レジストリーに置かれているサービスの実行と管理を行うには、最初に Manager をアプリケーション・サーバー上で開始する必要があります。Manager がアプリケーション・サーバーで開始されると、いつでも Manager にアクセスできます。
Manager を開始できるようにするには、先に Manager のインストールが必要です。
Manager および Manager がサービス実行のために使用するコンポーネントの初期構成を実行することも必要です。例えば、Manager の WAR ファイルをアプリケーション・サーバーにデプロイする必要があります。
アプリケーション・サーバー上で Manager を開始するには、以下のようにします。
- アプリケーション・サーバーを開始します。 アプリケーション・サーバーが、Manager の Web アプリケーションを自動的に開始するように設定されている場合は、アプリケーション・サーバーの直後に Manager が開始されます。 Manager と共に提供されるバージョンの WebSphere® Application Server Community
Edition に Manager をデプロイした場合、以下のステップを実行します。
このステップで、shared_installation_directory は Manager 用に指定したインストール・ディレクトリーです。
- Microsoft Windows コンピューターの場合: の順にクリックするか、shared_installation_directory¥WebSphere¥AppServerCommunityEdition¥bin¥startup.bat スクリプトを実行します。
- Linux または UNIX コンピューターの場合: shared_installation_directory/WebSphere/AppServerCommunityEdition/bin/startup.sh スクリプトを実行します。
- 必要に応じて、アプリケーション・サーバー・コンソールを使用して、Manager の Web アプリケーションを開始します。 Manager と共に提供されるバージョンの WebSphere Application Server Community
Edition に Manager をデプロイした場合、以下のステップを実行します。
- Web ブラウザーを使用して、管理コンソールにアクセスおよびサインインします。 デフォルトの場所は http://hostname:port/console/ です。ここで、hostname は WebSphere Application
Server Community Edition コンピューターのホスト名または IP アドレスであり、port はポート番号です。デフォルトのポート番号は 8080 です。 ユーザー ID system およびパスワード manager を使用して、管理コンソールにアクセスします。
- 「Web アプリケーション WAR (Web App WARs)」をクリックします。
- /optim の URL を指定してコンポーネントの「開始」をクリックします。
コンピューターを再始動した後 Manager を自動的に開始するようにするには、アプリケーション・サーバーを Windows サービス、もしくは Linux または UNIX デーモンとして構成します。