Tivoli Service Desk ユーザー・インターフェース


概説

タスク

GUI 要素

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

Tivoli Service Desk の基本

このヘルプ・トピックは、ユーザーが以下を含む Tivoli Service Desk の使用法についての基本的ないくつかの観点に習熟できるように考えられています。
  • プログラムの開始と終了
  • プログラム内の特殊なグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) 要素の体験

Tivoli Service Desk ウィンドウ

「Tivoli Service Desk」ウィンドウには、ユーザーのプロファイルに記述されているメニューメニュー・コマンド、およびツールバーのボタンが入っています。 「Tivoli Service Desk」ウィンドウから、ユーザー・プロファイルの一部であり、ユーザーが必要な権限を持っているシステム・アクションを選択することができます。 「Tivoli Service Desk」ウィンドウへのアクセスについては、Tivoli Service Desk の開始を参照してください。

タスク

Tivoli Service Desk の開始

Tivoli Service Desk を使用するためには、プログラムを開始し、ユーザー ID (および必要な場合には、パスワード) を指定することによってログオンしなければなりません。 ユーザー ID は、セキュリティーのために必要です。また、コール、問題、変更、および資産とのユーザーの対話を追跡するためにも使用されます。

ユーザーのオペレーティング・システムに応じて、Tivoli Service Desk はいくつかの方法で開始することができます。このヘルプ・トピックでは、プログラムの基本的な開始方法を示します。

  • グラフィカル・ユーザー・インターフェースから (Windows または OS/2 で)
  • コマンド・プロンプトから (UNIX で)

Tivoli Service Desk を開始するには、次のようにしてください。

  1. 次の表を使用して、ユーザーの最初のアクションを決定します。

  2. 使用中のオペレーティング・システム... その手順
    Windows 95 または Windows 98 あるいは Windows NT 4.0
    1. タスクバーから「スタート」を選択します。
    2. 「スタート」メニューから「プログラム」をポイントし、「Tivoli Service Desk 6.0」をポイントして「Tivoli Service Desk」を選択します。
    OS/2
    1. Tivoli Service Desk フォルダーを選択します。
    2. 「Tivoli Service Desk」アイコンを選択します。
    UNIX
    1. Tivoli Service Desk プログラムが存在しているディレクトリーに変更します。
    2. コマンド行から、次のいずれかを実行します。
      • kml tsd と入力して Enter を押します。
      • tsd と入力して Enter を押します。


  3. Tivoli Service Desk にログオンします。
    詳細については、Tivoli Service Desk へのログオンを参照してください。

Tivoli Service Desk の終了

コールまたはプログラムがアクティブなときには、Tivoli Service Desk を終了することはできません。最初にアクティブのコールまたは問題を解決、転送、あるいはフリーズしてからでなければ Tivoli Service Desk を終了することはできません。さらに、終了する前にすべての Tivoli Service のダイアログ・ボックスとウィンドウをクローズしていれば問題はありません。

Tivoli Service Desk を終了するには、次のようにしてください。

  1. オープンされているコールまたは問題がないことを確認してください。
  2. 「ファイル」メニューから「終了」を選択します。

GUI 要素

インターフェース要素

すべての Tivoli Service Desk アプリケーションは同様なインターフェースを使用します。このセクションでは、Tivoli Service Desk アプリケーションの中で頻繁に現れるので、知っている必要があるいくつかの要素の目的について説明します。

アラーム・インディケーター

アラーム・インディケーターは、まだ読んでいないアラームがある場合に「Tivoli Service Desk」ウィンドウに表示されます。アラーム・モニター機能は、Tivoli Service Desk を開始するたびに自動的に実行されます。また、Tivoli Service Desk セッション中にも定期的に実行されて、新しいアラームが検査されます。アラーム・ポーリング間隔 (新しいアラームの検査間の間隔) はシステム・アドミニストレーターによって設定されます。詳細については、アラームの処理を参照してください。

「ブラウズ」ボタン

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「ブラウズ」ボタンは、「Tivoli Service Desk」ダイアログ・ボックスのいくつかのボックスの横に表示されます。「ブラウズ」ボタンによって、使用可能な選択項目のリストから情報を選択することができます。

たとえば、「担当者」ダイアログ・ボックスでは、「ブラウズ」ボタンは「場所」ボックスの横に表示されます。この「ブラウズ」ボタンを選択すると、「場所」ウィンドウが表示されます。「場所」ウィンドウから場所を選択すると、Tivoli Service Desk はその場所を「担当者」ダイアログ・ボックスの「場所」ボックスに挿入します。

カレンダー・ボタン cal_btn.gif (942 bytes)

「カレンダー」ボタンは、Tivoli Service Desk のいくつかの日付ボックスの横に表示されます。たとえば、「問題の照会」ダイアログ・ボックスでは、「カレンダー」ボタンは「開始日付」と「終了日付」の両方のボックスの横に表示されます。詳細については、日付の選択を参照してください。

照会ボタン 「照会」ボタンは、プログラムの中の多くの「処理」ダイアログ・ボックスに表示されます。「照会」ボタンによって、単純なデータベース照会を実行することができます。検索基準を指定すると、Tivoli Service Desk が一致するレコードのリストを表示します。詳細については、単純な照会の作成を参照してください。
SQL ボタン 「SQL」ボタンは、プログラムの中の多くの「処理」ダイアログ・ボックスに表示されます。「SQL」ボタンによって、標準照会言語を使用した拡張データベース検索を実行することができます。詳細については、拡張検索の実行を参照してください。
最新表示ボタン 「最新表示」ボタンは、Tivoli Service Desk アプリケーションのいくつかの「処理」ダイアログ・ボックスに表示されます。「最新表示」ボタンによって、「処理」ダイアログ・ボックスのアイテムのリストを最新の情報で更新することができます。これは、「処理」ダイアログ・ボックスに他のユーザーが頻繁に更新する情報が入っている場合に便利です。
必須情報 一部のダイアログ・ボックスでは、タスクを完了するために必要な情報を提供する必要があります。

必要な情報を持つ GUI 要素はカラーで入れられます。使用されるカラーはシステムの設定によって異なります。システムが 256 色以下に設定されている場合には、必要なボックスおよびリストは黄色で入れられます。システムが 256 色より上に設定されている場合には、必要なボックスおよびリストは淡青色で入れられます。

ウィンドウおよびダイアログ・ボックスの位置とサイズ Tivoli Service Desk は、「Tivoli Service Desk」ウィンドウの最後の位置とサイズを自動的に保管します。また、ほとんどのダイアログ・ボックスの位置とサイズも記憶します。

これらのアイテムのいずれかを表示するたびに、それは最後の位置とサイズで表示されます。Tivoli Service Desk はこの最後の位置とサイズ情報を softart.ini ファイルに保管します。

注: この機能が働くためには、ユーザーは Windows ディレクトリー、Win95 または Win98 フォルダー、あるいは UNIX ホーム・ディレクトリーに対する書き込みアクセス権を持っていなければなりません。

ツールバーとツールのヒント ツールバーでは、多くの Tivoli Service Desk の機能に迅速にアクセスすることができます。また、メニューからこれらの同じ機能にアクセスすることもできます。

ポインターをツールやボタンに位置づけてイメージでラベルづけされているツールやボタンの機能を容易に判断することができます。マウス・ボタンをクリックしてはいけません。しばらく待つと、そのツールやボタンを識別するツールのヒントが表示されます。