Blueprint リソース参照のバインド [設定]

Blueprint コンポーネントは WebSphere® Application Server リソース参照にアクセスすることができます。各参照は Blueprint XML ファイルで宣言され、Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) コネクター・アーキテクチャー (JCA) 認証別名を使用して保護することができます。OSGi アプリケーション内の各バンドルは、複数の Blueprint XML ファイルのリソース参照の宣言をいくつでも含むことができます。

管理コンソールでこのパネルを表示するには、次のパスをクリックします。

「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「ビジネス・レベル・アプリケーション」 > bla_name > [デプロイされるアセット] 追加 > 「アセットの追加」 > asset_name > 「ウィザード・ステップ: Blueprint リソース参照のバインド」

OSGi アプリケーションは、数を問わずサーバーおよびクラスターにデプロイすることができます。これらのターゲットはすべて同じセキュリティー・ドメイン内に置かれる必要があります。リソース参照は、すべてのターゲット・サーバーまたはクラスターに存在する JCA 認証別名にのみバインドされることができます。すなわち、ターゲット・サーバーのセキュリティー・ドメインとグローバル・セキュリティー・ドメインのいずれにも存在している必要があります。

Blueprint XML ファイルにリソース参照を宣言する必要があります。以下に例を示します。
<blueprint xmlns:rr="http://www.ibm.com/appserver/schemas/8.0/blueprint/resourcereference">

  <!-- Other Blueprint declarations ... -->
  
  <rr:resource-reference id="resourceRef1" 
          interface="javax.resource.cci.ConnectionFactory"
          filter="(osgi.jndi.serviceName=jdbc/AccountDS2)">
    <rr:res-auth>Application</rr:res-auth>
    <rr:res-sharing-scope>Shareable</rr:res-sharing-scope>
  </rr:resource-reference>
</blueprint>
この宣言には、リソース参照 ID (例: resourceRef1)、サービス・フィルター (例: jdbc/AccountDS2)、認証タイプ (例: アプリケーション)、および共用設定 (例: 共用可能) が含まれます。

認証別名バインディングへの各バンドルの Blueprint リソース参照は、そのバンドルの META-INF ディレクトリー内のファイル ibm-eba-bnd.xml に保管されています。アセットとしてデプロイされるときに OSGi アプリケーションにこれらのファイルのいずれかが 1 つでも含まれる場合は、これらのファイルが、リソース参照のバインディング時に使用されるデフォルトの認証別名の値を提供します。


マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。各リンクにより、オンライン情報センター内のトピックの検索が開始されます。検索結果がリストされたら、お客様の構成に最も当てはまるトピックを選択します。

このトピックの更新を確認します。 (オンライン)

一般プロパティー

バンドルのシンボル名

このバンドル用の、ローカライズできない名前。

バンドル・バージョン

このバンドルのバージョン。

バンドルのシンボル名とバンドル・バージョンで固有のバンドルが識別されます。

リソース参照 ID

Blueprint で宣言されたリソース参照の ID。

リソース参照インターフェース

このリソース参照用のインターフェース。

Blueprint アプリケーションでは以下のリソース・タイプのいずれも使用することができます。
  • デフォルトのメッセージング JMS キュー宛先
  • デフォルトのメッセージング JMS トピック宛先
  • データ・ソース
  • 一般 JMS 接続ファクトリー
  • メール・セッション
  • J2C 接続ファクトリー
  • WebSphere MQ の JMS プロバイダー用 JMS キュー接続ファクトリー
  • WebSphere MQ 用 JMS キュー宛先
  • WebSphere MQ 用 JMS トピック接続ファクトリー
  • WebSphere MQ 用 JMS トピック宛先
  • WebSphere MQ 用統合された JMS 接続ファクトリー
  • URL 構成

リソース参照サービス・フィルター

リソース参照のマッピング・ターゲットであるサービス・フィルターの名前。例えば、jdbc/AccountDS2 です。

リソース参照認証

リソース参照は、アプリケーションまたはコンテナーのいずれかにより認証されます。

リソース参照の共用

リソース参照は共用可能かまたは共用不可です。

認証別名

認証別名がある場合は、リソース参照の保護に使用される認証別名。

各参照について、オプションでドロップダウン・リストから認証別名を選択することができます。デフォルトの認証別名 (ibm-eba-bnd.xml ファイルから) は、それがすべてのターゲット・サーバーまたはクラスターに存在する場合にのみ提供されます。




ファイル名: OSGi_BLA_BlueprintResourceRefs.html