概説 |
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タスク |
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組み込み先 |
Tivoli Service Desk |
ユーザー |
システム・アドミニストレーター、ヘルプ・デスク分析者、および Tivoli Service Desk にログオンする人がユーザーです。セキュリティーのために、各ユーザーにユーザー ID を割り当てる必要があります。さらに、 スキル、グループ、およびセキュリティー権限を割り当てることができます。 |
データベース権限 |
Tivoli Service Desk 内のユーザーに権限を許可する他に、ユーザーは Tivoli Service Desk データベースがアクセス可能になっていなければなりません。 Tivoli Service Desk がタイプ 2 のログオン・オプションでインストールされている場合には、 データベース・アドミニストレーターは、ユーザーが Tivoli Service Desk データベースをアクセスできるよう許可するために、Tivoli Service Desk テーブル・ビルダー・ユーティリティーを使用しなければなりません。アクセス権は、初期インストール後に追加される新しい各ユーザーに許可しなければなりません。 タイプ 2 のログオン、およびデータベース権限の許可の詳細については、Tivoli Service Desk インストールの手引き を参照してください。 |
ダイアログ・ボックス |
「担当者の追加」ダイアログ・ボックス、「担当者の編集」ダイアログ・ボックス、または「担当者の表示」ダイアログ・ボックスにユーザーを保守します。詳細については、「担当者」ダイアログ・ボックスを参照してください |
ユーザーの追加 |
新規のユーザーを追加する時には、少なくともユーザー ID、姓、およびアラームのポーリング間隔を指定しなければなりません。
ここで指定したユーザー ID とパスワードは、Tivoli Service Desk にログオンする時にユーザーが入力するものです。各ユーザーにはユーザー ID が必要ですが、パスワードはオプションです。ユーザーにパスワードを指定しない場合には、ユーザーは、ログオンするためにパスワードを入力する必要はありません。 アラームのポーリング間隔は、ユーザーに新しいアラームを出すために、アラーム・モニターがデータベースをチェックする頻度をコントロールします。また、新規ユーザーを作成する時、あるいは既存のユーザーを編集する時には、ユーザーはユーザー・スキル、権限、およびグループを指定することができます。 注: ユーザー情報を追加するためには、ユーザー管理権限が必要です。 Tivoli Service Desk 権限を参照してください。 ユーザーを追加するには、次のようにしてください。
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ユーザー・グループの構成 |
担当者が 1 組の Tivoli Service Desk で複数のアプリケーションのユーザーである場合には、ユーザーを 1 つまたは複数のグループに割り当てることが必要になる可能性があります。グループは、複数のユーザーにセキュリティー権限とユーザー・スキルを一度に割り当てるのに使用します。
ユーザー情報を追加または編集する時には、ユーザーをグループに追加することができます。 ヒント: また、「グループの追加」ダイアログ・ボックス、または 「グループの編集」ダイアログ・ボックス から、 ユーザーをグループに追加することができます ユーザーのグループへの追加は、個々のユーザーの権限の割り当て、およびスキルの定義よりも速いことがあります。 グループ・メンバーシップの構成 を参照してください ユーザーをグループに追加するには、次のようにしてください。
また、ユーザーをグループから除去することは、グループに所属するスキルおよび権限をユーザーから取り除くことです。 ユーザーをグループから除去するには、次のようにしてください。
このユーザー用に特に選択しない場合には、ユーザーのデフォルト・グループに割り当てられたプロファイルが、ユーザーのログイン時に使用されます。 ユーザーのデフォルトとして選択できるのは、1 つのグループだけです。 デフォルト・グループのグループ・リストの中で、デフォルトは TRUE に設定されています。 デフォルト・ユーザー・グループを指定するには、次のようにしてください。
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ユーザー権限の構成 |
ユーザーは、該当するセキュリティー
権限 をユーザーに割り当てて、システム・アクションおよびダイアログ・ボックス・ボタンへのアクセスを許可します。 ヘルプ・デスク分析者は、 グループのすべてのメンバーに許可したくない権限を個別ユーザーとしてもっていることが必要になる場合があります。ユーザーは、次の手順で説明されたとおり、 「担当者の追加」ダイアログ・ボックス、または 「担当者の編集」 ダイアログ・ボックス から、ユーザーに個別の権限を割り当てます。 ヒント: ユーザーは、一度に 1 ユーザーずつ、権限を割り当てることができますが、ほとんどの場合、ユーザーのグループを作成してグループ・レベルで権限を割り当てる方が容易です。グループの構成 を参照してください システム権限をユーザーに割り当てるには、次のようにしてください。
システム権限をユーザーから除去するには、次のようにしてください。
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ユーザー・スキルの構成 |
ユーザー・スキルを構成して、ヘルプ・デスク分析者は、問題を、問題の SCIM と一致するスキルをもつ他のヘルプ・デスク分析者に転送することができます。詳細については、スキル・ベース問題の転送を参照してください。
ユーザーからスキルを除去するには、次のようにしてください。
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サポートされる組織の構成 |
Multi-Customer Data Support が Tivoli Service Desk システムに導入されている場合には、ヘルプ・デスク分析者がアクセスできるのはサポートされる組織に属しているデータだけです。
組織固有のデータを見るためには、ユーザーはその組織に関連付けられていなければなりません。 TSD が セキュア・モードで実行中の場合には、
各ユーザーは少なくとも 1 つのサポートされる組織に割り当てられていなければなりません。
ヘルプ・デスク分析者がある組織に属するデータをアクセスできるようにするには、次のようにしてください。
ヘルプ・デスク分析者に割り当てられた組織のメンバーシップを表示するには、次のようにしてください。
ヘルプ・デスク分析者のある組織に属するデータへのアクセスを除去するには、次のようにしてください。
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ユーザーの編集 |
ユーザーは、「担当者の編集」ダイアログ・ボックスからのユーザー情報をいつでも変更することができます。 注: ユーザー情報を編集するには、 ユーザー管理権限が必要です。Tivoli Service Desk 権限を参照してください。 ユーザーを編集するには、次のようにしてください。
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ユーザーの表示 |
ユーザーは、「担当者の表示」ダイアログ・ボックスから任意のユーザーの情報を検討することができます。ユーザーを表示している時には、変更することはできません。 ユーザーを表示するには、次のようにしてください。
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ユーザーの削除 |
ユーザーがコールまたは問題に対して割り当てられていないとすれば、Tivoli Service Desk をアクセスする必要がなくなった時に、そのユーザーを除去できます。 担当者の削除を参照してください。 注: ユーザー情報を削除するためには、ユーザー管理権限が必要です。 Tivoli Service Desk 権限を参照してください。 |
ユーザーの非アクティブ化 |
コールまたは問題にユーザー ID が割り当てられているためユーザーを除去できない場合には、これらのユーザーを非アクティブ化にすることができます。ユーザーが会社を離れる時、または Tivoli Service Desk の使用を中止する時には、
そのユーザー ID を非アクティブ化しなければなりません。非アクティブ・ユーザーは、Tivoli Service Desk にログオンする、またはその機能のいずれにもアクセスすることができません。 ユーザーを非アクティブ化するには、次のようにしてください。
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ユーザー情報の印刷 |
担当者情報の印刷を参照してください。 |