Optim Solutions の新機能

IBM® InfoSphere® Optim™ バージョン 9 リリース 1 には、次の機能拡張が組み込まれています。

全般

Optim Designer と Optim Manager は、IBM InfoSphere Optim Test Data Management および Data Masking の機能とサービス (Optim の比較、編集、表示、およびステップ表示機能を含む) をフルにサポートします。 さらに、いくつかの優先度の高いクライアント要求による機能拡張が、すべての Optim ソリューションに提供されています。 デザイナーおよびマネージャーのユーザー・インターフェースはすべての Optim ソリューションの戦略的インターフェースであるため、デザイナーおよびマネージャーのインターフェースのテキストはグループ 1 のすべての各国語に翻訳されます。 通常、このリリースには以下が含まれます。
  • Optim クライアント、リポジトリー、またはサーバーをインストールするためのインストール・ランチ・パッド
  • 拡張列変換のためのシンプルだが堅固なスクリプト言語
  • Optim サービス管理機能をプログラムで呼び出すためのサービス・インターフェース
  • IBM Atlas eDiscovery Process Management との双方向統合
  • 拡張アーカイブ・ファイル・サポート:
    • 期間満了の延期および再開を伴う記憶保持機構
    • 分割、保留、期間満了、および変換の機能
    • ファイル妥当性検査
    • アーカイブ・ファイル索引の作成および保護アーカイブ・ファイルの登録のためのコマンド行インターフェース機能
    • 4,000,000,000 行を超えるアーカイブ・ファイルのオープン・データ・マネージャー・サポート
    • アーカイブ・ファイルおよびアーカイブ・ファイル・コレクションを登録するための Optim Connect Studio のデータ・ソース作成ウィザード
  • 以下のような Optim Connect の機能拡張
    • Microsoft SQL Server データ・ソース用の大/小文字を区別しない照合
    • サポートされる精度の上限が 15 から 34 に拡張された 64 ビット算術計算の汎用ソリューション
  • Oracle データ・ソース上の ROWID による削除
  • ルックアップ機能の複数列検索
  • Teradata の拡張サポート。以下のもののサポートを含みます。
    • Teradata Binary Loader 形式
    • 子テーブル用の TPT
    • 抽出時の SAMPLE 節
  • 層マイグレーションを含む、Netezza® バージョン 6.x 用のネイティブ処理サポート。
  • 以下の耐障害性サポート
    • DB2® for Linux, UNIX, and Windows v10
    • Informix® v11.7
    • Sybase v15.5
    • Teradata v14
  • 新しいプラットフォームのサポート:
    • AIX® v7.1
    • Redhat Enterprise Linux v6
  • 追加イベント (アーカイブ・ファイルに対するオープン・データ・マネージャー・アクセスを含む) の監査
  • データベース・アクティビティーのモニターのための IBM InfoSphere Guardium® に対するオプションの監査レコードのストリーミング
  • 管理サーバーのリタイヤメント

Optim Designer

  • 簡素になった全テスト・データ管理定義作成ウィザード
  • 全テスト・データ管理定義およびサービスを保守するためのフル機能エディター
  • すべての設計および運用メタデータをホストする新しい事前構成済みリポジトリー
  • 設計しなおして簡素になったパースペクティブ
  • 要求を Optim ディレクトリーから Optim リポジトリーに持ち込む新しい変換プロセス

Optim Manager

  • Optim リポジトリーを保守するための管理機能
  • 以下を行えます。
    • 障害時のサービスの再開
    • サービスのステップ表示の実行
    • 実行前のサプライ・サービス・オーバーライドおよび変数