統計レポートの使用


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Change Management 管理

概説

統計レポートの使用

統計レポートを使用することによって、作成された変更のタイプ、状況、および承認状況をモニターすることができます。

変更処理がどのように進行し、変更がどのように処理されるかをモニターすることができます。たとえば、統計レポートによって、承認、保留、フリーズ、拒否などされた変更の数を判断することができます。

これらのレポートの統計は、使用する環境に関係するものではありますが、時の変化に対応するものであり、Change Management システムについての情報をタイムリーに提供します。


タスク

統計レポートの実行

統計レポートは、Tivoli Change Management から実行することができます。

統計レポートを実行するには、次のようにします。

  1. 「ユーティリティー」メニューから「統計」を選択します。
    結果: 「統計」ダイアログ・ボックス「基準」タブが現れます。
    「基準」タブでは、レポートを定義するための各種のボックスのうちの 1 つ、その多く、またはそのすべてを選択することができます。
  2. 「組織」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、レポートの対象となる組織を選びます。
  3. 「カテゴリー」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、レポートの変更カテゴリーを選びます。
  4. 「割り当て先」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、レポート中の変更に割り当てられた担当者を選びます。
  5. 「コスト・センター」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、レポート中の変更を適用する際の会計責任がある組織を選びます。
  6. 「場所」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、レポート中の変更に割り当てられた物理的な場所を選びます。
  7. 「エリア」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、要求を実行する責任がある組織を選びます。
  8. 「状況」ボックスの横で、「ブラウズ」ボタンを選択して、レポートに使用される変更の状況を選びます。
  9. 「開始および終了日付」ボックスの横で、「カレンダー」ボタンを選択して、レポートの日付範囲を選びます。
  10. 「日付」タイプの下で、変更について「要求日付」または「必要日付」のタイプのいずれかを選択します。
  11. 「統計」タブを選択します。
    結果: 「統計」ダイアログ・ボックスの「統計」タブが現れます。
    「統計」タブでは、レポートを定義するための各種のボックスのうちの 1 つ、その多く、またはそのすべてを選択することができます。
  12. 「変更数」の下では、「統計」ダイアログ・ボックスの「基準」タブの基準に一致する変更の合計数を表示するためのボックスを選択します。
  13. 「比率」の下では、それぞれの状況タイプで処理依頼された変更のパーセントを表示するボックスを選択します。
  14. 「変更所有」の下では、「基準」タブからの基準に一致する変更をもつユーザーおよび場所の合計数を表示するチェック・ボックスを選択します。
  15. 「宛先」を選択します。
    結果: 「宛先」ダイアログ・ボックスが現れます。
  16. 「宛先」の下では、レポート出力を送りたい宛先を選びます。
    「ファイル」オプションを選択した場合には、レポートを保管できるファイルの名前および位置を指定しなければなりません。
  17. 「スケジュール」を選択します。
    結果: レポートが実行され、その結果が「統計」ダイアログ・ボックスの「統計」タブに現れます。
  18. 次の 1 つを実行してください。
    • レポートを印刷するには、「印刷」を選択します。
    • 「クローズ」を選択します。
      結果: 「Tivoli Service Desk」ウィンドウが現れます。

統計レポートのスケジューリング

TCM スケジューラーを使用して、指定された間隔で自動的に実行されるようにレポートをセットアップすることができます。TCM スケジューラーにレポートを追加して、それを使用可能にすると、レポートはそれ以上の介入なしに指定された間隔で実行を続けます。詳細については、「TCM スケジューラーの使用」を参照してください。

TCM スケジューラーに統計レポートを追加するには、次のようにします。

  1. 「ユーティリティー」メニューから「統計」を選択します。
    結果: 「統計」ダイアログ・ボックス「基準」タブが現れます。
  2. 「基準」タブで、必要に応じて関係するそれぞれのボックスに情報を指定し、実行したい統計レポートを定義します。
  3. 「統計」タブを選択します。
    結果: 「統計」ダイアログ・ボックスの 「統計」ダイアログ・ボックスが現れます。
    注: TCM スケジューラーから実行される統計レポートには、「統計」タブで選択したボックスに関係なくすべての統計が含まれます。
  4. 「宛先」を選択します。
  5. 「宛先」の下では、レポート出力の宛先を選びます。
    「ファイル」オプションを選択した場合には、レポートを保管できるファイルの名前および位置を指定しなければなりません。
  6. 「スケジュール」を選択します。
    結果: レポートが実行され、通知メッセージが現れます。
  7. 「了解」を選択します。
    結果: レポートがスケジュールされます。
  8. TCM スケジューラーでは、レポートを指定された間隔で自動的に実行されるようにします。