「ポリシー・セットの関連付け」設定

このページは、Service Component Architecture (SCA) アプリケーションに定義された複合にポリシー・セットを関連付け、ポリシー・セット・バインディングを割り当てる場合に使用します。

この管理コンソール・ページは、「新規ビジネス・レベル・アプリケーションの作成」ウィザードで表示されます。 ウィザードに「ポリシー・セットの関連付け」ページが表示されるようにするには、ビジネス・レベル・アプリケーションに追加するアセット内の SCA コンポーネントで binding.ws という Web サービス・バインディングを使用し、複合ファイルまたはアノテーションでインテントまたはポリシー・セットを指定する必要があります。 このページを表示するには、以下のようにします。

  1. Web サービス・バインディングを使用するアセット、およびインテントまたはポリシー・セットを指定する複合ファイルまたはアノテーションをインポートします。
  2. アセットを追加するビジネス・レベル・アプリケーションを作成します。
  3. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「ビジネス・レベル・アプリケーション」 > application_name > 「追加」 > 「アセットの追加」とクリックします。
  4. 「構成単位の追加 (Add composition unit)」ページで、Web サービス・バインディングを使用するアセットを選択し、「続行」をクリックします。
  5. 「オプションの設定」ページで必要に応じて設定を変更し、「次へ」をクリックします。
  6. 「構成単位をターゲットへマップ」ページで必要に応じてターゲット・サーバーを指定し、「次へ」をクリックします。
  7. 「既存の構成単位との関係を定義する」ページで必要に応じて設定を変更し、「次へ」をクリックします。
  8. ウィザードの「ポリシー・セットの関連付け」ページが表示されるまで、他のページでも必要に応じて設定を変更し、「次へ」をクリックしていきます。

ポリシー・セットまたはバインディングの関連付けまたは切り離しを行うには、以下のようにします。

  1. 名前」から複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングを選択します。 「名前」リストはネストされており、親/子関係が示されています。 親を選択すると、自動的に子が選択されます。
  2. 希望するボタンをクリックします。
表 1. ボタンの説明
ボタン 結果のアクション
添付 選択した複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングにポリシー・セットを関連付けます。

デフォルトのポリシー・セットを組み込みます」オプションが使用可能になっていない場合は、このボタンのオプションに、ユーザーが作成したポリシー・セットのみが含まれています。

デフォルトのポリシー・セットを組み込みます」オプションが使用可能になっておらず、ユーザーが作成したポリシー・セットもない場合は、ボタン・オプションがありません。 「デフォルトのポリシー・セットを組み込みます」を選択すると、デフォルト・ポリシー・セット・オプションを表示することができます。

デフォルトのポリシー・セットを組み込みます」が使用可能になっている場合は、このボタンのオプションに、デフォルト・ポリシー・セットとユーザーが作成したすべてのポリシー・セットの両方が含まれています。

ポリシー・セットを関連付けるには、「名前」から複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングを選択して、「関連付け」 > policy_set_option とクリックします。

メニュー・リストを閉じるには、「関連付け」をクリックします。

Detach Policy Set 選択した複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングからポリシー・セットを切り離します。
サービス・ポリシー・セット・バインディングの割り当て 選択した複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングに、サービス・ポリシー・セット・バインディングを割り当てます。 以下の 2 つのデフォルト・オプションがあります。

デフォルト」は、 デフォルトのサービス・ポリシー・セット・バインディングを割り当てることを指定します。

プロバイダー・サンプル (Provider Sample)」を指定すると、製品に用意されているポリシー・セット・バインディングがサービスに割り当てられます。

セキュリティー・ドメインに属するサーバーまたはクラスターに構成単位をデプロイする場合、ポリシー・セット・バインディングのリストには、その構成単位がデプロイされるセキュリティー・ドメインに定義されているバインディングが示されます。

参照ポリシー・セット・バインディングの割り当て 選択した複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングに、参照ポリシー・セット・バインディングを割り当てます。 以下の 2 つのデフォルト・オプションがあります。

デフォルト」は、 デフォルトの参照ポリシー・セット・バインディングを割り当てることを指定します。

クライアント・サンプル (Client Sample)」を指定すると、製品に用意されているポリシー・セット・バインディングが参照に割り当てられます。

セキュリティー・ドメインに属するサーバーまたはクラスターに構成単位をデプロイする場合、ポリシー・セット・バインディングのリストには、その構成単位がデプロイされるセキュリティー・ドメインに定義されているバインディングが示されます。

デフォルトのポリシー・セットを組み込みます

デフォルト・ポリシー・セットを組み込むかどうかを指定します。 デフォルト・ポリシー・セットは、汎用メッセージ・フォーマットの一般的なサービス品質 (QoS) 動作を指定します。

このオプションを選択する前に、デフォルト・ポリシー・セットが、サービスに対して十分な QoS 特性を与えているかどうかを判別してください。

デフォルトでは、このオプションは使用不可になっています。

名前

成果物内の複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングを指定します。

名前」リストはネストされており、親/子関係が示されています。 親を選択すると、自動的に子が選択されます。

インテント

複合ファイルおよびアノテーションからのインテントの集合を指定します。 SCA のインテントは、コンポーネントの抽象ポリシー要件を記述するために使用されます。

表示されるインテントには、親から継承したすべてのインテントが含まれています。

一致するポリシー・セット

インテントを満たす可能性があるポリシー・セットを指定します。

デフォルトのポリシー・セットを組み込みます」チェック・ボックスを選択することで、デフォルト・ポリシー・セットを組み込むことができます。 デフォルト・ポリシー・セットを除外するには、このチェック・ボックスを選択解除します。

関連付けられたポリシー・セット

関連付けられたポリシー・セットを指定します。 値が表示されていない場合、ポリシー・セットに複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングは関連付けられていません。

ポリシー・セットを関連付けるには、複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングを選択して、「関連付け」オプションをクリックします。

ポリシー・セットを切り離すには、「ポリシー・セットの切り離し」を使用します。 既に関連付けられているポリシー・セットを含め、任意のポリシー・セットを切り離すことができます。

ポリシー・セット・バインディング

サービス・ポリシー・セット・バインディングおよび参照ポリシー・セット・バインディングを指定します。 値が表示されていない場合、ポリシー・セット・バインディングに複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングは割り当てられていません。

ポリシー・セット・バインディングを割り当てるには、複合、コンポーネント、サービス、参照、またはバインディングを選択して、「サービス・ポリシー・セット・バインディングの割り当て」オプションまたは「参照ポリシー・セット・バインディングの割り当て」オプションをクリックします。

バインディングをリセットするには、「デフォルト」オプションを選択します。 例えば、「サービス・ポリシー・セット・バインディングの割り当て」 > 「デフォルト」または「参照ポリシー・セット・バインディングの割り当て」 > 「デフォルト」と選択します。




マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。

関連タスク


ファイル名: usca_psattach.html