PMI データ収集は、Java Management Extension (JMX) インターフェース (J2EE MBeans および WebSphere Application Server Perf MBean)、パフォーマンス・サーブレット、
または PMI クライアント API (非推奨) という 3 つの異なるインターフェースで行われます。
- JMX インターフェース
- JMX インターフェースは J2EE 仕様の一部であり、
WebSphere Application Server パフォーマンス・データを収集するための推奨される方法です。
PMI データは、J2EE 管理対象オブジェクト MBeans または WebSphere Application Server PMI Perf MBean から収集することができます。
J2EE MBean が特定コンポーネントについてパフォーマンス・データを提供するのに対して、
Perf MBean は WebSphere Application Server PMI サービスへのゲートウェイとして機能し、
すべてのコンポーネントについてのパフォーマンス・データへのアクセスを提供します。
- パフォーマンス・サーブレット
- パフォーマンス・サーブレットは、HTTP 要求を使用して WebSphere Application Server 管理可能ドメイン全体の
PMI データを照会する方法を提供します。
このサーブレットは、HTTP 経由でパフォーマンス・データを提供するので、ファイアウォールなどの問題を容易に解決することができます。パフォーマンス・サーブレットは PMI データを XML 文書として出力します。
- PMI クライアント API (推奨されない)
- PMI クライアント API は、ラッパー・クラスを提供し、PMI データをクライアントに配信します。
PMI クライアント API は、JMX インフラストラクチャーと Perf MBean を使用して PMI データを取得します。PMI クライアントは、バージョン 4.0 で導入された WebSphere Application Server 固有のデータ構造を使用してデータを提供します。