© Copyright International Business Machines Corporation 2006. All rights reserved.
WebSphere® Application Server のインストール・パスにスペースが含まれている場合は、Windows® で DB2® を使用して UDDI レジストリーをインストールすると、 問題が発生する場合があります (例えば、WebSphere Application Server を C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer にインストールする場合)。 これにより、DB2 データベースで UDDI レジストリーを作成すると失敗します。
エラーが表示されなくなり、このシナリオでは、DB2 データベースが作成され、UDDI アプリケーションがサーバーへデプロイされます。しかし、データベースは、UDDI レジストリーが機能するために必要な情報で事前に入力されません。このために、UDDI ノードは作成されず、サーバーに追加されません。
この問題を解決するには、スペースを含まないパスに WebSphere Application Server をインストールします (例: C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer)。
ワークスペースに実行中の WebSphere Web サービスが複数含まれていると、 Web サービス・エクスプローラーの WSDL ブラウザーまたはディスカバリー・ダイアログの内側にある WebSphere Web サービス・カテゴリー下にある一部の URL が、誤ったポート・コンポーネント名を表示します。誤っている可能性のある URL パターンは、以下の書式です。
.../services/L<port component name>?WSDL
例えば、
.../services/LEcho?WSDL
これを解決するには、ワークスペースの WSDL ロケーターを使用します。
WebSphere Application Server v6.0 のディレクトリーの長さに関する問題があります。これは、Web サービス・ウィザードを使用しているときに、WebSphere Application Server v6.0 にデプロイされる Web サービスを作成中にワークベンチが応答しないという結果をもたらします。問題が発生するのは、WebSphere Application Server v6.0 が、生成する .war 用の .wsdl ファイルの完全な処理をできないことに起因する例外をキャッチしたときです。 WebSphere プロセスはエンドレス・ループに入りますが、 Web サービス・ウィザードは、これが発生し、デッドロックになっていることを知らされません。 ウィザードの「キャンセル」ボタンはプロセスのこのポイントでは使用不可になっているので、 ワークベンチ・プロセスを終了する以外に公開をキャンセルする方法は表示されません。
回避方法は、WebSphere Application Server v6.0 を処理しているときに、WebSphere Application Server v6.0 には、この既知のファイル/ディレクトリーの制限が Windows 上にあることを意識して、インストール・ロケーションのプロファイルをできる限り短く (例えば、c:¥profiles) することです。デフォルトでは、プロファイルは非常に深いパスにインストールされ、 あるポイントで、プロファイルの一時ディレクトリーに書き込みしようとしたファイルが入力/出力例外で失敗し、公開が停止される場合があります。
コマンド行の Web サービス作成スクリプト (WSDL2WebService、WSDL2WebService13、WSDL2Client、 WSDL2Client13) が、ルート・ディレクトリーから実行する際に失敗する場合があります。作業ディレクトリーを作成し、「-project」引数が作業ディレクトリーの内側にあるディレクトリーの位置指定になっていることを確認してください。