インストールするフィーチャーの計画

インストールするフィーチャーを選択することにより、ソフトウェア製品をカスタマイズできます。

IBM® Installation Manager を使用して製品パッケージをインストールするときに、使用可能な製品パッケージに含まれるフィーチャーがインストール・ウィザードに表示されます。 このフィーチャー・リストから、インストールするフィーチャーを選択できます。 デフォルトの一連のフィーチャーが選択されています (必須フィーチャーはすべて含まれています)。 フィーチャー間に依存関係があれば、Installation Manager はそれを強制し、必要なフィーチャーが消去されないようにします。
ヒント: パッケージのインストールを終了した後も、 Installation Manager で「パッケージの変更」ウィザードを実行して、ソフトウェア製品のフィーチャーを追加または除去することができます。

次の表は各パッケージにインストール可能な製品のフィーチャーを示しています。インストールするフィーチャーのデフォルト選択は、異なる場合があります。 フィーチャーがすでに共用リソース・ディレクトリーに存在している場合は、ディレクトリーでは選択されず、再度インストールされません。

Optim™ Management Server
フィーチャー 説明
Optim Management Server の WAR ファイル Optim Management Server の WAR ファイルには、IBM WebSphere® Application Server Community Edition (WAS-CE) などの、推奨アプリケーション・サーバー上で実行するために必要な Optim Management Server のコンポーネントが含まれています。
Optim Replacement Data Database Optim Replacement Data Database は、置換データを含む Apache Derby データベースです。Optim Designer を使用してプライバシー・ポリシー付きのサービスを作成する場合、そのプライバシー・ポリシーが置換データを使用して他のデータベースのデータをマスクするように設定できます。
コンマ区切り形式の置換データ、サンプル・データ、ユーザー・データ (関連 DDL 付き) このフィーチャーにより、コンマ区切り (CSV) 形式の置換データ・ファイル、サンプル・データ・ファイル、およびマネージャー・ユーザー・データ・ファイル (データ定義言語 (DDL) ファイルを含む) がインストールされます。これらのファイルを使用して、選択したデータベース内に置換データ・テーブル、サンプル・データ・テーブル、およびマネージャー・ユーザー・テーブルを作成します。その結果、Optim Replacement Data Database をインストールして使用する代わりに、これらのテーブルを使用できるようになります。
IBM WebSphere Application Server Community Edition (WAS-CE)
フィーチャー 説明
IBM WebSphere Application Server Community Edition (WAS-CE) IBM WebSphere Application Server Community Edition (WAS-CE) は、軽量な J2EE アプリケーション・サーバーです。WAS-CE は The Apache Software Foundation が開発した Apache Geronimo テクノロジーに基づいています。

Optim Management Server および Optim Manager は、それぞれ J2EE アプリケーション・サーバーを必要とします。

WAS-CE を使用すると、Optim Management Server および Optim Manager の 2 つのコンポーネントを同一のマシンにインストール する場合に、これらを同時にホストすることができます。WAS-CE をアプリケーション・サーバーとして使用する計画の場合は、このマシン上に WAS-CE のインスタンスを 1 つだけインストールします。

WAS-CE は、Optim Management Server、 Optim Manager および Optim 共有ライブラリーと同一のパッケージ・グループにインストールできます。

Optim Manager
フィーチャー 説明
Optim Manager の WAR ファイル Optim Manager の WAR ファイルには、IBM WebSphere Application Server Community Edition (WAS-CE) などの推奨アプリケーション・サーバー上で実行するために必要な Optim Manager のコンポーネントが含まれています。
Optim Proxy
フィーチャー 説明
Optim Proxy Optim Proxy は、Optim Management Server の代わりにデータ管理サービスを実行する、分散プロセスです。処理を高速にするには、 データ・ソースと同じマシン上、またはデータ・ソースに高速で接続されたコンピューター上に Optim Proxy をインストールします。
Optim Service Publisher
フィーチャー 説明
Optim Service Publisher Optim Service Publisher は、指定した Optim Distributed 要求からサービスを生成し、生成したサービスを Optim レジストリーのインスタンスに公開します。その後、Optim Manager を使用して、生成したサービスを実行できます。このバージョンの Optim Service Publisher は、以前のリリースの Optim コンポーネントと互換性がありません。
Optim 共有ライブラリー
フィーチャー 説明
外部データ・ストレージのサポート Optim 共有ライブラリーのコンポーネントには、すべての Optim コンポーネント (Optim Designer、Optim Manager、Optim Management Server、および Optim Proxy) が必要とするネイティブ・ライブラリー が含まれています。 このコンポーネントは、他のいずれかの Optim コンポーネントがインストールされているマシンごとにインストールされている必要があり、存在していないと、このマシン上で Optim コンポーネントを実行できません。
Optim Designer および Optim Manager 資料 このフィーチャーによって、Optim Designer および Optim Manager 環境の資料もインストールされます。