Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Script プログラミングの手引き
Developer's Toolkit は、TSD Script プログラム言語のための開発環境です。 Developer's Toolkit および他のアプリケーションを一組の Tivoli Service Desk で使用すると、Developer's Toolkit アプリケーションを開発することができます。
Developer's Toolkit は、貴社が機能の重要域にアクセスするために必要な TSD Script 構文およびプログラミング手法を検討できるようにする機能を提供します。
本書では、使用するための手順、技術情報、計画およびインストールのための指示の他に、Developer's Toolkit についても紹介します。
場合によっては、Developer's Toolkit のグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) またはコマンド・プロンプトからタスクを実行するための指示があります。
Developer's Toolkit Script プログラミングの手引き は、次の方々も含め、ユーザー・サイトでアプリケーションを構成、カスタマイズ、または作成する方々を対象にしたものです。
Developer's Toolkit プログラミングの手引き は、次の章から成り立っています。
本書に加えて、Developer's Toolkit の文献セットには、役立つ他のいくつかのブックがあります。
本書の本文内のテキストの様々な使い方に注意を促すためにいくつかの書体規則が用いられています。
太字 -- 指示テキストに示された通り正確に入力する必要がある情報に使用されています。
例: プロンプトに c:/dev.kb を入力してください。
イタリック は、ユーザーが指定しなければならない新しい用語および値の場合に使用されています。
例: ID ボックスに ユーザー ID を入力してください。
モノスペース・フォント -- コーディング例に使用されます。
例: else if x > y
本書は、アイコンを視覚的合図として使用して、情報の検索に役立てています。このセクションでは、アイコンおよびその使われ方を示しています。
ヒント: ヒントは、Developer's Toolkit に本書の情報を適用する上で役立ちます。 ヒントには、ショートカットまたは時間節約のための助言が含まれています。
注: 注は、必ずお読みください。注は、理解していただくべき重要なポイントです。注は、重要な情報を示している他、特殊な環境についても説明しています。
注意: 注意は必ずお読みください 注意は、タスクまたはステップを実行する時にデータ保全性にリスクが及ぶ可能性があることを警告するものです。
新規: 新規情報は、Developer's Toolkit の新しい機能を説明します。新規情報は、欄外の注によって識別されます。
Tivoli 製品は、文書セットの全体で次の名前によって参照されます。
製品名 | 参照される時の名前 |
Tivoli Service Desk | TSD |
Tivoli Service Desk Developer's Toolkit | TSD Developer's Toolkit |
Tivoli Problem Management 分散データ・マネージャー | TPM 分散データ・マネージャーまたは TPM DDM |
Tivoli Problem Management | TPM |
Tivoli Change Management | TCM |
Tivoli Asset Management | TAM |
ネットワーク・システム管理ゲートウェイ | NSM Gateway |
Tivoli Problem Management ネットワーク・システム管理ゲートウェイ | TPM NSM Gateway |
Tivoli Problem Management ネットワーク・システム管理コマンド | TPM NSM コマンド |
本書には、ユーザーが実行できる各タスクについて、命令セットが 1 つだけ入っています。 特定のオペレーティング・システムについて特別な考慮事項がある場合には、テキスト中にそれが記述されています。本書で取り込まれている画面は、Windows 95 オペレーティング・システムからのものです。
Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Script プログラミングの手引き