Web サービス・ウィザードの基本設定

Web サービス・ウィザードのデフォルトの動作は、以下の設定パネルを使用して設定できます。 すべての設定は、このウィザードで指定変更できます。

ポップアップ・ダイアログ選択

ダイアログ設定によって、ポップアップ・アクションの実行中に表示させたいダイアログ・ボックスを指定できます。 Web サービス・ウィザードの先頭ページで「Do not show this dialog again」を選択することによってダイアログのいずれかを無効にした場合、非表示にするために選択したダイアログの横にあるチェック・ボックスをクリアすることによって、変更を元に戻すことができます。

プロジェクト・トポロジー

サービス・プロジェクト・タイプ:
Web サービスの生成時に Web サービス・ウィザードが作成するデフォルトのサービス・プロジェクト・タイプを選択する。 また、プロジェクト・タイプがウィザード内でリストされる順序も設定できます。 この選択は単にデフォルトであって、代替のプロジェクト・タイプがウィザード内で選択可能であることに注意してください。
クライアント・プロジェクト・タイプ:
Web サービス・クライアントの生成時に Web サービス・ウィザードが作成するデフォルトのクライアント・プロジェクト・タイプを選択する。 また、クライアント・プロジェクト・タイプがウィザード内でリストされる順序も設定できます。 この選択は単にデフォルトであって、代替のプロジェクト・タイプがウィザード内で選択可能であることに注意してください。
別の EAR プロジェクトで Web サービスおよび Web サービス・クライアントを生成:
サービスとクライアントを異なる EAR プロジェクト内に生成すると、単一 EAR プロジェクト内に両方が存在するときに生じる競合の機会を削減できますが、より多くのシステム・リソースを使用します。

リソース管理

リソース管理の設定によって、ファイルおよびフォルダーの作成および Web サービスの作成時に使用したいデフォルト設定の上書きを判別することが可能になります。
警告なしにファイルを上書き:
これを選択すると、プロンプトを出さずにウィザードでワークスペースにある既存のファイルを上書きできるようになります。 これが選択されていない場合は、ファイルが上書きされる必要のあるたびにプロンプトが出されます。
必要時にフォルダーを作成:
これを選択すると、ウィザードで必要なフォルダーを作成できるようになります。
警告なしにファイルをチェックアウト:
これを選択すると、確認のための警告メッセージを受け取らずに、ファイルを チェックアウトできるようになります。
生成したスケルトン・ファイルをマージ:
このチェック・ボックスはデフォルトでは使用不可です。このチェック・ボックスが使用可能な場合、同名のスケルトン・ファイルがワークスペース内にすでに存在すると、新規に生成されるスケルトン・ファイルは既存のスケルトン・ファイルとマージされます。 このチェック・ボックスを使用可能にすると、既存のスケルトン・ファイル内で変更済みのコードを保持できます。
注: この設定が有効なときにインターフェースの戻りの型を変更した場合、結果のスケルトン・ファイルには新しいインターフェースで定義された型を戻すメソッドがありますが、メソッド本文は元のスケルトン・ファイルからのものになります (メソッド本文は異なる型を返すことになります)。その結果、コンパイル・エラーが発生し、手作業で訂正する必要があります。

シナリオのデフォルト

シナリオのデフォルトの設定によって、Web サービスの作成時に使用したい以下のシナリオのデフォルトを設定することが可能になります。
  • どの Web サービスとクライアントのタイプをデフォルトで選択するか。
  • どの Web サービスのライフ・サイクルのフェーズをウィザードで完了するか。
  • デフォルトで Web サービス・エクスプローラーを起動して、Web サービスを UDDI レジ ストリーに公開できるようにするかどうか。
  • Web サービス SOAP トラフィックを TCP/IP モニターを介してルートし、SOAP パケットをモニターし、オプションで WS-I への準拠をテストできるようにするかどうか。

サーバーとランタイム

Web サービス・ウィザード内でデフォルトで選択するサーバーおよび Web サービス・ランタイム環境を選択します。

テスト機能デフォルト

ウィザードが自動的にテスト機能を起動するかを選択できます。テスト機能の優先タイプを選択できます。

ウィザードの妥当性検査

「ウィザード検証」設定ページでは、ウィザードによって使用 される WSDL ファイルに対していつ WSDL 妥当性検査を実行するかを選択できます。 妥当性検査をオフにしたり、ローカルの WSDL ファイルに対して、またはローカルおよびリモートの WSDL ファイルに対して使用可能にしたりするように選択できます。