インストール・オプションの選択
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「インストール・オプションの選択」パネルでは、WebSphere Application Server 固有の設定についての値を指定します
値を指定しない場合は、デフォルト値が使用されます。 |
モジュールのサーバーへのマップ |
「モジュールのサーバーへのマップ」パネルでは、
アプリケーションに含まれるモジュールをインストールする
デプロイメント・ターゲットを指定します。
モジュールは、同一のデプロイメント・ターゲットにインストールするか
、いくつかのデプロイメント・ターゲットに分散させることができます。
各モジュールを 1 つのターゲット・サーバーにマップする必要があります。 単一サーバー製品では、
デプロイメント・ターゲットは、アプリケーション・サーバー、または Web サーバーにすることができます。
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Bean の JNDI 名を提供 |
アプリケーションで EJB モジュールを使用する場合は、「Bean の JNDI 名を提供」パネルで、
各 EJB モジュール内のエンタープライズ Bean ごとに JNDI 名を指定します。
アプリケーションで定義されているすべてのエンタープライズ Bean に JNDI 名を指定する必要があります。
例えば、EJB モジュール MyBean.jar の場合は、
MyBean と指定します。 詳しくは、EJB JNDI names for beans
を参照してください。
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1.x Entity Bean が含まれたモジュールのデフォルト・データ・ソースのマップ |
EJB 1.x 仕様に基いたコンテナー管理パーシスタンス (CMP) Bean を含む EJB
モジュールをアプリケーションが使用する場合は、
「1.x Entity Bean が含まれたモジュールのデフォルト・データ・ソースのマップ」で、EJB
モジュールのデフォルト・データ・ソースに JNDI 名を指定します。
個々の CMP Bean にデータ・ソースが指定されている場合、
EJB モジュールのデフォルト・データ・ソースの指定は自由です。 |
すべての 1.x CMP Beans のデータ・ソースのマップ |
EJB 1.x 仕様に基づいた CMP Bean がアプリケーションにある場合は、
「すべての 1.x CMP Beans のデータ・ソースのマップ」で、
それぞれの 1.x CMP Bean で使用するデータ・ソースに JNDI 名を指定します。
CMP Bean が含まれる EJB モジュールにデフォルト・データ・ソースが指定されている場合、個々の CMP Bean のデータ・ソース属性の指定は自由です。EJB モジュールのデフォルト・データ・ソースも個々の
CMP Bean のデータ・ソースも指定されていない場合は、
「終了」をクリックすると、検証エラーが表示され、インストールはキャンセルされます。 |
EJB 参照を Bean にマップ |
アプリケーションで EJB 参照を定義する場合、「EJB 参照を Bean にマップ」で、
EJB 参照に指定された論理名を表す JNDI 名をエンタープライズ Bean に指定します。
アプリケーションで定義されている各 EJB 参照を EJB ファイルにバインドしてから、
「要約」パネルの「終了」をクリックします。 詳しくは、EJB 参照
を参照してください。
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リソース参照のリソースへのマップ |
アプリケーションでリソース参照を定義する場合、「リソース参照のリソースへのマップ」で、リソース参照に定義された論理名を表す
JNDI 名をリソースに指定します。
リソースのログイン構成名および認証プロパティーをオプションで指定することができます。
認証プロパティーを指定した後に、「OK」をクリックして値を保管し、
マッピングのステップに戻ります。
アプリケーションで定義されている各リソース参照を WebSphere Application Server 構成に定義されているリソースにバインドしてから、「要約」パネルの「終了」をクリックします。 |
Web モジュールの仮想ホストをマップ
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アプリケーションで Web モジュールを使用する場合は、「Web モジュールの仮想ホストをマップ」で、アプリケーション内に定義された Web モジュールにマップする仮想ホストをリストから選択します。
仮想ホスト定義で指定されたポート番号は、
Web モジュール内のサーブレットや JSP ファイルなどの成果物にアクセスする場合に URL で使用されます。
各 Web モジュールには、モジュールのマップ先となる仮想ホストがなければなりません。
必要な仮想ホストはすべて指定しないと、「要約」パネルで「終了」をクリックしたときに、
検証エラーが表示されることになります。 |
セキュリティー役割のユーザー/グループへのマップ |
アプリケーションでそのデプロイメント記述子にセキュリティー役割が定義されている場合は、
「セキュリティー役割のユーザー/グループへのマップ
」で、
各セキュリティー役割にマップされるユーザーおよびグループを指定します。
「役割」を選択して、
すべての役割を選択するか、または個々の役割を選択します。
各役割ごとに、「全員」または「すべての認証済みユーザー」などの事前定義ユーザーを、役割にマップするかどうかを指定できます。ユーザー・レジストリーから特定のユーザーまたはグループを選択するには、
以下のようにします。
- 役割を選択し、「ユーザーのルックアップ」または「グループのルックアップ」をクリックします。
- 表示される「ユーザー/グループのルックアップ」パネルで、
検索基準を入力し、ユーザー・レジストリーからユーザーまたはグループのリストを抽出します。
- 表示された結果から個々のユーザーまたはグループを選択します。
- 「OK」をクリックし、
選択したユーザーまたはグループを「セキュリティー役割のユーザー/グループへのマップ
」パネルで選択した役割にマップします。
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RunAs 役割をユーザーにマップ |
アプリケーションでそのデプロイメント記述子に Run As 役割が定義されている場合は、「RunAs 役割をユーザーにマップ」で、各 Run As 役割に Run As ユーザー名とパスワードを指定します。
Run As 役割は、別のエンタープライズ Bean との対話中に特定の役割として実行する必要のあるエンタープライズ Bean によって使用されます。
「役割」を選択して、
すべての役割を選択するか、または個々の役割を選択します。
役割を選択したら、ユーザー名、パスワード、および確認パスワードに値を入力して、「適用」をクリックします。 |
すべての無保護 1.x
メソッドに正しいレベルの保護が適用されていることを確認 |
アプリケーションに EJB 1.x CMP Bean があり、
その CMP Bean にメソッド許可が定義されていない EJB メソッドが存在する場合は、「すべての
無保護 1.x メソッドに正しいレベルの保護が適用されていることを確認」で、
こうしたメソッドを無保護のまま残しておくのか、
あるいは全アクセスを拒否するという保護を割り当てるのかを指定します。
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メッセージ・ドリブン Bean のリスナーをバインド |
アプリケーションにメッセージ駆動型エンタープライズ Bean が含まれている場合は、
「メッセージ・ドリブン Bean のリスナーをバインド」で、
各メッセージ駆動型 Bean
にリスナー・ポート名またはデフォルトのメッセージング・プロバイダー JNDI 名を指定します。
バージョン 5 デフォルト・メッセージング、WebSphere MQ、または汎用の JMS
プロバイダーを使用する場合は、リスナー・ポート名を指定する必要があります。
デフォルト・メッセージング・プロバイダーを使用するか、
またはインバウンド・メッセージングをサポートする汎用 J2C
リソース・アダプターを使用してアプリケーションのリソースを構成する場合は、
アクティベーション・スペックを指定する必要があります。
有効なリスナー・ポート名またはアクティベーション・スペック JNDI 名を指定しないと、以下のエラーが発生します。
- メッセージ駆動型 Bean に対して、リスナー・ポート名またはアクティベーション・スペック JNDI
名が指定されていない場合は、「要約」パネルで「 終了」をクリックすると、検証エラーが表示されます。
- メッセージ駆動型 Bean を含むモジュールが 5.x
デプロイメント・ターゲットにデプロイされ、リスナー・ポートが指定されていない場合は、
「次へ」をクリックすると検証エラーが表示されます。
- 複数のメッセージ駆動型 Bean が同一の宛先にリンクされる場合は、
各メッセージ駆動型 Bean に同一の宛先 JNDI 名を指定します。異なる宛先 JNDI
名を指定した場合は検証エラーが表示され、最初のメッセージ駆動型 Bean 以降の JNDI
の指定は無視されます。
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2.x Entity Bean が含まれたモジュールのデフォルト・データ・ソースのマップ |
EJB 2.x 仕様に基いた CMP Bean を含む EJB
モジュールをアプリケーションが使用する場合は、「2.x Entity Bean が含まれたモジュールのデフォルト・データ・ソースのマップ」で、
デフォルト・データ・ソースに JNDI 名を指定し、
EJB モジュールのデフォルト・データ・ソースで使用するリソース許可のタイプを指定します。
データ・ソースのログイン構成名および認証プロパティーをオプションで指定することができます。
認証プロパティーを作成する場合、「OK」をクリックして値を保管し、マッピング・ステップに戻る必要があります。
個々の CMP Bean にデータ・ソースが指定されている場合、
EJB モジュールのデフォルト・データ・ソースの指定は任意です。 |
すべての 2.x CMP Beans のデータ・ソースのマップ |
EJB 2.x 仕様に基づいた CMP Bean がアプリケーションにある場合は、
「すべての 2.x CMP Beans のデータ・ソースのマップ」パネルで、
それぞれの 2.x CMP Bean について、使用するデータ・ソースに JNDI 名およびリソース許可のタイプを指定します。
データ・ソースのログイン構成名および認証プロパティーをオプションで指定することができます。
認証プロパティーを作成する場合、「OK」をクリックして値を保管し、マッピング・ステップに戻る必要があります。
CMP Bean が含まれる EJB モジュールにデフォルト・データ・ソースが指定されている場合、個々の CMP Bean のデータ・ソース属性の指定は自由です。EJB モジュールのデフォルト・データ・ソースも個々の CMP Bean のデータ・ソースも指定されていない場合は、
「終了」をクリックすると、検証エラーが表示され、インストールはキャンセルされます。
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すべての無保護
2.x メソッドが正しい保護のレベルにあることを確認 |
アプリケーションに EJB 2.x CMP Bean があり、その CMP Bean が一部の EJB メソッド用にデプロイメント記述子で定義されたメソッド許可を持たない場合、「すべての無保護 2.x
メソッドが正しい保護のレベルにあることを確認」パネルで、
無保護メソッドに特定の役割を割り当てるのか、
メソッドを除外リストに追加するのか、
あるいはメソッドに未チェックのマークを付けるのかを指定します。
除外リストに追加されたメソッドには、呼び出し不可のマークが付けられます。
チェックなしとマークされているメソッドの場合は、
メソッドを呼び出す前に許可チェックが実行されません。 |
EJB デプロイを行うためのオプションの提供 |
「インストール・オプションの選択」パネルで「エンタープライズ Bean のデプロイ」設定を使用可能にすると、
「EJB デプロイを行うためのオプションの提供」パネルで EJB デプロイメント・ツールのオプションを指定できます。
このパネルでは、EJB デプロイメント・ツールの実行時に使用する、追加のクラスパス、RMIC オプション、
データベース・タイプ、およびデータベース・スキーマ名を指定できます。
このツールは、「終了」をクリックした後、インストール中に EAR ファイルに対して実行されます。 ejbdeploy コマンドの情報を参照してください。
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リソース環境エントリー参照のリソースへのマップ |
アプリケーションにリソース環境参照が含まれている場合は「リソース環境エントリー参照のリソースへのマップ」で、
リソース環境参照に定義された論理名にマップされるリソースの JNDI 名を指定します。
各リソース環境参照に関連付けられているリソースがない場
合、「終了」をクリックすると、検証エラーが表示されます。 |
システム ID の正しい使用 |
アプリケーションで System Identity として「Run-As ID」を定義している場合は、「システム ID の正しい使用」で任意にこれを Run-As role に変更し、
指定された Run As 役割のユーザー名とパスワードを指定することができます。
System Identity を選択するということは
、WebSphere Application Server セキュリティー・サーバー ID を使用して呼び出しが行われるということです。
この ID はより多くの特権を持っているため、慎重に使用する必要があります。 |
すべてのリソース参照の正しい分離レベル |
Oracle
データベースによるバックエンド処理が行われるリソースにマップされるリソース参照がアプリケーションにある場合は、
アプリケーションで使用する際に、「すべてのリソース参照の正しい分離レベル」で、
このようなリソースに使用する分離レベルを指定または訂正してください。
Oracle データベースでサポートされているのは、
ReadCommitted と Serializable の分離レベルのみです。 |
メッセージ宛先参照を管理対象オブジェクトにバインド |
アプリケーションがメッセージ駆動型 Bean を使用する場合、「メッセージ宛先参照を管理対象オブジェクトにバインド」で、J2C 管理対象オブジェクトの JNDI
名を指定して、メッセージ駆動型 Bean に対してメッセージ宛先参照をバインドします。
重要: 複数のメッセージ宛先参照が同一のメッセージ宛先にリンクされている場合は、1
つの JNDI 名のみが収集されます。メッセージ宛先参照がメッセージ駆動型 Bean
として同一のメッセージ宛先にリンクされ、宛先 JNDI 名が既に収集されている場合は、
このメッセージ宛先参照用の宛先 JNDI 名は収集されません。
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JCA オブジェクトの JNDI 名の提供 |
アプリケーションに組み込み .rar ファイルが含まれている場合、
「JCA オブジェクトの JNDI 名の提供」で、各 J2C 接続ファクトリーの名前および JNDI 名、
J2C 管理対象オブジェクト、および J2C アクティベーション・スペックを指定します。 |
J2C ActivationSpec を宛先 JNDI 名にバインド |
アプリケーションに組み込み .rar ファイルが含まれていて、
その activationSpec プロパティーに値 Destination があり、
そのイントロスペクトされた型が javax.jms.Destination である場合は、
「J2C ActivationSpec を宛先 JNDI 名にバインド」パネルで、それにバインドされた各活動化の jndiName 値を指定します。
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現在のバックエンド ID の選択 |
アセンブリー・ツールを使用して複数のバックエンド・データベース用にデプロイメント・コードが
生成された EJB モジュールがアプリケーションにある場合、
「現在のバックエンド ID の選択」パネルで、
EJB モジュールの実行時に使用されるバックエンド・データベースを表すバックエンド ID を指定します。
バックエンド ID について詳しくは、
エンタープライズ Bean のデータベース・テーブルへのマッピング
を参照してください。
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