アイテムの保守


概説

タスク

組み込み先

Tivoli Problem Management

概説

アイテム

アイテムSCIM階層の 3 番目のレベルです。 アイテムは製品の特定のブランドおよびモデルです。

SCIM 階層の概説

このヘルプ・トピックは、SCIM の 1 つのパーツとしてのアイテムの保守について説明します。 SCIM 階層の設計および使用について詳しくは、 SCIM 階層の保守を参照してください。

「アイテムの処理」ダイアログ・ボックス

「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスを使用して、Tivoli Problem Management SCIM 階層のアイテムを保守します。 アイテムの保守を参照してください。

「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 次の 1 つを実行してください。
    • Problem Managment アドミニストレータープロファイルまたは Tivoli Service Desk アドミニストレーター・プロファイルを使用する場合には、編集メニューから「装置定義」 を選択して、「システムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
    • ヘルプ・メニューから 「システム・プロファイル」 を選択して、装置定義の処理のもとの指示に従って「システムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
  2. 「システムの処理」ダイアログ・ボックスで、コンポーネントが属しているシステムを選択してから 「コンポーネント」 を選択して、「コンポーネントの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。
  3. 「コンポーネントの処理」ダイアログ・ボックスで、アイテムが属しているコンポーネントを選択して 「アイテム」 を選択し、「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスにアクセスします。

「アイテムの追加」ダイアログ・ボックス

「アイテムの追加」ダイアログ・ボックスを使用して、サポートする製品の特定のブランドまたはモデルを定義するアイテムを追加します。 コンポーネントを定義した後は、そのコンポーネントに属するアイテムを追加することができます。 詳しくは、アイテムの追加を参照してください。

「アイテムの追加」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

「アイテムの編集」ダイアログ・ボックス

「アイテムの編集」ダイアログ・ボックスを使用して、アイテム ID、パーツ番号、製造会社名、または記述を変更します。 詳しくは、アイテムの編集を参照してください。

「アイテムの編集」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスで、アイテム・リストから編集したいアイテムを選択します。
  2. 「編集」 を選択します。
    結果: 「アイテムの編集」ダイアログ・ボックスが現れます。

「アイテムの表示」ダイアログ・ボックス

アイテムの処理または「アイテムの表示」ダイアログ・ボックスのいずれかで、アイテムの詳細を検査します。 アイテムを表示している時には、変更を行なうことはできません。 詳しくは、 アイテムの表示を参照してください。

「アイテムの表示」ダイアログ・ボックスにアクセスするためには:

  1. 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスで、アイテム・リストから表示したいアイテムを選択します。
  2. 「表示」を選択します。
    結果: 「アイテムの表示」ダイアログ・ボックスが現れます。

タスク

アイテムの追加

アイテム使用して、サポートする製品の特定のブランドまたはモデルを定義します。 コンポーネントを定義した後で、「アイテムの追加」ダイアログ・ボックスを使用して、そのコンポーネントに属するアイテムを追加します。

アイテムを追加するためには:

  1. 「アイテムの追加」ダイアログ・ボックスで、アイテム ID ボックスに、このアイテムの固有の識別子を入力します。 この識別子は 15 文字以下の長さとすることができます。
    注: 異なるコンポーネントに属するアイテムに対して同じ ID を使用することができます。 たとえば、 "保守" は、"レーザー・プリンター" および "エアコン"・コンポーネントの両方でアイテム ID とすることができます。 ヘルプ・デスク分析者はこれらのアイテム ID を、「コール登録」ダイアログ・ボックスおよび「問題状況」ダイアログ・ボックスの両方で見ることになります。
  2. 取引先リストから、このアイテムの取引先を選択します。
    注: これは、どの取引先が基本的にこのアイテムの提供またはサービスを行なうかを示します。 ユーザーは、取引先のデータベースを自分自身で保守します。 詳しくは、取引先の保守を参照してください
  3. パーツ番号ボックスに、このアイテムの取引先が使用するパーツ番号を入力します。
  4. 製造元ボックスに、このアイテムの製造元の名前を入力します。
  5. 「記述」 ボックスに、このアイテムのより詳細な記述を入力します。
  6. 「了解」を選択します。

アイテムの編集

「アイテムの編集」ダイアログ・ボックスを使用して、 アイテムの ID、取引先、パーツ番号、製造元の名前、または記述を変更します。

注: アイテム ID が 1 次レコード・キーです。アイテム ID は、他のどこからも参照されない場合に限り変更することができます。 モジュールをアイテムに追加する時に、アイテム ID が参照されます。 これを実行した後では、アイテム ID を変更することはできません。

アイテムを編集するためには:

  1. 「アイテムの編集」ダイアログ・ボックスで、選択したアイテムに対して必要な変更を行ないます。 詳細については、アイテムの追加を参照してください。
  2. 「了解」を選択します。

アイテムの表示

ユーザーは、 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスまたは「アイテムの表示」ダイアログ・ボックスのいずれでも、アイテムの詳細を検査することができます。 アイテムを表示している時には、変更を行なうことはできません。

アイテムを表示するためには:

  1. 「アイテムの表示」ダイアログ・ボックスで、「アイテム ID」、「取引先」、「パーツ番号」、および 「記述」 ボックスにアイテム情報を表示します。 表示された情報の詳細については、 アイテムの追加を参照してください。
  2. 「クローズ」 を選択します。

アイテムの削除

ヘルプ・デスクが、アイテムまたはアイテムに属するモジュールによって識別される製品をサポートしなくなった時には、ユーザーはアイテムを削除することができます。 アイテムを削除すると、削除されたアイテムのパーツであるすべてのモジュールも削除されます。 これによって、既存の問題レコードでエラーが起こることはなく、削除されたアイテムは SCIM に入ります。 削除された SCIM情報が入っている問題レコードを検索するためには、単純な照会ダイアログ・ボックスの代わりに、「検索」ダイアログ・ボックスを使用しなければなりません。 問題レコードの検索または SQL照会の定義について詳しくは、検索および照会を参照してください。

アイテムを削除するためには:

  1. 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスで、アイテム・リストから削除したいアイテムを選択します。
  2. 「削除」 を選択します。
  3. このアイテムに関連したすべてのモジュールが削除されることを警告するメッセージに対して、「Yes」を選択します。

アイテムの検索

「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスで、特定のアイテムが容易に見つからない場合には、SQL検索を実行することができます。

アイテムを検索するためには:

  1. 「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスで、「SQL」 を選択します。
  2. 「検索」ダイアログ・ボックスで、検索パラメーターを設定し、「了解」を選択します。
    結果: SQL 照会に合致したアイテムが「アイテムの処理」ダイアログ・ボックスに表示されます。 SQL 照会の定義の詳細については、検索および照会を参照してください。