要求およびセキュリティーの設定値の構成


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

異なった設定のユーザーの指定

End-User Web Interface アプリケーションのユーザーは、インターネット・ブラウザーによって問題要求を処理依頼できるので、Tivoli Service Desk に対して固有となります。特定のユーザーは登録済みユーザーになれるために、情報を提供したがっていることが判ります。また、あるユーザーは無名ユーザーのままでいれるように、情報を提供したがらないことも判ります。ユーザーのサポート・センターが両方の設定のユーザーにサービスするのか、あるいは登録済みユーザーにだけサービスするのかを決定する必要があります。

エンド・ユーザーの Web インターフェースの管理ノートブック

エンド・ユーザーの Web インターフェースの管理ノートブックには、次を構成するために使用できるいくつかの機能があります。
  • ユーザーのログイン・セキュリティー
  • ヘルプ・デスクに対して処理依頼される問題のデフォルト値
  • 要求能力
  • ユーザーの アプリケーション・サーバー 上でのアクティブ・ポートの確認

エンド・ユーザーの Web インターフェースの管理ノートブックには、次のタブがあります。

タブ 機能
要求 / セキュリティーの設定 登録済みユーザー および 無名ユーザー のログイン・セキュリティーを指定して、SCIMレベルを公開します。また、ヘルプ・デスクに対して処理依頼される問題のデフォルト値も指定します。
アカウントの設定 登録済みユーザーおよび無名ユーザーの要求能力および 診断エイド を構成します。アカウント設定値の構成を参照してください。
サーバー Config 1 次および 2 次側アプリケーション・サーバーへの接続を指定してテストします。

タスク

セキュリティー設定値の構成

無名ユーザーおよび登録済みユーザーのログイン・セキュリティーを構成する必要があります。

セキュリティー設定値を構成する場合:

  1. 「ログイン・セキュリティー」域から、「ログイン」ダイアログ・ボックスに表示したいログイン・タイプを選択します。
  2. 「登録済みユーザーの公開された SCIMレベル」域から、SCIM レベルを選択して、登録されたアカウントに対して使用可能にします。
    注: まず初めに、それらのレベルを階層の下部から除去する必要があります。(たとえば、 コンポーネント・レベルはシステム・レベルなしでは表示できません。) 複数のレベルを選択することによって、ユーザーは特定の詳細照会を行なうことができます。少ないレベルを選択すると、ユーザーは一般的な単純な照会だけしか実行できません。
  3. 「無名ユーザーの公開された SCIM レベル」域から、SCIM レベルを選択して、無名のアカウントに対して使用可能にします。

要求設定値の構成

無名ユーザーおよび登録済みユーザーの SCIM 機能を構成する必要があります。

要求設定値を構成する場合:

  1. 「登録済みユーザーの公開された SCIM レベル」域から、SCIM レベルを選択して、登録されたアカウントに対して使用可能にします。
    注: まず初めに、それらのレベルを階層の下部から除去する必要があります。(たとえば、 コンポーネント・レベルはシステム・レベルなしでは表示できません。) 複数のレベルを選択することによって、ユーザーは特定の詳細照会を行なうことができます。少ないレベルを選択すると、ユーザーは一般的な単純な照会だけしか実行できません。
  2. 「無名ユーザーの公開された SCIM レベル」域から、SCIM レベルを選択して、無名のアカウントに対して使用可能にします。

処理依頼された問題のデフォルト値の構成

サポート・センターが受け取る、処理依頼された問題のデフォルト値を指定する必要があります。

処理依頼された問題のデフォルト値を構成する場合:

  1. 「問題の作成時にこれらの値を使用」域から、次の区域の値を選択します。
  2. ソリューションを 連絡先 に転送したい場合には、「解決時にユーザーに通知」チェック・ボックスを選択してください。