基礎的なセキュリティー・コンポーネントが正しく作動しているかどうかを示す基本的なテストを行うことができます。このタスクを使用して、セキュリティー構成の妥当性検査を行います。
始める前に
管理セキュリティー を構成し、すべてのサーバーをセキュア・モードで再始動した後は、
セキュリティーが正しく使用可能にされていることを検証します。
さまざまなセキュリティー・ログイン・タイプのテストに使用できる技法がいくつかあります。
例えば、Web ベースの BasicAuth ログイン、Web ベースのフォーム・ログイン、および
Java クライアント BasicAuth ログインをテストすることができます。
基礎的なセキュリティー・コンポーネントが正しく作動しているかどうかを示す基本的なテストを行うことができます。以下の
ステップを実行し、セキュリティー構成を検証します。
プロシージャー
- セキュリティーを使用可能にした後、システムがセキュア・モードで作動することを確認してください。
-
URL http://hostname.domain:9080/snoop. にアクセスして、
Snoop を使って Web ベースの BasicAuth をテストします。ログイン・パネルが表示されます。
ログイン・パネルが表示されない場合には、問題があります。
パネルが表示されたら、構成済みのユーザー・レジストリーに有効なユーザー ID とパスワードを入力してください。
- 管理コンソール http://hostname.domain:port_number/ibm/console を始動して、Web ベースのフォーム・ログインをテストします。
フォーム・ベースのログイン・ページが表示されます。ログイン・ページが表示されない場合、
https://myhost.domain:9043/ibm/console と入力して管理コンソールへのアクセスを試行してください。
セキュリティーの構成時にユーザー・レジストリーの構成に使用される管理ユーザー ID とパスワードを入力します。
- dumpNameSpace を使用して Java クライアント BasicAuth をテストします。
app_server_root/bin/dumpNameSpace.bat ファイルを使用します。
ログイン・パネルが表示されます。ログイン・パネルが表示されない場合には、問題があります。構成済みのユーザー・レジストリーに有効なユーザー ID とパスワードを入力してください。
- すべてのアプリケーションをセキュア・モードでテストしてください。
- すべてのテストにパスしたら、先に進んで、セキュア・アプリケーションをより厳格にテストしてください。
問題が生じた場合は、WebSphere
Application Server の /logs/nodeagent または WebSphere Application
Server の /logs/server_name ディレクトリー内の出力ログを
それぞれ確認してください。共通問題について詳しくは、セキュリティー構成のトラブルシューティング
を参照してください。
結果
これらのテストの結果は、正常に終了した場合、セキュリティーが完全に使用可能になり、正しく作動していることを示します。