WebSphere アプリケーション・サーバー・メッセージ
             オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, IBM i, Linux, Solaris, Windows, z/OS


ADMC

ADMC0001E: オブジェクトをシリアライズできません: {0}
説明 オブジェクトは、マーシャルされるために java.io.Serializable クラスを実装する必要があります。
アクション クラス定義をチェックして、渡されるすべてのクラスが Serializable クラスを実装することを検証してください。
ADMC0002E: 例外のため SOAP コネクターの初期化に失敗しました: {0}
説明 管理ランタイムは SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターを立ち上げられません。 通常、このエラーはポート競合が原因で発生します。
アクション 2 つの構成で同じポートを指定していないことを検証してください。
ADMC0005E: SOAP URI 違反が発生しました。 正しい URI は uri:AdminService です。
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターは、SOAP 呼び出しに対してそれ自体の URI (Uniform Resource Identifier)、uri:AdminService を定義します。 このエラーは、SOAP 呼び出しが IBM 提供の SOAP 管理クライアント以外により行われた場合にのみ発生します。
アクション 別のプロセスから AdminService への接続にサポートされる唯一のメカニズムである AdminClient により接続してください。
ADMC0006E: SOAP コネクターに対してポートが指定されていません。
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターは 1 つの特定ポートを listen する必要があります。
アクション serverindex.xml ファイルを編集して、SOAP コネクターの指定されたエンドポイントを追加します。
ADMC0007E: AdminService メソッドの呼び出し中に、不明エラーが発生しました。
説明 MBean メソッドは、定義されていないか、セキュリティー問題のためにアクセスできないかのいずれかです。
アクション MBean 定義と、MBean クラスに付与された Java 2 セキュリティー権限を確認してください。
ADMC0008E: タイプ {0} のオブジェクトのマーシャルに失敗しました: {1}
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターは、おそらく java.io.Serializable インターフェースをインプリメントしていないいくつかの Java オブジェクトをマーシャルするのに失敗しました。
アクション 問題の Java クラスの定義をチェックしてください。
ADMC0009E: SOAP RPC 呼び出しに失敗しました: {0}
説明 この一般例外は、SOAP (Simple Object Access Protocol) RPC (リモート・プロシージャー・コール) が失敗したことを示します。 リモート・プロセスに到達できないか、マーシャルの問題があります。
アクション リモート・プロセスが到達可能であることと、SOAP コネクターがリモート・プロセス上で実行されていることを検証してください。
ADMC0011E: SOAP リモート・プロシージャー・コール (RPC) はアンマーシャルできません。
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターは、受信した SOAP メッセージから SOAP 呼び出しオブジェクトを抽出するのに失敗しました。他の一般例外が発生しています。
アクション SystemOut.log ファイルと First Failure Data Capture (FFDC) ログをチェックして、最も関係のある根本原因を調べてください。
ADMC0013I: SOAP コネクターはポート {0} で使用可能です
説明 これは、SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターの可用性を示す通知メッセージです。
アクション 処置は不要です。
ADMC0014E: コネクター {0} の開始中に障害が発生しました。
説明 AdminService は、指定されたタイプで JMX (Java Management Extensions) コネクターを開始できません。
アクション SystemOut.log ファイルと First Failure Data Capture (FFDC) ログをチェックして、このコネクター・エラーに最も関係のある根本原因を調べてください。
ADMC0015W: SOAP コネクターは例外により開始に失敗しました: {0}
説明 AdminService は、示された例外のため SOAP コネクターを開始できません
アクション 問題を判別するには、このメッセージの例外を調べてください。
ADMC0016E: ポート {1} でホスト {0} に接続するための SOAP コネクターを作成できませんでした
説明 多くの場合、指定されているホストとポートに誤りがあります。 リモート・プロセスがセキュア・モードで実行されている場合は、適切なユーザー ID とパスワードが必要です。
アクション SOAP コネクターを作成するための正しいデータが提供されていることを検証してください。
ADMC0017E: ポート {1} 上のホスト {0} に接続するための RMI コネクターを作成できませんでした。
説明 多くの場合、指定されているホストとポートに誤りがあります。 リモート・プロセスがセキュア・モードで実行されている場合は、適切なユーザー ID とパスワードが必要です。
アクション RMI コネクターを作成するための正しいデータが提供されていることを検証してください。
ADMC0018E: 有効なブートストラップ・ポートを取得できません。
説明 RMI コネクターは、初期化プロパティーの一部としてブートストラップ・ポートを獲得する必要があります。
アクション 現行ノードの serverindex.xml ファイルをチェックして、BOOTSTRAP_ADDRESS エンドポイントがこのサーバーに対して指定されていることを検証してください。
ADMC0019E: セキュア SOAP コネクターに対してセキュア・ソケット・レイヤー (SSL) 構成が指定されていません。
説明 セキュリティーが有効になっている場合、SOAP コネクターは SSL サーバー・ソケットを初期化するために、SSL 構成を取得する必要があります。
アクション server.xml ファイルをチェックし、security.xml ファイル中のエントリーを指している sslConfig という名前のプロパティーがあることを検証してください。
ADMC0020E: Java Remote Method Invocation (RMI) コネクターの初期化は、例外 {0} で失敗しました。
説明 示された例外が理由で管理ランタイムが RMI (Java Remote Method Invocation) コネクターを立ち上げられません。RMI コネクターを使用するにはネーミング・サービスの稼働が必要です。
アクション 示された例外を調べ、ネーミング・サービスが始動して稼働しているかをチェックしてください。
ADMC0021W: RMI コネクターが NamingException により開始に失敗しました: {0}
説明 RMI (Java Remote Method Invocation) コネクターが、InitialContext の作成と、ネーム・スペースへのバインドに失敗しました。
アクション ネーミング・サービスが稼働していることを検証してください。
ADMC0022W: RMI コネクターの開始に失敗しました。RemoteException: {0}
説明 RMI (Java Remote Method Invocation) コネクターを開始しようとして問題が発生しました。
アクション 詳しくは、示された例外を調べてください。
ADMC0023W: RMI コネクターの停止に失敗しました。NamingException: {0}
説明 RMI (Java Remote Method Invocation) コネクターを停止しようとして問題が発生しました。
アクション 詳しくは、示された例外を調べてください。
ADMC0026I: ポート {0} で RMI コネクターが有効です
説明 これは、RMI (Java Remote Method Invocation) コネクターの可用性を示す通知メッセージです。
アクション 処置は不要です。
ADMC0027I: ポート {0} で Tivoli HTTPAdapter が有効です
説明 これは、Tivoli HTTPAdapter の可用性を示す通知メッセージです。
アクション 処置は不要です。
ADMC0028W: Tivoli HTTPAdapter の開始エラー: {0}
説明 HTTP アダプターを開始しようとして問題が発生しました。
アクション 詳しくは、示された例外を調べてください。
ADMC0029E: デプロイメント・マネージャーのディスカバリー・アダプターを初期化できません: {0}
説明 デプロイメント・マネージャー・プロセスが、ディスカバリー・サービスの初期化に失敗しました。
アクション serverindex.xml ファイルを調べ、デプロイメント・マネージャーのディスカバリー用に定義されたポート番号をチェックしてください。 ポートの競合がないことを検証してください。
ADMC0030E: ノード・エージェントのディスカバリー・アダプターを初期化できません: {0}
説明 NodeAgent プロセスが、ディスカバリー・サービスの初期化に失敗しました。
アクション serverindex.xml ファイルをオープンして、CELL_DISCOVERY_ADDRESS ポート番号をチェックしてください。ポートの競合がないことを確認してください。
ADMC0031E: 管理対象プロセスのディスカバリー・アダプターを初期化できません: {0}
説明 ManagedProcess がディスカバリー・サービスの初期化に失敗しました。
アクション serverindex.xml ファイルをオープンして、CELL_DISCOVERY_ADDRESS ポート番号をチェックしてください。ポートの競合がないことを確認してください。
ADMC0032W: 着信要求が有効な認証を持っていません。
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) ヘッダー中に認証が見つかりません。
アクション ユーザー ID とパスワードを指定するか、SOAP クライアントの作成前にスレッド認証を設定してください。
ADMC0034W: WSSecurityContext を取得できません。
説明 通常、この問題は、ND 環境でサポートされていない、SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターおよび SWAM (Simple WebSphere Authentication Mechanism) の組み合わせによって起こります。
アクション SWAM を SOAP コネクターと共に使用しないでください。
ADMC0035E: セキュア SOAP 管理クライアントの作成にユーザー名が指定されませんでした。
説明 ユーザー名は、セキュア管理クライアントに必須の属性です。
アクション プロパティー・ファイルで、または AdminClientFactory に渡されるパラメーターによってユーザー名を指定してください。
ADMC0036E: セキュア SOAP 管理クライアントの作成にパスワードが指定されませんでした。
説明 パスワードは、セキュア管理クライアントに必須の属性です。
アクション プロパティー・ファイルで、または AdminClientFactory に渡されるパラメーターによってパスワードを指定してください。
ADMC0037W: セキュア SOAP 管理クライアントの作成に truststore ファイルが指定されませんでした。
説明 多くの場合、truststore ファイルはセキュア管理クライアントに必要な属性です。
アクション プロパティー・ファイルで、または AdminClientFactory に渡されるパラメーターによって truststore ファイルを指定してください。
ADMC0038W: セキュア SOAP 管理クライアントの作成に keystore ファイルが指定されませんでした。
説明 keystore ファイルは、クライアント証明書認証に必要な属性である可能性があります。
アクション プロパティー・ファイルで、または AdminClientFactory に渡されるパラメーターによって keystore ファイルを指定してください。
ADMC0040I: Tivoli HTTPAdapter は、セキュア・モードでは使用不可になっています。
説明 Tivoli HTTP アダプターは、単純な JMX (Java Management Extensions) アダプターであるため、WebSphere セキュリティーによって保護されていません。 機密漏れを防ぐため、セキュリティーが有効になっている場合 JMX アダプターは意図的に使用不可にされます。
アクション 処置は不要です。
ADMC0041E: SOAP コネクター・ホスト名が指定されていません。
説明 ホスト名は、SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクター作成に必須のプロパティーです。
アクション ホスト名が指定されていることを確認してください。 ホスト名のプロパティー・キーは AdminClient.CONNECTOR_HOST です。
ADMC0042E: SOAP コネクター・ポート番号が指定されていません。
説明 ポートは、SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクター作成に必須のプロパティーです。
アクション ポート番号が指定されていることを確認してください。 ポートのプロパティー・キーは AdminClient.CONNECTOR_PORT です。
ADMC0043E: 受け取った例外のデシリアライズ中に、エラーが発生しました。
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) 管理クライアントは、受信した SOAP 応答メッセージから例外オブジェクトを復元できませんでした。
アクション 例外クラスがクライアント・サイドのクラスパスにあることを確認してください。
ADMC0044E: サポートされない AdminClient オペレーションを検出しました: {0}
説明 この例外は、サポートされない AdminClient オペレーションが SOAP コネクターを呼び出した場合に発生することがあります。
アクション If the problem persists, see problem determination information on the WebSphere Application Server Support page at http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/.
ADMC0045E: セキュリティー属性を持つ SOAP ヘッダーを作成できません。
説明 SOAP (Simple Object Access Protocol) コネクターは、DOM (Document Object Model) API を呼び出して SOAP ヘッダーを作成します。
アクション XML 構文解析エンジンが機能していることを確認してください。
ADMC0046W: com.ibm.SOAP.configURL からのプロパティーのロードに失敗しました: {0}
説明 AdminClientFactory は、セキュリティーに関連するデータを取得するために com.ibm.SOAP.configURL によって指定されたファイルをロードします。
アクション com.ibm.SOAP.configURL が Java システム・プロパティー (-Dcom.ibm.SOAP.configURL) を使って指定されている場合は、そのプロパティーが指しているファイルがファイル・システムに存在していることを確認してください。
ADMC0047W: ノード "{0}" のノード・エージェントへの接続を失いました。 ルーティング・テーブルは、このノードのエントリーを除去するよう更新されています。
説明 デプロイメント・マネージャーは、一定の間隔で、検出された各ノード・エージェントと連絡を取ります。 ネットワーク接続の障害または停止されたノード・エージェントが原因で、接続が失われることがあります。
アクション ノード・エージェントが意図的に停止されたのでない場合は、ネットワークが停止していないことを確認してください。例えば、ping <nodeagent hostname> を実行してみてください。
ADMC0048I: 以前に切断された、ノード {0} のノード・エージェントへの接続を確立しました。
説明 デプロイメント・マネージャーは、一定の間隔で、以前に切断された各ノード・エージェントを ping し続けます。 通常、ネットワーク障害が回復すると、接続を再確立することかできます。
アクション 処置は不要です。
ADMC0049E: 管理クライアントがヌルのため、デプロイメント・マネージャーはノード "{0}" でのノード・エージェントの ping に失敗しました。 ping スレッドは終了します。
説明 デプロイメント・マネージャーは、ノードが検出されたときにノード・エージェントから有効な管理クライアントを取得するのに失敗しました。 ノード・エージェントを ping する方法はありません。
アクション ノード・エージェントの開始時にターゲットのノード・エージェント内ですべての JMX コネクターが実行されていることを検証してください。 このノード・エージェント・プロセスについて、SystemOut.log ファイルをチェックしてください。
ADMC0050E: ノード・ディスカバリー・プロトコルの読み取り中に例外が発生しました。
説明 管理ランタイムがノード・ディスカバリー・プロトコルの取得に失敗しました。
アクション If the problem persists, see problem determination information on the WebSphere Application Server Support page at http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/.
ADMC0051W: マルチキャスト・ベースのプロセス・ディスカバリーの実行に失敗しました。代わりに MBean ディスカバリーを試行します...
説明 このエラーが起こる原因は、環境がスタンドアロン・マシンから構成されていること、または、マルチキャストが正しく機能していないか、ローカル・ネットワークでサポートされていないことです。
アクション If the problem persists, see problem determination information on the WebSphere Application Server Support page at http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/.
ADMC0052W: ディスカバリー・メッセージのプロセスへの送信に失敗しました: {0}
説明 This exception is unexpected. The cause is not immediately known.
アクション If the problem persists, see problem determination information on the WebSphere Application Server Support page at http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/.
ADMC0053E: SOAP コネクター・セキュリティーを有効にして、ホスト {0} にポート {1} で接続するための SOAP コネクターを作成できませんでした。
説明 多くの場合、指定されているホストとポートに誤りがあります。 リモート・プロセスがセキュア・モードで実行されている場合は、適切なユーザー ID とパスワードが必要です。リモート・プロセスで FIPS が有効な場合、クライアント・サイドのプロパティー・ファイルも更新が必要です。
アクション SOAP コネクターを作成するための正しいデータが提供されていることを検証してください。 soap.client.props ファイルまたはコマンド行でユーザー名とパスワードを指定してください。FIPS 有効モードで実行されている場合、クライアント・サイドの soap.client.props、ssl.client.props、および java.security ファイルが適切に更新されていることを確認してください。
ADMC0054E: FIPS 承認済みの暗号アルゴリズムのみ使用するようセキュリティー・ポリシーが設定されていますが、この SSL 構成中の JSSE プロバイダーは FIPS 承認済みではないと思われます。 必要な変更を行ってください。
説明 JSSE (Java Secure Socket Extension) プロバイダーは、クライアントとサーバーの両方で FIPS (連邦情報処理標準) をサポートしていなければなりません。
アクション サーバーが FIPS をサポートするように構成されていることを確認してください。 クライアント上で JSSE プロバイダーが FIPS をサポートしていることを検証してください。
参照トピック    

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最終更新: Feb 18, 2011 4:53:07 PM CST
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