このセクションでは、Java プログラミング言語、およびいくつかのオープン・ソース・ツールやライブラリーを使用して、WS-Notification クライアントを作成する方法についての例を示します。
これらの例は、Enterprise Console Feature Option 1 SDK の <sdk_install_dir>/samples/wsnt-axis
ディレクトリーにあります。
組み込まれている最適な SOAP エンジンは、Apache Axis ツールキットです。サンプルでは、Common Base Event フォーマットのイベントを処理する場合に非常に役立つ、一部の Eclipse EMF および Eclipse TPTP ライブラリーも使用されています。
表 1 に、これらのサンプルで使用される前提条件ソフトウェアおよび対応するバージョンをリストします。
コンポーネント | 説明 | バージョン | ファイル |
---|---|---|---|
Java (TM) SDK | サンプルは、Java プログラミング言語で作成されており、Java SDK で使用可能なユーティリティーに依存しています。 | 1.3 以降 |
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Apache Ant | Apache Ant は、Java 開発者の間で広く使用されているビルド・スクリプト環境です。 | 1.6.0 以降 |
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Apache Axis | Apache Axis ツールキットは、サンプルをビルドするために使用されます。また、ツールキット内のライブラリーは、Web サービス呼び出しを作成するために、ランタイム時にサンプルによって使用されます。 | 1.2.1 |
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Eclipse TPTP | Eclipse TPTP には、Common Base Event フォーマットのイベントの Java 表記、および XML 表記を Java オブジェクトに変換する (およびこの逆の変換を行なう) ユーティリティーが含まれています。 | 4.1.0 |
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Eclipse EMF | Eclipse EMF ライブラリーは、Eclipse TPTP ライブラリーで必要な依存関係です。 | 2.1 |
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表 1. Axis のサンプルで使用されるオープン・ソース・コンポーネント
サブトピック
WS-Notification サンプルのウォークスルー
Apache Axis のサンプルのビルド
Apache Axis のサンプルの実行
参照
Apache Ant のホーム・ページ
Apache Axis のホーム・ページ
Eclipse TPTP のホーム・ページ
Eclipse EMF のホーム・ページ
Common Base Event 仕様