WebSphere Application Server, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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WebSphere MQ キュー設定 (MQ 構成)

このパネルを使用して、選択したキュー宛先について、WebSphere MQ に定義されている構成プロパティーを表示または変更します。

このページを表示するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
  1. ナビゲーション・ペインで、 「リソース」 > 「JMS」 > 「JMS プロバイダー」と展開します。
  2. 該当する場合、コンテンツ・ペインで WebSphere MQ のメッセージング・プロバイダーの有効範囲を変更します。 有効範囲がバージョン 5 ノードのノードまたはサーバー有効範囲に設定されている場合は、管理コンソールは WebSphere Application Server バージョン 5 に適用可能なリソースおよびプロパティーのサブセットを提示します。
  3. コンテンツ・ペインで、JMS 宛先をサポートする WebSphere MQ メッセージング・プロバイダーの名前をクリックします。
  4. コンテンツ・ペインで、「追加リソース」の下の「キュー」をクリックします。 既存の JMS キュー宛先のリストが表示されます。
  5. 操作の対象となる JMS キュー宛先の名前をクリックします。
  6. 「Additional Resources」の下の「MQ 構成」をクリックします。
WebSphere MQ キュー宛先を使用して、JMS キューのプロパティーを構成します。 WebSphere MQ JMS プロバイダーで使用するキューには、 WebSphere MQ に定義された以下の追加プロパティーがあります。
注:
  • これらの MQ 構成プロパティーを表示または変更するには、 キューが常駐している WebSphere MQ キュー・マネージャーをリモート管理用に構成して、実行する必要があります。 また、WebSphere MQ Client をインストールしておく必要があります。インストールしていないと、 管理コンソールに次のようなメッセージが表示されます。
    WMQQueueDefiner MBean はエラーに遭遇しました。
    WMSG0331E: この機能には MQ Client が必要ですが、インストールされていません。
    
  • これらの MQ Config プロパティーは、ローカル・キューのプロパティーを表示または変更するためにのみ使用できます。MQ Config を使用して、別名またはリモート・キューの管理はできません。
  • 表示される一部のプロパティーは読み取り専用であるため、変更できません。
  • 指定するプロパティー値は、WebSphere MQ の JMS リソースを構成する際に指定した値と一致していなければなりません。 WebSphere MQ JMS リソースの構成の詳細については、 資料「WebSphere MQ: Java の使用」を参照してください。 この資料は、WebSphere MQ library (http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/) から入手できます。
  • WebSphere MQ では、名前には最大 48 文字まで使用できますが、 チャネルの場合は例外で最大 20 文字までになります。
基本キュー名

基本キュー・マネージャー名」プロパティーによって指定されたキュー・マネージャー上にある、メッセージが送信されるローカル・キューの名前。

データ型 ストリング
基本キュー・マネージャー名

メッセージの送信先となる WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前。

このキュー・マネージャーは「基本キュー名」プロパティーで指定されたキューを提供します。

データ型 ストリング
キュー・マネージャーのホスト

キュー宛先が作成されるキュー・マネージャーのホストの名前。

データ型 ストリング
キュー・マネージャーのポート

このキューが定義されているキュー・マネージャーが使用するポートの番号。

データ型 整数
範囲 有効な TCP/IP ポート番号。このポートは、WebSphere MQ キュー・マネージャー上で構成される必要があります。
サーバー接続チャネル名

WebSphere MQ キュー・マネージャーへの接続に使用されるチャネルの名前。

データ型 ストリング
範囲 1 から 20 文字の ASCII 文字
ユーザー ID

キュー宛先を定義するためにキュー・マネージャーに接続する際の認証に対して、「パスワード」プロパティーで使用されるユーザー ID。

ユーザー ID」プロパティーに値を指定する場合は、「パスワード」プロパティーにも値を指定する必要があります。

データ型 ストリング
パスワード

キュー宛先を定義するためにキュー・マネージャーに接続する際の認証に対して、「ユーザー ID」プロパティーで使用されるパスワード。

ユーザー ID」プロパティーに値を指定する場合は、「パスワード」プロパティーにも値を指定する必要があります。

データ型 ストリング
説明

WebSphere MQ で管理目的で使用する、WebSphere MQ キューの説明。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 64 文字の ASCII 文字
プット 禁止

PUT 操作をこのキューに許可するかどうかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト Put の使用禁止
範囲
Put の許可
PUT 操作がこのキューに許可されます。
Put の使用禁止
PUT 操作がこのキューに許可されません。
パーシスタンス

キュー上のメッセージが永続的か非永続的か。

データ型 列挙型
デフォルト パーシスタント
範囲
パーシスタント
キュー上のメッセージは永続的です。
非パーシスタント
キュー上のメッセージは永続的ではありません。
クラスター名

WebSphere MQ キュー・マネージャーが属するクラスターの名前。

クラスター名」に値を指定すると、「クラスター名リスト」には値を指定できません。クラスター名は、 資料「WebSphere MQ MQSC Command Reference」で説明している規則に準拠していなければなりません。 この資料は、WebSphere MQ library (http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/) から入手できます。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 キュー・マネージャー・クラスターで有効な WebSphere MQ 名。1 から 48 の ASCII 文字。
クラスター名リスト

WebSphere MQ キュー・マネージャーが属するクラスターの名前リストの名前。

クラスター名」に値を指定すると、「クラスター名リスト」には値を指定できません。 クラスター名は、「WebSphere MQ MQSC Command Reference」で説明している規則に準拠していなければなりません。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 キュー・マネージャー・クラスターのリストで有効な WebSphere MQ 名。1 から 48 文字の ASCII 文字。
デフォルト・バインディング

キューがクラスター・キューとして定義されている場合に使用されるデフォルトのバインディング。

データ型 列挙型
デフォルト オープン時
範囲
オープン時
キューがオープンしている場合、 キュー・ハンドルは、クラスター・キューの特定のインスタンスにバインドされます。
非固定
キュー・ハンドルは、クラスター・キューの特定のインスタンスにバインドされていません。 これにより、メッセージがプットされる際に、キュー・マネージャーは、特定のキュー・インスタンスを選択でき、 必要が生じた場合には、後でその選択を変更できます。
取得禁止

取得操作をこのキューに許可するかどうかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト Get の使用禁止
範囲
Get の使用禁止
取得操作がこのキューに許可されません。
Get の許可
取得操作がこのキューに許可されます。
最大キュー項目数

キューに入れることができるメッセージの最大数。

データ型 整数
単位 メッセージ数
デフォルト 0
範囲

ゼロ以上、640,000 以下の値。

指定可能な最大値についての詳細は、「WebSphere MQ MQSC Command Reference」を参照してください。

この値が減らされた場合、メッセージ数が新規最大値を超えたとしても、 すでにキュー上にあるメッセージはどれも影響を受けません。

最大メッセージ長

このキュー上でのメッセージのバイト単位の最大長。

データ型 整数
単位 バイト数
デフォルト 0
範囲 0 以上で、キュー・マネージャーおよび WebSphere MQ プラットフォームの最大メッセージ長以下の値。 指定可能な最大値についての詳細は、「WebSphere MQ MQSC Command Reference」を参照してください。

この値が減らされた場合、メッセージ長が新規最大値を超えたとしても、 すでにキュー上にあるメッセージはどれも影響を受けません。

共有可能性

複数のアプリケーションがこのキューからメッセージを取得できるかどうかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト 共有可能
範囲
共有可能
複数のアプリケーション・インスタンスがこのキューからメッセージを取得できます。
共用不可
このキューからメッセージを取得できるアプリケーション・インスタンスは、1 つだけです。
入力オープン・オプション

入力のためにこのキューをオープンするアプリケーションに対するデフォルトの共有オプション

データ型 列挙型
デフォルト 排他的
範囲
排他的
オープン要求は、キューからの排他的入力用です。
共有
オープン要求は、キューからの共有入力用です。
メッセージ・デリバリー・シーケンス

取得要求に応じてキューからメッセージが配信される順序。

データ型 列挙型
デフォルト FIFO
範囲
FIFO
メッセージは先入れ先出し法 (FIFO) で配信されます。このキュー上のメッセージに対しては、優先順位が無視されます。
優先順位
メッセージが、優先順位内で先入れ先出し法 (FIFO) で配信されます。 これは WebSphere MQ でのデフォルトですが、インストール時に変更されることがあります。
バックアウトしきい値

メッセージをバックアウトできる最大回数。 このしきい値に達すると、「バックアウト再キューイング名」プロパティーで指定されているバックアウト・キュー上でメッセージが再キューイングされます。

WebSphere MQ Queue Manager は、それぞれのメッセージがバックアウトされた回数を記録しています。 この数が、構成可能なしきい値に達すると、 接続コンシューマーがメッセージを名前付きバックアウト・キューに再キューイングします。 この再キューイングが何らかの理由で失敗した場合は、 そのメッセージはキューから除去され、送達不能キューに再キューイングされるか、あるいは、廃棄されます。

データ型 整数
デフォルト 0
範囲
0
メッセージを再キューイングしません。
1 以上
メッセージが戻される回数。 メッセージは、指定されたバックアウト・キューでこの回数だけ再キューイングされます。
バックアウト再キューイング名

メッセージがバックアウトしきい値を超えてバックアウトされた場合に、 それらのメッセージが再キューイングされるバックアウト・キューの名前。

WebSphere MQ Queue Manager は、それぞれのメッセージがバックアウトされた回数を記録しています。 この数が、構成可能なしきい値に達すると、 接続コンシューマーがメッセージを名前付きバックアウト・キューに再キューイングします。 この再キューイングが何らかの理由で失敗した場合は、 そのメッセージはキューから除去され、送達不能キューに再キューイングされるか、あるいは、廃棄されます。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 48 文字
バックアウト取得の強化

メッセージのバックアウト回数のカウントを正確に保つために強化を使用するかどうかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト 強化
範囲
強化
カウントが強化されます。
強化しない
カウントが強化されません。 これは WebSphere MQ でのデフォルトですが、インストール時に変更されることがあります。
デフォルト優先順位

この宛先のデフォルトのメッセージ優先順位で、メッセージによって優先順位が提供されていない場合に使用されます。

データ型 整数
デフォルト 0
範囲 0 (最低優先順位) から 9 (最高優先順位)



関連タスク
キュー宛先の構成、WebSphere MQ JMS プロバイダー
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/umj_pqdsxm.html