SuSE Linux Enterprise Server バージョン 8 システムで WebSphere
Application Server をインストールするための準備を行うには、追加のステップを
実行する必要があります。
このタスクについて
Linux システムにインストールするために必要な共通のステップに
加えて、SuSE Linux Enterprise Server バージョン 8 では追加のステップが
いくつか必要です。
SuSE Linux Enterprise Server 8.0 を準備します。UnitedLinux 1.0 オペレーティング・プラットフォームで稼働し、WebSphere Application Server をインストールします。
プロシージャー
- United Linux 1.0 オペレーティング・プラットフォームの SP3 を
インストールして、ランチパッドを使用できるようにします。
このサービス・パックのインストールは、ご自分の責任で行ってください。
インストーラーの prereqChecker 機能が、United Linux 上でサービス・パックのバージョンを
検出する決定的な方法はありません。カーネルの uname とバージョンは、8.0 と 8.0.3 では同じです。
サービス・パックのインストールを指示するシグニチャー RPM はありません。
- WebSphere Application Server が SuSE Linux Enterprise System 8.0 (SLES 8) オペレーティング・システム上で Java 2 SDK をサポートするために提供している IBM Software Developer Kit (SDK) を使用して、暫定修正または修正パッケージをアンインストールするときの潜在的な問題を回避します。
IBM Developer Kit を使用するには、WebSphere Application Server を
インストールする前に、java2-jre-1.3.1-524 RPM と java2-1.3.1-524 RPM をマシンから
除去してください。
- SuSE Linux Enterprise Server 8.0 上の、中国語 (簡体字) ロケールおよび中国語 (繁体字) ロケールの
フォント問題を訂正します。
SuSE Linux Enterprise Server 8.0 が
提供する Linux for Power プラットフォームでは、パッケージの欠落によってフォント問題が発生します。
SuSE 8.0 オペレーティング・システムの標準製品インストール中は
、ttf-hanyi パッケージはインストールされません。パッケージの欠落により、WebSphere Application Server 製品のインストール・ウィザードでは、中国語 (簡体字) ロケールおよび中国語 (繁体字) ロケールの表記が文字化けして表示されます。
SuSE 8.0 for i386 CD 上の
ttf-hanyi-2021016-0.noarch.rpm パッケージを
Power PC システムにコピーします。Power PC マシンにそのパッケージをインストールしてマシンをリブートすると、
問題は解決します。
結果
これらの修正を行わないと、製品のインストールまたは使用時に
問題が発生することがあります。