概説 |
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タスク |
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SCIM 階層の例 |
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組み込み先 |
Tivoli Problem Management |
SCIM 階層 |
ヘルプ・デスク分析者がサポートする製品についての情報は、次の 4 つのレベルから成る階層に編成されます: システム、コンポーネント、アイテム、およびモジュール。 これらの 4 つのレベルは総称して SCIM と呼ばれます。 ヘルプ・デスクがサポートする各製品には、対応する SCIM 定義がなければなりません。 | ||||||||||
SCIM 階層のレベル | SCIM 階層は次のレベルから構成されています: | ||||||||||
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Tivoli Problem Management Uses での SCIM の使用法 | Tivoli Problem Management は以下の機能の実行時に SCIM 階層を使用します: | ||||||||||
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ハードウェアの例 |
次の表は、コンピューター・ハードウェアのサポート用に使用できる装置構成を示したものです。 この構成にはモジュールは組み込まれていません。 多くの場合、アイテム・レベルのエントリーを形成する装置の各部分がかなり離れている時には、モジュール情報は必要ありません。 | ||||||||||||
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ソフトウェアの例 |
次の表は、ソフトウェア・アプリケーションのサポート用に使用できる装置構成を示したものです。 この例には、モジュール情報の使用が含まれています。 Lotus 1-2-3 は、いくつかのモジュールに分割されるアイテムの 1 つです。印刷および図形作成モジュールを別々に購入することはできません。したがって、これらは別個のアイテムとはみなされません。 しかし、 SCIM 階層のモジュール・レベルを指定することによって、コール登録時にこの情報を提供することは、レポート作成および診断の観点から、非常に重要である場合があります。 |
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SCIM 階層の識別 |
Tivoli Problem Management の Problem Management および診断機能を使用するためには、ユーザーの組織でサポートされているSCIM 階層を識別し、それらを記録しなければなりません。 これらのステップにより、以下のプロセスが単純化されます:
これらのステップを完成すると、ユーザーの組織でサポートされるいくつかの識別された SCIM ができます。 これで、この情報を Tivoli Problem Management に記録する準備ができました。 記録するためには、 システムの保守を参照してください。 |
SCIM レコードの管理 |
SCIM 階層により、SCIM レコードを作成する順序が決定されます。システムを構成するコンポーネントを追加するためには、その前にそのシステムを追加しなければなりません。 同様に、コンポーネント・カテゴリーに属するアイテムを追加するためには、
その前にそのコンポーネントを追加しなければなりません。 また、既存の SCIM 情報にアクセスするためには、必要な情報が見つかるまで、階層を検索しなければなりません。 たとえば、アイテムの記述を編集したい場合には、最初に該当するシステムを選択してから、コンポーネントを選択し、その後で必要なアイテムを選択します。 ヒント: 任意の SCIM 情報を追加、編集、または削除したい時には、常に「システム」レベルから開始します。 |