変更のエクスポートおよびインポート


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Change Management 管理

概説

変更のエクスポートおよびインポート

Tivoli Change Management では、データベースからファイルに変更をエクスポートして、後でデータベースにインポートして戻すことができます。 インポートおよびエクスポートは、データをテスト・システムから実践システムに移す時に役立ちます。

データをエクスポートすると、Tivoli Change Management は、セクションに分かれた CSV (コンマ区切り値) ファイルを作成します。すなわち、ファイルには、データのセクションが含まれ、それぞれのセクションがヘッダー・ブロックによって定義されています。各セクションには、異なる数のコンマ区切り値が含まれています。

このデータについての情報は、EXP_IMP.LOG に組み込まれています。

次のデータは、ユーザー ID およびグループ ID なしでインポートされます。

  • タスク・リソース
  • 承認

注: 変更を正常にエクスポートおよびインポートするために、Tivoli Change Management の同じバージョンを使用しなければなりません。


タスク

変更のエクスポート

Tivoli Change Management から変更データをエクスポートすることができます。変更をエクスポートする時には、検索基準を指定することができます。検索基準に一致するすべての変更が指定されたファイルにエクスポートされます。後で、変更をデータベースにインポートして、戻すことができます。

変更をエクスポートするには、次のようにします。

  1. 「ユーティリティー」メニューから、「エクスポート」を選択します。
    結果: 「エクスポート」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「タイプ」の下で、「変更」を選択します。
  3. 「変更の選択」を選択します。
    結果: 「変更の検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  4. 次の 1 つを実行してください。
  5. 変更のセットを選択するには、「変更の検索」ダイアログ・ボックスのいずれかのボックスで基準を入力または選択します。
  6. すべての変更を選択したい場合には、すべてのボックスを空にしておいてください。
  7. 「了解」を選択します。
    結果: 一致するすべての変更を表示する「変更」ダイアログ・ボックスが現れます。
  8. 次の 1 つを実行してください。
    • 一致する変更のリストを印刷するには、「印刷」を選択します。
    • 選択基準を再入力するには、「検索」を選択します。一致する変更の新しいリストが現行のものに置き変わります。
    • 変更のリストに満足したならば、「了解」を選択して、「エクスポート」ダイアログ・ボックスに戻ります。ステップ 7 に進みます。
  9. 「ファイル名」ボックスでは、エクスポートされた変更を保管するために使用するファイルのパスと名前を入力するか、「ブラウズ」を選択して、ディレクトリーおよびファイル名を選んでください。
  10. デフォルトのログ・ファイルを使用したくない場合には、エクスポートされた変更を記録するために使用するファイルのパスと名前を「ログ・ファイル名」ボックスに入力します。
  11. 「了解」を選択します。
    結果: 変更がエクスポートされます。

変更のインポート

変更情報を Tivoli Change Management にインポートすることができます。

Tivoli Change Management から前にエクスポートした変更データをインポートするには、次のようにします。

  1. 「ユーティリティー」メニューから、「インポート」を選択します。
    結果: 「インポート」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「タイプ」の下で、「変更」を選択します。
  3. 次の 1 つを実行してください。
    • 「ファイル名」ボックスでは、エクスポートされた変更を含むファイルのパスと名前を入力します。
    • 「ブラウズ」を選択して、ディレクトリーおよびファイル名を選びます。
  4. デフォルトのログ・ファイルを使用したくない場合には、インポートされた変更を記録するために使用するファイルのパスと名前を「ログ・ファイル名」ボックスに入力します。
  5. 「了解」を選択します。
    結果: 変更がインポートされます。