アラームの処理


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

アラームの受信

アラーム・インディケーターは、Tivoli Service Desk を実行しているときにアラームを受信すると通知します。アラームが送信されたときに Tivoli Service Desk もアラーム・モニターも実行していない場合には、次回にこれらのプログラムのいずれかを開始したときにこのアラームが通知されます。

: Tivoli Service Desk には非アラーム通知は表示されません。電子メール・プログラムをモニターし、FAX 装置を調べ、あるいはページャーを携帯して Tivoli Problem Management から非アラーム通知が受信されたことを知る必要があります。

「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックス

「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスによって、アラームのリストを表示し、選択したアラームの詳細を表示することができます。

「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスにアクセスするには、次のいずれかを行なってください。

  • Problem Management アドミニストレーター・プロファイル、Problem Management 分析者プロファイル、または Problem Management フィールド分析者プロファイルを使用している場合には、「ファイル」メニューから「アラームの読み取り」を選択します。
  • Tivoli Service Desk ユーザー・プロファイルを使用している場合には、「ファイル」メニューから「アラームの読み取り」を選択します。
  • 「ヘルプ」メニューからユーザーのシステム・プロファイルを選択して「アラームの読み取り」の下の指示に従ってください。
  • 「アラーム・モニター」ウィンドウで、「アクション」メニューから「アラームの表示」を選択します。
  • 「アラーム・モニター」ウィンドウで、ツールバーから「アラームの表示」ツールバー・ボタンを選択します。
  • 「アラーム通知」ダイアログ・ボックスで、「表示」を選択します。

結果: 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスが表示されます。


タスク

アラームの表示

アラームの表示は、Tivoli Service Desk またはアラーム・モニターのみを実行しているかどうかに関係なく同様です。

アラームを表示するには:

  1. 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスのアラームのリストで、表示したいアラームのタイトルをクリックします。
    結果: 選択したアラームの詳細が「アラーム・データ」セクションに表示されます。
    注: アラームのリストには、受信して削除していないすべてのアラームのタイトルが入っています。他のユーザーに送信したアラームは入っていません。
    「アラーム通知」ダイアログ・ボックスで「表示」ボタンを選択して「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスにアクセスすると、新規アラームのタイトルが自動的に選択されます。

アラームの延期

アラームの処理は、選択した日付および時刻まで延期することができます。選択した日付および時刻になると、このアラームが再び通知されます。

アラームを延期するには:

  1. 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスで、アラームのリストからアラームを選択して「延期」を選択します。
  2. 「アラームの延期」ダイアログ・ボックスの「アラームの時刻」および「アラームの日付」ボックスで、必要に応じて時刻および日付を変更します。
  3. アラームのタイトルを変更するには、「アラームのタイトル」ボックスに新しいタイトルを入力します。
  4. アラームの説明を追加または変更するには、「アラームのテキスト」ボックスに新しいテキストを入力します。
  5. 「了解」を選択します。
    結果: 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスが再表示されます。延期されたアラームがアラーム・リストに表示されます。「アラームの時刻」および「アラームの日付」ボックスで指定した日付および時刻に達すると、延期されたアラームがアラーム・インディケーターを (まだそこになければ) 「Tivoli Service Desk」ウィンドウでトリガーします。

アラームの転送

アラームを別の Tivoli Service Desk ユーザーに転送することができます。

アラームを転送するには:

  1. 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックス、で、アラームのリストからアラームを選択して「転送」を選択します。
  2. 「通知の送信」ダイアログ・ボックスで、通知を送信したい担当者またはグループを指定し、必要に応じて他の情報を変更します。詳細については、通知の送信を参照してください。
  3. 「了解」を選択します。
    結果: 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスが再表示されます。転送済みのアラームもアラームのリストに表示されます。これは「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスを終了すると除去されます。

アラームの削除

アラームを読み取ったら、それをアラームのリストから削除することができます。

アラームを削除するには:

送信または転送された問題の処理の再開

Tivoli Service Desk で送信済みまたは転送済みの問題に関するアラームを読み取ったら、ただちに問題の処理を再開することができます。

送信済みまたは転送済みの問題の処理を再開するには:

  1. 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスで、アラームのリストから送信済みまたは転送済みの問題に関連したアラームを選択します。
    結果: 問題番号が「アイテム ID」ボックスに表示されて、「ジャンプ先」ボタンがアクティブになります。
    注: 「ジャンプ先」ボタンが表示されるのは、Tivoli Service Desk を実行していて「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスにアクセスしたときだけです。アラーム・モニターを実行していて「アラーム・マネージャー」ボックスにアクセスしたときには表示されません。
  2. 「ジャンプ先」を選択します。
    結果: 「問題の状況」ダイアログ・ボックスがオープンして、選択した問題が表示されます。「問題の状況」ダイアログ・ボックスで直接オープンした場合と同様に、問題の処理が再開されます。

アラーム処理時の通知の送信

アラームの処理時には、他の Tivoli Service Desk ユーザーに通知を送信することができます。

通知を送信するには、次のステップを実行してください。

  1. 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスで、「新規の設定」を選択します
  2. 「通知の送信」ダイアログ・ボックスに、必要な情報を指定します。詳細については、通知の送信を参照してください。
  3. 「了解」を選択します。
    結果: 「通知の送信」ダイアログ・ボックスがクローズします。通知が指定したユーザーまたはユーザー・グループに送信されます。

アラーム・マネージャーの終了

アラーム・マネージャーを終了するには:
  1. 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスで、「クローズ」を選択します。
  2. 警告メッセージが表示されたら、次のいずれかを行なってください。
    • 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスをクローズして、今回表示されたアラームを削除するには、「Yes」を選択します。
      注: 前に表示されて今回アラーム・マネージャーがオープンされたときに表示されなかったアラームは削除されません。個々のユーザーとしてではなく、グループのメンバーとしてユーザーに送信されたアラームも削除されません。
    • アラームを削除しないで「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスをクローズするには、「No」を選択します。
    • 「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスに戻るには、「取消」を選択します。

: アラーム・インディケーターは、「アラーム・マネージャー」ダイアログ・ボックスにリストされているすべてのアラームが削除されるまで、「Tivoli Service Desk」ウィンドウに残されています。