データ・ツールのリリース情報

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リリース情報

1.0 制限
   1.1 SQL ツールがデータ設計プロジェクトのルーチンで使用できない
2.0 既知の問題と回避方法
   2.1 テーブル・データ・エディターでの XML テーブルの妥当性検証
   2.2 注釈付き XSD マッピング・エディター
   2.3 XML
   2.4 SQL ツール
   2.5 ルーチン開発
   2.6 SQL プロシージャーのプロファイル作成
   2.7 ストアード・プロシージャー・デバッガー
   2.8 データの核となる機能
   2.9 テーブル・データ・エディター内の 1 列の XML データ型

1.0 制限

1.1 SQL ツールがデータ設計プロジェクトのルーチンで使用できない

ワークベンチには 2 つの新しいタイプのデータ・プロジェクトがあります。

データ設計プロジェクトは、例えば物理データ・モデルと論理データ・モデルのようにデータ・モデルを作成し、保管するために使用します。データ開発プロジェクトはストアード・プロシージャーおよびユーザー定義の機能 (ルーチンとも言う) のようなデータ・アプリケーション開発オブジェクトを作成し、保管するために使用します。 ルーチンは、物理データ・モデルの一部としてデータ設計プロジェクトからも見ることができます。ただし、データ設計プロジェクトからのルーチンへの開発サポートは非常に限られており、データ設計プロジェクトにはルーチンのための SQL ツール・サポートはありません。 ルーチンを開発している場合は、指定されたデータ開発プロジェクトを使用することをお勧めします。こうしたデータ開発プロジェクトはウィザードやルーチン・エディター、デバッグ・サポート、および SQL ツールの統合などを含む、より完全なサポートを提供します。

2.0 既知の問題と回避方法

2.1 テーブル・データ・エディターでの XML テーブルの妥当性検証

テーブル・データ・エディターでは、主キーを持たない XML テーブルに対して XML 妥当性検査を行うと、その XML 妥当性検査は XML 値を挿入した最初の時だけしか実行されません。  また、XML 妥当性検査による既存の XML 列の更新は失敗します。 

回避方法: XML 列を含むテーブルに対して主キーを作成します。

2.2 注釈付き XSD マッピング・エディター

このエディターの複数のルート要素を操作すると、注釈付き XSD ファイルを保管するときにエラーになることがあります。

回避方法: 各ルート要素に別々の XML スキーマ文書ファイルのセットを作成します。

2.3 XML

  • XML データ型を使用し、XML スキーマを操作するには、UTF -8 データベースに接続する必要があります。
  • XML 文書用データベースから戻されるデータ量は無制限です。戻すデータ量によっては、パフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。
  • 2.4 SQL ツール

    回避方法:   それが DML ステートメントの場合、SQL ビルダーから SQL を実行することができます。

    2.5 ルーチン開発

    回避方法: この問題を回避するには、db2jcc.jar および適切なライセンス・ファイルがシステムのクラスパスにあることを確認します。

    回避方法:  Java ストアード・プロシージャーを JDK レベルが 1.4 のサーバー (例えば、DB2 Universal Database for Linux®、UNIX®、および Windows® V8.2 サーバーなど) に対してデプロイするときに、「ルーチンのデプロイ」ウィザードの「コンパイル・オプション」フィールドに「-source 1.4」オプションを指定します。一般に、適切なコンパイル・オプション「-source JDK level」を使用して、データベース・サーバー上の JDK レベルを合わせます。

    回避方法: tools.jar は Ant スクリプトの実行には必要ありませんので、このメッセージは差し当たり無視することができます。

    回避方法:「ファイル」->「保管」をクリックし、Ctrl+S を押すか、「保管」アイコンをクリックして、ストアード・プロシージャーを保管します。

    2.6 SQL プロシージャーのプロファイル作成

    回避方法: retrieveMessagesFromServerOnGetMessage=true 設定をしないで、サーバーへの接続を作成します。

    2.7 ストアード・プロシージャー・デバッガー

    回避方法: Java タイムアウト設定を高くするには、ワークベンチのメニュー・バーか ら「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。「Java」ノードを展開して「デバッグ」をクリックします。デバッグ設定ページで、「通信タイムアウト」セクションの「デバッガー・タイムアウト (ミリ秒)」の値を増やします。少なくともデフォルト値の 2 倍にすることをお勧めします。

     回避方法: ボタンを使用可能にするには、「評価の入力」ラジオ・ボタンを選択し、空ではないストリング (例えば、'a') に値を設定してから「リテラル・テキストの入力」ラジオ・ボタンを選択します。すると「OK」ボタンが使用可能になります。

    回避方法: Java ストアード・プロシージャーをデプロイする場合には必ず -g コンパイラー・オプションを指定します。

     回避方法: 新しいデバッグ・セッションを開始する時に、まずすべての古いブレークポイントを除去し、それから新しいブレークポイントを追加します。

     回避方法: セッション・マネージャーは、デベロッパー製品がインストールされているクライアント・マシン上で実行する必要があります。セッション・マネージャーを開始するには、製品のインストール先 bin ディレクトリーから db2dbgm.bat ファイルを実行します。

    2.8 データの核となる機能

    回避方法: この例外発生時には、コンテナー・オブジェクトを含むコンテナーを選択し、再更新することができます。例えば、テーブルの更新が失敗した場合、テーブルを含むスキーマを更新してみます。再更新しても失敗する場合は、データベース接続を切断し、再接続する必要があります。

    2.9 テーブル・データ・エディター内の 1 列の XML データ型

    1 列の XML データ型を持つテーブル、または非固有行数のテーブルを定義してから、テーブル・エディターを使用して行を削除すると、選択した行と一致するすべての行が削除されます。

    回避方法:  重複行を持つテーブルの行を削除するのにテーブル・データ・エディターを使用しないでください。