ストリング処理

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$Quote

説明

この記述は、' の文字を挿入します。

構文

FUNCTION $Quote: '''';

BooleanFormat

説明

ブール値の表示形式を検査および更新します。

構文

FUNCTION BooleanFormat [ ( VAL format: INTEGER ) ] : INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
format 指定した場合には、この引き数はデフォルトの形式を置換します。

この関数は、このタイプの値をテキスト形式に置き換える時にはいつも使用されるデフォルトの形式を検査および更新します。

引き数を指定しないで呼び出した場合には、BooleanFormat は既存のデフォルトのブール表示形式を戻します。引き数を指定した場合には、その値が現在のデフォルトを置き換え、古い形式が戻されます。

表示形式の説明については、WinWrite ステートメントの注のセクションを参照してください。

  VARIABLES
 oldFormat: INTEGER;
  ACTIONS
 oldFormat:= BooleanFormat(BitOr($FmtBoolYesNo, $FmtLeftJustify));
 ...
 BooleanFormat(oldFormat);
        END;

次も参照してください


Char

説明

ASCII 文字コード (コード・ポイント値) を 1 文字のストリングに変換します。このストリングの実際の外観は、現在のアクティブ・コード・ページにより変わります。コード・ページの詳細については、オペレーティング・システムの資料を参照してください。

構文

FUNCTION Char (VAL code: INTEGER): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
コード ASCII 値を表す整数

  VARIABLES
  s : STRING;
  ACTIONS
s:=Char(255);

次も参照してください

CharCode


CharCode

説明

文字ストリングの最初の文字の ASCII 文字コード (コード・ポイント値) を戻します。指定された文字表示に合うように戻されたコード・ポイントの数値は、現在選択されているコード・ページによって変わります。コード・ページの詳細については、オペレーティング・システムの資料を参照してください。

構文

FUNCTION CharCode (VAL str: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
str これは、任意のストリングです

str 引き数は、1 文字ストリングとして扱います。複数文字のストリングを挿入する場合には、そのストリングの最初の文字の ASCII 文字コードが戻されます。

i := CharCode('A'); (* i = 65 *)

次も参照してください

Char


IntegerFormat

説明

整数値のテキスト形式を検査および更新します。

構文

FUNCTION IntegerFormat [ ( VAL format: INTEGER ) ] : INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
format 指定した場合には、この引き数はデフォルトの形式を置換します。

この関数は、このタイプの値をテキスト形式に置き換える時にはいつも使用されるデフォルトの形式を検査および更新します。

引き数を指定しないで呼び出した場合には、IntegerFormat はデフォルトを戻します。引き数を指定した場合には、その値が現在のデフォルトを置き換え、前の形式が戻されます。

  VARIABLES
oldFormat: INTEGER;
  ACTIONS
oldFormat := IntegerFormat(BitOr(IntegerFormat, $FmtIntSigned));
 -- すべての整数の前に符号を付加します。
 ...
 IntegerFormat(oldFormat);
        END;

戻りコード

IntegerFormat は、コードを戻しません。StringFormat によって戻される値のように、 IntegerFormat によって戻される値は、フォーマット・フラグのビット配列の前の値です。TSD Script にはビット配列タイプがないので、その値を整数として扱うことができます。その値の符号は重要ではありません。

次も参照してください

表示形式の説明については、データ・タイプ形式フラグを参照してください


RealFormat

説明

実数値のデフォルトのテキスト形式を検査または更新します。

構文

FUNCTION RealFormat [ ( VAL format: INTEGER ) ] : INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
format 指定した場合には、この引き数はデフォルトの形式を置換します。

この関数は、このタイプの値をテキスト形式に置き換えている時にはいつも使用されるデフォルトの形式を検査および更新します。 引き数を指定しないで呼び出した場合には、これは既存のデフォルトを戻します。引き数を指定した場合には、その値がデフォルトになります。元のデフォルトが戻されます。

  CONSTANTS
 sigDigits IS 2; -- 10 進数の右方の 2 桁
  VARIABLES
 oldFormat: INTEGER;
  ACTIONS
 oldFormat := RealFormat(BitOr($FmtRealGroupedWithComma, sigDigits));
 ...
 RealFormat(oldFormat);
        END;

戻りコード

戻りコード 説明
いずれか 引き数が指定されなかった場合には、現在の実数形式。引き数が指定された場合には、古い実数形式。

次も参照してください

詳しくは、データ・タイプの 形式フラグを参照してください


StrCopy

説明

ストリング式からサブストリングを戻します。

構文

FUNCTION StrCopy (VAL source: STRING, VAL start [, length]: INTEGER): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
source サブストリングがコピーされるストリング式
start コピーされる先頭文字の 1 をベースとした指標。start の値が 1 より小さい場合には、 StrCopy は失敗し、不明値を戻します。start の値がストリングの長さより大きい場合には、 StrCopy は空ストリングを戻します。
length 新規ストリングにコピーされる文字数。length が 0 より小さい場合には、StrCopy$Unknown を戻します。length が使用可能な文字より大きい場合には、すべての使用可能な文字がコピーされます。

StrCopy は、ソース・ストリングから length 個の文字をコピーし、それを戻します。コピーは start 位置にある文字から開始されます。start 位置がストリングの文字数より大きい場合には、空ストリングが戻されます。

  VARIABLES
drive,path,fileName: STRING;
  ACTIONS
drive:=StrCopy('F:\ADVISOR\DATA\LOCATION.FLD',1,2);
(* drive = 'F:');
path:=StrCopy('F:\ADVISOR\DATA\LOCATION.FLD',3,13);
(* path = '\ADVISOR\DATA'):
fileName:=StrCopy('F:\ADVISOR\DATA\LOCATION.FLD',17,12);
(* fileName = 'LOCATION.FLD' *)

StrDecrypt

説明

指定されたキー値で StrEncrypt により暗号化されたストリングを復号します。

構文

FUNCTION StrDecrypt (VAL Source: STRING, VAL Key: INTEGER): STRING; 

注意: 誤ったストリングは、誤った整数の StrDecrypt へのキー・パスを戻します

引き数の注

引き数名 説明
Source 以前 StrEncrypt への呼び出しで暗号化されたストリング
Key ストリングを復号する時に機密キーとして使用する整数値

StrDecrypt および StrEncrypt の暗号化アルゴリズムは、特別に保護されていませんが、重要ではない暗号化にだけ許容されます。

(*
 Function FCryptReadIn: この関数は、ファイルから
暗号化されたストリングを読み取り、それを復号します。
*)
FUNCTION FCryptReadIn(VAL Key:Integer, VAL fhdl:FILE):STRING IS
  VARIABLES
 TmpStr: STRING;
  ACTIONS
 FReadLn(fhdl, TmpStr);
 $Result:=StrDecrypt(TmpStr,Key);
        END;

戻りコード

戻りコード 説明
復号されたストリング 正常終了
$Unknown StrDecrypt への呼び出し失敗

次も参照してください

StrEncrypt


StrDelete

説明

ストリングからサブストリングを削除します。

構文

FUNCTION StrDelete (VAL source:string,
                    VAL start: Integer,
                    VAL length: Integer):string

引き数の注

引き数名 説明
source サブストリングが削除されるストリング
start 文字の削除を開始する場所。start の値が 1 より小さい場合には、削除は失敗し、$Unknown が戻されます。start の値が length より大きい場合には、文字は削除されず、元のストリングが戻されます。
length 削除する文字数length が 0 より小さい場合には、 StrDelete は失敗し、$Unknown が戻されます。

StrDelete は、指定された範囲の文字数を除去したソース・ストリングのコピーを戻します。ソース・ストリングは影響を受けません。

  VARIABLES
  s : STRING;
  ACTIONS
s:=StrDelete('F:\ADVISOR\DATA.DAT',1,11);
(* s = 'DATA.DAT' *)

戻りコード

StrDelete は、指定された範囲の文字数を除去した入力ストリングのコピーを戻します。 入力引き数にいずれかのエラーがある場合には、$Unknown を戻します。


StrEncrypt

説明

整数キーを使用して、読み取り不可能形式にストリングを暗号化します。

構文

FUNCTION StrEncrypt (VAL Source: STRING, VAL Key: INTEGER): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
Source 暗号化される必要のあるストリング
Key ストリングを暗号化する時に機密キーとして使用される整数値

StrDecrypt および StrEncrypt の暗号化アルゴリズムは、特別に保護されていませんが、重要ではない暗号化にだけ許容されます。

(* Function FCryptWriteIn: この関数は、暗号化された形式で
ファイルにストリングを書き込みます。*)
FUNCTION FCryptWriteIn(VAL Str:String,
                       VAL Key:Integer,
                       VAL fhdl:FILE):INTEGER IS
  ACTIONS
 $Result:=FWriteLn(fhdl, StrEncrypt(Str,Key));
        END;

戻りコード

戻りコード 説明
$Unknown StrEncrypt への呼び出し失敗

次も参照してください

StrDecrypt


StringFormat

説明

デフォルト・ストリングの形式設定オプションを検査または更新します。

構文

FUNCTION StringFormat [ ( VAL format: INTEGER ) ] : INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
format 指定した場合には、この引き数はデフォルトの形式を置換します。

この関数は、このタイプの値をテキスト形式に置き換える時にいつも使用されるデフォルトの形式を検査および更新するために使用されます。

引き数を指定しないで呼び出した場合には、これは既存のデフォルトを戻します。 引き数が指定されている場合には、その値が新しいデフォルトになります。 以前のデフォルトが戻されます。

  VARIABLES
 oldFormat: INTEGER;
  ACTIONS
 oldFormat := StringFormat($FmtLeftJustify);
 ...
 StringFormat(oldFormat);
        END;

戻りコード

StringFormat は、ストリング形式ビット配列の以前の値を戻します。この戻り値は、後で StringFormat に戻すことができます。例:

 oldFormat :=StringFormat (newFormat);
 ...
 --いくつかのストリングの出力
 ... StringFormat (oldFormat) ;

次も参照してください

表示形式の説明細については、Tivoli Service Desk 6.0 Developer's Toolkit Script プログラミングの手引き を参照してください。


StrInsert

説明

サブストリングをストリングに挿入します。

構文

FUNCTION StrInsert (VAL source, substring: STRING,
 VAL start: INTEGER): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
source サブストリングが挿入されるストリング。
substring ソース・ストリングに挿入するストリング。
start サブストリングがターゲットに挿入される場所。start の場所が 1 より小さい場合には、 StrInsert は失敗し、$Unknown が戻されます。start の場所がターゲット・ストリングの length より大きい場合には、サブストリングはターゲット・ストリングの最後に付加されます。

StrInsert は、サブストリングをソース・ストリングの指定位置に挿入します。この挿入は、挿入されたサブストリングの最初の文字が位置で指定された指標位置で終わるように、実行されます。

注: 入力ストリングは変更されないで、結合されたストリングが StrInsert の結果として戻されます

  VARIABLES
  s : STRING;
  ACTIONS
s:=StrInsert('F:\DATA.TXT','\ADVISOR',3);
(* s = 'F:\ADVISOR\DATA.TXT' *)

戻りコード

StrInsert は、指定した指標で始まるようにサブストリングが挿入されたターゲット・ストリングのコピーを戻します。いずれかのエラーが引き数で起こった場合には、ステートメントは $Unknown を戻します。


StrLength

説明

ストリングの長さを戻します。

構文

FUNCTION StrLength (VAL str: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
string length が計算されるストリング式。

StrLength は、入力式の文字数を示す整数を戻します。ストリングが $Unknown の場合には、 $Unknown を戻します。

  VARIABLES
        i: INTEGER;
path,fileName: STRING;
  ACTIONS
path:='F:\EADVISOR';
fileName:='KMLRUN.EXE';
i:=StrLength(path & '\' & fileName);
(* i = 22 *)

戻りコード

戻りコード 説明
> = 0 入力式の文字数を示す整数
$Unknown ストリングが $Unknown の場合の戻り値

StrLoad

説明

Interface Designer により作成される .df ファイルのストリング・テーブルからストリングをロードします。

構文

FUNCTION StrLoad (VAL formspec: STRING): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
formspec フォーマット 'file[res_name]' のフォーム仕様。ただし、file は .dfc ファイルの名前で、 res_name はストリング・テーブルのストリング・リソースの名前です。

ストリングが見つからない、あるいはファイルが見つからない場合には、関数呼び出しの結果は $Unknown です。

KNOWLEDGEBASE test;
    ROUTINES
 PROCEDURE Main;
PRIVATE
    ROUTINES
PROCEDURE Main IS
  VARIABLES
 x: STRING;
  ACTIONS
 x := StrLoad('test[test_string]');
 WinMessageBox($Desktop, 'Information', $MBOK, 'The string is ' & x);
        END;

StrLower

説明

ストリングを小文字に変換します。

構文

FUNCTION StrLower (VAL str: STRING): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
str ストリング式

  VARIABLES
  s : STRING;
  ACTIONS
s:=StrLower('F:\MYFILE.TXT');
(* s = 'f:\myfile.txt' *)

戻りコード

StrLower は、すべての大文字が小文字に変換された入力ストリングのコピーを戻します。入力ストリングは変更されません。

次も参照してください

StrUpper


StrLTrim

説明

ストリングから先行スペース、タブ、および改行文字を取り除きます。

構文

FUNCTION StrLTrim (VAL str: STRING): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
str ストリング式

  VARIABLES
  s : STRING;
  ACTIONS
s:=StrLTrim('F:\DATA.TXT');
(* s = 'F:\DATA.TXT' *)

戻りコード

先行スペース、タブ、および改行文字が除去された入力ストリングのコピーを戻します。入力ストリングは変更されません。

次も参照してください

StrTrim


StrMatch

説明

ストリング中のサブストリング・パターンを検索します。

構文

FUNCTION StrMatch (VAL source, VAL pattern: STRING): BOOLEAN;

注意: 検索には大文字小文字の区別はありません

引き数の注

引き数名 説明
source 検索されるストリング式
pattern ? および * などのワイルドカードを任意に含むストリング式。

StrMatch は、ソース・ストリングを pattern と比較します。pattern には次のワイルドカードが含まれます。

一致には、大文字小文字の区別はありません。

  VARIABLES
f: FILE;
l: LIST OF STRING;
match: LIST OF STRING;
  ACTIONS
FOpen(f,'MYFILE.TXT',$Read);
FReadText(f,l);
FClose(f);
FOR l DO
 IF StrMatch(l[$Current],'*printer*') THEN
 ListInsert(match,l[$Current]);
        END;

戻りコード

StrMatch は、ソースとパターン・ストリングが一致する場合には TRUE を戻し、そうでない場合には FALSE を戻します。


StrPos

説明

ストリング中のサブストリングの位置を検索します。

構文

FUNCTION StrPos (VAL source, VAL substring: STRING): INTEGER;

引き数の注

引き数名 説明
source サブストリングを入れるストリング
Substring ソース・ストリング中の文字ストリング

StrPos は、ターゲット・ストリングを見つけるまで、入力ストリングの先頭から大文字小文字を区別しないでスキャンします。ターゲットが見つかった場合には、StrPos は一致した入力ストリング中の指標を戻します。そうでない場合には、 0 を戻します。

  VARIABLES
        i: INTEGER;
  ACTIONS
i:=StrPos(F:\DATA\MYFILE.DAT','\');
(* i = 3 *)

戻りコード

戻りコード 説明
0 サブストリングが見つかりません
-1 ソース・ストリングが不明です
-2 サブストリングが不明です

次も参照してください

StrToken


StrReplaceTerms

説明

ソース・ストリング内の用語指定を適切な用語の値に置き換えます。

構文

FUNCTION StrReplaceTerms (VAL source: STRING): STRING; 

注意: 名前付き変数が存在しない場合、あるいはその値がストリングに変換されない場合には、警告ボックスが表示され、用語指定が結果ストリングに置き換えられません

引き数の注

引き数名 説明
source 0 またはそれ以上の組み込み用語指定が入っているストリング

用語指定 は、次の形式で組み込まれたサブストリングです。

{{KNOWLEDGEBASE:VARIABLE}}

ただし、KNOWLEDGEBASE は知識ベースの名前です。また、VARIABLE は知識ベースのいちばん外側のスコープで宣言された変数の名前です。名前付き変数は、知識ベースの共通セクションで宣言される必要はありません。

ソース・ストリングに組み込まれた、そうした形式はすべて名前付き変数の値によって置き換えられます。ソース・ストリングはこの関数によって変更されません。

msg := StrReplaceTerms(
 '{{GLOBALS:T_CALLER}} には、オープンされた
 {{GLOBALS:T_PROBLEMS}} がありません。');
-- GLOBALS.KB からの T_CALLER および T_PROBLEMS には、それぞれ '呼び出し元'
-- と '問題'、または 'カスタマー'
-- と '照会' などの同義語が入っています。

戻りコード

StrReplaceTerms は、変更されたストリングを戻します。ソース・ストリングが不明の場合には、 StrReplaceTerms$Unknown を戻します。


StrToken

説明

ストリングを壊して、トークン化します。

構文

FUNCTION StrToken (REF source: STRING,
                   VAL delimiters: STRING): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
source トークン化されるストリング変数
delimiters 1 またはそれ以上の区切り文字を含むストリング

StrToken 関数は、全体の文字セットを 2 つの別個のサブセットに分割します。そのサブセットとは、トークン (トークン・セット) のメンバーである文字、およびトークン (区切りセット) のメンバーでない文字のことです。既知のソース・ストリングに対して StrToken を呼び出した時には、このステートメントは次のことを実行します。

このプロセスの結果として、ソース・ストリングはこの関数が呼び出されるたびに短くなり、最後には空ストリングになります。ソース・ストリング中にそれ以上トークンがなくなった時に、StrToken は空ストリングを戻します。

WHILE NOT FEnd (inputFile) DO
 FReadLn (inputFile, inputLine);
 column := 0;
 WHILE (token := StrToken (inputLine,'')) <> ''DO
 ProcessEntry (token, column :=column +1);
        END;
        END;

戻りコード

ソース・ストリングまたは区切り済みストリングが不明の場合に、この関数は $Unknown を戻します。

次も参照してください

StrPos


StrTrim

説明

ストリングから末尾の空白文字を除去します。

構文

FUNCTION StrTrim (VAL str: STRING): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
str ストリング式

StrTrim は、入力としてストリングを受け取り、末尾の空白文字 (スペース、タブ、改行) がすべて除去されたそのストリングのコピーを戻します。入力ストリングは影響を受けません。

  VARIABLES
f: FILE;
l: LIST OF STRING;
  ACTIONS
FOpen(f,'DATA.TXT',$Read);
FReadText(f,l);
FClose(f);
FOR l DO
 l[$Current]:=StrTrim(l[$Current]);

戻りコード

StrTrim は、末尾の空白文字 (スペース、タブ、改行) がすべて除去された入力ストリングのコピーを戻します。

次も参照してください

StrLTrim


StrUpper

説明

ストリングの大文字のコピーを戻します。

構文

FUNCTION StrUpper (VAL str: STRING): STRING;

引き数の注

引き数名 説明
str ストリング式

StrUpper は、すべての小文字が大文字に変換された入力ストリングのコピーを戻します。入力ストリングは変更されません。

  VARIABLES
  s : STRING;
  ACTIONS
s:=StrUpper('f:\data\myfile.txt');
(* s = 'F:\DATA\MYFILE.TXT' *)

戻りコード

StrUpper は、すべての小文字が大文字に変換された入力ストリングのコピーを戻します。

次も参照してください

StrLower


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