WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

PerfServlet によるパフォーマンス・データの取得

PerfServlet は、IBM またはサード・パーティー・ベンダーが提供するどのツールでも処理できる、 パフォーマンス・データの単純なエンドツーエンド検索に使用されます。

始める前に

サーブレットは、HTTP 要求を使用して WebSphere Application Server 管理可能ドメイン全体の パフォーマンス・メトリックを照会する方法を提供します。 このサーブレットは、HTTP 経由でパフォーマンス・データを提供するので、ファイアウォールのような問題は容易に解決できます。

PerfServlet は、 提供された文書型定義 (DTD) で記述されているように、パフォーマンス・データの出力を XML 文書として提供します。 XML 構造では、その構造のリーフがパフォーマンス・データの実際の観測値と、コンテキストを提供するリーフへのパスを提供します。

バージョン 6.0 から、 WebSphere Application Server の PerfServlet は、JMX Perf MBean インターフェースを使用して PMI データを取得し、 J2EE 1.4 Performance Data Framework を使用する XML 文書を出力して統計を記述するようになりました。 バージョン 6.0 の PerfServlet は、PerfServlet 5.0 と互換性がある出力を提供することもできます。PerfServlet 5.0 と互換性のある出力を提供するには、PMI クライアント・インターフェースを使用します。

パフォーマンス・サーブレット .ear ファイル PerfServletApp.ear は、 WAS_HOME/installableApps ディレクトリーにあります。ここで、WAS_HOME は、 WebSphere Application Server のインストール・パスです。

バージョン 6.1 以降では、 PerfServlet を作動させるために、アプリケーション・セキュリティーを有効にする必要があります。

このタスクについて

パフォーマンス・サーブレットは、他のサーブレット同様に、正確に配置されます。 このサーブレットを使用するには、以下のステップに従ってください。

プロシージャー

  1. ドメイン内の単一のアプリケーション・サーバー・インスタンス上にサーブレットをデプロイします。
  2. デプロイの完了したサーブレットは、 ドメイン全体のパフォーマンス・データを検索するために呼び出すことができます。 パフォーマンス・サーブレットを呼び出すには、次のデフォルトの URL にアクセスします。
    http://hostname/wasPerfTool/servlet/perfservlet

結果

パフォーマンス・サーブレットは、提供される文書タイプ定義 (DTD) の記述に従って、 パフォーマンス・データ出力を XML 文書として提供します。 DTD は PerfServletApp.ear ファイルの内部にあります。



サブトピック
PerfServlet 入力
PerfServlet 出力
関連概念
アプリケーション・セキュリティー
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/tprf_devprfservlet.html