スケジュール・ブラックアウトの構成


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Change Management 管理

概説

スケジュール・ブラックアウトとは

Tivoli Change Management では、 スケジュール・ブラックアウトとは、ある種のカテゴリーの変更が起こり得ない、指定された期間のことです。

たとえば、通常労働日におけるネットワークの修理は、その影響を受けるユーザーにダウン時間を要求することがあるので、組織はこのような修理をスケジュールしたくない場合があります。このような影響を受ける修理カテゴリーに対しては、組織の通常労働スケジュールを含む日数および時間数に限って、ブラックアウトを設定することができます。

ブラックアウト期間中にスケジュールされた変更を追跡するために、ブラックアウト期間のリストを印刷したり、レポートを実行したりすることができますが、ブラックアウトは変更スケジュールには直接影響しません。ブラックアウトは、ブラックアウト期間中にユーザーが変更タスクを実行したり、変更を完了したりすることを妨げるものではありません。

スケジュール・ブラックアウトの追加変更、または削除を行なうことができます。

注: スケジュール・ブラックアウトは、グリニッジ標準時 (GMT) に基づいた時刻表示をサポートしません。

「ブラックアウト」ダイアログ・ボックス

「ブラックアウト」ダイアログ・ボックスにアクセスするには、次の 1 つを実行してください。
  • Tivoli Change Management アドミニストレーター・プロファイルを使用している場合には、「構成」メニューから「ブラックアウト」を選択します。
  • Tivoli Service Desk アドミニストレーター・プロファイルを使用している場合には、「Change Management」メニューから「ブラックアウト」を選択します。
  • 「ヘルプ」メニューから「システム・プロファイル」を選択し、「ブラックアウトの処理」の下にある指示事項に従います。

タスク

スケジュール・ブラックアウトの追加

各スケジュール・ブラックアウトは、週のうちの 1 日の 1 つの時刻範囲に適用されます。したがって、週のうちの複数日あるいは 1 日のうちの複数時刻ブロックに適用されるブラックアウトがある場合には、複数のブラックアウトを追加する必要があります。

スケジュール・ブラックアウトを追加するには:

  1. 「構成」メニューから「ブラックアウト」を選択します。
    結果: 「ブラックアウト」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「カテゴリー」ボックスの横にある「ブラウズ」ボタンを選択して、ブラックアウトに使用する変更カテゴリーを選択します。
  3. 「名前」列の下にあるボックスで、そのブラックアウトの固有名を入力します。
  4. 「曜日」列の下にあるリストから、そのブラックアウトが適用される曜日を選択します。
  5. 「開始時刻」列の下にあるボックスで、そのブラックアウトの開始時刻 (24 時間時計形式) を入力します。
  6. 「終了時刻」列の下にあるボックスで、そのブラックアウトの終了時刻 (24 時間時計形式) を入力します。
  7. 「追加」を選択して、そのブラックアウトを追加します。
    結果: そのブラックアウトがブラックアウト・リストに現れます。
  8. 次の 1 つを実行してください。
    • 別のブラックアウトを追加する。
    • 「クローズ」を選択する。
      結果: 「Tivoli Service Desk」ウィンドウが現れます。

スケジュール・ブラックアウトの変更

スケジュール・ブラックアウトを変更することができます。

スケジュール・ブラックアウトを変更するには:

  1. 「構成」メニューから「ブラックアウト」を選択します。
    結果: 「ブラックアウト」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「カテゴリー」ボックスの横にある「ブラウズ」ボタンを選択して、変更したいブラックアウトの変更カテゴリーを選択します。
  3. 「ブラックアウト」の下で、変更するブラックアウトを選択します。
  4. 「曜日」、「開始時刻」、および「終了時刻」列の下にあるそれぞれのボックスで、変更したデータを入力します。
    注: ブラックアウト名を変更することはできません。
  5. 「置き換え」を選択します。
  6. 次の 1 つを実行してください。
    • 別のブラックアウトを変更する。
    • 「クローズ」を選択する。
      結果: 「Tivoli Service Desk」ウィンドウが現れます。

スケジュール・ブラックアウトの削除

もはや必要のないスケジュール・ブラックアウトを削除することができます。

スケジュール・ブラックアウトを削除するには:

  1. 「構成」メニューから「ブラックアウト」を選択します。
    結果: 「ブラックアウト」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「カテゴリー」ボックスの横にある「ブラウズ」ボタンを選択して、削除したいスケジュール・ブラックアウトの変更カテゴリーを選択します。
  3. 「ブラックアウト」の下で、削除するブラックアウトを選択します。
  4. 「削除」を選択します。
    結果: そのスケジュール・ブラックアウトが削除されます。
  5. 次の 1 つを実行してください。
    • 別のブラックアウトを変更する。
    • 「クローズ」を選択する。
      結果: 「Tivoli Service Desk」ウィンドウが現れます。