HIGHMEDIUMLOW、 および CUSTOM です。(ストリング、必須)
-provider
(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

listSSLConfig

listSSLConfig は、 管理有効範囲内の定義済み SSL 構成をリストするコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-displayObjectName
有効範囲内の SSL 構成オブジェクトをリストする場合は、このパラメーターの 値を true に設定します。SSL 構成別名と管理有効範囲を含むストリングをリストするには、 このパラメーターの値を false に設定します。 (ブール、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

listSSLConfigProperties

listSSLConfigProperties は、 SSL 構成のプロパティーをリストするコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-sslConfigAliasName
SSL 構成の別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-displayObjectName
有効範囲内の SSL 構成オブジェクトをリストする場合は、このパラメーターの 値を true に設定します。SSL 構成別名と管理有効範囲を含むストリングをリストするには、 このパラメーターの値を false に設定します。 (ブール、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

modifySSLConfig

modifySSLConfig は、 既存の SSL 構成の設定を変更するコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

なし。

必須パラメーターおよび戻り値

-alias
別名。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-clientKeyAlias
クライアントの証明書別名。(ストリング、オプション)
-serverKeyAlias
サーバーの証明書別名。(ストリング、オプション)
-type
SSL 構成のタイプ。(ストリング、オプション)
-clientAuthentication
クライアント認証を要求するには、このパラメーターの値を true に設定します。 それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-securityLevel
使用する暗号グループ。有効な値は HIGHMEDIUMLOW、 および CUSTOM です。(ストリング、オプション)
-enabledCiphers
SSL ハンドシェーク時に使用する暗号のリスト。(ストリング、オプション)
-jsseProvider
JSSE プロバイダーのいずれか 1 つ。(ストリング、オプション)
-clientAuthenticationSupported
クライアント認証をサポートする場合は、このパラメーターの値を true に設定します。 それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-sslProtocol
SSL ハンドシェークのプロトコル・タイプ。有効な値は SSL_TLSSSLSSLv2SSLv3TLSTLSv1 です。(ストリング、オプション)
-trustManagerObjectNames
コンマで区切ったトラスト・マネージャーのリスト。(ストリング、オプション)
-trustStoreName
リモート接続からの信頼性を確認するために使用するトラスト情報を 保持する鍵ストア。(ストリング、オプション)
-trustStoreScopeName
トラストストアの管理有効範囲名。(ストリング、オプション)
-keyStoreName
接続用の ID を提供する個人証明書を保持する 鍵ストア。(ストリング、オプション)
-keyStoreScopeName
鍵ストアの管理有効範囲名。(ストリング、オプション)
-ssslKeyRingName
システム SSL (SSSL) の鍵リング名を指定します。このパラメーターの値は、 SSL 構成タイプが SSSL でない場合は機能しません。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:




関連タスク
スクリプト管理のための AdminTask オブジェクトの使用
関連資料
AdminTask オブジェクトのコマンド
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/rxml_atsslconfig.html