エンド・ユーザー・アカウントの保守


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Service Desk

概説

エンド・ユーザー・アカウント

連絡先からインターネットまたはオフィス・イントラネット経由で Tivoli Problem Management または Tivoli Change Management へのアクセスを許可することができます。

エンド・ユーザー・アカウントは、次のいずれかを実行する必要がある連絡先に必要です。


タスク

エンド・ユーザー・アカウントの追加

各エンド・ユーザー・アカウントは特定の連絡先と関連付けられています。エンド・ユーザー・アカウントを追加する前に、連絡先をデータベースに追加してください。新規連絡先の作成については、連絡先の追加を参照してください。

エンド・ユーザー・アカウントを追加するには、次のようにしてください。

  1. 「担当者の追加」ダイアログ・ボックスまたは「担当者の編集」ダイアログ・ボックスで、「担当者」タブを選択します。
  2. 「エンド・ユーザー・アカウント」タブを選択します。
  3. 「エンド・ユーザー ID」ボックスに、このエンド・ユーザー・アカウントのアカウント ID を入力します。
  4. この連絡先が Tivoli Problem Management へのログオン時にパスワードの入力を必須とするには、「パスワード」ボックスにこのエンド・ユーザー・アカウントのパスワードを入力します。
    : パスワードはオプションです。
  5. 次の 1 つを実行してください。
    • 登録情報が検討されるまで、連絡先に無名ユーザーとして限定権限 のみを許可するには、「検討済み」チェック・ボックスをクリアします。
    • 連絡先に組織から付与される全権限と「機能」タブで定義されたものを付加して許可するには、「検討済み」チェック・ボックスを選択します。
  6. 次の 1 つを実行してください。
    • 連絡先がインターネットまたはイントラネット経由で Tivoli Problem Management にログオンすることを許可するには、「アクティブ」チェック・ボックスを選択します。
    • 連絡先がインターネットまたはイントラネット経由で Tivoli Problem Management にログオンできないようにするには、「アクティブ」チェック・ボックスをクリアします。
  7. 次の 1 つを実行してください。
    • エンド・ユーザー・アカウント情報を保管するには、「了解」を選択します。
    • エンド・ユーザー・アカウントの機能を構成するには、「エンド・ユーザー・アカウントの機能の構成」を参照してください。
エンド・ユーザー・アカウントの検討 エンド・ユーザーは、基本情報 (エンド・ユーザー ID、パスワード、および名前など) で自分のアカウントを設定できます。これにより、Tivoli Service Desk は、エンド・ユーザー ID と同じ連絡先 ID を割り当てます。 Tivoli Service Desk ユーザーは、定期的にエンド・ユーザー・アカウントを見直して、残りの必要な情報 (組織や場所など) を提供できます。見直していないエンド・ユーザー・アカウントを探すには、「担当者」ダイアログ・ボックスの「エンド・ユーザー・アカウント」の下にある「検討済み」チェック・ボックスを消去します。詳細については、担当者の検索を参照してください。
エンド・ユーザー・アカウントの機能の構成 機能は、ユーザーが問題を作成、表示、または更新できるかどうかを定義します。また、機能は Tivoli Problem Management 診断エイドへのアクセスもコントロールします。

エンド・ユーザー・アカウントには、常にその 組織に割り当てられた機能があります。エンド・ユーザー・アカウントにはさらに多くの機能を許可できますが、すでになんらかの機能がその組織に許可されたエンド・ユーザー・アカウントを否認できません。エンド・ユーザー・アカウントの機能を削減したい場合には、そのアカウントを機能が少ない組織に割り当ててください。詳細については、組織の機能の構成を参照してください。

: エンド・ユーザー・アカウントおよび組織の機能はすべて 「機能」タブの「全機能」セクションに表示されます。

エンド・ユーザー・アカウント機能を定義するには、次のようにしてください。

  1. 「担当者の追加」ダイアログ・ボックスまたは「担当者の編集」ダイアログ・ボックスで、「担当者」タブを選択します。
  2. 「機能」タブを選択します。
  3. 問題の下で、このアカウントの問題保守機能を選択します。

    エンド・ユーザー・アカウントを使用可能にするには、次のようにしてください。
    • 問題レコードの作成。「作成」チェック・ボックスを選択します。
    • 問題の表示。「表示」チェック・ボックスを選択します。表示されるリストから、表示できる問題レコードを選択します。連絡先が以下を表示できるようにすることができます。
      • エンド・ユーザー・アカウントに属している問題のみ
      • エンド・ユーザー・アカウントが属す組織に属している問題のみ
      • すべての問題
    • 問題を解決してクローズし、「更新」チェック・ボックスを選択します。表示されるリストから、処理できる問題レコードを選択します。連絡先が以下を処理できるようにすることができます。
      • エンド・ユーザー・アカウントに属している問題のみ
      • エンド・ユーザー・アカウントが属す組織に属している問題のみ
      • すべての問題
  4. 「診断」の下で、このエンド・ユーザー・アカウントが使用できる診断エイドを選択します。次の 1 つを実行してください。
    • 使用できるようにするには、当該の診断エイドのチェック・ボックスを選択します。
    • 使用でないようにするには、当該の診断エイドのチェック・ボックスをクリアします。
  5. エンド・ユーザー・アカウントの連絡先が診断エイドを使用する時に戻される可能なソリューションの数をコントロールするには、「戻される最大解決数」ボックスに数値を入力します。
    : 連絡先が可能なソリューションの有用な数を長時間待つ必要がないように、この検索制限を調整してください。
  6. 「了解」を選択します。

エンド・ユーザー・アカウントの編集

エンド・ユーザー・アカウント ID を除き、エンド・ユーザー・アカウント情報は任意の時に「担当者の編集」ダイアログ・ボックスから変更できます。

エンド・ユーザー・アカウントを編集するには、次のようにしてください。

  1. 「担当者」ダイアログ・ボックスの担当者リストから、編集したいエンド・ユーザー・アカウントに属している連絡先を選択します。
    ヒント: 連絡先を見つける援助が必要な場合には、 担当者の検索 を参照してください。
  2. 「編集」を選択します。
  3. 「担当者の編集」ダイアログ・ボックスで「連絡先」タブを選択します。
  4. 「連絡先」タブ、「エンド・ユーザー・アカウント」タブ、および「機能」タブで、情報に対する必要な変更をすべて行います。
    ヒント: 各ボックスの説明については、連絡先の追加エンド・ユーザー・アカウントの追加、およびエンド・ユーザー・アカウントの機能の構成を参照してください。
  5. 「了解」を選択します。

エンド・ユーザー・アカウントの表示

エンド・ユーザー・アカウント情報は「担当者の表示」ダイアログ・ボックスから検討できます。エンド・ユーザー・アカウントを表示中に、変更を行うことはできません。

エンド・ユーザー・アカウントを表示するには、次のようにしてください。

  1. 「担当者」ダイアログ・ボックスの担当者リストから、表示したいエンド・ユーザー・アカウントに属している連絡先を選択します。
    ヒント: 連絡先を見つける援助が必要な場合には、 担当者の検索 を参照してください。
  2. 「表示」を選択します。
  3. 「担当者の表示」ダイアログ・ボックスで、「連絡先」タブを選択します。
    ヒント: 各ボックスの説明については、連絡先の追加エンド・ユーザー・アカウントの追加、およびエンド・ユーザー・アカウントの機能の構成を参照してください。
  4. 「クローズ」を選択します。