WebSphere Application Server, Version 6.1   
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Java 仮想マシンのプロファイル作成

Java 仮想マシンのプロファイル作成を使用して、パフォーマンス分析のためのシステムに関するデータを収 集します。

Java 仮想マシン・ツール・インターフェース (JVMTI) は、 Java 仮想マシン (JVM) の状態を検査する機能をツールに提供する固有のプログラミング・インターフェースです。 このインターフェースは、JVM V1.5 の新機能です。 JVMTI は、Java 仮想マシン・プロファイル・インターフェース (JVMPI) に置き換わるもので、 WebSphere Application Server バージョン 6.0.2 以前でサポートされています。 JVMPI インターフェースは、 WebSphere Application Server バージョン 6.1 から推奨されなくなりました。

両方のインターフェース (JVMTI と JVMPI) には、 アプリケーション・サーバーを実行する JVM に関する情報を収集する機能が備わっています。 Tivoli Performance Viewer では、 これらのインターフェースを活用し、 さらに包括的なパフォーマンス分析が可能になります。

JVMTI は、JVM と処理中のプロファイラー・エージェントの間の両方向関数呼び出しインターフェースです。 JVM は、ガーベッジ・コレクションやスレッド開始などの各種イベントについて、 プロファイラー・エージェントに通知します。 プロファイラー・エージェントは、プロファイラーのニーズに基づいて、 特定のイベント通知をアクティブにしたり非アクティブにしたりします。 JVMPI インターフェースを介して実行されるオブジェクト・カウンターの割り振り、移動、および解放は、 WebSphere Application Server バージョン 6.1 の JVMTI 実装では使用できません。

JVMTI は、ユーザーが、 収集するプロファイル情報のタイプを選択し、JVM API がアクティブである時間内で一定のサブセットを選択できるようにして、 プロファイルの部分作成をサポートしています。 JVMTI によりパフォーマンスが多少の影響を受けます。 したがって、JVMTI モニターは アプリケーションの問題の診断のみに役立てるように使用することをお勧めします。




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最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/cprf_jvmpi.html