サイレント・インストールでは、インストール・ウィザードの使用時に、 グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用せずに、サイレント・モードで製品をインストールします。 サイレント・インストールによって、インストール・プログラムは、ウィザード・インターフェースを 表示する代わりに、ユーザーが提供するファイルからユーザーの応答をすべて読み取ることができます。
サイレント・インストールを使用した IBM HTTP Server のインストールとは、ユーザーと対話せずに、ファイルを使用してインストール・オプションを提供することです。このインストールを構成するには、応答ファイル内のオプションを変更してからインストール・コマンドを実行してください。 サイレント・インストール・モードでは、対話式のインストール・オプションは受け入れられません。サイレント・インストール中にデフォルト以外のオプションを指定するには、応答ファイルを使用する必要があります。 サイレント・インストールを実行するには、使用許諾契約オプションで、使用条件を受け入れる必要があります。
必要なディスク・スペースが使用可能であることを確認してください。
詳しくは、『製品インストールのためのオペレーティング・システムの準備』を参照してください。製品をインストールする場合、製品ディスクで出荷されているデフォルトの応答ファイルは使用しないでください。silentInstallLicenseAcceptance Bean の値が "false" に設定されています。このファイルをコピーして、この値を "true" に変更します。
インストールが正常に行われると、IBM HTTP Server 製品がインストールされ、/logs/install/ ディレクトリーにログ・ファイルが作られます。 ただし、製品のインストールが失敗した場合には、/logs/install/ ディレクトリーまたは $USER/ihslogs/ ディレクトリーの log.txt ファイルを参照してください。
<message>error: failed to stat /mnt/xxx: Stale NFS file handle</message>システムに無応答のネットワーク・ファイル・システム (NFS) マウントがある場合、 この問題が発生する可能性があります。Linux rpm コマンド (GSKit のインストールに使用される) は、 タイムアウトになるまで、無応答のファイル・システム・マウントを照会します。 この問題に対処するには、失効した NFS マウントをアンマウントし、 再度マウントします。