プロファイル・エディターの実行


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

プロファイル・エディター

プロファイル・エディターは、誰かが Tivoli Service Desk を使用し始める前にプロファイルをユーザー用に構成するために使用されるアプリケーションです。Tivoli Service Desk のインストールが完了して実行した後で、プロファイルを作成および保守するためにプロファイル・エディターを使用し続けることができます。

プロファイル・エディターは Tivoli Service Desk とは独立に実行するか、「 Tivoli Service Desk」メニューまたはツールバーのシステム・アクションの 1 つとして実行することができます。

「プロファイル構成」ダイアログ・ボックス

プロファイル・エディターには「プロファイル構成」ダイアログ・ボックスが表示され、プロファイル (アクション・グループシステム・アクションツールバー、および メニュー) を構成する要素のすべてを構成するために使用することができます。また、このダイアログ・ボックスで ユーザーおよび グループをプロファイルに割り当てることができます。詳しくは、 プロファイルの構成を参照してください。

「プロファイル構成」ダイアログ・ボックスには以下のタブが含まれます。

タブ 機能
「プロファイル」タブ 「プロファイル」タブの「プロファイル」リストから既存プロファイルを選択すると、選択済みのプロファイル用に メニューまたは ツールバーを構成することができます。 また、 ユーザーまたは グループを割り当てるか、プロファイルに属する アクション・グループがどれかを指定することもできます。 プロファイルの選択を参照してください。
「一般」タブ ユーザーグループ、および アクション・グループをプロファイルに割り当てます。また、新規プロファイルを作成し、デフォルト・システム・プロファイルを指定することもできます。 プロファイルの構成を参照してください。
「ツールバー・ボタン」タブ 選択したユーザーのためのプロファイルで表示されるツールバー・ボタンを構成します。また、各ツールバー・ボタンに表示されるアイコンを構成し、ツールバー・ボタンで起動するシステム・アクションを定義します。ツールバー・ボタンの構成を参照してください。
「メニュー・アイテム」タブ 選択したユーザーのためのプロファイルで表示されるメニューを構成します。また、これらのメニューに表示されるメニュー・コマンドも構成します。メニュー・アイテムの構成を参照してください。
「アクション・グループ」タブ アクション・グループを作成および変更することができます。アクション・グループには、関連付けられたシステム・アクション が含まれていて、 プロファイル を作成するために使用されます アクション・グループの構成 を参照してください。
「システム・アクション」タブ システム・アクションのリストを保守します。システム・アクションを追加、編集、および削除することができます。また、権限をシステム・アクションに割り当ててアクセスを制限することもできます。必須権限が指定されたシステム・アクションにアクセスできるのは、必要な権限があるユーザーだけです。システム・アクションの構成を参照してください。

タスク

プロファイル・エディターの実行

プロファイル・エディターを開始するには、必要な場合には、ユーザー ID およびパスワードを指定してログオンします。ユーザー ID は、セキュリティーのために必要です。

注: 初めて Tivoli Service Desk アプリケーションを構成するときは、プロファイル・エディターが含まれたプロファイルが EXAV に割り当てられるまで、オペレーティング・システム・レベルからプロファイル・エディターを実行しなければなりません。この場合には、自分自身の TSD ユーザー ID を作成し、自分自身をプロファイル・エディターが含まれているプロファイルに割り当てることができます。 これが完了すると、プロファイル・エディターは Tivoli Service Desk 内部から実行することができます。

: プロファイル・エディターを実行するには、TSD 管理権限およびユーザー管理権限が必要です。

次の 1 つを実行してください。

  • Tivoli Service Desk アドミニストレーター・ プロファイルを使用中の場合には、「編集」メニューから、「プロファイル」を選択してプロファイル・エディターにアクセスします。
  • 「ヘルプ」メニューから、「ユーザーのシステム・プロファイル」を選択し、「プロファイル構成」の下の指示に従います。

オペレーティング・システム・レベルからのプロファイル・エディターの実行

ご使用のオペレーティング・システムに応じて、プロファイル・エディターは幾つかの方法で開始することができます。Windows、 OS/2、および UNIX オペレーティング・システムでこのプログラムを開始するには、次のようにしてください。
  1. 次の表を使用して、ユーザーの最初のアクションを決定します。

  2. 使用中のオペレーティング・システム... 手順...
    Windows 95 または Windows 98 あるいは Windows NT 4.0
    1. タスクバーから「スタート」を選択します。
    2. 「プログラム」を指示し、「Tivoli Service Desk 6.0」を選択し、「Service Desk」を選択してから、「プロファイル・エディター」を選択します。
    OS/2
    1. Tivoli Service Desk フォルダーを選択します。
    2. 「プロファイル・エディター」アイコンを選択します。
    UNIX
    1. プロファイル・エディター・プログラムが存在しているディレクトリーに変更します。
    2. コマンド行から、次のいずれかを実行します。
      • kml profedit と入力し、Enter キーを押します。
      • profedit と入力し、Enter キーを押します。


  3. 「TSD ログオン」ダイアログ・ボックスにユーザーのユーザー ID を入力します。
  4. 必要な場合には、パスワード・ボックスにパスワードを入力してください。
    注: ユーザーのデータベースの構成によっては、ユーザー ID とパスワードのボックスには、大文字小文字の区別があります。そのような場合には、ログオン ID およびパスワードは作成した通りに正確に入力しなければなりません。
  5. 「了解」を選択します。
    次の 2 つのいずれかが起こります。
    • 有効なログオン ID とパスワードを入力すると、 「プロファイル構成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
    • 有効なユーザー ID とパスワードを入力しなかった場合には、エラー・メッセージが表示されます。「了解」を選択し、ステップ 2 に戻ってください。

プロファイル・エディターの終了

プロファイル・エディターを終了するには、次のようにしてください。
  1. プロファイルに対する現在の変更をすべて完了します。
  2. 「クローズ」を選択します。