IBM Rational Performance Tester バージョン 7.0.2 リリース情報

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目次

説明

このファイルの情報は、IBM® Rational® Performance Tester および Rational Performance Tester が組み込まれた製品に適用されます。

このリリースには、問題のフィックスおよび以下の更新が含まれています。
  • Rational Performance Tester Extension for Socket Protocols は、TCP ソケットを経由してカスタム・プロトコルを使用するアプリケーションのテストをサポートします。
  • パフォーマンス・スケジュールでは、複数の独立したユーザー・ステージがサポートされるようになりました。
  • さまざまな WAN 接続速度のエミュレートが HTTP テストでサポートされるようになりました。
  • HTTP テストでは、スケーラブルな遅延がサポートされるようになりました。HTTP テスト・エレメントを簡単に使用可能および使用不可にできます。 2 次 HTTP 要求も使用不可にすることができます。
  • ランダム・セレクターがテストに追加されました。これは、複数ユーザー・シナリオの実行をサポートします。
  • 百分位数レポートでカスタム・パーセントがサポートされるようになりました。また、新しいトランザクション百分位数レポートと、新しいスループット・カウンターが追加されています。
  • 新しい機能レポートが追加され、SOA および SAP 用の機能テスト結果の使いやすさが向上しました。
  • HTTP テスト再生中にブラウザー結果がリアルタイムで表示されます。これにより、テストの検証とデバッグが容易になります。
  • 使用可能メモリーより大きいテスト・ログがサポートされるようになりました。
  • データ相関参照には、自動的に名前が付けられます。XML データの自動相関がサポートされるようになりました。
  • 特定の期間実行するスケジュール・ループおよびテスト・ループを作成できます。
  • Rational Performance Tester Extension for SOA Quality は、SOAP 1.2、Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM)、および非同期 Web サービスをサポートするようになりました。
  • パフォーマンス・テストが、Siebel 8.0 でサポートされるようになりました。

IBM Rational Performance Tester が組み込まれた製品は、1 人の仮想ユーザーが付属する場合と複数の仮想ユーザーが付属する場合があります。1 人の仮想ユーザーが付属した製品は、複数の仮想ユーザーが付属した製品とは異なる目的で使用されます。1 人の仮想ユーザーが付属した製品は、システムの機能の動作をテストするよう設計されています。 オンライン・ヘルプの『テストにおけるワークロードのエミュレート』セクションで説明している パフォーマンス・スケジュールの概念は、これらの製品には適用されません。 主要なレポートは、テスト・ログおよび検査ポイント・レポートです (パフォーマンス・レポートではありません)。

Rational Performance Tester のリソース・ロードマップは、http://www.ibm.com/developerworks/rational/roadmaps/rptroadmap.html で参照できます。

Rational Performance Tester インフォメーション・センターは、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rpthelp/v7r0m0/index.jsp で利用できます。

Rational Performance Tester の以前のバージョン (7.0.x) のリリース情報は、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rpt/70/docs/readme/readme.html で入手できます。

Rational Tester for SOA Quality の以前のバージョン (7.0.x) のリリース情報は、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rtsoaq/70/docs/readme/readme.html で入手できます。

システム要件

Rational Performance Tester の本リリースに固有のインストール要件については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24018512 にあるダウンロードに関する文書を参照してください。

Rational Tester for SOA Quality の本リリースに固有のインストール要件については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24018513 にあるダウンロードに関する文書を参照してください。

Rational Performance Tester のハードウェアおよびソフトウェアの互換性に関する情報は、http://www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/sysreq/index.html にある、システム要件に関する文書を参照してください。

Rational Tester for SOA Quality のハードウェアおよびソフトウェアの互換性に関する情報は、http://www.ibm.com/software/awdtools/tester/soa/sysreq/index.html にある、システム要件に関する文書を参照してください。

Rational Performance Tester 7.0.2 のインストール

ステップごとのインストール手順については、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rpt/70/docs/install_instruction/install.html にある「インストール・ガイド」を参照してください。

Rational Tester for SOA Quality 7.0.2 のインストール

ステップごとのインストール手順については、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rtsoaq/70/docs/install_instruction/install.html にある「インストール・ガイド」を参照してください。

既知の問題

既知の問題は、サポート知識ベース (http://www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/support/) 内に個々の技術情報の形式で文書化されています。問題が発見されて解決されると、知識ベースが更新されます。 知識ベースを検索すると、問題の回避策や解決方法を素早く検出できます。

IBM Rational ソフトウェア・サポートへのお問い合わせ

IBM Rational Software Support では、技術的な支援を提供します。

サポートを求める際に必要となる連絡先情報、ガイドラインまたは参照資料については、IBM Software Support Handbook を参照してください。

Rational Performance Tester の製品情報については、製品のホーム・ページ www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/にアクセスしてください。

Rational Tester for SOA Quality の製品情報については、製品のホーム・ページwww.ibm.com/software/awdtools/tester/soa/ にアクセスしてください。

FAQ、既知の問題やフィックスの一覧、およびその他のサポート情報については、製品のサポート・ページ www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/support/index.html (Rational Performance Tester) および www.ibm.com/software/awdtools/tester/soa/support/index.html (Rational Tester for SOA Quality) にアクセスしてください。

重要なアップグレードの通知など個人別のサポートを受けるには、http://www.ibm.com/support/mysupport/ で登録してください。

Rational ソフトウェア製品ニュース、イベントなどの情報については、IBM Rational Software Web サイトにアクセスしてください。

IBM Rational ソフトウェア・サポートに連絡する前に、問題を説明するために必要な背景情報を収集してください。IBM ソフトウェア・サポート・スペシャリストに問題を説明する際は、効率的に問題を解決できるよう、できるだけ具体的に、関連する背景情報をすべて説明してください。時間の節約のため、次の質問に対する回答を用意しておいてください。
  • 問題が発生したときに実行していたソフトウェアのバージョンは何ですか。
  • 問題に関するログ、トレース、またはメッセージはありますか。
  • 問題を再現できますか。再現できる場合、再現するために行う手順は何ですか。
  • 問題の予備手段はありますか。ある場合、予備手段を説明する用意をしてください。