このトピックでは、トレース・レベルを設定して、管理コンソールにトレース・レコードを
生成する方法について説明します。
このタスクについて
トレース・レベルで、特定のトランザクションについてどのくらいのトレース・データを累積するのかを指定します。管理コンソールでトレース・レベルを設定する場合、
次の値の 1 つを選択する必要があります。
- なし
- 計測なし
- ホップ
- プロセス境界のみに関する計測情報 (例:
ブラウザーまたは Web サーバーから受信したサーブレット要求やデータベースに送信される JDBC 要求) を生成します。
- パフォーマンス・デバッグ
- ホップ・レベル、またはプロセス内サーブレットと Enterprise JavaBeans (EJB)
呼び出しの最初のレベル (例: インバウンド・サーブレットが特定のサーブレットに転送されたり、
インバウンド EJB が別の EJB を呼び出した場合) のデータを生成します。
ネーミングとサービス統合バス (SIB) などの他のプロセス内呼び出しは、
このレベルでは使用可能になりません。
- デバッグ
- すべてのプロセス内呼び出しの応答時間を含む、
詳細な計測データを提供します。
注: Servlet フィルターへの要求は、このレベルで計測されるのみです。
プロシージャー
- 管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」とクリックします。
- 「構成」タブで 「Trace level」を検索します。
- ドロップダウン・リスト・ボックスからトレース・レベルを選択します。
要求メトリック・トレース・レベルを設定してレコードを生成するには、
必ずトレース・レベルを なし よりも大きな値に設定してください。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
- 「保管」をクリックします。
結果
選択したトレース・レベルを反映する情報が生成されます。