WebSphere Application Server 製品オファリングでは、バージョン 5.0 以降、 さまざまなフィーチャーが非推奨になったり除去されたりしました。
IBM は、ここで非推奨としてリストされているフィーチャーを、製品の将来のリリースで除去する予定です。 通常、IBM では、非推奨となったリリースから少なくとも 2 回のメジャー・リリースまたは丸 3 年 (いずれか長い方) の間、 フィーチャーを除去しません。例えば、WebSphere Application Server バージョン 5.0、 バージョン 5.0.1、またはバージョン 5.0.2 で非推奨とされたフィーチャーが製品から除去されるのは、 バージョン 6.0 より後です (バージョン 5.0.x とバージョン 5.1.x は、いずれもメジャー・リリースと 見なされるため)。それよりも短期間でフィーチャーを除去しなければならない場合がまれにあります。 そのようなケースについては、この項の非推奨フィーチャーの説明に明示されています。
以下の表では、バージョンおよびリリース別に、非推奨フィーチャーをまとめています。 この表では、非推奨となっているもの (アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)、スクリプト・インターフェース、ツール、ウィザード、公開された構成データ、ネーミング ID、 定数など) を示しています。この表には、可能であれば、推奨されるマイグレーション・アクションも示されます。
この項目は、以下の非推奨の表を含みます。
カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
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アプリケーション・プログラミング・モデル | com.ibm.websphere.runtime.ServerName クラスの以下のメソッド
initialize(java.lang.String cell, java.lang.String node, java.lang.String server) was390Initialize(byte[] a_stoken, String a_printable_stoken, String a_jsabpref, int a_pid, int an_asid, String a_jsabjbnm) was390Initialize(byte[] a_stoken, java.lang.String a_printable_stoken, java.lang.String a_jsabpref, int a_pid, int an_asid, java.lang.String a_jsabjbnm, java.lang.String a_smcasid) |
これらのメソッドは、WebSphere Application Server ランタイムでの使用に限定されます。 アプリケーションでこれらのメソッドを呼び出さないようにしてください。 |
HTTP トランスポート構成のサポート | チャネル・ベースのトランスポートに移行してください。 | |
パフォーマンス | com.ibm.websphere.cache.DistributedLockingMap インターフェース | com.ibm.websphere.cache.DistributedLockingMap インターフェースは WebSphere Application Server ランタイムではサポートされていないため、使用しないでください。 |
com.ibm.websphere.cache.DistributedObjectCache クラスで定義される TYPE_DISTRIBUTED_LOCKING_MAP 定数 | com.ibm.websphere.cache.DistributedObjectCache クラスで定義される TYPE_DISTRIBUTED_LOCKING_MAP 定数は、 WebSphere Application Server ランタイムではサポートされていないため、使用しないでください。 |
カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
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アプリケーション・プログラミング・モデルおよびコンテナー・サポート | JavaServer Pages (JSP) エンジンにおける以下の tsx タグのサポート
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tsx タグを使用する代わりに、JavaServer Pages 標準タグ・ライブラリー (JSTL) の同等のタグを使用します。
WebSphere Application Server バージョン 6.0 では JSTL がサポートされており、タグ・ライブラリーは製品に同梱されています。
以下の表をガイドラインとして使用して、tsx タグを JSTL タグに変換してください。tsx tag JSTL tag tsx:repeat c:forEach tsx:dbconnect sql:setDataSource tsx:dbquery sql:query tsx:getProperty Use standard EL syntax; c:out value="${book.title}" for example, where book is the current index in the result set tsx:userid Use the user attribute of the setDataSource tag tsx:passwd Use the password attribute of the setDataSource tag tsx:dbmodify sql:update |
以下のバックエンド ID
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他のバックエンド ID を使用します。
SQL 構文への EJB 照会を参照して、使用するバックエンド ID の決定に役立ててください。 |
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アプリケーション・サービス | JRAS 拡張子 API JRAS サポートに関する今後の機能拡張は予定されていません。 |
java.util.logging パッケージ (JSR47) 内にある、同等の機能を使用してください。 |
UDDI レジストリーに対する UDDI バージョン 2 EJB インターフェース | EJB インターフェースに代わるものはありません。このインターフェースは バージョン 5.x との互換性のために WebSphere Application Server バージョン 6.0 に組み込まれています。 ユーザーは特別な処置を行わなくても引き続きバージョン 2 EJB の API を使用できますが、 このインターフェースには、UDDI バージョン 3 に新規に組み込まれた UDDI 機能は含まれておらず、 WebSphere Application Server の将来のリリースでは除去される可能性があることに注意してください。 | |
UDDI4J バージョン 2 クラス・ライブラリー、uddi4jv2.jar ファイル | バージョン 3 の UDDI API の使用を開始してください。 Java からの UDDI バージョン 3 要求の組み立ておよび送信を簡素化するために、 クライアント・ライブラリーが提供されています。 これが IBM UDDI バージョン 3 Client for Java であり、uddiv3client.jar に提供されています。 UDDI4J API もまだ使用できますが、これらを使用しても新規の UDDI バージョン 3 機能にアクセスできないこと、 WebSphere Application Server の将来のリリースで除去される可能性があることに注意してください。 | |
BusinessStub や ServiceStub のようなすべての低水準 UDDI ユーティリティー・ツール (UUT) API
これらはすべて、com.ibm.uddi.promoter パッケージの高水準な PromoterAPI インターフェースに置き換えられます。 |
WebSphere Application Server の将来のリリースから除去される見通しである 低水準 API の代わりに、com.ibm.uddi.promoter パッケージの PromoterAPI インターフェースの使用を始めてください。 PromoterAPI は、抽象化したより上位で、同じ機能を提供します。 | |
J2EE コネクター・アーキテクチャー実行時の以下のメソッド
また、J2C 接続ファクトリーや J2C データ・ソースでのコンテナー管理認証別名も非推奨です。 |
メソッドは次のように置き換えます。
コンテナー管理認証別名については、アプリケーションのリソース・バインディング情報でコンテナー管理のクレデンシャルを指定してください。 |
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管理コンソールの WorkManager パネルの ApplicationProfile プロパティー | バージョン 5.x とバージョン 6.0.x のアプリケーション・プロファイルにおける相違については、 アプリケーション・プロファイル セクションの項目を参照してください。 |
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管理コンソールの DataSource パネルの次の 2 つの項目
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リソース参照で、コンテナー管理認証別名および DefaultPrincipleMapping プロパティーを定義します。 | |
com.ibm.websphere.servlet.filter パッケージのすべてのクラス
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com.ibm.websphere.servlet.filter クラスではなく javax.servlet.filter クラスを使用するようにアプリケーションを再構築してください。Servlet 2.3 仕様をはじめ、javax.servlet.filter クラスでは要求のインターセプトと応答の検査が可能です。 また、機能のチェーニングと応答の修飾や切り捨てを行うことができます。 | |
MIME フィルター MIME フィルターは当初、WebSphere Application Server バージョン 3.5 でサーブレットが、別のサーブレットで 作成された応答を、MIME の出力内容のタイプに基づき修飾、切り捨て、および変更する方法として導入されました。 |
サーブレット 2.3 仕様で導入された javax.servlet.filters では、
ユーザーが、サーブレットへの要求やサーブレットからの応答をインターセプトできるフィルターをプラグインできます。
また、両方向に流れるコンテンツを変更することも可能です。
javax.servlet.filters は、MIME フィルターのすべての機能を維持しています。 javax.servlet.filters は標準的な API であり、すべての準拠す るアプリケーション・サーバーによりサポートされています。 詳しくはサーブレット 2.3 仕様または サーブレット・フィルター を参照してください。 |
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メソッド・レベルのアクセス・インテントによっ て構成されるコンテナー管理パーシスタンス (CMP) エンティティー Bean は、デッドロックのようなデータ・アクセス問題に遭遇することがあります。 このため、メソッド・レベルのアクセス・インテントは非推奨になります。 | Bean レベルのアクセス・インテントを使用するには、CMP エンティティー Bean を 再構成するか、WebSphere Application Server Tool (AST) を使ってアプリケーション・プロファイルを再構成します。 | |
com.ibm.websphere.product.product および com.ibm.websphere.product.buildInfo クラスのすべてのメソッドおよびフィールド その結果、com.ibm.websphere.product.WASProduct のクラス (com.ibm.websphere.product.product および com.ibm.websphere.product.buildInfo オブジェクトを含む) の以下のメソッドも非推奨になります。
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com.ibm.websphere.product.WASDirectory の、以下のサポートされるメソッドを使用します。
また、製品情報 (製品名、バージョン、ビルド・レベル、ビ ルド日) を古い WASProduct API (com.ibm.websphere.product.WASProduct) から入手する代わりに、WASDirectory クラスの以下のメソッドを使用してそ の情報を入手してください。
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WebSphere Application Server に同梱の databeans.jar ファイルに入っている Data Access Bean | Data Access bean を使用する代わりにサービス・データ・オブジェクト (SDO) を使用します。 | |
IBM デプロイメント記述子の拡張子の reloadInterval 属性および reloadingEnabled 属性 (WAR ファイル拡張子 (WEB-INF/ibm-web-ext.xmi) およびアプリケーション拡張子 (META-INF/ibm-application-ext.xmi) の両方を含む) | デプロイメント記述子の拡張子を使用する代わりに、アプリケーション・デプロイメント中に提供された再ロード使用可能および間隔オプションを使用してください。
追加情報については、エンタープライズ・アプリケーション設定 を参照してください。 |
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com.ibm.websphere.servlet.session.UserTransactionWrapper API | この API に代わるものはありません。 UserTransaction オブジェクトは、ラッパーを使用せずに、直接 HTTP セッション内に配置することができます。 | |
セキュリティー | Apache SOAP のインプリメンテーションに基づく SOAP-Security (XML デジタル・シグニチャー) | SOAP-Security を使用する代わりに、ご使用のアプリケーションを Web サービスである JSR-109 インプリメンテーションにマイグレーションしてください。 また、マイグレーションをして (アプリケーションを再構成して) WSS(Web サービス・セキュリティー) 1.0 インプリメンテーションを使用してください。 |
Web サービス・セキュリティー (WSS) ドラフト 13 の仕様レベルのサポートを WSS 1.0 実装で使用することは非推奨です。 |
アプリケーションをサポートされた WSS 1.0 標準にマイグレーションしてくだ
さい。ドラフト・レベルのサポートは、メッセージ・レベルがドラフトと WSS 1.0 インプリメンテーションとの間で変更されたため、サード・パーティーのベンダーとのインターオペラビリティーを提供していません。 WSS 1.0 は J2EE 1.4 の各アプリケーションでのみサポートされています。このため、最初に各アプリケーションを J2EE 1.4 にマイグレーションする必要があります。 次のステップとしては、AST/RAD ツールを使用してマイグレーションされたアプリケーション用に WSS を再構成します。 バージョン 6.0 用の AST/RAD ツールのこのリリースには、WSS の自動マイグレーションがないので、マイグレーションは手動で行う必要があります。 以下の SPI も非推奨です。
com.ibm.wsspi.wssecurity.config.KeyLocator バージョン 6.0 では、WSS 1.0 サポート用に、実装を新しい SPI にマイグレーションする必要があります。com.ibm.wsspi.wssecurity.keyinfo.KeyLocator 最後に、 Java Authentication and Authorization Service (JAAS) LoginModule 実装は、 バージョン 6.0 の JAAS LoginModule 用に新しいプログラミング・モデルにマイグレーションする必要があります。 |
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Secure Authentication Service (SAS) IIOP セキュリティー・プロトコル | Common Secure Interoperability バージョン 2 (CSIv2) プロトコルを使用します。 | |
Secure Authentication Service (SAS) CORBA セキュリティー・プログラミング API | SAS プログラミング API から Java Authentication and Authorization Service (JAAS) へマイグレーションします。 このマイグレーションについて詳しくは、Common Object Request Broker Architecture (CORBA) プログラマチック・ログインの Java Authentication and Authorization Service (JAAS) へのマイグレーション を参照してください。 | |
システム管理 | AdminApp スクリプト・オブジェクトのインストール・コマンドに使われる depl.extension.reg および installdir オプション | depl.extension.reg オプションに代わるものはありません。 バージョン 5.x では、このオプションはノーオペレーションでした。 installdir オプションについては、代わりに installed.ear.destination オプションを使ってください。 |
パフォーマンス | バージョン 4.0 で、WebSphere Application Server からパフォーマンス・データをプログラマチックに収集するために導入された PMI Client API | J2EE 仕様の一部である Java Management Extension (JMX) インターフェースを使用して WebSphere Application Server のパフォーマンス・データを収集することをお勧めします。 PMI データは J2EE 管理のオブジェクト MBean または WebSphere PMI Perf MBean から収集することができます。J2EE MBeans が特定コンポーネントについてパフォーマンス・データを提供するのに対して、Perf MBean は WebSphere Application Server PMI サービスへのゲートウェイとして機能し、すべてのコンポーネントについてのパフォーマンス・データへのアクセスを提供します。 |
カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
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アプリケーション・プログラミング・モデルおよびコンテナー・サポート | Web サービス・ゲートウェイ・カスタマイズ API | 既存のフィルターを JAX-RPC ハンドラーとサービス統合バス・メディエーションの組み合わせで順次置き換える計画を立ててください。 |
アプリケーション・サービス | 以下の Java Database Connectivity (JDBC) ドライバー
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これら JDBC ドライバーのいずれかを使用しており、 データベースとして MS SQL Server を使用したい場合には、Connect JDBC ドライバーに切り替えます。 DataDirect Technologies から Connect JDBC ドライバーを購入するか、 WebSphere Application Server で出荷されている Connect JDBC ドライバー (WebSphere Application Server で使用する場合には無償) を使用できます。 |
カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
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インストールおよび マイグレーション・ツール | J2EE アプリケーションの開発に使用するアプリケーション・アセンブリー・ツール (AAT) は、 Application Server Toolkit (ASTk) の Assembly Tool (ATk) コンポーネントに置き換えられます。 | アプリケーション・アセンブリー・ツールを実行する代わりに、 ユーザーは Application Server Toolkit の Assembly Toolkit コンポーネントを インストールおよび実行します。ASTk は Eclipse フレームワークに基づいています。ASTk を 開始して J2EE Perspective を開くと、J2EE 機能が見つかります。 |
WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 5.0 またはそれよりも前にモデルとなっていたビジネス・プロセス | WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 5.0 またはそれよりも前にモデルとなっていたビジネス・プロセスは、BPEL ベースのプロセスにマイグレーションする必要があります。WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 5.1 で提供されているマイグレーション・オプションを使用してください。 | |
バージョン 5.0 以前の WebSphere Studio Application Developer Integration Edition で作成されたビジネス・プロセスに使用される、いくつかの Process Choreographer API インターフェースおよびメソッド。 Process Choreographer で提供される API 資料に、詳細なリストがあります。 | 非推奨 API に対して推奨されるマイグレーション・アクションに関する情報は、 該当する API の API 資料で入手できます。 | |
JDOM (文書の読み取り、操作、および書き込みを効率的に行うための API を提供する XML 文書の Java 表記)
WebSphere Application Server における JDOM の現行のパッケージ・バージョンは、今後のリリースにはパッケージされません。 |
JDOM にアクセスし、JDOM の最新のコピーを取得して、ご使用のアプリケーションに組み込んでください。
注: WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 4.1 アプリケーションを実行している場合は、WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 5.0 にマイグレーションする必要があります。
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C++ オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB)、IDL 値タイプの C++ ライブラリー、
および WebSphere Application Server C++ セキュリティー・クライアント
Common Object Request Broker Architecture (CORBA) C++ Developer Kit の出荷およびサポートは廃止される予定です。 CORBA テクノロジーは、Java 2 Platform Enterprise Edition (J2EE) および WebSphere Application Server 環境 へのマイグレーションのブリッジです。 上記の情報の他にも、将来のリリースでは、Application Clients インストール・イメージから、CORBA C++ クライアント・フィーチャーが取り除かれる予定です。 |
WebSphere Application Server に同梱されている、Java テクノロジー
のオブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) サービスにマイグレーションする
ことをお勧めします。
ただし、C++ セキュリティー・クライアントや C++ 値タイプ・ライブラリーに相当する J2EE 機能はありません。
このような機能が必要な場合は、独自に用意または開発
する必要があります。 Java テクノロジー向け ORB サービスについて詳しくは、 オブジェクト・リクエスト・ブローカーの管理 を参照してください。 CORBA C++ Developer Kit は推奨されないため、CORBA サービス用のベンダー・ソフトウェア との CORBA のインターオペラビリティーに対するサポートへの影響は与えません。 以下のリンクを使用して、インターオペラビリティーに関する情報を検索してください。 |
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IBM Cloudscape バージョン 5.1.x | Cloudscape Network Server JDBC ドライバーを使用します。 | |
サーバー | IBM HTTP Server (IHS) バージョン 1.3.x | IHS バージョン 1.3.x をモジュールで使用している場合は、以下のようにします。
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アプリケーション・プログラミング・モデルおよびコンテナー・サポート | Bean Scripting Framework (BSF) JavaServer Pages (JSP) の実行機能およびデバッグ機能 | JavaScript、Tcl、および Python 言語を使用している場合、この機能は再構築する必要があります。
独自のカスタム・アプリケーションで BSF スクリプトを使用する場合は、影響ありません。
WebSphere Application Server 管理コンソール用に作成されたカスタム・スクリプトにも影響はありません。
この機能は、WebSphere Application Server バージョン 5.1 以降、バージョン 6.0 まで存続します。 JSP ファイルをデバッグする場合は、JavaScript のデバッグ・セッション中にアプリケーション・サーバーの再始動が必要となる場合があります。 |
ビジネス・ルール Bean プログラミング・インターフェース -- 以下の public クラス、
メソッド、属性:
|
ユーザーは何も行う必要はありません。 | |
com.ibm.websphere.rsadapter のデータ・アクセス・プログラミング・
インターフェース。 リレーショナル・リソース・アダプター・インターフェース (com.ibm.websphere.rsadapter)。 以下のタイプのメソッドは非推奨です。 com.ibm.websphere.rsadapter.OracleDataStoreHelper public void doSpecialBLobWork(ResultSet rset, InputStream[] data, String[] blobColumnNames) public String assembleSqlString(String[] blobColumnNames, StringBuffer whereClause, String[] varValues, String tableName) |
これらのリレーショナル・リソース・アダプターの非推奨メソッドは、
アプリケーションに影響しません。
注: OracleDataStoreHelper クラスにサブクラスがある場合、
これらの非推奨メソッドをそのサブクラスにインプリメントする必要はありません。
WebSphere Application Server ランタイムはこれらの非推奨メソッドを呼び出しません。
|
|
スケジューラー (com.ibm.websphere.scheduler) プログラミング・インターフェース -- 以下におけるバージョン 5.x の public タイプ:
|
非推奨メソッドの代わりに、以下のメソッドを使用してください。
public Object createTaskInfo(Class taskInfoInterface) throws TaskInfoInvalid; サポートされる createTaskInfo メソッドを使用して BeanTaskInfo オブジェクトを作成するには以下のようにします。
BeanTaskInfo ti = (BeanTaskInfo) Scheduler.createTaskInfo(BeanTaskInfo.class); |
|
Web コンテナー API 変更: 注: 宣言された非推奨はありません。
生じる変更点は、Java API 1.3 から 1.4 への変更に伴うもののみです。
変更されたクラスは com.ibm.websphere.servlet.error.ServletErrorReport です。getStackTrace( ) のリターン・シグニチャーは、java.lang.Throwable が、別のリターン・シグニチャーと同じメソッドを定義するようになっているため、変更されています。
|
com.ibm.websphere.servlet.error.ServletErrorReport.getStackTrace( ) を使用しており、String の戻りの型を期待する場合には、アプリケーションを置換メソッドに変更する必要があります。 | |
アプリケーション・サービス | データ・アクセス・バイナリー -- 共通コネクター・フレームワーク: 以下の JAR ファイル:
|
Common Connector Framework の
代わりに、J2EE コネクター・アーキテクチャー・ソリューションを使用してください。
J2EE コネクター・アーキテクチャーの使用法 (ツールとランタイム) の詳細については、J2EE コネクター・アーキテクチャー・コネクターによるデータへのアクセス を参照してください。 |
TRANLOG_ROOT 変数を使用した XA パートナー・ログ・ディレクトリーの設定 | 現時点で、TRANLOG_ROOT 変数に保管されている設定があれば、 それを XA パートナー・ログを使用する必要があるすべてのサーバーの「トランザクション・サービス」パネルに 追加する必要があります。デフォルト・ロケーションを使用する場合は、 特にアクションは必要ありません。 「トランザクション・サービス」パネルは、管理コンソールの左側で「アプリケーション・サーバー」を選択し、 変更するアプリケーション・サーバーを選択して、表示されるパネルで「トランザクション・サービス」を選択すると表示されます。 パネルの「Logging Directory」ボックスには、TRANLOG_ROOT の現行ディレクトリーを入力します。 | |
セキュリティー | com.ibm.websphere.security.auth.WSPrincipal.getCredential() に関する API | プリンシパルから WSCredential を取得する代わりに、以下のメソッドのいずれかを使用して、
WSCredential を含むサブジェクトを取得する必要があります。
|
セキュリティー・プログラミング・インターフェースは以下のようになります。
|
すべての認証関連機能用の Java Authentication and Authorization Service (JAAS) を使用します。 | |
Integrated Cryptographic Services Facility (ICSF) 認証メカニズム | Lightweight Third Party Authentication (LTPA) メカニズムを使用します。 | |
システム管理 | 次のクラス: com.ibm.websphere.rsadapter.DB2390DataStoreHelper |
現在、データへのアクセス時に、DB2 レガシー CLI ベースのプロバイダー用の DB2390DataStoreHelper クラスを使用している場合は、DB2DataStoreHelper クラスを使用してください。 現在、 データへのアクセス時に DB2 Universal JDBC プロバイダー用の DB2390DataStoreHelper クラスを使用している場合は、 DB2UniversalDataStoreHelper クラスの使用に切り替えてください。 |
カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
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アプリケーション・プログラミング・モデルおよびコンテナー・サポート | Web サービス・ゲートウェイの Apache SOAP チャネル | ゲートウェイ・サービスは、Apache SOAP チャネルではなく、SOAP HTTP チャネルにデプロイされる必要があります。 サービスのエンドポイント (URL) はこのチャネルとは異なるため、ゲートウェイと通信するクライアント・プログラムは新規サービス・エンドポイントを使用する必要があります。 |
Apache SOAP、WEBSJAVA.SOAP:
|
詳しくは、 Apache SOAP Web サービスから Web Services for J2EE 標準へのマイグレーション を参照してください。 |
|
スケジューラー (com.ibm.websphere.scheduler) プログラミング・インターフェース -- 以下におけるバージョン 5.x の public タイプ:
|
非推奨メソッドの代わりに、以下のメソッドを使用してください。
public int getJMSPriority(); |
|
アプリケーション・サービス | com.ibm.websphere.rsadapter のデータ・アクセス・プログラミング・
インターフェース。 リレーショナル・リソース・アダプター・インターフェース (com.ibm.websphere.rsadapter) 以下のタイプのメソッドは非推奨です。 com.ibm.websphere.rsadapter.DataStoreHelper public int processSQL(java.lang.String.sqlString, int isolevel, boolean addForUpdate, boolean addextendedForUpdateSyntax); public DataStoreAdatperException mapException(DataStoreAdapterException e); com.ibm.websphere.rsadapter.GenericDataStoreHelper public int processSQL(java.lang.String.sqlString, int isolevel, boolean addForUpdate, boolean addextendedForUpdateSyntax); public DataStoreAdatperException mapException(DataStoreAdapterException e); com.ibm.websphere.rsadapter.WSCallHelper public static DataStoreHelper createDataStoreHelper(String dsClassName) |
これらのリレーショナル・リソース・アダプターの非推奨メソッドは、
アプリケーションに影響しません。
注: GenericDataStoreHelper にサブクラスがある場合、
これらの非推奨メソッドをそのサブクラスにインプリメントする必要はありません。
WebSphere Application Server ランタイムはこれらの非推奨メソッドを呼び出しません。
com.ibm.websphere.rsadapter.WSCallHelper については、 getDataStoreHelper(datasource) メソッドを使用して DataStoreHelper オブジェクトを取得してください。 |
システム管理 | DB2390DataStoreHelper および DB2390LocalDataStoreHelper クラス | DB2DataStoreHelper クラスは、現在、DB2390DataStoreHelper クラスおよび DB2390LocalDataStoreHelper クラスを使用しているプロバイダーに必須のヘルパー情報をすべて提供しています。 |
DB2 390 ローカル JDBC プロバイダー (RRS) | このプロバイダーは、DB2 zOS ローカル JDBC プロバイダー (RRS) に置き換えられます。 | |
AdminControl スクリプト・オブジェクトの testConnection コマンド ($AdminControl TestConnection configId props) このコマンドを WebSphere Application Server
バージョン 5.0.2 以降で実行すると、次のメッセージが戻されます。
WASX7390E: Operation not supported - testConnection command with config id and properties arguments is not supported. Use testConnection command with config id argument only. |
」WebSphere Application Server バージョン 5.0.2 以降では、 データ・ソース接続の推奨されるテスト方法は、 データ・ソース構成 ID に唯一のパラメーターとして渡される testConnection コマンドです。 | |
AdminControl スクリプト・オブジェクトの getPropertiesForDataSource コマンド ($AdminControl getPropertiesForDataSource configId)
このコマンドを接続モードで実行すると、構成サービスの可用性が誤って想定されます。
このコマンドを WebSphere Application Server
バージョン 5.0.2 以降で実行すると、次のメッセージが戻されます。
WASX7389E: サポートされていないオペレーション。 getPropertiesForDataSource コマンドはサポートされていません。 |
このコマンドに代わるものはありません。 |
カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
---|---|---|
アプリケーション・サービス | com.ibm.websphere.rsadapter のデータ・アクセス・プログラミング・
インターフェース。 リレーショナル・リソース・アダプター・インターフェース (com.ibm.websphere.rsadapter)。 以下のタイプのメソッドは非推奨です。 com.ibm.websphere.rsadapter.DataStoreHelper public int processSQL(java.lang.String sqlString, int isolevel); com.ibm.websphere.rsadapter.GenericDataStoreHelper public int processSQL(java.lang.String sqlString, int isolevel); com.ibm.websphere.rsadapter.DB2390DataStoreHelper public int processSQL(java.lang.String sqlString, int isolevel); |
これらのリレーショナル・リソース・アダプターの非推奨メソッドは、
アプリケーションに影響しません。
注: com.ibm.websphere.rsadapter.GenericDataStoreHelper にサブクラスがある場合、
これらの非推奨メソッドをそのサブクラスにインプリメントする必要はありません。
WebSphere Application Server ランタイムはこれらの非推奨メソッドを呼び出しません。
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カテゴリー | 非推奨 | 推奨されるマイグレーション・アクション |
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アプリケーション・サービス | com.ibm.websphere.appprofile.accessintent.AccessIntent の以下の 3 つのメソッドpublic boolean getPessimisticUpdateHintWeakestLockAtLoad(); public boolean getPessimisticUpdateHintNoCollision(); public boolean getPessimisticUpdateHintExclusive(); これは、基本 API です。 |
開発者は、AccessIntent インターフェースでこれら 3 つの非推奨メソッドを
使用する代わりに、同インターフェースの以下のメソッドを使用する必要があります。
public int getPessimisticUpdateLockHint(); 入手し得る戻り値は
以下のように AccessIntent インターフェースで定義されます。
public final static int PESSIMISTIC_UPDATE_LOCK_HINT_NOCOLLISION = 1; public final static int PESSIMISTIC_UPDATE_LOCK_HINT_WEAKEST_LOCK_AT_LOAD = 2; public final static int PESSIMISTIC_UPDATE_LOCK_HINT_NONE = 3; public final static int PESSIMISTIC_UPDATE_LOCK_HINT_EXCLUSIVE = 4; |
Web アプリケーション・プログラミング・インターフェース -- com.ibm.websphere.ServletErrorReport におけるさまざまなバージョン 5.x のメソッド | ||
セキュリティー | com.ibm.websphere.security.CustomRegistry インターフェース | com.ibm.websphere.security.UserRegistry インターフェースを使用します。
カスタム・ユーザー・レジストリーのマイグレーション を参照してください。 |
パフォーマンス | パフォーマンス・モニタリング・インフラストラクチャー -- 以下におけるさまざまなバージョン 5.x の public メソッド:
|
これらのメソッドは次のように置き換えます。
|
次の表では、除去されるものについて解説しています。
コンポーネント | クラスおよびインターフェース |
---|---|
アクティビティー | com.ibm.ws.activity.ActivityConstants |
管理 | com.ibm.websphere.management.application.EarUtils |
ALS | com.ibm.websphere.als.BufferManager |
anttasks | com.ibm.websphere.ant.tasks.endptEnabler.Property |
dynacache | com.ibm.websphere.servlet.cache.CacheConfig |
RAS | com.ibm.ras.RASConsoleHandler |
security | com.ibm.websphere.security.AuthorizationTable |
userprofile | com.ibm.websphere.userprofile.UserProfile |
スケジューラー API | com.ibm.websphere.scheduler.pmi.SchedulerPmiModule |
スケジューラー API | com.ibm.websphere.scheduler.MessageTaskInfo.setJMSPriority() |
ObjectPool APIs | com/ibm/websphere/objectpool/pmi/ObjectPoolPerf.java |
非同期 Bean APIs | com/ibm/websphere/asynchbeans/pmi/AlarmManagerPerf.java |