サービス・モニター

サービス・モニター」を使用して、サービス・インスタンス・レコードのリストを Manager に表示します。サービス・インスタンス・レコードは、サービスまたはサービス・セットを実行するときに常に作成されます。 サービス・インスタンス・レコードには、各サービス・インスタンスの状況と、そのサービス・インスタンスが正常に完了したかどうかが示されます。

サービス・モニター」には、以下の 2 つのセクションがあります。
  • 1 つ目のセクションには、サービス・インスタンス・レコードのリストが含まれます。
  • 2 番目のセクションには、1 番目のセクションで選択したサービス・インスタンスに関する詳細情報が含まれます。サービスが正常に完了しない場合は、この情報を使用して問題を診断できます。
    • サービスの結果」には、Executor を使用して実行される (サービス・タイプが「Executor」の) サービスの統計情報が表示されます。
    • サービスの出力」には、Executor を使用して実行され、失敗したサービスのトレース・ログの出力が表示されます。 Executor 以外のサービス実行コンポーネントを使用して実行されるサービスの場合、「サービスの出力」に、結果の出力が表示されます。

アプリケーション・サーバーの Manager にアクセスする場合、フィルターを作成して、「サービス・モニター」に表示されるサービス・インスタンス・レコードのタイプを制限できます。状況、サービス・タイプ、サービス要求タイプ、Management Server、およびサービス開始時刻に基づいてリストをフィルター処理できます。フィルターはユーザー・レコードに保存され、そのフィルターを削除するまで使用可能です。

アプリケーション・サーバーの Manager にアクセスする場合、サービス・グループによって、どのサービス・インスタンス・レコードが「サービス・モニター」の下に表示されるかが決まります。 関連するすべてのサービスが属するサービス・グループすべてに対するアクセス権限を持っているユーザーだけが、サービス・インスタンス・レコードを見ることができます。 例えば、ユーザー smith はどのサービス・グループに対するアクセス権限も持っていません。 その場合、ユーザー smith は、サービス・グループに属するどのサービスの、どのサービス・インスタンス・レコードも見ることができません。 ユーザー smith は、サービス・グループに属するサービスを含むどのサービス・セットの、どのサービス・インスタンス・レコードも見ることができません。