アラームのモニター


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

アラーム・マネージャー

アラーム・マネージャーは、Tivoli Service Desk を実行すると、自動的にアラームスキャンします。ユーザーがアラームを受信したことをアラーム・マネージャーが検出すると、アラーム・マネージャーは「Tivoli Service Desk」ウィンドウにアラーム・インディケーターを表示します。アラーム・インディケーターは、「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスから保留中のすべてのアラームを削除するまで表示されています。

アラーム・モニター

また、Tivoli Service Desk が実行中でない場合にも、アラーム・モニターを実行してアラームをスキャンすることができます。アラーム・モニターは、任意のクライアント・ワークステーションで実行することができます。アラーム・モニターのそれぞれのコピーが、特にそれを実行しているユーザーに対するアラームをスキャンします。アラーム・モニターは、アラームを検出すると「アラーム通知」ダイアログ・ボックスを表示します。

ヒント: 追加のシステム・リソースが必要なときに、Tivoli Service Desk の代わりにアラーム・モニターを実行することができます。

注: ユーザーに対してアラームが送信されたときに Tivoli Service Desk もアラーム・モニターも実行していない場合には、次回にこれらのプログラムのいずれかを開始したときにアラームが通知されます。

アラーム・モニター・ウィンドウ

「アラーム・モニター」ウィンドウによって、Tivoli Service Desk を実行していないときに、アラームをスキャンし表示することができます。「アラーム・モニター」ウィンドウへのアクセスについては、アラーム・モニターの開始を参照してください。

「アラーム通知」ダイアログ・ボックス

「アラーム通知」ダイアログ・ボックスには、アラームを送信した担当者の名前、アラームの簡単な説明、およびアラームが送信された日付と時刻が表示されます。それぞれのアラームに対して 1 つの「アラーム通知」ダイアログ・ボックスが表示されます。複数のアラームがある場合には、別々の「アラーム通知」ダイアログ・ボックスが重ねて表示されます。

「アラーム通知」ダイアログ・ボックスで、アラームの詳細表示を選択することができます。詳細については、アラームの表示を参照してください


タスク

アラーム・モニターの開始

アラーム・モニターを実行するには:
  1. 次の表を使用して、ユーザーの最初のアクションを決定します。

  2. 使用中のオペレーティング・システム... その手順
    Windows 95 または Windows 98 あるいは Windows NT 4.0
    1. タスクバーから「スタート」を選択します。
    2. 「プログラム」をポイントし、「Tivoli Service Desk 6.0」をポイントして「モニター」を選択し、次に「アラーム・モニター」を選択します。
    OS/2
    1. Tivoli Service Desk フォルダーを選択します。
    2. 「アラーム・モニター」アイコンを選択します。
    UNIX
    1. アラーム・モニター・プログラムが入っているディレクトリーに変更します。
    2. コマンド行に monalarm と入力して Enter を押します。
    上のオペレーティング・システムのいずれか
    1. アラーム・モニター・プログラムが入っているディレクトリーに変更します。
    2. コマンド行に kml alrmmntr と入力して Enter を押します。


  3. 「TSD ログオン」ダイアログ・ボックスに、ユーザー ID とパスワード (必要な場合) を入力します。
  4. 「了解」を選択します。
    新しいアラームがある場合の結果: それぞれのアラームに対して 1 つの「アラーム通知」ダイアログ・ボックスが表示されます。複数のアラームがある場合には、別々の「アラーム通知」ダイアログ・ボックスが重ねて表示されます。
  5. アラームがある場合には、次のいずれかを行なってください。

    結果: 「アラーム通知」ダイアログ・ボックスに表示されているすべての新規アラームを表示しあるいはクローズすると、「アラーム・モニター」ウィンドウが表示されます。

アラーム・モニターは、ユーザー宛てに送信されたアラーム通知を定期的にスキャンし、ユーザーがクローズするまで実行を継続します。

アラーム・モニターの構成

アラーム・モニターが新規アラームを検査するために行なう各スキャンの間隔を変更することができます。しかし、あまりにも長い時間間隔を設定すると、重要なアラームが適時に通知されないことがあります。

: ユーザーは、Tivoli Service Desk とは独立してアラーム・モニターを実行しているときに、ポーリング間隔 (スキャンの間隔) をコントロールします。システム・アドミニストレーターは、ユーザーが Tivoli Service Desk で作業していてアラーム・モニターが自動的に実行する場合のアラーム・スキャン間隔をコントロールします。各ユーザーのアラーム・スキャン間隔の設定については、ユーザーの保守を参照してください。

アラーム・モニターを構成するには:

  1. 「アラーム・モニター」ウィンドウで、「オプション」メニューから「構成」を選択します。
  2. 「ポーリングの構成」ダイアログ・ボックスで、「アラーム・ポーリング間隔」リストから適切なスキャン間隔を選択します。
    結果: 選択したスキャン間隔が秒数に変換されて「秒」ボックスに表示されます。
  3. 「クローズ」を選択します。

アラームのスキャン

定期的にスケジュールされた次のスキャンまで待ちたくない場合には、任意の時点でアラームをスキャンすることができます。

アラームをスキャンするには:

注: 複数のアラームがある場合には、別々の「アラーム通知」ダイアログ・ボックスが重ねて表示されます。

アラーム・モニターの停止

アラーム・モニターを停止するには:

注: ユーザーに対してアラームが送信されたときに Tivoli Service Desk もアラーム・モニターも実行していない場合には、次回にこれらのプログラムのいずれかを開始したときにアラームが通知されます。