WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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Tivoli Performance Viewer を使用する理由

管理者およびプログラマーは、Tivoli Performance Viewer (TPV) を使用することにより、 管理コンソールの中から WebSphere Application Server 全体の正常性をモニターすることができます。

TPV からは、以下の項目に対する、現在のアクティビティーを表示するか、または Performance Monitoring Infrastructure (PMI) パフォーマンス・データのログを記録することができます。

TPV を使用して、カスタム PMI が実装された他の製品またはカスタマー・アプリケーションのデータを表示することもできます。 カスタム PMI について詳しくは、 PMI データ収集の使用可能化 を参照してください。

管理者は PMI データを表示することにより、 パフォーマンスを改善するために変更が必要なアプリケーションと構成設定の部分を判別できます。 例えば、アプリケーションのどの部分に焦点を合わせるべきかを判別するには、 サーブレットのサマリー・レポート、エンタープライズ Bean、および Enterprise JavaBeans (EJB) メソッドを表示し、 どのリソースの応答時間が最長であるかを判別できます。 それにより、応答時間が最長であるアプリケーション・リソースの構成を改善することに焦点を合わせることができます。

Tivoli Performance Viewer を使用して、 さまざまなグラフを表示したり、Tivoli Performance Advisor を使用したりすることによって、 構成設定の管理に役立てます。 例えば、スレッド・プールの集計図表を確認することにより、 使用率 (%) をモニターして、スレッド・プールのサイズを増加するか、 または減少するかのどちらが必要かを判別することができます。 提供されたデータを基に構成設定を変更した後、その変更の効果を確認できます。 構成設定に役立てるために、Tivoli Performance Advisor を使用します。 Advisor は、アプリケーションの実行中にさまざまなデータを評価し、 パフォーマンスを改善するための構成設定のアドバイスを提供します。

遷移: バージョン 4.0 では、Tivoli Performance Viewer はもともと Resource Analyzer という名前でした。 バージョン 5.0 では、TPV はスタンドアロンの Java アプリケーションでした。 バージョン 6.0.x 以降では、TPV は管理コンソールに組み込まれています。



関連タスク
Tivoli Performance Viewer (TPV) を使用したパフォーマンスのモニター
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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
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