サイレント・インストール設定コマンド

設定には通常「設定」ウィンドウを使用しますが、サイレント・インストール時に使用される応答ファイルで設定することもできます (キーとして設定)。

注: 応答ファイルでは複数の設定を指定できます。

応答ファイルで設定を定義する場合の XML コードは、次の例のようになります。

<preference
	name = “設定のキー"
	value = “設定する値">
</preference>
サイレント・インストール設定のキーとその関連値を指定する場合は、次の表を使用してください。
キー
com.ibm.cic.common.core.preferences.logLocation Installation Manager ログ・ファイルのロケーションを指定します。
重要: このキーはオプションです。テストおよびデバッグに使用できます。 ログ・ファイルのロケーションを指定しなかった場合、Installation Manager のサイレント・インストールと UI バージョンは同じロケーションを使用します。
com.ibm.cic.license.policy.location リモート・ライセンス・ポリシー・ファイルのあるロケーションを表す URL を指定します。 インストール済みライセンスを必要としない製品には不要です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyEnabled True または False ファイアウォールの背後にあるリモート・サーバーへの接続は、Proxy サーバーが可能にします。 False がデフォルト値です。HTTP または SOCKS プロキシーを使用可能にするには、このオプションを使用します。プロキシーを使用可能にすると、すべてのサーバー通信にプロキシーが使用されます。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyUseSocks True または False ファイアウォールの背後にあるリモート・サーバーへの接続は、Proxy サーバーが可能にします。 False がデフォルト値です。このオプションを有効にすると、SOCKS プロキシー・ホスト・アドレス (必須) および SOCKS プロキシー・ポート番号 (オプション) を指定できます。
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyHost ホスト名または IP アドレス  
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyEnabled True または False False がデフォルト値です。FTP プロキシーは、アプリケーション・レベルの FTP 用ゲートウェイです。 FTP プロキシーによって、コマンドとデータ・ストリームがクライアントとサーバー間を機密保護されて転送されます。この転送機能は、ファイアウォールおよび FTP マスカレードに役立ちます。FTP プロキシーはまた、FTP サーバーへの接続を固定でき、プロキシー認証を提供することもできます。
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyHost ホスト名または IP アドレス  
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyPort ポート番号  
com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache c:¥IBM¥common (Windows)
/opt/IBM/common (Linux)
注: このパスは、この設定でのデフォルト値です。一般的に、インストール・パッケージでは、この設定のためのパッケージ専用の値が提供されます。
パッケージが既にインストールされている場合、このロケーションを変更することはできません。
com.ibm.cic.agent.core.pref.offering.service.repositories.areUsed True または False この設定を False に変更すると、使用不可に設定されます。True に設定すると、製品がインストールまたは更新されるときに、リンクされたすべてのリポジトリーが検索されます。
com.ibm.cic.common.core.preferences.preserveDownloadedArtifacts True または False この設定を False に変更すると、使用不可に設定されます。True に設定すると、パッケージを前のバージョンにロールバックするために必要なファイルがシステムに保管されます。 False に設定すると、これらのファイルは保管されません。これらのファイルを保管しない場合、ロールバックするには元のリポジトリーまたはメディアに接続する必要があります。
com.ibm.cic.common.core.preferences.repositoryLocations_EDITABLE True または False 製品がインストールされた後にユーザーがリポジトリーを変更できるかどうかを指定するには、この設定を使用します。
com.ibm.cic.common.core.preferences.directArtifactAccessMode True または False デフォルトは False です。Installation Manager がインストール・プロセスを開始する前に、必要なすべてのインストール・ファイルが共用リポジトリー・ロケーションにダウンロードされます。この設定が True の場合、Installation Manager はインストール・プロセス時に、入力リポジトリーから直接インストール・ファイルにアクセスし、最初にファイルをダウンロードし、検証することは行いません。
com.ibm.cic.common.core.preferences.searchForUpdates True または False デフォルトは False です。True に設定されている場合、Installation Manager は、サイレント・インストールを実行する前にそれ自体の更新がないか検索します。