診断トレースの使用可能化

Enterprise Console Web サービス・アダプターはログ情報を作成します。ログ情報の詳細は、ファイル conf/logging.properties に定義されているプロパティーに適切な値を指定することによって構成することができます。

conf/logging.properties ファイルには、以下のキーワードが含まれています。

handlers= java.util.logging.FileHandler, java.util.logging.ConsoleHandler

ファイルおよびコンソールに書き込むログ・メッセージを構成します。

.level=INFO

ログに記録されるイベントの種類を構成します。デフォルト設定では、Enterprise Console Web サービスのメッセージと Tomcat サーバーによって作成されたメッセージがログに記録されます。Enterprise Console Web サービスのメッセージのみをログに記録する場合、この行をコメントにして、その次の行のコメントを外します。

#com.ibm.wtci.level=INFO

java.util.logging.FileHandler.pattern = logs/tecws%u.%g.log

ログ・ファイルの場所を定義します。デフォルトのファイル出力は logs/tecws.log に指定されています。

java.util.logging.FileHandler.level = FINEST

ログ・ファイルに書き込む情報のレベルを定義します。デフォルト設定では、すべての情報がログに記録されます。レベルを変更するには、キーワードの値を以下のいずれかに設定します。

java.util.logging.ConsoleHandler.level = INFO

コンソールに書き込む情報のレベルを定義します。デフォルト設定では、 通知、警告、エラーのメッセージがコンソールに書き込まれます。レベルを変更するには、キーワードの値を以下のいずれかに設定します。


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