分散データ・マネージャーの大量問題転送トランザクション


概説

組み込み先

Tivoli Problem Management の管理

概説

大量問題転送トランザクション 次の表には、リモート・サイトへの大量問題転送のためのタスクがリストされています。

タスク システム 処理
1 クライアント A 大量転送での各問題について:
  • REMOTE_WORK レコードの作成:
    RW_BULK_PROBLEM_TRANSFER
  • 上で作成された REMOTE_WORK レコードごとにサイト A に REMOTE_TASKS レコードを作成。CONTROL_TIME が 1 に設定されているので、アプリケーション・サーバーは、これらの各タスクを「脱落した」タスクとして処理します。
  • 問題の CURRENT_SITE を (PEND) に設定
2 クライアント A A のアプリケーション・サーバーにメッセージを送付: ES_MSG_TA_OUTGOING_WORK
3 アプリケーション A REMOTE_WORK および REMOTE_TASKS レコードの読み取り
4 アプリケーション A 「送信」監査証跡レコードの作成
5 アプリケーション A 問題チケット・データのパック
6 アプリケーション A B のアプリケーション・サーバーへメッセージを送付: ES_MSG_TA_PROBLEM_TRANSFER
7 アプリケーション・サーバー B LOCAL_WORK レコードの作成
8 アプリケーション・サーバー B 問題チケット・データのアンパック
9 アプリケーション・サーバー B 問題転送データの作成
10 アプリケーション・サーバー B 必要であれば宛先に通知
11 アプリケーション・サーバー B 問題変更同報通信を実行することによって、新規 CURRENT_SITE、OWNER、および PROBLEM_RESULT (状況) の問題を所有したことのあるすべてのリモート・サイトに通知
12 アプリケーション・サーバー B 問題自動調整の開始
13 アプリケーション・サーバー B サイト A に肯定応答を送信。A のアプリケーション・サーバーにメッセージを送付: ES_MSG_TA_REMOTE_COMPLETION
14 アプリケーション・サーバー B LOCAL_WORK レコードの除去
15 アプリケーション A 問題の CURRENT_SITE をサイト B に更新
16 アプリケーション A 監査証跡を更新して、転送の成功を反映
17 アプリケーション A 「問題転送での所有者の更新」がオンの場合に問題自動調整を終了
18 アプリケーション A REMOTE_WORK および REMOTE_TASKS レコードの除去