通知の送信


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

要求時に通知を送信

通知は、好きなときに他の Tivoli Service Desk ユーザーに送信することができます。通知を特定のコールまたは問題に関連づける必要はありません (関連づけることもできますが) 。

非アラーム通知を送信するために、ページャー番号、電子メール・アドレス、または FAX 装置番号を覚えている必要はありません。システム・アドミニストレーターが、ユーザーおよびグループに代わってこの情報が入っている通知メソッドを設定します。 ユーザーおよびグループの通知メソッドの保守を参照してください。

通知タイプの選択

システム・アドミニストレーターは、それぞれのユーザーまたはユーザー・グループに対してデフォルトの通知タイプを設定することができます。特定の環境ではユーザーが別の通知タイプを選択することができます。たとえば、オフィスの外にいる分析者に通知を送信する場合には、Tivoli Service Desk アラームでなくページャー信号を送ることができます。

「通知の送信」ダイアログ・ボックス

「通知の送信」ダイアログ・ボックスを使用して、好きなときに別の Tivoli Service Desk ユーザーに通知を送信します。

「通知の送信」ダイアログ・ボックスにアクセスするには、次のいずれかを行なってください。

  • Problem Management アドミニストレーター・プロファイル、Problem Management 分析者プロファイル、または Problem Management フィールド分析者プロファイルを使用している場合には、「ファイル」メニューから「通知の送信」を選択します。
  • Tivoli Service Desk ユーザー・プロファイルを使用している場合には、「ファイル」メニューから「通知の送信」を選択します。
  • 「ヘルプ」メニューからユーザーのシステム・プロファイルを選択して、「通知の送信」の下の指示に従ってください。
  • 「アラーム・モニター」ウィンドウで、「アクション」メニューから「通知の送信」を選択します。
  • 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスで、「新規の設定」を選択します。
  • 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスで、「アラーム」リストからアラームを選択して「転送」を選択します。

    結果:
    「通知の送信」ダイアログ・ボックスが表示されます。

「通知オプション」ダイアログ・ボックス

「通知オプション」ダイアログ・ボックスによって、コールがディスパッチされるかまたは問題が転送されるユーザーまたはグループに通知することができます。通知の日付と時刻を設定することができ、通知メソッドを選択することもできます。

「通知オプション」ダイアログ・ボックスにアクセスするには:

  • 「問題の転送」ダイアログ・ボックスまたは「コールのディスパッチ」ダイアログ・ボックスで「通知オプション」を選択します。

    結果: 「通知オプション」ダイアログ・ボックスが表示されます。

タスク

通知の送信

通知を送信するには:
  1. 「通知の送信」ダイアログ・ボックスの「通知」の下で次のいずれかを行なってください。
    • 通知を 1 人の担当者に送信するには、「担当者」を選択します。
    • 通知を担当者のグループに送信するには、「グループ」を選択します。
  2. 「担当者」を選択しましたか ?
    • 「No」の場合は、ステップ 3 に進んでください。
    • 「Yes」の場合は、次のいずれかを行なってください。
      • 担当者の姓の一部を入力します。一致する名前が見つかると、「名」、「姓」、および「電話」ボックスが自動的に完了します。
      • 「姓」ボックスに、担当者の完全な姓を入力します。
  3. 「グループ」を選択しましたか ?
    • 「No」の場合は、ステップ 4 に進んでください。
    • 「Yes」の場合は、「宛先」ボックスにグループの名前を入力するか、または「ブラウズ」を選択して「グループの処理」ダイアログ・ボックスからグループを選択して次のいずれかを行なってください。
      • 指定されたグループの各ユーザーに別の通知を送信するには、それぞれが「宛先」ボックスで単一ユーザーとして指定されていても、「個々のコピーの送信」チェック・ボックスを選択します。
      • グループ ID 宛ての 1 つの通知を送信するには、「個々のコピーの送信」チェック・ボックスを消去します。
    • グループへのアラームの送信: ステップ 4 で通知タイプとして「アラーム」を選択した場合には、グループ内の各ユーザーには「個々のコピーの送信」の設定に関係なくアラームが通知されます。「個々のコピーの送信」チェック・ボックスが消去されている場合には、1 つのアラーム・レコードが作成されるだけです。グループのユーザーの 1 人が「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスのリストで「アラーム」からこのアラーム通知を削除すると、それがグループのすべてのユーザーに対して「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスから除去されます。

  4. 「通知タイプ」リストから、このユーザーまたはグループに対して設定する通知タイプの 1 つを選択します。
  5. 「タイトル」ボックスに、通知メッセージのタイトルを入力します。
    注: 必ずしもすべての通知タイプにメッセージのタイトルを使用できるわけではありません。
  6. 「関連」ボックスに、通知の件名行を入力します。
    注: ほとんどの電子メール・システムがこの情報をサポートしていますが、すべての通知タイプがこれをサポートしているという保証はありません。
  7. 「通知テキスト」ボックスに、メッセージのテキストを入力します。
  8. ただちに通知を送信しますか ?
    • 「Yes」の場合は、ステップ 9 に進んでください。
    • 「No」の場合は、「通知の日付」ボックスに日付を入力して通知を送信したい時点を示すか、または「カレンダー」ボタンを選択して日付を選択します。日付の選択を参照してください。次に、「通知の時刻」ボックスに、通知を送信する時刻を入力します。
  9. 「了解」を選択します。
    結果: 「通知の送信」ダイアログ・ボックスがクローズします。通知は指定したユーザーまたはグループに送信されます。「個々のコピーの送信」チェック・ボックスが選択されている場合には、「宛先」ボックスでそれぞれが単一ユーザーとして指定されていても、指定したグループの各メンバーにコピーが送信されます。

コールまたは問題の転送時の通知の送信

通知は、コールまたは問題をディスパッチするかまたは転送するときに、いつでもヘルプ・デスク分析者または分析者のグループに送信することができます。この通知は、ヘルプ・デスク分析者または分析者のグループに、転送が行なわれたことを警告します。この通知は、「通知オプション」ダイアログ・ボックスで選択した通知タイプによって、Tivoli Problem Management でアラームとして現れるか、または電子メール・メッセージ、ページャー信号、ファクシミリ、あるいはその他の通信形式をトリガーします。

コールのディスパッチ時、またはコールまたは問題の転送時に通知を送信するには:

  1. 「コールのディスパッチ」ダイアログ・ボックス「コールの転送」ダイアログ・ボックス、または「問題の転送」ダイアログ・ボックスで、「通知の送信」チェック・ボックスを選択します。
  2. 宛先を指定するには、「宛先情報」の下でユーザーまたはグループ名を選択します。
    結果: 選択した名前と関連サイト ID が「宛先」ボックスに表示されます。
  3. このユーザーまたはグループのデフォルト以外の通知メソッドを選択するには、「通知オプション」を選択してください。詳細については、通知オプションの変更を参照してください。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 通知が指定したユーザーまたはユーザー・グループに送信されます。

通知オプションの変更

通知の処理方法を変更するには:
  1. 「通知オプション」ダイアログ・ボックスで、通知を別のユーザーまたはグループに送信するには:
    • 「通知」の下で「担当者」または「グループ」を選択して次のいずれかを行なってください。
      • 「担当者」を選択した場合には、「姓」ボックスに別の名前を入力します。
      • 「グループ」を選択した場合には、「宛先」ボックスに別のユーザー名を入力するかまたは「ブラウズ」を選択して宛先名を変更します。

    : 場合によっては、「通知オプション」ダイアログ・ボックスのユーザーまたはグループ名を変更できないことがあります。通知オプションを選択したダイアログに戻って、別のユーザーまたはグループを選択してください。

  2. グループの各ユーザーに個々の通知を送信するには:
    • 「通知」の下で「グループ」を選択します。
    • 「個々のコピーの送信」チェック・ボックスを選択します。
  3. 通知を遅らせるには、「通知の日付」および「通知の時刻」ボックスで、日付と時刻を変更します。
  4. 通知の送信方法を変更するには、「通知タイプ」リストから通知タイプを選択します。
    注: このユーザーまたはグループにデフォルトの通知タイプが設定されていない場合には、通知タイプは自動的にアラームに設定されます。システム・アドミニストレーターがユーザーまたはグループに使用可能な通知タイプを設定します。「通知タイプ」リストに必要なタイプがない場合には、システム・アドミニストレーターに連絡してください。
  5. 「了解」を選択します。
    結果: 「通知オプション」ダイアログ・ボックスにどこからアクセスしたかによって、「コール登録のディスパッチ」「コールの転送」、または「問題の転送」ダイアログ・ボックスが再表示されます。