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Tivoli Service Desk |
TPM NSM Gateway 診断エイド | Tivoli Problem Management 分析者がネットワーク問題の診断に使用できる診断エイドはいくつかあります。
TPM NSM Gateway アドミニストレーターとして、これらの診断エイドを設定します。 次の項では、これを行なう方法について詳細に説明します。 詳細について: このトピックでは、ユーザーが Tivoli Problem Management でのホット・ニュース診断エイドの働きについて知っているものと想定しています。ホット・ニュースの一般的な使用および設定についての詳細が必要な場合には、ホット・ニュース診断エイドの使用を参照してください。 |
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TPM NSM Gateway のホット・ニュース・レコードの使用方法 | ホット・ニュースは、Tivoli Problem Management分析者が NSMプラットフォームで問題の診断に使用する基本的な診断エイドです。ネットワーク・エラーが起こると、 TPM NSM Gateway は Tivoli Problem Management のデータベースのコール・レコード、セッション・レコード、および問題レコードを自動的に同時にオープンします。コール元もネットワーク問題を報告します。 Tivoli Problem Management 分析者は、ネットワーク問題のコールを登録する時に、 SCIMを指定します。このコールの日付と時刻、および SCIM またはコール元の場所を使用して、 Tivoli Problem Management はそのコールをホット・ニュース・レコードと突き合わせます。「ホット・ニュースの処理」ダイアログ・ボックスには、突き合わせるすべてのニュース・レコードが入っています。分析者は、正しいソリューションを選択してコールをクローズします。 |
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ノードのホット・ニュース・レコードのアクティブ化について | TPM NSM Gateway アドミニストレーターとして、ホット・ニュース・レコードをノード・レコードにリンクさせることができます。これで、ネットワーク・ノードに障害が起こると、TPM NSM Gateway は自動的にリンクされたホット・ニュース・レコードをアクティブにします。 コール登録プロセス中には、アクティブなホット・ニュース・レコードだけが Tivoli Problem Management 分析者に表示されます。 ホット・ニュース・レコードは次の公式に基づいてアクティブになります。 イベント開始時刻および日付 < 現在の時刻 < イベント停止時刻および日付 Tivoli Problem Management では、ヘルプ・デスク分析者が「ホット・ニュースの編集」ダイアログ・ボックスの中のボックスを手作業で更新することができます。 TPM NSM Gateway は、「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスで定義されたリンクを使用して、ネットワーク・イベントのホット・ニュース・レコードを自動的にアクティブ化することができます。その後で、TPM NSM Gatewayはそれらのホット・ニュース・レコードの「イベント開始日付」および「イベント開始時刻」ボックスを現在の日付および時刻で更新して、「終了時刻」および「終了日付」ボックスの値をクリアします。したがって、エンド・ユーザーに対してシステム、コンポーネント、およびアイテム情報が一致する新しいコールがオープンされると、「ホット・ニュースの処理」ダイアログ・ボックスが表示されます。 |
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ノードのホット・ニュース・レコードの非アクティブ化について | Tivoli Problem Management では、ホット・ニュース・レコードは、手作業で非アクティブ化されるまでアクティブのままとなります。 これを非アクティブ化するためには、Tivoli Problem Management 分析者またはシステム・アドミニストレーターは、「ホット・ニュースの処理」ダイアログ・ボックスの「終了日付」および「終了時刻」ボックスに入力しなければなりません。 しかし、TPM NSM Gateway では、関連したノードが通常の操作に戻ると、ネットワーク関連のホット・ニュース・レコードは自動的に非アクティブ化されます。 |
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ネットワーク・ニュース・リンクの作成について | ネットワーク・ニュース・リンク は、 TPM NSM Gateway によってオープンされたネットワーク障害と、Tivoli Problem Management のホット・ニュース・レコードとの関係をいいます。 ホット・ニュースは、「コール登録」ダイアログ・ボックスを完了するとすぐに Tivoli Problem Management ユーザーにインスタント情報を提供します。しかし、 ネットワーク障害で Tivoli Problem Management ユーザーを支援するためのホット・ニュースでは、それらのホット・ニュース・レコードは TPM NSM Gateway がモニターする特定のネットワーク・ノードにリンクされていなければなりません。たとえば、ホット・ニュース・レコードが「印刷サーバーがダウン」である場合には、このレコードをプリンター・ノードに リンクする必要があります。 |
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ネットワーク・ニュース・リンクのホット・ニュースの設定 | Tivoli Problem Management でネットワーク・イベントのホット・ニュース・レコードを適切に表示するためには、次のステップを実行する必要があります。
これらのタスクの両方を TPM NSM Gateway で実行することができます。Tivoli Problem Management のホット・ニュース・レコードを TPM NSM Gateway によって記録されたネットワーク・イベントにリンクさせることができるのは、TPM NSM Gateway アドミニストレーターだけです。 ヒント: ネットワーク問題に対して考えられるすべてのホット・ニュース・レコードを作成する必要はありません。Tivoli Problem Management 分析者がネットワーク問題を経験すると、新しいホット・ニュース・レコードも作成します。TPM NSM Gateway アドミニストレーターとしては、第一に既存のホット・ニュース・レコードに対するネットワーク・ニュース・リンクを作成し、2 番目にユーザー自身のオリジナルなホット・ニュース・レコードを作成することができます。しかし、始めるにあたっては、共通のネットワーク問題に対していくつかのホット・ニュース・レコードとネットワーク・ニュース・リンクを作成する必要があります。 |
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「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックス | 「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスによって、ネットワーク・ノードと特定のホット・ニュース・レコードの間のリンクを設定することができます。「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスには、TPM NSM Gateway のすべてのネットワーク・ニュース・リンク・レコードがリストされます。 このダイアログ・ボックスの上半分には、ノードと使用可能なホット・ニュース・レコードを示すボックスが入っています。このダイアログ・ボックスの下半分には、対応するホット・ニュース・レコードにリンクされたノードが表示されています。 ヒント: 単一のノードを複数のホット・ニュース・レコードにリンクさせることができます。同様に、単一のホット・ニュース・レコードを複数のノードにリンクさせることもできます。 |
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「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスのオープン | Tivoli Network Management アドミニストレーターのプロファイルを使用している場合には、「編集」メニューから「ネットワーク・ニュース・リンク」を選択します。 「ヘルプ」メニューから、ユーザー・システムのプロファイルを選択して、「ネットワーク・ニュース・リンク」の下の指示に従ってください。 |
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検索用の論理演算子 | 検索用の次の論理演算子の 1 つを選択してください。
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ネットワーク・ノードのホット・ニュース・レコードの追加 | 「ホット・ニュースの処理」ダイアログ・ボックスで新しいホット・ニュース・レコードを作成したら、Tivoli Problem Management データベースを更新します。ホット・ニュース・レコードを追加するには、「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスを使用します。 ヒント: Tivoli Problem Management を使用して、ホット・ニュース・レコードを追加することもできます。 ゲートウェイ・モジュールのノードにホット・ニュース・レコードを追加するには、次のようにしてください。
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ネットワーク・ニュース・リンクの作成 | 「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスによって、ホット・ニュース・レコードへのネットワーク・ニュース・リンクを作成することができます。 ネットワーク・ニュース・リンクを作成するには、次のようにしてください。
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ネットワーク・ニュース・リンクのソースの検索 | 「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスの値は、Tivoli Problem Management データベースの 2 つのテーブルから取り出されます。 このダイアログ・ボックスを処理すると、多数のボックスで選択したアイテムが表示されることがあります。1 つの場所で選択したと思われるノードとホット・ニュース・レコードが別の場所でも実際にリンクされているかどうか分からなくなることがあります。したがって、次のステップではネットワーク・ニュース・リンクのソースの見つけ方について説明します。 ネットワーク・ニュース・リンクのソースを見つけるには、次のようにしてください。
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ネットワーク・ニュース・リンクの削除 | ネットワーク・ニュース・リンクはいつでも削除することができます。
しかし、ホット・ニュース・レコードがアクティブの場合には、削除の確認を求めるメッセージが表示されます。 リンクを削除しても、ノードのオープン・コールに影響はありません。 また、リンクを削除しても、ホット・ニュース・レコードにリンクされた他のノードやそのノードに関連した他のホット・ニュース・レコードにも影響はありません。 注: リンクを削除するときに、ネットワーク・ニュース・リンクに関連したホット・ニュース・レコードがアクティブな場合には、ホット・ニュース・レコードはアクティブのまま残されます。ホット・ニュース・レコードを非アクティブ化するためには、ホット・ニュース・レコードの非アクティブ化を参照してください。 また、ネットワーク・ニュース・リンクを削除しても、Tivoli Problem Management データベースからホット・ニュース・ソリューションは除去されません。そのホット・ニュース・ソリューションを後で他の任意のノードとリンクさせることができます。 ネットワーク・ニュース・リンクを削除するには、次のようにしてください。
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TPM NSM Gateway を使用したホット・ニュース・レコードの非アクティブ化 | アクティブなホット・ニュース・レコードへのネットワーク・ニュース・リンクを削除する場合には、以下のステップで説明するように、手作業でホット・ニュース・レコードを非アクティブ化する必要があります。 ホット・ニュース・レコードを非アクティブ化するには、次のようにしてください。
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ホット・ニュース・レコードの削除 | ホット・ニュース・レコードは、Tivoli Problem Management 内から、または TPM NSM Gateway 内から削除することができます。この手順では、それを TPM NSM Gateway から行なう方法について説明します。 注意: ノードのホット・ニュース・レコードを削除すると、ネットワーク・ニュース・リンクが自動的に削除されます。 ホット・ニュース・レコードを削除するには、次のようにしてください。
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ネットワーク・ニュース・リンクのリストに対する照会の実行 | 「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスには多くのレコードが入っている場合があります。照会機能を使用して、特定のネットワーク・ノードまたはホット・ニュース・レコードに関連したネットワーク・ニュース・リンクを検索することができます。 次のステップでは、「ネットワーク・ニュース・リンクの処理」ダイアログ・ボックスで照会機能を使用する方法について説明します。ネットワーク・ニュース・リンクのリストで照会を実行しても、それらのレコードはまったく変更されません。照会機能は、ネットワーク・ニュース・リンクの選択リストを表示するだけの手法です。 ネットワーク・ニュース・リンクのリストで照会を実行するには、次のようにしてください。
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