WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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stopServer コマンド

stopServer コマンドは、指定されたサーバー・プロセスの構成ファイルを読み取ります。このコマンドは、Java Management Extensions (JMX) コマンドをサーバーに送信し、 サーバーをシャットダウンするように指示します。

デフォルトでは、stopServer コマンドは、 サーバーのシャットダウン・プロセスが完了するまでコマンド行に制御を戻しません。 即時に戻す -nowait オプションや、stopServer コマンドの動作を制御する その他のオプションもあります。 このコマンドを実行する状況について詳しくは、コマンド・ツールの使用の項を参照してください。

stopServer コマンドは、サーバーのシャットダウンが完了したときに制御を戻しますが、OS/400 プロセスが終了する前に戻ることも可能です。 Java 仮想マシンがメモリー・プールに戻さなければならないメモリーの量によって異なりますが、処理が終了するには数秒から数分かかります。 処理が終わるまで、サーバーを再開しないでください。 処理が完全に終わったかどうかを判別するためには、WRKACTJOB SBS(subsystem) CL コマンドを使用してください。 デフォルトでは、サブシステムは QWAS61 です。

構文

コマンド構文は次のようになります。
stopServer <server> [options]
ここで、server は、停止するサーバーの構成ディレクトリーの名前になります。

この引数はオプションです。 デフォルト・プロファイルが使用されている場合、server はデフォルトで server1 に設定されます。 プロファイル名がデフォルトでない場合、server はデフォルトでプロファイル名に設定されます。

パラメーター

stopServer コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-nowait
stopServer コマンドに対して、サーバー・プロセスが正常に シャットダウンするまで待機しないように指示します。
-quiet
stopServer コマンドにより通常モードで印刷される進行情報を抑止します。
-logfile <fileName>
トレース情報を書き込むログ・ファイルのロケーションを指定します。デフォルトでは、ログ・ファイルは stopServer.log という名前で、logs ディレクトリーに作成されます。
-profileName
マルチプロファイル・システムで、アプリケーション・サーバー・プロセスのプロファイルを定義します。 -profileName オプションは、単一プロファイル環境で実行する場合は必要ありません。 このオプションのデフォルトは、 デフォルト・プロファイルです。
-replacelog
現行ログに追加する代わりに、ログ・ファイルを置き換えます。
-trace
デバッグのために、ファイルにトレース情報を生成します。トレース出力は、profile_root/logsserver ディレクトリーにある stopServer.log ファイルに書き込まれます。
-timeout <seconds>
タイムアウトが発生しエラーが戻されるまでの、サーバー・シャットダウンを待つ時間を指定します。
-statusport <portNumber>
管理者によるサーバー状況のコールバック用のポート番号設定をサポートします。
-port <portNumber>
明示的に使用するためのサーバー Java Management Extensions (JMX) ポートを指定します。 これにより、情報を得るために構成ファイルを読み取らなくても済みます
-username <name>
サーバーでセキュリティーが使用可能な場合、認証のためのユーザー名を指定します。 -user オプションと同様の働きをします。
-user <name>
サーバーでセキュリティーが使用可能な場合、認証のためのユーザー名を指定します。 -username オプションと同様の働きをします。
-password <password>
サーバーでセキュリティーが 使用可能な場合、認証のためのパスワードを指定します。
注: 機密保護機能のある環境で実行中にユーザー ID とパスワードをまだ提供していない場合は、 次のエラー・メッセージが表示されます。
ADMN0022E: Access denied for the stop operation on Server MBean due 
to insufficient or empty credentials.
この問題を回避するには、ユーザー ID とパスワードの情報を指定してください。
-help
使用法ステートメントを印刷します。
-?
使用法ステートメントを印刷します。

使用シナリオ

以下は、正しい構文の例です。

stopServer server1

stopServer server1 -nowait

stopServer server1 -trace (produces the stopserver.log file)
stopServer -profileName mytest (stops server mytest
configured for profile mytest)



関連タスク
コマンド行ツールの使用
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/rxml_stopserver.html