このトピックでは、IBM HTTP Server の構成設定を変更する方法
について説明します。
始める前に
iSeries 以外のシステムに WebSphere Application Server 対応の Web サーバー・プラグインを
インストールする際には、プラグイン・インストール・ウィザードで Web サーバーを構成します。
Web サーバー・プラグインのインストール
を参照してください。
このトピックでは、IBM HTTP Server バージョン 6.x の
構成方法について説明します。
その他のサポートされている Web サーバーの
構成については、Web サーバー構成ファイルの編集
の
手順で説明します。
このタスクについて
ご使用のオペレーティング・システムで IBM HTTP Server を
構成するステップを実行します。
例およびメッセージは、わかりやすくするために
複数行で表示されています。Web サーバー構成ファイル内の各ディレクティブは
1 行です。
ローカル・ファイル・パスは、Web サーバーと同じマシン
上にあるアプリケーション・サーバー上の
plugin-cfg.xml ファイルへのファイル・パスです。
リモート・ファイル・パスは、アプリケーション・サーバーがリモート・
マシン上にある場合の plugin-cfg.xml ファイルへの
ファイル・パスです。
プラグイン・インストール・ウィザードは、インストール中にダミーの
plugin-cfg.xml ファイルをインストールしますが、
このファイルはアプリケーション・サーバー・マシンの実ファイルから定期的な
伝搬を必要とします。
以下のアプリケーション・サーバー・ローカル・ファイル・パスの node_name は、
スタンドアロン Application Server では web_server_name_node
になります。
いずれの場合も、リモート・ファイル・パスが
表示されます。
プロシージャー
httpd.conf
ファイル内のエントリーを構成します。
ファイル構成の
モデルとして、LoadModule および WebSpherePluginConfig ディレクティブに関する以下の例を使用します。
LoadModule
was_ap20_module /usr/IBM/WebSphere/Plugins/bin/mod_was_ap20_http.so
ローカル・スタンドアロンの例:WebSpherePluginConfig
profile_root/config/cells/
sa_cell/nodes/webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
リモートの例:WebSpherePluginConfig
/usr/IBM/WebSphere/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml
httpd.conf
ファイル内のエントリーを構成します。
ファイル構成の
モデルとして、LoadModule および WebSpherePluginConfig ディレクティブに関する以下の例を使用します。
LoadModule
was_ap20_module /opt/IBM/WebSphere/Plugins/bin/mod_was_ap20_http.so
ローカル・スタンドアロンの例:WebSpherePluginConfig
profile_root/config/cells/
sa_cell/nodes/webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
リモートの例:WebSpherePluginConfig
/opt/IBM/WebSphere/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml
httpd.conf
ファイル内のエントリーを構成します。
ファイル構成の
モデルとして、LoadModule および WebSpherePluginConfig ディレクティブに関する以下の例を使用します。
LoadModule
was_ap20_module /opt/IBM/WebSphere/Plugins/bin/mod_was_ap20_http.sl
ローカル・スタンドアロンの例:WebSpherePluginConfig
profile_root/config/cells/
sa_cell/nodes/webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
リモートの例:WebSpherePluginConfig
/opt/IBM/WebSphere/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml
httpd.conf
ファイル内のエントリーを構成します。
ファイル構成の
モデルとして、LoadModule および WebSpherePluginConfig ディレクティブに関する以下の例を使用します。
LoadModule was_ap20_module
drive:¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥bin¥mod_was_ap20_http.dll
ローカル・スタンドアロンの例:WebSpherePluginConfig
profile_root¥config¥cells¥
sa_cell¥nodes¥webserver1_node¥servers¥webserver1¥plugin-cfg.xml
リモートの例:WebSpherePluginConfig
C:¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥config¥webserver1¥plugin-cfg.xml
結果
この手順によって、IBM HTTP Server が編集および再構成
されます。
次の作業
IBM HTTP Server V1.3.x の
ディレクティブ LoadModule ibm_app_server_http_module が、IBM
HTTP Server バージョン 6.x 以降の httpd.conf ファイル内に
ある場合は、IBM HTTP Server を始動できません。
バージョン 6.x サーバーを始動するには、
ディレクティブをコメント化または削除する必要があります。
プラグインが、
バックエンド WebSphere Application Server への暗号化接続を
サポートするように構成されている場合、mod_was_ap20_http
プラグイン・モジュールには、GSKIT Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化ライブラリーが必要です。
プラグイン・インストール・ウィザードは、GSKIT SSL 暗号化ライブラリーがインストールされていない場合、
必要なレベルでこのライブラリーをインストールします。
このプラグインを新規マシンに手動でコピーする場合、
暗号化されているバックエンド接続に必要な GSKIT ライブラリーがないことがあります。
Web サーバーの構成後、この Web サーバーにアプリケーションをインストールすることができます。
詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。