Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Interface Designer の手引き
Interface Designer によって作成されたフォームは、Developer's Toolkit プログラムから呼び出されます。フォームを呼び出すために使用されるステートメントは次の通りです。
これらのステートメントの詳細については、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit 言語解説書 を参照してください。
リソース・ファイルは、どの場所にも常駐することができます。次のいずれかの区域でファイル名を指定した場合には、リソース・ファイルは、そのファイル名を使用してのみアプリケーションからオープンすることができます。
新規フォームは、その独自のユーザー・インターフェースおよびプログラム (そのイベント・ハンドラー) をもちます。フォームは、ユーザーがそれを受け入れるか、取り消すまで、あるいはアプリケーションの別のパーツがクローズ・メッセージ $MsgClose を送信するまで、存在します。
フォームには次の 2 つのタイプがあります。
モーダル・フォームは、DlgBox によって作成されます。 DlgBox の後のステートメントは、ユーザーがフォームをクローズするまで実行されません。ユーザーによって指定された情報が 4 番目の引き数に入って DlgBox に戻され、出力レコード変数となります。
モーダル・フォームは、ユーザーが照会に応答しなければ続行できないような場合の重要なエラー・メッセージまたは重要なフォーム用に予約してください。たとえば、ユーザーにファイルの削除の確認を求めるメッセージがあります。
モードレス・フォームは、DlgCreate によって作成されます。モードレス・フォームは、ユーザーの応答を必要としません。
モーダル・フォームおよびモードレス・フォームの詳細については、 TSD Developer's Toolkit Script プログラミングの手引き を参照してください。
リソース・ファイルが保管されると、2 進数 (マシン可読) バージョンが .dfc という拡張子付きで作成されます。これは。Developer's Toolkit アプリケーションが実際に使用する .dfc ファイルです。
コマンド行からフォームを構文解析するには、次のようにしてください。
フォームの構文解析の詳細については、TSD Developer's Toolkit Script プログラミングの手引き を参照してください。
構文解析エラーは、Developer's Toolkit Dialog Box Painter の前のバージョンによって作成されたリソース・ファイル、またはテキスト・エディターによって編集済みのファイルをオープンした時に起こることがあります。
.df ファイルの前のバージョンをオープンすると、無視しても安全な多くの警告が Interface Designer から作成されます。しかし、構文解析エラーが起こった場合には、エラー・タイプを示すエラー・メッセージが現れます。
注: .df ファイルのオープンを妨げるような構文解析エラーを訂正するには、.df ファイルをテキスト・エディターでオープンしてください。
次の例では、Interface Designer で構文解析エラーが作成されます。これらの例は、Interface Designer の使用範囲外でのみ現れます。言い換えると、次の例は、Interface Designer を使用して作成することはできません。
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