「診断エイド」ダイアログ・ボックス


概説

タスク

タブ

組み込み先

Tivoli Problem Management

概説

「診断エイド」ダイアログ・ボックス

診断エイドを使用して、自身でソリューションを提供する代替として、問題に対するソリューションを見つけるために役立てることができます。正しいソリューションを見つけて選択した後で、そのソリューションを「コール登録」ダイアログ・ボックスまたは「問題状況」ダイアログ・ボックスの解決ボックスに自動的にコピーできます。

「診断エイド」ダイアログ・ボックス上のそれぞれの診断エイドにはタブがあります。


タスク

「診断エイド」ダイアログ・ボックスへのアクセス

「診断エイド」ダイアログ・ボックスをアクセスするには、次の 1 つを実行します。

結果: 「診断エイド」ダイアログ・ボックスが表示されます。


タブ

ホット・ニュース・タブ

ホット・ニュース診断エイドには、多くの担当者に影響する短期の現行状態と関連したソリューションが入っています。ホット・ニュース・ソリューションは、関係のある時間枠内部だけで表示されるように構成することができます。ホット・ニュース・アイテムの例としては、保守用に記録されたファイル・サーバーや新規利便パッケージのリリースがあります。

詳細についてはホット・ニュース診断エイドの使用を参照してください。

共通問題タブ

共通問題診断エイドには、頻繁に起こるコール元の問題に対するソリューションが入っています。たとえば、共通問題ソリューションにはパスワードのリセットのプロシージャーが含まれています。

詳細については、共通問題診断エイドの使用を参照してください。

エラー・メッセージ・タブ

エラー・メッセージ診断エイドには、コール元に起こったエラー・コードに対するソリューションおよび説明が入っています。

詳細については、 エラー・メッセージ診断エイドの使用を参照してください。

アダプティブ・ラーニング・タブ

アダプティブ・ラーニングは、記述を基礎とした診断エイドです。これは可能性のあるソリューションをもつ問題記述と一致するキーワードおよび概念のシソーラスを使用します。

ユーザー・サイトのシステム・アドミニストレーターは、ヘルプ・デスク分析者によって使用される問題記述およびソリューションに基づいて、アダプティブ・ラーニング・シソーラスをビルドします。

また、システム・アドミニストレーターはワード・バイ・ワード基礎でアダプティブ・ラーニング突き合わせプロセスを作業する方法もコントロールします。システム・アドミニストレーターは、一致した文字をワードの先頭で表示するか末尾で表示するかを決定します。

これを理解すれば、特定のアダプティブ・ラーニング・レコードがユーザーの問題記述と一致する理由を理解できます。たとえば、システム・アドミニストレーターの決定によって次のようになります。

突き合わせ文字をワードの先頭で表示する場合には、 "print" と "printer" が突き合わせされます。

突き合わせ文字をワードの末尾で表示する場合には、 "bread" と "read" が突き合わせされます。

この診断エイドをアダプティブ・ラーニングと呼び、これは問題を解決するとユーザーが問題を記述する方法を学習するためです。アダプティブ・ラーニングで作業すればするほど、問題に対するソリューションの検出により良く作業するようになります。

詳細については、アダプティブ・ラーニング診断エイドの使用を参照してください。

ハイパーツリー・タブ

ハイパーツリー診断エイドは、構成された知識のコレクションを介して検索します。ハイパーツリーを使用して、ユーザーに従ってコール元の問題に関する疑問に応答する情報の階層レベルを介して検索します。各疑問にユーザーが応答すると、問題に対するソリューションが見つかるまでソリューションに近づいていきます。

詳細については、 ハイパーツリー診断エイドの使用を参照してください。

ケースベース推論タブ

ケースベース推論診断エイドにより、ユーザーが望む順にハイパーツリーを介して作業できます。ケースベース推論モードでは、ソリューションを示す特定のもっとも関係のある疑問を迅速に見つけることができます。

詳細については、ケースベース推論診断エイドの使用を参照してください。