WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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スタンドアロン LDAP レジストリー・ウィザード設定

このセキュリティー・ウィザードのページを使用して、アプリケーション・サーバーを既存の Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) レジストリーに接続するための基本設定を行います。

このセキュリティー・ウィザードのページを表示するには、「セキュリティー」>「セキュア管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャー」>「Security configuration wizard」をクリックします。以下のステップを実行することで、LDAP レジストリー構成を変更できます。
  1. セキュリティー」>「Security administration, applications, and infrastructure」をクリックします。
  2. 「ユーザー・アカウント・リポジトリー」において、 「使用可能なレルム定義」ドロップダウン・リストをクリックして、 「スタンドアロン LDAP レジストリー」を選択し、 「構成」をクリックします。
プライマリー管理ユーザー名

ご使用のカスタム・ユーザー・レジストリーで定義される、管理特権を持ったユーザーの名前を指定します。

管理セキュリティーが使用可能である場合は、ユーザー名は管理コンソールへのログオンに使用されます。 バージョン 6.1 では、管理アクションの監査を可能にするために、 サーバーのユーザー ID とは異なる管理ユーザーが必要です。
重要: WebSphere Application Server バージョン 5.x および 6.0.x では、単一のユーザー ID が管理アクセスおよび内部プロセス通信の両方に対して必要です。 バージョン 6.1 にマイグレーションする場合、 この ID はサーバーのユーザー ID として使用されます。 管理ユーザー ID には、別のユーザーを指定する必要があります。
LDAP サーバーのタイプ

接続する LDAP サーバーのタイプを指定します。

IBM SecureWay Directory Server はサポートされていません。

ホスト

LDAP サーバーのホスト ID (IP アドレスまたはドメイン・ネーム・サービス (DNS) 名) を指定します。

ポート

LDAP サーバーのホスト・ポートを指定します。

複数のアプリケーション・サーバーをインストールして、同一のシングル・サインオンのドメインで実行するように構成する場合、またはアプリケーション・サーバーを以前のバージョンと相互運用する場合は、すべての構成でポート番号が一致していることが重要です。例えば、LDAP ポートをバージョン 4.0.x 構成で明示的に 389 と指定し、WebSphere Application Server バージョン 5 をバージョン 4.0.x のサーバーと相互運用する場合は、バージョン 5 のサーバーでポート番号 389 が明示的に指定されていることを検証してください。
デフォルト: 389
タイプ: 整数
基本識別名 (DN)

ディレクトリー・サービスの基本識別名 (DN) を指定します。 これは、ディレクトリー・サービスの LDAP 検索の開始点を表します。 ほとんどの場合、バインド DN とバインド・パスワードが必要です。 ただし、匿名バインドが、必要なすべての機能を満たす場合は、 バインド DN およびバインド・パスワードは必要ありません。

例えば、ユーザーの識別名が cn=John Doeou=Rochestero=IBMc=US の場合、 基本識別名は、ou=Rochestero=IBMc=US または o=IBMc=US または c=US のいずれかに指定します。許可を目的として、このフィールドでは大/小文字の区別が行われます。 例えば、別のセルまたは Lotus Domino からトークンを受け取った場合、サーバー内の基本 DN は、別のセルまたは Lotus Domino サーバーから受け取った基本 DN と正確に一致する必要があるということを、 この指定は暗黙指定します。

アプリケーション・サーバーのバージョン 5 とバージョン 5.0.1 以降のサーバー間で相互運用する必要がある場合は、正規化された基本 DN を入力する必要があります。正規化された基本 DN では、コンマおよび等号の前後にスペースが含まれません。 正規化されていない基本 DN の場合は、例えば o = ibm, c = us または o=ibm, c=us のように表記されます。正規化されている基本 DN の場合は、o=ibm,c=us のように表記されます。 WebSphere Application Server バージョン 5.0.1 以降では、 正規化は実行中に自動的に行われます。

バインド識別名 (DN)

アプリケーション・サーバーがディレクトリー・サービスにバインドするために使用する DN を指定します。

名前を指定しない場合、アプリケーション・サーバーは匿名でバインドされます。 識別名の例については、「基本識別名 (DN)」フィールドの説明を参照してください。

バインド・パスワード

アプリケーション・サーバーがディレクトリー・サービスにバインドするために使用するパスワードを指定します。




関連タスク
特定のディレクトリー・サーバーの LDAP サーバーとしての使用
Lightweight Directory Access Protocol ユーザー・レジストリーの構成
関連資料
スタンドアロン LDAP レジストリー設定
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
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