概説 |
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例 | |
組み込み先 |
Tivoli Change Management 管理 |
モデル・バイパス可能の概説 |
ユーザーが変更を作成する時に、カテゴリーに関連したモデルを選択する必要があるかどうかを指定することができます。変更の作成の一部としてユーザーは、「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスの選択済みカテゴリーで「モデル・バイパス可能」を選択または消去した場合に、モデルを選ぶかどうかを選択することができます。
「モデル・バイパス可能」が選択された場合には、ユーザーは、オプションとしてモデル・アプリケーション要件をスキップ (すなわちバイパス) して、「変更」ダイアログ・ボックスに手操作でデータを入力することができます。
「変更カテゴリー・マネージャー」ダイアログ・ボックスの「カテゴリー詳細」タブの「モデル・バイパス可能」オプションを使用して、ユーザーがカテゴリーにモデルを選択する必要があるかどうかを指定します。モデル・バイパス可能によって、システム・アドミニストレーターは、変更に適用されるモデルをさらに詳しくコントロールすることができます。カテゴリーの「モデル・バイパス可能」を消去し、関連したモデルがある場合には、ユーザーは、変更の作成の一部としてモデルを選択する必要があります。 |
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モデル選択の要約 | 次の表は、「モデル・バイパス可能」が選択された場合にモデルの可能な組み合わせ、デフォルトのモデルが使用されるかどうか、および変更カテゴリー当たりのモデル数を要約したものです。
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ユーザーを定義されたモデルに制限 |
New_User という名前の変更カテゴリーおよび New_Hire と New_Manager という 2 つの関連したモデルを作成します。新規ユーザーのほとんどが New_Hire モデルに適用されるので、このモデルがデフォルト・モデルとして定義されます。したがって、変更を作成するのに変更カテゴリー New_User が選択されると、デフォルト・モデル New_Hire が自動的に変更に適用されます。しかし、New_User カテゴリーには複数のモデルが定義されているので、ユーザーは、「モデルの選択」ダイアログ・ボックスから New_Manager を選択することができます。 |
モデルに対する制限なし | New_Hire および New_Manager モデルは New_User 変更カテゴリーに関連し、ユーザーは定義されたモデルに制限されていませんが、デフォルト・モデルが自動的に新規変更に割り当てられます。New_User には、「モデル・バイパス可能」が選択されています。結果として、ユーザーがカテゴリーを選択すると、2 つのモデルがリストされ、「モデルの選択」ダイアログ・ボックスで「バイパス」ボタンが使用可能になります。ユーザーが「バイパス」を選択すると、モデルは適用されず、ユーザーは手操作で新規変更を完成させることになります。 |