モジュールの保守


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Problem Management

概説

モジュール

モジュールレベル は SCIM 階層の最下位のレベルです。 モジュールはアイテムのパーツです。システムがコンポーネントから成っているように、各アイテムはいくつかのモジュールから成ることができます。

SCIM 階層の概説

このヘルプ・トピックは、 SCIM の 1 つのパーツとしてのモジュールの保守について説明します。 SCIM 階層の設計および使用について詳しくは、 SCIM 階層の保守を参照してください。

「モジュールの処理」ダイアログ・ボックス

「モジュールの保守」ダイアログ・ボックスを使用して、 Tivoli Problem Management SCIM 階層のモジュールを保守します。

「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 次の 1 つを実行してください。
    • Problem Managment アドミニストレータープロファイルまたは Tivoli Service Desk アドミニストレーター・プロファイルを使用する場合には、編集メニューから「装置定義」 を選択して、「システムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
    • ヘルプ・メニューから 「システム・プロファイル」 を選択して、装置定義の処理のもとの指示に従って「システムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
  2. 「システムの処理」ダイアログ・ボックスで、コンポーネントが属しているシステムを選択してから、「コンポーネント」 を選択し、「コンポーネントの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
  3. 「コンポーネントの処理」ダイアログ・ボックスで、アイテムが属しているコンポーネントを選択して 「アイテム」 を選択し、 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
  4. 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスで、モジュールが属しているアイテムを選択し、次に「モジュール」 を選択します。
    結果: 「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスが現れます。

「モジュールの追加」ダイアログ・ボックス

「モジュールの追加」ダイアログ・ボックスを使用して、問題を体験することのあるアイテムのパーツを定義するためのモジュールを追加します。 アイテムを定義した後で、そのアイテムに属するモジュールを追加することができます。 詳しくは、 モジュールの追加を参照してください。

「モジュールの追加」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

「モジュールの編集」ダイアログ・ボックス

「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスを使用して、モジュールの ID または記述を変更します。 詳しくは、モジュールの編集を参照してください。

「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスで、モジュール・リストからモジュールを選択します。
  2. 「編集」 を選択します。
    結果: 「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスが現れます。

「モジュールの表示」ダイアログ・ボックス

「モジュールの表示」ダイアログ・ボックスを使用して、 モジュールの詳細を検査します。 モジュールを表示している時には、変更を行なうことはできません。 詳しくは、モジュールの表示を参照してください。

「モジュールの表示」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスで、モジュール・リストからモジュールを選択します。
  2. 「表示」を選択します。
    結果: 「モジュールの表示」ダイアログ・ボックスが現れます。

タスク

モジュールの追加

モジュール とは、残りのモジュールから独立して問題を体験することのできる アイテムのパーツです。 一部の診断シナリオでは、このレベルの詳細情報が必要となります。 アイテムがかなり離れているその他の場合には、モジュール情報は必要ありません。 アイテムを定義した後で、そのアイテムに属するモジュールを追加することができます。

モジュールを追加するためには:

  1. 「モジュールの追加」ダイアログ・ボックスで、モジュール ID ボックスに、このモジュールの識別子を入力します。この識別子は 15 文字以下の長さとすることができます。
    注: 異なるアイテムに属するモジュールに対して同じ ID を使用することができます。 たとえば、"Federal Withholding" を、"Paycheck" および "W-2" アイテムの両方でモジュール ID とすることができます。 ヘルプ・デスク分析者はこれらのモジュール ID を、「コール登録」ダイアログ・ボックスおよび「問題状況」ダイアログ・ボックスの両方で見ることになります。
  2. 「記述」 ボックスに、このモジュールのより詳細な記述を入力します。
  3. 「了解」を選択します。

モジュールの編集

「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスを 使用して、モジュールの ID または記述を変更します。

モジュールを編集するためには:

  1. 「モジュールの編集」ダイアログ・ボックスで、選択したモジュールに対して必要な変更を行ないます。 詳細については、モジュールの追加を参照してください。
  2. 「了解」を選択します。

モジュールの表示

「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスまたは 「モジュールの表示」ダイアログ・ボックスのいずれかで、モジュールの詳細を検査します。 モジュールを表示している時には、変更を行なうことはできません。

モジュールを表示するためには:

  1. 「モジュールの表示」ダイアログ・ボックスで、「モジュール ID」 および 「記述」 ボックスに情報を表示します。表示された情報の詳細については、 モジュールの追加を参照してください。
  2. 「クローズ」 を選択します。

モジュールの削除

ヘルプ・デスクがサポートしなくなった モジュールは、削除することができます。 モジュールを削除しても、既存の問題レコードでエラーが起こることはなく、削除されたモジュールは SCIM に入ります。 削除された SCIM 情報が入っている問題レコードを検索するためには、単純な照会ダイアログ・ボックスではなく、「検索」ダイアログ・ボックスを使用しなければなりません。 問題レコードの検索または SQL 照会の定義の詳細については、 検索および照会を参照してください。

モジュールを削除するためには:

  1. 「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスで、モジュール・リストから、削除したいモジュールを選択します。
  2. 「削除」 を選択します。
  3. 警告メッセージに対して、「Yes」を選択します。

モジュールの検索

「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスで、特定のモジュールを容易に見つけることができない場合には、 SQL 検索を実行することができます。

モジュールを検索するためには:

  1. 「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスで、「SQL」 を選択します。
  2. 「検索」ダイアログ・ボックスで、検索パラメーターを設定し、「了解」を選択します。
    結果: SQL 照会に合致したモジュールが「モジュールの処理」ダイアログ・ボックスに現れます。 SQL 照会の定義の詳細については、検索および照会を参照してください。