JavaServer Pages (JSP) コンパイラーで使用するオプションを指定するには、このパネルを使用します。
この管理コンソール・パネルは、アプリケーションのインストールおよび更新ウィザードにおけるステップの 1 つです。 このパネルを表示するには、「Select Installation options」パネルで「Precompile JavaServer Pages files」を選択する必要があります。つまり、このパネルを表示するには、「アプリケーション」>「新規アプリケーションのインストール」>「application_path」>「Show me all installation options and parameters」>「次へ」>「次へ」>「Precompile JavaServer Pages files」>「次へ」>「Step: Provide options to compile JSPs」とクリックします。
JSP コンパイラー・オプションは、Web モジュールを含むアプリケーションをインストールおよび更新するときにのみ指定することができます。 アプリケーションがインストールされた後では、JSP コンパイラー・オプションを変更するには、Web モジュールの WEB-INF/ibm-web-ext.xmi ファイルの JSP エンジンの構成パラメーターを編集する必要があります。
アプリケーションのモジュールの名前を指定します。
アプリケーション (EAR ファイル) のルートに対するモジュールのロケーションを指定します。
アプリケーションのインストール中に JSP ファイルをコンパイルする際に使用する JSP コンパイラーの一時クラスパスを指定します。 このクラスパスは、アプリケーションのインストールが完了し、アプリケーションが稼動しているときに使用されていない場合には保管されません。 このクラスパスは、アプリケーションがインストールされた後で他の手段 (共用ライブラリーなど) で識別される、JSP のコンパイルに必要なアプリケーション以外のリソースを識別するためにのみ、使用されます。 ネットワーク・デプロイメント構成では、このクラスパスはデプロイメント・マネージャー・マシンに固有です。
複数の Web モジュールが同じクラスパスを使用するように指定するには、次のようにします。
JSP エンジンが完全パッケージ名を使用して JSP クラスを生成およびロードするかどうかを指定します。
完全なパッケージ名を使用する場合、プリコンパイルした JSP クラス・ファイルは、jsp-file 属性を使用する必要なく web.xml ファイルでサーブレットとして構成できます。 完全なパッケージ名が使用されない場合は、すべての JSP クラスが同じパッケージで生成されます。これには、ファイル・システム・パスが少なくてすむという利点があります。
オプション useFullPackageNames と disableJspRuntimeCompilation が両方とも true の場合、JSP ファイルが web.xml ファイルでサーブレットとして構成されていなくても、単一のクラス・ローダーはすべての JSP クラスをロードするのに使用されます。
このオプションは、useFullPackageNames JSP エンジン・パラメーターと同じです。
Java コンパイラーが JSP Java ソースをコンパイルするソース・レベルを指定します。有効な値は 13、14、および 15 です。 デフォルト値は、ソース・レベル 1.3 を指定する 13 です。
.class ファイルが存在しない場合であっても、実行時に JSP ファイルが変換されたりコンパイルされたりしないようにするかを指定します。
このオプションが true に設定されている場合、JSP エンジンは実行時に JSP ファイルを変換およびコンパイルしないため、JSP エンジンはプリコンパイルされたクラス・ファイルのみをロードします。クラス・ファイルをロードするために、JSP ソース・ファイルは必ずしも必要ありません。 JSP ソースなしでアプリケーションをインストールすることができますが、 アプリケーションには、プリコンパイルされたクラス・ファイルが必要です。
単一 Web アプリケーション・クラス・ローダーがすべての JSP クラスパスをロードする場合、 このコンパイラー・オプションと 「 Use full package names」オプションの両方を true に設定する必要があります。
このオプションは、disableJspRuntimeCompilation JSP エンジン・パラメーターと同じです。