コンソール・モジュールは、ポータル・アプリケーション・アーカイブ (PAA) としてパッケージされます。 ポータル・アプリケーション・アーカイブは、標準 JSR 168 ポートレット War ファイルと類似しており、1 つ以上のポートレットと、サーブレット記 述子およびポートレット記述子 (web.xml および portlet.xml) を含んでいます。ただし、ポータル・アプリケーション・アーカイブは、2 つの追加記述子を含んでいます。
コンソール・モジュールがデプロイされるとき、Integrated Solutions Console はこれらの記述子を読み取り、その情報を使用してコンソール・モジュールをインストールに追加します。 XML 記述子ファイルは正しい形式でなければならず、また関連したスキーマ で妥当性検査をする必要があります。 ファイルが有効でない場合は、デプロイメントは終了し、エラー・メッセージが生成されます。
<base:nls-string lang="locale">string</base:nls-string>
<base:nls-ref key="key_name" locationName="path_to_resource_bundle"/>
ここで、path_to_resource_bundle は、モジュールの War ファイルの /WEB-INF ディレクトリーに対する相対的なパスを指定します。 例えば、リソース・バンドルが /WEB-INF/classes/nls/myresources.properties に位置する場合、/classes/nls/myresources を指定します。
リソース・バンドルが探し出せない場合は、キー名が戻されます。 つまり、検出できなかったプロパティー・ストリングが、コンソール内で表示される対象であった場合は、代わりにキー名が表示されます。
<preference name="preference_name"> <base:value> <base:string>preference_value</base:string> </base:value> </preference>設定値は、ストリング、NlsString、または NlsRef として指定できます。
製品のマイナー・バージョンを「ようこそ」ポートレット内で再展開せずに表示するには、Preference 属性 (Preference attribute) をお客様の製品の ibm-portal-topology.xml ファイルに追加してください。 次に、お客様の JSP を指定してバージョン・ストリングが出力されるようにします。 JSP は、すべての WAS-embedded JAR ファイル内のすべてのクラスにアクセスできるようになり、バージョン・ストリングを返します。
この方式により、ibm-portal-topology.xml ファイル内の ApplicationDefinition エレメント下で指定された versionString は置き換えられます。 バージョン番号を指定する方式もサポートされています。
ibm-portal-topology.xml ファイルを使用して製品のマイナー・バージョンを表示するには、Preference 属性を name="versionInfoJSP" として追加します。 続けてアプリケーションをデプロイする場合は、以下に書かれているとおり、この情報が含まれるよう component.xml ファイルが更新されます。 バージョン番号を含めるには、任意の名前を使用して JSP を作成する必要もあります。
<preference name="versionInfoJSP"> <base:value> <base:string>jsp/xyz.jsp</base:string> </base:value> </preference>component.xml ファイルは以下のとおりです。
<registry:preference name="versionInfoJSP"> <base:value> <base:string>jsp/xyz.jsp</base:string> </base:value>contents of xyz.jsp は以下のとおりです。
<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" %> <%@ page session="false" buffer="none"%> 1.0.0