WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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ActiveX アプリケーションの開始およびサービス・プログラムの構成

ActiveX から Enterprise JavaBeans (EJB) へのブリッジを使用する Active Server Page (ASP) など の ActiveX サービス・プログラムを実行するには、何らかの初期構成 (適切な環境変数を設定し、ActiveX から EJB へのブリッジを使用可能にして、その XJB.JAR ファイルと Java ランタイムを検出すること) が必要です。 この構成によって、ActiveX サービス・プログラムが実行できる環境がセットアップされます。

始める前に

XJB.JClassFactory は、初期化の際に Java ランタイム・ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) を 検出しなければなりません。 Internet Information Server などのサービス・プログラムでは、 そのプロセスのパスを独立して指定することはできません。 プロセスのパスはシステム PATH 変数で設定しなければなりません。 つまり、この制約により、ASP を使用するマシンでは、Java 仮想マシン (JVM) のバージョンは 1 つしか使用できません。

このタスクについて

Java ランタイム環境 (JRE) ディレクトリーをシステム・パスに追加するには、 以下のタスクのいずれかを完了する必要があります。

プロシージャー

Windows 2000 システムでは、以下のステップを実行してください。
  1. 「コントロール パネル」を開き、「システム」アイコンをダブルクリックする。
  2. 「システムのプロパティー」ウィンドウで、「詳細」タブをクリックする。
  3. 環境変数」をクリックする。
  4. 「システム変数」ウィンドウで Path 変数を編集する。
  5. 「変数値」フィールドに表示されているパスの先頭に以下の情報を追加する。
    C:¥WebSphere¥AppClient¥Java¥jre¥bin;C:¥WebSphere¥AppClient¥Java¥jre¥bin¥classic;

    ここで、C:¥WebSphere¥AppClient は、WebSphere 製品で Java クライアントをインストールしたディレクトリーです。

  6. 「システム変数の編集」ウィンドウで「OK」をクリックして変更を適用する。
  7. 「環境変数」ウィンドウで「OK」をクリックする。
  8. 「システム・プロパティー」ウィンドウで「OK」をクリックする。
  9. Windows 2000 を再始動する。

次の作業

システム PATH 変数を変更したら、Internet Information Server マシンをリブート して Internet Information Server にその変更を認識させる必要があります。



関連タスク
ActiveX アプリケーションの開始および非サービス・プログラムの構成
ActiveX アプリケーションの開始
関連資料
setupCmdLineXJB.bat、launchClientXJB.bat、およびその他の ActiveX バッチ・ファイル
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
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