Rational SoDA 統合のリリース情報

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リリース情報

1.0 既知の問題と回避方法
   1.1 製品始動時に JVM が終了する
   1.2 制限付きユーザーは SoDA 統合を使用できない

1.0 既知の問題と回避方法

1.1 製品始動時に JVM が終了する

まれに Rational® Software Architect、Rational Software Modeler、または Rational Systems Developer と SoDA (他のソフトウェアの場合も可能性があります) を同時に実行すると、Java 仮想マシン (JVM) の共用クラス・キャッシュが破壊される場合があります。この結果、製品が再始動できなくなる致命的エラーが発生し、製品の再始動時にエラー・ダイアログ・ボックスが即時に表示されます。「JVM terminated. Exit code=1」の後に、製品の JVM の完全なコマンド行が続きます。

この問題は、製品を再インストールした後でも続く場合があります。

回避方法: JVM の破損したクラス・キャッシュを手動で削除します。破損したクラス・キャッシュは、Windows コマンド・プロンプトを開いて <default product installation directory>¥jdk¥jre¥bin¥javaw.exe -Xshareclasses:destroy と入力することによって、手動で削除できます。これで、通常どおり製品を始動できるようになります。

1.2 制限付きユーザーは SoDA 統合を使用できない

制限付きユーザー (ローカル Windows マシンの管理者グループのメンバーではないユーザー) は SoDA 統合を使用できません。

SoDA の「始めに」ウィザードを制限付きユーザーとして実行し、提供されるテンプレートのいずれかを選択し、「レポートの生成」に進む場合、「OPEN コマンドを評価できません」というエラー・メッセージとその後に他のエラー・ダイアログ・ボックスが表示されます。

SoDA の「テンプレートの作成 (Create Template)」ウィザードを制限付きユーザーとして実行する場合、エラーは表示されませんが、ドメイン・クラスのリストに RSA ドメイン・クラスは表示されません。

回避方法: SoDA 統合を使用するには、管理者グループのメンバーとしてログインする必要があります。