セキュリティー権限の保守


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

権限

ユーザーまたはユーザーのグループは、該当する権限をもつ場合にだけ TSDの特定の機能を実行することができます。 たとえば、「アプリケーション」ダイアログ・ボックスをアクセスし、 TPMアプリケーション・オプションを変更するには、 TSD 管理権限が必要です。これは TSD 管理権限をもつユーザーだけが TPM アプリケーション・オプションを変更することを意味します。

使用できるの TSD 権限のリストについては、 Tivoli Service Desk 権限を参照してください。

アクションまたはボタンに対する権限の割り当て

次の 2 つの方法で、特定のアクションを実行するための権限を割り当てます。
  • 特定のダイアログ・ボックスで任意のボタンを選択するために必要な権限をコントロールします。 ダイアログ・ボックス・ボタン権限の保守を参照してください。
  • 特定のシステム・アクションの実行または選択されたツールのツールバーからの選択に必要な権限を定義します。権限の編集を参照してください。

ユーザーに対する権限の割り当て

次の 2 つの方法で、該当する権限を特定のユーザーまたはユーザーのグループに割り当てます。

「権限の編集」ダイアログ・ボックス

「権限の編集」ダイアログ・ボックスは、システム権限を名前変更したり、ユーザーおよびグループに権限を割り当てるために使用します。 詳細については、権限の編集およびユーザーおよびグループの権限の保守を参照してください。

「権限の編集」ダイアログ・ボックスをアクセスするには、次のようにしてください。

  1. 「セキュリティー構成」ダイアログ・ボックスで、権限タブを選択します。
  2. 権限を選択して、「編集」を選択します。
    結果: 「権限の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

タスク

権限の編集

権限の名前を変更して、より説明的にすることができます。ただし、 Tivoli Service Desk サポートを単純化するには、カスタム権限だけを名前変更してください。

: 権限に割り当てられた ID 番号を変更することはできません。 TSD で提供された 30 権限に追加権限を追加することはできません。

権限の名前を変更するには、次のようにしてください。

  1. 「セキュリティー構成」ダイアログ・ボックス権限タブで、権限リストから権限を選択します。
    ヒント: カスタム権限を開発する時には、カスタム権限 30 で開始してから、カスタム権限 29 を使用するようにします。これは、現行または将来のデフォルト権限を誤って上書きする危険を削減します。
  2. 「編集」を選択します。
    : 権限に割り当てられた ID 番号を変更することはできません。
  3. 「権限の編集」ダイアログ・ボックスの権限名ボックスで、名前を選択してから、新規名を入力します。
    ヒント: 権限名は権限を説明します。この名前を、カスタム権限の機能を反映するように変更してください。たとえば、新規のヘルプ・デスク分析者に TPM に対する限定されたアクセスを与える場合には、新規の分析者に対するカスタム権限を名前変更してこの権限を新規のユーザーに割り当てることができます。
  4. この権限を選択したユーザーまたはグループに割り当てるには、「ユーザーまたはグループ」の下で「追加」を選択します。詳細については、ユーザーおよびグループの権限の保守を参照してください。
  5. 「了解」を選択します。
    結果: 「セキュリティー構成」ダイアログ・ボックスの権限タブが再表示されます。新規の権限名が権限リストに表示されます。