照会」ダイアログ・ボックスの構成


概説

デフォルトの設定値

このセクションには、新規の Tivoli Problem Management インストールにおける「照会」ダイアログ・ボックスのデフォルトの設定値のテーブルが含まれています。また、「照会」ダイアログ・ボックスが表示される時期をコントロールする設定値をどこで変更するかも示します。

組み込み先

Tivoli Problem Management

概説

照会」ダイアログ・ボックス

照会」ダイアログ・ボックスは、Tivoli Problem Management に自動的に表示することができます。そこで、ヘルプ・デスク分析者は、関連する 処理 」ダイアログ・ボックスにレコードが表示される前に、検索パラメーターを指定することができます。 これにより、検索時間が短縮され、「処理」ダイアログ・ボックスの中のレコードが特定のセットに限定されます。

短縮された検索時間

照会」ダイアログ・ボックスは、ヘルプ・デスク分析者が「処理」ダイアログ・ボックスに表示されるレコードを選択できるようにすることによって、検索時間を短縮します。 検索時間を短縮する別の方法は、 「処理」ダイアログ・ボックスに表示されるレコードの最大数を制限することです。 処理」ダイアログ・ボックスの検索制限の構成を参照してください。

ワークフローの追加ステップ

対応する「処理」ダイアログ・ボックスの前に 「照会」ダイアログ・ボックスを表示することによって、各「照会」ダイアログ・ボックスのワークフローに対して 1 つのステップが追加されます。

照会」ダイアログ・ボックスを表示する時期

ユーザーは、Tivoli Problem Management の中で表示できるすべての場所で「照会」ダイアログ・ボックスを表示する必要はありません。 「照会」ダイアログ・ボックスを表示するかどうかを決定する時に、ワークフロー中の追加ステップと短縮された検索時間を比較考量してください。 「照会」ダイアログ・ボックスを使用する最適な場所は、検索されるテーブルの中に大量のレコードが入っている場所です。

たとえば、コール・ディスパッチャーがすべてのコールを登録してそれらをヘルプ・デスク分析者に転送する場合には、「ディスパッチ照会」ダイアログ・ボックスを使用可能にします。

構成オプション

ユーザーは、コール登録時に「照会」ダイアログ・ボックスの自動表示をコントロールします。 また、ユーザーは、ヘルプ・デスク分析者がメニューまたはツールバーのいずれかから一定のシステム・アクションを選択した時に、対応する「処理」ダイアログ・ボックスの前に 「照会」ダイアログ・ボックスを表示するかどうかもコントロールします。

デフォルトの設定値

次の表は、新規の Tivoli Problem Management インストールのためのデフォルトの 「照会」ダイアログ・ボックス設定値をリストしたものです。 これらの設定値は、 対応する「処理」ダイアログ・ボックスの前に照会ダイアログ・ボックスを自動的に表示するかどうかをコントロールします。 これらの設定値をヘルプ・デスク分析者のニーズに合わせて調整します。

この場所に ...

ヘルプ・デスク分析者が選択した時に ...

照会」ダイアログ・ボックスのデフォルトの設定値は ...

設定値を変更するためには、次を参照 ...

任意のメニューまたはツールバー 問題の処理 オン。 「問題の照会」ダイアログ・ボックスの表示
ソリューションの処理 オン。 「ソリューションの照会」ダイアログ・ボックスの表示
コール履歴の処理 オン。 「コール履歴照会」ダイアログ・ボックスの表示
共通問題の処理 オフ。 「共通問題の照会」ダイアログ・ボックスの表示
ディスパッチされたコールの処理 オフ。 「ディスパッチ照会」ダイアログ・ボックスの表示
エラー・メッセージの処理 オフ。 「エラー・メッセージの照会」ダイアログ・ボックスの表示
ホット・ニュースの処理 オフ。 「ホット・ニュースの照会」ダイアログ・ボックスの表示