アセンブリー・ツールに含まれている Web サービス・クライアント・エディターを使用して、 クライアントのエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルにバインディング情報 (拡張内で見つかったセキュリティー仕様の実行方法を示す) を組み込みます。
クライアントに Web サービス・セキュリティーを構成する場合は、バインディングによって、拡張から検出されたセキュリティー仕様を実行する方法を記述します。 アセンブリー・ツールに含まれている Web サービス・クライアント・エディターを使用して、 クライアントのエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルにバインディング情報を組み込みます。
Web サービスにアクセスするピュア・クライアントからのクライアント・サイド・バインディング、またはダウンストリームの Web サービスにアクセスする Web サービスからのクライアント・サイド・バインディングを構成できます。 この資料では、ピュア・クライアントの状態に焦点を当てています。 ただし、この資料に示す概念、およびほとんどのステップは、クライアント・バインディングが設定されたダウンストリームの別の Web サービスと通信する Web サービスを構成する場合にも適用されます。 ピュア・クライアント (またはクライアントとして動作するサーバー) 上のセキュリティー・バインディングを 編集するには、アセンブリー・ツールを使用して以下のステップを実行します。
例えば、セキュリティー要求送信側バインディング構成に暗号化情報を構成する場合は、 サーバーの公開鍵を暗号化に使用する必要があります。 したがって、選択する鍵ロケーターには、サーバー構成に指定された公開鍵が含まれている必要があります。 サーバーには、メッセージを暗号化解除するための秘密鍵が保管されている必要があります。 この例は、クライアント構成とサーバー構成の間の重要な関係を示しています。 また、セキュリティー応答受信側バインディング構成を構成する際、 サーバーは、このクライアントのセキュリティー応答受信側バインディング構成に定義されている セキュリティー情報を使用して応答を送信する必要があります。
クライアント構成 | サーバー構成 |
---|---|
要求送信側 | 要求受信側 |
応答受信側 | 応答送信側 |