WebSphere Application Server, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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メール・セッション設定

このページを使用して、メール・セッションを構成します。

以下の 2 つの方法のいずれかで、この管理コンソール・ページへアクセスすることができます。

「構成」タブ

有効範囲

このメール・セッション用の JavaMail API をインプリメントするメール・プロバイダーの有効範囲を指定します。 この有効範囲内でインストールされたアプリケーションのみが、 このメール・セッションを使用することができます。

プロバイダー

WebSphere Application Server がこのメール・セッションに対して使用するメール・プロバイダーを指定します。

メール・セッションを作成する場合: 前に 1 つ以上のメール・プロバイダーを関連する有効範囲で定義している場合は、 新規メール・セッション用に既存のメール・プロバイダーを選択できるリストが表示されます。
新規プロバイダーの作成

新規メール・セッション用の新規メール・プロバイダーの構成のオプションを提供します。

Create New Provider」は、「リソース」>「Mail」>「Mail session」>「新規」をクリックして、新規メール・セッションを作成する場合のみに表示されます。

Create New Provider」をクリックすると、 新規プロバイダーを作成するための「mail provider configuration」ページを表示するコンソールが起動されます。 「OK」をクリックして設定を保管すると、「mail session collection」ページが表示されます。 「新規」をクリックして、新規プロバイダーで使用するための新規メール・セッションを定義します。 つまり、ここでコンソールに新規メール・プロバイダーをメール・セッション Provider としてリストする構成ページが表示されます。

要確認: メール・セッションを作成した後では、そのメール・セッションのプロバイダーを変更できません。
名前

JavaMail セッション・オブジェクトの管理名を指定します。

JNDI 名

任意のネーミング・サブコンテキストなどのリソースの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。

この名前は、クライアント・アプリケーションのデプロイメント記述子で定義されるリソースに対するプラットフォームのバインディング情報と、 プラットフォームによって JNDI にバインドされる実際のリソースとの間のリンクを提供します。

重要: 次の要件に従って JNDI 名を設定してください。
  • 異なるリソース・タイプ間で、重複した JNDI 名を割り当てないでください (メール・セッションに対するデータ・ソースなど)。
  • 同じ有効範囲の同じタイプの複数のリソースに、重複した JNDI 名を割り当てないでください。
説明

管理レコードの説明をオプションで指定します。

カテゴリー

セッションを分類またはグループ化するためのコレクションをオプションで指定します。

メール・トランスポート・ホスト

メールの送信時にアクセスするサーバーを指定します。

メール・トランスポート・プロトコル

メールの送信時に使用されるトランスポート・プロトコルを指定します。

メール・トランスポート・ユーザー ID

メール・トランスポート・ホストが認証を必要とする場合のユーザー ID を指定します。

この設定は、通常、ほとんどのメール・サーバーでは使用されません。 ユーザー ID とパスワードが必要なメール・サーバーを使用しない場合、 このフィールドはブランクのままにしておいてください。

メール・トランスポート・パスワード

メール・トランスポート・ホストが認証を必要とする場合のパスワードを指定します。

この設定は、通常、ほとんどのメール・サーバーでは使用されません。 ユーザー ID とパスワードが必要なメール・サーバーを使用しない場合、 このフィールドはブランクのままにしておいてください。

厳密な IP アドレス解析を使用可能にする

受信側のアドレスが、Internet Architecture Board によって発行された仕様文書である RFC 822 に厳密に従って解析される必要があるかどうかを指定します。

この設定は、通常、ほとんどのメール・アプリケーションでは使用されません。アドレス解析用の RFC 822 構文は有効な E メール・アドレスを厳密に定義するのに役立ちます。この設定を選択する場合、JavaMail コンポーネントは RFC 822 構文に準拠し、有効な e-mail アドレス (仕様により定義されたアドレス) に解析されない受信側アドレスをリジェクトします。この設定を選択しない場合、JavaMail コンポーネントは RFC 822 構文に従わず、仕様に準拠していない受信者アドレスを受け入れます。デフォルトでは、この設定は、選択されていません。RFC 822 の仕様については、World Wide Web Consortium (W3C) の Web アドレス http://www.w3.org/Protocols/rfc822/ で確認できます。

メール送信者

メールの発信元を指定します。

この値はインターネットの電子メール・アドレスを表すもので、デフォルトでは、受信メッセージに、「 From」または「Reply-To」のアドレスとして表示されます。 受信者の返信はこのアドレスに送られます。

メール・ストア・ホスト

メールの受信時にアクセスするサーバーを指定します。

この設定は、メール・ストア・ユーザー ID とパスワードを結合したもので、 有効なメール・アカウントを示します。 例えば、メール・アカウントが john_william@my.company.com である場合は、 メール・ストア・ホストは my.company.com です。

メール・ストア・プロトコル

メールの受信時に使用するプロトコルを指定します。Internet Message Access Protocol (IMAP)、Post Office Protocol 3 (POP3)、あるいは管理者がプロバイダーをインストールした任意のストア・プロトコルを指定します。

メール・ストア・ユーザー ID

特定のメール・アカウントのユーザー ID を指定します。

例えば、メール・アカウントが john_william@my.company.com である場合は、 ユーザーは john_william です。

メール・ストア・パスワード

特定のメール・アカウントのパスワードを指定します。

例えば、メール・アカウントが john_william@my.company.com である場合は、 ID john_william のパスワードを入力します。

デバッグ・モードを使用可能にする

このメール・セッションのデバッグ・モードのオン/オフを切り替えます。




関連タスク
メールの使用
メール・プロバイダーおよびセッションの構成
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
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