概説 |
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タスク |
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組み込み先 |
Tivoli Problem Management の管理 |
分散データ・マネージャーの構成 |
分散データ・マネージャーの次の性質を構成することができます。
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「分散データ・マネージャー構成」ダイアログ・ボックス |
分散データ・マネージャーの設定を指定するには、「分散データ・マネージャー構成」ダイアログ・ボックスを使用します。 「分散データ・マネージャー構成」ダイアログ・ボックスには、次のタブが含まれています。
「分散データ・マネージャー構成」ダイアログ・ボックスにアクセスするには、次の 1つを行ってください。
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分散データ・マネージャー・オプションの構成 |
エンタープライズ中の各サイトは、アラート・グループを定義しているはずです。アラート・グループは、分散データ・マネージャー・トランザクションをモニターするように割り当てられ、
分散データ・マネージャーのエラーが起こった場合に、通知を受ける 1 人または複数のユーザーからなります。たとえば、リモート・サイトのアプリケーション・サーバーが停止または中断した場合には、そのサイトへのコール、問題、
およびソリューションの転送はトランザクション・エラーを起こします。ローカル・サイトでは、分散データ・マネージャーは、アラート・グループに障害を通知します。 アラート・グループを既存の Tivoli Problem Management グループとすることも、 あるいはアラート・グループとなる新しいグループを作成することもできます。 アラート・グループをもつように計画する場合には、分散データ・マネージャーの構成前にそれを定義してください。 再試行遅延を指定することもできます。これは、一定のアクションが分散データ・マネージャーによって自動的に再試行されるまでの最小時間です。次のものに対して再試行遅延を構成することができます。
各再試行遅延のデフォルト時間は、10 分で、これは最小時間です。 分散データ・マネージャーは、失敗したアクションを再試行する前に後続のリモート・トランザクションを必要とします。各リモート・トランザクションの後に、分散データ・マネージャーは、障害があるトランザクションあるいは保留中の トランザクションを再試行する時間になっているかどうかを判別します。 分散データ・マネージャーの構成オプションを指定するには、次のようにします。
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知識オプションの構成 |
エンタープライズ内では、それぞれのサイトが異なる SCIM 階層を使用することがあります。リモート・サイトがユーザー・サイトに問題を転送する場合には、その問題と一緒に新規 SCIM 階層を
受け取ることもあります。新規 SCIM 階層がユーザー・サイトでどのように扱われるかを決定する必要があります。次の選択項目があります。
新規 SCIM をユーザー・サイトに追加していても、追加していなくても、新規 SCIM の存在をこちら側のアラート・グループに通知することができます。 サイト間でソリューションをどのように管理したいかを構成することができます。ソリューションがユーザー・サイトで更新されるか、自動的に更新されるか、あるいはその両方を行われる時に、ソリューションをリモート・サイトに転送するかどうかを 指定することができます。ユーザー・サイトで新規ソリューションが受け取られた時に、アラート・グループに通知するかどうかを指定することもできます。 知識オプションを構成するには、次のようにします。
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問題オプションの構成 | デフォルトでは、分散データ・マネージャーは、リモート・サイトへの問題転送が失敗すれば、それを取り消します。しかし、リモート・サイトへの問題転送が失敗すればそれを定期的に再試行するように
分散データ・マネージャーを構成することができます。 デフォルト設定を変更しなかった場合には、失敗した問題転送はすべて取り消され、ユーザー・サイトの分析者が後でもう一度転送をやり直すことができます。失敗した問題転送を再試行するように 分散データ・マネージャーを構成した場合には、転送を開始した分析者は、再試行が保留中の間は、問題を処理することができません。 問題オプションを構成するには、次のようにします。
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担当者オプションの構成 | 担当者データがエンタープライズ中のリモート・サイトへどのように転送されるかを構成することができます。担当者データをリモート・サイトへの問題転送と一緒に転送するか、自動的に転送するか、
あるいはその両方を行うかを指定し、
ユーザー・サイトで新規担当者が受信された時にアラート・グループに通知したいかどうかを指定することができます。 担当者オプションを構成するには、次のようにします。
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