Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Script 言語解説書

論理関数

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BitAnd

説明

1 つまたは 2 つの整数式に対するビット単位の AND 演算を実行し、その結果を戻します。

構文

FUNCTION BitAnd (VAL bits: INTEGER ...): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
bits 整数式

 IF BitAnd(winStyle, $WinTitle) <> 0 THEN
 -- ウィンドウ・スタイルがタイトル・バー用に呼び出されます。 ...
        END;

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BitNot

説明

引き数のビット単位の逆を戻します。

構文

FUNCTION BitNot (VAL bits: INTEGER): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
bits 単一ビット値の整数

BitNot は、その引き数のすべてのビットをバイナリーの逆に変更します。0 は 1 になり、1 は 0 になります。

WinCreate($Desktop, myWindow, MyHandler, 10, 10, 80, 25,
 'Example', BitAnd($WinDefaultStyle, BitNot
 ($WinSysMenu)));
-- myWindow は、システム・メニューがないものを除き、デフォルト
-- スタイル・ウィンドウのすべてを用いて作成されます。

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BitOr

説明

1 つまたは 2 つの整数式に対するビット単位の OR 演算を実行し、その結果を戻します。

構文

FUNCTION BitOr (VAL bits: INTEGER ...): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
bits OR 演算子を使用して、ビットを他の式のビットと結合する、整数式。

answer := WinMessageBox($Desktop, 'Error',
 BitOr($MBIconError,
 $MBAbortRetryIgnore,
 $MBDefButton2, $MBMoveable),
 'Operation Failed');

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BitXOr

説明

1 つまたは 2 つの整数式に対するビット単位の排他 OR (XOR) 演算を実行し、その結果を戻します。オペランドが異なっていると、排他 OR 演算は 1 を戻します。

構文

FUNCTION BitXOr (VAL bits: INTEGER ...): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
bits XOR 演算子を使用して、ビットを他の整数式のビットと結合する、整数式。

PROCEDURE EncryptText (REF text: LIST OF STRING,
                       VAL mask: INTEGER)
IS
(* マスクと各文字の XOR を求めることにより指定のテキストを暗号化
 します。非常に安全というわけではありませんが、単純で、同じマスク
 を用いて再び EncryptText を呼び出すことで完了するという利点が
 あります。*)
  VARIABLES
        i: INTEGER;
  ACTIONS
 FOR text DO
 FOR i := 1 TO StrLength(text[$CURRENT]) DO
 text[$CURRENT][i] :=
 Char(BitXOr(CharCode(text[$CURRENT][i]), mask));
        END;
        END;
        END;

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