重大度レベルの保守


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Problem Management

概説

重大度レベルの役割

重大度レベルは、コールまたは問題の相対的な重要度を示したものであり、レポート作成および計算の自動調整に使用されます。自動調整の詳細については、 TPM 自動調整の構成を参照してください。

重大度レベルの割り当て

ヘルプ・デスク分析者は、コール登録時に重大度レベルを割り当てます。 各重大度レベルはその名前として固有の数値をもっています。 セキュリティー・レベル記述には、セキュリティー・レベルの数値のランキングについて説明されています。

デフォルトの重大度レベル

Tivoli Problem Management には、重大度レベルのデフォルトのセットが添付されています。 ユーザーはこれらのデフォルトのレベルを変更するか、あるいはユーザー自身のレベルを作成することができます。

「重大度レベルの追加」ダイアログ・ボックス

「重大度レベルの追加」ダイアログ・ボックスを使用して、ユーザー自身の重大度レベルを、Tivoli Problem Management に組み込まれているセットに追加します 重大度レベルはコールまたは問題の相対的な重要度を示したものであり、レポート作成および計算の 自動調整に使用されます。 重大度レベルの追加を参照してください。

「重大度レベルの追加」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「コール / 問題設定値」ダイアログ・ボックスで、重大度タブを選択します。
  2. 「追加」 を選択します。
    結果: 「重大度レベルの追加」ダイアログ・ボックスが現れます。

「重大度レベルの編集」ダイアログ・ボックス

「重大度レベルの編集」ダイアログ・ボックスを使用して 重大度レベルを変更し、コールまたは問題の重要性をより良く記述します。 あるいは、重大度レベルを変更して、自動調整プロセスを詳細化することができます。 重大度レベルの編集を参照してください。

「重大度レベルの編集」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「コール / 問題設定値」ダイアログ・ボックスで、重大度タブを選択します。
  2. 重大度リストから、編集したい重大度レベルを選択して、「編集」 を選択します。
    結果: 「重大度レベルの編集」ダイアログ・ボックスが現れます。

タスク

重大度レベルの追加

ユーザーは、新規の重大度レベルを Tivoli Problem Management に組み込まれている標準セットに追加することができます

重大度レベルを追加するためには:

  1. 「重大度レベルの追加」ダイアログ・ボックスの「重大度」 ボックスに、この重大度レベルに対する固有の数値を入力します。
    注: 重大度レベルの数値は、コールまたは問題の相対的な重要性を表していなければなりません。 これにより、ヘルプ・デスク分析者は、アテンションを待機中のいくつかのコールまたは問題がある時に、優先順位を割り当てることができます。
  2. 「記述」 ボックスに、重大度レベルの記述を入力します。これは任意指定です。
    注: 重大度レベルの数値と、記述の最初の 13-16 文字が コール登録および 「コール登録ディスパッチ」ダイアログ・ボックスの中の重大度リストに表示されます。 該当するセキュリティー・レベル記述により、ヘルプ・デスク分析者は正しい重大度レベルを素早く割り当てることができます。
  3. 「了解」を選択します。

重大度レベルの編集

ユーザーは、Tivoli Problem Management に組み込まれている 重大度レベル と、ユーザーが作成する重大度レベルの両方を変更することができます。

重大度レベルを編集するためには:

  1. 「重大度レベルの編集」ダイアログ・ボックスで、選択した重大度レベルに対して必要な変更を行ないます。詳細については、重大度レベルの追加を参照してください。
  2. 「了解」を選択します。

重大度レベルの削除

ユーザーは、Tivoli Problem Management に組み込まれている 重大度レベル と、ユーザーが作成する重大度レベルを削除することができます。

注意: 自動調整ルールを定義するために使用される重大度レベルは削除しないでください。

重大度レベルを削除するためには:

  1. 「コール / 問題設定値」ダイアログ・ボックスで、重大度タブを選択します。
  2. 重大度リストから、重大度レベルを選択します。
  3. 「削除」 を選択します。
  4. このタイプを削除してもよいかどうかを確認する警告メッセージに対して、「Yes」を選択します。