アプリケーションの公開

公開 ではファイル (プロジェクト、リソース・ファイル、およびサーバー構成) を、サーバーが見つけて使用できるように、正しいロケーションにコピーすることが必要です。 テスト環境では、これらのファイルは既に、正しいロケーションにある場合があります。また、これらのサーバー構成の一時的なコピーが作成されることがあります。アプリケーションの公開は、自動で行うことも、手動で行うこともできます。

このタスクについて

サーバーへの自動公開

「サーバー設定」ページ (「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「サーバー」 > 「起動中」) の「サーバーの始動時に自動的に公開する」チェック・ボックスが選択されている場合、ワークベンチは、サーバー上にあるプロジェクトおよびファイルが同期状態であるかどうかを検査します。 同期状態でない場合、プロジェクトとファイルは、サーバーの始動時、または再始動時に自動的に更新されます。

アプリケーションを手動で公開するには、「サーバー」ビューで、以下のいずれかを行います。

ワークベンチでは、公開 設定のいくつかのオプションを選択できます。 これらの公開 オプションを設定するには、「サーバー」ビューに移動し、サーバーを右クリックし、「開く」を選択します。サーバー・エディターが開きます。サーバー・エディターの概要 ページでは、「公開」設定の下に、次のオプションがあります。
  • 自動公開しない: ワークベンチがファイルをサーバーに公開しないように指定します。
  • リソース変更時に自動公開: サーバーに関連付けられたファイルの変更が保存され、「公開間隔」に設定された時間間隔が完全に経過した後、ワークベンチが公開を発行するよう指定します。
  • ビルド・イベント後に自動公開: ビルドを必要とし、サーバーに関連付けられたファイルの変更が保存され、「公開間隔」に設定された時間間隔が完全に経過した後、ワークベンチが公開を発行するよう指定します。
  • 公開間隔 (秒): ワークベンチがサーバーでの公開を求める呼び出しを行う前に、経過する必要のある数を指定します。ただし、この時間間隔が経過する前に再びファイルに変更を加えると、 タイマーがリセットされるため、公開は遅延されます。 ワークベンチは、時間間隔が完全に経過した後でのみ、サーバーへの公開を行います。 公開間隔を 0 秒に設定すると、ファイルの変更が保存された直後に公開が行われます。

ワークベンチでのデフォルト設定は「リソース変更時に自動公開」オプションであり、「公開間隔」に設定した値が有効です。

さらに、「公開アクションの選択」リストの下で、公開時に実行するタスクを選択します。

サーバーへの手動公開

自動公開間隔が経過する前にサーバーへ公開する場合は、ワークベンチに対して、サーバーへの公開コマンドの発行をいつでも手動で要求できます。公開コマンドを手動で実行するごとに、サーバーへの公開要求が 1 回発行されます。アプリケーションを手動で公開するには、「サーバー」ビューで、以下のいずれかを行います。

  • サーバーを選択してから、ツールバーにある「サーバーに公開」 「公開」ツールバーのアイコンのイメージ。 アイコンをクリックする。
  • サーバーを右クリックして、「公開」を選択する。

タスクの結果

選択したサーバーに関連しているサーバー構成で定義されているプロジェクトがすべて公開されます。 公開されるプロジェクトのリソースは、そのサーバーによって定義されているロケーションに転送されます。