Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Interface Designer の手引き

第 5 章: EHLLAPI 戻りコード

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概要

概説

TSD Script では、1 またはそれより大きい戻りコードは正常実行とみなされ、0 より小さい戻りコードはエラーを示す、とされています。

戻りコード

戻りコードのリスト

次の戻りコードは見つけやすいように数値順にリストされています。簡略記号は規約として提供されるだけであり、これらの簡略記号は TSD Script のシステム定義の定数でないことに注意してください。

戻りコード 簡略記号
5008 KML_BLANK_STRING。これは、指定されたストリングに '' が含まれている時に EMUClrTypeIn および EMUTypeIn によって戻されます。 TSD Script Interpreter がブランク・ストリングについてホスト画面になにも入力しない場合でも、これは正常実行とみなされます。
6 HARC_TRUNCATION。操作は正常に実行されましたが、一部の切り捨てが行なわれました。
5 HARC_LOCKED。操作は正常に実行されましたが、ホスト・キーボードはロックされます。 これは、入力されたコマンドを呼び出す前に $EMUReset を押す必要があることを意味します。
4 HARC_BUSY。操作は正常に実行されましたが、ホストは OIA に入力禁止標識を表示しています。
1 KMLEMU_SUCCESS。コマンドの正常終了の場合のデフォルト戻りコードです。
-1 HARC_INVALID_PS。EMU 機能が CONNECTION で試みられましたが、これが EMUConnect コマンドによって初期化されていません。
-2 HARC_BAD_PARM。内部的に不良なパラメーターが EHLLAPI システムに処理依頼されました。
-4 HARC_BUSY。対話を試みている相手のセッションで、OIA に入力禁止標識が表示されます。
-5 HARC_LOCKED。ホストが端末 "キーボード" をロックし、これは、 $EMUReset を押すまで入力できないことを表します。
-6 HARC_TRUNCATION。操作中にデータの切り捨てが起こりました。
-7 HARC_INVALID_PS_POS。無効なホスト画面の位置がコマンドに指定されました。
-9 EMUAPI_SYSTEM_ERROR。システム・エラーが検出されました。ほとんど場合、これは、端末セッションがまだ開始されていないことを示します。
-11 HARC_UNAVAILABLE。指定されたリソース (セッション) がこの時点で使用可能になっていません。そのために、 EHLLAPI は他のアプリケーションと端末セッションを "共用" することができません。
-12 HARC_SESSION_STOPPED。指定されたセッションが停止しました。
-31 HARC_QUEUE_OVERFLOW。端末キー・バッファーが限界を超えて埋め込まれました。キーストロークは失われました。
-32 HARC_ANOTHER_CONNECTION。別のアプリケーションが指示されたセッションへの接続をすでに確立しています。
-36 HARC_CONTACT_LOST。ホストへの接続は失われました。
-37 HARC_INBOUND_DISABLED。ホストへのインバウンド通信が使用不可になっています。
-38 HARC_FUNCTION_INCOMPLETE。要求された機能は完了していません。ある条件を待機中に TSD Script アプリケーシ ョンが停止された場合に、これが起こります。
-1001 EMUAPI_CALLOC_FAILURE。TSD Script Interpreter はアクションを実行するための十分なメモリーを割り振る ことができませんでした。OS/2 では、これはきわめて重大な状態です。これは、仮想メモリースワップ・ファイルのスペースが使いきっていることを表します。ただちに打ち切ってください。
-1002 EMUAPI_INCORRECT_ROW_COL。間違った位置がコマンドに指定されました。
-1003 EMUAPI_EMUAPI_ERROR。内部エラーが EHLLAPI 内で起こっています。
-1004 EMUAPI_UNEXPECTED_RETURNCODE。内部エラーが EHLLAPI 内で起こっています。
-1005 EMUAPI_FILEOPENERROR。マップ機能が指定されたマップ・ファイルをオープンできません。パスおよびファイル名 を検査して、他のプロセスがそのファイルをロックしていないことを確認してください。
-1007 EMUAPI_TIMER_START_FAILURE。内部的に、TSD Script Interpreter が監視コマンドに必要なタイマーを開始できませんでした。
-1008 EMUAPI_TIMER_SEMAPHORE_CREATION_FAILURE。内部的に、TSD Script Interpreter がシステム・セマフォーを作成できませんでした。
-1009 EMUAPI_NEGATIVE_TIME。正整数だけが使用可能な位置に、負の時刻が指定されました。
-1010 EMUAPI_TIME_ELAPSED。監視の基準を満たす前に、監視時間の期限が切れました。 これは、監視コマンドの "待機ギブアッ プ" エラーで、EMUWaitForNoX は例外です。
-1011 EMUAPI_TIME_ELAPSED_WHILE_II。Input Inhibited Indicator が表示されていた間に、監視時間制限が EMUWaitForNoX で満了しました。
-1012 EMUAPI_TIME_ELAPSED_WHILE_KEYBOARD_LOCKED。キーボードがロックされていた間に、監視時間制限が EMUWaitForNoX で満了しました。
-5001 KMLERR_INVALID_CONNECTION。接続が指定されましたが、これは EMUConnect で初期化されていません。
-5002 KMLERR_UNKNOWN_STRING。パスされたパラメーターは $Unknown でした。
-5003 KMLERR_INVALID_PARAMETER。指定されたパラメーターの 1 つがこのコマンドで無効です。
-5004 KMLERR_UNEXPECTED_ERROR。予期しないエラーが起こりました。
-5005 KMLERR_MEM_ALLOC_ERROR。TSD Script Interpreter は追加のメモリー記憶域を割り振ることができませんでした。 これは重大な状態で あり、OS/2 のスワップ・スペースを使い尽くしている可能性があります。
-5006 KMLERR_INVALID_KEYCODE。コマンドにパスされた整数が有効なキー・コードでありません。
-5007 KMLERR_NOT_IMPLEMENTED。指定された機能が実装されていませんでした。
-6000 EMU_DDF_UNKNOWN_HEADER_ATTRIB。マップ・ファイルに、認識されないヘッダー属性キーワードが含まれています。
-6001 EMU_DDF_UNKNOWN_HEADER_ATTRIB_VALUE。ヘッダー属性の値はキーワードで無効です。 一例として CLEAR_FIRST=BLUE であり、 CLEAR_FIRST=TRUE ではありません。
-6002 EMU_OUT_OF_MEMORY。TSD Script Interpreter は追加のメモリー記憶域を割り振ることができませんでした。 これは重大な状態で あり、OS/2 のスワップ・スペースを使い尽くしている可能性があります。
-6003 EMU_DDF_INVALID_ROW_VALUE。マップ項目に指定された行の値が無効です。
-6004 EMU_DDF_INVALID_COLUMN_VALUE。マップ項目に指定された桁の値が無効です。
-6005 EMU_DDF_INVALID_LENGTH_VALUE。フィールドのマップ項目に指定された長さが無効です。
-6006 EMU_GENERAL_ERROR。TSD Script Interpreter がマップ操作中に予期しないエラーを検出しました。
-6007 EMU_DDF_NOT_SPECIFIED。マップ・ファイル名が正しく指定されていません。
-6008 EMU_CANNOT_CREATE_SEM。内部的に、TSD Script Interpreter が必要なシステム・セマフォーを作成できませんでした。
-6009 EMU_CANNOT_GET_SEM。内部的に、TSD Script Interpreter が要求されたセマフォーにアクセスできませんでした。
-6010 EMU_DDF_FILE_OPEN_ERROR。マップ・ファイルをオープンできませんでした。
-6011 EMU_DDF_FILE_READ_ERROR。マップ・ファイルを読み取ることができませんでした。
-6012 EMU_DDF_DUPLICATE_FIELD。マップ・ファイルに、別の項目の複写である項目が含まれています。
-6013 EMU_DDF_FILE_CLOSE_ERROR。コマンドの完了時にマップ・ファイルを適切にクローズできませんでした。
-6014 EMU_DDF_UNRECOGNIZED_SECTION。マップ・ファイルに、認識されないセクション・タイトルが含まれています。 現在使用可能なセ クションは *HEADER と *FIELDS だけです。
-6015 EMU_DDF_FORMAT_ERROR。マップ・ファイルの形式が正しくありません。
-6016 EMU_DDF_SYSTEM_FORMAT_NAME_ERROR。マップ・ファイルの処理中に認識されないシステム形式名が検出されました。
-7001 EMUERR_UNKNOWN_VALUE_FROM_FORMAT_FN。マップ機能の処理中に、ユーザー定義のシステム・フォーマット関数が TRUE または FALSE ではなく、$Unknown を戻しました。
-7002 EMUERR_UNSUPPORTED_TYPE。マップ項目は単純でない TSD Script タイプ (単純タイプは INTEGER、REAL、 STRING、BOOLEAN、DATE、TIME) の TSD Script 変数 (レコードのフィールドでない) を指定します。 これがレコードのフィールドでな かった場合には、スキップされます (エラーではない)。
-7003 EMUERR_MAPENTRY_NOT_FOUND。マップ・ファイルが検索できない TSD Script 変数またはレコードを指定しました。
-7004 EMUERR_ILLEGAL_LENGTH_IN_MAP。マップ・ファイルで、その項目の 1 つに不当な長さが入っています。
-7005 EMUERR_FORMAT_FN_FAILURE。ユーザー定義のフォーマット関数の 1 つが TRUE でなく、FALSE を戻しました。
-8001 SAI_ERROR_INVALID_TYPE。一般的な変換エラーです。変換の要求されたターゲット・タイプが無効です。
-8002 SAI_ERROR_INVALID_STRING。STRING タイプに入れた値が有効なストリングでありません。
-8003 SAI_ERROR_INVALID_TIME。TIME タイプに入れた値が有効な時間でありません。
-8004 SAI_ERROR_INVALID_DATE。DATE タイプに入れた値が有効な日付でありません。
-8006 SAI_ERROR_INVALID_WIDTH。
-8007 SAI_ERROR_INVALID_PRECISION。
-8008 SAI_ERROR_INVALID_RADIX。基数は 2 より大か等しく、36 より小か等しくなければなりません。
-9998 HARC99_INVALID_PS
-9999 HARC99_INVALID_CONV_OPT

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