Manager のアクセシビリティー機能

Manager には、ユーザー・インターフェースの表示、読み取り、および使用をより簡単にするための機能が含まれています。

支援機能の使用

Manager では、ユーザー・インターフェースに表示される情報を音声で聞くための支援技術を使用できます。支援技術には、スクリーン・リーダーおよびデジタル音声合成装置が含まれています。

Manager でスクリーン・リーダーを使用するには、次の場所で Web ブラウザーを使用して Manager へアクセスします。

http://hostname:port/optim/console?accessible=true

hostname および port は、Manager がデプロイされているアプリケーション・サーバーのホスト名およびポートです。

Manager で支援機能を使用する方法についての詳細は、使用する支援機能の製品資料を参照してください。

フォント・サイズの変更

設定」を使用して、インターフェースで使用するフォント・サイズを指定できます。フォント・サイズの変更は、ローカル・コンピューターに保存されます。そのローカル・コンピューターのすべてのユーザーが次回 Manager にアクセスするときに、Manager は保存されているフォント・サイズを使用します。

ハイコントラスト・カラー・スキーム

デフォルトのカラー・スキームを使用する代わりに、Manager を読みやすくするためにハイコントラスト・カラー・スキームを使用できます。「設定」を使用して、インターフェースで使用するカラー・スキームを指定できます。カラー・スキームの変更は、ローカル・コンピューターに保存されます。そのローカル・コンピューターのすべてのユーザーが次回 Manager にアクセスするときに、Manager は保存されているカラー・スキームを使用します。

Manager にアクセスするために使用する URL を変更して、「設定」におけるカラー・スキームの設定をオーバーライドできます。テキストを黒、背景を白にするには、URL が #contrast=bw で終わるようにします。テキストを白、背景を黒にするには、URL が #contrast=wb で終わるようにします。

キーボード・ナビゲーション

インターフェースで、あるオブジェクトのフォーカスを別のオブジェクトに移動するには、Tab キーを押すか、Shift キーを押しながら Tab キーを押します。フォーカスのあるオブジェクトを選択するには、Space キーを押します。

オブジェクトに複数のパーツ (一連のタブなど) がある場合は、以下のステップをすべて実行することによりパーツを選択できます。
  1. Tab キーを押すか、Shift キーを押しながら Tab キーを押して、オブジェクトにフォーカスを移動します。
  2. 矢印キーを押して対象のパーツにフォーカスを変更します。
  3. Space キーを押して対象のパーツを選択します。

ナビゲーション・ツリー内では、右矢印キーを押すとツリー・ノードが展開し、左矢印キーを押すとツリー・ノードが省略されます。

Manager に含まれているリストは、フォルダーを使用して編成されています。
  • リスト内のフォルダーを省略するには、次のようにします。
    1. Tab キーを押して、リストを選択します。
    2. 矢印キーを押してフォルダーを選択します。
    3. テンキーの - を押します。
  • リスト内のフォルダーを展開するには、次のようにします。
    1. Tab キーを押して、リストを選択します。
    2. 矢印キーを押してフォルダーを選択します。
    3. テンキーの + を押します。
  • リスト内のフォルダーを省略または展開するには、次のようにします。
    1. Tab キーを押して、リストを選択します。
    2. 矢印キーを押してフォルダーを選択します。
    3. テンキーの * を押します。
  • サービス管理」のリスト内のあるフォルダーから別のフォルダーへオブジェクトを移動するには、次のようにします。
    1. 矢印キーを押して、移動するオブジェクトを選択します。
    2. Ctrl+M を押します。フォルダー・リストのダイアログが表示されます。
    3. Tab キーを押して、フォルダーのリストを選択します。
    4. 矢印キーを押して、オブジェクトの移動先のフォルダーを選択します。
    5. Tab キーを押して、「OK」を選択します。
    6. スペース・キーを押します。
リスト内の項目を列ごとにアルファベット順でソートするには次のようにします。
  1. Tab キーを押すか、Shift キーを押しながら Tab キーを押して、リストにフォーカスを移動します。
  2. 下矢印キーを押して、リスト内の行にフォーカスを移動します。
  3. フォーカスがリストの見出しに移動するまで、上矢印キーを押します。
  4. 左矢印キーまたは右矢印キーを押して、最初にソートする列にフォーカスを移動します。
  5. スペース・キーを押して、フォーカスのある列でリストをソートします。Ctrl キーを押しながらスペース・キーを押して、ソートの昇順と降順を切り替えます。
  6. リストに 2 次ソートを追加するには、左矢印キーまたは右矢印キーを押して 2 次ソート列にフォーカスを移動し、Ctrl キーを押しながらスペース・キーを押します。
  7. 別の列でリストをソートするには、左矢印キーまたは右矢印キーを押してフォーカスをその列に移動し、スペース・キーを押します。

日付ボックス内では、Ctrl キーを押しながら下矢印キーを押して、カレンダーを表示します。Page Down キーと Page Up キーを押してカレンダーの月を変更し、矢印キーを押してカレンダーの日を選択します。フォーカスが日付にある場合は、Enter キーを押せばその日付が選択されます。日付を選択しないでカレンダーを閉じる場合は、Esc キーを押します。

円グラフの情報を表形式で表示する

円グラフを、スクリーン・リーダーを使用して読み取り可能な表に変更するには、「ダッシュボード」ページの「サービス管理」ペインで、Tab キーを押して「表形式ビュー」を選択し、スペース・キーを押します。表を円グラフに戻すには、Tab キーを押して「グラフ・ビュー」を選択し、スペース・キーを押します。

詳細情報

Manager は、Adobe Flex テクノロジーを使用しています。このテクノロジーには、固有のキーボード・ナビゲーション・ショートカットがあります。Flex のアクセシビリティー機能に関する詳細は、以下の Adobe の Web サイト (新しいウィンドウでリンクが開きます) から入手できます。

http://livedocs.adobe.com/flex/3/html/help.html?content=accessible_5.html