拡張検索による資産の検索


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Asset Management


概説

拡張検索について

拡張検索を使用して、単一の 資産または共通フィーチャー (類似している資産タグ、同一場所、など) のある複数の資産を検索することができます。

拡張検索機能は、クィック検索で使用可能なものより多くて、検索基準の定義時に柔軟に追加される検索オプションを提供します。この融通性が特に役立つのは、ユーザーのデータベースに多数の資産が含まれている場合、および多数の資産が類似フィーチャーを共用している場合です。

また、資産のグループを検索するために拡張検索を使用すると、グループ全体の定義を更新するために特殊なツールを使用することもできます。たとえば、資産のグループを 1 つを選択し、それらのすべてと別のカテゴリーまたは接続を関連付けることができます。これらの資産定義ツールは、検索の結果として得られる資産と一緒に「資産リスト」ダイアログ・ボックスに表示されます。

資産関連タスク

資産を検索するために拡張検索を使用した後で、次のタスクのいずれかを資産に対して実行することができます。

「拡張資産検索」ダイアログ・ボックス

資産を検索するために「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスを使用し、各種 資産関連タスクを実行するための開始点とすることができます。ダイアログ・ボックスのタブは、検索したい 1 つ以上の資産に関する固有の情報を指定できる照会ツールを提供します。

「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスに含まれているタブは、次の通りです。

一般 一般に大部分の資産と関連している基本データによって資産を検索できるようにします。このデータには、資産タグ、 ID、 場所コスト・センター接続、および担当者が含まれます。
属性 資産カテゴリーモデル情報、および 1 つ以上の固有の 属性を指定して資産を検索できるようにします。
契約(C) 契約情報 (契約 ID およびタイプ、契約日付など) に従って資産を検索できるようにします。
評価 指定された 評価の (または値の範囲内に収まる) 資産、あるいはある イベントと関連している資産を検索できるようにします。
TME 10 TME 10 Framework (Tivoli Management Environment) を基にして資産を検索できるようにします。
「SMS」タブ Microsoft Systems Management Server (SMS) から収集されたデータを基にして資産を検索できるようにします。

「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスにアクセスするには、次のいずれかを行ってください。

  • 「Asset Management」メニューから Asset Management User プロファイルを使用中の場合は、「拡張検索」を選択してください。
  • 「ヘルプ」メニューから、「ユーザー・システム・プロファイル」を選択し、「拡張資産検索」の指示に従ってください。

検索により一致しているすべての資産レコードが生成されると、そのレコードは「資産リスト」ダイアログ・ボックスに表示されます。

注: 拡張検索を使用する場合は、検索ボックスのいずれか、すべてのボックス、または任意の組み合わせのボックスに検索基準を指定することができます。1 つのタブで、あるいは複数のタブにまたがってボックスの任意の組み合わせを使用することができます。


タスク

すべての資産の検索

すべての 資産を検索する場合は、次の通りです。
  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. すべての検索ボックスをブランクのままにしておきます。
  3. 「了解」を選択します。
    結果: データベース中のすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  4. 資産表から資産を選択します。
  5. 資産関連タスクを実行します。

一般情報による検索

一般情報には、大部分の 資産と関連している基本データ (資産タグ、代替タグ、シリアル番号、および購買またはサービス ID を含む) が含まれます。Tivoli Asset Management のユーザー・インストールで新規資産を追加する場合は、この情報が幾つか必要な場合があります。(詳しくは、資産の追加を参照してください。)

一般情報によって検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 検索基準を 1 つ以上のボックスに次のように指定します。
    • 資産タグ。検索したい資産の資産タグを入力します。
    • 場所。検索したい資産の場所を入力します。
    • コスト・センター。検索したい資産のコスト・センターを入力します。
    • 接続。検索したい資産の接続名を入力します。(デフォルトは database、network、および telecom です。)
      注: これらのボックスのどれかに、完全な特定のタグまたは ID を入力して単一資産を検索することができます。タイプまたは ID が類似している、ある範囲内の資産を検索するには、先頭の数文字とそれにアスタリスク (*) を続けて入力してください。
      注: 検索基準は、ボックスの 1 つだけ、ボックスのすべて、あるいは任意の組み合わせに指定することができます。指定する基準が詳しければ、それだけ検索結果が正確になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 検索基準と一致する資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

場所による検索

Tivoli Asset Management は、 資産をユーザー指定の任意の 場所で検索することができます。検索には複数の場所が含まれていてもかまいません。

選択する場所が "親" である (他の場所が含まれているという意味) 場合は、"子" 場所も含まれるように検索を拡張することができます。

資産がある場所に割り当てられていることが分っているが、場所の名前がわからない場合は、ある場所と関連していない資産を省いて、すべての場所と関連しているすべての資産を検索するように Tivoli Asset Management に指示することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織内で使用される場所を定義しなければなりません。

特定場所の資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「場所」グループ・ボックスで、「割り当て済み」チェック・ボックスが消去されていることを確認してください。
    結果: 「場所」グループ・ボックス内のその他のツールが使用可能になります。
  4. 「追加」を選択します。
    結果: 「場所」ウィンドウが表示されます。
  5. 場所階層リストから、場所を選択し、「選択」を選択します。(選択したい場所のすべてに、これを繰り返してください。)
  6. 場所の選択が完了したら、「クローズ」を選択します。
    結果: 場所リストに選択された場所が入っている「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  7. 別の場所をリストに追加するには、ステップ 4 〜 6 を繰り返ししてください。
  8. 場所が、子場所が含まれている親で、その子を検索したい場合は、場所リストから親場所を選択してから、「拡張」を選択します。
    結果: 場所リスト中の当該場所の横に "(拡張)" という語が表示されます。検索では、親場所および各子場所と関連した資産が得られます。
    注: 場所をリストから除去するには、その場所を選択し、「除去」を選択してください。
  9. 必要な場所をすべて選択して拡張した後で、「了解」を選択します。
    結果: 選択された場所に割り当てられているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  10. 資産表から資産を選択します。
  11. 資産関連タスクを実行します。

任意の場所の資産をすべて検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「場所」グループ・ボックスで、「割り当て済み」チェック・ボックスを選択します。
    結果: 「場所」グループ・ボックス内のその他のツールが選択不可能になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: ある場所と関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。資産が場所と関連していない場合は、それらの資産は省略されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

コスト・センターによる検索

Tivoli Asset Management は、ユーザー指定の任意の コスト・センターの資産を検索することができます。検索には複数のコスト・センターが含まれていてもかまいません。

選択するコスト・センターが "親" である (他のコスト・センターが含まれているという意味) 場合は、"子" コスト・センターも含まれるように検索を拡張することができます。

資産があるコスト・センターに割り当てられていることが分っているが、コスト・センターの名前がわからない場合は、あるコスト・センターと関連していない資産を省いて、すべてのコスト・センターと関連しているすべての資産を検索するように Tivoli Asset Management に指示することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用されるコスト・センターを定義しなければなりません。

特定コスト・センターの資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「コスト・センター」グループ・ボックスで、「割り当て済み」チェック・ボックスが消去されていることを確認してください。
    結果: 「コスト・センター」グループ・ボックス内のその他のツールが使用可能になります。
  4. 「追加」を選択します。
    結果: 「組織」ウィンドウが現れます。
  5. コスト・センター階層リストから、場所を選択し、「選択」を選択します。 (選択したいコスト・センターのすべてに、これを繰り返してください。)
  6. コスト・センターの選択が完了したら、「クローズ」を選択します。
    結果: コスト・センター・リストに選択されたコスト・センターが入っている「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  7. 別のコスト・センターをリストに追加するには、ステップ 4 〜 6 を繰り返ししてください。
  8. コスト・センターが、子コスト・センターが含まれている親で、その子を検索したい場合は、コスト・センター・リストから親場所を選択してから、「拡張」を選択します。
    結果: コスト・センター・リスト中の当該コスト・センターの横に "(拡張)" という語が表示されます。これで、検索では、親コスト・センターと関連した関連した資産、および各子コスト・センターと関連した資産が得られます。
    注: コスト・センターをリストから除去するには、そのコスト・センターを選択し、「除去」を選択してください。
  9. 必要なコスト・センターをすべて選択して拡張した後で、「了解」を選択します。
    結果: 選択されたコスト・センターと関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  10. 資産表から資産を選択します。
  11. 資産関連タスクを実行します。

任意のコスト・センターと関連しているすべての資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「コスト・センター」グループ・ボックスで、「割り当て済み」チェック・ボックスを選択します。
    結果: 「コスト・センター」グループ・ボックス内のその他のツールが選択不可能になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: コスト・センターと関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。資産がコスト・センターと関連していない場合は、それらの資産は省略されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

接続による検索

Tivoli Asset Management は、指定された任意の 接続と関連した 資産を検索することができます。検索には複数の接続が含まれていてもかまいません。

選択する接続が "親" である (他の接続が含まれているという意味) 場合は、"子" 接続も含まれるように検索を拡張することができます。

資産がある接続に割り当てられていることが分っているが、接続の名前がわからない場合は、ある接続と関連していない資産を省いて、すべての接続と関連しているすべての資産を検索するように Tivoli Asset Management に指示することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用される接続を定義しなければなりません。

特定の接続と関連した資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「接続」グループ・ボックスで、「割り当て済み」チェック・ボックスが消去されていることを確認してください。
    結果: 「接続」グループ・ボックス内のその他のツールが使用可能になります。
  4. 「追加」を選択します。
    結果: 「接続」ウィンドウが現れます。
  5. 接続階層リストから、場所を選択し、「選択」を選択します。 (選択したい接続のすべてに、これを繰り返してください。)
  6. 接続の選択が完了したら、「クローズ」を選択します。
  7. 結果: 接続リストに選択された接続が入っている「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  8. 別の接続をリストに追加するには、ステップ 4 〜 6 を繰り返ししてください。
  9. 接続が、子接続が含まれている親で、その子を検索したい場合は、接続リストから親接続を選択してから、「拡張」を選択します。
    結果: 接続リスト中の当該接続の横に "(拡張)" という語が表示されます。これで、検索では、親接続と関連した関連した資産、および各子接続と関連した資産が得られます。
    注: 接続をリストから除去するには、その接続を選択し、「除去」を選択してください。
  10. 必要な接続をすべて選択して拡張した後で、「了解」を選択します。
    結果: 選択された接続と関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  11. 資産表から資産を選択します。
  12. 資産関連タスクを実行します。

任意の接続と関連しているすべての資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「接続」グループ・ボックスで、「割り当て済み」チェック・ボックスを選択します。
    結果: 「接続」グループ・ボックス内のその他のツールが選択不可能になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: ある接続と関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。資産が接続と関連していない場合は、それらの資産は省略されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

ユーザーによる検索

資産は、資産のユーザーであるか、資産に責任を負う別の 担当者と関連付けることができます。

注: 組織で使用する担当者は、システム・アドミニストレーターが定義しなければなりません。

特定の担当者と関連した資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「一般」タブを選択します
  3. 「ユーザー」グループ・ボックスで、ブラウズ・ツールを選択します。
    結果: 「担当者」ダイアログ・ボックスが現れます。 このダイアログ・ボックスは、ユーザーを検索できるようにするツールを提供します。
  4. 検索基準を「担当者」グループ・ボックス内の検索ボックスのどれかに指定します。(詳しい説明については、担当者のブラウズを参照してください。)
  5. 「検索」を選択します。
    結果: 担当者のいずれかが検索基準と一致する場合は、その名前がダイアログ・ボックスの最下部の担当者リストに表示されます。
  6. 「担当者」リストで、担当者を選択します。
  7. 「選択」を選択します。
    結果: 「名前」ボックスに選択された担当者が入っている「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  8. 「了解」を選択します。
    結果: 担当者に割り当てられているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  9. 資産表から資産を選択します。
  10. 資産関連タスクを実行します。

モデ ルおよび属性による検索

資産は、その 資産カテゴリーモデル、および 属性を基にして検索することができます。これらの記述子によって、資産を極めて特定の方法で分類することができます。

たとえば、ハードウェア資産カテゴリーに該当するコンピューターを検索しようとしているものとします。当該カテゴリーを選択してから、そのカテゴリー内の特定のコンピューター・モデルを選択することによって検索を詳細化することができます。また、検索は、カテゴリーとそのモデルに固有の属性を 1 つ以上定義することによってもさらに詳細化することができます。検索する資産がコンピューターである場合は、カテゴリーとして "Hardware" を、モデルとして "Compaq Deskpro EN 6400" を、さらに属性として "CPU speed = 350 MHz" を指定することができます。属性を検索することによって、極めて特定タイプの資産を検索することができます。

選択するカテゴリーが "親" である (他のサブカテゴリーが含まれているという意味) 場合は、"子" カテゴリーも含まれるように検索を拡張することができます。

資産があるカテゴリーと関連していることが分っているが、カテゴリーの名前が分らない場合は、あるカテゴリーと関連していない資産を省いて、カテゴリーと関連しているすべての資産を検索するように Tivoli Asset Management に指示することができます。

検索には複数の資産カテゴリー、モデル、および属性が含まれていてもかまいません。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用される資産カテゴリー、モデル、および属性を定義しなければなりません。

カテゴリー、モデル、および属性によって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「属性」タブを選択します。
  3. 「カテゴリー」グループ・ボックスで、次のいずれかを行ってください。
    • すべての資産カテゴリーを名前を指定しないで検索したい場合は、「割り当て済み」チェック・ボックスを選択し、ステップ 8 にスキップします。
    • 1 つ以上のカテゴリーの名前を指定したい場合には、「割り当て済み」チェック・ボックスをブランクのままにして、ステップ 4 に進みます。
  4. 「カテゴリー」ダイアログ・ボックスで、「追加」を選択します。
    結果: 「資産カテゴリー」ウィンドウが現れます。
  5. カテゴリー階層リストで、カテゴリーを選択します。
  6. 「選択」を選択してから「クローズ」を選択します。
    結果: カテゴリー・リストに選択されたカテゴリーが入っている「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。カテゴリーに何らかのモデルが含まれている場合には、そのモデルがモデル・リストに表示されます。
    注: 別のカテゴリーをリストに追加するには、ステップ 4〜 6 を繰り返ししてください。
  7. カテゴリーが、子カテゴリーが含まれている親で、その子を検索したい場合は、カテゴリー・リストから親を選択してから、「拡張」を選択します。
    結果: カテゴリー・リスト中の当該カテゴリーの名前の横に "(拡張)" という語が表示されます。これで、検索では、親カテゴリーと関連した関連した資産、および各子カテゴリーと関連した資産が得られます。
    注: カテゴリーをリストから除去するには、そのカテゴリーを選択し、「除去」を選択してください。
  8. モデル・リストで、モデルの名前をクリックし、「選択」を選択することによって、検索したいモデルを選択します。
    結果: リスト中のモデルによって "(選択)" という語が表示されます。
    注: リスト中のすべてのモデルを検索したい場合は、「任意」チェック・ボックスを選択してください。検索を開始する前に、モデルを少なくとも 1 つは選択しなければなりません。
  9. カテゴリーおよびモデルだけを基にして検索を開始したい場合は、ステップ 18 にスキップします。検索する属性値を指定したい場合は、ステップ 10 から続行します。
  10. カテゴリー・リストで、属性を定義したいカテゴリーを選択します。
    注: 「属性式」グループ・ボックスで、属性ボックスの内容は選択されるカテゴリーによって異なります。したがって、属性およびその値を指定する前に、カテゴリーを選択しなければなりません。
  11. 「属性式」グループ・ボックスで、「属性」ドロップダウン・リストから属性を選択します。
  12. 「演算子」ドロップダウン・リストから演算子を選択します。
  13. 値ボックスで値を入力します。
    CPU 速度が 300 MHz より大のコンピューターを検索しようとするものとします。この場合には、属性として CPU を、演算子としてより大 (>) 記号を、さらに値として 300 を指定することになります。
  14. 「追加」を選択します。
    結果: 属性、演算子、および値は属性式リストに追加されます。
  15. 別の属性をリストに追加するには、ステップ 10 〜 14 を繰り返ししてください。
  16. すでにリスト中にある属性を置き換えるためには、その属性を選択し、新規の値を (ステップ 10 〜 13 の説明の通りに) 指定し、「置換」を選択します。
  17. 属性をリストから削除するには、その属性を選択し、「削除」を選択してください。
  18. 「了解」を選択します。
    結果: 指定されたカテゴリー、モデル、および属性と一致しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  19. 資産表から資産を選択します。
  20. 資産関連タスクを実行します。

契約による検索

任意の 資産は、1 つ以上の 契約と関連付けることができます。たとえば、資産はリース契約と関連付けられている場合があるか、あるいは保守契約によって保守が配置されている場合があります。 Tivoli Asset Management は、特定の契約と関連した資産を検索することができます。

注: 組織で使用する契約は、システム・アドミニストレーターが定義しなければなりません。

契約によって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「契約」タブを選択します。
  3. 「一般」グループ・ボックスで、検索基準を 1 つ以上のボックスに次のように指定します。
    • 契約。契約 ID を入力します。契約 ID が分らない場合は、「ブラウズ」ボタンを選択して「契約」ダイアログ・ボックスをオープンし、当該契約を検索します。(指示については、契約のブラウズ を参照してください。)
    • タイプ。ドロップダウン・リストから、契約タイプを選択します。
    • 開始日付。契約の開始日付を指定します。このボックスに直接日付を入力するか、あるいはカレンダー・ツールを使用して「カレンダー」ダイアログ・ボックスから日付を選択することができます。
    • 終了日付。契約の終了日付を指定します。このボックスに直接日付を入力するか、あるいはカレンダー・ツールを使用して「カレンダー」ダイアログ・ボックスから日付を選択することができます。
      注: 検索基準は、ボックスの 1 つだけ、ボックスのすべて、あるいは任意の組み合わせに指定することができます。指定する基準が詳しければ、それだけ検索結果が正確になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 指定された契約と関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

取引先による検索

資産は、各種の 取引先と関連付けることができます。この取引先は、資産を購入した会社、保証サービスの提供者などとすることができます。Tivoli Asset Management は、特定の取引先と関連した資産を検索することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用される取引先を定義しなければなりません。

契約によって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「契約」タブを選択します。
  3. 「取引先」グループ・ボックスで、検索基準を 1 つ以上のボックスに次のように指定します。
    • 1 次。1 次取引先の名前を入力します。
    • 2 次。2 次取引先の名前を入力します。
    • 購買。購買取引先の名前を入力します。
    • 保証。保証取引先の名前を入力します。
      注: 取引先の名前が分らない場合は、これらのボックスのどれかで、「ブラウズ」ボタンを選択して「取引先」ダイアログ・ボックスをオープンし、当該取引先を検索します。
      注: 検索基準は、ボックスの 1 つだけ、ボックスのすべて、あるいは任意の組み合わせに指定することができます。指定する基準が詳しければ、それだけ検索結果が正確になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 指定された 1 つ以上の取引先と関連しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

評価による検索

ユーザーの組織が (購入価格、リース価格、または減価償却費を基にして) 評価を各 資産に割り当てている場合は、Tivoli Asset Management はその価格を基にして資産を検索することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用される評価のタイプを定義しなければなりません。

評価によって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「評価」タブを選択します。
  3. 「評価」グループ・ボックスで、検索基準を 1 つ以上のボックスに次のように指定します。
    • タイプ。ドロップダウン・リストから、評価のタイプを選択します。
    • 演算子。ドロップダウン・リストから、演算子を選択します。
    • 値。値を入力します。値と一緒に通貨記号を入力しないでください。
    • 通貨。ドロップダウン・リストから、値に使用する通貨のタイプを選択します。(詳細については、 Tivoli Asset Management で使用される通貨コードを参照してください。)
      たとえば、購入価格が $2,500 より高額の資産を検索したい場合は、タイプとしての「購買」、より大 (>) 演算子、値 2500、および通貨としての米国ドルを指定することになります。
      注: 検索基準は、ボックスの 1 つだけ、ボックスのすべて、あるいは任意の組み合わせに指定することができます。指定する基準が詳しければ、それだけ検索結果が正確になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 指定された評価基準と一致しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

イベントによる検索

資産は、幾つかのタイプの イベントと関連付けることができます。たとえば、資産の購入と設置によって、保守、交換、および売却などのイベントとして指示される場合があります。その償却期間にわたり、資産は多くのイベントを経る場合があり、これらのイベントは Tivoli Asset Management に記録されます。ユーザーの組織が資産に関係するイベントを追跡している場合は、資産をイベントによって検索することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用されるイベントのタイプを定義しなければなりません。

イベントによって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「評価」タブを選択します。
  3. 「イベント」グループ・ボックスで、検索基準を 1 つ以上のボックスに次のように指定します。
    • イベント。ドロップダウン・リストから、検索の基準として使用したいイベントのタイプを選択します。
    • 開始。イベントが発生した日付範囲の最初の日付を指定します。このボックスに直接日付を入力するか、あるいはカレンダー・ツールを使用して「カレンダー」ダイアログ・ボックスから日付を選択することができます。
    • 終了。イベントが発生した日付範囲の最後の日付を指定します。このボックスに直接日付を入力するか、あるいはカレンダー・ツールを使用して「カレンダー」ダイアログ・ボックスから日付を選択することができます。
      注: 検索基準は、ボックスの 1 つだけ、ボックスのすべて、あるいは任意の組み合わせに指定することができます。指定する基準が詳しければ、それだけ検索結果が正確になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 指定された日付範囲内で指定されたイベントが発生したすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。

TME 10 詳細情 報による検索

資産情報を Tivoli Management Environment (TME 10) システムからインポートすると、TME 10 がコンパイルする資産に関する詳細の一部を利用することができます。この詳細情報が役立つのは、検索する資産がコンピューターの場合だけです。

TME 10 詳細情報によって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「TME 10」タブを選択します。
    結果: 多くの検索ボックスがある「TME 10」タブが表示されます。
    注: 検索ボックスは編集可能ドロップダウン・リストであり、これは値をリストから選択できるかあるいは別の値をボックスに入力できるという意味です。
  3. 「共通」グループ・ボックスから、以下を指定します。
    • ソース名。資産データのソースを指定します。
    • ブートされる OS。資産によって使用されるオペレーティング・システムを指定します。
    • ブートされる OS のバージョン。資産によって使用されるオペレーティング・システムのバージョン (Windows 98、OS/2、など) を指定します。
    • メモリー。RAM 容量 (MB) を指定します。たとえば、RAM が 128 MB の場合は 128。
    • スペース (KB)。RAM 容量 (MB) を指定します。たとえば、128760。
  4. 「プロセッサー」グループ・ボックスから、以下を指定します。
    • モデル。プロセッサー・タイプを指定します。
    • 速度。CPU の速度を指定します。
    • 名前。資産の接続先のネットワークの名前を指定します。
    • プロトコル。ネットワークで使用される通信プロトコルを指定します。
    • モデル。モニターのモデルを指定します。
    • サイズ。モニターのディスプレイ・サイズを指定します。
    • メーカー。モニターのメーカーを指定します。
  5. 「PC 固有」グループ・ボックスから、以下を指定します。
    • 基本メモリー (KB)。基本メモリー容量 (KB) を指定します。
    • 拡張メモリー (KB)。拡張メモリー容量 (KB) を指定します。
    • モデル。プロセッサー・モデル・タイプを指定します。
    • アーキテクチャー。プロセッサー・アーキテクチャー・タイプを指定します。
  6. 「UNIX 固有」グループ・ボックスから、以下を指定します。
    • メーカー (CD)。CD ドライブのメーカーを指定します。
    • モデル (CD)。CD ドライブのモデルを指定します。
    • メーカー (磁気テープ・ドライブ)。磁気テープ・ドライブのメーカーを指定します。
    • モデル (磁気テープ・ドライブ)。磁気テープ・ドライブのモデルを指定します。
  7. 「了解」を選択します。
    結果: 指定された検索基準と一致しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  8. 資産表から資産を選択します。
  9. 資産関連タスクを実行します。

SMS 詳細情報によ る検索

資産情報を Microsoft System Management Server (SMS) システムからインポートすると、SMS がコンパイルする資産に関する詳細の一部を利用することができます。この詳細情報が役立つのは、検索する資産がコンピューターの場合だけです。

SMS 詳細情報によって資産を検索する場合は、次の通りです。

  1. 「拡張資産検索」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「SMS」タブを選択します。
  3. 検索ボックスは編集可能ドロップダウン・リストであり、これは値をリストから選択できるかあるいは別の値をボックスに入力できるという意味です。検索基準を 1 つ以上のボックスに次のように指定します。
    • ソース名。資産データのソースを指定します。
      注: 他の検索ボックスが取り込まれる前に、データ・ソースを選択しなければなりません。
    • OS。資産によって使用されるオペレーティング・システムを指定します。
    • OS のバージョン。資産によって使用されるオペレーティング・システムのバージョン (Windows 95、OS/2、など) を指定します。
    • ソフトウェア。資産が使用中のソフトウェアのタイプを指定します。
    • ネットカード・メーカー。資産のネットワーク・インターフェース・カードのメーカー名を指定します。
    • ネットワーク・タイプ。資産の接続先のネットワークのタイプを指定します。
    • ゲートウェイ。資産のネットワーク・ゲートウェイの名前を指定します。
    • ディスプレイ。資産によって使用されるモニターのタイプを指定します。
    • メーカー。資産のメーカーを指定します。
    • RAM。最初のドロップダウン・リストから、演算子を選択します。2 番目のドロップダウン・リストで RAM 容量 (MB) を指定します。たとえば、16 MB より大きな RAM が含まれている資産を検索したい場合は、最初のドロップダウン・リストでより大 (>) 演算子を選択し、2 番目のドロップダウン・リストに 16 と入力します。
    • CPU。CPU の速度を指定します。
    • タイプ。資産によって使用されるプロセッサーのタイプを指定します。
    • ドライブ・タイプ。資産によって使用されるハード・ディスクのタイプ (SCSI、IDE、など) を指定します。
    • ファイル・システム。資産によって使用されるファイル・システム (FAT16、FAT32、など) を指定します。
      注: 検索基準は、ボックスの 1 つだけ、ボックスのすべて、あるいは任意の組み合わせに指定することができます。指定する基準が詳しければ、それだけ検索結果が正確になります。
  4. 「了解」を選択します。
    結果: 指定された検索基準と一致しているすべての資産が表示されている「資産リスト」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  5. 資産表から資産を選択します。
  6. 資産関連タスクを実行します。