WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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ランチパッドを使用したインストールの開始

ランチパッド・コンソールは、IBM WebSphere Application Server のインストール開始点です。

始める前に

ランチパッドは Web アプリケーションです。ランチパッドを使用する前に、 サポートされる Web ブラウザーが必要です。ランチパッドは以下のブラウザーをサポートしています。
  • Mozilla、バージョン 1.4 および 1.7.5 以降
  • Internet Explorer、SP 2 を備えたバージョン 5.5 以降
上記サポート対象の Web ブラウザーのいずれか 1 つがインストールされていない場合は、インストールします。

ランチパッドを Windows ワークステーション から使用します。

ランチパッドをリモートから実行して製品をインストールすることはできません。 ランチパッドのローカルでの使用のみがサポートされています。

このタスクについて

WebSphere Application Server は、アプリケーション・サーバー、Web 開発ツール・セット、Web サーバー、および追加のサポート対応ソフトウェアと資料を含む統合プラットフォームです。 ランチパッドは、アプリケーション・サーバー環境全体のインストールに関する単一の参照ポイントです。

ランチパッドは、製品ディスク上のインストール (起動) できるコンポーネントを 識別します。

製品ディスクのランチパッドのナビゲーション・フレーム内のリンクでは、 以下の項目を実行することができます。

ヒント: IBM HTTP Server、Web サーバー・プラグイン、 および WebSphere Application Client は、現在 WAS ツール CD に含まれています。 この CD は、これらの製品をランチパッドからインストールする場合に必要 です。
補足ディスクのランチパッドのナビゲーション・ フレーム内のリンクでは、以下の項目を実行することができます。
  • アップデート・インストーラーのインストール・ウィザードの起動
  • IBM Support Assistant (ISA) のインストール・プログラムの起動
  • ifactory ディレクトリーの Installation Factory へのアクセス
  • migration ディレクトリーのマイグレーション・ ツールへのアクセス
  • fonts ディレクトリーの World Type フォントへのアクセス
  • fonts ディレクトリーのデーバナーガリー・ フォントへのアクセス

DB2 製品ディスクなど、2 次パケットに含まれているディスクには、WebSphere ランチパッドはありません。

プロシージャー

  1. ランチパッドを開始します。
    ランチパッド・プログラムは、製品ディスク上のルート・ ディレクトリーか、またはダウンロードされたインストール・イメージで入手可能です。 ランチパッドは、製品ディスクのディレクトリーに移動して、ルート・ディレクトリーからコマンドをローカルで実行する代わりに、完全修飾コマンドを使用して手動で開始することができます。
    • シェル・ウィンドウを開き、以下のように完全修飾コマンドを実行してランチパッドを開始します。
      • launchpad.bat
  2. ランチパッドは、マシンのロケール設定の言語で開きます。
  3. ランチパッドを使用して、製品の概要、README ファイル、 およびインストール・ガイドにアクセスします。
    インストール可能なコンポーネントの各ランチパッドのパネル には、コンポーネントのインストール・プログラムへのリンク、および インストールと構成に関するコンポーネントのドキュメンテーションへのリンク が含まれます。例えば、WebSphere Application Server パネルでのリンクによって、以下の項目を実行することができ ます。
    • インストール・ウィザードの起動
    • 製品の概要の表示
    • インストール・ガイドの表示
    • README ファイルの表示
  4. 「Launch the installation wizard for ...」をクリックして、選択するインストール可能なコンポーネント のインストール・ウィザードを起動します。

結果

この手順を実行すると、ランチパッドを使用して、インストールを 開始し、ブラウザーを介して情報にアクセスすることができます。

トラブルシューティング

ランチパッド・アプリケーションを使用して製品をネットワーク共用からインストールするには、 「WAS CD」および「WebSphere 補足 CD」の内容を別のディレクトリーにコピーする必要があります。 ランチパッド・アプリケーションでは 、~/launchpad/diskinfo/thisDisk.properties ファイル を使用してインストール・ファイルの正しい場所を識別します。

ランチパッドを開始できても、 リンクをクリックしたときにランチパッド内のページに解決されない場合は、ディスク・ドライブに 間違ったオペレーティング・システムを対象としたメディアが入っている可能性があります。 メディアが正しいかどうかを確認してください。

ランチパッドの表示を 妨げているエラーを訂正するには、以下の手順を使用します。次に、 ランチパッドを再び開始してみてください。
  1. 製品ディスクにアクセスできない場合は、製品ディスクを挿入します。
  2. ご使用のブラウザーで JavaScript 機能を使用可能にします。
  3. 以下のコマンドを実行して、ランチパッドを再始動します。
    • launchpad.bat
Mozilla の使用を強制する環境変数を 作成するには、以下の大文字小文字を区別するコマンドをコマンド・プロンプト で発行します。
set BROWSER=Mozilla

この手順を実行してもランチパッド・リンクが 動作しない場合、コンポーネントのインストール・プログラムの以下のロケーションを参照して、プログラムを直接起動します。 パッケージ化ランチパッド・コンソール を参照してください。




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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/tins_launch.html