IBM Tivoli NetView V7.1.4 フィックスパック 1 Readme

日付: 2004 年 4 月 16 日

名前: 7.1.4-NVD-FP001

コンポーネント: IBM Tivoli NetView バージョン 7.1.4

PTF 番号: U497654 (UNIX) または XR23260 (Windows)

注: 本文書の最後にある「特記事項」をご一読の上、この情報およびここで紹介する製品をご使用ください。

(C) Copyright International Business Machines Corporation 2004. All rights reserved.

目次

このフィックスパックについて

インストールおよび構成
既知の問題と制限
資料中の変更点
ソフトウェア・サポートへの連絡
特記事項
商標

このフィックスパックについて

このセクションでは、該当するフィックスパックに関する一般情報が記述されています。文書全体をご一読の上、 インストールすることをお勧めします。

フィックスパックの内容

このフィックスパックは、RS6000 AIX(R)、SUN SPARC Solaris、Linux Intel(TM)、Linux 390、 および Microsoft(R) Windows(R) のそれぞれに対応する計 5 個のパッケージから構成されています。IBM(R) Tivoli(R) NetView(R) ネイティブ・サーバー またはクライアントがインストールされている各プラットフォーム上で適切なパッケージを使用する必要があります。

このフィックスパックには、Tivoli Data Warehouse によって使用され、その内部に含まれている NetView ETL コードに対する 修正も含まれています。Tivoli Data Warehouse 内部の NetView ETL コードにこの修正を適用するためには、 このフィックスパックに関連付けられた nvTDW_FP1.txt ファイルを参照してください。

このフィックスパックで置き換えられるパッチ

なし。このフィックスパックで置き換えられるパッチはありません。

サポートされるオペレーティング・システム

このリリースでは、以下のオペレーティング・システムはサポートされていないことに注意してください。

このフィックスパックの新情報

このフィックスパックの新情報は、以下の通りです。

変更された tdwdaemon.lrf

APAR IY48379 で、ovstop コマンドが tdwdaemon を常に停止するわけではないという問題が記述されました。 この問題を修正するために変更済みの tdwdaemon.lrf が作成され、このフィックスパックに組み込まれました。 この修正を UNIX プラットフォームにインストールするには、以下のステップに従って、 カスタマー・インストール内の tdwdaemon.lrf ファイルを置き換える必要があります。

  1. tdwdaemon を停止する (ovstop tdwdaemon)。
  2. ovsuf ファイルから tdwdaemon エントリーを削除する (ovdelobj tdwdaemon.lrf)。
  3. 現行の tdwdaemon.lrf ファイルをリネームする (cp /usr/OV/lrf/tdwdaemon.lrf /usr/OV/lrf/tdwdaemon.save)。
  4. 新しい tdwdaemon.lrf をオリジナルの lrf ファイルの先頭にコピーする (cp /usr/OV/newconfig/IBMVA-RUN/tdwdaemon.lrf /usr/OV/lrf/tdwdaemon.lrf)。
  5. tdwdaemon を ovsuf ファイルに追加する (ovaddobj tdwdaemon.lrf)。
  6. tdwdaemon を再始動する (ovstart tdwdaemon)。

この修正をバックアウトするには、上記の指示のうちコピーの 2 つのステップを、 保管された lrf ファイルを元の場所に戻すという 1 つのコピーに置き換えて実行します。

Location Sensitive Topology 機能の拡張

Location Sensitive Topology 機能 (location.conf) が拡張され、 ゲートウェイ・エントリーでの IP アドレス範囲およびワイルドカードが許可されるようになりました。範囲またはワイルドカードは、 ゲートウェイ IP アドレスのどの部分でも使用できます。ワイルドカードは、ゲートウェイ名では使用できません。

以下の変更 (location.conf ファイルのコメント・セクションに、手動で適用 する必要があります) は、ゲートウェイ名またはアドレス・フィールドに対する変更内容を記述しています。

ゲートウェイ・エントリーのフォーマットは、次の通りです。

<location name> <gateway name or address>

ここで、location name は、このゲートウェイが置かれるべき場所の名前で、 gateway name or address は、ゲートウェイの名前、または、そのインターフェースの 1 つの、 ドットで表されたフォーマットの IP アドレスです。ワイルドカードおよび範囲は、 ゲートウェイ IP アドレス中で許可されます (つまり、5.25-30.2.8 または 3.5.*.*)。 ワイルドカードは、ゲートウェイ名では許可されません (myrouter.company.com)。

ゲートウェイ・エントリーの例を以下に示します。

SalesOffices gateway1
SalesOffices 22.84.5.2
SalesOffices 55.21.*.4
SalesOffices 22.*.*.*
SalesOffices 22.*.5-10.20-33

複数のゲートウェイ・エントリーに一致するゲートウェイの場合、1 つのエントリーが恣意的に選択されます。ゲートウェイ・エントリーの 重複の解決を助けるために、複数のエントリーに一致するゲートウェイ・インターフェースに関する 警告メッセージが location.log ファイル内に表示されます。これらのメッセージは単なる警告メッセージであり、 ゲートウェイ/ルーター配置の問題を示すものではありません。

変更された netmon.seed ファイル

APAR IY47145 に対して変更された netmon.seed ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。このファイルには、 ノードを明示的にディスカバーし、そのノードを SNMP 管理にするために、netmon.seed ファイル内に 2 つの エントリー (1 つはノードをディスカバーするため、もう 1 つは SNMP 管理のため) がなければならないことが記述されています。この フィックスパックは、変更された netmon.seed ファイルを、UNIX では /usr/OV/newconfig/IBMVA-RUN/ サブディレクトリーに、 Windows では \usr\ov\newconfig\netmon サブディレクトリーに置きます。

代替コミュニティー名の最大数

デフォルトでは、7 個までの代替コミュニティー名を communityNames.conf ファイル内に 指定できます。代替コミュニティー名の許容最大数は、netmon.conf ファイル内の 環境変数 MaximumCommunityNames を 0 と 100 の間の値に設定することで変更できます。

新しい trapd.conf ファイル

新しい trapd.conf ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。この trapd.conf ファイルは、NetView for Windows 用の trapd.conf ファイル内 の HPCIFxxx トラップ内の幾つかの値を誤って切り捨てなくなりました。 このファイルは、\usr\ov\newconfig\ovsnmp-run\trapd.conf にあります。 このファイルを使用する場合で、\usr\ov\conf\trapd.conf をカスタマイズしていない場合、 このファイルを使用して \usr\ov\conf\trapd.conf にあるファイルを置き換えることができます。 ただし、オリジナルのファイルが変更されている場合は、2 つのファイルをマージする必要があります。

2 次 IP アドレス検索の使用可能化

servmon を使用して ITM 照会を行うときにサービス検出で問題がある場合、 servmon 初期化に対して 2 次 IP アドレス検索を使用可能にする必要がある場合があります。

servmon 初期化中に servmon に対して 2 次 IP アドレス検索を使用可能にするには、 servmon.conf 内に、SECONDARY_IPADDRS のみからなる 1 行を追加してください。デフォルトでは、2 次 IP アドレスは、servmon 初期化中に検索されません。

ただし、この機能を使用可能にするとパフォーマンスが大幅に悪化します。NetView が安定した後で変更を行うのが最良です。NetView が稼働中に、 以下を行ってください。

  1. ovstop servmon を使用して servmon を停止する。
  2. servmon.conf ファイルを変更する。
  3. ovstart servmon を使用して servmon を再始動する。

フィックスパックについての注意点

このフィックスパックで修正された APAR

お客様によって報告された以下の問題が、このフィックスパックによって IBM Tivoli NetView V7.1.4 で修正されます。

APAR # プラットフォーム 説明
IY41085

Windows

UNIX
ISDN ステータス・モニターが、MIB データの編成が原因で Cisco ルーターで機能しない。
IY42473

UNIX

"-restart" パラメーターを指定して登録されたアプリケーションを NetView が再始動しない。
IY47145

Windows

UNIX
SNMP 管理ノードをディスカバーするための netmon シード・ファイル内のエントリーに関する要件を文書中に明確に記述することの要求。
IY47892

Windows

UNIX
ovesmd デーモンが、ネットワークおよびネットワーク・セグメントへの DNS 要求を作成する際、不必要に DNS サーバーのパフォーマンスを悪化させる。
IY48379

Windows

UNIX
ovstop nvsecd コマンドが tdwdaemon を停止しない。
IY48447

Windows

特定トラップのオブジェクト状況に関するヘルプ・メッセージ・パネル内の誤り。
IY48542

UNIX

trapd デーモンが、バッファー・オーバーフローでコア・ダンプを引き起こす。
IY49032

UNIX

Solaris および Linux 上の ServerSetup アプリケーションが、AIX 特定の用語およびオプションを含んでいる。
IY49405

UNIX

CNAT データが、前のバージョンの NetView V7.1.x から NetView V7.1.4 へマイグレーションされていない。
IY49428

Windows

UNIX
nvdbformat アプリケーション "TopM Interface List" の前に常に carraddedrn が付く。
IY49532

Windows

UNIX
nvdbformat アプリケーションが完了せず、出力が正しくない。
IY49546

UNIX

printtool アプリケーションが、Linux 上の Tivoli NetView V7.1.3 でコア・ダンプを引き起こす。
IY49787

UNIX

NetView 7.1.3 ovw_binary コア。
IY49953

UNIX

nvauth 実行可能モジュールが、誤ったデータを与えられると、セグメンテーション・フォールトでコアする。
IY49954

UNIX

nvauth 実行可能モジュールのコマンド行パラメーターでオーバーフロー条件が発生する。
IY49955

UNIX

nvauth 実行可能モジュールが、パスワード・コマンド行引き数が期待より長い場合にコア・ダンプを引き起こす。
IY49975

UNIX

ipmap 実行可能モジュールが、GLOBAL ACKNOWLEDGE が使用可能にされている場合に、同期を永久に終了せず、コア・ダンプを引き起こす。
IY49985

UNIX

pmd デーモンが、そのポートがサード・パーティーのソフトウェアでスキャンされると、コア・ダンプを引き起こす。
IY50013

UNIX

nvlockd デーモンが、そのポートがサード・パーティーのソフトウェアでスキャンされると、コア・ダンプを引き起こす。
IY50133

UNIX

NetView 7.1.4 の AIX 4.3.3 ML 10 へのインストールが nvsecd 開始に失敗し、エラー・メッセージ「ovstart: ovspmd に連絡できません: そのようなファイルまたはディレクトリーはありません」が出る。
IY50196

Windows

UNIX
追加の代替コミュニティー名の要求。
IY50227

Windows

servmon.log 内に不必要なトレース・メッセージ。
IY50265

UNIX

nvcorrd デーモンが、誤ったデータが nvcorrd ソケットに書き込まれるとコア・ダンプを引き起こす。
IY50266

UNIX

actionsvr デーモンが、誤ったデータがそのソケットに書き込まれるとコア・ダンプを引き起こす。
IY50394

Windows

UNIX
IPMAP アプリケーションが、NetView 7.1.2 から NetView 7.1.3 へのマイグレーション後にコア・ダンプを引き起こす。
IY50461

Windows

UNIX
ルーター用のワイルドカード IP アドレスの location.conf 内でのサポートを提供。
IY50464

Windows

UNIX
netmon デーモンが、新しくディスカバーされたノードを管理するよう構成されていても、幾つかのデバイスをディスカバーし、それらを非管理として設定している。
IY50663

UNIX

ovtopmd デーモンおよび ovtopofix コマンドの実行が、AutoTrace がオンの場合に大幅に遅くなる。
IY50702

Windows

UNIX
ITSA 管理スイッチに、ipmap に表示される正しいシンボル状況がない可能性がある。
IY50954

UNIX

snmpCollect デーモンが、アドレスがホスト名に変換される場合に、IP アドレス上で収集しない。
IY50990

Windows

UNIX
netmon デーモンが、再始動後に状況ポーリングを実行するのに、構成された時間量を待機しない。
IY51064

Windows

UNIX
Query Database Field ノードが、ルール・セット内のインターフェース選択名に対して機能しない。
IY51125

Windows

UNIX
NetView 7.1.3 において netmon シード・ファイル内の snmp ワイルドカード使用での誤り。
IY51162

UNIX

長い名前を持つトラップ・スロット値が、保管時に 15 文字に切り捨てられる。
IY51181

UNIX

NetView 7.1.3 フィックスパック 1 において、シード・ファイル・エディターで右方スクロール・バーが機能しなくなる。
IY51516

Windows

UNIX
nvrsEdit アプリケーションが、オープン時にルール・セットを正しく処理できない場合に、エラーを表示しない。
IY51641

UNIX

nvserverd デーモンが、非常に大きいトラップを正しくフォーマットするにはバッファーが小さすぎることが原因で、コア・ダンプを引き起こす。
IY51700

Windows

UNIX
NetView v714 は、TEC 転送が使用可能にされている場合は最新の TEC リリースを必要とする。
IY51778

Windows

UNIX
netmon シード・ファイル内のアドレス範囲の動作が、以前のリリースと異なる。
IY51844

Windows

UNIX
ルーターの再ディスカバリーが機能しない。
IY52086

UNIX

netmon デーモンに対する "retries" パラメーターの意味を明らかにする必要がある。
IY52227

UNIX

IP 状況が正常のスイッチで、Layer 2 マージナル状況を認知できる必要がある。
IY52295

UNIX

非 AIX NetView UNIX プラットフォームに、ping 数コントロールを追加する必要がある。
IY52234

UNIX

7.1.4 へのアップグレードの結果、ipgettopoinfo コマンドが実行されると、リレーショナル・データベース内の IP トポロジー・カウントが正しくなくなる。
IY52320

UNIX

SNMP 構成ルックアップ・ルーチンが、グローバル・デフォルト内にあるカスタマーの設定値に代わりに、NetView のデフォルト値を戻すようになった。
IY52341

Windows

UNIX
ipmap 実行可能モジュールが、AIX 5.1 上の NetView 7.1.3 フィックスパック 1 でコアしている。
IY52351

Windows

UNIX
幾つかのトラップが、ネットワークおよびセグメント・アドレスの DNS 要求を引き起こす。
IY52394

Windows

UNIX
機能 setstatednode において nvcorrd デーモンがシグナル 11 でコア・ダンプを引き起こす。
IY52429

UNIX

NetView 7.1.4 において、Tivoli Enterprise Console イベント内のホスト名を持つトラップ・スロットが、ホスト名の中にダッシュ ("-") があると、ブランクのままになる。
IY52758

UNIX

xnmgraph アプリケーションが、誤った y 軸値を計算している。
IY52773

Windows

UNIX
netmon が、10 分ごとにシグナル 11 でコア・ダンプを引き起こす。
IY52820

UNIX

trapd デーモンが、AIX 5.2 上の NetView 7.1.4 で定期的にコアしている。
IY53038

UNIX

NetView 7.1.3/7.1.4 for Linux において、開始スクリプト内での行の欠落が原因で、非ルート・ユーザーは GUI を開始することを許可されていない。
IY53205

Windows

UNIX
ITM リソース・モデルのステータス・モニターを servmon に追加しようとする試行が機能しない。
IY53244

UNIX

nvgethost コマンド使用法の中に不要情報が印刷される。
IY53271

Windows

UNIX
trapd デーモンが、トレースを切り替えるか zLinux にログオンすると、停止する。
IY53400

UNIX

NetView セキュリティーが使用可能にされている場合、xnmloadmib2 アプリケーションおよび xnmbrowser2 アプリケーションが実行できない。
IY53554

UNIX

mibtable コマンドが Mid-Level Manager MIB でループする。
IY53666

UNIX

trapd.log が最大サイズに達すると、trapd デーモンがシグナル 13 で停止する。
IY53704

UNIX

NVRSEdit アプリケーション内の Set State ノード編集での問題。
IY53727

Windows

UNIX
幾つかのインターフェースのマップに、誤ったシンボルが現れる。
IY53780

UNIX

netmon デーモンが、望まれないインターフェースを ping する。
IY53804

Windows

UNIX
NetView 7.1.3 フィックスパック 2 の適用後、nvdbformat アプリケーションがコアしている。
IY53928

Windows

UNIX
NetView 7.1.4 において、servmon デーモンのパフォーマンス上の問題がある。
IY54371

Windows

UNIX
RFI が使用可能にされていると、ポーリング・サイクルごとに "Interface Unreachable" イベントが発生する。
IY54644

Windows

UNIX
NetView Web クライアントがハング。
IY54964

Windows

UNIX
netmon デーモンが、大規模ネットワークで同時に数千ものインターフェースをポーリングしようとする。
IY55374

UNIX

AIX 5.2 での snmpd64v1 エージェントの使用に関する文書が不明確。
PJ29055

Windows

特定のトラップに対する起点 tecad デフォルト・スロット値の出力が間違っている。
PJ29416

Windows

Tivoli Enterprise Console にイベントを転送するとき、ホスト名フィールドがブランクのままになる。
PJ29421

Windows

UNIX
ovobjprint コマンドが、大容量データベースに関するすべての適切な情報を表示しない。
PJ29460

Windows

最初のインターフェースが DNS にないルーターを netmon が発見すると、アイコン選択名およびラベルで問題。
PJ29480

Windows

Service Down インターバルに基づいてサービス・シンボルが削除された後、ノードの状況が正しく更新されない。
PJ29481

Windows

ノードがアップに戻ると、SmartSet 内のノードの状況が誤っている可能性がある。
PJ29503

Windows

UNIX
削除されたサービス・シンボルが、誤った状況を伝搬する可能性がある。
PJ29517

Windows

活動化されたルール・セットを通過したイベントに対して、nvcord デーモンが "$A" 値を誤って交換する。
PJ29580

Windows

Collected Data オブジェクト・プロパティー画面の "filter by" オプションが、"<" または ">" オプションが使用されている場合、データを反映しない。
PJ29586

Windows

UNIX
nvdbformat/nvdbimport コマンドを使用して、コンマが入ったフィールドを取得/設定できない。
PJ29588

Windows

UNIX
NetView ETL 使用時に、過大な数の切り捨てエラーがログに記録される。
PJ29644

Windows

MS Trap Service からのヌル IP アドレスで NetView for Windows trapd デーモン例外。
PJ29651

Windows

UNIX
NetView ウェアハウス使用可能パックが、ストリング切り捨てエラーが原因で、宛先データの挿入に失敗する。
PJ29653

Windows

UNIX
NetView ウェアハウス使用可能パックにおいて、月次および年次レポートの両方で、障害パーセントを表示するレポート用のヒストリカル・データが欠落。
PJ29654

Windows

UNIX
NetView ETL2 が、すべてのケースで正確に可用性を計算しない。
PJ29666

Windows

収集するオブジェクトの数が 16 を超えると、snmpCollect デーモンが snmpget 要求を繰り返す。
PJ29671

Windows

前に定義済みのデータ収集に対してグラフ機能が機能しない。

インストールおよび構成

前提条件

IBM Tivoli NetView V7.1.4 フィックスパックをシステムにインストールするには、以下の前提条件を満たす必要があります。

インストール方法

パッケージを実際にインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. NetView for UNIX クライアントにフィックスパックをインストールする場合、以下を実行して、 クライアントが NetView サーバーから切断されていることを確認する。

    1. クライアント・セットアップ・アプリケーションを実行する。
    2. 構成」->「サーバーの除去」をクリックする。
    3. 「サーバー・ホスト名」フィールドに NetView サーバー名を入力する。
    4. 適用」をクリックする。

  2. 新規ウィンドウをオープンし、フィックスパックをインストールするオペレーティング・システム上のローカル・サブディレクトリーにパッケージをコピーし、ディレクトリーをそのサブディレクトリーに変更する。

  3. 以下のいずれかを実行して、インストール・スクリプトを抽出する。

  4. インストール・スクリプトを実行する。

    ネイティブ NetView クライアント・インストールにフィックスパックをインストールするとき、 ファイル nvexportd.jar、nvexportd.lrf、および notfoundhandler.class をコピーできなかったという一連のエラーが報告されます。これらの ファイルは、クライアント・インストールには不要であり、エラーは無視できます。

    インストール中に他のエラーが発生した場合は (インストール・プロセス自体が正常終了を報告するかどうかに関わらず)、以下を実行してください。

    1. バックアウト・スクリプトを実行する (エラーはすべて無視する)。
    2. インストール中に報告された問題を修正する。
    3. コンピューターをリブートする (Windows の場合)。
    4. 最初からインストールを再開始する。

  5. コンピューターのリブート、netview コマンドの使用、UNIX 上での netnmrc スクリプトの実行、Windows 上での NetView アイコンのクリックのいずれかを行って、NetView デーモンを再始動する。

    NetView インストールが Windows 上で SQL データベースを使用している場合、SQL サーバーを再始動した後で NetView デーモンを再始動してください。

  6. アップグレードされたネイティブ NetView サーバー・インストールから、すべての NetView Web コンソールを再インストールする。

  7. このフィックスパックを NetView クライアント・インストールに適用した場合、クライアント・セットアップ・アプリケーションを使用して、クライアントを適切な NetView サーバーに再接続する。

バックアウト方法

フィックスパック・インストールの一部として、インストール中に置換される各ファイルのコピーが、 UNIX の場合は /usr/OV/service/V714/FixPack1、Windows の場合は UNIX or the \usr\ov\service\V714\FixPack1 サブディレクトリーに保管されます。 必要であれば、上記のステップ 2-4 の代わりに、そのディレクトリーに入っているバックアウト・スクリプトを実行することによって、 フィックスパックをアンインストールすることができ、そうすると、システムはフィックスパックがインストールされる前の状態に戻ります。

フィックスパックがインストールされた後にシステムにインストールされた NetView フィックスは、 フィックスパックをバックアウトする前に、すべてバックアウトする必要があります。

既知の問題と制限

資料中の変更点

ソフトウェア・サポートへの連絡

いずれかの Tivoli 製品で問題がある場合、次の IBM ソフトウェア・サポート Web サイトをご覧ください。http://www.ibm.com/software/sysmgmt/products/support

ソフトウェア・サポートに連絡したい場合は、次の Web サイトで「IBM Software Support Guide」をご覧ください。http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html

このガイドに、問題の重大度に応じた IBM ソフトウェア・サポートへの連絡方法に関する情報と、以下の情報が記述されています。

特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、 またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが 使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒106-0032
東京都港区六本木3-2-31
IBM World Trade Asia Corporation
Licencing

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含む すべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。

国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM はこれらの情報に掲載されている製品やプログラムを何時でも、予告なしに改善 または変更することがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。 それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Corporation
2Z4A/10111400 Burnet Road
Austin, TX 78758 U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資 料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、 またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

IBM の将来の方向または意向に関する記述については、 予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

商標

IBM、AIX、S/390、NetView、zSeries、Tivoli および Tivoli Enterprise Console は IBM Corporation の商標です。

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Intel、Intel Inside (ロゴ)、MMX、および Pentium は Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。