Tivoli Access Manager セキュリティーが既存の環境用に構成され、セキュリティーが有効である場合は、WebSphere Application Server バージョン 6.1 にマイグレーションできます。
始める前に
ご使用のプロファイルは、
マイグレーション・ツールを使用した製品構成のマイグレーション
のツールを使用してマイグレーションする必要があります。
重要: WebSphere Application Server バージョン 6.1 のサーバーは、以下の手順の実行を終えるまで再始動しないでください。
マイグレーション・ツールにより、サーバーの正常な始動を容易にする一部のファイルが省略されます。
このタスクについて
Tivoli Access Manager セキュリティーが構成されている場合は、
プロファイルのマイグレーション後に、追加のステップが必要です。
プロシージャー
- 以下のファイルを既存のディレクトリーから、バージョン 6.1 の同一ディレクトリーへコピーします。
%WAS_HOME%¥java¥jre¥PDPerm.properties
%WAS_HOME%¥java¥jre¥lib¥security¥PdPerm.ks
%WAS_HOME%¥java¥jre¥PolicyDirector¥PDCA.ks
- PD.properties ファイルを編集して、
以下の構成設定を変更します。
appsvr-plcysvrs=null¥:0:¥:1config_type=standalone
Tivoli Access Manager Policy Server をポイントするように適切な変更を行います。例えば、以下のようにします。
appsvr-plcysvrs=pdmgrd.test.gc.au.ibm.com¥:7135¥:1config_type=full
- PdPerm.properties ファイルを編集して、
すべてのパス名を正しいパス名に変更します。
以下の構成設定を変更します。
pdvar-home=C¥:¥¥Program
Files¥¥WebSphere¥¥AppServer¥¥java¥¥jre¥PolicyDirector
baseGroup.PDJv1dugong-v2dugongMessageFileHandler.fileName=C¥:¥¥Program
Files¥¥WebSphere¥¥AppServer¥¥java¥¥jre¥¥PolicyDirector¥¥log/msg__v1dugong-v2dugong.log
pdcert-url=file¥:/c¥:/progra~1/WebSphere/AppServer/java/jre/lib/security/PdPerm.ks
baseGroup.PDJv1dugong-v2dugongTraceFileHandler.fileName=C¥:¥¥Program
Files¥¥WebSphere¥¥AppServer¥¥java¥¥jre¥¥PolicyDirector¥¥log/trace__v1dugong-v2dugong.log
pd-home=C¥:¥¥Program Files¥¥WebSphere¥¥AppServer¥¥java¥¥jre¥¥PolicyDirector
java-home=C¥:¥¥Program Files¥¥WebSphere¥¥AppServer¥¥java¥¥jre
次の作業
また、セキュリティーを有効にしている複数ノードで有効になっている認証については、
Tivoli Access Manager によるマイグレーションの情報も参照してください。