WebSphere Application Server は、 単純なローカル ・モードと呼ばれる特殊な動作モードを備えています。これにより、エンティティー Bean メソッドのパフォーマンスを改善できます。 アプリケーションのどのエンティティー Bean をこのモードで実行させるかを決定できます。
単純なローカル・モードは、アプリケーション内の個々の EntityBean タイプに次の 2 つの方法で適用できます。 アプリケーション・サーバー・ツールを使用する方法、またはマーカー・インターフェース技法を使用する方法です。
アプリケーション内の Bean グループが共通継承の階層を介して関連していて、階層内のすべての Bean にマークを付けたい場合には、マーカー・インターフェース技法を使用します。 階層内に大量の Bean があるアプリケーションの場合、 これが最も効率が高い技法です。
マーカー・インターフェースを使用するには、Bean 実装クラスをコーディングして、 com.ibm.websphere.ejbcontainer.LightweightLocal インターフェースを実装します。 Bean 実装クラスはインターフェースを直接実装する必要がありません。任意の親クラスまたはインターフェースで実装することもできます。 詳しくは、インフォメーション・センターの「API documentation」セクションにある com.ibm.websphere.ejbcontainer パッケージを参照してください。