列の別名の構成


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Problem Management

概説

SQL 検索

ヘルプ・デスク分析者は、Tivoli Problem Management の 処理 」ダイアログ・ボックスの多くで、SQL検索を実行します。 ヘルプ・デスク分析者はデータベースの列名を使用して、必要なレコードの SQL照会を構成します。

列名の別名

時には、データベース中の列の名前が、熟練していない人にとっては十分に説明的でない場合があります。 しかし、テーブルおよび列の名前が分かっている場合には、データベース中の任意の列に対する別名を作成することができます。 別名を作成すると、参照される列が 「検索」ダイアログ・ボックスで使用される時には常に、別名 (実際の列名ではない) が表示されます。 テーブルおよび列名の詳細については、 Tivoli Problem Management Entity Relationship Diagram を参照してください。

「列の別名の追加」ダイアログ・ボックス

「列の別名の追加」ダイアログ・ボックスを使用して 、Tivoli Problem Management データベース中の任意のテーブルの中の任意の列に対して 別名 を追加します。別名を追加すると、参照される列が「検索」ダイアログ・ボックスで使用される時には常に、実際の列名の変わりに別名が表示されます。 詳しくは、列の別名の追加を参照してください。

「列の別名の追加」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「アプリケーション」ダイアログ・ボックスで、 別名タブを選択します。
  2. 「追加」 を選択します。
    結果: 「列の別名の追加」ダイアログ・ボックスが現れます。

「列の別名の編集」ダイアログ・ボックス

「列の別名の編集」ダイアログ・ボックスで、任意の時点に列の別名を変更します。列の別名は、頻繁に使用される検索フィールドの列名の変わりに使用される用語であり、ヘルプ・デスク分析者にはすでによく知られています。 詳しくは、列の別名の編集を参照してください。

「列の別名の編集」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「アプリケーション」ダイアログ・ボックスで、 別名タブを選択します。
  2. 列リストから、編集したい別名を選択して、「編集」 を選択します。
    結果: 「列の別名の編集」ダイアログ・ボックスが現れます。

「列の別名の表示」ダイアログ・ボックス

「列の別名の表示」ダイアログ・ボックスに別名を表示することによって、その別名の定義を検査します。 詳しくは、列の別名の表示を参照してください。

「列の別名の表示」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「アプリケーション」ダイアログ・ボックスで、 別名タブを選択します。
  2. 列リストから、表示したい別名を選択して、「表示」 を選択します。
    結果: 「列の別名の表示」ダイアログ・ボックスが現れます。

タスク

列の別名の追加

ユーザーは、Tivoli Problem Management データベース中の任意のテーブルの任意の列に 別 名 を追加することができます。別名を追加すると、参照される列が「検索」ダイアログ・ボックスで使用される時には常に、実際の列名の変わりに別名が表示されます。 ユーザーは、Tivoli Problem Management データベース中の任意のテーブルの任意の列に別名を追加することができます。

ユーザーは、Tivoli Problem Management に現れるデフォルトの用語の一部を置き換えるための特殊な用語を定義することができます。 たとえば、 Tivoli Problem Management ダイアログ・ボックスで、"Vendor" を "Dealer" に変更することができます。 一貫性をもたせるために、またユーザーが検索を管理するのを容易にするために、VENDOR および ITEM テーブル中の VENDOR_ID 列に "Dealer_ID" の別名を作成することもできます。

注: 新規の別名は直ちに Tivoli Problem Management で使用可能となります。ユーザーは、「検索」ダイアログ・ボックスで新規の別名を使用するために、Tivoli Problem Management を終了して再始動する必要はありません。

別名を追加するためには:

  1. 「列の別名の追加」ダイアログ・ボックスのテーブル・リストから、別名を作成したい列が含まれているテーブルを選択します。
    例: VENDOR_ID 列の別名を作成したい場合には、VENDOR テーブルを選択します。
  2. 列名リストから、別名を作成したい列を選択します。
  3. 「列ラベル」 ボックスに、この列に使用したい別名を入力します。
    ヒント: 列の別名は、Tivoli Problem Management 用にユーザーが定義する固有の用語と一致するようにしてください。 用語の構成の詳細については、用語の構成を参照してください
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 新規の別名は「アプリケーション」ダイアログ・ボックスの別名タブの列リストに表示されます。
    例: "Dealer_ID" は、VENDOR テーブルのすべての「検索」ダイアログ・ボックスの中の "VENDOR_ID" の代わりに表示されます。

列の別名の編集

「列の別名の編集」ダイアログ・ボックスを使用して、任意の時点で、 別名を変更します。 頻繁に使用される検索フィールドにとって適切な別名が決まるまでは、試験を続行してください。

注: 別名の編集時には、テーブルまたは列名を変更することはできません。 既存の別名についてテーブルまたは列名が間違っている場合には、その別名を削除して新規の別名を追加してください。

別名を編集するためには:

  1. 「列の別名の編集」ダイアログ・ボックスの「列ラベル」 ボックスに、この列に使用したい別名を入力します。
    ヒント: 列の別名は、Tivoli Problem Management 用にユーザーが定義する固有の用語と一致するようにしてください。 用語の構成の詳細については、用語の構成を参照してください
  2. 「了解」を選択します。
    結果: 改訂された別名が、 「アプリケーション」ダイアログ・ボックスの別名タブの中の列リストに表示されます。

列の別名の表示

「列の別名の表示」ダイアログ・ボックスで別名を表示することにより、 別名の定義を検査します。

別名を表示するためには:

  1. 「列の別名の表示」ダイアログ・ボックスで、この別名の設定値を表示します。表示された情報の詳細については、列の別名の追加を参照してください。
  2. 「クローズ」 を選択します。

列の別名の検索

多数の別名を作成する場合には、SQL 検索を実行することにより、既存の別名を見付けることができます。

別名を検索するためには:

  1. 「アプリケーション」ダイアログ・ボックスで、 別名タブを選択します。
  2. 「SQL」 を選択します。
  3. 「検索」ダイアログ・ボックスで、検索パラメーターを設定します。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 検索基準に適合する別名が「アプリケーション」ダイアログ・ボックスの別名タブの中の列リストに表示されます。

SQL 照会の定義の詳細については、検索および照会を参照してください。

列の別名の削除

ユーザーは、ヘルプ・デスク分析者がもはや必要としない別名を削除することができます。 別名を削除すると、それは、該当する「検索」ダイアログ・ボックスで、元の列名に置き換えられます。

別名を削除するためには:

  1. 「アプリケーション」ダイアログ・ボックスで、 別名タブを選択します。
  2. 列リストから、別名を選択します。
  3. 「削除」 を選択します。
  4. このレコードを削除してもよいかどうかを確認する「警告メッセージ」ダイアログ・ボックスで、「Yes」を選択します。
    結果: この別名はもはや、「アプリケーション」ダイアログ・ボックスの別名タブの中の列リストには表示されなくなります。