WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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アセンブリー・ツールを使用した HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベルのセキュリティーの構成

このトピックでは、アセンブリー・ツール による HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーの構成方法を説明します。

始める前に

WebSphere Application Server で提供されているアセンブリー・ツールを使用して、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティー を構成できます。

この作業は、別の Web サービス・サーバーに対するクライアントとして機能する Web サービスに、 HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成する方法のうちの 1 つです。 管理コンソール または Java プロパティーを使用して、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティー を構成することもできます。HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成しない場合、 Web サービス・ランタイムは、有効な Secure Sockets Layer (SSL) 構成のために WebSphere 製品の Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) セキュリティー・ランタイムに従います。 WebSphere 製品に J2EE セキュリティー・ランタイムの SSL 構成がない場合、Java Secure Socket Extension (JSSE) システム・プロパティーが使用されます。

このタスクについて

アセンブリー・ツールまたは管理コンソールを使用して HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティー を構成すると、Web サービス・セキュリティー・バインディング情報が変更されます。 Web サービス・アプリケーションを WebSphere Application Server にインストールしていない場合は、アセンブリー・ツールを 使用して HTTP SSL を構成します。ここでは、 Web サービス・アプリケーションが WebSphere 製品にまだデプロイされていないものとします。

JSSE 用標準 Java プロパティー を使用して HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成する場合、 プロパティーはシステム・プロパティーとして構成されます。 バインディングで指定する構成が Java プロパティーよりも優先されます。 ただし、J2EE セキュリティー・プログラミング・モデルによって指定される構成、または動的選択に関連する構成は、優先順位がより高くなります。

詳しくは、Secure Sockets Layer を使用したセキュア通信のトピックを検討してください。

この作業セクションの次の ステップに従って、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成します。

プロシージャー

  1. アセンブリー・ツールを開始します。 詳しくは、 Application Server Toolkit 資料の『Starting WebSphere Application Server Toolkit』を 参照してください。
  2. J2EE モジュールで機能するように アセンブリー・ツールをまだ構成していない場合は、ここで構成します。 J2EE および Web カテゴリーが有効になっていることを確認してください。 詳しくは、Application Server Toolkit 資料の 『Configuring WebSphere Application Server Toolkit』を参照してください。
  3. IBM アセンブリー・ツールに、アセンブリー・ツールキット、アプリケーション・アセンブリー・ツール (AAT)、 またはその他のツールで作成した Web アーカイブ (WAR) ファイルをマイグレーションします。 ファイルをマイグレーションするには、アセンブリー・ツールに WAR ファイルをインポートします。 詳しくは、Application Server Toolkit 文書の『Importing Web archive (WAR) files』を参照してください。
  4. HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成します。 詳しくは、Application Server Toolkit の文書の『Enabling Web service endpoints』を参照してください。

結果

アセンブリー・ツールを使用して、別の Web サービスに対するクライアントとして 機能する Web サービスに対して、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成しました。

次の作業




関連タスク
連邦情報処理標準 (FIPS) Java セキュア・ソケット拡張機能ファイルの構成
WS-Security を基にしたバージョン 5.x アプリケーションの Web サービスの保護
JAX-RPC を使用したメッセージ・レベルでの Web サービス・アプリケーションの保護
HTTP 基本認証による Web サービスの認証
トランスポート・レベルでの Web サービス・アプリケーションの保護
関連資料
HTTP SSL 構成コレクション
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
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