このトピックでは、データ定義言語 (DDL) ファイルや 構造化照会言語 (SQL)
ファイルを使用して DB2 データベース上でスケジューラー用のテーブルを作成する方法を説明します。
このタスクについて
DB2 データベースにスケジューラー用のテーブルを作成するには、データ定義言語 (DDL) ファイルや構造化照会言語 (SQL) ファイルを使用して、以下のステップを実行します。
プロシージャー
- DB2 コマンド行ウィンドウをオープンします。
- データベース・システムの管理者権限があることを確認します。
- テーブル・スペースおよびスキーマを作成します。
- 開発およびシステム・テスト時に作成された結果を分析します。 データベースのサイズは、さまざまな要因によって決まります。可能であれば、テーブル・スペース・コンテナーを複数の論理ディスクに分散して、適切なセキュリティー・ポリシーを実装してください。バッファー・プールやログ・ファイル設定の選択内容によるパフォーマンスの影響を考慮してください。
- 各ファイルの先頭にある指示に従い、テキスト・エディターを使用して以下のスクリプトを編集します。
注: テーブル・プレフィックスを設定するときには、文字はすべて大文字にしてください。
%WAS_HOME%¥Scheduler¥createTablespaceDB2.ddl, %WAS_HOME%¥Scheduler¥createSchemaDB2.ddl, %WAS_HOME%¥Scheduler¥dropSchemaDB2.ddl, and %WAS_HOME%¥Scheduler¥dropTablespaceDB2.ddl.
- 正しいインスタンスに接続していることを確認します。環境変数 DB2INSTANCE を検査します。
- 例えば、データベース scheddb に接続するには、以下のコマンドを入力します。
db2 connect to scheddb
- テーブル・スペースを作成します。 次のコマンドを入力します。
db2 -tf createTablespaceDB2.ddl
スクリプトの出力にエラーが含まれていないことを確認します。エラーが発生した場合には、次のスクリプトを使用してそのテーブル・スペースを
除去できます。dropTablespaceDB2.ddl
- スキーマ (表および索引) を作成するには、DB2 コマンド行プロセッサーでコマンド db2 -tf createSchemaDB2.ddl を入力します。
スクリプトの出力にエラーが含まれていないことを確認します。エラーが発生した場合には、次のファイルを使用して
そのスキーマを除去できます。
dropSchemaDB2.ddl
- デッドロックを回避するために、DB2_RR_TO_RS DB2 フラグが YES に設定されていることを
確認します。必要に応じて、DB2 インスタンスを再始動して、変更を有効にします。
結果
スケジューラー用の DB2 テーブルとスキーマが作成されます。