IBM HTTP Server for WebSphere Application Server, Version 6.1
             オペレーティング・システム: AIX, Windows

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Fast Response Cache Accelerator ロギングのカスタマイズ

Fast Response Cache Accelerator (FRCA) により、テキスト・ファイルやイメージ・ファイルなどの静的コンテンツを サービスする際の IBM HTTP Server のパフォーマンスを向上できます。 デフォルトでは、FRCA は、キャッシュからサービスされたすべての要求のアクセス・ログを生成します。 パフォーマンスへのロギングの影響を最小限にとどめるため、これは通常の Apache アクセス・ログとは別のファイルになっています。

始める前に

[This information only applies to Version 6.1.0.9 and later running on the Microsoft Windows Vista operating system.] Fast Response Cache Accelerator (FRCA) を Microsoft® Windows Vista™ オペレーティング・システムで使用する際の制限: FRCA は IBM Advanced Fast Path Architecture (AFPA) をベースとしており、Microsoft Windows Vista オペレーティング・システム上ではサポートされません。 FRCA が構成ファイルで有効になっている場合は、IBM HTTP Server を始動できません。 これは、永続的な制限事項です。

このタスクについて

FRCA を有効にすると、デフォルト構成の設定で、 すべての静的ファイルをキャッシュに入れることができます。キャッシュは、サーバーの運用時に自動的にロードされ、個々のファイルをリストする必要はありません。特定のディレクトリーのキャッシュをオン/オフにするには AfpaCache ディレクティブを使用します。

FRCA は、ファイルが 変更されるとキャッシュからファイルを除去し、コンテンツの整合性を保ちます。

FRCA がサービスする要求の記録を保持するには、 FRCA アクセス・ログを使用可能にします。キャッシュからサービスされない要求は、 FRCA のアクセス・ログ・ファイルに記録されます。 FRCA のアクセス・ログ・ファイルにより、キャッシュが使用可能であることを確認し、 キャッシュに入れられたファイルを識別することができます。

注: あるファイルがキャッシュに入れられた場合でも、これは必ずキャッシュからサービスされるとは限りません。 このため、キャッシュされたファイルのすべての要求が、 FRCA のアクセス・ログ・エントリーに加わるわけではありません。

アクセス・ログが不要な場合は、ロギングをオフにすると、パフォーマンスが向上します。

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最終更新: Feb 19, 2009 11:52:36 AM CST
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