資産カテゴリー情報の指定


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Asset Management

概説

属性の定義について
属性は、それが使用されている間中、類似の資産のグループの追跡と保守を行うので、業務に意味のあるものを定義してください。 カテゴリーのために作成する属性を決めるのには、次の質問が役に立つはずです。
  • どの資産を追跡する必要がありますか?
  • それらの資産のどんな属性に関心がありますか?
  • それらの資産のどの部分が重要ですか?
  • 計画イベント (修理、交換、アップグレードなど) を決定するには資産についてどんなことを知る必要がありますか?

Tivoli Asset Management はすでに、次の属性を追跡する手段を備えています。

  • 取得日付および取得値
  • 処分日付、リース開始 / 終了日付
  • 減価償却法および減価償却期間数
  • 残存、帳簿、リース、リース買い取り、および保険価額
  • 契約および取引先
    注: 「資産評価」ダイアログ・ボックスを使用する代わりに評価の属性を作成した場合には、「資産評価」ダイアログ・ボックスで使用可能な評価計算を実行することはできません。
モデルの定義について モデルはカテゴリーと関連付けられ、デフォルト属性値のグループを持つことがあります。ユーザーがモデルを資産に割り当てると、デフォルト属性値がその資産に自動的に割り当てられます。
「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックス 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスには、資産カテゴリーの階層が表示されます。このダイアログ・ボックスを使って、カテゴリー名、カテゴリー属性、およびモデルを指定し、カテゴリーを SCIM にマップすることができます。

このダイアログ・ボックスにアクセスするには:

  • Tivoli Service Desk から、「編集」メニューで「資産カテゴリー」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスが現れます。

タスク

カテゴリー名の指定 資産カテゴリーの名前を指定するには:
  1. 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスで、「カテゴリー階層」からノードを選択します。
  2. 「追加」または「ルートの追加」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ウィンドウの右側のセクションの名前が「カテゴリーの追加」に変わります。
  3. 「カテゴリー」タブから、「属性」列の下のボックスで、属性名を入力します。
  4. 「貼り付け」または「ルートに貼り付け」を選択します。
カテゴリー属性の指定 カテゴリー属性を指定するには:
  1. 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスで、「カテゴリー階層」からノードを選択します。
  2. 「編集」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ウィンドウの右側のセクションの名前が「カテゴリーの編集」に変わります。
  3. 「カテゴリー」タブから、「属性」列の下のボックスで、属性名を入力します。
  4. 「データ・タイプ」列の下のボックスから、データ・タイプを選択します。
  5. 「単位」列の下のボックスから、属性値の単位を選択します。
  6. 次の 1 つを実行してください。
    • この属性をこのカテゴリー内のモデルのデフォルト属性にしたい場合には、「デフォルト・モデル値を使用」チェック・ボックスを選択します。
    • この属性をこのカテゴリー内のモデルのデフォルト属性にしたくない場合には、「デフォルト・モデル値を使用」チェック・ボックスをクリアします。
  7. 「追加」を選択します。
    結果: その属性が「属性」テーブルに現れます。
モデルの指定 カテゴリー・モデルを指定するには:
  1. 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスで、「カテゴリー階層」からノードを選択します。
  2. 「編集」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ウィンドウの右側のセクションの名前が「カテゴリーの編集」に変わります。
  3. 「モデル」タブから、「モデル」列の下のボックスで、モデル名を入力します。
  4. 「追加」を選択します。
    結果: モデル名が「モデル」テーブルに現れます。
デフォルト・モデル値の指定 デフォルト・モデル値を指定するには:
  1. 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスで、「カテゴリー階層」からノードを選択します。
  2. 「編集」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ウィンドウの右側のセクションの名前が「カテゴリーの編集」に変わります。
  3. 「モデル」タブを選択します。
  4. モデルを選択します。
    結果: デフォルト属性および値が「デフォルト・モデル値」テーブルに現れます。
  5. 「デフォルト・モデル値」テーブルから、属性を選択します。
    結果: 属性値が「値」列の下のボックスに現れます。
  6. 「値」列の下にあるボックス内の値を変更します。
  7. 「置き換え」を選択します。
    結果: 新しい属性値が「デフォルト・モデル値」テーブルに現れます。
SCIM へのカテゴリーのマッピング Tivoli Asset Management を Tivoli Problem Management と一緒に使用している場合には、資産カテゴリーを Tivoli Problem Management SCIM にマップすることができます。これにより、Tivoli Problem Management ユーザーは資産を Tivoli Problem Management の問題カテゴリー化スキームに容易に関連付けることができます。カテゴリーを Tivoli Problem Management SCIM にマップすることもできれば、以前にマップされたカテゴリーをマップ解除することもできます。

資産カテゴリーを SCIM にマップするには:

  1. 「資産カテゴリー」ダイアログ・ボックスで、「カテゴリー階層」からノードを選択します。
  2. 「編集」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ウィンドウの右側のセクションの名前が「カテゴリーの編集」に変わります。
  3. 「SCIM」タブを選択します。
  4. 「SCIM」ボックスで、この資産カテゴリーと関連付けたいノードまでナビゲートします。
  5. 「マップ」を選択します。