WebSphere Application Server - Express, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

EARExpander コマンド

EARExpander コマンドを使用して、エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを ディレクトリーに展開し、その EAR ファイルのアプリケーションを実行します。

アプリケーション・ファイルを収容しているディレクトリーを縮小して、単一の EAR ファイルにすることができます。 引数を指定しないで EARExpander と入力すると、このコマンドのオプションの詳細を確認できます。 このコマンドを実行する状況について詳しくは、コマンド・ツールの使用の項を参照してください。

構文

コマンド構文は次のようになります。
EarExpander -ear earName -operationDir dirName -operation 
<expand | collapse> [-expansionFlags <all|war>]

パラメーター

EARExpander コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-ear
展開操作での入力 EAR ファイル名、または縮小操作での出力 EAR ファイル名を指定します。
-operationDir
EAR ファイルを展開するディレクトリー、 または縮小するファイルの入っているディレクトリーを指定します。
-operation <expand | collapse>
expand 値は、WebSphere Application Server ランタイムに必要なディレクトリー構造に EAR ファイルを展開します。 collapse 値は、拡張されたディレクトリー構造から EAR ファイルを作成します。
-expansionFlags <all | war>
(オプショナル) all 値は、すべてのモジュールのすべてのファイルを展開します。 war 値は、Web アーカイブ・ファイル (WAR) モジュールのファイルだけを展開します。
-profileName
マルチプロファイル・システムで、アプリケーション・サーバー・プロセスのプロファイルを定義します。 -profileName オプションは、単一プロファイル環境で実行する場合は必要ありません。 このオプションのデフォルトは、 デフォルト・プロファイルです。

使用シナリオ

以下は、正しい構文の例です。

EARExpander -ear C:¥WebSphere¥AppServer¥installableApps¥DefaultApplication.ear
-operationDir  C:¥MyApps -operation expand -expansionFlags war

EARExpander -ear C:¥backup¥DefaultApplication.ear 
-operationDir C:¥MyAppsDefaultApplication.ear -operation collapse



関連タスク
コマンド行ツールの使用
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 11:31:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/rxml_earexpander.html