Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Script 言語解説書

DDE ステートメント

メイン・ページに戻る


DDEAdvise

説明

要求されたトピックと関連付けられたデータが変更された時に、アプリケーションにアドバイスするよう DDE サーバーに要求します。

構文

 FUNCTION DDEAdvise(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW,
                    VAL topic:STRING,VAL Flag: INTEGER)
                    : INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーションからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。
Flag 要求されたアドバイスのタイプを示すフラグ。使用可能な値は次の通りです。
  • $DDEack - パートナーから承認を要求します
  • $DDENoData - (DDE データ・メッセージによって) データが変更された時にはアドバイスしますが、そのデータを渡しません。

DDEAdvise は、トピックと関連付けられたデータが変更された時にはいつも $MsgDDEData をウィンドウ・ハンドルに通知するよう、DDE サーバーに要求します。このような方法で送られたデータ・メッセージは、状況フラグ中の DDEResponse ビットが設定されていません。DDEAdvise メッセージは、 DDEUnAdvise により取り消すことができます。

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了
-2 不明の値
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください

詳細については、TSD Script メッセージ を参照してください


DDEData

説明

要求しているアプリケーションに DDE 経由でデータを送ります。

構文

 FUNCTION DDEData(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW,
 VAL topic,data: STRING,
 VAL Flag: INTEGER): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。 通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。
data パートナー・アプリケーションに送られるデータ。
Flag 要求されたアドバイスのタイプを示すフラグ。使用可能な値は次の通りです。
  • $DDEack - パートナーから承認を要求します
  • $DDENoData - (DDE データ・メッセージによって) データが変更された時にはアドバイスしますが、そのデータを渡しません。

DDEData は、$MsgDDERequest に応じてデータを送ります。これは、アプリケーションが要求したデータも送ります。DDEPoke は、アプリケーションに非送信請求データを送るために使用されます。

     TYPES
 DDEREC IS RECORD
 partners: LIST OF DDEPARTNERREC;
 whdlPartner: WINDOW;
        END;
 .
 .
 .
EVENT DDEWindow( REF DDEDataRec: DDEREC ) IS
 ...
  ACTIONS
     WHEN $Event IS $MsgCreate THEN
 ...
 ELSWHEN $MsgDDERequest THEN
 WHEN $EventParm(2,STRING) IS 'TOPICS' THEN
 DDEData( $Handle, $DDEWindow, $DDETopic, 'TEST');
 ...
        END;

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了
-2 不明の値
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください

詳細については、TSD Script メッセージ のページを参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。


DDEExecute

説明

DDE パートナーによって実行するコマンド・ストリングを送ります。

構文

 FUNCTION DDEExecute(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW,
                     VAL topic, cmdString: STRING)
                     : INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。 通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。
cmdString DDE パートナーのストリング・コマンド。コマンド・ストリングの内容および形式は、DDE 会話中で実行されるアプリケーションによって同意されなければなりません。

   VARIABLES
 rc: INTEGER;
 partner_whdl: WINDOW;
 partner_topic: STRING;
  ACTIONS
 .
 . (* DDE セッションが開始されたとみなし、トピックが設定。 *)
 .
 rc := DDEExecute ( $Handle, partner_whdl, partner_topic,
                    "del *.*" );
            IF (rc <> 1) THEN
 (* DDEExecute 失敗 *)
ELSE
 (* DDEExecute 成功 *)
        END;
 .
 .
 .
        END;

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了。
-2 不明な値。
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください

詳細については、TSD Script メッセージ を参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。


DDEInitiate

説明

1 またはそれ以上のパートナーと DDE 会話を開始します。

構文

 FUNCTION DDEInitiate(VAL whdl: WINDOW, VAL topic,
                      appName: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。 DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。
appName このアプリケーションが会話したいアプリケーションの名前。 appName が空ストリングまたは $Unknown の場合には、要求されたトピックをサポートするすべてのアプリケーションの応答が必要です。

DDEInitiate は、デスクトップのすべての子ウィンドウに開始メッセージを同報通信します。開始メッセージは、プラットフォーム固有のものです。

appName が指定された場合には、一致する appName をもつアプリケーションが応答しなければなりません。一致するアプリケーションは、開始ウィンドウに $MsgDDEInitAcknowledge を送らなければなりません。appName が空ストリングの場合には、任意のアプリケーションが応答できます。

トピックが 0 個の長さのストリングをもつ場合には、すべての一致するアプリケーションがすべての使用可能なトピックを報告しなければなりません。たとえば、空の appName および空のトピック・ストリングをもつ DDEInitiate の呼び出し は、DDE サーバーであるアプリケーションからすべてのトピックを要求します。

   VARIABLES
 rc: INTEGER;
 partner_whdl: WINDOW;
 partner_topic: STRING;
 partner_app: STRING;
  ACTIONS

(* パートナー変数が設定されたとみなします。 *)

 rc := DDEInitiate ( $Handle, partner_topic, partner_app );
 IF (rc <> 1) THEN
 (* DDEInitiate 失敗 *)
 ELSE
 (* DDEInitiate 成功 *)
 END;
END;

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了。
-2 不明な値。
-10 (機能を完了するために必要な) オペレーティング・システム・サービスの要求が失敗しました。おそらく原因は、ステートメントに対する引き数として無効な値であるか、あるいはシステム・リソースの制限です。

次も参照してください

詳細については、TSD Script メッセージ を参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用するにあったての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit が入っている EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。

DDE インターフェースの詳細については、ベンダーの資料を参照してください。


DDEPoke

説明

DDE パートナーに非送信請求データを送ります。

構文

 FUNCTION DDEPoke(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW, VAL topic,
                  data: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。 通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。
data DDE パートナーに非送信請求データが送られます。 受け取るアプリケーションは、指定されたトピックでのデータの受け取り方を知っていなければなりません。

   VARIABLES
 rc: INTEGER;
 partner_whdl: WINDOW;
 partner_topic: STRING;
 partner_data: STRING;

  ACTIONS

(* セッションが「開始」したとみなし、パートナー変数が設定されます。 *)

 rc := DDEPoke ($Handle, partner_whdl, partner_topic,
                partner_data );
 IF (rc < 1) THEN
 (* DDEPoke 失敗 *)
 ELSE
 (* DDEPoke 成功 *)
 END;
 ...
END;

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了。
-2 不明な値。
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください

DDEData

詳細については、TSD Script メッセージ を参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。


DDERequest

説明

DDE パートナーからデータを要求します。

構文

 FUNCTION DDERequest(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW,
                      VAL topic: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。 通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。

パートナー・アプリケーションは、要求されたデータを送るか、あるいは否定応答を送ることによって応答します ($MsgDDEAcknowledge)。

   VARIABLES
 rc: INTEGER;
 partner_whdl: WINDOW;
 partner_topic: STRING;
 partner_data: STRING;
  ACTIONS
(* セッションが「開始」したとみなし、パートナー変数が設定されます。 *)
 DDERequest ( $Handle, partner_whdl, partner_topic );

 (* DDE パートナーは「データ」または「承認」 に応じます。 *)

EVENT DDEWindow( REF DDEDataRec: DDEREC ) IS
 ...
ACTIONS
 WHEN $Event IS $MsgCreate THEN
 ...
 ELSWHEN $MsgDDEAcknowledge THEN
 (* 詳細については、$DDETopic、$DDEData および $DDEStatus を参照してください。 *)
 ...
 ELSWHEN $MsgDDEData THEN
 (* 詳細については、$DDETopic および $DDEData を参照してください。 *)
 ...
 END;
END;

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了。
-2 不明な値。
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください

詳細については、TSD Script メッセージ を参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。


DDERespond

説明

$MsgDDEInitiate メッセージへ応答を送ります。

構文

 FUNCTION DDERespond(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW,
                     VAL topic, VAL appName: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。 通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。
appName 呼び出しているアプリケーションの名前。この名前によって、可能性のある DDE クライアントに対してアプリケーションを識別するします。Tivoli Service Desk Developer's Toolkit アプリケーションではメイン知識ベースの名前を使用されるようお奨めします。

DDERespond は、$MsgDDEInitate に応じて使用されます。これによって、可能性のある DDE クライアントに対して DDE サーバーとしてのアプリケーションを識別します。 $MsgDDEInitiate には、 $DDEData で要求されたアプリケーション名、および $DDETopic で要求されたトピックが入っています。すべてのアプリケーションまたはトピックが一致するよう、サーバーには以下を使用して DDERespond を呼び出すことが必要です。

空または $Unknown ストリングは、任意の appName または topic と一致するよう想定されています。

   VARIABLES
 rc: INTEGER;
 partner_whdl: WINDOW;
 partner_topic: STRING;
 partner_data: STRING;

EVENT DDEWindow( REF DDEDataRec: DDEREC ) IS
 ...
  ACTIONS
     WHEN $Event IS $MsgCreate THEN
 ...
 ELSWHEN $MsgDDEInitiate THEN
 (* 詳細については、$DDETopic、$DDEData および $DDEWindow を参照してください。 *)
 WHEN $DDETopic IS '' THEN
 (* この app が応答するすべてのトピックを示します *)
 DDERespond($Handle, $DDEWindow, 'TOPIC1',
 thisAppName);
 DDERespond($Handle, $DDEWindow, 'TOPIC2',
 thisAppName);
 ELSWHEN 'TOPIC1' THEN
 DDERespond($Handle, $DDEWindow, 'TOPIC1',
 thisAppName);
 ELSWHEN 'TOPIC2' THEN
 DDERespond($Handle, $DDEWindow, 'TOPIC2',
 thisAppName);
        END;
 ...
        END;
        END;

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了。
-2 不明な値。

次も参照してください

詳細については、TSD Script メッセージ を参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。


DDETerminate

説明

DDE 会話を終了します。

構文

 FUNCTION DDETerminate(VAL whdl, VAL whdlPartner: WINDOW):INTEGER;

注意: 不適切に終了された DDE 会話は、プログラムが処理を休止する原因となることがあります

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。

DDE whdlPartner 接続の確立後、パートナー・アプリケーション・ウィンドウの値は WINDOW タイプ (たとえば、DDEPartnerWindow) のローカル変数の中に保管するされなければなりません。パートナー・アプリケーションの値は、DDE 接続が確立されたすぐ後に、$DDEWindow の疑似パラメーター中で見つけることができます。

例:

 ...
VARIABLES&;DDEPartnerWindow : WINDOW;
...
ELSWHEN $MsgInitiate THEN
...
DDEPartnerWindow := $DDEWindow;
...

プログラムの終了時、およびプログラムが $MsgDestroy イベントを処理している間、$Handle パラメーター、およびリモート・パートナー・アプリケーション (DDEPartnerWindow) のウィンドウ・ハンドルで DDETerminate を呼び出し、メモリー・リークを避けます。

例:

    ELSWHEN $MsgDestroy THEN
...
DDETerminate ($Handle, DDEPartnerWindow);
...

     TYPES
 DDEPARTNERREC IS RECORD
 whdl: WINDOW;
 topic: STRING;
 appName: STRING;
 data: STRING;
        END;

 DDEREC IS RECORD
 partners: LIST OF DDEPARTNERREC;
 whdlPartner: WINDOW;
        END;

EVENT DDEWindow( REF DDEDataRec: DDEREC ) IS
 ...
  ACTIONS
     WHEN $Event IS $MsgCreate THEN
 ...
   ELSWHEN $MsgDestroy THEN

 (* すべての開始されたパートナーのセッションを終了しなければなりません。 *)

 FOR ddeDataRec.partners DO
 DDETerminate ( $Handle, ddeDataRec.partners
 [$CURRENT].whdl );
        END;
        END;
 ...
END; ...

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了。
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての追加例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。


DDEUnAdvise

説明

DDEAdvise 要求を取り消します。

構文

 FUNCTION DDEUnAdvise(VAL whdl, whdlPartner: WINDOW,
                      VAL topic: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
whdl DDE パートナーからの応答メッセージを受け取るアプリケーション・ウィンドウのウィンドウ・ハンドル。通常、このウィンドウはデスクトップの子ウィンドウであり、アプリケーションのメイン・ウィンドウです。DDE 機能が DDE メッセージに応答する時、このパラメーターは $Handle の疑似パラメーターです。
whdlPartner 会話中のパートナー・アプリケーション・ウィンドウからのウィンドウ・ハンドル。これは、DDE 機能がアドレス指定したウィンドウです。 通常、これはすべての DDE メッセージの一部である $DDEWindow の疑似パラメーターです。
topic DDE 機能によりパートナー・アプリケーション中にアドレス指定されたデータ・アイテム。DDE 会話で実行されるアプリケーションは両方とも、会話のトピックおよび指定されたトピックで使用可能なアクションに同意しなければなりません。トピック・ストリングが空の場合には、すべての使用可能なトピックとみなされます。

DDEUnAdvise によって、指定されたサーバー上にある指定されたトピックの DDEAdvise が取り消されます。トピックが 0 個の長さのストリングの場合には、すべてのアドバイスは要求しているクライアントのサーバー上で取り消されます。

他のアプリケーションと通信するために TSD Script での DDE コマンドを使用する方法についての例は、Tivoli Service Desk Developer's Toolkit がインストールされた EXAMPLES/DDE ディレクトリー中の ddetcli.kb ファイルおよび ddetsrv.kb ファイルを参照してください。

戻りコード

戻りコード 説明
1 正常終了
-2 不明の値
-10 オペレーティング・システム・レベルでの呼び出しが失敗しました。 これは、不適切な構成またはリソースに原因があると考えられます。

次も参照してください


Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Script 言語解説書

メイン・ページに戻る

著作権