「正規表現による反復可能な置換」ポリシーは、反復可能なメソッドを使用して、置換される各文字タイプと一致する文字でストリングをマスクします。例えば、数字は数字に、小文字は小文字に置き換えられます。 このポリシーは、ストリング内のどの文字をマスクするかを決定するために、正規表現を使用します。マスキングに使用される文字は 指定の文字セットから取得されます。 このポリシーは、文字セットの一部となっている文字のみをマスクします。
このポリシーは、関数 ScrambleMask.repeatableReplacementByRegularExpression() で次のようにして使用できます。
ScrambleMask.repeatableReplacementByRegularExpression(record.getItem( '<arg:inputAttribute>'), '<arg:regularExpression>', '<arg:language>', '<arg:scrambleType>')
例えば、a から h までの小文字を、CRC メソッドを使用して英語文字セットの文字でマスクするには、以下の構文を入力します。
ScrambleMask.repeatableReplacementByRegularExpression(record.getItem('/DEMO/ORDERS/ORDER_ID'), '([a-h]+)', 'English', 'CRC')
引数 | 説明 |
---|---|
inputAttribute | マスクするストリングを含んだ属性。 |
regularExpression | 入力ストリングでマスクする 文字を示す正規表現。 |
language | マスキングに使用される 文字を提供する、文字セットの言語。 文字セットが指定されていない場合、または文字セットが サポートされていない場合は、英語の文字セットが使用されます。サポートされる文字セットのリストについては、スクランブル・マスク・ポリシーでサポートされる言語文字セット を参照してください。 |
scrambleType | CRC、HASH、または MAP のいずれかのマスク・メソッド。 |