資産の移転


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Asset Management


概説

資産の移転について

Tivoli Asset Management の移転機能を使用することによって、 資産を一括して移転することができます。この機能が役立つのは、資産のグループをある コスト・センター位置、または担当者から別のものに移動しなければならない場合です。その他の資産関連情報はどれも移転によって変更されません。資産のグループを同時に移転することによって、移転を指示するために個々の資産を編集する必要がなくなります。

「移転」ダイアログ・ボックス

「移転」ダイアログ・ボックスによって、指定の コスト・センター位置、担当者、またはこの 3 つの任意の組み合わせと関連した 1 つ以上の 資産を検索することができます。その後で、得られた資産のどれかまたはすべてを選択し、その資産を新規コスト・センター、位置、担当者、または任意の組み合わせに移転することができます。

「移転」ダイアログ・ボックスにアクセスするには、次のいずれかを行ってください。

  • 「資産」メニューから Asset Management ユーザープロファイルを使用中の場合は、「移転」選択します。
  • ヘルプ・メニューから、ユーザーのシステム・プロファイルを選択し、「資産移転」の下にある指示事項に従います。

タスク

資産の移転

「移転」ダイアログ・ボックスを使用して任意の数の 資産をある コスト・センター位置、または担当者から別のものへいつでも移転することができます。

注: システム・アドミニストレーターは、組織によって使用されるコスト・センター、位置、および担当者を定義しなければなりません。

資産を移転する場合は、次の通りです。

  1. 「移転」ダイアログ・ボックスをオープンします。
  2. 「移転元」グループ・ボックスで、移転する資産を検索します。検索基準を 1 つ以上のボックスに指定します。
    • コスト・センター。資産の現行コスト・センターの名前を入力します。コスト・センターの名前が分らない場合は、「ブラウズ」ブラウズを選択して「組織」ウィンドウをオープンし、組織階層リストから現行コスト・センターを選択します。
    • 位置。資産の現行位置の名前を入力します。位置の名前が分らない場合は、「ブラウズ」ブラウズを選択して「位置」ウィンドウをオープンし、位置階層リストから現行位置を選択します。
    • 担当者。資産と現在関連している担当者の名前を入力します。担当者の名前が分らない場合は、「ブラウズ」ブラウズを選択して「担当者」ウィンドウをオープンし、現在関連している担当者を選択します。(「担当者」ダイアログ・ボックスを使用する際の詳細については、 担当者のブラウズを参照してください。)
  3. 「検索」を選択します。
    結果: 検索基準と一致する資産があれば、その資産が「移転元」グループ・ボックスの資産リストに表示されます。ステップ 5 で、移転するこれらの資産の 1 つ以上を選択します。
  4. 「移転先」グループ・ボックスで、資産の移転先の新規コスト・センター、位置、または担当者 (あるいはそのすべて) を指定します。また、次の 1 つ以上を指定します。
    • コスト・センター。資産を別のコスト・センターに移転したい場合は、その名前を入力します。コスト・センターの名前が分らない場合は、「ブラウズ」ブラウズを選択して「組織」ウィンドウをオープンし、組織階層リストから新規コスト・センターを選択します。
    • 位置。資産を別の位置に移転したい場合は、その名前を入力します。位置の名前が分らない場合は、「ブラウズ」ブラウズを選択して「位置」ウィンドウをオープンし、位置階層リストから新規位置を選択します。
    • 担当者。資産を別の担当者に移転したい場合は、その名前を入力します。担当者の名前が分らない場合は、「ブラウズ」ブラウズを選択して「担当者」ダイアログ・ボックスをオープンし、新規担当者を選択します。(「担当者」ダイアログ・ボックスを使用する際の詳細については、 担当者のブラウズを参照してください。)
  5. 資産リストの「移転元」グループ・ボックスで、選択ボタンを使用して移転する 1 つ以上の資産を次のように選択します。
    • >>すべて。このツールを選択してすべての資産を移転元グループから移転先グループに移動します。これですべての資産が移転されます。
    • >>. 資産を個々に移転したい場合は、移転元グループから資産を選択してから、>> ツールを選択してその資産を移転先グループに移動します。移転先グループに移動したい資産ごとに、この手順を繰り返してください。
    • <<. 資産を移転元グループから移転先グループに移動してから気が変わった場合は、その資産を選択し、「<<」ボタンを選択して資産を戻します。移転元グループに戻したい資産ごとに、この手順を繰り返してください。
    • <<すべて。移転先グループのすべての資産を移転元グループに戻すことに決めた場合は、このツールを選択します。
  6. 検索で見つからない追加資産を移転したい場合は、ステップ 7 に進みます。選択された資産を即時に移転可能な場合は、ステップ 11 にスキップします。
  7. 「組み込み」を選択します。
    結果: 「資産のクィック検索」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  8. 「資産のクィック検索」ダイアログ・ボックスで、追加の資産を検索します。(詳細な指示については、クィック検索による資産の検索を参照してください。)
    結果: 検索基準と一致する資産があれば、その資産が資産表に表示されます。
  9. 資産表から資産を選択してから、「選択」を選択します。
    結果: 移転先グループに追加の資産がリストされた「移転」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  10. 組み込みたい追加資産ごとに、ステップ 7 〜 9 を繰り返してください。
  11. 「了解」を選択します。
    結果: 資産が移転されます。