ウィザードを使用したメッセージ駆動型 Bean の作成

「メッセージ駆動型 Bean の作成」ウィザードを使用して、EJB プロジェクトでメッセージ駆動型 Bean を作成できます。

メッセージ駆動型 Bean とセッション Bean の間の主な違いは、メッセージ駆動型 Bean はローカルまたはリモートのいずれのインターフェースも持たない点です。 代わりに、メッセージ駆動型 Bean は、Bean クラスのみを持ちます。 EJB プロジェクト内でメッセージ駆動型 Bean を作成するには、以下のステップを実行します。

  1. Java™ EE パースペクティブで、EJB プロジェクトを右クリックし、「ファイル」>「新規」>「メッセージ駆動型 Bean」を選択します。 「メッセージ駆動型 Bean の作成」ウィザードが表示されます。
  2. 「プロジェクト」フィールドに、EJB プロジェクト名が表示されていることを確認します。
  3. 「フォルダー」フィールドで、新規 Bean のソース・フォルダーを選択します。
  4. 「Java パッケージ」フィールドに、新規 Bean のパッケージ名を入力します。
  5. クラス名」フィールドに、セッション Bean に割り当てる名前を入力します。 規則により、Bean の名前は大文字から始める必要があります。
    注: Bean 名に Unicode 文字を使用することができますが、Unicode 文字は、エンタープライズ Bean に関連付けられるエンタープライズ Bean パッケージおよびクラスに対してサポートされていません。
  6. スーパークラス」フィールドで、「参照」をクリックしてセッション Bean に追加するスーパークラスを見つけます。
  7. 「宛先名」フィールドで、メッセージ宛先の名前を入力します。
  8. 「JMS」フィールドで Java Messaging Service を使用する場合は JMS を選択し、「宛先タイプ」フィールドで宛先のタイプを選択します。
    • キュー
    • トピック
  9. 「次へ」をクリックします。
  10. 「メッセージ駆動型 Bean」情報ページで、以下のセッション Bean 要素のうちのいくつかについて、値を変更することができます。
    • オプション: 「EJB 名」フィールドで、前のページで割り当てた EJB 名の値を変更することができます。
    • オプション: 「トランザクション・タイプ」フィールドで、作成するセッション Bean のタイプ (コンテナーまたは Bean) を選択します。
    • オプション: 「インターフェース」フィールドで、前のウィザード・ページで作成したビジネス・インターフェースを、追加または削除できます。
    • オプション: 「作成するメソッド・スタブの選択」フィールドで、以下のメソッドのうちの 1 つまたは両方を作成できます。
      • 継承された抽象メソッド
      • スーパークラスからのコンストラクター
  11. 終了」をクリックします。
  12. Java クラス・エディターに、@MessageDriven 注釈および必要なインポート・ステートメント付きで新規のメッセージ駆動型 Bean が表示されます。