Linux コンピューターで Management Server をデーモンとして構成する

Linux で WebSphere Application Server Community Edition に Management Server をデプロイする場合は、Management Server をデーモン・プロセスとして実行するように構成することができます。 コンピューターが再始動するたびに、Management Server デーモンを自動的に再始動するように設定できます。

このタスクを行うには、スーパーユーザーまたは root アカウントへのアクセス権限を持っている必要があります。
Linux コンピューターで Management Server をデーモンとして構成するには、次のようにします。
  1. コマンド・プロンプトを開きます。
  2. コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。ここで、server_location は WebSphere® Application Server Community Edition がインストールされているディレクトリーです。
    cd server_location/bin
    ./setup-mgmtserver-as-daemon.sh
    このスクリプトによって optimmgmtserver と呼ばれるスクリプトが生成され、 これは server_location/bin ディレクトリーに保存されます。
  3. まだスーパーユーザーとしてログインしていない場合は、ここでログインします。
  4. スクリプト optimmgmtserver/etc/rc.d/init.d ディレクトリーにコピーします。
  5. コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
    cd /etc/rc.d/init.d
    chmod 755 optimmgmtserver
    /sbin/chkconfig --add optimmgmtserver
デーモンを開始するには、スーパーユーザーとしてログインして、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
/sbin/service optimmgmtserver start
デーモンが開始または停止した init レベルを表示するには、 スーパーユーザーとしてログインして、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
/sbin/chkconfig --list optimmgmtserver
デーモンを停止するには、スーパーユーザーとしてログインして、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
/sbin/service optimmgmtserver stop
Management Server デーモンを削除するには、スーパーユーザーとしてログインして、 コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。Management Server デーモンは、 WebSphere Application Server Community Edition をアンインストールする前に削除します。
/sbin/service optimmgmtserver stop
/sbin/chkconfig --del optimmgmtserver
rm /etc/rc.d/init.d/optimmgmtserver