CEA 設定

Representational State Transfer (REST) インターフェースとコンピューター・テレフォニー統合 (CTI) ゲートウェイを構成して、Communications Enabled Applications (CEA) を使用可能にするには、このページを使用します。CTI アプリケーションは、呼び出しのライフ・サイクル中にテレフォニー・スイッチである IP PBX によって生成されるイベント・フローを管理します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere Application Servers」 > server_name >「Communications Enabled Applications (CEA)」をクリックします。

通信サービスを使用可能にする

このサーバーまたはクラスターの通信サービスを使用可能または使用不可にすることを指定します。 このフィールドを使用不可にすると、サービスは始動されなくなり、システム・リソースは、そのまま取っておかれます。

コンテキスト・ルート

REST インターフェースのコンテキスト・ルートを指定します。別のコンテキスト・ルートを REST インターフェースに割り当てる場合は、このフィールドを使用します。

コンテキスト・ルートは、REST インターフェースの定義済みのサーブレット・マッピングと組み合わされて、ユーザーが REST 要求を作成する際に入力する完全 URL を構成します。 例えば、コンテキスト・ルートが /gettingstarted で、 サーブレット・マッピングが CommServlet/call の場合、URL は http://host:port/gettingstarted/CommServlet/call となります。

仮想ホスト

REST インターフェースが現在マップされている仮想ホストの名前を指定します。

メニュー・リストを展開すると、定義済みの仮想ホストのリストが表示されます。 マッピングを変更するには、リストから別の仮想ホストを選択します。

最大保持時間

REST インターフェースへの GET /event 呼び出しが、新規または変更済みのデータまたは状況を待機してタイムアウトになるまでの時間を秒数で指定します。

データ型 整数
デフォルト 30
テレフォニー・アクセスのための SIP CTI (ECMA TR/87) ゲートウェイの使用

テレフォニー・アクセスのために SIP CTI ゲートウェイを使用するには、このオプションを選択します。

ホスト名または IP アドレス

CEA サービスによって接続される先の CTI ゲートウェイのアドレス、または完全修飾ドメイン・ネーム (FQDM) を指定します。

データ型 ストリング
デフォルト localhost
ポート

CEA サービスによって接続される先の CTI ゲートウェイのポートを指定します。

データ型 整数
デフォルト 5060
プロトコル

CTI、TR/87、ゲートウェイに接続する際に使用するプロトコルを指定します。 デフォルト値は、TCP です。

要求からのユーザー名の抽出

使用可能に設定されると、HTTP 要求からユーザー名の抽出が試行されます。 名前を抽出できない場合、スーパーユーザー名が使用されます。 この名前は、CTI ゲートウェイに新規 TR/87 セッションを開始する際に使用されます。

スーパーユーザー名

構成済み CTI ゲートウェイに新規 TR/87 セッションを開始する際に使用される名前を指定します。 これには、CTI ゲートウェイが、すべてのエンド・ユーザーの代わりに電話の呼び出しを行うスーパーユーザー・アカウントを使用して構成されることが必要です。

データ型 ストリング
デフォルト ceauser
テレフォニー・アクセスにサード・パーティーの Web サービス・プロバイダーを使用

テレフォニー・アクセスにサード・パーティーの Web サービス・プロバイダーを使用する場合は、このオプションを選択します。 このアプローチは、SIP CTI を使用する代わりに、特定の Web サービスをインプリメントして、テレフォニー・インフラストラクチャーに接続するために別のメソッドを利用するサード・パーティー・サービスを使用します。

サード・パーティー Web サービス・プロバイダーの WSDL

サード・パーティー Web サービス・プロバイダーの WSDL をポイントする URL パス。 値が指定されている場合、SIP CTI ゲートウェイは使用されません。



ファイル名: ucea_cea_settings.html