Event Consoler Web サービス・アダプターは比較的単純なコンポーネントであるため、IT 管理者が使用できる管理タスクはあまりありません。
- アダプターの始動
- 保守時間の後、または構成変更を行った後にアダプターを始動する必要があります。
- アダプターの停止
- 保守時間の前、または構成変更を行う前にアダプターを停止する必要があります。
- Enterprise
Console 転送構成
- Web サービス・アダプターは、構成ファイルを使用してイベントの転送を Enterprise Console サーバーに合わせて調整します。構成設定は
conf/cbe_adapter.conf
ファイルに保存され、Enterprise Console サーバーの新規の場所や、Enterprise Console サーバーに到達しない場合にイベントを保管するかどうかなどを反映するように変更することができます。
- Enterprise
Console のイベント・クラス定義
- Web サービス・アダプターは、Enterprise Console BAROC ファイル・フォーマットに保管されているイベント・クラス定義を使用して、イベントの Common Base Event フォーマットから Enterprise Console イベント・フォーマットへの変換方法を決定します。アダプターからサーバーに正しい情報が転送されるようにするには、アダプターとサーバーの両方で同じ BAROC ファイル・セットを使用するように適切に管理する必要があります。
- TCP ポート構成
- Web サービス・アダプターによってモニターされる TCP ポートの構成は、必要に応じてポートを組み込み、変更、および除去するように変更することができます。イベント・ソース間で異なるサービスをサポートするために追加のポートを使用したり、機密漏れを削減するためにアダプターまたはポートを除去したりできます。
Windows サービス構成
- Windows システムでは、Enterprise Console Web サービス・アダプターをインストールすると、tecws という名前の Windows サービスの登録も行われます。そのため、ユーザー ID およびパスワードを使用してログオンしなくても、アダプターを始動することができます。