このタスクを使用して、動的キャッシュ・サービスのアクティビティーをモニターします。
このタスクについて
動的キャッシュ・モニターは、サーブレット・キャッシュ・インスタンスの
単純なキャッシュ統計、キャッシュ・エントリー、およびキャッシュ・ポリシー情報を表示する、
インストール可能な Web アプリケーションです。
プロシージャー
- 管理コンソールを使用して、
app_server_root/installableApps ディレクトリーからキャッシュ・モニター・アプリケーションをインストールします。
アプリケーションの名前は、CacheMonitor.ear です。 アプリケーションのインストールについて詳しくは、
コンソールへのアプリケーション・ファイルのインストール
を参照してください。モニター対象のアプリケーション・サーバーにキャッシュ・モニターをインストールします。
- キャッシュ・モニターがインストールされているサーバー用の Web コンテナー・トランスポート・チェーンおよびホスト・エイリアスを構成します。
- サーバーが使用しているポートのホスト・エイリアスを追加します。
「環境」>「仮想ホスト」>「host_type」>「ホスト・エイリアス」をクリックし、
新規ホスト名およびポートを作成してリストに追加します。
- これで、http://your_host_name:your_port_number/cachemonitor を使用してキャッシュ・モニターにアクセスすることができます。
ヒント: SystemOut.log ファイルでポート番号を検索してください。
メッセージ TCPC0001I または SRVE0171I を探します。
- Web ブラウザーで URL http://your host_name:your port_number/cachemonitor を使用して、
キャッシュ・モニターにアクセスします。ここで、your port_number は、
キャッシュ・モニター・アプリケーションをインストールしたホストに関連付けられたポートです。
- 表示されるキャッシュ・インスタンスのリストを検証します。キャッシュ・インスタンスごとに、
以下のアクションを実行することができます。
ヒント: モニターするサーブレット・キャッシュ・インスタンスを選択する必要があります。
cachespec.xml ファイルで <cache-instance> タグを使用することによって、サーブレット・キャッシュ・インスタンスを使用しない場合は、すべてのコンテンツは baseCache インスタンス内にあります。
- 「Statistics」ページを表示して、
キャッシュ構成およびキャッシュ・データを確認します。「Reset Statistics」をクリックして、カウンターをリセットします。
- 「Cache Policies」ページを表示して、
動的キャッシュに現在ロードされているキャッシュ・ポリシーを確認します。テンプレートをクリックして、
テンプレートのキャッシュ ID ルールを表示します。
- 「Cache Contents」ページを表示して、
メモリー内に現在キャッシュされているコンテンツを確認します。
- 「Edge Statistics」ページを表示して、
キャッシング用に構成された現行 ESI プロセッサーについてのデータを表示します。「Refresh Statistics」をクリックして、ESI プロセッサーの
最新の統計またはコンテンツを確認します。「Reset Statistics」をクリックして、カウンターをリセットします。
- 「Disk Offload」ページを表示して、
ディスク構成、統計、および現在メモリーからディスクにオフロードされているコンテンツを表示します。
メモリーまたはディスクのコンテンツを表示する場合、
テンプレートをクリックして、テンプレートのすべてのエントリーを表示し、
従属 ID をクリックして ID のすべてのエントリーを表示するか、
またはキャッシュ ID をクリックしてエントリーに対してキャッシュされているすべてのデータを表示します。
- キャッシュ・モニターを使用してキャッシュ・インスタンス内のデータで基本操作を実行します。
- キャッシュからのエントリーの除去
- キャッシュ・エントリーを表示する場合は、「Invalidate」をクリックします。
- 特定の依存関係 ID に対するすべてのエントリーの除去
- 依存関係 ID のエントリーを表示する場合は、「Invalidate」をクリックします。
- 特定のテンプレートに対するすべてのエントリーの除去
- テンプレートのエントリーを表示する場合は、「Invalidate」をクリックします。
- 最低使用頻度キューの先頭へのエントリーの移動。これは、エントリーの除去を回避するためのものです。
- キャッシュ・エントリーを表示する場合は、「Refresh」をクリックします。
- ディスクからキャッシュへのエントリーの移動
- ディスクのキャッシュ・エントリーを表示する場合は、「Send to Memory」をクリックします。
- キャッシュ・コンテンツ全体の消去
- 統計およびコンテンツの表示中に「Clear Cache」をクリックします。
- ESI プロセッサー上のコンテンツの消去
- ESI 統計およびコンテンツの表示中に「Clear Cache」をクリックします。
- ディスク・キャッシュのコンテンツの消去
- ディスク・コンテンツの表示中に「Clear Disk」をクリックします。