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TCM スケジューラーからレポートを追加するには、次のようにします。
- 「ユーティリティー」メニューから「スケジュール・モニター」を選択します。
結果: 「 TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスが現れます。
- 「TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスから「追加」を選択します。
結果: 「スケジュール・アイテム」ダイアログ・ボックスが現れます。
- プロセス ID リストから、「Tivoli Change Management」を選択して新規プロセス ID を入力するか、あるいは「Any」オプションを使用して、レポートが TCM スケジューラーのいずれかのインスタンスによって実行できるようにしてください。
- 「モジュール」ボックスでは、実行されるファイルの名前 (ファイル拡張子を含みます) を入力します。
- 事前定義レポートの場合には、次のように入力してください。reportpath は「レポート・パス・プリファレンス」オプションで、report はレポート名です。
reportpath\report.exe
- 統計レポートまたはマスター・スケジュール・レポートの場合には、次のように入力してください。
tcm_axsta.kbc
- 「プロシージャー」ボックスでは、次に基づいて指定されたファイルから呼び出すプロシージャーの名前を入力します。
プロシージャー |
使用 |
事前定義レポート |
(ブランクのまま) |
マスター・スケジュール・レポート |
TCM_RunMasterSched |
統計レポート |
TCM_RunSchedStats |
時間依存ルール |
TCM_FireTimeDependent |
- 「パラメーター 1」から「パラメーター 4」のボックスには、任意選択の STRING パラメーター値を入力します。
- 「直前の時刻」ボックスでは、レポートの実行が開始された最後の時刻を入力します。この時刻は、レポートの次の実行時刻を計算するために使用されます。この時刻を調整して、最初にレポートが実行される時点をコントロールすることができます。
たとえば、レポートを 5 P.M. から始まって 5 分ごとに実行したい場合には、前の時刻に 16:55:00 を入力します (間隔に 5 分を入力します)。
- 項目が TCM スケジューラーによってアクティブとみなされなければならないことを示すには、「使用可能」チェック・ボックスを選択します。
このボックスが選択されていない場合には、TCM スケジューラーは、レポートを実行しません。このオプションによって、レポート全体をスケジュールの対象から外すことなく必要に応じてレポートを使用可能にしたり、使用不可にしたりできます。デフォルトでは、すべての新規レポートは、使用不可になっています。
- レポートの実行後に、前の実行時刻をどのように記録したいかということを示すには、「絶対時刻」チェック・ボックスを選択します。
レポート (レポート A) が実行中である時に別のレポート (レポート B) の間隔が切れる場合もあるので、絶対時刻が使用されます。プログラムが実行中である時には、TCM スケジューラーは別のプログラムを実行できなくなります。これは同期実行と呼ばれています。
レポート A が完了すると、スケジュール後であっても、レポート B が実行されます。レポート B が完了すると、TCM スケジューラーは、レポート B が開始したと考えられる時刻またはそれが実際に開始された時刻を記録することができます。これは、次の開始時刻が前の開始時刻に間隔を加えたものであるので、プログラム B の次の開始時刻に影響するということに注意してください。
- 「間隔」の下では、次の情報を入力します。
間隔 |
説明 |
デフォルト |
日数 |
レポートの実行間の日数。 |
0 |
時間数 |
レポートの実行間の時間数。 |
0 |
分数 |
レポートの実行間の分数。 |
0 |
秒数 |
レポートの実行間の秒数。 |
0 |
注: 全桁ゼロの間隔を指定した場合には、TCM スケジューラーは、 TCM スケジューラーの始動時に即時にレポートを実行します。
- 「了解」を選択します。
結果: 設定が受け入れられ、 「TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスがクローズされます。
レポートは、適宜自動的に実行されます。
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スケジュール・アイテムの変更 |
対応するレポートの実行中に、スケジュール済み項目を変更することができます。 スケジュール済み項目の属性を変更するには、次のようにします。
- 「ユーティリティー」メニューから「スケジュール・モニター」を選択します。
結果: 「 TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスが現れます。
- 「TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスから、変更するレポートを選びます。
結果: レポートが選択されます。
- 「編集」を選択します。
結果: 「スケジュール・アイテム」ダイアログ・ボックスが現れます。
- スケジュール済み項目に適切な変更を行います。
- 「了解」を選択します。
結果: 「スケジュール・アイテム」ダイアログ・ボックスがクローズされ、変更が保管されます。
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スケジュール済み項目の削除 |
レポートの実行中に、スケジュール済み項目を削除することができます。項目を削除すると、その項目はスケジュール・データベースから完全に除去されます。 注: 「使用可能」ボックスを消去することによって、項目を削除するのではなく、使用不可にすることができます。これにより、項目の実行を防止するが、後で再アクティブ化するオプションを残しておくことができます。
スケジュール済み項目を削除するには、次のようにします。
- 「ユーティリティー」メニューから「スケジュール・モニター」を選択します。
結果: 「 TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスが現れます。
- 「TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスから、削除するレポートを選びます。
- 「除去」を選択します。
結果: レポートを削除したいことを確認するためのメッセージが現れます。
- 「了解」を選択します。
結果: 項目が削除されます。
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レポートの実行 |
TCM スケジューラーは、そのスケジュール内にリストされたレポートの自動実行および手動実行を可能にします。レポートは、次のように実行します。
TCM スケジューラーを始動すると、0 日、0 時間、0 分、0 秒の間隔をもつアクティブ項目はどのようなものでも、即時に実行されます。この間隔をもつ項目が複数ある場合には、レポートはランダムな順序で実行されます。
使用可能であっても、使用不能であっても、レポートを TCM スケジューラーから手操作で実行することができます。注: 現在実行中のものがある場合には、手操作でレポートを実行することはできません。
レポートを手操作で実行するには、次のようにします。
- 「ユーティリティー」メニューから「スケジュール・モニター」を選択します。
結果: 「 TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスが現れます。
- 「TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスから、実行するレポートを選びます。
結果: レポートが選択されます。
- 「実行」を選択します。
結果: レポートが即時に実行されます。
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「レポート」メニューからのレポートの使用可能化 |
スケジュール済みレポートを使用可能にするには、次のようにします。
- 「ユーティリティー」メニューから「スケジュール・モニター」を選択します。
結果: 「 TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスが現れます。
- 「TCM スケジューラー」ダイアログ・ボックスから、使用可能にするレポートを選びます。
結果: レポートが選択されます。
- 「編集」を選択します。
結果: 「スケジュール・アイテム」ダイアログ・ボックスが現れます。
- 「スケジュール・アイテム」ダイアログ・ボックスから、使用可能にしたい各レポートに対して次のことを行います。
- 「使用可能」ボックスを選択して、その項目が TCM スケジューラーによってアクティブとみなされることを示します。
- 「間隔」の下では、次の情報を入力します。
間隔 |
説明 |
デフォルト |
日数 |
レポートの実行間の日数。 |
0 |
時間数 |
レポートの実行間の時間数。 |
0 |
分数 |
レポートの実行間の分数。 |
0 |
秒数 |
レポートの実行間の秒数。 |
0 |
- 「了解」を選択します。
結果: レポートは使用可能になり、それ以上の介入なしに指定された間隔で実行を続けます。
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