WebSphere MQ メッセージング・インフラストラクチャーがある場合、 それを WebSphere Application Server に対する JMS プロバイダーとしてインストールし、構成することができます。
WebSphere MQ に基づくメッセージング・インフラストラクチャーがある場合、 JMS プロバイダーとして、WebSphere MQ に対する組み込みサポートを使用して直接接続することができます。
(UNIX プラットフォームのみ): WebSphere MQ を UNIX プラットフォームにインストールする前に、 メッセージング作業データ用に、/var/mqm と呼ばれるジャーナル・ファイル・システムを作成およびマウントします。 WebSphere MQ データ用に別のボリュームを使用するように区画を設定してください。このようにすると、/var/mqm 内で大量のメッセージング処理が行われても、 他のシステム・アクティビティーに影響を与えることがありません。ログ・データ (var/mqm/log) およびエラー・ファイル (var/mqm/errors) 用に別個のファイル・システムを作成できます。ログ・ファイルは、 メッセージング・キュー (var/mqm) とは別の物理ボリュームに保管してください。これにより、ハードウェアに障害が発生した場合に、データの保全性を保証できます。別のファイル・システムを作成する場合は、/var/mqm の保管用に最低 30 MB、/var/mqm/log 用に 20 MB、/var/mqm/errors 用に 4 MB を割り当ててください。
/var ファイル・システムは、そのシステムのすべてのセキュリティー・ロギング情報の保管、 および E メール用と印刷用の一時ファイルの保管に使用されます。 したがって、これらの操作用に /var 内にフリー・スペースを維持することが重要です。 メッセージング・データ用に別のファイル・システムを作成しない場合は、/var がいっぱいになると、/var に 使用可能なフリー・スペースができるまで、 システム上のすべてのセキュリティー・ロギングが停止されます。 また、E メールおよび印刷についても、/var に使用可能なフリー・スペースができるまで、 操作できなくなります。
WebSphere MQ を使用する場合、Rational Application Developer および WebSphere Application Server を同じマシンにインストールすることはお勧めしません。
WebSphere MQ のファイル・システムの作成方法、 および /var ファイル・システム用に必要な WebSphere MQ のスペース所要量の詳細については、 該当する WebSphere MQ の「スタートアップ・ガイド」資料の 『"インストールの準備: WebSphere MQ ファイル・システムの作成"』セクションを参照してください。
JMS プロバイダーとして使用する WebSphere MQ を IBM WebSphere Application Server に インストールして構成するには、以下のステップに従います。
WebSphere Application Server 管理コンソールを使用して、WebSphere MQ リソースを定義することで、WebSphere MQ で提供されるように JMS リソースを構成できます。
chmod 3777 /var/mqm/errors chown mqm:mqm /var/mqm/errors touch /var/mqm/errors/AMQERR01.LOG chown mqm:mqm /var/mqm/errors/AMQERR01.LOG chmod 666 /var/mqm/errors/AMQERR01.LOG touch /var/mqm/errors/AMQERR02.LOG chown mqm:mqm /var/mqm/errors/AMQERR02.LOG chmod 666 /var/mqm/errors/AMQERR02.LOG touch /var/mqm/errors/AMQERR03.LOG chown mqm:mqm /var/mqm/errors/AMQERR03.LOG chmod 666 /var/mqm/errors/AMQERR03.LOG
chmod 3777 /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors chown mqm:mqm /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors touch /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR01.LOG chown mqm:mqm /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR01.LOG chmod 666 /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR01.LOG touch /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR02.LOG chown mqm:mqm /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR02.LOG chmod 666 /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR02.LOG touch /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR03.LOG chown mqm:mqm /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR03.LOG chmod 666 /var/mqm/qmgrs/@SYSTEM/errors/AMQERR03.LOG