UTF-8 データベースには固定の照合順序があります。 この順序は UTF-8 文字のバイナリー順序です。UTF-8 データベースで言語依存の照合の実行はできません。
LDAP アプリケーションまたはユーザーが、 順序付けフィルター (たとえば "name >= SMITH") を使用して、 あるいは結果をソートするコントロールを指定した検索によって ネイティブ言語で期待されるとおりに検索結果を取り出すことを必要とする場合、UTF-8 は ディレクトリー・データベースの文字セットとして 適切ではない可能性があります。 その場合には、LDAP サーバー・システムとすべてのクライアント・システムを、同じ文字セットとロケールを使用して実行してください。たとえば、「スペイン語」ロケールでデータベースが作成され、そのロケールで実行されている LDAP サーバーは、検索の結果をスペイン語のクライアントが必要とする文字の順序づけに基づいて戻します。この構成は、ユーザーのディレクトリー・ユーザー・コミュニティーを単一のエンド・ユーザー文字セットと照合順序に限定します。