変更カテゴリー階層の処理


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概説

変更カテゴリー階層の処理

時には、組織内で発生した変更を反映させるために、変更カテゴリーを変更しなければならない場合があります。「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスを使用して、変更カテゴリー階層の変更カテゴリーをコピー移動、および削除することができます。

タスク

変更カテゴリーのコピー

変更カテゴリー階層内の他の場所で使用したい変更カテゴリーをコピーすることができます。

変更カテゴリーをコピーするには:

  1. 「構成」メニューから「変更カテゴリー」を選択します。
    結果: 「変更カテゴリー」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. コピーする変更カテゴリーを選択します。
  3. 「編集」メニューから「コピー」を選択します。
    結果: コピーされた変更カテゴリーのコードと記述が、_Copyn を付加されて (ここで n はコピーの番号に等しいものです)、それぞれ「カテゴリー・コード」および「記述」ボックスに現れます。
  4. 次の 1 つを実行してください。
    • 「カテゴリー・コード」および「記述」ボックスで、その変更カテゴリーの固有なカテゴリー・コードおよび記述を入力する。
    • ステップ 5 に進みます。
  5. 次の 1 つを実行してください。
    • その変更カテゴリーを下位ノードとして貼り付けるには、上位ノードを選択し、次に「貼り付け」を選択する。
    • その変更カテゴリーをルート・ノードとして貼り付けるには、「ルートに貼り付け」を選択する。
      結果: その変更カテゴリーがカテゴリー階層域に現れます。
変更カテゴリーの移動 カット・アンド・ペースト処理を使用して、変更カテゴリー階層の一部を移動することができます。

たとえば、「プリンター・インストール」というカテゴリーをルート・レベルに追加し、後でそれを「ハードウェア・インストール」カテゴリーの子にすることに決めたとします。カット・アンド・ペーストを使えば、「プリンター・インストール」をルート・レベルから除去し、次いでそれを「ハードウェア・インストール」の子として追加することができます。

選択したカテゴリーから下の階層部分を移動するには:

  1. 「構成」メニューから「変更カテゴリー」を選択します。
    結果: 「変更カテゴリー」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスから、移動したい部分の中で最高レベルにあるカテゴリーを選択します。
  3. 「編集」メニューから「切り抜き」を選択して、選択したカテゴリーとその子カテゴリーを一時的に除去します。
    結果: 注意メッセージが現れます。
  4. 「Yes」を選択します。
  5. 切り取った部分の新しい親カテゴリーを選択します。
  6. 「貼り付け」を選択します。
    結果: 切り取った部分が選択したカテゴリーに貼り付けられます。
    注: これらのノードをルート・レベルに挿入したい場合には、「貼り付け」コマンドではなく「ルートに貼り付け」コマンドを選択してください。Tivoli Change Management は 1 つの子カテゴリーに対して複数の親カテゴリーを持つことをサポートしていないので、別のカテゴリーの切り取りまたは複写に移る前に「貼り付け」を 1 回しか使用できません。たとえば、あるカテゴリーを切り取って貼り付けた後で、さらにそれを別のカテゴリーの下に貼り付けることはできません。
  7. 切り取った変更カテゴリーを貼り付ける前に「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスをクローズすると、注意メッセージが現れます。
  8. 次の 1 つを実行してください。
    • 「Yes」を選択する。これを行うと、「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスがクローズされ、切り取ったカテゴリーを貼り付けることができなくなります。
    • 「No」を選択する。これを行うと、「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスがクローズされ、切り取ったカテゴリーは階層内のそれが切り取られる前の位置に戻されます。
    • 「取消」を選択する。これを行うと、「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスが表示され、切り取ったカテゴリーを貼り付けることができるようになります。
変更カテゴリーの削除 もはや必要のない変更カテゴリーを削除することができます。これを行うには、「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスから「編集」コマンドを使用します。次のように階層から変更カテゴリーを除去することができます。
  • 「編集 - 切り抜き」は、階層からその場所を除去しますが、データベース・レコードを保持します。「貼り付け」を選択すれば、再びそのノードを階層に貼り付けることができます。
  • 「編集 - 削除」は、階層からそのノードを除去し、そのノードのデータベース・レコードを削除します。

注意: 変更カテゴリーを永続的に削除すると、その変更カテゴリーは階層から除去されます。そのカテゴリーが使用中である場合には、参照保全制約が、そのカテゴリーをデータベース・テーブルから除去されないようにします。

階層から変更カテゴリーを削除するには:

  1. 「構成」メニューから「変更カテゴリー」を選択します。
    結果: 「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスが現れます。
  2. 「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスから、削除する変更カテゴリーを選択します。
  3. 注: 子カテゴリーがある変更カテゴリーを削除すると、子カテゴリーはデータベースには残りますが、もはや親カテゴリーとの関連付けはなくなります。
  4. 「削除」を選択します。
    結果: 「レコード削除」メッセージが現れます。
  5. 「了解」を選択します。
    結果: 選択したカテゴリーが削除されます。