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基本認証を必要とするプロキシー・サーバーを使用してインターネットにアクセスする場合、 Web サービス・エクスプローラー内で UDDI を使用していると、エラーが発生します。
例:
Web サービス・エクスプローラーの UDDI ページが表示されている状態で、レジストリーに接続してビジネスを見つけようとすると、以下のメッセージが結果ペインに戻されます。
IWAB0135E 予期しないエラーが発生しました。
UDDIException
java.net.SocketException: Connection reset
本製品の旧バージョンで生成された既存 Web サービスのクライアント・プロジェクトをワークスペースへインポートし、さらに Web サービス・クライアントとサンプル JSP を同一プロジェクトに再生成した場合、 org.eclipse.jst.ws.util.JspUtils が解決できないという検証エラーが、生成された Result.jsp ページに表示される場合があります。このクラスは、webserviceutils.jar にあります。サンプルの JSP は、検証エラーがリスト表示されているが、実際には支障なくコンパイルおよび実行が行われます。
この問題の回避方法は、プロジェクトを閉じて、再度開き、プロジェクトのクリーン・ビルドを実行することです。
WSDL エディターで開かれた WSDL ファイルを変更しようとする度に、 ソース・コントロール下にある、読み取り専用のチェックイン済み WSDL ファイルをチェックアウトするプロンプトが出ません。この初期変更とそれに続く変更はすべて保管されません。 ソリューションは、変更する前に、先に WSDL ファイルをチェックアウトすることです。
XML スキーマ・エディターにも同様の問題があります。しかし、変更をグラフィカル・ビューで行えば、ファイルをチェックアウトするときにプロンプトが出され、 変更点は保管後に失われます。変更がソース・ビューで行われた場合は、変更点は保管されます。回避方法は、変更する前に、先に XSD ファイルをチェックアウトすることです。
Web サービスのシナリオで Web サービスのサンプル JSP を起動すると、 「リソース /sampleProjProxy/TestClient.jsp を見つけることができませんでした」というメッセージの 「HTTP エラー・コード 404」が表示される場合があります。この問題の回避方法は、ワークベンチの右下隅にあるプログレス・バーの「サーバーへ公開中」メッセージが消えるまで待つことです。次に、ブラウザーのサンプル JSP を選択して右クリックし、「最新表示」を選択して JSP を最新表示します。
「Web サービス・サーバーとランタイム (Web Service Server and Runtime)」設定ページで、 「サーバー」フィールドを変更すると、 「Web サービス・ランタイム」フィールドが変わります。表示されたサーバーとランタイムは有効な組み合わせではない場合があります。サーバーとランタイムが希望する設定であり、有効であることを、変更を実施する前に確認してください。
Web サービスをユニット・テスト UDDI レジストリーへ公開すると、 「Web サービスの公開」ページの「次へ」ボタンにより、公開先のサーバーを選択できるページが表示されます。「次へ」ボタンが使用不可で、「終了」ボタンしかクリックできない場合があります。「終了」ボタンをクリックすると、Web サービス・エクスプローラーが呼び出されますが、 Web サービスは UDDI レジストリーへ実際には公開されません。
Web サービス・ウィザードを使用してトップダウンの Web サービスを生成すると、 以下の条件が当てはまる場合に NullPointerException が発生します。
1. サービス定義フィールドは最初ブランクである。
2. 「ブラウズ」をクリックして、「サービス定義の選択」ダイアログ・ボックスを開く。
3. 何も選択しないで「サービス定義の選択」ダイアログ・ボックスを閉じる。
4. 有効な WSDL URL をサービス定義フィールドに入力して「次へ」または「終了」をクリックする。テキストをサービス定義フィールドに直接入力する代わりに、 「サービス定義の選択」ダイアログ・ボックスを使用して有効な WSDL URL までブラウズすることで、 NullPointerException から回復できます。
ワークスペース・パスにスペースが入っていると、トップダウンの Web サービス生成シナリオ後は、Java™ エディターは自動的には起動しません。 これが発生した場合は、生成されたサービス実装ファイルを手動で開く必要があります。サービス実装ファイルの命名規則は、<WSDL portType name>Impl.java です。
J2EE プロジェクト・エクスプローラーの JSR-109 Web サービス・ブランチにあるコンテキスト・メニューを使用してボトムアップの Web サービスを作成すると、 「Web サービスのポップアップ・ダイアログ選択 」設定の「「Web サービスを作成」ダイアログを非表示」を選択するか、または Web サービス・ウィザードの「このダイアログ・ボックスを再び表示しない」を選択した場合、「予期しない例外が発生しました - java.lang.ClassCastException」が表示される場合があります。
Web サービス・ウィザードは、基本認証が使用可能に設定されているサーバーのユーザー ID およびパスワード情報を記憶します。これは、誤ったユーザー ID とパスワードが入力されている場合、問題の原因となります。
この問題を回避するには、Eclipse を再開する必要があります。
HTTPS URL に対して Web サービス・エクスプローラーを実行すると、 Web サービス・エクスプローラーが以下のエラーを生成する場合があります。
java.lang.ClassNotFoundException on com.ibm.websphere.ssl.protocol.SSLSocketFactory
この問題の回避方法は、Eclipse ワークベンチを再開することと、 Web サービス・エクスプローラーを実行する前に、 「Initial Server Status」 や「Publishing」などのサーバーに関連した操作を呼び出さないことです。