リソース参照のサポートにより、
アプリケーションは、ランタイム環境の実際名ではなく論理名を使用して、
リソース (データ・ソース、URL、またはメール・プロバイダーなど) にアクセスします。
この機能により、リソース・ランタイム構成の変更時に、アプリケーション・コードを変更する必要がなくなります。
始める前に
このトピックでは、以前にアセンブルされたエンタープライズ・アプリケーションのリソース参照の更新について説明します。
トピック
アプリケーションのアセンブル
では、アセンブリー・プロシージャーの詳細について説明します。
このタスクについて
リソース参照は、
アプリケーション・プロバイダーによりデプロイメント記述子で宣言されます。
アプリケーション・デプロイメント・プロセスのある時点で、
リソース参照を、
ランタイム環境のリソースの実際名にバインドする必要があります。
このトピックでは、アセンブリー・ツールを使用して、エンタープライズ・アプリケーションのリソース参照を更新する方法について説明します。
プロシージャー
- EJB プロジェクトに変更するエンタープライズ・アプリケーション (EAR ファイル) をインポートします。
- アセンブリー・ツールを開始します。
- J2EE モジュールで作業するためのアセンブリー・ツールの構成をまだ行っていない場合は、ここで構成します。
- 次のようにして、モジュールのタイプのリソース参照を表示します。
- エンタープライズ Bean がリソース参照を使用する場合:
- EAR ファイルの名前を展開します。
- 「EJB モジュール」を展開します。
- 該当する EJB モジュールを展開します。
- 該当するタイプのエンタープライズ Bean (セッション Bean また
は エンティティー Bean) のセクションを展開します。
- エンタープライズ Bean を展開します。
- サーブレットがリソース参照を使用する場合:
- EAR ファイルの名前を展開します。
- 「Web モジュール」を展開します。
- 該当する Web モジュールを展開します。
- アプリケーション・クライアントがリソース参照を使用する場合:
- EAR ファイルの名前を展開します。
- 「アプリケーション・クライアント」を展開します。
- 該当するアプリケーション・クライアント・モジュールを展開します。
- リソース参照を変更するモジュールを右マウス・ボタンでクリックして、
「Open With」>「Deployment Descriptor Editor」とクリックします。
- サーブレットおよびアプリケーション・クライアントの場合、「追加」をクリックします。EJB
モジュールの場合、特定の Bean を選択して「追加」をクリックします。
- リソース参照オプションを選択して、「次へ」をクリックします。
- 各設定値を指定して、「終了」をクリックします。
- オプション: 「References」タブを選択して、「WebSphere Extensions」の下で
分離レベルを選択します。 このステップをスキップする場合は、
分離レベルはデフォルトの TRANSACTION_NONE に設定されます。
- オプション: 「WebSphere Bindings」の下で、JNDI 名を指定します。
このステップをスキップする場合は、アプリケーションのデプロイ時に、
バインディングを設定 (またはオーバーライド) することができます。
- デプロイメント記述子エディターを閉じて、変更を保管します。
結果
更新済みモジュール用のファイルが、プロジェクト・エクスプローラー・ビューに表示されます。
次の作業
プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、更新したエンタープライズ・アプリケーションの内容を確認してください。
確認後、
エンタープライズ・
アプリケーションをデプロイします。
EJB デプロイメント・コードの生成と
、ターゲット・サーバー
への EJB モジュールのデプロイを、1 つのステップで行うことができます。プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、EJB プロジェクトを
右クリックして、「デプロイ」 をクリックしてください。
EJB モジュールのデプロイ
の項目も参照してください。