Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Interface Designer の手引き
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メニュー、ツールバー、パターン、オンライン・ヘルプなどの機能強化を追加すると、アプリケーションがより使いやすくなります。こうした機能強化を追加するには、その前にまずメニューおよびツールバーのスタイルを設定しなければなりません。次にそのメニューおよびツールバーをフォームと同じ名前で名前変更してください。それらは自動的にそのフォームに「接続する」ことになります。
パターンは、テキスト・ボックスのテンプレートであり、入力された情報の形式に関する視覚的合図をユーザーに提供するために使用されます。パターンは、リソース・ファイル中にコントロール記述の一部として指定されます。
使用可能な 6 つのパターン・タイプがあります。
- 日付および時刻は、日付および時刻を入力するための地域認識入力マスクを提供します。
- 整数 は、整数を入力するための入力マスクを提供します。
- 実数 は、実数値のための入力マスクを提供します。
- パスワード は、入力されたすべての文字を * で置き換えます。
- カスタム によって、テキスト・ボックスにテキストを入力するためのカスタム記述が使用可能になります。
- なし は、パターン・タイプはないことを示します。
すべてのパターンは、入力マスクと表示マスクからなります。入力マスクは、ブランクと非ブランク文字からなり、ユーザーに対して表示されませんが、入力可能なものを制限します。たとえば、ユーザーが社会保険フィールドには数字だけを、名前フィールドには英字だけを入力できるように制限することができます。両方の表示マスクとも、文字フラグを使用して定義されます。
入力マスクは、テキスト・ボックスに入力すべきものをユーザーに示す視覚的合図ですが、ユーザーは何を入力してもかまいません。たとえば、社会保障番号の入力マスクは次のようになります。
nnn-nn-nnn
また、電話番号の入力マスクは次のようになります。
nnn-nnn-nnnn
表示マスクと異なり、入力マスクはユーザーに表示されます。
入力マスクは、文字フラグからなり、ユーザーがパターンに入力できるものを定義します。文字フラグは次の 1 つにすることができます。
- 英字 = テキスト・ボックスの項目を英字のみに制限します。
- 数字 = テキスト・ボックスの項目を数字のみに制限します。
- 任意 = 項目は、英数字とすることができ、さらに記号も含みます。
文字フラグは、有効文字を使用してカスタマイズすることができます。たとえば、運転者の免許証番号が入力されるコントロールを作成し、その番号が大文字で始まる場合には、数字の文字フラグを選択し、それを有効文字の "A" でカスタマイズすることができます。これにより、ユーザーは、最初の位置に 1 文字の英大文字を入力することができます。フィールドの残りは、数字のままです。
有効文字は次の通りです。
- a = 大文字または小文字の英字
- l = 小文字の英字
- A = 大文字の英字
- # = 数字
- V = 有効文字リスト
- 0 = 英数字
- スペース = 文字は入力できません (ユーザーには読み取り専用)
埋め込みフラグ
埋め込みフラグは、次のものからなります。
- 逆 - パターンを右から左に埋めます
- すべて埋め込み - 入力マスク中のすべての非ブランク位置に有効文字が入力されるまで、パターンを無効とします
Interface Designer の事前定義パターンは、フォームに追加するほとんどあらゆるタイプのコントロールに対応できます。しかし、独自のパターンを作成したい場合には、次の手順に従ってください。
パターンの作成:
- Interface Designer をオープンします。
- パターンを定義したいフォームが含まれるリソース・ファイルをオープンします。
- パターン・タブを選択します。
- 「追加」を選択します。
結果: Pattern Artist ダイアログ・ボックスが現れます。
- 次の表を使用して、アプリケーションに適切な情報を入力してください。
フィールド |
説明 |
パターン ID |
新規パターンの名前。 |
記述 |
パターンの記述。 |
表示マスク |
入力できるものをコントロールするフォーマット。たとえば、数字のみからなる電話番号マスクを使用する場合には、ユーザーは、数字以外の他のどのような文字も入力できなくなります。 |
入力マスク |
入力マスクはフィールドに現れますが、ユーザーが入力できるものをコントロールしません。たとえば、電話番号の入力マスクは、nnn-nnn-nnnn として現れますが、これにより、表示マスクが数字専用に構成されていない場合に、ユーザーがフィールドに英字を入力できなくなることはありません。 |
有効文字 |
有効文字のリストがここに 表示されます。 |
充てん文字 |
コントロール項目が完了していない時に、テキスト・ボックスに挿入される文字。 |
テスト・パターン |
テスト・パターン。 |
文字 |
ユーザーがパターンに入力できるデータのタイプを制限します。英字、数字、任意文字 |
埋め込み |
どのように充てん文字が挿入されるかを指定します。
- 逆は、文字を右から左に挿入します。
- すべて埋め込みは、すべての非ブランク・スペースに文字を挿入します。
|
- 「適用」または「了解」を選択します。
- パターンをフォーム上のテキスト・ボックスに関連付けます。テキスト・ボックス・コントロールによるパターンの指定の詳細については、「コントロールの設計」を参照してください。
事前定義およびユーザー定義のパターンをテキスト・ボックスに適用することができます。
パターンをテキスト・ボックスに適用するには、次のようにしてください。
- Interface Designer をオープンします。
- 少なくとも 1 つのフォームが入っているリソース・ファイルをオーブンします。
- 使用したいフォームをオープンします。
- パターンを適用したいテキスト・ボックスをダブルクリックします。
- テキスト・ボックス・タブを選択します。
- 「パターン・タイプ」リストから、使用したいパターンを選択します。
- 「適用」または「了解」を選択します。
パターンは、実行時アプリケーションで使用されるものを含めて、どのテキスト・ボックスからも関連付けを解除することができます。パターンがテキスト・ボックスから関連付けを解除されると、テキスト・ボックスにどの文字でも入力することができます。
パターンとテキスト・ボックスの関連付けを解除するには、次のようにしてください。
- Interface Designer をオープンします。
- フォームを含むリソース・ファイルをオープンします。
- 使用したいフォームをオープンします。
- パターンの関連付けを解除したいコントロールをダブルクリックします。
- テキスト・ボックス・タブを選択します。
- 「パターン・タイプ」リストから、「なし」を選択します。
メニューは、コマンド・プロンプトを使用せずにコマンドにアクセスするためにフォームでよく使用されます。このセクションでは、ウィンドウとなるフォームのメニューを作成する方法について説明します。
注: Interface Designer によって、サブメニュー付きのメニューをビルドすることができますが、最初にメニューおよびツールバーのスタイルを設定しなければなりません。次にそのメニューおよびツールバーをフォームと同じ名前で名前変更してください。それらは自動的にそのフォームに「接続する」ことになります。
ウィンドウの新規フォームを作成する時、あるいは既存のフォームを処理する時には、メニューを作成することができます。この場合、指示は既存のフォームに対するものです。
注: 必ずしもメニューをフォームに関連付ける必要はありません。 「メニュー」タブが「TDT Interface Designer」ウィンドウに表示されない場合には、「オプション」メニューから「プリファレンス」を選択し、次に「メニュー・ページの表示」チェック・ボックスをクリックし、「了解」ボタンをクリックしてその変更を保管します。
メニューを作成するには、次のようにしてください。
- Interface Designer をオープンします。
- 少なくとも 1 つのフォームが入っているリソース・ファイルをオーブンします。
- メニュー・タブを選択します。
- 「追加」を選択します。
結果: Menu Designer ダイアログ・ボックスが現れます。
- メニュー名をクリックします。
結果: メニューに関連した名前が「メニュー名」ボックスに現れます。
- 「メニュー名ブラウズ」ボタンを選択します。
- 「固有 ID」ダイアログ・ボックスに固有なメニュー名を入力して、「了解」を選択します。
結果: 「固有 ID」ダイアログ・ボックスがクローズされ、入力したメニュー名が Menu Designer ダイアログ・ボックス上の「メニュー名」テキスト・ボックスに現れます。メニュー名は開発用の過ぎず、ユーザーには表示されません。
- 「メニュー・テキスト」ボックスに、メニューに現わしたいテキストを入力します。
- 「スタイル」グループ・ボックスの下で次のスタイルを選択します。
- 区切り記号。メニュー・コマンド間に区切り記号を使用することができます。
- 使用不可。メニュー選択が使用可能であるかどうかを決定します。
- チェック可能。ユーザーが選択した時に、メニュー・コマンドをオンまたはオフに切り換えることができます。
- チェック済み。チェック可能メニュー・コマンドのデフォルト状態を決定します。
注: 区切りを選択した場合には、メニューに 1 行のブランクの区切り行が現れます。これにより、前にメニュー・コマンドに関連付けられていたテキストが消えます。
- 「更新」を選択します。
- 「了解」を選択します。
「後に追加」をクリックすることによって、同じメニュー・レベルで別のメニューを追加することができます。
サブメニューは、メニューの下に現れます。メニューにサブメニューを作成することができる他に、サブメニューを別のサブメニューにネストすることができます。
サブメニューを追加するには、次のようにしてください。
- 少なくとも 1 つのフォームが入っているリソース・ファイルをオーブンします。
- メニュー・タブを選択します。
- サブメニューを追加したいメニューを選択した、「更新」をクリックします。
結果: Menu Designer ダイアログ・ボックスが現れます。
- メニュー・リストでサブメニューを追加したいメニューをクリックします。
- 下に追加を選択します。
結果: デフォルトの名前 NEW_ITEM1 をもつ新規サブメニューが選択済みメニューの下に現れます。
- 「新規サブメニュー名」をクリックします。
結果: 「メニュー名」および「メニュー・テキスト」ボックスは、デフォルト情報を取り込みます。
- 固有のメニュー名、メニュー・テキスト、およびヘルプ (必要な場合) を指定します。
- 「更新」を選択します。
結果: デフォルト・サブメニューは、新規メニュー・テキスト、また指定した他の情報によって置き換えられます。
- 「了解」を選択します。
この手順を繰り返すことによって、サブメニューにサブメニューを追加することができます。これを行うには、メニューの代わりにサブメニューを選択してから、「下に追加」をクリックしてください。(「後に追加」をクリックすることによって、同じサブメニュー・レベルで別のサブメニューを追加することができます。)
メニューをテストするには、次のようにしてください。
- ツリー構造でメニューを選択します。
- 「テスト」を選択します。
結果: 作成したメニュー構造およびテキストをもつポップアップ・メニューが現れます。
- どこかをクリックして、ポップアップ・メニューをクローズします。
- 「了解」を選択します。
メニューを削除するには、次のようにしてください。
- ツリー構造中でメニューまたはサブメニューをクリックします。
- 「削除」をクリックします。
結果: 他のサブメニューの「親」であるメニューまたはサブメニューを選択した場合には、メニューに対する変更を更新するかどうかを尋ねるプロンプトが現れます。そうでない場合には、選択したメニューが削除され、メニューのリストから除去されます。
- 「了解」を選択します。
ツールバーによって、プログラムは、これを使用しない場合より「使いやすい」方法で動作することができます。ツールバー上のボタンは、目に見える簡略記号として働きます。すなわち、ボタンは、ユーザーが覚えておく必要がないメニュー・コマンドを表します。ボタンはまた、よく使用されるコマンドをアクセスしやすくします。
このセクションでは、ウィンドウとなるフォームにツールバーを追加する方法について説明します。
注: ツールバーを作成するには、「オプション」メニューから「プリファレンス」を選択し、次に「ツールバー・ページの表示」チェック・ボックスをクリックし、「了解」をクリックしてその変更を保管します。
ツールバーは、いつでもフォームに追加することができません。
ツールバーを作成するには、次のようにしてください。
- Interface Designer をオープンします。
- ツールバー・タブを選択します。
- 「追加」をクリックします。
結果: 「ツールバー・プロパティー」ダイアログ・ボックスが現れます。デフォルトのツールバー名 NEW_TOOLBAR1 が「ツールバー名」テキスト・ボックスに現れます。
注: 自動プロパティー・シート・フォームの優先設定を選択した場合には、新規ツールバーを作成する時に、「ツールバー・プロパティー」プロパティー・シートが自動的に現れます。
- 「ツールバー名ブラウズ」ボタンを選択します。
- 「固有 ID」ダイアログ・ボックスに固有な名前を入力してデフォルトのツールバー名を置き換え、「了解」を選択します。
結果: 「固有 ID」ダイアログ・ボックスがクローズされ、入力したツールバー名が「ツールバー・プロパティー」ダイアログ・ボックス上の「ツールバー名」テキスト・ボックスに現れます。
ツールバーのボタンを追加するには、次のようにしてください。
- ツールバー・タブを選択します。
- ボタンを追加したいツールバーをクリックします。
- 「更新」をクリックします。
- 「ツールバー・プロパティー」ダイアログ・ボックスから、開発用にボタンを表すストリング ID を「アイテム ID」テキスト・ボックスに入力します。
- 「アイコン・ファイル・ブラウズ」ボタンをクリックします。
- ボタンに現わしたいアイコン・ファイルを選択します。
- ボタンのツールの説明テキストを作成するには、「ヘルプ・テキスト」ボックスにテキストを入力してください。
- 「追加」を選択します。
結果: 入力したアイテム ID、アイコン・ファイル、およびヘルプ・テキスト情報によって表されるボタンがリストに現れます。
- 追加のボタンを追加するには、必要に応じてステップ 5-9 を繰り返します。
- ボタンを追加順序と異なる順序にしたい場合には、「上に移動」ボタンと「下に移動」ボタンを使用して、順序を変更してください。
注: ツールバーが縦方向に現れる場合には、リストの最上部のボタンはツールバーの最上部に現れます。ツールバーが横方向に現れる場合には、リストの最上部のボタンは左側の最初のボタンになります。
- 「更新」を選択します。
- 「了解」を選択します。
区切りによって、ボタン間にスペースを入れることができるので、ツールバーの外観がより明確になり、このためツールバーが視覚的に使いやすくなります。
ツールバーに区切り線を追加するには、次のようにしてください。
- 処理したいフォームを含むリソース・ファイルをオープンします。
- ツールバー・タブを選択します。
- 使用したいツールバー名をダブルクリックします。
- 「ツールバー・プロパティー」ダイアログ・ボックスから、使用したいツールバー・フォームの名前をクリックします。
- 「区切り線」を選択します。
結果: ツールバーのリストの一番下に区切りが現れます。
- 「上に移動」または「下に移動」を選択して、ツールバー・ボタン間で区切りを移動します。
- ステップ 6-7 を繰り返して、追加の区切り線を追加します。
- ボタンを追加順序と異なる順序にしたい場合には、「上に移動」ボタンと「下に移動」ボタンを使用して、順序を変更してください。
- 「更新」を選択します。
- 「了解」を選択します。
ハイパーテキスト・コントロールは、エンド・ユーザーに対してオンライン情報を提供するもので、テキスト、音、およびイメージを組み込むことができます。これは、外部プログラムにもリンクすることができます。ハイパーテキスト・コントロールは、オンライン・ヘルプを置き換わるものではありませんが、情報を表示する代替方法となります。
ハイパーテキスト・コントロールは、フォームがオープンされている限り、見ることができます。ハイパーテキスト・コントロールは、テキスト付きの複数行項目ボックスとして現れます。テキストは、色付きテキストまたはボタンとして表します。
ボタンは、実行時に通常テキストと異なる色で現れます。ボタンがクリックされると、リンクされたアイテムを含む TSD Developer's Toolkit ハイパーテキスト・ビューアーが現れます。
次に作成できるボタンのタイプを示します。
- 数値
- 英字
- イメージ
- 外部ファイル
- 検索ストリング
- 外部プログラム
- マーカー・タグ
ボタンは、ハイパーテキスト・ストリング・タグを使用して作成します。
ハイパーテキスト・ボタンを作成するには、次のようにしてください。
- 使用したいフォームを含むリソース・ファイルをオープンします。
- 使用したいフォームをオープンします。
- 「コントロール・パレット」から、ハイパーテキスト・ボタンをクリックします。
- フォーム上で、ボタンを現わしたいところでマウス・ポインターをクリックし、ボタンの外形が所要のサイズになるまで、マウス・ポインターをドラッグします。
注: 自動プロパティー・シート・フォームの優先設定を選択した場合には、新規コントロールを作成する時に、「コントロールのプロパティー」プロパティー・シートが自動的に現れます。
- ハイパーテキスト・コントロールを右クリックします。
- 「プロパティー」を選択します。
- 必要に応じて基本タブまたはヘルプ・タブのプロパティーを設定します。
- ハイパーテキスト・タブを選択します。
- ハイパーテキスト・ボタンに適用されるスタイルを選択します。
- WordWrap なしは、ユーザーがハード・キャリッジ・リターンを使用してテキストを手操作で次の行に折り返さなければならないことを意味します。
- フォーマットなしでは自動的なワード・ラップが行われます。
- なしでは行のフォーマットは行われません。
- 次の表を使用して、「開始テキスト」ボックスに適切なハイパーテキスト・タグを入力してください。
注: ハイパー・タグの各例では、ボタン名は、ユーザーが見るものを表します。
タグ |
目的 |
構文 |
スタイル選択項目 |
英字ボタン |
英字 ID を Developer's Toolkit プログラムに渡します |
[[Button Name|LABEL labeltext]] |
適用されません |
外部ファイル |
外部ファイルに対するリンクを作成します |
[[Button Name|FILE filename ATTRIBUTES]] |
- ワード・ラップなしは、ユーザーはハード改行を使用して手動でテキストを次の行に折り返さなければならないという意味です。
- フォーマットなしでは自動的なワード・ラップが行われます。
- なしでは行のフォーマットは行われません。
|
外部プログラム |
外部プログラムに対するリンクを作成します。プログラムの実行可能ファイルは、.exe という拡張子をもたなければなりません。指定する引き数は、コマンド・プロンプト引き数としてプログラムに渡されます。 |
[[Button Name|RUN program name ARGUMENTS]] |
適用されません |
ハイパーテキスト・リンク |
URL へのハイパーテキスト・リンクを作成します。このリンクによって、Web ブラウザーの環境変数で指定されたインターネット・ブラウザーが立ち上がります。 URL 名は、ftp、ftp、および news とすることができます。 |
[[text | URL name]] |
テキストは、青のブロックとして現れます。 |
イメージ |
イメージ・ボタンを作成します。 |
[[Button Name|IMAGE filename ATTRIBUTES]] |
- スクロールは、ハイパーテキスト・ウィンドウ上にスクロール・バーを作成します。
- クリップは、イメージを枠に合うように切り取ります。
- スケールは、イメージ全体がハイパーテキスト・ウィンドウに収まるようにします。
|
ジャンプ・タグ |
タグ・リストでジャンプの後のテキストに一致するマーカーを検索します。一致が見つかると、そのマーカーを含む行がビューアーの一番上に位置付けられます。また、ハイパーテキスト・ビューは、EventJump を処理して、ファイルで使用されるマーカーのリストを保持します。 |
[[text | Jump marker name]] |
適用されません |
マーカー・タグ |
テキストに目に見えないマーカーを入れます。 |
[[text | Marker marker name]] |
適用されません |
数字ボタン |
TSD Script プログラムに数字ボタンを渡します。 |
[[Button Name|ID id_number]] (Button Name は、ユーザーに表示されるテキストです) |
適用されません |
検索ストリング |
指定されたテキストをハイパーテキスト・ビューアー中で検索します。 |
[[Button Name|SEARCH search text]] |
適用されません |
サウンド・ファイル |
サウンド・ファイルへのリンクを作成します。 |
[[Button Name|PLAY filename]] |
適用されません |
- 設定プロパティーを完了したら、「適用」または「了解」を選択します。
注: リンクをクリックすると、TSD Developer's Toolkit ビューアーが表示されます。
2 通りの方法でコントロールおよびフォームのコンテキスト依存オンライン・ヘルプを作成することができます。
- ヘルプ・テキストを Interface Designer に直接に追加
- ヘルプ・ファイルをコントロールまたはフォームにリンク
フォームにリンクされたヘルプ・ファイルは、次の 1 つの区域に常駐しなければなりません。
オンライン・ヘルプを追加するには、次のようにしてください。
- 表示するプロパティーに関係するコントロールまたはフォームをダブルクリックします。
- ヘルプ・タブを選択します。
- 次の 1 つを実行してください。
- Interface Designer から直接にヘルプ・テキストを追加したい場合には、「ヘルプ・テキスト」オプション・ボタンを選択して、「ヘルプ・テキスト」オプション・ボタンの下のボックスにヘルプ・テキストを入力してください。
- ヘルプ・ファイルにリンクしたい場合には、「ヘルプ・ファイル」オプション・ボタンを選択して、ファイルのパスをテキスト・ボックスに入力してください。ファイルがどこにあるか不明の場合には、「ブラウズ」ボタンを使用してそのファイルを見つけ、ファイル名を選択してください。
- 「適用」または「了解」を選択します。
注: フォームでは Developer's Toolkit のヘルプ・テキスト・タグしか使用することができません。
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