エンタープライズ Bean (EJB) デプロイメント・ツールのオプションを指定するには、このパネルを使用します。 このツールは、エンタープライズ Bean ファイルの実行に必要なコードを生成します。 EJB デプロイメント・ツールの実行時に使用する、追加のクラスパス、リモート・メソッド呼び出しコンパイラー (RMIC) オプション、データベース・タイプ、およびデータベース・スキーマ名を指定できます。
この管理コンソール・パネルは、アプリケーションのインストールおよび更新ウィザードにおけるステップの 1 つです。 このパネルを表示するには、「Select installation options」 パネルで 「Deploy enterprise beans」を選択する必要があります。つまり、このパネルを表示するには、「アプリケーション」>「新規アプリケーションのインストール」>「application_path」>「Show me all installation options and parameters」>「次へ」> 「次へ」>「エンタープライズ Bean のデプロイ」>「次へ」>「Step: Provide options to perform the EJB Deploy」をクリックします。
EJB デプロイメント・ツール・オプションは、EJB モジュールを含むアプリケーションのインストールまたは更新時のみ、パネル上で指定できます。
指定するオプションは ejbdeploy コマンドのパラメーター値を設定します。 ツール、つまり ejbdeploy コマンドは、ウィザードの「要約」パネルで「終了」をクリックした後、インストールの際にエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイル上で実行されます。
インストールされている Java アーカイブ (JAR) ファイルまたは EAR ファイルが依存する 1 つ以上の ZIP ファイルまたは Java アーカイブ (JAR) ファイルのクラスパスを指定します。
複数の ZIP ファイルおよび JAR ファイルのクラスパスを指定するには、ZIP および JAR ファイル名が完全修飾名であり、セミコロンで区切られ、二重引用符で囲まれている必要があります。 以下に例を示します。
path¥myJar1.jar;path¥myJar2.jar;path¥myJar3.jar
EJB のデプロイ・オプション - クラスパスは、ejbdeploy コマンド・パラメーターの -cpclass_path と同じです。
データ型 | ストリング |
デフォルト | ヌル |
EJB デプロイメント・ツールが RMIC オプションをリモート・メソッド呼び出しコンパイラーに渡すかどうかを指定します。このオプションについての情報は、RMI ツールの資料を参照してください。
オプションはスペースで区切り、二重引用符で囲みます。 以下に例を示します。
"-nowarn -verbose"
EJB のデプロイ・オプション - RMIC は、ejbdeploy コマンド・パラメーターの -rmic "options" と同じです。
データ型 | ストリング |
デフォルト | ヌル |
データベースの列タイプ、マッピング情報、Table.sql、およびその他の情報の判別に使用するデータベース・ベンダーの名前を指定します。 ドロップダウン・リストから、データベース・タイプまたは空の選択項目を選択します。 このリストには有効なデータベース・ベンダーの名前が含まれています。空の選択項目を選択するとデータベース・タイプは "" (ヌル) に設定されます。
データベース・タイプを指定すると、すべての EJB モジュールに対して以前に定義したバックエンド ID が選択したデータベース・タイプによって上書きされます。 個々の EJB モジュールのバックエンド ID を使用可能にするには、空の選択項目を選択してデータベース・タイプをヌルに設定します。
バックエンド ID の SQL92 (1992 SQL Standard) と SQL99 (1999 SQL Standard) は非推奨です。 リストでは SQL92 と SQL99 バックエンド ID が選択可能になっていますが、これらは使用に適しません。
EJB のデプロイ・オプション - データベース・タイプは、ejbdeploy コマンド・パラメーターの -dbvendor name と同じです。
データ型 | ストリング |
デフォルト | DB2UDB_V82 |
作成したいスキーマの名前を指定します。
EJB デプロイメント・ツールは、データベースの情報を JAR ファイルまたは EAR ファイルのスキーマ文書に保管します。これはつまり、各オプションを再度指定する必要がないということです。 また、JAR や EAR が生成されるときには、データベースの変更が後ではできないので、その時点で正しいデータベースを定義する必要があることも意味します。
スキーマの名前にスペースが含まれている場合は、名前全体を二重引用符で囲む必要があります。 以下に例を示します。
"my schema"
EJB のデプロイ・オプション - データベース・スキーマは、ejbdeploy コマンド・パラメーターの -dbschema "name" と同じです。
データ型 | ストリング |
デフォルト | ヌル |