IBM® Optim™ Designer では、データ・モデル、データ・プライバシー・ポリシー、およびデータ管理サービスを定義できます。
Optim Designer を使用して、
Optim および
Optim for z/OS® の要求を実行することができます。
Optim Designer を使用して、データ管理サービスおよび Optim インターオペラビリティー・サービスの作成とテストを行うこともできます。
- Optim 論理データ・モデルおよび物理データ・モデル
- データ管理サービス要求を定義するには、Optim 論理データ・モデルを使用してソースまたはターゲットのデータを定義する必要があります。
物理データ・モデルを変換することにより、新規の Optim 論理モデルを作成できます。
- データ管理サービス
- Optim データ管理サービスを使用して、データの変換、スキーマ間でのデータのコピー、または Optim および Optim for z/OS の要求の実行を行います。サービスが処理するエンティティーにデータ・プライバシー・ポリシーを適用することにより、データをマスクすることができます。
サービスには、Executor サービス (Optim Executor プラットフォーム用) と Optim インターオペラビリティー・サービス (Optim および Optim for z/OS プラットフォーム用) の 2 つのタイプがあります。
サービスを Optim Manager 環境に公開して、サービスを実行またはスケジュールできます。また、Optim Manager を埋め込みモードで使用して、サービスをテストすることもできます。
- データ・プライバシー・ポリシー
- データ・プライバシー・ポリシーを使用することにより、データ管理サービスのデータをマスクすることができます。
プライバシー・ポリシーを使ったデータのマスクには、
ルックアップ、ルール・ベース、および JavaScript の 3 つのオプションがあります。
ルックアップ・オプションでは、ルックアップ表を使用して、マスクされたデータを作成します。
ルール・ベース・オプションでは、マスクされるデータを関数を使用して生成します。
JavaScript オプションは、
JavaScript 式を使用してデータ変換を定義します。このオプションは Executor サービスでのみ使用できます。
これらのポリシーは、以下の機能を提供します。
- ルックアップ関数を使用して、選択されたソース・エンティティーの値を、対応するルックアップ表の列の値に置き換えます。
- ルール・ベース関数を使用して、国民 ID 番号、クレジット・カード番号、および E メール・アドレスを、有効な固有値でマスクします。
- ルール・ベース関数を使用して、日付、文字、および番号の値を生成します。
- 「切り替え」値に基づいて、ルックアップ関数またはルール・ベース関数を適用します。
- JavaScript を使用して、Executor サービスにカスタム変換を定義します。
- データ・アクセス計画
- データ・アクセス計画には、データ管理サービスのソース Optim 論理データ・モデルで、どのデータを処理または変換するかを決定するためのポリシーが含まれます。
データ・アクセス計画を使用することで、論理データ・モデルのための選択ポリシーおよびデータ・プライバシー・ポリシーを定義できます。
選択ポリシーによって、データ管理サービスで使用されるエンティティーおよび属性が決まります。
- Optim インターオペラビリティー・サービス
- Optim インターオペラビリティー・サービスでは、Optim および Optim for z/OS の要求を処理できます。
要求はインターオペラビリティー・サービスで定義され、Optim Designer で作成したデータ・モデルを使用します。データ・モデルには、データ・プライバシー・ポリシーを含めることができます。
Optim ディレクトリーに接続して、
Optim 定義のインポートとエクスポートが行えます。Optim Designer でサービスをテストして、サービスを Optim Manager 環境に公開できます。
- Executor サービス
- Executor サービスにより、データの変換およびスキーマ間でのデータのコピーを行うことができます。
サービスは処理に Optim Executor プラットフォームを使用します。サービスが処理するエンティティーにデータ・プライバシー・ポリシーを適用することにより、データをマスクすることができます。
Optim Designer でサービスをテストして、サービスを Optim Manager 環境に公開できます。
- Optim Manager
- Optim Designer から Optim Manager を開き (埋め込みモード)、
データ管理サービスのテストと公開を行うことができます。