SCA 複合での構成単位の設定

このページを使用して、構成単位の設定を表示したり、Service Component Architecture (SCA) 複合のプロパティーを変更したりします。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「ビジネス・レベル・アプリケーション」 > application_name > deployed_asset_name とクリックします。 デプロイ済みアセットは、ビジネス・レベル・アプリケーションの構成単位です。

このページを表示するには、構成単位が SCA をサポートしていることが必要です。

名前

構成単位の論理名を指定します。このページでは 名前は変更できません。

説明

構成単位の説明を指定します。

バッキング ID (Backing identifier)

アプリケーション管理ドメインに登録されている構成単位の 固有 ID を指定します。

ID の形式は WebSphere:unit_typename=unit_name です。 例えば、MyApp.jar アセットの場合、バッキング ID は WebSphere:assetname=MyApp.jar です。

このページでは ID は変更できません。

データ型 ストリング
単位 構成単位 ID
開始ウェイト

サーバーの始動時に構成がどの順序で始動するかを指定します。 開始ウェイトは、始動順序と同じです。 開始ウェイトが一番低い構成単位から開始します。

開始ウェイト」に対して設定した値により、ビジネス・レベル・アプリケーション内の構成単位の重要度、つまり重みが決まります。 例えば、ビジネス・レベル・アプリケーション内で最も重要な構成単位の「開始ウェイト」には、1 を指定します。 ビジネス・レベル・アプリケーション内で次に重要な構成単位の「開始ウェイト」には、2 を指定します。3 以降も同様です。

データ型 整数
デフォルト 1
範囲 0 から 2147483647
分散時の開始 (Start on distribution)

本製品が構成単位を他のロケーションに分散した場合に構成単位を開始するかどうかを指定します。

デフォルトでは、構成単位を開始しません。

この設定は、アセットまたは共用ライブラリーの構成単位に適用されます。この設定は、構成単位がビジネス・レベル・アプリケーションの場合は適用されません。

データ型 ブール
デフォルト false
更新時のリサイクル動作 (Recycle behavior on update)

構成単位の更新後に、本製品が構成単位を再始動するかどうかを指定します。

デフォルトでは、構成単位の部分更新後に構成単位を再始動します。

この設定は、アセットまたは共用ライブラリーの構成単位に適用されます。この設定は、構成単位がビジネス・レベル・アプリケーションの場合は適用されません。

表 1. オプションの説明
オプション 説明
ALL 構成単位全体の更新後に、構成単位を再始動します。
DEFAULT 一部の構成単位の更新後に、構成単位を再始動します。
NONE 構成単位の更新後に、構成単位を再始動しません。
ターゲット・マッピング

構成単位の 1 つ以上の現在のターゲットを指定します。

既存のデプロイメント・ターゲットを変更するには、「ターゲットの変更 (Modify Targets)」をクリックして、 使用可能なクラスターおよびサーバーのリストから別のデプロイメント・ターゲットを選択します。

SCA 複合コンポーネント (SCA composite components)

アプリケーション内の SCA 複合のコンポーネント名とコンポーネント実装を指定します。

表 2. 列の説明
説明
コンポーネント名 SCA 複合に関連するコンポーネントの名前を指定します。
コンポーネント実装 (Component Implementation) コンポーネントを実装しているクラスまたはコードの名前を指定します。

None は、SCA 複合がコンポーネントを定義していないことを示します。

SCA 複合プロパティー (SCA composite properties)

アプリケーション内の SCA 複合プロパティーの名前と値を指定します。

表 3. 列の説明
説明
プロパティー名 SCA 複合プロパティーの名前を指定します。
プロパティー値 プロパティーの値を指定します。

None は、SCA 複合が名前-値のプロパティーを定義していないことを示します。

SCA 複合のワイヤー (SCA composite wires)

SCA 複合内のワイヤーのソースとターゲットを指定します。

表 4. 列の説明
説明
ワイヤー・ソース (Wire Source) SCA 複合内のワイヤーのソースを指定します。
ワイヤー・ターゲット (Wire Target) ワイヤーのターゲットを指定します。

None は、SCA 複合がワイヤーを定義していないことを示します。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連概念
関連タスク
関連資料


ファイル名: usca_bla_cu_inst.html