このタスクを使用して、動的キャッシュ・ディスク・オフロードを構成し、メモリー・キャッシュから削除されるキャッシュ・エントリーをディスクに保管します。
デフォルトでは、キャッシュ・エントリーの数が、指定されたアプリケーション・サーバーの構成済みの制限に達すると、新しいエントリーをキャッシュに保管するために、キャッシュ・エントリーがメモリー・キャッシュから除去されます。 今後のアクセスに備え、ディスク・オフロードを使用して、 メモリー・キャッシュから除去されているキャッシュ・エントリーをディスクにコピーします。
ディスク・オフロードを使用可能にしました。メモリー・キャッシュ・エントリーは、 今後もアクセスできるように、ディスクに移動されます。
サーブレット・キャッシングを使用可能にしたアプリケーション・サーバーが複数あり、それらのアプリケーション・サーバーで、動的キャッシュ・サービスを使用してキャッシュ用に同じディスク・オフロード・ロケーションが指定されている場合、以下の例外が発生する可能性があります。
java.lang.NullPointerException at com.ibm.ws.cache.CacheOnDisk.readTemplate(CacheOnDisk.java:686) at com.ibm.ws.cache.Cache.internalInvalidateByTemplate(Cache.java:828)
または、
java.lang.NullPointerException at com.ibm.ws.cache.CacheOnDisk.readCacheEntry(CacheOnDisk.java:600) at com.ibm.ws.cache.Cache.getCacheEntry(Cache.java:341)
あるサーバーがルートとして稼働し、 他のサーバーが非ルートとして稼働している場合、この問題が発生する可能性があります。 例えば、server1 がルートとして稼働し、server2 が wasuser または wasgroup として稼働している場合には、ディスク・オフロード・ロケーション内のキャッシュ・ファイルは、ルート・アクセス権で作成される可能性があります。 この状態で、ルート以外のサーバーで実行されるアプリケーションが、キャッシュの読み取りまたはキャッシュへの書き込みを行おうとすると、それらのアプリケーションはクラッシュします。